JPH0242626Y2 - - Google Patents

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JPH0242626Y2
JPH0242626Y2 JP6434087U JP6434087U JPH0242626Y2 JP H0242626 Y2 JPH0242626 Y2 JP H0242626Y2 JP 6434087 U JP6434087 U JP 6434087U JP 6434087 U JP6434087 U JP 6434087U JP H0242626 Y2 JPH0242626 Y2 JP H0242626Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 発明の目的 a 産業上の利用分野 本発明は、例えばガラス・サツシの如き板状物
を、貨物自動車の荷台へ積んで運搬する場合に、
その板状物を載置・固定するための運搬用枠台の
改良に関するものである。
b 従来の技術 従来、ガラス・サツシの如き板状物を貨物自動
車で運搬する場合の運搬用枠台としては、既に幾
つかが存在する。その一例として、本件と同一出
願人による実用新案登録第1192058号(実公昭51
−53970)に係るものがある。
その運搬用枠台は、脚部・縦枠部・横桟部およ
び脚縁金具とからなり、脚部は側断面ほぼU形金
具の壁部に、縦枠固定孔とともに木片固定用孔を
穿孔し、該金具の両側より内側への傾斜上面をも
つ木片を各々嵌合して固定し、縦枠部は高いほぼ
三角形に形成し、その両側を後方に屈曲した両側
縁部に、複数の横桟取付用孔と、正面の複数のロ
ープ掛け棒取付用孔と、下部に脚部への縦枠固定
用孔を穿孔し、ロープ掛け棒を取付け、該縦枠部
を脚部に固定するとともに横桟部の各横桟を取付
け、脚部付の該縦枠部を前後に複数個並列して、
断面形で複数の金具取付用孔を穿孔した脚縁金
具を、脚部の両側端に取付固定し、かつ各脚部上
面に下板を載置固定し得るように構成してなるも
のである。
この運搬用枠台によれば、発注者の手によつて
容易に組立て得るので、組立前の状態で嵩張らず
に他方へ搬送でき、運賃・荷造費を削減できる。
また自動車荷台の長さに合わせて、その前・後の
長さや幅を決められるので、その荷台に合つた大
きさに作れる、等の利点があつた。
c 考案が解決しようとする問題点 上記の如き従来の運搬用枠台では、貨物自動車
の荷台を充分に有効利用できない場合がある。例
えば板状物を運搬する場合は、荷台上に設けた運
搬用枠台に板状物を、両側から中央の縦枠にもた
せ掛けて載置・固定した状態で運搬するが、まれ
に板状物以外の嵩張る運搬物を運ぶ場合には、中
央部に立設している縦枠が邪魔になつて、その運
搬物を積めない。このことは軽貨物自動車の如
く、荷台があまり大きくない自動車の場合ほど問
題点となる。
そこで一般には、板状物を運搬する場合に運搬
用枠台を荷台に積上げ、また他の嵩張る運搬物の
場合には、荷台から運搬用枠台を下ろして荷台を
広くしている。しかし運搬用枠台は、強度面から
あまり軽量化できずかなりの重量があるので、そ
れを積上げ、下ろす作業は楽でない。
またこの問題を解決すべく、メーカーの段階で
運搬用枠台の縦枠を、中央部でなくて片側に寄せ
て立設しておくことも考えられる。これは板状物
を運搬時には、広くなつている脚枠上に板状物を
載置して縦枠へもたせ掛けるようにし、他の嵩張
る運搬物の場合にも、同じくその広い縦枠上に載
置して運搬しようとするものである。しかしこれ
では、主要な運搬物である板状物を、枠台の片側
からだけしか載置・固定できないことになるた
め、片荷になつて自動車の安定性を害するという
問題点がある。
本考案は、上記従来の運搬用枠台がもつ問題点
を解決しようとするものである。即ち本考案の目
的は、運搬物の種類によつて運搬用枠台を自動車
荷台に積上げ・下ろす手間を要せず、主要な運搬
物である板状物の充分な量を運搬可能で、しかも
それ以外の嵩張る運搬物をも容易に運搬可能とし
た、特に軽貨物自動車に最適な板状物運搬用枠台
を提供することにある。
ロ 考案の構成 a 問題点を解決するための手段 本考案の板状物運搬用枠台は、貨物自動車の荷
台上に横設可能な脚枠1の中央部に、もたせ掛け
用の傾斜縦杆3を両側にもつ縦枠2を立設した板
状物運搬用枠台において、脚枠1を下段の固定脚
枠4と、その上を摺動可能な上段の可摺動脚枠5
