JPH071236Y2 - パレット - Google Patents

パレット

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JPH071236Y2
JPH071236Y2 JP1725489U JP1725489U JPH071236Y2 JP H071236 Y2 JPH071236 Y2 JP H071236Y2 JP 1725489 U JP1725489 U JP 1725489U JP 1725489 U JP1725489 U JP 1725489U JP H071236 Y2 JPH071236 Y2 JP H071236Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
frame
pallet
support member
stacked
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1725489U
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English (en)
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JPH02110451U (ja
Inventor
敏夫 高原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Jukogyo KK
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、占有面積を節減することが可能なパレットに
関するものである。
[従来の技術と考案が解決しようとする課題] 周知の如く、カムシャフト等の量産品でシャフト状に形
成されたワークを搬送或いは保管する場合には、転動を
防止するためにパレットに載置する技術が一般に実施さ
れている。
そして、上記ワークはこのパレットに載置されたままの
状態で加工装置近傍へ搬送され、該加工装置によって必
要な加工が施される。このワークの加工装置内への移送
と、加工が終了したワークのパレットへの載置とは、比
較的単純な作業であるためロボットハンドによって行わ
れることが多い。
この場合、上記パレットに載置されるワークが単数だ
と、それだけ多数のパレットを準備する必要があると共
に、該パレットの取扱いが煩雑となりがちである。その
ため、例えば実公昭62-28371号公報に開示されている如
く、上記パレットには複数のワークを載置することが可
能となっていると共に、上記ロボットのハンドによるワ
ークの把持取去りや再びパレット上への載置が容易であ
るように、上記複数のワークはパレット上に水平に並べ
て載置されるようになっている。
しかしながら、このような状態にワークが載置されてい
ると、パレットの占有面積が広くなり、それだけ広い作
業場所が必要である。
[考案の目的] 本考案はこれらの事情に鑑みてなされたものであり、ワ
ークを重層して載置することにより、占有面積を節減す
ることが可能であると共に、ワークのロボットハンドに
よる把持取去りや載置が可能なパレットを提供すること
を目的としている。
[課題を解決するための手段及び作用] 本考案によるパレットは、枠体内に、支承部材を所定の
間隔を有して配設し、シャフト状に形成されたワークを
掛け渡す凹部を、上記支承部材の上部及び側部に形成し
たものである。
かかる構成により、パレットの上方或いは側方よりワー
クの載置,取去りを行う。
[考案の実施例] 以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第1図乃至第4図は本考案の一実施例に係り、第1図は
パレットの正面図、第2図はパレットの側面図、第3図
は第2図のIII-III線矢示図、第4図は複数のパレット
が重ねられた状態を示す説明図である。
これらの図において、符号1は枠体、2はカム軸等のシ
ャフト状に形成されたワーク2であり、このワーク2の
一側には鍔2aが形成されている。
上記枠体1は、丸棒状の部材にて長方形に形成された底
面フレーム3の長手方向端部に、同じく丸棒状の部材に
て矩形に形成された側面フレーム4が立設されて構成さ
れている。
この側面フレーム4の上面は平坦に形成されていて、該
側面フレーム4の上面に他の枠体1の底面フレーム3を
重ねることにより、第4図に示すように複数の枠体1を
重ねて載置することができるようになっている。
上記底面フレーム3の、上記ワーク2よりも長く形成さ
れた長辺間には一対の補助フレーム3aが架設されてお
り、この補助フレーム3aに固定されたフラットバー3bの
夫々に、ボルト3cを介して平板にて形成された一対の支
承部材5が固定されている。
この支承部材5には、第1図及び第3図に示す如く、そ
の上部と側部に上記ワーク2の直径と略同一径に形成さ
れた凹部5aが形成されている。該凹部5aは、図に示す如
く、支承部材5の上部に例えば3ケ所、側部に各1ケ所
の計5ケ所形成されており、これらの凹部5aに上記ワー
ク2が掛け渡されるようになっている。
また、上記一対の支承部材5間の、一方の支承部材5に
近接した部位に、該支承部材5と同一形状に形成された
補助部材6がスペーサ6aを介して上記ボルト3cにて固定
されている。そして、ワーク2が載置される際には、ス
ペーサ6aにて形成された一方の支承部材5と補助部材6
との間の間隙にワーク2の鍔2aが位置されることにより
該ワーク2の長手方向の位置決めがなされるようになっ
ている。尚、これら支承部材5及び補助部材6は、上記
ワーク2が載置される際に該ワーク2のジャーナル部や
カム部等を外した部位に接触されるよう、その間隔が設
定されている。
これら支承部材5及び補助部材6の略中央には補強部材
7が貫通されている。この補強部材7の両端には該補強
部材7と直交する他の補強部材8が固定され、更に該補
強部材8が上記側面フレーム4に固定されることにより
上記支承部材5,補強部材6が固定されている。
また、上記両側面フレーム4の外側にはラベル9が係脱
自在に保持されるラベルホルダー10が設けられている。
更に、上記両側面フレーム4の内側上部には取手11が固
定されている。該取手11は上記底面フレーム3や側面フ
