JPH0767520B2 - 仕上げ機への洗濯物供給装置 - Google Patents
仕上げ機への洗濯物供給装置Info
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- JPH0767520B2 JPH0767520B2 JP3102572A JP10257291A JPH0767520B2 JP H0767520 B2 JPH0767520 B2 JP H0767520B2 JP 3102572 A JP3102572 A JP 3102572A JP 10257291 A JP10257291 A JP 10257291A JP H0767520 B2 JPH0767520 B2 JP H0767520B2
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- laundry
- roller
- rolling
- traveling carriage
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G17/00—Conveyors having an endless traction element, e.g. a chain, transmitting movement to a continuous or substantially-continuous load-carrying surface or to a series of individual load-carriers; Endless-chain conveyors in which the chains form the load-carrying surface
- B65G17/20—Conveyors having an endless traction element, e.g. a chain, transmitting movement to a continuous or substantially-continuous load-carrying surface or to a series of individual load-carriers; Endless-chain conveyors in which the chains form the load-carrying surface comprising load-carriers suspended from overhead traction chains
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G19/00—Conveyors comprising an impeller or a series of impellers carried by an endless traction element and arranged to move articles or materials over a supporting surface or underlying material, e.g. endless scraper conveyors
- B65G19/02—Conveyors comprising an impeller or a series of impellers carried by an endless traction element and arranged to move articles or materials over a supporting surface or underlying material, e.g. endless scraper conveyors for articles, e.g. for containers
- B65G19/025—Conveyors comprising an impeller or a series of impellers carried by an endless traction element and arranged to move articles or materials over a supporting surface or underlying material, e.g. endless scraper conveyors for articles, e.g. for containers for suspended articles
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06F—LAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
- D06F95/00—Laundry systems or arrangements of apparatus or machines; Mobile laundries
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
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- B65G2201/02—Articles
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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- B65G2201/0229—Clothes, clothes hangers
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、仕上げ機への洗濯物の
供給装置に関するものである。
供給装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】特に大形の洗濯物（ベッドシーツやテー
ブルカバーなど）を仕上げ機又はその他の洗濯物処理機
へ供給するための前記形式の供給装置はドイツ連邦共和
国特許出願公開第 38 39 045号明細書に基づいて公知で
あり、この場合、洗濯容器、乾燥機などから仕上げ装入
機への洗濯物の供給は大体において、または完全に機械
化されかつ自動化されている。前記の公知の供給装置で
は洗濯物は、ローディングステーションの区域で操作員
によって洗濯容器、乾燥機などから取り出され、かつ各
洗濯物の１つの角隅が夫々、循環コンベヤ、つまりエン
ドレスコンベヤとして構成された部分コンベヤの搬送ク
リップに装着される。次いで洗濯物は前記部分コンベヤ
によって、比較的高いレベルに配置された、やはり循環
コンベヤ、つまりエンドレスコンベヤとして構成された
別の部分コンベヤまで斜め上方に向かって搬送される。
該部分コンベヤによって洗濯物は、やはりエンドレスの
循環コンベヤとして構成された更に別の部分コンベヤへ
搬送される。次いで洗濯物は該部分コンベヤによって、
アンローディングステーションの範囲にある仕上げ装入
機にまで、今度は斜め下方に向かって搬送され、該アン
ローディングステーションにおいて別の操作員の協力に
よって洗濯物は相応したクリップから取り外されて仕上
げ装入機へ引き渡される。
ブルカバーなど）を仕上げ機又はその他の洗濯物処理機
へ供給するための前記形式の供給装置はドイツ連邦共和
国特許出願公開第 38 39 045号明細書に基づいて公知で
あり、この場合、洗濯容器、乾燥機などから仕上げ装入
機への洗濯物の供給は大体において、または完全に機械
化されかつ自動化されている。前記の公知の供給装置で
は洗濯物は、ローディングステーションの区域で操作員
によって洗濯容器、乾燥機などから取り出され、かつ各
洗濯物の１つの角隅が夫々、循環コンベヤ、つまりエン
ドレスコンベヤとして構成された部分コンベヤの搬送ク
リップに装着される。次いで洗濯物は前記部分コンベヤ
によって、比較的高いレベルに配置された、やはり循環
コンベヤ、つまりエンドレスコンベヤとして構成された
別の部分コンベヤまで斜め上方に向かって搬送される。
該部分コンベヤによって洗濯物は、やはりエンドレスの
循環コンベヤとして構成された更に別の部分コンベヤへ
搬送される。次いで洗濯物は該部分コンベヤによって、
アンローディングステーションの範囲にある仕上げ装入
機にまで、今度は斜め下方に向かって搬送され、該アン
ローディングステーションにおいて別の操作員の協力に
よって洗濯物は相応したクリップから取り外されて仕上
げ装入機へ引き渡される。
【０００３】更にまた実地においては、上向搬送用及び
下向搬送用部分コンベヤ並びに水平方向搬送用部分コン
ベヤを、エンドレスに循環する大形リンクチェーンとし
て構成することもすでに公知である。洗濯物用供給装置
をこのように構成する場合チェーンは、操作員によって
操作すべき夫々１つのフック機構に配置されるクリップ
を、隣接したチェーンリンク間に掛け込み・掛け外しで
きるように構成されている。従って洗濯物はローディン
グステーションの区域で手でクリップに装着され、次い
で該クリップは、やはり手で上向搬送用部分コンベヤと
して構成されたチェーンに掛け込まれる。また実質的に
水平方向に搬送したのちクリップはこれに装着した洗濯
物と一緒に、下向搬送用部分コンベヤとして構成された
チェーンから手で今度は逆に掛け外され、最後に洗濯物
はやはり手でクリップから取り外される。
下向搬送用部分コンベヤ並びに水平方向搬送用部分コン
ベヤを、エンドレスに循環する大形リンクチェーンとし
て構成することもすでに公知である。洗濯物用供給装置
をこのように構成する場合チェーンは、操作員によって
操作すべき夫々１つのフック機構に配置されるクリップ
を、隣接したチェーンリンク間に掛け込み・掛け外しで
きるように構成されている。従って洗濯物はローディン
グステーションの区域で手でクリップに装着され、次い
で該クリップは、やはり手で上向搬送用部分コンベヤと
して構成されたチェーンに掛け込まれる。また実質的に
水平方向に搬送したのちクリップはこれに装着した洗濯
物と一緒に、下向搬送用部分コンベヤとして構成された
チェーンから手で今度は逆に掛け外され、最後に洗濯物
はやはり手でクリップから取り外される。
【０００４】しかしながらこの場合、このような公知の
供給装置では、クリップの操作並びに該クリップ内に固
定すべき洗濯物の操作が、比較的煩雑で時間がかかるば
かりでなく、供給装置自体のトラブル発生率が比較的高
く、その上にまたこの形式の供給装置では単個部品を多
数使用していることに基づいて操業時の運転騒音が比較
的高いことが判った。
供給装置では、クリップの操作並びに該クリップ内に固
定すべき洗濯物の操作が、比較的煩雑で時間がかかるば
かりでなく、供給装置自体のトラブル発生率が比較的高
く、その上にまたこの形式の供給装置では単個部品を多
数使用していることに基づいて操業時の運転騒音が比較
的高いことが判った。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、冒頭で述べた形式の供給装置を改良して、該供給装
置の操作を単純化し、ひいては手動操作の導入を減少さ
せ、かつ仕上げ機への洗濯物供給時の効率並びに確実性
を高めることである。
は、冒頭で述べた形式の供給装置を改良して、該供給装
置の操作を単純化し、ひいては手動操作の導入を減少さ
せ、かつ仕上げ機への洗濯物供給時の効率並びに確実性
を高めることである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明の構成手段は、請求項１に記載した通り、クリ
ップが少なくとも急傾斜搬送区の区域において、成形レ
ールのようなガイド機構に沿って循環するエンドレスの
コンベヤ部材と連結されている点にある。
の本発明の構成手段は、請求項１に記載した通り、クリ
ップが少なくとも急傾斜搬送区の区域において、成形レ
ールのようなガイド機構に沿って循環するエンドレスの
コンベヤ部材と連結されている点にある。
【０００７】本発明の構成によって、各垂直搬送区の区
域、すなわち上向搬送用部分コンベヤ及び下向搬送用部
分コンベヤの範囲において、僅かな構造費にも拘らず著
しく安定した、ひいてはトラブル発生率の著しく低いユ
ニットとしての、仕上げ機への洗濯物供給装置が得られ
る。それというのは、この垂直搬送区の区域ではエンド
レスの搬送部材、この場合は特にエンドレスコンベヤチ
