JPH0126587Y2 - - Google Patents

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JPH0126587Y2
JPH0126587Y2 JP11809182U JP11809182U JPH0126587Y2 JP H0126587 Y2 JPH0126587 Y2 JP H0126587Y2 JP 11809182 U JP11809182 U JP 11809182U JP 11809182 U JP11809182 U JP 11809182U JP H0126587 Y2 JPH0126587 Y2 JP H0126587Y2
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JP
Japan
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pallet
frame plate
frame
outer frame
inner frame
Prior art date
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JP11809182U
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JPS5922727U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は折畳み式のボツクス型パレツト、特
にみかん、玉ねぎ、馬れいしよ等の農産物の運
搬、保管に用いられる周囲の四面を網状の枠板で
囲繞したボツクス型の荷役パレツトに関する。
従来の技術 従来のこの種ボツクス型パレツトは、ベースパ
レツトの四辺に側壁を構成する4枚の枠板がそれ
らの下端を枢着されて起倒自在に取付けられてな
るものであり、収容物の取出し時には前枠板を下
端枢着部を中心に下方に回動させてパレツトと開
口するようになされたものが一般的である(実公
昭53−18146号公報)。
考案が解決しようとする問題点 ところで、この種ボツクス型パレツトから収容
物を取出す際、特にみかん、玉ねぎ等がバラ荷の
状態で収容されている場合には、フオークリフト
等を使用することによりパレツトを傾けて前面開
放部から収容物が自然流下して排出されるように
すれば、作業能率を著しく向上し得て便利なもの
である。ところが、従来品においては、収容物の
取出し時、前枠板が下端枢着部を中心にして下方
へ回動し前面が開放されるものであるため上記の
ような方法による取出し作業には不都合なもので
あつた。
この考案は、周囲の四面の枠板のうち前面の1
つを下開き状態に揺動開閉可能なものとして、パ
レツトを傾けることにより収容物を自然流化排出
せしめることが可能であり、しかもその前枠板を
含む四面の枠板のすべてを、ベースの平パレツト
に対し下端を枢支して内方に折畳み可能なものと
し、折畳み操作時に1つの枠板をもそれを取外す
面倒な作業を必要としない便利な構造を提供する
ことにある。
問題点を解決する為の手段 上記目的においてこの考案は、前枠板を、下端
をベースパレツト上に枢着される外枠と、その内
側に嵌め合わされてこれを上端に枢着連結される
内枠板によつて構成することにより、収容物の取
出し時には内枠板が上端枢着部を中心に揺動する
ことにより、実質的に前枠板が下開き状に開放さ
れ、不使用時には外枠が下端枢着部を中心に倒伏
回動することにより前枠板をベースパレツト上に
折畳むことができるようにしたことを要旨とする
ものである。
すなわち、この考案は、平パレツト1の四辺に
沿つて、周壁を構成する前後及び左右四面の枠板
2,3,4,5が起倒自在に枢着された折畳み式
ボツクスパレツトに於いて、前記四面の枠板のう
ちの前枠板2が、両下端を平パレツト1の隅部に
固定の枢支片6,6に枢着された門形の外枠9
と、該外枠9の内側にはまり込む大きさを有して
上端部を外枠9の横杆部9aにヒンジ12で枢着
された内外に揺動自在な略方形の内枠板10とに
より構成され、かつ該内枠板10に、その垂下状
態において前記外枠9の左右垂直杆部9b,9b
に掛け外し自在な固定用連結金具13が具備され
てなることを特徴とするものである。
実施例 以下、これを更に図示実施例に基づいて説明す
る。
1は木製の平パレツトで、鋼製のものとなされ
ることもある。2,3,4,5は該平パレツト1
の四辺に沿つてその上方に周壁を構成する前後お
よび左右四面の枠板であり、いずれも基本的には
パイプ製の周枠の内側に所要メツシユの金網を張
設し、適宜縦横の補強桟で補強したものからな
る。なお、これらの枠板は、みかん等の収容物を
なるべく傷つけないように、好ましくはその全体
がクツシヨン性を有する合成樹脂でコーテイング
される。
6は平パレツト1の四隅部分に上方突出状に固
着されたアングル材からなる枢支片であり、左右
の枠板4,5はその下端が第3図に示すように前
後に対位する枢支片6,6間に、また後枠板3は
第4図に示すように下端が後部の左右枢支片6,
6間に、それぞれ横軸棒7,8を以つて枢着され
起倒自在なものとなされている。かつ左右枠板
4,5と後枠板3とは前記軸棒7,8の高さ位置
を相互に異にしており、折畳み時において先ず後
枠板3をパレツト1上に倒した上に、左右の枠板
4,5を重畳的に折畳みうるものとなされてい
る。
一方、前枠板2は、第2図および第5図に示す
ように門型すなわち、 状のパイプ製外枠9と、
その内側にはまり込む大きさの略方形のパイプ製
内枠板10とで構成され、外枠9の両端、即ち下
端が前部左右の枢支片6,6に枢軸11,11を
以つて枢着されると共に、内枠板10が、その上
端を外枠9の上端の横杆部9aに左右1対のヒン
ジ12,12により枢着されている。従つて、前
枠板2は、その全体を枢軸11を中心にしてパレ
ツト1上に折畳み可能である一方、外枠9を立て
た状態のままで、内枠板10のみをヒンジ12,
12によつて外方に揺動させ、第6図に鎖線で示
すような下開き状態になしうるものとなつてい
る。前記枢軸11の高さ位置は、後枠板3を折畳
んだその上に前枠板2をほぼ水平状に倒しうるよ
うに、後枠板3の軸棒7の位置よりも更に少し高
い位置に設定されている。かつ内枠板10は、そ
の下部が外枠9よりも下方に突出して平パレツト
