JPH0138034Y2 - - Google Patents

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JPH0138034Y2
JPH0138034Y2 JP1982117139U JP11713982U JPH0138034Y2 JP H0138034 Y2 JPH0138034 Y2 JP H0138034Y2 JP 1982117139 U JP1982117139 U JP 1982117139U JP 11713982 U JP11713982 U JP 11713982U JP H0138034 Y2 JPH0138034 Y2 JP H0138034Y2
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JP
Japan
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motorcycle
bottom frame
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pallet
frame
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JP1982117139U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は自動二輪車をトラツク等の運搬車に積
載して搬送する際用いるパレツト構造に関する。
(ロ) 従来の技術 従来からかかるパレツト構造としては各種形態
のものが開発されており、その一形態として、実
開昭56−75188号公報に記載の梱包箱がある。
同梱包箱は第13図に示すように、底フレーム
aを鋼材料からなる前後左右の下フレーム部材
b,c,d,eの組着で形成するとともに、底フ
レームaの上面後部に自動二輪車の後輪hをその
間に挿入保持する左右一対のバー部材gを設け、
かつ底フレームaの上面略中央部に自動二輪車A
のエンジン部分iを固定する受部材fを設けた構
成としている。
また、かかる構成によつて、積載作業及び搬送
時において自動二輪車Aを梱包箱内に固定状態に
保持することができ、積載及び搬送作業をクレー
ンやトラツク等を用いて安全かつ確実に行える。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 しかしかかる梱包箱は次の点においていまだ問
題を有していた。
梱包箱は、前車輪及びハンドルが大きく旋回
し、その固定が著しく困難であることに鑑み、
これらを自動二輪車本体から分離し、別途紐等
を用いて梱包箱に連結固定している。
そのため、分解組立作業を別途必要とし、コ
スト高となる。
また、搬送中において梱包箱及び内部に収納
されている自動二輪車は水平方向のみならず上
下方向にも衝撃等によつて移動しようとする
が、上下方向の、特に上方向への衝撃移動に対
しては充分な衝撃吸収構造が設けられておら
ず、自動二輪車が損傷を生ずるおそれがある。
また、積載時、フオークリフトの爪を下フレ
ーム部材b,c,d,e間の空間に挿入する
が、水平方向の移動を阻止できないので梱包箱
がバランスをくずし落下するおそれがある。
本考案はこのような従来技術が有する問題点を
解決することができる自動二輪車積載用パレツト
構造を提供することを目的とする。
(ニ) 課題を解決するための手段 本考案では、左右枠体と前後枠体により構成さ
れた底枠と、該底枠の四隅に該底枠から分解可能
に立設された支柱からなり、かつ底枠上に自動二
輪車を積載可能なパレツト本体と、パレツト本体
の底枠の左右枠体間に架設した断面略凹状の前車
輪嵌入用の前底板及び傾斜状の後底板と、前後底
板間で各底板に平行に架設し、かつその上面に、
自動二輪車のスタンドの支持面を形成した表面ゴ
ム張りの支持板と、パレツト本体の左右枠体に立
設し、かつ前後方向に複数の係止溝を形成した略
逆U字状の係止フレームと、パレツト本体の左右
枠体の上部間を横架状態にかつ自動二輪車のシー
トの上方に位置すべく配設した押圧杆と、同押圧
杆の左右端部に垂設し、下端を上記係止フレーム
のいずれかの係止溝と係合し、押圧杆にて自動二
輪車のシートを上方から押圧固定可能なロツド
と、パレツト本体の底枠の下方に設け、同パレツ
ト本体を運搬用自動車荷台に積降するためのフオ
ークリフトの爪挿入用枠体とを具備する自動二輪
車積載用パレツト構造に係るものである。
(ホ) 実施例 以下、添付図に示す実施例に基づき、本考案を
具体的に説明する。
第1図から第4図において、Aはパレツト本体
であり、左右枠体2′,2″と前後枠体2a,2b
により構成された底枠2の四隅には平断面略コ字
状の保持板4が立設固着されており、同保持板4
は第7図に示すように、このコ字状開口部に横方
向から係止杆3が横架自在に挿貫されており、こ
の保持板4の中に支柱1の基部を上から挿入して
係止杆3で支柱1の固定を行うようにしており、
係止杆3を抜去することにより容易に底枠2と支
柱1を分解して収納形態にできるようにしてい
る。
5は支柱1を保持板4の内部に挿入立設する際
の係止突起であり、支柱1の下側端面が当接すべ
く底枠2上面に突設している。
底枠2の左右枠体2′,2″間には、前車輪載置
用の前底板6と後車輪載置用の後底板7とを横架