ェーンも、該エンドレスコンベヤェーンと連結可能なク
リップもガイド機構、この場合は特に成形レールによっ
て、紛失不能に収容されておりかつ該成形レール内を移
動可能であるからである。一面において前記手段によっ
て仕上げ機へ洗濯物を供給する際の効率が高められる。
それというのは、構成の単純化のゆえに前記の上向運動
または下向運動する部分コンベヤのトラブル発生率及び
修理発生率がほぼ完全に除かれるばかりでなく、エンド
レスのコンベヤ部材が、洗濯物を装着したクリップと不
動に案内されるゆえに、洗濯物供給時の著しく高い作業
サイクルが得られるからである。他面においては、まさ
しくエンドレスコンベヤ部材と、これにより連行される
クリップとを不動に案内することによって同時にまた、
前記垂直搬送区の範囲においてクリップ及び洗濯物の確
実な搬送が保証されている。
域、すなわち上向搬送用部分コンベヤ及び下向搬送用部
分コンベヤの範囲において、僅かな構造費にも拘らず著
しく安定した、ひいてはトラブル発生率の著しく低いユ
ニットとしての、仕上げ機への洗濯物供給装置が得られ
る。それというのは、この垂直搬送区の区域ではエンド
レスの搬送部材、この場合は特にエンドレスコンベヤチ
ェーンも、該エンドレスコンベヤェーンと連結可能なク
リップもガイド機構、この場合は特に成形レールによっ
て、紛失不能に収容されておりかつ該成形レール内を移
動可能であるからである。一面において前記手段によっ
て仕上げ機へ洗濯物を供給する際の効率が高められる。
それというのは、構成の単純化のゆえに前記の上向運動
または下向運動する部分コンベヤのトラブル発生率及び
修理発生率がほぼ完全に除かれるばかりでなく、エンド
レスのコンベヤ部材が、洗濯物を装着したクリップと不
動に案内されるゆえに、洗濯物供給時の著しく高い作業
サイクルが得られるからである。他面においては、まさ
しくエンドレスコンベヤ部材と、これにより連行される
クリップとを不動に案内することによって同時にまた、
前記垂直搬送区の範囲においてクリップ及び洗濯物の確
実な搬送が保証されている。
【０００８】また本発明ではクリップは、ガイド機構、
特に成形レール内を走行運動可能な走行キャリッジに配
置されている。特に本発明によれば走行キャリッジは、
運動方向に対して実質的に垂直方向に方位づけられた支
持プレートから成っており、該支持プレートの一方で
は、互いに隔てられた２対の転動ローラが、また他方で
はクリップが配置されている。このような構成は、仕上
げ機へ洗濯物を供給する際の効率を高める作用並びにク
リップ及び洗濯物を確実に搬送する作用以外に、前記成
形レールの範囲における運転騒音を低下させるという作
用効果を付加的に生ぜしめる。それというのは、ガイド
機構、すなわち成形レール内でのクリップの運動は専
ら、走行キャリッジの、僅かな摩擦しか伴わない、ひい
ては発生ノイズの少ない転動運動を介して行われるから
である。
特に成形レール内を走行運動可能な走行キャリッジに配
置されている。特に本発明によれば走行キャリッジは、
運動方向に対して実質的に垂直方向に方位づけられた支
持プレートから成っており、該支持プレートの一方で
は、互いに隔てられた２対の転動ローラが、また他方で
はクリップが配置されている。このような構成は、仕上
げ機へ洗濯物を供給する際の効率を高める作用並びにク
リップ及び洗濯物を確実に搬送する作用以外に、前記成
形レールの範囲における運転騒音を低下させるという作
用効果を付加的に生ぜしめる。それというのは、ガイド
機構、すなわち成形レール内でのクリップの運動は専
ら、走行キャリッジの、僅かな摩擦しか伴わない、ひい
ては発生ノイズの少ない転動運動を介して行われるから
である。
【０００９】本発明の走行キャリッジの殊に有利な構成
では、前記支持プレートの上部ウェブの各縦脚片部は、
該縦脚片部にそれぞれ配置されていて運動方向に対して
直角な横方向に延びる、転動ローラ対の両水平軸間に設
けられている互いに対応した切欠き部を有している。こ
のように構成することによって、それぞれ１つのクリッ
プを装備した走行キャリッジは、ガイド機構、すなわち
成形レールとの協働と相俟って簡単かつ紛失不能にエン
ドレスのコンベヤ部材、すなわちエンドレスコンベヤチ
ェーンと連結可能である。更に本発明によれば、支持プ
レートの上部ウェブの各縦脚片部の切欠き部は、エンド
レスのコンベヤ部材、特にエンドレスコンベヤチェーン
の運動方向に対して直角な横方向に延びるチェーン水平
軸を収容するために、前記縦脚片部にそれぞれ配置され
ていて運動方向に対して直角な横方向に延びる転動ロー
ラ対の両水平軸から隔てられており、これによって走行
キャリッジは、エンドレスのコンベヤ部材自体の機能を
損なうことなく、該エンドレスコンベヤ部材に規則的に
連結することができる。エンドレスコンベヤ部材、つま
りエンドレスコンベヤチェーンに、それぞれ１つのクリ
ップを装備した走行キャリッジを連結する操作を簡便に
するために、前記支持プレートの上部ウェブの各縦脚片
部の切欠き部は、下部ウェブから離反する方向に拡張す
る開口を有している。更にまた、走行キャリッジをエン
ドレスコンベヤチェーンと共にガイド機構、つまり成形
レール内で正確にかつ殆ど傾斜させることなく案内しか
つ移動させることを保証するために、本発明によれば、
前記切欠き部は、前記拡張開口に続く区域、しかも前記
エンドレスコンベヤチェーンの運動方向に対して直角な
横方向に延びるチェーン水平軸を収容する区域では、該
チェーン水平軸の直径よりごく僅かに大きく構成されて
いるにすぎない。
では、前記支持プレートの上部ウェブの各縦脚片部は、
該縦脚片部にそれぞれ配置されていて運動方向に対して
直角な横方向に延びる、転動ローラ対の両水平軸間に設
けられている互いに対応した切欠き部を有している。こ
のように構成することによって、それぞれ１つのクリッ
プを装備した走行キャリッジは、ガイド機構、すなわち
成形レールとの協働と相俟って簡単かつ紛失不能にエン
ドレスのコンベヤ部材、すなわちエンドレスコンベヤチ
ェーンと連結可能である。更に本発明によれば、支持プ
レートの上部ウェブの各縦脚片部の切欠き部は、エンド
レスのコンベヤ部材、特にエンドレスコンベヤチェーン
の運動方向に対して直角な横方向に延びるチェーン水平
軸を収容するために、前記縦脚片部にそれぞれ配置され
ていて運動方向に対して直角な横方向に延びる転動ロー
ラ対の両水平軸から隔てられており、これによって走行
キャリッジは、エンドレスのコンベヤ部材自体の機能を
損なうことなく、該エンドレスコンベヤ部材に規則的に
連結することができる。エンドレスコンベヤ部材、つま
りエンドレスコンベヤチェーンに、それぞれ１つのクリ
ップを装備した走行キャリッジを連結する操作を簡便に
するために、前記支持プレートの上部ウェブの各縦脚片
部の切欠き部は、下部ウェブから離反する方向に拡張す
る開口を有している。更にまた、走行キャリッジをエン
ドレスコンベヤチェーンと共にガイド機構、つまり成形
レール内で正確にかつ殆ど傾斜させることなく案内しか
つ移動させることを保証するために、本発明によれば、
前記切欠き部は、前記拡張開口に続く区域、しかも前記
エンドレスコンベヤチェーンの運動方向に対して直角な
横方向に延びるチェーン水平軸を収容する区域では、該
チェーン水平軸の直径よりごく僅かに大きく構成されて
いるにすぎない。
【００１０】エンドレスのコンベヤ部材、つまりエンド
レスコンベヤチェーンの、本発明の有利な実施態様によ
れば、エンドレスコンベヤチェーンは、相互間隔をおい
て配置された支持ローラ対を装備したリンクチェーンか
ら成っている。エンドレスコンベヤ部材をリンクチェー
ンとして構成すれば、走行キャリッジをこのようなエン
ドレスコンベヤチェーンに規則的に連結することが可能
になり、従って洗濯物を仕上げ機へ供給する際に本発明
の供給装置の効率は更に付加的に高められる。それのみ
ならず、エンドレスコンベヤチェーンに装備した支持ロ
ーラが低摩擦で、ひいては低ノイズであることに基づい
てエンドレスコンベヤ部材の運転騒音も低下される。こ
れに関連して判ったことは、このような洗濯工場で支配
する空気湿度が高いことに起因する腐食形成を防止する
ため、ひいては上向搬送用及び下向搬送用の部分コンベ
ヤの耐用寿命を高めるためにリンクチェーンとしてはス
テンレス鋼製チェーンを使用するのが特に有利である。
レスコンベヤチェーンの、本発明の有利な実施態様によ
れば、エンドレスコンベヤチェーンは、相互間隔をおい
て配置された支持ローラ対を装備したリンクチェーンか
ら成っている。エンドレスコンベヤ部材をリンクチェー
ンとして構成すれば、走行キャリッジをこのようなエン
ドレスコンベヤチェーンに規則的に連結することが可能
になり、従って洗濯物を仕上げ機へ供給する際に本発明
の供給装置の効率は更に付加的に高められる。それのみ
ならず、エンドレスコンベヤチェーンに装備した支持ロ
ーラが低摩擦で、ひいては低ノイズであることに基づい
てエンドレスコンベヤ部材の運転騒音も低下される。こ
れに関連して判ったことは、このような洗濯工場で支配
する空気湿度が高いことに起因する腐食形成を防止する
ため、ひいては上向搬送用及び下向搬送用の部分コンベ
ヤの耐用寿命を高めるためにリンクチェーンとしてはス
テンレス鋼製チェーンを使用するのが特に有利である。
【００１１】また本発明によれば走行キャリッジの各転
動ローラ及び／又はエンドレスコンベヤチェーンの各支
持ローラは転がり軸受、殊に有利には玉軸受から構成さ
れており、該転がり軸受は、運動方向に対して直角な横
方向に延びる水平軸によって確実に保持されている。特
に該転がり軸受はプラスチック製の内レースと外レース
並びに鋼製の転動体から成っている。この極めて単純な
構成手段によって転動ローラ及び支持ローラを特に静か
に転動させるように構成することが可能になり、これに
よって本発明の部分コンベヤの稼働中の騒音発生が更に
付加的に低下される。それのみならず、外レースの転動
リング外周面域を付加的な弾性層乃至はゴム層で被覆し
ておくことによって、稼働中に不可避的に発生する騒音
レベルを一層低減させることが可能になる。
動ローラ及び／又はエンドレスコンベヤチェーンの各支
持ローラは転がり軸受、殊に有利には玉軸受から構成さ
れており、該転がり軸受は、運動方向に対して直角な横
方向に延びる水平軸によって確実に保持されている。特
に該転がり軸受はプラスチック製の内レースと外レース
並びに鋼製の転動体から成っている。この極めて単純な
構成手段によって転動ローラ及び支持ローラを特に静か
に転動させるように構成することが可能になり、これに
よって本発明の部分コンベヤの稼働中の騒音発生が更に
付加的に低下される。それのみならず、外レースの転動
リング外周面域を付加的な弾性層乃至はゴム層で被覆し
ておくことによって、稼働中に不可避的に発生する騒音
レベルを一層低減させることが可能になる。
【００１２】本発明のガイド用成形レールは、支持強度
と曲げ剛さを高めるために中空成形材として構成されて
いるのが有利である。
と曲げ剛さを高めるために中空成形材として構成されて
いるのが有利である。
【００１３】本発明の有利な構成によれば、成形レール
は、走行キャリッジ及び／又はエンドレスコンベヤチェ
ーンを収容して走行運動させるために設けられていて該
走行キャリッジ及びエンドレスコンベヤチェーンの断面
形状にほぼ適合されかつ中央でクリップの方に向いた縦
方向スロットを有する一方の部分と、前記クリップから
離反した方で支持体などに前記成形レールを固定するた
めに設けられた他方の部分とを少なくとも有している。
本発明のこのような構成によって多額の構造費をかける
ことなしに同時に２つの機能を果たすガイド用成形レー
ルが得られる。すなわち該成形レールは第１に、エンド
レスコンベヤチェーンを、これに連結された走行キャリ
ッジと一緒に確実に収容して走行運動又は搬送させるた
めに役立ち、第２に洗濯工場ホール内部に独自に設けら
れた支持体に固定するために役立つ。特に本発明によれ
ば、成形レールの一方の部分はほぼ方形状に構成されて
おり、その場合、走行キャリッジの転動ローラ用の転動
面及びエンドレスコンベヤチェーンの支持ローラ用の転
動面として設けられている該部分の内面は、前記転動ロ
ーラ及び支持ローラの外径よりも僅かに大きな相互間隔
を有している。これによって走行キャリッジ及びエンド