レーム4と同様の部材にて形成されていると共に、その
上部が上記側面フレーム4よりも上方へ突出されてお
り、複数の枠体1を重ね合わせた際に、上記取手11が下
面フレーム3の短辺内側に接触することによりこれら複
数の枠体1の互いの位置決めが行われるようになってい
る。そのため、第4図(a)に示す如く、ワーク2が支
承部材5に載置されていない場合はもとより、第4図
(b)に示す如くワーク2が載置されたままの状態であ
っても、複数の枠体1を互いに重ね合わせてることが可
能であり、ワーク2及び枠体1の保管面積を大幅に節減
することが可能となっている。
このような構成では、支承部材5の夫々の凹部5a間にワ
ーク2を掛け渡すことにより該ワーク2を支承すると共
に、このワーク2の一側に形成されている鍔2aを一方の
支承部材5とこの支承部材5の近傍に固定されている補
助部材6との間に位置させることにより上記ワーク2の
長手方向の位置決めを行う。
この状態で例えばコンベヤ等の搬送装置にて上記ワーク
2の加工装置近傍へ搬送する。次いで、例えば垂直多関
節形に構成されたロボットハンドにて複数のワーク2の
内の一本を把持し、このワーク2を上記加工装置にセッ
トする。
このようにしてワーク2を把持して枠体1より取り去る
場合、上記枠体1を構成する底面フレーム3がワーク2
よりも長く形成されていると共に、凹部5aが支承部材5
の上部及び側部に形成されているため、該支承部材5の
上部に載置されているワーク2は上方から、また、支承
部材5の側部に支承されているワーク2は枠体1の側方
から容易に把持することが可能である。
そして、加工装置による加工が終了すると、このワーク
2を上記ロボットハンドにて再び把持して該ワーク2が
載置されていたもとの凹部5aに、鍔2aを一方の支承部材
5と補助部材6との間に位置した状態で載置する。
またこの場合も前述した作用と同様であり、ワーク2を
枠体1の上方より下降させることにより支承部材5の上
部に形成されている凹部5aに載置することが可能である
一方、上記ワーク2を枠体1の側方より略水平に移動さ
せることにより支承部材5の側部に形成されている凹部
5aに該ワーク2を容易に載置することができる。また、
ロボットハンドは比較的簡単なプログラミングにて前述
した動作を行わせることができ、複雑な設定や特殊な仕
様を伴う加工は必要としない。
前述の工程が順次繰り返されて枠体1内に載置されてい
る複数のワーク2が全て加工されると、これらのワーク
2を載置したまま上記枠体1が搬送装置にて移動される
と共に、上記加工装置の近傍には他の枠体1に載置され
たワーク2が搬送される。
加工されたワーク2を支承する枠体は上記搬送装置にて
一時保管場所へ搬送され、この保管場所にて第4図に示
すように積み上げられた状態で保管される。この場合、
取手11が上に重ねられる他の枠体1の側面フレーム4内
に摺接することにより互いの枠体1が位置決めされるた
め、積み上げられた枠体1にずれが発生することはな
い。
尚、本実施例では前述のように構成されているため、ワ
ーク2を水平に並べた状態と比較して約40%の占有面積
の節減が可能となっている。
また、本実施例ではワーク2に形成されている鍔2aが一
方の支承部材5とこれに隣接する補助部材6との間にて
位置決めされるように構成されているため、このワーク
2が長手方向に移動することが防止されるという効果を
有する。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によるパレットでは、ワー
クを重層して載置することによりパレットの占有面積を
節減することが可能であると共に、ワークのロボットハ
ンドによる把持取去りや載置が可能である。
また、枠体として構成されているため、重量を低減する
ことが可能であり、取扱いが容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の一実施例に係り、第1図は
パレットの正面図、第2図はパレットの側面図、第3図
は第2図のIII-III線矢示図、第4図は複数のパレット
が重ねられた状態を示す説明図である。 1……枠体 2……ワーク 5……支承部材 5a……凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】枠体に、支承部材を所定の間隔を有して配
    設し、シャフト状に形成されたワークを掛け渡す凹部
    を、上記支承部材の上部及び側部に形成したことを特徴
    とするパレット。
JP1725489U 1989-02-16 1989-02-16 パレット Expired - Lifetime JPH071236Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1725489U JPH071236Y2 (ja) 1989-02-16 1989-02-16 パレット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1725489U JPH071236Y2 (ja) 1989-02-16 1989-02-16 パレット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02110451U JPH02110451U (ja) 1990-09-04
JPH071236Y2 true JPH071236Y2 (ja) 1995-01-18

Family

ID=31230874

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1725489U Expired - Lifetime JPH071236Y2 (ja) 1989-02-16 1989-02-16 パレット

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JP (1) JPH071236Y2 (ja)

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JPH02110451U (ja) 1990-09-04

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