JP3891376B2 - 搬送用パレット - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は搬送用パレットに係り、特に搬送物の下部に配設されて搬送の際に基台として機能する搬送用パレットに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、印刷業界では、印刷用紙の大きさとして一般に菊全判といわれる大きさ(939×636mm)のものが基準として販売及び使用がされている。また、印刷機械の仕様によっては、菊全判の半分の大きさ(636×468mm)の菊半裁といわれる大きさの印刷用紙が用いられている。
【0003】
この印刷用紙は、多数枚(例えば、 30000枚) が積み重ねられた状態で印刷現場に納入される。そして、印刷現場では、この積み重ねられた状態のままで印刷用紙を印刷装置に装着し、印刷を行うことが行われている。
従って、納入された印刷用紙を印刷装置まで搬送する必要があるが、通常印刷用紙の搬送にはハンドリフタが用いられている。図7は、印刷用紙の搬送に用いるハンドトラック44を示している。また、同図において、符号42で示すのが印刷用紙である。
【0004】
ハンドトラック44はアーム46を有しており、このアーム46を印刷用紙42の下部に位置させて、これを上動させて浮かせた状態で搬送を行う。この際、アーム46上に直接印刷用紙42を載置するのでは、印刷用紙42にダメージが発生するおそれがあるため、通常パレット40と称せられる搬送用具が用いられる。
【0005】
印刷用紙42は、このパレット40に載置された状態で納入される。そして、印刷用紙42を印刷装置まで搬送するには、パレット40に形成されているアーム装着部48にハンドトラック44のアーム46を挿入装着し、その上でアーム46を上動させる。これにより、パレット40は床面に対し浮いた状態となり、これに伴い印刷用紙42も上動し、よってハンドトラック44に設けられているローラ50により搬送することが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記したように印刷用紙42の主要な大きさとしては、菊全判とその半分の大きさの菊半裁との2種類が存在する。また、印刷装置は菊全判の印刷用紙及び菊半裁の印刷用紙を選択的に装着できる構成とされている。
しかるに、通常納入される印刷用紙42の形態は全て菊全判に統一されており、従って印刷用紙42が菊半裁の大きさの場合には、これを2組並べて菊全判の大きさとした上で納入されることが行われている。このため、印刷用紙42を搭載するパレット40は、菊全判の大きさに対応したもののみが存在し、菊半裁の大きさに対応した要旨の流通用のパレットは存在しなかった。
【0007】
従って、菊全判の印刷用紙42の場合には、菊全判サイズのパレット40を用いて印刷用紙42を直接印刷装置に装着することができる。しかるに、菊半裁の印刷用紙42を印刷装置に装着する場合には、パレット40上に2組並べた状態の菊半裁の印刷用紙42をハンドトラック44等により印刷装置の近傍まで搬送した後、パレット40から先ず一組の菊半裁の印刷用紙42を手作業により取り出して印刷装置に装着し、その後に残るもう一組の菊半裁の印刷用紙42を手作業により取り出して印刷装置に装着することが行われていた。
【0008】
このため、従来構成のパレット40を用いた菊半裁サイズの印刷用紙42の搬送及び装着作業は、非常に面倒でまた効率が悪いという問題点があった。また、種々の大きさを有した印刷用紙42に容易に対応することができないという問題点もあった。 本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、搬送物の装着効率の向上を図ると共に、種々の搬送物に容易に対応しうる搬送用パレットを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、本発明による以下の手順により解決することができる。
請求項1記載の発明では、
搬送物が搭載される複数の分離パレットと、前記複数の分離パレットを装着脱可能に保持する共通ベースとにより構成される搬送用パレットであって、