レスコンベヤチェーンはごく僅かの遊びをもって傾動不
能にガイド用成形レールによって収容されて案内され
る。
は、走行キャリッジ及び／又はエンドレスコンベヤチェ
ーンを収容して走行運動させるために設けられていて該
走行キャリッジ及びエンドレスコンベヤチェーンの断面
形状にほぼ適合されかつ中央でクリップの方に向いた縦
方向スロットを有する一方の部分と、前記クリップから
離反した方で支持体などに前記成形レールを固定するた
めに設けられた他方の部分とを少なくとも有している。
本発明のこのような構成によって多額の構造費をかける
ことなしに同時に２つの機能を果たすガイド用成形レー
ルが得られる。すなわち該成形レールは第１に、エンド
レスコンベヤチェーンを、これに連結された走行キャリ
ッジと一緒に確実に収容して走行運動又は搬送させるた
めに役立ち、第２に洗濯工場ホール内部に独自に設けら
れた支持体に固定するために役立つ。特に本発明によれ
ば、成形レールの一方の部分はほぼ方形状に構成されて
おり、その場合、走行キャリッジの転動ローラ用の転動
面及びエンドレスコンベヤチェーンの支持ローラ用の転
動面として設けられている該部分の内面は、前記転動ロ
ーラ及び支持ローラの外径よりも僅かに大きな相互間隔
を有している。これによって走行キャリッジ及びエンド
レスコンベヤチェーンはごく僅かの遊びをもって傾動不
能にガイド用成形レールによって収容されて案内され
る。
【００１４】前記成形レールの一方の部分の中央の縦方
向スロットは、該縦方向スロットに配設される走行キャ
リッジの支持プレートの下部ウェブの肉厚よりも大であ
り、かつ前記支持プレートの両対向面側に前記縦方向ス
ロットによって分割された転動面が、成形レールに沿っ
て転動ローラ及び／又は支持ローラを案内するために設
けられておりかつ少なくとも前記ローラの幅を有してい
る。これによってガイド用成形レールの中央の縦方向ス
ロットを通って延びる支持プレートの下部ウェブが前記
成形レールと接触することがなくなる一方、転動ローラ
がその全幅にわたって支持プレートの両側で、前記中央
の縦方向スロットによって分割された転動面上をそれぞ
れ転動することになり、これによって転動ローラの摩耗
が減少すると共に、該転動ローラによって発生する騒音
レベルが低く抑えられる。
向スロットは、該縦方向スロットに配設される走行キャ
リッジの支持プレートの下部ウェブの肉厚よりも大であ
り、かつ前記支持プレートの両対向面側に前記縦方向ス
ロットによって分割された転動面が、成形レールに沿っ
て転動ローラ及び／又は支持ローラを案内するために設
けられておりかつ少なくとも前記ローラの幅を有してい
る。これによってガイド用成形レールの中央の縦方向ス
ロットを通って延びる支持プレートの下部ウェブが前記
成形レールと接触することがなくなる一方、転動ローラ
がその全幅にわたって支持プレートの両側で、前記中央
の縦方向スロットによって分割された転動面上をそれぞ
れ転動することになり、これによって転動ローラの摩耗
が減少すると共に、該転動ローラによって発生する騒音
レベルが低く抑えられる。
【００１５】更に本発明によれば、成形レールの一方の
部分は、中央の縦方向スロットによって分割された転動
面に対して少なくとも部分的に、特に転動ローラ外径の
１／２に相当する高さにわたって傾斜して延びる側壁を
有するように構成されている。この手段によって走行キ
ャリッジもエンドレスコンベヤチェーンもガイド用成形
レール内におけるその走行運動中、強制的にセンターリ
ングされるので、支持ローラ及び転動ローラは専ら成形
レールの転動面と接触する。この結果、支持ローラ及び
転動ローラの耐用寿命が高められる一方、支持ローラ及
び転動ローラの端面がガイド用成形レールの側壁を擦っ
て転動することによって運転騒音を高めるような不都合
はなくなる。
部分は、中央の縦方向スロットによって分割された転動
面に対して少なくとも部分的に、特に転動ローラ外径の
１／２に相当する高さにわたって傾斜して延びる側壁を
有するように構成されている。この手段によって走行キ
ャリッジもエンドレスコンベヤチェーンもガイド用成形
レール内におけるその走行運動中、強制的にセンターリ
ングされるので、支持ローラ及び転動ローラは専ら成形
レールの転動面と接触する。この結果、支持ローラ及び
転動ローラの耐用寿命が高められる一方、支持ローラ及
び転動ローラの端面がガイド用成形レールの側壁を擦っ
て転動することによって運転騒音を高めるような不都合
はなくなる。
【００１６】垂直搬送区を本発明のように構成すること
によって、すなわち、ローディングステーション及びア
ンローディングステーションの区域では円弧状変向ガイ
ド部を介して、また前記ローディングステーション及び
アンローディングステーションの上方区域では駆動鎖車
を介して、垂直搬送区乃至は急傾斜搬送区の下向搬送区
分を上向搬送区分と互いに接続することによって、部分
コンベヤを簡単な方式で循環式エンドレスコンベヤとし
て構成することが可能になる。特に本発明によれば円弧
状の変向ガイド部は、エンドレスコンベヤチェーンを案
内する円弧状ガイドと、走行キャリッジの転動ローラ及
びリンクチェーンの支持ローラを支持する円弧状フラン
ジとを有しているので、円弧状変向ガイド部の区域にお
いてもエンドレスコンベヤチェーンと、該コンベヤチェ
ーンに連結された走行キャリッジを確実にかつ低ノイズ
で搬送することが保証されている。その結果、仕上げ機
へ洗濯物を供給する際の高い作業効率が低下されること
なく達成される。
によって、すなわち、ローディングステーション及びア
ンローディングステーションの区域では円弧状変向ガイ
ド部を介して、また前記ローディングステーション及び
アンローディングステーションの上方区域では駆動鎖車
を介して、垂直搬送区乃至は急傾斜搬送区の下向搬送区
分を上向搬送区分と互いに接続することによって、部分
コンベヤを簡単な方式で循環式エンドレスコンベヤとし
て構成することが可能になる。特に本発明によれば円弧
状の変向ガイド部は、エンドレスコンベヤチェーンを案
内する円弧状ガイドと、走行キャリッジの転動ローラ及
びリンクチェーンの支持ローラを支持する円弧状フラン
ジとを有しているので、円弧状変向ガイド部の区域にお
いてもエンドレスコンベヤチェーンと、該コンベヤチェ
ーンに連結された走行キャリッジを確実にかつ低ノイズ
で搬送することが保証されている。その結果、仕上げ機
へ洗濯物を供給する際の高い作業効率が低下されること
なく達成される。
【００１７】本発明によれば更に、アンローディングス
テーションの区域における円弧状変向ガイド部は、クリ
ップを作動可能な切換えカムを有し、これによって操作
が単純化されかつ手作業の投入量が減少される。すなわ
ちこのような切換えカムの範囲では、走行キャリッジに
固定されたクリップは、操作員の助けを借りずに、該ク
リップに装着された洗濯物を該クリップから容易に取り
外せるように、その都度自動的に作動される。
テーションの区域における円弧状変向ガイド部は、クリ
ップを作動可能な切換えカムを有し、これによって操作
が単純化されかつ手作業の投入量が減少される。すなわ
ちこのような切換えカムの範囲では、走行キャリッジに
固定されたクリップは、操作員の助けを借りずに、該ク
リップに装着された洗濯物を該クリップから容易に取り
外せるように、その都度自動的に作動される。
【００１８】クリップ、又は該クリップを装備する走行
キャリッジをエンドレスコンベヤチェーンから切り離す
ために、ローディングステーション及びアンローディン
グステーションの上方区域にある各駆動鎖車には上向搬
送区分の後方でそれぞれ１つの連結解除器が配設されて
いる。またローディングステーションの区域では本発明
によれば、各クリップに相応の洗濯物を装着したのちエ
ンドレスコンベヤチェーンをスタートさせ得るようにす
るために、駆動鎖車と協働するホトセンサが配置されて
いる。ローディングステーション及びアンローディング
ステーションにおけるクリップの事前停止は、エンドレ
スコンベヤチェーンの駆動鎖車に後置されたタイミング
パルス発生器によって行われ、該タイミングパルス発生
器は、記憶器にあらかじめプログラミングされた制御装
置と相俟って各クリップを所定の位置で位置決めする。
キャリッジをエンドレスコンベヤチェーンから切り離す
ために、ローディングステーション及びアンローディン
グステーションの上方区域にある各駆動鎖車には上向搬
送区分の後方でそれぞれ１つの連結解除器が配設されて
いる。またローディングステーションの区域では本発明
によれば、各クリップに相応の洗濯物を装着したのちエ
ンドレスコンベヤチェーンをスタートさせ得るようにす
るために、駆動鎖車と協働するホトセンサが配置されて
いる。ローディングステーション及びアンローディング
ステーションにおけるクリップの事前停止は、エンドレ
スコンベヤチェーンの駆動鎖車に後置されたタイミング
パルス発生器によって行われ、該タイミングパルス発生
器は、記憶器にあらかじめプログラミングされた制御装
置と相俟って各クリップを所定の位置で位置決めする。
【００１９】更にまた本発明によれば、ローディングス
テーション及び／またはアンローディングステーション
の垂直搬送区、特にアンローディングステーションの垂
直搬送区は、例えば供給装置を介して仕上げ装入機へ供
給する必要のないような洗濯小物（例えばハンカチー
フ）を操作するために、鉛直線外へ旋回可能に構成され
ている。この場合垂直搬送区の旋回は、任意の旋回装置
によって、例えば枢着された油圧系や空圧系などによっ
て行うことができる。
テーション及び／またはアンローディングステーション
の垂直搬送区、特にアンローディングステーションの垂
直搬送区は、例えば供給装置を介して仕上げ装入機へ供
給する必要のないような洗濯小物（例えばハンカチー
フ）を操作するために、鉛直線外へ旋回可能に構成され
ている。この場合垂直搬送区の旋回は、任意の旋回装置
によって、例えば枢着された油圧系や空圧系などによっ
て行うことができる。
【００２０】更に本発明では、請求項１乃至３２に記載
の仕上げ機への洗濯物供給装置は、クリップが接続・連
絡搬送区の範囲において、傾斜したガイド機構に沿っ
て、特に傾斜した成形レールに沿って専らクリップの自
重に基づいてローディングステーションの上方区域から
アンローディングステーションの上方区域に向かって洗
濯物を装着した状態で、またアンローディングステーシ
ョンの上方区域からローディングステーションの上方区
域に向かって洗濯物を装着しない状態で移動できるよう
に構成することもできる。本発明の特に有利な構成で
は、ローディングステーション及びアンローディングス
テーションの上方区域において、駆動鎖車並びに連結解
除器が、クリップもしくは走行キャリッジをエンドレス
コンベヤチェーンへ供給するために前記アンローディン
グステーション及びローディングステーションに設けら
れている個別化器よりも高いレベルに配置されている。
このように構成することによって、ごく僅かな構造費を
かけるだけで特にトラブル発生率の著しく低い部分コン
ベヤの構成が得られ、しかも該部分コンベヤは、仕上げ
機への洗濯物供給時の高い作業効率を保証するばかりで
なく、クリップ及び走行キャリッジ、ひいては洗濯物の
確実な搬送を保証する。これと同時に、このような部分
コンベヤの運転時に必然的に生じる運転騒音が著しく弱
められる。以上の事項とは関係なく、このようなコンベ
ヤガイド機構を用いれば、供給装置の機能をごく僅かで
も劣化させることなく顕著なエネルギー節減が得られ
る。
の仕上げ機への洗濯物供給装置は、クリップが接続・連
絡搬送区の範囲において、傾斜したガイド機構に沿っ
て、特に傾斜した成形レールに沿って専らクリップの自
重に基づいてローディングステーションの上方区域から
アンローディングステーションの上方区域に向かって洗
濯物を装着した状態で、またアンローディングステーシ
ョンの上方区域からローディングステーションの上方区
域に向かって洗濯物を装着しない状態で移動できるよう
に構成することもできる。本発明の特に有利な構成で
は、ローディングステーション及びアンローディングス
テーションの上方区域において、駆動鎖車並びに連結解
除器が、クリップもしくは走行キャリッジをエンドレス
コンベヤチェーンへ供給するために前記アンローディン