1上面に近接せられており、平パレツト1との間
から収容物の荷こぼれを生じないように配慮され
ている。
前枠板2の上記内枠板10には、垂下状態時に
おいてその下部を外枠9に連結して自由な揺動を
阻止するための連結金具13が具備されている。
該連結金具13は、第2図に示すように水平に進
退作動して外枠9の左右垂直杆部9b,9bに掛
け外しされる先端に鉤部を備えた1対の鉤杆1
4,14を有し、該鉤杆の進退作動を、一端を支
点16とする揺動レバー15の昇降操作により、
連杆17を介して昇降される単一の操作板18に
よつて司るようになされたもので、その基本的な
構成は、例えば実公昭53−18146号公報等によつ
て既知のものである。
左右枠板4,5の前端部上部、及び後枠板3の
左右上端部には、各枠板2,3,4,5を起立さ
せた状態時においてそれらの相互を連結するため
の枠板連結金具19がそれぞれ取付けられてい
る。この連結金具も進退作動鉤杆を備えた前記公
報等によつて既知の構成のものである。
平パレツト1上の左右には、第1図および第6
図に見られるように前後に対峙する枢支片6,6
間に渡して、鋼製の帯板状の側板20,20が固
着されている。この側板20は、左右枠板4,5
の下端と平パレツト1との間の間隙を塞いで荷こ
ぼれを防ぐと共に、全ての枠板2,3,4,5を
折畳んだ状態においてその上面の高さより僅かに
上方に突出する高さを有して、折畳みボツクスパ
レツトの積重ね時の支持枠として作用するもので
ある。
上記のボツクスパレツトは、第1図ないし第6
図に示すような組立状態において、その内部にみ
かん等の収容物を入れて運搬等に供されるもので
あるが、この収容物を排出する場合には、例えば
フオークリフトトラツクにより全体を持ち上げる
と共に、連結金具13による前枠板2の内枠板1
0の固定を解いたのち、フオークを傾動操作して
平パレツト1を前端が下方になるように傾ける。
すると収容物の重量によつて前記内枠板10が第
6図に鎖線で示すように揺動し、平パレツト1と
の間に口を開いて該開口部分から収容物が自然流
下排出されるものである。
空になつたボツクスパレツトを戻し輸送したり
保管するような場合には、第7図に示すように各
枠板2,3,4,5を所定の順序で重畳的に平パ
レツト1上に折畳み、これを適宜積み重ねて運
搬、保管するものである。
考案の効果 この考案は上記のような構成を有するものであ
るから、連結金具13の存在により外枠9と内枠
板10は収容物の取出し時以外は一体的に固定さ
れて一枚板と同様に取扱うことができ、収容物の
取出し時には連結金具13による内枠板10の固
定を解いた後、パレツトを傾けることにより、内
枠板10が上端枢着部を中心に揺動し実質的には
前枠板2を下開き状態に開放せしめて収容物の自
然流下排出を行いうるものであり、特にみかん等
の農作物をばら荷の状態で収納した場合に苦慮さ
れる収容物の取出し作業を極めて簡単に行うこと
ができ、実用上至便である。しかも、このように
前枠板を下開き可能としたものでありながら、折
畳み時には他の面の枠板と同様に前枠板を外枠a
の下端枢着部を中心に内側倒伏回動させることに
より平パレツト1に付設したままの状態で折畳む
ことができ、該前枠板を着脱式に構成するような
場合に較べてその取扱い操作が容易である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
は平面図、第2図は正面図、第3図は側面図、第
4図は後面図、第5図は前面部の一部斜視図、第
6図は第5図−線の断面図、第7図は折畳み
途上の状態の斜視図である。 1……平パレツト、2……前枠板、3……後枠
板、4,5……左右枠板、6……枢支片、7,8
……軸棒、9……外枠、9a……外枠の横杆部、
9b,9b……外枠の垂直杆部、10……内枠
板、11……枢軸、12……ヒンジ、13……連
結金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 平パレツト1の四辺に沿つて、周壁を構成する
    前後及び左右四面の枠板2,3,4,5が起倒自
    在に枢着された折畳み式ボツクスパレツトに於い
    て、前記四面の枠板のうちの前枠板2が、両下端
    を平パレツト1の隅部に固定の枢支片6,6に枢
    着された門型の外枠9と、該外枠9の内側にはま
    り込む大きさを有して上端部を外枠9の横杆部9
    aにヒンジ12で枢着された内外に揺動自在な略
    方形の内枠板10とにより構成され、かつ該内枠
    板10に、その垂下状態において前記外枠9の左
    右垂直杆部9b,9bに掛け外し自在な固定用連
    結金具13が具備されてなることを特徴とするボ
    ツクス型パレツト。
JP11809182U 1982-08-02 1982-08-02 ボツクス型パレツト Granted JPS5922727U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11809182U JPS5922727U (ja) 1982-08-02 1982-08-02 ボツクス型パレツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11809182U JPS5922727U (ja) 1982-08-02 1982-08-02 ボツクス型パレツト

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Publication Number Publication Date
JPS5922727U JPS5922727U (ja) 1984-02-13
JPH0126587Y2 true JPH0126587Y2 (ja) 1989-08-09

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11809182U Granted JPS5922727U (ja) 1982-08-02 1982-08-02 ボツクス型パレツト

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JPS5922727U (ja) 1984-02-13

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