前記共通ベースを、前記分離パレットを保持すると共に一の方向に装着される治具と係合する複数の保持部材とを具備し、前記一の方向に装着される治具により前記複数の分離パレットを保持した状態を維持しつつ搬送される構成とすると共に、
前記分離パレットを、前記搬送物が搭載される載置台と、該載置台の下部に配設された脚部材とを具備し、前記一の方向と異なる方向に装着される治具により前記共通ベースから分離し、前記分離パレットのみで搬送される構成とし、
かつ、前記共通ベースの隣接する1対の保持部材の間に有底状の空間部である脚部材装着空間を形成し、前記分離パレットが前記共通ベースに装着された装着状態で、前記分離パレットに配設された前記脚部材が前記脚部材装着空間内に挿入装着される構成としたことを特徴とするものである。
また、請求項2記載の発明では、
請求項1記載の搬送用パレットにおいて、
前記分離パレットが前記共通ベースに保持された状態において、前記共通ベースに対する前記分離パレットの位置ずれを規制する位置ずれ防止機構を設けたことを特徴とするものである。
【0012】
上記した各手段は、次のように作用する。
請求項1記載の発明によれば、治具を搬送用パレットに対し一の方向に装着することにより、共通ベースは複数の分離パレットを保持した状態を維持しつつ搬送される。即ち、搬送物が搭載された複数の分離パレットを一括的に搬送することができる。また、治具を前記一の方向と異なる方向に搬送用パレットに装着することにより、分離パレットは共通ベースから分離し、分離パレットのみで搬送される。
【0014】
更に、請求項2記載の発明によれば、
分離パレットが共通ベースに保持された状態において、共通ベースに対する分離パレットの位置ずれを規制する位置ずれ防止機構を設けたことにより、分離パレットを共通ベースに対して着脱可能な構成としても、装着状態における分離パレットを所定位置に確実に保持することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態について、図面と共に説明する。
図1は、本発明の一実施例である搬送用パレット10を示している。尚、以下の説明においては、搬送用パレット10を印刷現場で印刷用紙を搬送するのに用いた例について説明するものとする。
【0016】
搬送用パレット10は、大略すると共通ベース12と、複数(本実施例では2個)の分離パレット14A,14Bとにより構成されている。共通ベース12は、図2及び図3に合わせて示すように、ベース部材16,柱部材18,及び保持部材20等を具備した構成とされている。
ベース部材16は、本実施例では高剛性を有した金属板状部材により形成されており、その大きさは約菊全判の大きさとされている。尚、このベース部材16は必ずしも板状部材とする必要はなく、所定の剛性を得られる構成であれば、軽量化を図る面からフレーム構造としてもよい。
【0017】
柱部材18は保持部材20を支持するために設けられるものであり、ベース部材16に立設された構成とされている。また、保持部材20は細長い板状部材であり、柱部材18の上部に固定されることによりベース部材16の上部に図中矢印X1,X2方向に延在するよう配設されている。
本実施例では、3本の保持部材20がベース部材16の上部に平行配設された構成とされている。また、各保持部材20は、夫々3個の柱部材18により支持された構成とされている。
【0018】
上記のように、3本の保持部材20を平行に配設することにより、隣接する一対の保持部材20の間には、夫々有底状の空間部が形成される(以下、この空間部を脚部材装着空間38という)。また、ベース部材16,3個の柱部材18,及び保持部材20は、協働して閉空間部が形成される(以下、この空間部をベース側装着部34という)。このベース側装着部34は、図中矢印Y1,Y2方向に開口した構成とされている。
【0019】
また、図2に示す構成例では、保持部材20の柱部材18と接合される位置に、特に位置決め凹部22が形成された構成とされている。この位置決め凹部22は、後述する分離パレット14A,14Bに形成されている脚部材26と係合しうるよう構成されている。
一方、分離パレット14A,14Bは、夫々の大きさが前記した共通ベース12の約半分の大きさとされている。即ち、分離パレット14A,14Bは、夫々が約菊半裁の大きささとされている。尚、分離パレット14Aと分離パレット14Bは共に同一構成であるため、以下の説明では分離パレット14Aのみを説明するものとする。