グステーション及びローディングステーションに設けら
れている個別化器よりも高いレベルに配置されている。
このように構成することによって、ごく僅かな構造費を
かけるだけで特にトラブル発生率の著しく低い部分コン
ベヤの構成が得られ、しかも該部分コンベヤは、仕上げ
機への洗濯物供給時の高い作業効率を保証するばかりで
なく、クリップ及び走行キャリッジ、ひいては洗濯物の
確実な搬送を保証する。これと同時に、このような部分
コンベヤの運転時に必然的に生じる運転騒音が著しく弱
められる。以上の事項とは関係なく、このようなコンベ
ヤガイド機構を用いれば、供給装置の機能をごく僅かで
も劣化させることなく顕著なエネルギー節減が得られ
る。
【００２１】本発明の有利な構成の個別化器は、斜向し
た成形レールの後方に配置されたクリップ貯え器と、ク
リップもしくは走行キャリッジを下向搬送区分のエンド
レスコンベヤチェーンと合流させる連結分岐器との間に
配置されている。本発明では特に各個別化器は、ローデ
ィングステーション及びアンローディングステーション
の上方区域で殊に各垂直搬送区の駆動鎖車に配置された
パルス計数器と協働する。該パルス計数器は駆動鎖車の
区域でチェーンピッチを計数し、かつ、下向搬送区分へ
の、それぞれ１つのクリップを装備した走行キャリッジ
の供給を制御するので、該走行キャリッジの転動ローラ
は、エンドレスコンベヤチェーンの隣接支持ローラ間に
位置正しく進入する。
た成形レールの後方に配置されたクリップ貯え器と、ク
リップもしくは走行キャリッジを下向搬送区分のエンド
レスコンベヤチェーンと合流させる連結分岐器との間に
配置されている。本発明では特に各個別化器は、ローデ
ィングステーション及びアンローディングステーション
の上方区域で殊に各垂直搬送区の駆動鎖車に配置された
パルス計数器と協働する。該パルス計数器は駆動鎖車の
区域でチェーンピッチを計数し、かつ、下向搬送区分へ
の、それぞれ１つのクリップを装備した走行キャリッジ
の供給を制御するので、該走行キャリッジの転動ローラ
は、エンドレスコンベヤチェーンの隣接支持ローラ間に
位置正しく進入する。
【００２２】本発明では各個別化器は、旋回装置の作動
によって１台の走行キャリッジを解放し、これと同時
に、該走行キャリッジに続く後続走行キャリッジを抑留
するように構成されている。この場合本発明の各個別化
器は、定置の支持体に旋回可能に支承されていて旋回装
置と協働する多腕式レバーから成っている。該多腕式レ
バーは、該レバーの枢支点からほぼ均等に張り出す実質
的に３本の腕を有している。前記３本の腕相互の特殊な
配列と特殊な形成とによって、その都度最前位の走行キ
ャリッジは所属のクリップと共に、エンドレスコンベヤ
チェーンへの供給を指令するパルス計数器の信号に応じ
て個別化器によって解放されるが、前記最前位の走行キ
ャリッジに続く後続走行キャリッジは個別化器によって
抑留される。特に有利な構成では、多腕式レバーの、フ
ック状に構成された前位腕は、抑留位置ではその都度最
前位の走行キャリッジの支持プレートの前面に係合し、
また解放位置では個別化器の多腕式レバーの後位腕が後
続走行キャリッジの支持プレートの下部ウェブに設けた
切欠き部内へ係合する。従って本発明の単純な構成手段
によって個別化器の著しく確実な機能が得られる。
によって１台の走行キャリッジを解放し、これと同時
に、該走行キャリッジに続く後続走行キャリッジを抑留
するように構成されている。この場合本発明の各個別化
器は、定置の支持体に旋回可能に支承されていて旋回装
置と協働する多腕式レバーから成っている。該多腕式レ
バーは、該レバーの枢支点からほぼ均等に張り出す実質
的に３本の腕を有している。前記３本の腕相互の特殊な
配列と特殊な形成とによって、その都度最前位の走行キ
ャリッジは所属のクリップと共に、エンドレスコンベヤ
チェーンへの供給を指令するパルス計数器の信号に応じ
て個別化器によって解放されるが、前記最前位の走行キ
ャリッジに続く後続走行キャリッジは個別化器によって
抑留される。特に有利な構成では、多腕式レバーの、フ
ック状に構成された前位腕は、抑留位置ではその都度最
前位の走行キャリッジの支持プレートの前面に係合し、
また解放位置では個別化器の多腕式レバーの後位腕が後
続走行キャリッジの支持プレートの下部ウェブに設けた
切欠き部内へ係合する。従って本発明の単純な構成手段
によって個別化器の著しく確実な機能が得られる。
【００２３】更に本発明は、請求項１乃至３２に記載の
仕上げ機への洗濯物供給装置に効果的に使用される、搬
送すべき洗濯物の位置を固定するための、クリップケー
シングとクランプ機構とを備えたクリップにも関する。
本発明のクリップは、洗濯物取り外し時には比較的弱い
クランプ力が、また洗濯物搬送時、特に洗濯容器、乾燥
機などからの洗濯物引き出し時には比較的強いクランプ
力が作用するように、異なったクランプ力で負荷可能で
ある。クリップをこのように構成することによって得ら
れる顕著な利点は、一面において、アンローディングス
テーションの区域でだけ減少されたクランプ力つまり比
較的弱いクランプ力が対応洗濯物に作用するので、これ
によって該クリップからの洗濯物の離脱が操作員にとっ
て著しく容易になり、また他面において、前記手段によ
って洗濯物の搬送中、特に各クリップもしくは各走行キ
ャリッジの上向運動中には、所属のクリップによって対
応洗濯物に著しく高いクランプ力が作用するので、いか
なる場合にも洗濯物はクリップによって確実に保持され
ていることである。例えば洗濯容器や乾燥機などから洗
濯物を引き出す際にも極めて大きな引張り力が発生す
る。それというのは、洗濯物は通常、洗濯容器内に位置
する他の洗濯物と絡み合った状態にあり、上向運動中に
まず他の洗濯物から解きほぐされねばならないからであ
る。本発明によれば特に比較的弱いクランプ力は、洗濯
物をクリップから破損なく取り出せるように小さく選ぶ
ことができる。こうして洗濯物の確実な搬送以外に、ア
ンローディングステーションの区域では操作員が大した
労働力を投下することなしに各クリップから洗濯物を取
り外すことが可能になる。
仕上げ機への洗濯物供給装置に効果的に使用される、搬
送すべき洗濯物の位置を固定するための、クリップケー
シングとクランプ機構とを備えたクリップにも関する。
本発明のクリップは、洗濯物取り外し時には比較的弱い
クランプ力が、また洗濯物搬送時、特に洗濯容器、乾燥
機などからの洗濯物引き出し時には比較的強いクランプ
力が作用するように、異なったクランプ力で負荷可能で
ある。クリップをこのように構成することによって得ら
れる顕著な利点は、一面において、アンローディングス
テーションの区域でだけ減少されたクランプ力つまり比
較的弱いクランプ力が対応洗濯物に作用するので、これ
によって該クリップからの洗濯物の離脱が操作員にとっ
て著しく容易になり、また他面において、前記手段によ
って洗濯物の搬送中、特に各クリップもしくは各走行キ
ャリッジの上向運動中には、所属のクリップによって対
応洗濯物に著しく高いクランプ力が作用するので、いか
なる場合にも洗濯物はクリップによって確実に保持され
ていることである。例えば洗濯容器や乾燥機などから洗
濯物を引き出す際にも極めて大きな引張り力が発生す
る。それというのは、洗濯物は通常、洗濯容器内に位置
する他の洗濯物と絡み合った状態にあり、上向運動中に
まず他の洗濯物から解きほぐされねばならないからであ
る。本発明によれば特に比較的弱いクランプ力は、洗濯
物をクリップから破損なく取り出せるように小さく選ぶ
ことができる。こうして洗濯物の確実な搬送以外に、ア
ンローディングステーションの区域では操作員が大した
労働力を投下することなしに各クリップから洗濯物を取
り外すことが可能になる。
【００２４】異なったクランプ力でクリップを負荷する
具体的な構成として、本発明のクリップは、少なくとも
２つのクランプ機構を有し、該クランプ機構自体が異な
ったクランプ力を及ぼす。クリップのクランプ機構は、
クリップケーシング内に回転可能に軸支された少なくと
も１つのクランプローラと、やはりクリップケーシング
内に旋回可能に支承された２つのクランプレバーとから
成っている。その場合クランプローラの構成によって、
クランプ力が作用しているにも拘らず、手によるクリッ
プからの洗濯物取り外し並びにクリップ内への洗濯物装
入がクランプローラの転動運動によって著しく軽便に成
る。本発明の有利な構成によれば、クランプ機構に対し
て、すなわちクランプローラ及び両クランプレバーに対
して異なった大きさのばね力を作用させるようにするの
が一層合目的的である。また本発明では両クランプレバ
ーを夫々、やはりクリップケーシング内で旋回可能に支
承された作動レバーと係合させ、該作動レバーの旋回に
よって同時に両クランプレバーをそのクランプ位置から
離脱するようにするのが有利である。特にアンローディ
ングステーションの区域において各作動レバーを旋回さ
せるために、円弧状の変向ガイド部には特別の切換えカ
ムが設けられているので、クリップに配置された各作動
レバーは、前記円弧状変向ガイド部を走行キャリッジが
通走する際に自動的に、かつ操作員の関与なしに旋回さ
れる。その結果、同時に両クランプレバーがそのクラン
プ位置外へ旋回させられるので、各洗濯物は、比較的弱
いクランプ力で負荷されたクランプローラによって保持
されるにすぎない。
具体的な構成として、本発明のクリップは、少なくとも
２つのクランプ機構を有し、該クランプ機構自体が異な
ったクランプ力を及ぼす。クリップのクランプ機構は、
クリップケーシング内に回転可能に軸支された少なくと
も１つのクランプローラと、やはりクリップケーシング
内に旋回可能に支承された２つのクランプレバーとから
成っている。その場合クランプローラの構成によって、
クランプ力が作用しているにも拘らず、手によるクリッ
プからの洗濯物取り外し並びにクリップ内への洗濯物装
入がクランプローラの転動運動によって著しく軽便に成
る。本発明の有利な構成によれば、クランプ機構に対し
て、すなわちクランプローラ及び両クランプレバーに対
して異なった大きさのばね力を作用させるようにするの
が一層合目的的である。また本発明では両クランプレバ
ーを夫々、やはりクリップケーシング内で旋回可能に支
承された作動レバーと係合させ、該作動レバーの旋回に
よって同時に両クランプレバーをそのクランプ位置から
離脱するようにするのが有利である。特にアンローディ
ングステーションの区域において各作動レバーを旋回さ
せるために、円弧状の変向ガイド部には特別の切換えカ
ムが設けられているので、クリップに配置された各作動
レバーは、前記円弧状変向ガイド部を走行キャリッジが
通走する際に自動的に、かつ操作員の関与なしに旋回さ
れる。その結果、同時に両クランプレバーがそのクラン
プ位置外へ旋回させられるので、各洗濯物は、比較的弱
いクランプ力で負荷されたクランプローラによって保持
されるにすぎない。
【００２５】本発明の有利な構成によれば、クランプ機
構は、搬送される洗濯物の自重によって生ぜしめられる
クランプ力を付加的にクランプ機構とクリップケーシン
グとの間で活用できるようにクリップケーシング内に配
置されている。この付加的なクランプ力はクランプ壁に
対するクランプレバーの角度位置によって得られる。こ
れによって必要条件に適合した比較的コンパクトな、洗
濯物クランプ機構が得られる。
構は、搬送される洗濯物の自重によって生ぜしめられる
クランプ力を付加的にクランプ機構とクリップケーシン
グとの間で活用できるようにクリップケーシング内に配
置されている。この付加的なクランプ力はクランプ壁に
対するクランプレバーの角度位置によって得られる。こ
れによって必要条件に適合した比較的コンパクトな、洗
濯物クランプ機構が得られる。
【００２６】
【実施例】次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説す
る。
る。
【００２７】図１に示した、洗濯物１０を洗濯容器１１
から仕上げ装入機１２へ供給する装置は、ローディング
ステーション１３、垂直搬送区１４、重力搬送区１５、
垂直搬送区１６及びアンローデイングステーション１７
並びに、前記ローディングステーション１３とアンロー
ディングステーション１７の上方範囲６７とから成って
いる。
から仕上げ装入機１２へ供給する装置は、ローディング