とに分離するとともに、可摺動脚枠5上に立設さ
れた縦枠2の片側の傾斜縦枠杆3の立設基部6近
傍に、その側の可摺動脚枠相当部分7を上方へ折
曲げ、または取外し可能とする枢支部8を設けて
なるものである。
上記構成において、縦枠3・固定脚枠4・可摺
動脚枠5の材質は、鉄製で強度のあるものに組立
てる。
固定脚枠4および可摺動脚枠5は各々、貨物自
動車の荷台の両側方向に長い複数本の脚枠杆から
なり、両者の接合面は平滑にしておき、潤滑剤を
塗布しておいてもよい。
可摺動脚枠5とその上に立設の縦枠2とは、直
接または他の横杆を介して間接的に、強固に固定
し一体化しておく。片側の可摺動脚枠相当部分7
は、前記の如く縦枠2の片側の傾斜縦杆3の立設
基部6近傍で、図示例の如く枢支部8としての蝶
番により上方へ折曲げ可能とするか、またはそこ
で脱着可能としてある。また可摺動脚枠5と可摺
動脚枠相当部分7の各上面には、各々独立に掛渡
し横杆9を介して例えば木製の支承横杆10を固
着してある。
なお可摺動脚枠5は、縦枠2の傾斜縦杆3間の
下部横杆11と別体でも、同体でもよい。
第7図において、12は掛止レバーで、可摺動
脚枠相当部分7の掛渡し横杆9に可回動に取付け
てあり、その該レバー12の下部13が、可摺動
脚枠相当部分7の水平状態時に固定脚枠4に形成
の押え板14との間〓へ掛止可能としてある。ま
た該掛止レバー12は、可摺動脚枠相当部分7が
上方へ折曲げるようにしてある場合には、折曲げ
た位置で縦枠2の傾斜縦杆3側で掛金具15で掛
止可能としてある。
また第8図・第9図において16は摺動ロツク
金具で、可摺動脚枠5の他側寄りに可回動に設け
てある。該ロツク金具16は板状物運搬時即ち縦
枠2が中央位置にある状態の際に、下方へ倒して
固定脚枠4の端部寄りの掛止縁17にて掛止可能
で、他方、縦枠2を片側寄りにすべく可摺動脚枠
5を摺動させた後の状態時に、同じく下方へ倒し
てその位置の掛止縁18で掛止可能としてある。
図において、22はもたせ掛用横桟である。
b 作用 本考案の板状物運搬用枠台の用状態は、これを
貨物自動車の荷台上に載置固定して行われる。
まず通常の板状物運搬用枠台として用いる場合
は、第1図で示す如く、縦枠2が脚枠1の中央部
にあるようにする。それには可摺動脚枠5、およ
び縦枠2を挾んだ他側の可摺動脚枠相当部分7が
水平状にあるようにし、その位置で掛止固定して
おく。そして従来一般の板状物運搬用枠台と同様
に、板状物9を縦枠2両側で可摺動脚枠6および
可摺動脚枠相当部分7上に載置し、縦枠2両側の
傾斜縦杆3,3にもたせ掛けて、紐を掛渡せばよ
い。
なおこの場合に、図示例の如き掛止レバー12
と摺動ロツク金具16を設けてあれば、前者12
により可摺動脚枠相当部分7が固定脚枠4に掛止
され、後者16により可摺動脚部5が、側部で固
定脚枠4側部の係止縁17で掛止され、動かなく
なつている。
次に、この運搬用枠台を載せた荷台へ、板状物
以外の嵩張る運搬物20を積みたい場合には、中
央部あつた脚枠2が、第2図の如く片側寄りにあ
るようにする。それには可摺動脚枠相当部分7
を、水平状から掛止を解いて枢支部8で上方へ折
曲げて掛止し、または該脚枠相当部分7を取外
す。さらに可摺動脚枠5の他側寄りの掛止を解い
て、その状態で縦枠2を押し、該可摺動脚枠5を
片側寄り方向へ摺動させる。縦枠2の傾斜縦杆3
の立設基部6が、固定脚枠4の側端近傍に来た位
置で停止させ、可摺動脚枠5の摺動をロツクさせ
ればよい。可摺動脚枠5の摺動で空いた固定脚枠
4上には、別体の補助脚枠21を載置するか、ま
たは可摺動脚枠相当部分7が取外せるものなら
ば、それを載置する。
これでこの運搬用枠台は、縦枠2が片側へ寄り
他側寄りが広くなり、脚枠1上にまとまつた広い
空間が生じるので、そこで嵩張る運搬物20を載
置させればよい。なお縦枠2を片側へ寄せた状態
のままでも、板状物19が多量でなければ同様に
して脚枠1上に載置し、背面を脚枠2にもたせ掛
けて、紐を掛渡して運搬可能である。また図示例
の如き掛止レバー12と摺動ロツク金具16を設
けてあれば、可摺動脚枠相当部分7が上方へ折曲
げてあつても、前者12によつて不用意に外れる
ことがなく、他方後者16によつて可摺動脚枠5
の不用意な摺動が阻止されている。
ハ 考案の効果 以上で明かな如く、本考案の板状物運搬用枠台
によれば、貨物自動車特に軽貨物自動車における
が如き小さい荷台を最大限に利用し、板状物は勿