【0020】
分離パレット14A(14B)は、載置台24及び脚部材26等により構成されている。載置台24は搬送物となる印刷用紙(図示せず)が載置される部位であり、高剛性の金属板或いは木製板により構成されている。この載置台24は、前記のように約菊半裁の大きささとされている。
また、脚部材26は載置台24の下部に配設されており、図4(B)に示されるように、一枚の金属板状部材を折曲形成することにより形成されている。本実施例では、脚部材26は一つの載置台24に4個形成されており、載置台24の両側近傍に夫々2個が一列に(図中、矢印Y1,Y2方向に)列設された構成としている。
【0021】
更に、載置台24と脚部材26との間には空間部(以下、この空間部をパッド側装着部36という)が形成されており、このパッド側装着部36は分離パレット14Aを共通ベース12に装着した状態において、図中矢印X1,X2方向に開口する構成とされている。即ち、ベース側装着部34の開口方向(図中矢印Y1,Y2方向)と、パッド側装着部36の開口方向(図中矢印X1,X2方向)とは互いに略直行した構成とされている。
【0022】
続いて、上記構成された搬送用パレット10を用いた印刷用紙の搬送処理について説明する。尚、以下の説明では、菊半裁の印刷用紙を印刷装置に装着する場合を例に挙げて説明する。
前記したように、印刷現場に納入される印刷用紙の形態は全て菊全判に統一されており、従って本実施例のように菊半裁の印刷用紙を用いる場合には、菊半裁の印刷用紙の束を2組並べて菊全判の大きさとした上で納入される。納入された印刷用紙は、搬送用パレット10に載置される。
【0023】
この時の搬送用パレット10は、図6に示す状態となっている。即ち、2個の分離パレット14A,14Bは共通ベース12に共に装着された状態となっている。
この装着状態では、分離パレット14A,14Bに形成された各脚部材26は、共通ベース12に形成されている脚部材装着空間38内に挿入装着された構成となっている。また、載置台24は保持部材20に係合(当接)しており、これにより各分離パレット14A,14Bは保持部材20上に保持された構成となっている。
【0024】
上記のように分離パレット14A,14Bは共通ベース12に装着するには、単に分離パレット14A,14Bを共通ベース12の上部より上記した所定位置に挿入装着するのみでよい。よって、分離パレット14A,14Bの共通ベース12への装着処理は容易に行うことができる。
また、共通ベース12に装着された分離パレット14A,14Bは、上方(図中、矢印Z1方向)に移動させることにより、容易に共通ベース12から分離する。即ち、本実施例に係る搬送用パレット10では、各分離パレット14A,14Bは共通ベース12に対して装着脱可能な構成となっている。
【0025】
更に、納入された印刷用紙を搬送用パレット10に載置した状態において、一方の菊半裁の印刷用紙は分離パレット14A上に、また他方の菊半裁の印刷用紙は分離パレット14B上に載置される。しかるに、図6に示されるように、印刷用紙を搬送用パレット10に載置する際、分離パレット14A,14Bは共に共通ベース12に装着された状態であるため、菊全判の形態(即ち、菊半裁の印刷用紙の束を二つ纏めた状態)で収納される印刷用紙を一括的に搬送用パレット10に載置することができる。
【0026】
上記のように印刷用紙が搭載された搬送用パレット10は、印刷装置の近傍位置までは菊全判の形態のままで搬送される(即ち、二つの菊半裁の印刷用紙の束を一括的に搬送する)。この搬送には、搬送治具28Bを用いる。この搬送治具28Bは、例えばフォークリフト或いはハンドトラック等であり、図6に示されるような二股状に分岐された一対のアーム30Bを有している。
【0027】
このように、二つの菊半裁の印刷用紙の束を一括的に搬送する場合、搬送用パレット10に対しアーム30Bを図中矢印Y1方向或いはY2方向(図6では、Y1方向とした例を示している)に装着する。具体的には、アーム30Bをベース側装着部34内に挿入装着する。