ステーション１３、垂直搬送区１４、重力搬送区１５、
垂直搬送区１６及びアンローデイングステーション１７
並びに、前記ローディングステーション１３とアンロー
ディングステーション１７の上方範囲６７とから成って
いる。
【００２８】洗濯物１０の供給は、供給装置内で矢印方
向１９に従って循環移動かつガイドされる複数のクリッ
プ１８を介して行われる。その場合該クリップ１８は各
垂直搬送区１４，１６の区域ではエンドレスのコンベヤ
機構と連結されており、該コンベヤ機構は本実施例では
案内路２１に沿って循環走行するコンベヤチェーン２０
として構成されている。
向１９に従って循環移動かつガイドされる複数のクリッ
プ１８を介して行われる。その場合該クリップ１８は各
垂直搬送区１４，１６の区域ではエンドレスのコンベヤ
機構と連結されており、該コンベヤ機構は本実施例では
案内路２１に沿って循環走行するコンベヤチェーン２０
として構成されている。
【００２９】各クリップ１８は、案内路２１に沿って移
動可能な走行キャリッジ２２にそれぞれ配置されてい
る。図２及び図３に示したように、該図面ではクリップ
１８を省いて示した走行キャリッジ２２は、運動方向で
実質的に垂直に方向づけられていて相互離反した２つの
ウェブ２４，２５によって形成された支持プレート２３
から成っている。図２で見て上部のウェブ２４には、互
いに離間した２対の転動ローラ２６が設けられているの
に対して、下部のウェブ２５には、図示を省いたクリッ
プ１８が配置されている。更にまた支持プレート２３の
上部ウェブ２４は、横断面で見ればほぼＵ字形に構成さ
れており、しかも該Ｕ字形の両縦脚片部２７の外側に転
動ローラ２６が配置されており、また横脚片部２８のほ
ぼ真中に支持プレート２３の下部ウェブ２５が配置され
ている。各転動ローラ２６は夫々別々に、運動方向に対
して直角な横方向に延びていて中央部分の中断された水
平軸２９を介して支持プレート２３のウェブ２４と結合
されている。前記転動ローラ２６の内側面３０を支持プ
レート２３の上部ウェブ２４の各縦脚片部２７の外側面
３１と接触させないようにするために、各転動ローラ２
６はスペーサ３２を介して支持プレート２３の上部ウェ
ブ２４から僅かに離間されている。
動可能な走行キャリッジ２２にそれぞれ配置されてい
る。図２及び図３に示したように、該図面ではクリップ
１８を省いて示した走行キャリッジ２２は、運動方向で
実質的に垂直に方向づけられていて相互離反した２つの
ウェブ２４，２５によって形成された支持プレート２３
から成っている。図２で見て上部のウェブ２４には、互
いに離間した２対の転動ローラ２６が設けられているの
に対して、下部のウェブ２５には、図示を省いたクリッ
プ１８が配置されている。更にまた支持プレート２３の
上部ウェブ２４は、横断面で見ればほぼＵ字形に構成さ
れており、しかも該Ｕ字形の両縦脚片部２７の外側に転
動ローラ２６が配置されており、また横脚片部２８のほ
ぼ真中に支持プレート２３の下部ウェブ２５が配置され
ている。各転動ローラ２６は夫々別々に、運動方向に対
して直角な横方向に延びていて中央部分の中断された水
平軸２９を介して支持プレート２３のウェブ２４と結合
されている。前記転動ローラ２６の内側面３０を支持プ
レート２３の上部ウェブ２４の各縦脚片部２７の外側面
３１と接触させないようにするために、各転動ローラ２
６はスペーサ３２を介して支持プレート２３の上部ウェ
ブ２４から僅かに離間されている。
【００３０】更に支持プレート２３の上部ウェブ２４の
各縦脚片部２７は、互いに対応した切欠き部３４を有
し、該切欠き部は、各縦脚片部２７に配置されていて運
動方向に対して直角な横方向に延びる転動ローラ２６の
２本の水平軸２９間に設けられている。エンドレスのコ
ンベヤチェーン２０の、運動方向に対して横方向に延び
る支持ローラの水平軸３５（図４）を収容するために使
用される前記切欠き部３４は、支持プレート２３の上部
ウェブ２４の各縦脚片部２７に設けた転動ローラ２６の
水平軸２９間のほぼ中点に配設されている。更にまた、
支持プレート２３の上部ウェブ２４の各縦脚片部２７の
切欠き部３４は、下部ウェブ２５から離反した方の側に
拡張開口３６を有している。拡張開口３６は、下部ウェ
ブ２５から離反した方に向かって延びる２つの斜め面取
り部３７によって形成されている。該斜め面取り部に
は、コンベヤチェーン２０の運動方向に対して横方向に
延びる水平軸３５の直径より僅かに大きい開口区域３８
が続いている。拡張開口３６の前記開口区域３８に続い
て、支持プレート２３の下部ウェブ２５寄りにアンダー
カット部３９が設けられている。該アンダーカット部
は、図２及び図３から良く判るように、上部ウェブ２４
から下部ウェブ２５の一部分にまで及んでいる。
各縦脚片部２７は、互いに対応した切欠き部３４を有
し、該切欠き部は、各縦脚片部２７に配置されていて運
動方向に対して直角な横方向に延びる転動ローラ２６の
２本の水平軸２９間に設けられている。エンドレスのコ
ンベヤチェーン２０の、運動方向に対して横方向に延び
る支持ローラの水平軸３５（図４）を収容するために使
用される前記切欠き部３４は、支持プレート２３の上部
ウェブ２４の各縦脚片部２７に設けた転動ローラ２６の
水平軸２９間のほぼ中点に配設されている。更にまた、
支持プレート２３の上部ウェブ２４の各縦脚片部２７の
切欠き部３４は、下部ウェブ２５から離反した方の側に
拡張開口３６を有している。拡張開口３６は、下部ウェ
ブ２５から離反した方に向かって延びる２つの斜め面取
り部３７によって形成されている。該斜め面取り部に
は、コンベヤチェーン２０の運動方向に対して横方向に
延びる水平軸３５の直径より僅かに大きい開口区域３８
が続いている。拡張開口３６の前記開口区域３８に続い
て、支持プレート２３の下部ウェブ２５寄りにアンダー
カット部３９が設けられている。該アンダーカット部
は、図２及び図３から良く判るように、上部ウェブ２４
から下部ウェブ２５の一部分にまで及んでいる。
【００３１】図４に部分的に示したコンベヤチェーン２
０は、個々のチェーンリンク４１と、相互間隔をおいて
複数対配置された支持ローラ４３とを備えた周知のリン
クチェーンから成っている。この場合各支持ローラ４３
は、それぞれ個々に、運動方向に対して直角な横方向に
延びる水平軸３５を介してコンベヤチェーン２０と連結
されており、かつスペーサ４４を介してコンベヤチェー
ン２０から離間されている。各支持ローラ４３とコンベ
ヤチェーン２０との間隔は、この場合前記支持プレート
２３の上部ウェブ２４の平行な縦脚片部２７の外側間隔
よりも大である。
０は、個々のチェーンリンク４１と、相互間隔をおいて
複数対配置された支持ローラ４３とを備えた周知のリン
クチェーンから成っている。この場合各支持ローラ４３
は、それぞれ個々に、運動方向に対して直角な横方向に
延びる水平軸３５を介してコンベヤチェーン２０と連結
されており、かつスペーサ４４を介してコンベヤチェー
ン２０から離間されている。各支持ローラ４３とコンベ
ヤチェーン２０との間隔は、この場合前記支持プレート
２３の上部ウェブ２４の平行な縦脚片部２７の外側間隔
よりも大である。
【００３２】図２乃至図４には、走行キャリッジ２２の
転動ローラ２６並びにコンベヤチェーン２０の支持ロー
ラ２６の構成も詳細に示されている。走行キャリッジ２
２の各転動ローラ２６はこの場合、転がり軸受から構成
されているのが殊に有利である。該転がり軸受は、運動
方向に対して直角な横方向の水平軸２９（短軸）によっ
て支持プレート２３に取り付けられておりかつ前記水平
軸にスナップリング４６などによって確実に保持されて
いる。この場合、転がり軸受は殊に有利にはプラスチッ
ク製の内レース４７と外レース４８並びに鋼製の球状転
動体４９から成っている。外レース４８は、必要に応じ
て転動リング外周面範囲を付加的にゴム層で被覆されて
いてもよい。これに対して図４に示すように、プラスチ
ック製の転動リング５１がコンベヤチェーン２０の支持
ローラ４３として設けられており、該転動リング外周面
５０はゴム外套体５２で被覆されている。転動リング５
１は、運動方向に対して横方向に延びる所属の水平軸３
５によってコンベヤチェーン２０に取り付けられており
かつ前記水平軸３５にスナップリング５３などによって
保持されている。しかし必要に応じてコンベヤチェーン
２０の支持ローラ４３を前記走行キャリッジ２２の転動
ローラ２６に相応して転がり軸受として構成することも
可能である。
転動ローラ２６並びにコンベヤチェーン２０の支持ロー
ラ２６の構成も詳細に示されている。走行キャリッジ２
２の各転動ローラ２６はこの場合、転がり軸受から構成
されているのが殊に有利である。該転がり軸受は、運動
方向に対して直角な横方向の水平軸２９（短軸）によっ
て支持プレート２３に取り付けられておりかつ前記水平
軸にスナップリング４６などによって確実に保持されて
いる。この場合、転がり軸受は殊に有利にはプラスチッ
ク製の内レース４７と外レース４８並びに鋼製の球状転
動体４９から成っている。外レース４８は、必要に応じ
て転動リング外周面範囲を付加的にゴム層で被覆されて
いてもよい。これに対して図４に示すように、プラスチ
ック製の転動リング５１がコンベヤチェーン２０の支持
ローラ４３として設けられており、該転動リング外周面
５０はゴム外套体５２で被覆されている。転動リング５
１は、運動方向に対して横方向に延びる所属の水平軸３
５によってコンベヤチェーン２０に取り付けられており
かつ前記水平軸３５にスナップリング５３などによって
保持されている。しかし必要に応じてコンベヤチェーン
２０の支持ローラ４３を前記走行キャリッジ２２の転動
ローラ２６に相応して転がり軸受として構成することも
可能である。
【００３３】図５乃至図７には、成形レール２１として
構成されたガイド部材が、コンベヤチェーン２０、これ
に連結された走行キャリッジ２２並びに該走行キャリッ
ジに装着されたクリップ１８と共に図示されている。成
形レール２１は２つの部分５５，５６を有する中空成形
材５４から成っている。走行キャリッジ２２又はコンベ
ヤチェーン２０を収容して移動させるために役立つ一方
の中空成形材部分５５は大体において走行キャリッジ２
２の断面形状を有し、かつ、クリップ１８寄りの中央に
縦方向スロット５７を備えている。他方の中空成形材部
分５６は、クリップ１８から離反した方の側に位置し、
かつ、例えば切欠き部５８を介して支持機構（図示せ
ず）に成形レール２１を固定するために役立つ。成形レ
ール２１の中空成形材部分５５はほぼ長方形状に構成さ
れており、この場合、走行キャリッジ２２の転動ローラ
２６及びコンベヤチェーン２０の支持ローラ４３のため
の転動面５９として設けられている内壁面の相互間隔６
０は転動ローラ２６の直径６１よりも僅かに大である。
成形レール２１の中空成形材部分５５の中央の縦方向ス
ロット５７自体は、支持プレート２３の下部ウェブ２５
の肉厚４５′よりも大きい。また、前記縦方向スロット
５７によって分割された転動面５９は支持プレート２３
の各側で、対応した転動ローラ２６の幅に少なくとも等
しい。成形レール２１の一方の中空成形材部分５５の両
側壁６３は、中央で縦方向スロット５７によって分割さ
れた転動面５９に対して幾分斜向して延びており、しか
も両側壁の該斜向部分の長さは、転動ローラ２６の直径
のほぼ半分までであるのが有利である。
構成されたガイド部材が、コンベヤチェーン２０、これ
に連結された走行キャリッジ２２並びに該走行キャリッ
ジに装着されたクリップ１８と共に図示されている。成
形レール２１は２つの部分５５，５６を有する中空成形
材５４から成っている。走行キャリッジ２２又はコンベ
ヤチェーン２０を収容して移動させるために役立つ一方
の中空成形材部分５５は大体において走行キャリッジ２
２の断面形状を有し、かつ、クリップ１８寄りの中央に
縦方向スロット５７を備えている。他方の中空成形材部
分５６は、クリップ１８から離反した方の側に位置し、
かつ、例えば切欠き部５８を介して支持機構（図示せ
ず）に成形レール２１を固定するために役立つ。成形レ
ール２１の中空成形材部分５５はほぼ長方形状に構成さ
れており、この場合、走行キャリッジ２２の転動ローラ
２６及びコンベヤチェーン２０の支持ローラ４３のため
の転動面５９として設けられている内壁面の相互間隔６
０は転動ローラ２６の直径６１よりも僅かに大である。
