JP5210644B2 - 保管パレットの連結構造および連結棒 - Google Patents

保管パレットの連結構造および連結棒 Download PDF

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本発明は、多段に積み上げられた保管パレットが地震時等の振動により倒壊するのを防ぐために、上下の保管パレットどうしを連結する保管パレットの連結構造およびその連結に使用する連結棒の形状に関するものである。
例えば自動車用のエンジン部品、車体部品のような機械部品等の物品を収納・保管、或いは輸送するに際して使用する保管パレットは、下記特許文献1に示されたように、横梁材を矩形枠状に接合してなるパレット本体の四隅に角筒からなる支柱をそれぞれ樹立した構造であり、該支柱の上端縁と下端縁に夫々互いに嵌合し得る凸金具と凹金具が固設され、該凸金具と凹金具とを嵌合させることにより該保管パレットが横ズレすることなく上下段に積み重ねられるように構成されたものであった。
特許第2618809号公報
ところで、該保管パレットは省スペースのために二段以上にも積み上げられることがあったが、そうすると地震、或いは輸送中の振動などによって倒壊する危険が生じるため、早急な対策が必要となっていた。本発明はこのような問題点を解消するための保管パレットの連結構造を提供しようとするものである。
そのために請求項1に記載した保管パレットの連結構造の発明は、金属製の角筒からなる横梁材が矩形枠状に配設されたパレット本体の四隅に金属製の角筒からなる支柱を樹立固定し、該支柱の上端縁と下端縁に夫々互いに嵌合し得る凸金具と凹金具を固設し、該凸金具と凹金具とを嵌合させることにより上下に多段に積み上げられる保管パレットにおいて、前記支柱の上端部付近に上下方向に長い長孔を開設し、前記横梁材の両端部付近上面に係合孔を開設する一方、丸棒材の一端に該丸棒材の他端に向けて鉤状に折曲する折曲端を有するフック部を形成すると共に、該丸棒材の他端をクランク形に折り曲げてクランク部を形成することにより連結棒を形成し、該連結棒のクランク部を前記長孔から下段の保管パレットの支柱内に上下動を許容するように遊嵌した後に該連結棒の前記折曲端を上段の保管パレットの横梁材の係合孔に嵌合することにより該フック部が該横梁材に係合されるようにしたことを特徴とする。
地震時や輸送時等の激しい揺れに際し、保管パレットが多段に積み上げられていても倒壊し難くなり、安全を図ることができる。
次に本発明の実施形態を説明する。図1は本発明に係る保管パレットの斜視図である。図において、パレット本体3は、金属製の角筒からなる横梁材1を矩形枠状に配設し、該枠部内に補強梁材1aを溶接により固着し、該各横梁材1の下面にはアングル状の座台2を溶接により固着し、該横梁材1上に鋼板1bを配置し、該鋼板1b上に保管物品が載置されるようにすると共に、該パレット本体3の四隅に同じく金属製の角筒からなる支柱4を溶接することにより該各支柱4を垂直に樹立固定してなる。そして、該支柱4の上端縁に図2(a)に示したように角山形の凸金具5を溶接により固設し、該支柱4の下端縁には図2(b)に示したように角孔形の凹金具6を溶接により固設している。このため、該保管パレットは、下段の保管パレットの凸金具5に上段の保管パレットの凹金具6を嵌合させることにより、図3に示したように横ズレすることなく多段に積み上げられる。
7aは保管パレットの前面または背面に必要に応じ着脱自在に止着される格子網状の側板、7bは保管パレットの両側面に必要に応じ着脱自在に止着される格子網状の側板で、該側板7a,7bは、夫々図4,図5に示したように、上部両側縁に閂状のラッチ7cが横方向にスライド可能に設けられ、下辺には突軸7dが形成されていることから、該突軸7dを横梁材1の上面に形成された係合孔9aに嵌合すると共に、ラッチ7cを外方にスライドさせて突出させ、支柱4の上部内側面に形成された係合孔9cに該ラッチの先端部を嵌合することにより、夫々止着することができる。また、該保管パレットの前面、背面、両側面には、この側板に他、用途に応じて他の形態の側板(例えば、上下に2分割され、その上半部を開閉可能にヒンジした側板)を止着することもできる。
