JPH0663293U - 物品移送用のハンド装置 - Google Patents

物品移送用のハンド装置

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JPH0663293U
JPH0663293U JP687993U JP687993U JPH0663293U JP H0663293 U JPH0663293 U JP H0663293U JP 687993 U JP687993 U JP 687993U JP 687993 U JP687993 U JP 687993U JP H0663293 U JPH0663293 U JP H0663293U
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JP
Japan
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stacked sheets
clamp arms
pair
sheets
stacked
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JP687993U
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English (en)
Inventor
浩一 橋本
保晴 森
利博 米田
文生 隈井
幸雄 三角
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Yaskawa Electric Corp
Rengo Co Ltd
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
Rengo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 側面を衝合して配列された2つの積み重ねシ
ートを同時に安定よく確実に移送することができるハン
ド装置を提供する。 【構成】 シリンダ45a、45bの作動によって相対
的に移動される一対の第2クランプアーム36a、36
bの下端に受板47a、47bを設ける。側面を衝合し
て配列された2つの積み重ねシートの衝合部両側に一対
の第2クランプアーム36a、36bを配置し、この第
2クランプアーム36a、36bを相対的に内方向に移
動させて一対の積み重ねシートを両側から挾持し、一対
の積み重ねシートの下面を受板47a、47bで支持す
る状態でその積み重ねシートを移送する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、側面が衝合する状態で配列された複数の商品を配列状態において パレット上に移送する物品移送用のハンド装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、シート打抜機によって所定の形状に打抜かれた段ボールシートは、排 出部において積み重ねられ、その枚数が設定枚数に達すると、積み重ね状態にお いて排出部から排出される。この積み重ねシートは、そのままの状態、あるいは 結束機によりバンド掛けされた状態でパレット上に移送されて積載され、パレッ トと共に輸送される。
【0003】 積み重ねシートをパレット上に積み重ねる移送積み上げ装置のハンド装置とし て図10に示したものが従来から知られている。このハンド装置は相対的に移動 される一対の挾持板60、60を有し、各挾持板60、60を内方向へ相対的に 移動して積み重ねシートAを両側部から挾持するようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記従来のハンド装置は、積み重ねシートAを単に両側から挾持す る構成であるため、積み重ねシートAはバンド掛けされた剛性の高いものでなけ ればならず、無結束の積み重ねシートAの場合、段ボールシートの寸法のバラツ キ等によって、各段ボールシートを均一に挾持することができず、積み重ねシー トAを確実に移送させることができない問題がある。
【0005】 また、積み重ねシートAの大きさによっては、2つの積み重ねシートAを同時 に挾持することにすれば積上げ作業の能率向上を図るうえで好ましいが、この場 合も、積み重ねシートAの幅寸法のバラツキによって2山の積み重ねシートAを 確実に挾持することができず、仮に挾持することができたとしても、移送時の衝 撃等によって落下させる危険がある。
【0006】 この考案の課題は、積み重ねシート等の商品の複数を同時に安定よく搬送する ことができるハンド装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案においては、側面を衝合して配列され た複数の物品の配列方向と直交する方向に向けて移動自在に支持された一対のク ランプアームと、その一対のクランプアームを相対的に移動させる移動装置とを 有し、上記各クランプアームの下端に複数の物品に跨がる状態で各物品の下面を 支持する受板を設けた構成を採用したのである。
【0008】
【作用】
上記の構成から成るハンド装置は、側面を衝合して配列された複数の商品の両 側に一対のクランプアームを当接させ、各クランプアームの受板で複数の商品を 支持する状態での商品を搬送する。