成形レール２１の中空成形材部分５５の中央の縦方向ス
ロット５７自体は、支持プレート２３の下部ウェブ２５
の肉厚４５′よりも大きい。また、前記縦方向スロット
５７によって分割された転動面５９は支持プレート２３
の各側で、対応した転動ローラ２６の幅に少なくとも等
しい。成形レール２１の一方の中空成形材部分５５の両
側壁６３は、中央で縦方向スロット５７によって分割さ
れた転動面５９に対して幾分斜向して延びており、しか
も両側壁の該斜向部分の長さは、転動ローラ２６の直径
のほぼ半分までであるのが有利である。
【００３４】図８に示した垂直搬送区１４，１６はそれ
ぞれ、下向搬送区分６４と上向搬送区分６５とから成っ
ている。ローディングステーション１３とアンローディ
ングステーション１７の範囲において下向搬送区分６４
と上向搬送区分６５は、円弧状の変向ガイド部６６を介
して、かつまたローディングステーション１３及びアン
ローディングステーション１７の上方範囲６７では駆動
鎖車６８を介して互いに連結されている。図８乃至図１
０に示したように、円弧状の変向ガイド部６６は、コン
ベヤチェーン２０を案内する円弧状ガイド６９と、円弧
状フランジ７０とを有し、該円弧状フランジは走行キャ
リッジ２２の転動ローラ２６とコンベヤチェーン２０の
支持ローラ４３とを支持している。更にまた円弧状変向
ガイド部６６はアンローディングステーション１７の範
囲に、クリップ１８を作動可能な切換えカム７１を有
し、該切換えカム自体は２つの切換えエレメント７２か
ら成っている。この場合切換えエレメント７２は円弧状
フランジ７０の中央の縦方向スロット５７の側方にそれ
ぞれ配置されておりかつ前記円弧状フランジ７０から楕
円形状に張出している。
ぞれ、下向搬送区分６４と上向搬送区分６５とから成っ
ている。ローディングステーション１３とアンローディ
ングステーション１７の範囲において下向搬送区分６４
と上向搬送区分６５は、円弧状の変向ガイド部６６を介
して、かつまたローディングステーション１３及びアン
ローディングステーション１７の上方範囲６７では駆動
鎖車６８を介して互いに連結されている。図８乃至図１
０に示したように、円弧状の変向ガイド部６６は、コン
ベヤチェーン２０を案内する円弧状ガイド６９と、円弧
状フランジ７０とを有し、該円弧状フランジは走行キャ
リッジ２２の転動ローラ２６とコンベヤチェーン２０の
支持ローラ４３とを支持している。更にまた円弧状変向
ガイド部６６はアンローディングステーション１７の範
囲に、クリップ１８を作動可能な切換えカム７１を有
し、該切換えカム自体は２つの切換えエレメント７２か
ら成っている。この場合切換えエレメント７２は円弧状
フランジ７０の中央の縦方向スロット５７の側方にそれ
ぞれ配置されておりかつ前記円弧状フランジ７０から楕
円形状に張出している。
【００３５】更に図１に示したように、ローディングス
テーション１３及びアンローディングステーション１７
の上方範囲６７に設けられている各駆動鎖車６８には上
向搬送区分６５の後方でそれぞれ１つの連結解除器７３
が配設されており、該連結解除器は、走行キャリッジ２
２をクリップ１８と共にコンベヤチェーン２０からそれ
ぞれ切り離すために使用される。ローディングステーシ
ョン１３の範囲では、ホトセンサ６４が装備されてお
り、該ホトセンサは、クリップ１８に洗濯物１０を装着
したのちにコンベヤチェーン２０をスタートさせるため
に使用され、要するに前記駆動鎖車６８のための駆動モ
ータを作動させる訳である。またアンローディングステ
ーション１７の垂直搬送区１６は本実施例では、油圧系
または空圧系の形の旋回装置７５によって垂直線外へ旋
回可能に構成されている。
テーション１３及びアンローディングステーション１７
の上方範囲６７に設けられている各駆動鎖車６８には上
向搬送区分６５の後方でそれぞれ１つの連結解除器７３
が配設されており、該連結解除器は、走行キャリッジ２
２をクリップ１８と共にコンベヤチェーン２０からそれ
ぞれ切り離すために使用される。ローディングステーシ
ョン１３の範囲では、ホトセンサ６４が装備されてお
り、該ホトセンサは、クリップ１８に洗濯物１０を装着
したのちにコンベヤチェーン２０をスタートさせるため
に使用され、要するに前記駆動鎖車６８のための駆動モ
ータを作動させる訳である。またアンローディングステ
ーション１７の垂直搬送区１６は本実施例では、油圧系
または空圧系の形の旋回装置７５によって垂直線外へ旋
回可能に構成されている。
【００３６】重力搬送区１５の範囲では、成形レール２
１は斜向配置されている。またローディングステーショ
ン１３及びアンローディングステーション１７に設けら
れている駆動鎖車６８並びに連結解除器７３は、やはり
アンローディングステーション１７及びローディングス
テーション１３に配置されている個別化器７６よりも高
いレベルに配置されている。該個別化器７６はクリップ
１８をコンベヤチェーン２０へ個別化して供給するため
に使用される。
１は斜向配置されている。またローディングステーショ
ン１３及びアンローディングステーション１７に設けら
れている駆動鎖車６８並びに連結解除器７３は、やはり
アンローディングステーション１７及びローディングス
テーション１３に配置されている個別化器７６よりも高
いレベルに配置されている。該個別化器７６はクリップ
１８をコンベヤチェーン２０へ個別化して供給するため
に使用される。
【００３７】図１１には前記個別化器７６が詳細に図示
されている。図１１によれば個別化器７６は、斜向した
成形レール２１の後方に設けられたクリップ貯え器７７
と連結分岐器７８との間にそれぞれ配置されており、該
連結分岐器７８はクリップ１８を下向搬送区分６４のコ
ンベヤチェーン２０と一緒に案内する。該個別化器７６
は、図示を省いたパルス計数器と協働し、該パルス計数
器は、ローディングステーション１３及びアンローディ
ングステーション１７の上方範囲６７で、しかも殊に有
利には各垂直搬送区１４，１６の駆動鎖車６８に配置さ
れており、搬送区の制御のために使用される。
されている。図１１によれば個別化器７６は、斜向した
成形レール２１の後方に設けられたクリップ貯え器７７
と連結分岐器７８との間にそれぞれ配置されており、該
連結分岐器７８はクリップ１８を下向搬送区分６４のコ
ンベヤチェーン２０と一緒に案内する。該個別化器７６
は、図示を省いたパルス計数器と協働し、該パルス計数
器は、ローディングステーション１３及びアンローディ
ングステーション１７の上方範囲６７で、しかも殊に有
利には各垂直搬送区１４，１６の駆動鎖車６８に配置さ
れており、搬送区の制御のために使用される。
【００３８】更に図１１から判るように、各個別化器７
６は、旋回装置８０の作動によって１つの走行キャリッ
ジ２２を解放すると同時に、該走行キャリッジに後続す
る走行キャリッジ８１を抑留するように構成されてい
る。この場合各個別化器７６は、支持部材８２又はこれ
に類似した部材に旋回可能に支承されていて前記旋回装
置８０と協働する多腕式レバー８３から成っている。多
腕式レバー８３の旋回支点８４は成形レール２１の分割
された転動面５９の上位に位置している。多腕式レバー
８３はほぼ中央の旋回支点８４に孔８５を有し、該孔を
通って、前記支持部材８２に結合されたピン８６が延び
ている。
６は、旋回装置８０の作動によって１つの走行キャリッ
ジ２２を解放すると同時に、該走行キャリッジに後続す
る走行キャリッジ８１を抑留するように構成されてい
る。この場合各個別化器７６は、支持部材８２又はこれ
に類似した部材に旋回可能に支承されていて前記旋回装
置８０と協働する多腕式レバー８３から成っている。多
腕式レバー８３の旋回支点８４は成形レール２１の分割
された転動面５９の上位に位置している。多腕式レバー
８３はほぼ中央の旋回支点８４に孔８５を有し、該孔を
通って、前記支持部材８２に結合されたピン８６が延び
ている。
【００３９】更に前記多腕式レバー８３は、前記孔８５
からほぼ均等に張出す実質的に３本の腕８７，８８，８
９を有し、要するに三腕式レバーとして構成されてい
る。多腕式レバー８３の前位腕８７は成形レール２１の
運動方向に延びかつ１つのフック９０を有し、該フック
は、クリップ１８の方に向いておりかつ走行キャリッジ
２２をガイドするために成形レール２１の中に入り込ん
でいる。前位腕８７は、キャリッジ２２の抑留位置にお
いて前記フック９０によって前位の走行キャリッジ２２
の支持プレート２３の前縁に係合する。解放位置では該
前位腕８７は、先行する前位の走行キャリッジ２２の支
持プレート２３を解放する程度に旋回することができ
る。多腕式レバー８３の後位腕８８は先行する走行キャ
リッジ２２の解放位置において、後続の走行キャリッジ
８１の、支持プレート２３の下部ウェブ２５内に位置す
る切欠き部３４の部分内に入り込む。
からほぼ均等に張出す実質的に３本の腕８７，８８，８
９を有し、要するに三腕式レバーとして構成されてい
る。多腕式レバー８３の前位腕８７は成形レール２１の
運動方向に延びかつ１つのフック９０を有し、該フック
は、クリップ１８の方に向いておりかつ走行キャリッジ
２２をガイドするために成形レール２１の中に入り込ん
でいる。前位腕８７は、キャリッジ２２の抑留位置にお
いて前記フック９０によって前位の走行キャリッジ２２
の支持プレート２３の前縁に係合する。解放位置では該
前位腕８７は、先行する前位の走行キャリッジ２２の支
持プレート２３を解放する程度に旋回することができ
る。多腕式レバー８３の後位腕８８は先行する走行キャ
リッジ２２の解放位置において、後続の走行キャリッジ
８１の、支持プレート２３の下部ウェブ２５内に位置す
る切欠き部３４の部分内に入り込む。
【００４０】また旋回装置８０として油圧機構又は空圧
機構が設けられており、該機構は多腕式レバー８３の上
位腕８９に、枢支ピン９３を介して旋回可能に枢着され
ている。
機構が設けられており、該機構は多腕式レバー８３の上
位腕８９に、枢支ピン９３を介して旋回可能に枢着され
ている。
【００４１】図１２乃至１４図では本発明のクリップ１
８が示されており、該クリップは図１２及び図１３によ
れば異なったクランプ力で二重に締め付け、また図１４
によれば比較的小さなクランプ力で後方でだけ締め付け
る。
８が示されており、該クリップは図１２及び図１３によ
れば異なったクランプ力で二重に締め付け、また図１４
によれば比較的小さなクランプ力で後方でだけ締め付け
る。
【００４２】クリップ１８は、クリップケーシング９５
に内蔵された２種のクランプ機構９１，９４を有してい
る。クリップケーシング９５は射出成形によりプラスチ
ックで一体に製造されている。該クリップケーシング
は、上部横壁９６と、該横壁の下面９７側に設けられて
いてクランプ機構９１，９４と協働するクランプ壁９８
並びに、前記上部横壁９６に対してそれぞれ垂直方向に
配置された２つの側壁９９を有している。上部横壁９６
の上面１００には、該横壁に対して垂直に延びる接合板
１０１が一体成形されている。両側壁９９は、サイドス
ロット１０２によってそれぞれクランプ壁９８から隔て
て保持されており、かつ、運動方向に対して直角な横方
向に延びる水平軸１０３を介してクランプ機構９１，９
４を旋回可能に支承している。該水平軸１０３はこの場
合、上部横壁９６及びクランプ壁９８から離隔した区域
１０４に位置している。接合板１０１はほぼ中央にスロ
ット１２４を有している。また該接合板１０１は２つの
横孔１０５を有し、該横孔はそれぞれ、各走行キャリッ
ジ２２の支持プレート２３の、前記スロット１２４内に
係合する上部ウェブ２５を固定するためのピン１０６を
収容している。
に内蔵された２種のクランプ機構９１，９４を有してい
る。クリップケーシング９５は射出成形によりプラスチ
ックで一体に製造されている。該クリップケーシング
は、上部横壁９６と、該横壁の下面９７側に設けられて
いてクランプ機構９１，９４と協働するクランプ壁９８
並びに、前記上部横壁９６に対してそれぞれ垂直方向に
配置された２つの側壁９９を有している。上部横壁９６
の上面１００には、該横壁に対して垂直に延びる接合板
１０１が一体成形されている。両側壁９９は、サイドス
ロット１０２によってそれぞれクランプ壁９８から隔て
て保持されており、かつ、運動方向に対して直角な横方
向に延びる水平軸１０３を介してクランプ機構９１，９