しかして、本発明の保管パレットでは、支柱4の上端部付近に図7,図8にも示したように上下方向に長い長孔8を開設し、前記横梁材1の両端部付近上面に係合孔9bを開設する。図6は本発明に係る連結棒を斜め下方から見た斜視図で、該連結棒10は、金属製の丸棒材の一端に鉤状に折れ曲がったフック部11を形成すると共に、該丸棒材の他端をクランク形に折り曲げてクランク部12を形成してなる。このため、該連結棒10のクランク部12を前記長孔8から下段の保管パレットの支柱4内に遊嵌した後に該連結棒10のフック部11の折曲端11aを上段の保管パレットの横梁材1の係合孔9bに嵌合することにより、該フック部11が該横梁材1に係合される。長孔8は上下方向に長く形成されていることにより、クランク部12を遊嵌した後でも該連結棒10の上下動を許容するので、該連結棒10を上動させることによりフック部11の折曲端11aを係合孔9bに嵌合することを可能にしている。なお、その嵌合状態は図7および図8の断面図に示した通りである。このように、連結棒10を図3にも示したように、下段の保管パレットの支柱4と上段の保管パレットの横梁材1とを結ぶように斜めに取り付けることにより、該連結棒10はスジカイのように機能し、下段の保管パレットと上段の保管パレットとを離脱することなく強固に連結し得る。このため保管パレットを安定して多段に積み上げることができ、地震時や輸送時等の振動により激しく揺れても倒壊し難くなり安全性が高まる。
一方、図9、図10は上記アングル状の座台2に代え、パレット本体3の四隅下部に末広筒状に形成された座台2aを設け、該座台2aに対し下段の保管パレットの支柱4の上端部が嵌合することで上下段に積み上げられる保管パレットの連結部を示し、この場合は該座台2aの側壁に係合孔9cを形成し、連結棒10の一端のクランク部12を下段の保管パレットの支柱4に形成された長孔8に遊嵌した後に該連結棒10の他端のフック部11の折曲端を上段の保管パレットの座台2aの係合孔9cに嵌合することで、上下段の保管パレットが連結されるようにしている。従って、本発明に係る連結棒10はフック部11の折曲端を座台2aに係合させることもできる。また、図示しないが、上段の保管パレットの支柱4に下部付近に長孔を形成して、該長孔に該連結棒10のフック部11を係合させることによっても、下段の保管パレットと上段の保管パレットを連結することができる。このように本発明に係る連結棒10は、フック部11とクランク部12とが形成されているので、この連結棒10を使用することにより、上下段の保管パレットを簡単、かつ確実、強固に連結することができると共に、その掛け外しも容易になる。
また、図11は隣り合う保管パレットどうしを連結するために使用されるカスガイ型の連結棒を示す。この連結棒13は、金属製の丸棒材をコ字形に折曲形成し、その一端をさらに直交状に折曲して鈎部14を形成してなる。この連結棒13は、図1に示したように座台2に小孔15を開設し、図12に示したように、一方の保管パレットの小孔15に該鈎部14を嵌合した後、他方の保管パレットの小孔15に該連結棒13の他端を嵌合することにより、両保管パレットの座台2どうしを連結する。これにより地震時や輸送時の揺れを抑えることができると共に、鈎部14は上下に激しく揺れた場合でも該連結棒13が小孔15から飛び出るのを防ぐので、激しい揺れに対しても倒壊を免れることができる。
本発明の実施形態を示す保管パレットの斜視図。 本発明に係る保管パレットの支柱の上端縁と下端縁の斜視図。 本発明に係る保管パレットの積み上げ状態を示した斜視図。 本発明に係る保管パレットの側板の正面図。 本発明に係る保管パレットの側板の正面図。 本発明に係る連結棒の斜視図。 本発明に係る上下段の保管パレットの連結部の正面図。 図7のA−A線断面図。 本発明に係る上下段の保管パレットの連結部の正面図。 本発明に係る上下段の保管パレットの連結部の側面図。 本発明に係るカスガイ型の連結棒の斜視図。 図11に示した連結棒の使用状態を示した隣り合う保管パレットの連結部の横断面図。
符号の説明
1 横梁材
2 座台
3 パレット本体
4 支柱
5 凸金具
6 凹金具
8 長孔
9b 係合孔
10 連結棒
11 フック部
12 クランク部

Claims (1)

  1. 金属製の角筒からなる横梁材が矩形枠状に配設されたパレット本体の四隅に金属製の角筒からなる支柱を樹立固定し、該支柱の上端縁と下端縁に夫々互いに嵌合し得る凸金具と凹金具を固設し、該凸金具と凹金具とを嵌合させることにより上下に多段に積み上げられる保管パレットにおいて、前記支柱の上端部付近に上下方向に長い長孔を開設し、前記横梁材の両端部付近上面に係合孔を開設する一方、丸棒材の一端に該丸棒材の他端に向けて鉤状に折曲する折曲端を有するフック部を形成すると共に、該丸棒材の他端をクランク形に折り曲げてクランク部を形成することにより連結棒を形成し、該連結棒のクランク部を前記長孔から下段の保管パレットの支柱内に上下動を許容するように遊嵌した後に該連結棒の前記折曲端を上段の保管パレットの横梁材の係合孔に嵌合することにより該フック部が該横梁材に係合されるようにしたことを特徴とする保管パレットの連結構造。
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