続いて、搬送治具28Bを駆動して、アーム30Bを上動させる(矢印Z1方向に移動させる)。前記のように、共通ベース12には矢印X1,X2方向に延在する3本の保持部材20が設けられている。そして、アーム30Bが上動することにより、アーム30Bはこの保持部材20と係合する。更に、前記したように、分離パレット14A,14Bは共に保持部材20に載置することにより保持された構成となっている。
【0028】
従って、アーム30Bが上動するとにより、分離パレット14A,14B及び共通ベース12は共に上動し、これにより分離パレット14A,14Bに載置された印刷用紙(二つの菊半裁の印刷用紙の束)を一括的に印刷装置の近傍位置まで搬送することができる。
また、本実施例では、各分離パレット14A,14Bを保持する保持部材20が、矢印Y1方向(或いは矢印Y2方向)から装着された時にのみアーム30Bと係合する係合部材としても機能するため、保持部材20と別個に係合部材を設ける構成に比べ、搬送用パレット10の構成を簡単化することができる。
【0029】
更に、共通ベース12として、図2に示した位置決め凹部22を設けたものを用いた場合には、分離パレット14A,14Bを共通ベース12に装着した状態において、脚部材26の載置台24との接合部分(図4(B)に符号25で示す)が位置決め凹部22と係合する。
このため、搬送時において共通ベース12に対し分離パレット14A,14Bが位置ずれすることを防止することができ、分離パレット14A,14Bを共通ベース12に対して着脱可能な構成としても、装着状態における分離パレット14A,14Bを確実に保持することができる。
【0030】
一方、本実施例では菊半裁の印刷用紙を用いる印刷装置を対象としているため、印刷装置に印刷用紙を装着する場合には、菊全判の形態で搬送された二つの菊半裁の印刷用紙の束を分離し、夫々を個別に印刷装置に搬送して装着する必要が生じる。
この搬送には、図1に示すように、搬送治具28Aを用いる。この搬送治具28Aは、例えばハンドトラック等であり二股状に分岐された一対のアーム30Aを有している。上記のように、二つの菊半裁の印刷用紙の束の内、一方のみを搬送する場合、搬送用パレット10に対しアーム30Aを図6を用いて説明した搬送治具28Bの挿入方向とは異なる方向、即ち図中矢印X1方向或いはX2方向(図1では、X1方向とした例を示している)に装着する。
【0031】
具体的には、アーム30Aをパレット側装着部36内に挿入装着する。この際、アーム30Aは、一方の分離パレットのみ(図1に示す例では、分離パレット14Aのみ)に挿入されるよう構成されている。
続いて、搬送治具28Aを駆動して、アーム30Aを上動させる(矢印Z1方向に移動させる)。前記のように、分離パレット14A,14Bは矢印X1,X2方向に延在する3本の保持部材20に載置されることにより着脱可能に保持された構成となっている。よって、アーム30Aが矢印X1方向(或いはX2方向)に挿入された場合、アーム30Aが保持部材20と係合することはない。
【0032】
従って、アーム30Aを上動させると、この上動力は分離パレット14Aのみに印加されることとなり、図1に示されるように分離パレット14Aは共通ベース12から分離する。
これにより、一つの菊半裁の印刷用紙の束のみを載置した分離パレット14Aを単独で搬送することが可能となり、印刷装置に対し菊半裁の印刷用紙を装着することができる。また、アーム30Aを搬送用パレット10に対し図中矢印X2方向に挿入することにより、分離パレット14Bについても同様の搬送処理を行うことができる。
【0033】
上記のように、本実施例に係る搬送用パレット10によれば、搬送治具28Bを搬送用パレット10に対し矢印Y1或いはY2方向(一の方向)から装着することにより、共通ベース12は複数の分離パレット14A,14Bを保持した状態を維持しつつ搬送され、印刷用紙(搬送物)が搭載された複数の分離パレット14A,14Bを一括的に搬送することができる。
【0034】
また、搬送治具28Aを前記一の方向と異なる方向(矢印X1或いはX2方向)から搬送用パレット10に装着することにより、分離パレット14A,14Bは共通ベース12から分離し、分離パレット14A或いは分離パレット14Bのみで搬送される。