４を旋回可能に支承している。該水平軸１０３はこの場
合、上部横壁９６及びクランプ壁９８から離隔した区域
１０４に位置している。接合板１０１はほぼ中央にスロ
ット１２４を有している。また該接合板１０１は２つの
横孔１０５を有し、該横孔はそれぞれ、各走行キャリッ
ジ２２の支持プレート２３の、前記スロット１２４内に
係合する上部ウェブ２５を固定するためのピン１０６を
収容している。
【００４３】クリップ１８のクランプ機構９１，９４
は、クリップケーシング９５に旋回可能に支承された１
つのクランプローラ１０７並びに、前記水平軸１０３に
旋回可能に支承された２つのクランプレバー１０８から
構成されている。クランプローラ１０７自体はローラホ
ルダー１０９に回転可能に軸支されている。
は、クリップケーシング９５に旋回可能に支承された１
つのクランプローラ１０７並びに、前記水平軸１０３に
旋回可能に支承された２つのクランプレバー１０８から
構成されている。クランプローラ１０７自体はローラホ
ルダー１０９に回転可能に軸支されている。
【００４４】ローラホルダー１０９自体は前記水平軸１
０３によってクリップケーシング９５に枢着されてお
り、かつ、クランプローラ１０７の対向した両側に配設
された２つの脚片１１０を有している。クランプローラ
１０７は、運動方向に対して直角な横方向に延びる水平
軸１１１を介してローラホルダー１０９の両脚片１１０
と回転可能に連結されている。前記水平軸１１１は、こ
のためにローラホルダー１０９の両脚片１１０に穿設さ
れた孔とクランプローラ１０７の中心孔とを通ってい
る。ローラホルダー１０９自体は２つの旋回可能なクラ
ンプレバー１０８間に配置されている。
０３によってクリップケーシング９５に枢着されてお
り、かつ、クランプローラ１０７の対向した両側に配設
された２つの脚片１１０を有している。クランプローラ
１０７は、運動方向に対して直角な横方向に延びる水平
軸１１１を介してローラホルダー１０９の両脚片１１０
と回転可能に連結されている。前記水平軸１１１は、こ
のためにローラホルダー１０９の両脚片１１０に穿設さ
れた孔とクランプローラ１０７の中心孔とを通ってい
る。ローラホルダー１０９自体は２つの旋回可能なクラ
ンプレバー１０８間に配置されている。
【００４５】両クランプ機構９１，９４、すなわち、旋
回可能なローラホルダー１０９に回転可能に軸支された
クランプローラ１０７と２つの旋回可能なクランプレバ
ー１０８はそれぞればね１１２，１１３を有している。
各ばね１１２，１１３は一方の突出端部１１４で各クラ
ンプ機構９１，９４に、また他方の突出端部１１５でク
リップケーシング９５に固定されている。
回可能なローラホルダー１０９に回転可能に軸支された
クランプローラ１０７と２つの旋回可能なクランプレバ
ー１０８はそれぞればね１１２，１１３を有している。
各ばね１１２，１１３は一方の突出端部１１４で各クラ
ンプ機構９１，９４に、また他方の突出端部１１５でク
リップケーシング９５に固定されている。
【００４６】クリップケーシング９５の上部横壁９６に
形成した切欠き部１１６をそれぞれ貫通する２本の作動
レバー１１７が上部横壁９６の、運動方向に対して直角
な横方向に延びる水平な旋回軸１１８に旋回可能に枢着
されている。該作動レバー１１７の旋回軸１１８とクラ
ンプ壁９８との距離は、クランプ機構９１，９４を支承
するために設けた水平軸１０３とクランプ壁９８との距
離よりも小である。各作動レバー１１７の一方のアーム
１１９はクリップケーシング９５から外部へ突出し、他
方のアーム１２０はクリップケーシング９５の内部に侵
入しており、しかも該アーム１２０は各クランプレバー
１０８の外位脚片１２１と協働する。更にまた、他方の
アーム１２０の自由端部は、対応したクランプレバー１
０８で前記外位脚片１２１の傍に配設された凹設部１２
５内に侵入する。
形成した切欠き部１１６をそれぞれ貫通する２本の作動
レバー１１７が上部横壁９６の、運動方向に対して直角
な横方向に延びる水平な旋回軸１１８に旋回可能に枢着
されている。該作動レバー１１７の旋回軸１１８とクラ
ンプ壁９８との距離は、クランプ機構９１，９４を支承
するために設けた水平軸１０３とクランプ壁９８との距
離よりも小である。各作動レバー１１７の一方のアーム
１１９はクリップケーシング９５から外部へ突出し、他
方のアーム１２０はクリップケーシング９５の内部に侵
入しており、しかも該アーム１２０は各クランプレバー
１０８の外位脚片１２１と協働する。更にまた、他方の
アーム１２０の自由端部は、対応したクランプレバー１
０８で前記外位脚片１２１の傍に配設された凹設部１２
５内に侵入する。
【００４７】図１４によれば切換えカム７１の所属の切
換えエレメント７２によって各作動レバー１１７が旋回
すると、各クランプレバー１０８がクランプ壁９８によ
るクランプ位置から、各ばね１１３に起因して生じるば
ね力に抗して自動的に外向きに旋回させられる。切換え
カム７１を離脱すると、各作動レバー１１７は該切換え
カム７１の所属の切換えエレメント７２にもはや支持さ
れないので、次いで両クランプレバー１０８は、該クラ
ンプレバーに対してばね１１３によって作用するばね力
に基づいて、図１３に示したクランプ位置へもどり旋回
させられる。それと同時に各作動レバー１１７は、各ク
ランプレバー１０８の、該作動レバーと協働する外位脚
片１２１を介してその出発位置へ戻される。
換えエレメント７２によって各作動レバー１１７が旋回
すると、各クランプレバー１０８がクランプ壁９８によ
るクランプ位置から、各ばね１１３に起因して生じるば
ね力に抗して自動的に外向きに旋回させられる。切換え
カム７１を離脱すると、各作動レバー１１７は該切換え
カム７１の所属の切換えエレメント７２にもはや支持さ
れないので、次いで両クランプレバー１０８は、該クラ
ンプレバーに対してばね１１３によって作用するばね力
に基づいて、図１３に示したクランプ位置へもどり旋回
させられる。それと同時に各作動レバー１１７は、各ク
ランプレバー１０８の、該作動レバーと協働する外位脚
片１２１を介してその出発位置へ戻される。
【００４８】ローデイングステーション１３の区域で各
側壁９９とクランプ壁３８との間のサイドスロット１０
２内に装入される洗濯物１０（図示せず）は、従って、
洗濯容器１１からの洗濯物１０の引き出し時並びに搬送
時にはクランプローラ１０７によっても、また両クラン
プレバー１０８によってもクランプ壁９８に圧着され
る。これに対してアンローディングステーション１７の
区域では、それまで比較的大きなばね力によって負荷さ
れていたクランプレバー１０８はクランプ位置から外向
きに旋回されるので、洗濯物１０はこのアンローディン
グステーション１７の区域では、つまりクリップ１８か
らの洗濯物１０の取り外し時には、専らクランプローラ
１０７とクランプ壁９８との間だけで比較的小さなクラ
ンプ力で保持されることになる。
側壁９９とクランプ壁３８との間のサイドスロット１０
２内に装入される洗濯物１０（図示せず）は、従って、
洗濯容器１１からの洗濯物１０の引き出し時並びに搬送
時にはクランプローラ１０７によっても、また両クラン
プレバー１０８によってもクランプ壁９８に圧着され
る。これに対してアンローディングステーション１７の
区域では、それまで比較的大きなばね力によって負荷さ
れていたクランプレバー１０８はクランプ位置から外向
きに旋回されるので、洗濯物１０はこのアンローディン
グステーション１７の区域では、つまりクリップ１８か
らの洗濯物１０の取り外し時には、専らクランプローラ
１０７とクランプ壁９８との間だけで比較的小さなクラ
ンプ力で保持されることになる。
【００４９】仕上げ機又はそれに類する機械へ洗濯物を
供給する装置では、クリップ１８を装備した走行キャリ
ッジ２２は、図１に示した矢印１９の方向に相応して、
以下に説明した経路を辿る。この場合クリップ１８を装
備した走行キャリッジ２２は、ローディングステーショ
ン及びアンローディングステーションの各垂直搬送区１
４，１６の区域においても下り勾配に傾斜した重力搬送
区１５の区域においても、成形レール２１内を移動させ
られる。また各垂直搬送区１４，１６の区域では、前記
走行キャリッジ２２を搬送するために被駆動式のコンベ
ヤチェーン２０が前記成形レール２１内に付加的に設け
られているのに対して、、重力搬送区１５の区域では、
走行キャリッジ２２は該重力搬送区に沿って専らその自
重に基づいて滑降していく。洗濯物１０は洗濯容器１１
から操作員１２２によって部分的に引き出され、かつ走
行キャリッジ２２に装備されたクリップ１８に装着され
る。その後、該走行キャリッジはコンベヤチェーン２０
によって、上向搬送区分６５を経てローディングステー
ション１３の上方範囲６７へ移送される。連結解除器７
３を介して走行キャリッジ２２は洗濯物１０と一緒にコ
ンベヤチェーン２０から切り離され、専らその自重に基
づいて下向傾斜した成形レール２１内を走行し、要する
にローディングステーション１３の上方範囲６７から、
該ローディングステーション１３の上方範囲６７よりも
低いレベルに配置されたアンローディングステーション
１７の上方範囲６７へ向かって重力搬送区１５に沿って
走行する。そのあと走行キャリッジ２２はクリップ貯え
器７７へ移送され、個別化器７６によって連結分岐器７
８を経て垂直搬送区１６の下向搬送区分６４のコンベヤ
チェーン２０に組み込まれる。アンローディングステー
ション１７において洗濯物１０は操作員１２３によって
クリップ１８から取り外され、仕上げ装入機１２又は仕
上げ機に供給される。その後洗濯物１０の外されたクリ
ップ１８を装備した走行キャリッジ２２は、垂直搬送区
１６の上向搬送区分６５を通ってアンローディングステ
ーション１７の上方範囲６７へコンベヤチェーン２０に
よって搬送される。連結解除器７３において走行キャリ
ッジ２２はコンベヤチェーン２０から再び切り離され専
ら自重によってアンローディングステーション１７の上
方範囲６７からローディングステーション１３の上方範
囲６７へ下向傾斜した重力搬送区１５に沿って復帰移動
する。
供給する装置では、クリップ１８を装備した走行キャリ
ッジ２２は、図１に示した矢印１９の方向に相応して、
以下に説明した経路を辿る。この場合クリップ１８を装
備した走行キャリッジ２２は、ローディングステーショ
ン及びアンローディングステーションの各垂直搬送区１
４，１６の区域においても下り勾配に傾斜した重力搬送
区１５の区域においても、成形レール２１内を移動させ
られる。また各垂直搬送区１４，１６の区域では、前記
走行キャリッジ２２を搬送するために被駆動式のコンベ
ヤチェーン２０が前記成形レール２１内に付加的に設け
られているのに対して、、重力搬送区１５の区域では、
走行キャリッジ２２は該重力搬送区に沿って専らその自
重に基づいて滑降していく。洗濯物１０は洗濯容器１１
から操作員１２２によって部分的に引き出され、かつ走
行キャリッジ２２に装備されたクリップ１８に装着され
る。その後、該走行キャリッジはコンベヤチェーン２０
によって、上向搬送区分６５を経てローディングステー
ション１３の上方範囲６７へ移送される。連結解除器７
３を介して走行キャリッジ２２は洗濯物１０と一緒にコ
ンベヤチェーン２０から切り離され、専らその自重に基
づいて下向傾斜した成形レール２１内を走行し、要する
にローディングステーション１３の上方範囲６７から、
該ローディングステーション１３の上方範囲６７よりも
低いレベルに配置されたアンローディングステーション
１７の上方範囲６７へ向かって重力搬送区１５に沿って
走行する。そのあと走行キャリッジ２２はクリップ貯え
器７７へ移送され、個別化器７６によって連結分岐器７
８を経て垂直搬送区１６の下向搬送区分６４のコンベヤ
チェーン２０に組み込まれる。アンローディングステー
ション１７において洗濯物１０は操作員１２３によって
クリップ１８から取り外され、仕上げ装入機１２又は仕
上げ機に供給される。その後洗濯物１０の外されたクリ
ップ１８を装備した走行キャリッジ２２は、垂直搬送区
１６の上向搬送区分６５を通ってアンローディングステ
ーション１７の上方範囲６７へコンベヤチェーン２０に
よって搬送される。連結解除器７３において走行キャリ
ッジ２２はコンベヤチェーン２０から再び切り離され専
ら自重によってアンローディングステーション１７の上