【0009】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図1乃至図9に基づいて説明する。
【0010】 図1は、シートステーション1上に停止する2つの積み重ねシートA1 、A
をマニピュレータ20により挟持して90°位置がずれるパレットステーション 2のパレットP上に搬送し、そのパレットP上に積み重ねシートA、A2
積 み重ねるようにした物品積み上げ装置のレイアウトを示す平面図である。
【0011】 図2および図3は、マニピュレータ20の詳細を示す。マニピュレータ20は 、マニピュレータ本体21と、ハンド装置30とから成る。
【0012】 マニピュレータ本体21は従来から周知のものであって、架台22に支持され たベース23上に旋回台24を取付け、その旋回台24に下腕25の下端部を連 結し、その下腕25の上端部に後端部が連結された上腕26の後端と旋回台24 に一端が連結されたアーム27の他端とを下腕25と平行に配置されたリンク2 8で連結し、上記上腕26の先端部に手首部材28を設けた構成とされている。
【0013】 ここで、旋回台24はS軸を中心とする自由度をもち、図示省略したモータに よって旋回動される。
【0014】 また、下腕25はL軸を中心とする自由度をもち、旋回台24の一側に支持さ れたモータM1 によってL軸を中心として揺動される。
【0015】 さらに、上腕26は、U軸を中心とする自由度をもち、旋回台24の他側に支 持されたモータM2 によって上記U軸を中心に上下方向に揺動される。
【0016】 また、手首部材28は、B軸およびT軸を中心とする自由度をもち、上腕26 の内部に組込まれた2台のモータのそれぞれによって、B軸を中心に揺動され、 かつT軸を中心に回動される。
【0017】 上記マニピュレータ20は予め登録されたデータに従って動作され、手首部材 28の位置、角度、姿勢が制御される。
【0018】 図4乃至図6は、ハンド装置30の詳細を示す。図示のように、手首部材28 に連結された支持枠31は縦枠32と横枠33とを十字形に組合わせた構成とさ れている。
【0019】 縦枠32の下方には積み重ねシートA1 、A2 をシート配列方向から挾持する 一対の第1クランプアーム34a、34bが設けられ、各第1クランプアーム3 4a、34bの上部が縦枠32の下面に取付けたリニアレール35に沿って移動 自在に支持されている。
【0020】 一方、横枠33の下方には、2つの積み重ねシートA1 、A2 をそのシート配 列方向と直交する方向から挾持する一対の第2クランプアーム36a、36bが 設けられ、各第2クランプアーム36a、36bの上部が横枠33の下面に取付 けたリニアレール37に沿って移動自在に支持されている。
【0021】 縦枠32の内部には、モータ38によって回転されるねじ軸39が縦枠下面の リニアレール35に平行に設けられている。このねじ軸39は両端部に逆ねじを 有し、各ねじ部にねじ係合した一対のナット40のぞれぞれにアーム移動装置と してのシリンダ41a、41bの一端部が連結されている。また、各シリンダ4 1a、41bの他端部は第1クランプアーム34a、34bのそれぞれに連結さ れている。
【0022】 このため、ねじ軸39を回転させることにより、一対の第1クランプアーム3 4a、34bは相対的に移動し、積み重ねシートA1 、A2 の大きさに応じて第 1クランプアーム34A、34bを位置調整することができる。
【0023】 前記横枠33の内部にはモータ42によって回転されるねじ軸43が横枠下面 のリニアレール37に平行に設けられている。このねじ軸43は、前記ねじ軸3 9と同様に、両端部に逆ねじ部を有し、各ねじ部にねじ係合した一対のナット4 4のそれぞれにアーム移動装置としての一対のシリンダ45a、45bの一端部 が連結され、各シリンダ45a、45bの他端部が第2クランプアーム36a、 36bに連結されている。
【0024】 このため、ねじ軸43を回転させると、一対の第2クランプアーム36a、3 6bが相対的に移動し、積み重ねシートA1 、A2 の大きさに応じて第2クラン プアーム36a、36bを位置調整することができる。
【0025】 第1クランプアーム34a、34bの下端には積み重ねシートA1 、A2 の下 面を支持する受板46a、46bが設けられている。一方、第2クランプアーム 36a、36bの下端には2つの積み重ねシートA1 、A2 に跨がる状態で各積 み重ねシートA1 、A2 を支持する受板47a、47bが設けられている。
【0026】 実施例で示すシート積み上げ装置は上記の構成から成り、図1に示すように、 シートステーション1上で停止する2つの積み重ねシートA1 、A2 をパレット ステーション2で停止するパレットP上に移送して積み重ねる場合は、マニピュ レータ20のハンド装置30によって積み重ねシートA1 、A2 を挾持し、マニ ピュレータ本体21の作動によりその積み重ねシートA1 、A2 上に移送して積 み重ねシートA1 、A2 の挾持を解除する。