論のことその他の嵩張る運搬物も容易に運搬でき
る。即ち、従来一般の板状物運搬用枠台は、それ
を荷台に載置しておけば板状物を運搬する場合は
便利であるが、それ以外の嵩張る運搬物について
は縦枠が邪魔になつて積込めない。そこでやむを
得ず運搬物の種類によつて枠台を積上げたり、下
ろしたりしているが、運搬用枠台は強度をもたせ
るため重量が大きく、積上げ、下ろし作業は容易
でない。また縦枠を片側へ寄せて立設した運搬用
枠台も考えられるが、それでは嵩張る運搬物を積
める空間はあるものの、主たる運搬物の板状物を
常に片側からだけしか積めず、片荷になつて自動
車の安定性を害する。
これに対して本考案の運搬用枠台は、板状物を
運搬する場合に縦枠が中央部の状態で、両側から
板状物をもたせ掛けて充分な量を載置・固定する
ことができる。また他の嵩張る運搬物を運搬する
場合は、可摺動脚枠を摺動させることにより、縦
枠を中央部から片側へ移動させることができ、そ
うしてできたまとまつた広い空間に嵩張る運搬物
を載置して運搬することができるようになる。し
たがつて本考案の板状物運搬用枠台は、特に荷台
の小さい軽貨物自動車において、運搬物の種類の
よつて枠台を積上げ・下ろす必要をなくし、かつ
荷台上の空間を充分に活用して、板状物でも他の
嵩張るる運搬物でも容易に運搬できる、という有
益な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図は縦枠が中
央位置の正面図、第2図は縦枠が片側位置の正面
図、第3図は固定脚枠と可摺動脚枠との関係を示
す斜視図、第4図は第1図のA−A断面図、第5
図は第1図のB−B断面図、第6図は第1図のC
−C断面図、第7図は掛止レバーと掛金具等の関
係を示す斜視図、第8は摺動ロツク金具を示す平
面図、第9図は第8図のD−D断面図である。 図面符号、1……脚枠、2……縦枠、3……傾
斜縦杆、4……固定脚枠、5……可摺動脚枠、6
……立設基部、7……可摺動脚枠相当部分、8…
…枢支部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 貨物自動車の荷台上に横設可能な脚枠1の中央
    部に、もたせ掛用の傾斜縦杆3を両側にもつ縦枠
    2を立設した板状物運搬用枠台において、脚枠1
    を下段の固定脚枠4とその上を摺動可能な上段の
    可摺動脚枠5とに分離するとともに、可摺動脚枠
    5上に立設された縦枠2の片側の傾斜縦枠杆3の
    立設基部6近傍に、その側の可摺動脚枠相当部分
    7を上方へ折曲げ、または取外し可能とする枢支
    部8を設けてなる、板状物運搬用枠台。
JP6434087U 1987-04-28 1987-04-28 Expired JPH0242626Y2 (ja)

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JP6434087U JPH0242626Y2 (ja) 1987-04-28 1987-04-28

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JP6434087U JPH0242626Y2 (ja) 1987-04-28 1987-04-28

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JPS63171362U JPS63171362U (ja) 1988-11-08
JPH0242626Y2 true JPH0242626Y2 (ja) 1990-11-14

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CN103693349B (zh) * 2013-12-11 2016-05-04 芜湖欣荣管业科技有限公司 一种新型玻璃运转小车
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CN105173431A (zh) * 2015-08-03 2015-12-23 芜湖真空科技有限公司 玻璃放置架
CN106477161A (zh) * 2015-08-24 2017-03-08 鑫诺电梯有限公司 一种便于输送的扶梯护壁板工装架

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