しており、前底板6は断面略凹状に形成して自動
二輪車Bの前車輪B−1が嵌入するように構成
し、後底板7は、傾斜面に形成して、後車輪B−
2が尻上がり状態で二輪車Bの安定載置ができる
ようにしている。
前底板6の前縁部には、前輪止め杆8が断面山
型状に形成して配設されており、同止め杆8は、
前底板6の左右端部に形成した多数の調整孔9を
介して前後位置調整自在であり、自動二輪車Bの
大きさに応じて前後位置を調整できるようにして
いる。8′は、前輪止め杆8に垂設した突片であ
り、調整孔9に嵌入して前輪止め杆8の固定が行
えるようにしている。
8″は、前輪止め杆8の中途部に垂設した支持
部材であり、断面略凹状の前底板6の内底面に当
接して前輪止め杆8の中途部を前底板6上に支持
する。
底枠2の下面には、フオークリフト用の爪を挿
入するための爪挿入用枠体10が設けられてお
り、同枠体10中にフオークリフト用の爪を挿入
して自動二輪車Bを積載したパレツト本体A自体
を横ずれを生じることなく、フオークリフトにて
運搬自動車荷台へ積込み、積降しできるようにし
ている。
前底板6と後底板7との間で各底板6,7に平
行な状態で底枠2の中央部には、自動二輪車Bの
スタンドB−3を支持するための支持板11が横
架されており、表面はゴム張りとしてスリツプ防
止をはかつており、同支持板11の左右両端に
は、補助支持台12を固定するための固定孔13
が数個設けられており、自動二輪車Bのスタンド
B−3の高さによつては、断面U字状の補助支持
台12を取付けて、確実にスタンドB−3の支持
を行うようにしている。
12′は補助支持台12の左右下端に垂設した
突起、12″は同支持台12中途部下方に設けた
支持突起であり、同支持突起12″は、上端を同
支持台12に枢支して折畳み収納自在に設けてお
り、支持突起12″を位置して、支持台12の中
途部を底枠2上に支持せしめておく。
底枠2の左右枠体2′,2″には、略逆U字状の
係止フレーム14,14′が立設されており、同
フレーム14,14′には、それぞれロツド15
の下端が係止できるべく構成されており、同ロツ
ド15の上端には、自動二輪車のシートB−4の
上方に位置せしめた横長手状の押圧杆16の左右
端部が上下位置調節自在に連設されており、同押
圧杆16は、左右枠体2′,2″間を横架する状態
で配設されているものであり、自動二輪車Bをパ
レツト本体Aに並列状に積載した場合に、押圧杆
16にてシートB−4を上方から押圧して、ロツ
ド15を介して係止フレーム14,14′に係止
して、自動二輪車Bの固定を行うものである。
かかる押圧杆16の左右端部とロツド15の上
端との連結部分における上下位置調節構造は、次
のとおりであり、すなわち、17は、押圧杆16
の端部に連設した筒体であり、ロツド15の上端
を挿入して、筒体17上端から突出せしめ、ねじ
体18に螺合せしめて、ねじ体18の締付けによ
り押圧杆16を下方に押圧して自動二輪車Bの押
圧固定を行う。19はロツド15の上端のねじ
部、20はねじ体18のつまみ部である。
また、係止フレーム14,14′は前後方向に
設けた複数の係止溝を有した構成としている。
かかる構成によつて、押圧杆16の左右端部か
ら垂設した係止ロツド15は、係止フレーム1
4,14′の任意の係止溝と係合できるので、押
圧杆16の前後位置を調整することができ、自動
二輪車の大きさ、種類如何にかかわらず、自動二
輪車のシートを確実かつ強固に押圧することがで
き、自動二輪車を安定状態に搬送することができ
る。
前後支柱1,1間の中途部には、自動二輪車B
のフエンダーB−5を側端部で受けるためのフエ
ンダー受杆21が前後方向に架設されており、底
枠2に前後方向に自動二輪車を並べていつたとき
に、並列した二輪車の最右端及び最左端の自動二
輪車のフエンダーB−5を左右側端縁で受止める
ものであり、同受杆21のフエンダー当接部に
は、チユーブ等22を巻いている。
底枠2の支柱1の底面には、雌孔23が設けら
れ、また支柱1の上端には先細状24に形成され
ており、パレツト本体Aを上下に積重ねた場合に
上段のパレツト本体Aの支柱1の底面の雌孔23
に、下段支柱1上端に先細部24が嵌合すべく構
成しており、しかも、上下のパレツト本体Aの間
においては、上段のパレツト本体Aの底枠2前側
縁と下段のパレツト本体Aの支柱1との間にター
ンバツクル式の係止部材25が取外し自在に介在
連結されているものである。
26は、支柱に設けたフツクであり、運搬用自
動車荷台にパレツト本体Aを積載した場合にロー
プ等でパレツト本体を固定する際のロープ係止用
のフツクである。
この考案の実施例は上記のように構成されてい
るものであり、自動二輪車Bを運搬自動車に積込
み、積降しする場合には、まず、パレツト本体の
底枠2の前底板6、後底板7上に自動二輪車Bの
前後車輪B−1,B−2をそれぞれ位置せしめ
て、自動二輪車Bを底枠2上に起き、スタンドB
−3は、支持板11或は必要に応じて補助支持台
12にて支持して、自動二輪車Bを可及的に垂直
立設状態においてスペースを有効に使用していく
ものであり、また載置した自動二輪車Bのシート
B−4部分上方は、押圧杆16がロツド15にて
下方に押圧付勢されており、シートB−4を押圧
杆16にて押えて固定するようにしている。
このようにしてパレツト本体Aに積込んだ自動
