JP2518707B2 - 物品搬送具 - Google Patents

物品搬送具

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JP2518707B2 JP1321941A JP32194189A JP2518707B2 JP 2518707 B2 JP2518707 B2 JP 2518707B2 JP 1321941 A JP1321941 A JP 1321941A JP 32194189 A JP32194189 A JP 32194189A JP 2518707 B2 JP2518707 B2 JP 2518707B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、主として商店などで取扱われることの多い
多数の物品を収納保管し、必要に応じて、トラックなど
に積込んで搬送するのに利用される物品搬送具に関する
ものである。
従来の技術 従来、この種の物品搬送具としては、たとえば実開平
1−112168号公報に見られる構造が提供されている。こ
の従来形式は、左右の側壁を、門形枠材と、この門形枠
材の縦杆部間に配設した帯板などから構成している。そ
して棚板の左右側縁から、それぞれ複数本の掛止金具を
回動自在に設け、これら掛止金具はフック状で、前記帯
板に上方から掛止させることで棚板を着脱自在としてい
る。
発明が解決しようとする課題 上記の従来形式によると、帯板の数に相当する段数の
棚板しか設けられず、また棚板のレベルは掛止金具の長
さに応じて常に一定となる。したがって、たとえば小物
品を多数載置するときには、不安定な積上げか、上方に
大きなデッドスペースが生じる一段積みで行わなければ
ならない。なおレベル変更は、掛止金具の長さが異なる
多数の棚板を準備しておくか、あるいは長さが異なる多
数の掛止金具を準備しておき、軸受を介して棚板に着脱
自在とすることで行えるが、前者のように多数の棚板を
準備することは不経済であり、また後者のように多数の
掛止金具を準備することは経済的に不利であるととも
に、着脱作業が面倒となる。
本発明の目的とするところは、中間棚を任意の段数で
かつ任意のレベルに配設し得るとともに、構造、操作と
もに簡単にし得、しかも、複数台を使用しての簡単な操
作により、全体を安定した棚構成にし得る物品搬送具を
提供する点にある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明の物品搬送具は、三
枚の枠体を前面が開放部の平面視門形状に配設するとと
もに、各枠体の下部間に物載せ底枠を配設し、前記枠体
のうち左右の枠体は横方向部材を有し、この横方向部材
に上方から係合自在な係合片を有する中間棚用の支持部
材を設け、これら支持部材は、前後の複数箇所に上下方
向の係止材を有し、各係止材は、それぞれ内外に、上下
方向に複数の被係止部を有し、これら被係止部に係合自
在な係止部を有する中間棚を設けている。
作用 かかる本発明の構成によると、通常では物載せ底枠上
に物品を載置して所期の搬送を行える。そして多数の小
物品を取り扱うべく中間棚をセットするときには、まず
側枠体に支持部材を当て付けたのち横方向部材に係合片
を係合させて、この支持部材の取り付けを行う。そして
各枠体間に位置させた中間棚の係止部を、各係止材の目
的とする内側または外側の被係止部に係止させること
で、この中間棚を任意のレベルで配設し得る。
さらに、中間棚の係止部を内側の被係止部に係合させ
た物品搬送具を並置させたのち、これら物品搬送具間
に、その係止部を外側の被係止部に係合させることで外
部の中間棚を掛け渡すことによって、全体を安定した棚
構成にし得るとともに、内外の各中間棚のレベルは任意
にし得る。
実施例 以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
11は後枠体で、パイプなどを折り曲げて形成した門形
枠材12と、この門形枠材12の下端間を連結した水平枠材
13と、門形枠材12の天杆部12aと水平枠材13との間に配
設した複数本の縦線材14と、門形枠材12の左右の縦杆部
12b間に配設した複数本の横材15とから構成される。
21は左右一対の側枠体で、パイプなどを折り曲げて形
成した門形枠材22と、この門形枠材22の下端間を連結し
た水平枠材23と、門形枠材22の天杆部22aと水平枠材23
との間に配設した複数本の縦線材24と、門形枠材22の前
位縦杆部22bと後位縦杆部22cとの間に配設した複数本の
横材(横方向部材の一例)25とから構成される。
前記後枠体11と左右の側枠体21とは、後枠体11の縦杆
部12bと側枠体21の後位縦杆部22cとを複数個の連結具2,
3で連結することにより、前面が開放部の平面視で門形
状に配設され、かつ縦軸心の周りに折りたたみ自在とな
る。
4は両側枠体21の下部間に配設した物載せ底枠で、両
水平枠材23間に載置させることで水平またはほぼ水平に
位置する。両水平枠材23の下面には、それぞれ前後で二
個の車輪5が取付け部材6を介して遊転ならびに旋回自
在に取付けられている。