【0027】 シートステーション1上の積み重ねシートA1 、A2 の挾持に際しては、積み 重ねシートA1 、A2 の大きさに応じて第1クランプアーム34a、34bおよ び第2クランプアーム36a、36bの位置を予め調整しておく。そして、マニ ピュレータ本体21の作動によって、積み重ねシートA1 、A2 上までハンド装 置30を移動させたのち、下降させ、図7に示すように、第1クランプアーム3 4a、34bが2つの積み重ねシートA1 、A2 の配列方向に臨み、第2クラン プアーム36a、36bが積み重ねシートA1 、A2 の衝合面と対向し、さらに 、各アームの受板46a、46b、47a、47bが積み重ねシートA1 、A2 の下面より少し下方に位置する状態で、図4に示すシリンダ41a、41bおよ び図5に示すシリンダ45a、45bの作動により第1クランプアーム34a、 34bおよび第2クランプアーム36a、36bを相対的に内方向に移動させる 。
【0028】 各クランプアーム34a、34bおよび36a、36bの相対的な作動により 、図8に示すように、2つの積み重ねシートA1 、A2 は第1クランプアーム3 4a、34bによって配列方向から挾持され、積み重ねシートA1 、A2 の衝合 部は第2クランプアーム36a、36bによって挾持される。また、第1クラン プアーム34a、34bの受板46a、46bは積み重ねシートA1 、A2 の下 面と対向する。一方、第2クランプアーム36a、36bの受板47a、47b は2つの積み重ねシートA1 、A2 に跨がる状態で各積み重ねシートA1 、A2 の下面に対向する。
【0029】 上記のような状態でハンド装置30を上方に移動させることにより、各受板4 6a、46b、47a、47bは積み重ねシートA1 、A2 の下面に係合し、積 み重ねシートA1 、A2 のそれぞれは受板46a、46b、47a、47bで支 持される状態で移送されることになる。
【0030】 このため、2つの積み重ねシートA1 、A2 が単に積み重ねた無結束の状態で あっても、これらの積み重ねシートA1 、A2 を落下させることなく安全に、確 実に移送させることができる。
【0031】 なお、第2クランプアーム36a、36bの下端に設けた受板47a、47b の長さを積み重ねシートA1 又はA2 の長さより長くして2つの積み重ねシート A1 、A2 の長さの1/2以上支持し得るようにすると、2つの積み重ねシート A1 、A2 をより安定よく支持することができる。この場合、第1クランプアー ム34a、34bを省略することができる。
【0032】 実施例では、第2クランプアーム36a、36bの受板47a、47bの長さ を2つの積み重ねシートA1 、A2 を支持し得る長さとしたが、直線上に配置さ れた3つの積み重ねシートに跨がる状態で各シートを支持し得る長さとしてもよ い。
【0033】 図9は、受板47aの取付けの他の例を示す。この例では、第2クランプアー ム36aの外側に設けられ、シリンダ50の作動によりピン51を中心として揺 動されるスイングアーム52の下端に受板47aを固定し、上記スイングアーム 5と共に受板47aを揺動させてその受板47aを積み重ねシートA1 、A2 の 下面に対して係脱させるようにしている。他の受板46a、46b、47bも上 記のような取付けとしてもよい。
【0034】
【考案の効果】
以上のように、この考案においては、一対のクランプアームの下端に設けた受 板で側面を衝合して配列された一対の積み重ねシート等の商品の下面を受けるよ うにしたので、一対の商品を落下させることなく安全にかつ確実に移送すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るハンド装置を用いた物品積み重
ね装置の平面図
【図2】同上マニピュレータの正面図
【図3】同上の平面図
【図4】ハンド装置の縦断正面図
【図5】図4の縦断側面図
【図6】図4の平面図
【図7】(イ) 、(ロ) は同上装置の作動状態を示す図
【図8】(イ) 、(ロ) は同上装置の作動状態を示す図
【図9】同上の受板の他の支持例を示す断面図
【図10】従来のハンド装置を示す概略図
【符号の説明】
36a、36b 第2クランプアーム 45a、45b シリンダ 47a、47b 受板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 米田 利博 大阪市中央区平野町3丁目5番12号 レン ゴー株式会社本社事務所内 (72)考案者 隈井 文生 福岡県北九州市八幡西区黒崎城石2番1号 株式会社安川電機内 (72)考案者 三角 幸雄 福岡県北九州市八幡西区黒崎城石2番1号 株式会社安川電機内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側面を衝合して配列された複数の物品の
    配列方向と直交する方向に向けて移動自在に支持された
    一対のクランプアームと、その一対のクランプアームを
    相対的に移動させる移動装置とを有し、上記各クランプ
    アームの下端に複数の物品に跨がる状態で各物品の下面
    を支持する受板を設けた物品移送用のハンド装置。
JP687993U 1993-02-24 1993-02-24 物品移送用のハンド装置 Pending JPH0663293U (ja)

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JP687993U JPH0663293U (ja) 1993-02-24 1993-02-24 物品移送用のハンド装置

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