二輪車は、パレツト本体Aの爪挿入用枠体10を
利用してフオークリフトによりパレツト本体Aを
積込む場合には、パレツト本体Aの支柱1上に雌
孔23、先細状24を介して積重ねていくもので
あり、係止部材25を利用して上下パレツト本体
Aを互いに係止するものである。
また、運搬自動車荷台から積降す場合には、フ
オークリフトを利用してパレツト本体ごとに自動
二輪車Bを積降すものである。
(ヘ) 効果 以上述べてきた構成により、本考案は以下の効
果を奏する。
自動二輪車を分解することなく一体物として
パレツトに収納かつ固定できるので、分解・組
立工程が不要となり、積載、搬送作業を容易か
つ安価に行うことができる。
また、パレツト内において、自動二輪車の水
平方向移動のみではなく、上下方向移動、特に
上方向移動も確実に防止できる構成としたの
で、搬送時における自動二輪車の損壊を確実に
防止することができる。
さらに、パレツト本体は爪挿入用枠体を有す
るのでフオークリフトの爪を挿入した場合、パ
レツトの横移動を確実に防止でき、積載及び荷
降し作業の安全性を向上することができる。
パレツト本体を分解自在に構成したので、搬
送後に空荷状態で戻る際、大量のパレツト本体
を搬送することができる。
押圧杆の左右端部から垂設した係止ロツド
は、係止フレームの任意の係止溝と係合できる
ので、押圧杆の前後位置を調整することがで
き、自動二輪車の大きさ、種類如何にかかわら
ず、自動二輪車のシートを確実かつ強固に押圧
することができ、自動二輪車を安定状態に搬送
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るパレツト構造の平面図、
第2図は同正面図、第3図は同側面図、第4図は
使用状態の側面図、第5図は押圧杆の正面図、第
6図は同押圧杆の側面図、第7図は支柱基端の説
明図、第8図は前輪止め杆の一部平面図、第9図
は同正面図、第10図は同側面図、第11図は補
助支持台の正面図、第12図は同正面図、第13
図は従来の自動二輪車の積込み状態を示す説明図
である。 A……パレツト本体、B……自動二輪車、1…
…支柱、2……底枠、6……前底板、7……後底
板、8……前輪止め杆、10……爪挿入用枠体、
11……支持板、14……係止フレーム、15…
…ロツド、16……押圧杆、21……フエンダー
受杆。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 左右枠体2′,2″と前後枠体2a,2bによ
    り構成された底枠2と、該底枠2の四隅に該底
    枠2から分解可能に立設された支柱1からな
    り、かつ底枠2上に自動二輪車を積載可能なパ
    レツト本体Aと、 2 パレツト本体Aの底枠2の左右枠体2′,
    2″間に架設した断面略凹状の前車輪嵌入用の
    前底板6及び傾斜状の後底板7と、 3 前後底板6,7間で各底板6,7に平行に架
    設し、かつその上面に、自動二輪車のスタンド
    B−3の支持面を形成した表面ゴム張りの支持
    板11と、 4 パレツト本体Aの左右枠体2′,2″に立設
    し、かつ前後方向に複数の係止溝を形成した略
    逆U字状の係止フレーム14,14′と、 5 パレツト本体Aの左右枠体2′,2″の上部間
    を横架状態にかつ自動二輪車のシートB−4の
    上方に位置すべく配設した押圧杆16と、 6 同押圧杆16の左右端部に垂設し、下端を上
    記係止フレーム14,14′のいずれかの係止
    溝と係合し、押圧杆16にて自動二輪車のシー
    トB−4を上方から押圧固定可能なロツド15
    と、 7 パレツト本体Aの底枠2の下方に設け、同パ
    レツト本体Aを運搬用自動車荷台に積降すため
    のフオークリフトの爪挿入用枠体10、とを具
    備する自動二輪車積載用パレツト構造。
JP11713982U 1982-07-29 1982-07-29 自動二輪車積載用パレツト構造 Granted JPS5919525U (ja)

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JP11713982U JPS5919525U (ja) 1982-07-29 1982-07-29 自動二輪車積載用パレツト構造

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JPS5919525U JPS5919525U (ja) 1984-02-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5210644B2 (ja) * 2008-01-21 2013-06-12 三菱自動車工業株式会社 保管パレットの連結構造および連結棒

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51125594A (en) * 1975-04-22 1976-11-02 Tetsujiro Miyata Motorcycle housing frame
JPS5532853U (ja) * 1978-08-23 1980-03-03

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