前記側枠体21には、中間棚用の支持部材31が外側から
着脱自在となる。すなわち支持部材31は、長さ方向を上
下方向とした前後一対(複数)の型材(係止材の一例)
32と、これら型材32の相対向する面間を連結する上下方
向に複数本の連結材33と、これら連結材33の上面複数箇
所から外方かつ下方へ連設した係合片34とからなり、こ
れら係合片34を横材25に上方から係合させることで側枠
体21に着脱自在となる。前記型材32は、平面視において
外側が開放したチャネル状であって、相対向した一対の
板部には、それぞれ矩形貫通孔状の被係止部35が上下方
向に多数形成される。
各枠体11,21間に挿入自在な中間棚41は、その前後の
下面に左右方向のレール材42が取付けられる。このレー
ル材42は下側が開放のチャンネル材で、その左右方向の
両端部には、板体43を取付けることで左右方向の摺動空
間44を形成している。この摺動空間44内で摺動自在な係
止部45は、その外端を下方に折り曲げて前記被係止部35
に係脱自在であり、また内端を下方に折り曲げて手動に
よる操作部45aとしている。
上記実施例の物品搬送具1によると、後枠体11に対し
て両側枠体21を開動して平面視で門形とし、そして後枠
体11に沿わせてなる物載せ底枠4を下方へ揺動させて水
平枠材23間に載置させることで、物載せ底枠4上に物品
を積み上げて収納し得る。
そして小さな物品を取り扱うときには、まず両側枠体
21の内面に支持部材31がセットされる。これは側枠体21
に対して支持部材31を内側から移動させて横材25に型材
32を当接させたのち、下降により係合片34を横材25に係
合させることで行える。このとき型材32の下端は水平枠
材23に当接し、以って荷重を型材32側で受け止める。
次いで第5図の実線で示すように係止部45を退入して
なる中間棚41を各枠体11,21間に位置させ、そして第6
図に示すように突出させた係止部45を目的とする内側の
被係止部35に係止させることで、第1図に示すように、
希望するレベルに中間棚41を配設し得る。
第7図に示すように、並置した物品搬送具1間に中間
棚41Aを掛け渡すことによって全体を安定した棚構成に
し得る。この場合に、外部の中間棚41Aの係止部45は外
側の被係止部35に係合され、そして内部の中間棚41の係
止部45は内側の被係止部35に係合されるものであり、ま
た各中間棚41,41Aのレベルは任意となる。
上記実施例では、側枠体21に対して支持部材31を内側
からセットしているが、これは外側からセットする形式
であってもよい。また上記実施例では車輪5を使用した
台車形式を示したが、これはフォークリフト車により取
り扱われるパレット形式であってもよい。また横方向部
材として横材25を述べたが、これは天杆部22aを横方向
部材として、この天杆部22aに係合片34を係合させても
よい。
発明の効果 上記構成の本発明によると、側枠体に支持部材をセッ
トすることで、被係止部群を利用して中間棚を任意の段
数で配設することができるとともに、被係止部群の上下
ピッチに応じて任意のレベルに配設することができ、使
い勝手のよい物品搬送具を提供できる。そして支持部材
は必要最少限の数でよく、かつ中間棚は全て同一形状で
よいことから、経済的に有利に提供でき、また全て係脱
形式であることから着脱作業は容易に行うことができ
る。
さらに、中間棚の係止部を内側の被係止部に係合させ
た物品搬送具を並置させたのち、これら物品搬送具間
に、その係止部を外側の被係止部に係合させて外部の中
間棚を掛け渡すことによって、全体を安定した棚構成に
できるとともに、内外の各中間棚のレベルは任意にでき
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は全体の斜視
図、第2図は要部を外側から見た斜視図、第3図は同内
側から見た斜視図、第4図は同横断平面図、第5図は係
止部の斜視図、第6図は係止状態を示す斜視図、第7図
は別の使用例を示す一部切欠き正面図である。 1……物品搬送具、4……物載せ底枠、11……後枠体、
21……側枠体、22……門形枠材、22b……前位縦杆部、2
2c……後位縦杆部、25……横材(横方向部材)、31……
支持部材、32……型材(係止材)、33……連結材、34…
…係合片、35……被係止部、41,41A……中間棚、44……
摺動空間、45……係止部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】三枚の枠体を前面が開放部の平面視門形状
    に配設するとともに、各枠体の下部間に物載せ底枠を配
    設し、前記枠体のうち左右の枠体は横方向部材を有し、
    この横方向部材に上方から係合自在な係合片を有する中
    間棚用の支持部材を設け、これら支持部材は、前後の複
    数箇所に上下方向の係止材を有し、各係止材は、それぞ
    れ内外に、上下方向に複数の被係止部を有し、これら被
    係止部に係合自在な係止部を有する中間棚を設けたこと
    を特徴とする物品搬送具。
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