このように、単に搬送用パレット10に対する搬送治具28A,28Bの装着方向を変化させるのみで、複数の分離パレット14A,14Bを一括的に搬送する形態と個別に搬送する形態を選択することが可能となり、搬送形態の自由度を高めることができる。また、従来必要であった人手による積替え処理(菊全判のパレットに載置された菊半裁の印刷用紙を印刷装置に装着する処理)を不要とすることができ、作業効率を向上させることができる。
【0035】
尚、上記した実施例の説明だは、搬送用パレット10に載置する搬送物として印刷用紙を例に挙げて説明したが、搬送物は印刷用紙に限定されるものではなく、従来よりパレットを用いて搬送される各種搬送物に対して適用できるものである。
また、上記した実施例では、分離パレットを2個のみ用いた例について説明したが、共通ベースに装着する分離パレットの数は2個に限定されるものではなく、3個以上は装着することも可能である。
【0036】
更に、上記した実施例では、共通ベースにより複数の分離パレットが治具の挿入方向に応じて一括的、或いは個別に搬送される構成したが、共通ベースを用いることなく、これに代えて各分離パレットの対向位置に治具の挿入方向に応じてロック状態を変更するジョイント機構を設けることにより、上記した実施例と同様の効果を実現することも可能である。
【0037】
【発明の効果】
上述の如く本発明によれば、次に述べる種々の効果を実現することができる。
請求項1記載の発明によれば、治具の装着方向を変化させるのみで、複数の分離パレットを一括的に搬送する形態と個別に搬送する形態を選択することが可能となり、搬送形態の自由度を高めることができる。
【0038】
また、請求項2記載の発明によれば、分離パレットを共通ベースに対して着脱可能な構成としても、装着状態における分離パレットを所定位置に確実に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である搬送用パレットの斜視図であり、分離パレットを分離した状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施例である搬送用パレットを構成する共通ベースを説明するための図である。
【図3】本発明の一実施例である搬送用パレットを構成する共通ベースを説明するための斜視図である。
【図4】本発明の一実施例である搬送用パレットを構成する分離パレットを説明するための図である。
【図5】本発明の一実施例である搬送用パレットを構成する分離パレットを説明するための斜視図である。
【図6】本発明の一実施例である搬送用パレットの斜視図であり、複数の分離パレットを一括的に搬送する状態を示す斜視図である。
【図7】従来の一例である搬送用パレットを説明するための図である。
【符号の説明】
10 搬送用パレット
12 共通ベース
14A,14B 分離パレット
16 ベース部材
18 柱部材
20 保持部材
22 位置決め凹部
24 載置台
26 脚部材
28A,28B 搬送治具
30A,30B アーム部
32 間隙部
34 ベース側装着部
36 パレット側装着部

Claims (2)

  1. 搬送物が搭載される複数の分離パレットと、前記複数の分離パレットを装着脱可能に保持する共通ベースとにより構成される搬送用パレットであって、
    前記共通ベースを、前記分離パレットを保持すると共に一の方向に装着される治具と係合する複数の保持部材とを具備し、前記一の方向に装着される治具により前記複数の分離パレットを保持した状態を維持しつつ搬送される構成とすると共に、
    前記分離パレットを、前記搬送物が搭載される載置台と、該載置台の下部に配設された脚部材とを具備し、前記一の方向と異なる方向に装着される治具により前記共通ベースから分離し、前記分離パレットのみで搬送される構成とし、
    かつ、前記共通ベースの隣接する1対の保持部材の間に有底状の空間部である脚部材装着空間を形成し、前記分離パレットが前記共通ベースに装着された装着状態で、前記分離パレットに配設された前記脚部材が前記脚部材装着空間内に挿入装着される構成としたことを特徴とする搬送用パレット。
  2. 請求項1記載の搬送用パレットにおいて、
    前記分離パレットが前記共通ベースに保持された状態において、前記共通ベースに対する前記分離パレットの位置ずれを規制する位置ずれ防止機構を設けたことを特徴とする搬送用パレット。
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