方範囲６７からローディングステーション１３の上方範
囲６７へ下向傾斜した重力搬送区１５に沿って復帰移動
する。
【００５０】この場合はアンローディングステーション
１７の上方範囲６７の方がローディングステーション１
３の上方範囲６７よりも高いレベルに配置されている。
ローディングステーション１３の上方範囲６７では、ク
リップ１８を装備した走行キャリッジ２２は、クリップ
貯え器７７、個別化器７６及び連結分岐器７８をもう一
度通走したのち垂直搬送区１４の区域へコンベヤチェー
ン２０によって移送される。ローディングステーション
１３ではクリップ１８は洗濯物１０を改めて装着するた
めに再び操作員１２２に供給される。
１７の上方範囲６７の方がローディングステーション１
３の上方範囲６７よりも高いレベルに配置されている。
ローディングステーション１３の上方範囲６７では、ク
リップ１８を装備した走行キャリッジ２２は、クリップ
貯え器７７、個別化器７６及び連結分岐器７８をもう一
度通走したのち垂直搬送区１４の区域へコンベヤチェー
ン２０によって移送される。ローディングステーション
１３ではクリップ１８は洗濯物１０を改めて装着するた
めに再び操作員１２２に供給される。
【００５１】本発明は、図示の実施例に限定されるもの
ではない。例えば必要に応じてローディングステーショ
ン１３の区域にも、切換えエレメント７２を所属させた
切換えカム７１を設けることも勿論可能であり、この場
合も、クリップに洗濯物を装着する際に比較的僅かなク
ランプ力しか作用しないようにすることもできる。これ
は、洗濯物１０が洗濯容器１１から完全に操作員１２２
によって手で取り出され、従ってそれと同時に他の洗濯
物との絡まりが解きほぐされることになるような場合に
有利である。このような場合には比較的大きなクランプ
力は必要ではなく、クリップへの洗濯物１０の装入も幾
分容易になる。この場合走行キャリッジにはただ１つの
クランプ機構しか有していない従来慣用のクリップを装
備することも可能である。
ではない。例えば必要に応じてローディングステーショ
ン１３の区域にも、切換えエレメント７２を所属させた
切換えカム７１を設けることも勿論可能であり、この場
合も、クリップに洗濯物を装着する際に比較的僅かなク
ランプ力しか作用しないようにすることもできる。これ
は、洗濯物１０が洗濯容器１１から完全に操作員１２２
によって手で取り出され、従ってそれと同時に他の洗濯
物との絡まりが解きほぐされることになるような場合に
有利である。このような場合には比較的大きなクランプ
力は必要ではなく、クリップへの洗濯物１０の装入も幾
分容易になる。この場合走行キャリッジにはただ１つの
クランプ機構しか有していない従来慣用のクリップを装
備することも可能である。
【図１】仕上げ機へ洗濯物を供給する装置の縮尺概略図
である。
である。
【図２】図１に対比して拡大して示した本発明の走行キ
ャリッジの１実施例の側面図である。
ャリッジの１実施例の側面図である。
【図３】図２のＩＩＩ−ＩＩＩ線に沿った走行キャリッ
ジの垂直断面図である。
ジの垂直断面図である。
【図４】図５のＩＶ−ＩＶ線に沿って中央を部分的に断
面して示した本発明のエンドレスコンベヤチェーンの平
面図である。
面して示した本発明のエンドレスコンベヤチェーンの平
面図である。
【図５】図１に対比して拡大して示した搬送区の区域に
おけるエンドレスコンベヤチェーンを案内する本発明の
ガイド機構並びに前記コンベヤチェーンに連結された走
行キャリッジ及び該走行キャリッジに装備された本発明
のクリップの部分的断面図である。
おけるエンドレスコンベヤチェーンを案内する本発明の
ガイド機構並びに前記コンベヤチェーンに連結された走
行キャリッジ及び該走行キャリッジに装備された本発明
のクリップの部分的断面図である。
【図６】図５のＶＩ−ＶＩ線に沿ったガイド機構の部分
的断面図である。
的断面図である。
【図７】図５のＶＩＩ−ＶＩＩ線に沿って一部断面して
示したガイド機構の平面図である。
示したガイド機構の平面図である。
【図８】図１に対比して拡大しかつ図１の部分ＶＩＩＩ
に相当するアンローディングステーションの区域におけ
る本発明の円弧状の変向ガイド部の１実施例の部分図で
ある。
に相当するアンローディングステーションの区域におけ
る本発明の円弧状の変向ガイド部の１実施例の部分図で
ある。
【図９】図８のＩＸ−ＩＸ線に沿った円弧状の変向ガイ
ド部の垂直断面図である。
ド部の垂直断面図である。
【図１０】ローディングステーションの区域における本
発明の円弧状の変向ガイド部の図９相当垂直断面図であ
る。
発明の円弧状の変向ガイド部の図９相当垂直断面図であ
る。
【図１１】図１に対比して拡大しかつ図１の部分ＸＩに
相当する本発明の個別化器の１実施例の部分図である。
相当する本発明の個別化器の１実施例の部分図である。
【図１２】本発明のクリップの１実施例の正面図であ
る。
る。
【図１３】図１２のＸＩＩＩ−ＸＩＩＩ線に沿ったクリ
ップの断面図である。
ップの断面図である。
【図１４】クランプ機構の別の位置で示した図１２のＸ
ＩＶ−ＸＩＶ線に沿ったクリップの断面図である。
ＩＶ−ＸＩＶ線に沿ったクリップの断面図である。
１０ 洗濯物、 １１ 洗濯容器、 １２ 仕上
げ装入機、 １３ローディングステーション、 １４
垂直搬送区、 １５ 重力搬送区、１６ 垂直搬
送区、 １７ アンローディングステーション、 １
８ クリップ、１９ 搬送方向、 ２０ コンベ
ヤチェーン、 ２１ 成形レール、 ２２ 走行キ
ャリッジ、 ２３ 支持プレート、 ２４ 上部ウ
ェブ、 ２５ 下部ウェブ、 ２６ 転動ローラ、
２７ 縦脚片部、２８ 横脚片部、 ２９ 転
動ローラの水平軸、 ３０ 転動ローラの内側面、
３１縦脚片部、 ３２ スペーサ、 ３４ 切欠き
部、 ３５支持ローラの水平軸、 ３６ 拡張開口、
３７ 斜め面取り部、 ３８ 開口区域、 ３９
アンダーカット部、 ４１ 個々のチェーンリン
ク、 ４３ 支持ローラ、 ４４ スペーサ、 ４
５ 上部ウェブの肉厚、 ４５′ 下部ウェブの肉
厚、 ４６ スナップリング、 ４７ 内レース、
４８ 外レース、 ４９ 転動体、 ５０ 転
動リング外周面、５１ 転動リング、５２ ゴム外
套体、 ５３ スナップリング、５４ 中空成形
材、 ５５，５６ 中空成形材部分、 ５７ 縦方
向スロット、 ５８ 切欠き部、５９ 転動面、
６０ 内壁面相互の間隔、６１ 支持ローラの直
径、 ６２ 転動ローラの幅、 ６３ 側壁、６４
下向搬送区分、 ６５ 上向搬送区分、 ６６
円弧状の変向ガイド部、 ６７ ローディングステ
ーション及びアンローディングステーションの上方範
囲、 ６８ 駆動鎖車、６９ 円弧状ガイド、、
７０ 円弧状フランジ、 ７１ 切換えカム、７２
切換えエレメント、 ７３連結解除器、 ７４
ホトセンサ、 ７５旋回装置、 ７６ 個別化器、
７７ クリップ貯え器、 ７８ 連結分岐器、 ８
０ 旋回装置、８１ 後続の走行キャリッジ、 ８
２ 支持部材、 ８３ 多腕式レバー、 ８４
旋回支点、 ８５ 孔、 ８６ ピン、 ８７，８
８，８９腕、 ９０ フック、 ９１ クランプ機
構、 ９３ 枢支ピン、 ９４ クランプ機構、
９５ クリップケーシング、９６ 上部横壁、９７
下面、 ９８ クランプ壁、 ９９ 側壁、
１００ 上面、１０１ 接合板、 １０２ サイ
ドスロット、 １０３ 水平軸、 １０４ 離隔区
域、 １０５ 横孔、 １０６ ピン、 １０７
クランプローラ、 １０８ クランプレバー、 １
０９ ローラホルダー、 １１０脚片、 １１１
水平軸、 １１２，１１３ ばね、 １１４ 一方
の突出端部、 １１５ 他方の突出端部、 １１６
切欠き部、１１７作動レバー、 １１８ 旋回軸、
１１９ 一方のアーム、 １２０他方のアーム、
１２１ 外位脚片、 １２２，１２３ 操作員、
１２４中央のスロット、 １２５ 凹設部
げ装入機、 １３ローディングステーション、 １４
垂直搬送区、 １５ 重力搬送区、１６ 垂直搬
送区、 １７ アンローディングステーション、 １
８ クリップ、１９ 搬送方向、 ２０ コンベ
ヤチェーン、 ２１ 成形レール、 ２２ 走行キ
ャリッジ、 ２３ 支持プレート、 ２４ 上部ウ
ェブ、 ２５ 下部ウェブ、 ２６ 転動ローラ、
２７ 縦脚片部、２８ 横脚片部、 ２９ 転
動ローラの水平軸、 ３０ 転動ローラの内側面、
３１縦脚片部、 ３２ スペーサ、 ３４ 切欠き
部、 ３５支持ローラの水平軸、 ３６ 拡張開口、
３７ 斜め面取り部、 ３８ 開口区域、 ３９
アンダーカット部、 ４１ 個々のチェーンリン
ク、 ４３ 支持ローラ、 ４４ スペーサ、 ４
５ 上部ウェブの肉厚、 ４５′ 下部ウェブの肉
厚、 ４６ スナップリング、 ４７ 内レース、
４８ 外レース、 ４９ 転動体、 ５０ 転
動リング外周面、５１ 転動リング、５２ ゴム外
套体、 ５３ スナップリング、５４ 中空成形
材、 ５５，５６ 中空成形材部分、 ５７ 縦方
向スロット、 ５８ 切欠き部、５９ 転動面、
６０ 内壁面相互の間隔、６１ 支持ローラの直
径、 ６２ 転動ローラの幅、 ６３ 側壁、６４
下向搬送区分、 ６５ 上向搬送区分、 ６６
円弧状の変向ガイド部、 ６７ ローディングステ
ーション及びアンローディングステーションの上方範
囲、 ６８ 駆動鎖車、６９ 円弧状ガイド、、
７０ 円弧状フランジ、 ７１ 切換えカム、７２
切換えエレメント、 ７３連結解除器、 ７４
ホトセンサ、 ７５旋回装置、 ７６ 個別化器、
７７ クリップ貯え器、 ７８ 連結分岐器、 ８
０ 旋回装置、８１ 後続の走行キャリッジ、 ８
２ 支持部材、 ８３ 多腕式レバー、 ８４
旋回支点、 ８５ 孔、 ８６ ピン、 ８７，８
８，８９腕、 ９０ フック、 ９１ クランプ機
構、 ９３ 枢支ピン、 ９４ クランプ機構、
９５ クリップケーシング、９６ 上部横壁、９７
下面、 ９８ クランプ壁、 ９９ 側壁、
１００ 上面、１０１ 接合板、 １０２ サイ
ドスロット、 １０３ 水平軸、 １０４ 離隔区
域、 １０５ 横孔、 １０６ ピン、 １０７
クランプローラ、 １０８ クランプレバー、 １
０９ ローラホルダー、 １１０脚片、 １１１
水平軸、 １１２，１１３ ばね、 １１４ 一方
の突出端部、 １１５ 他方の突出端部、 １１６
切欠き部、１１７作動レバー、 １１８ 旋回軸、
１１９ 一方のアーム、 １２０他方のアーム、
１２１ 外位脚片、 １２２，１２３ 操作員、
１２４中央のスロット、 １２５ 凹設部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ユールゲン ジーラーマン ドイツ連邦共和国 ヒュルホルスト イン デア シュネッテ 21 (56)参考文献 実公 平１−14316（ＪＰ，Ｙ２)
Claims (42)
- 【請求項１】 各洗濯物をクリップによってローディン
グステーションから少なくとも１つの垂直搬送区又は斜
向した急傾斜搬送区と少なくとも１つの接続・連絡搬送
区とを介して仕上げ機への装入ステーションに給送する
形式の、仕上げ機への洗濯物供給装置において、クリッ
プ（１８）が、搬送区のガイド用成形レール（２１）内
で走行可能な走行キャリッジ（２２）に配置されてお
り、該走行キャリッジが、該走行キャリッジを駆動する
ために少なくとも垂直搬送区又は急傾斜搬送区（１４，
１６）の区域内では前記ガイド用成形レール（２１）内
を走行するコンベヤ部材（２０）と連結可能であり、か
つ該走行キャリッジ（２２）が、前記コンベヤ部材（２
０）又は該コンベヤ部材に配置された連結部材と係合式
に連結するために、少なくとも１つの切欠き部（３４）
を有していることを特徴とする、仕上げ機への洗濯物供
給装置。 - 【請求項２】 コンベヤ部材が、走行キャリッジ（２
２）の両側に並置された転動ローラ（２６）を有するコ
ンベヤチェーン（２０）として構成されており、かつ、
前記走行キャリッジ（２２）は、二重壁状に構成された
支持プレート（２３）に相互間隔をおいて配置されて部
分的にコンベヤチェーン（２０）の係合する２つの縦脚
片部（２７）から成る走行車台を有している、請求項１
記載の洗濯物供給装置。 - 【請求項３】 走行キャリッジ（２２）が、クリップ
（１８）を装備するためにガイド用成形レール（２１）
から張出したホルダーを有し、しかも該ホルダーが、前
記ガイド用成形レール（２１）から部分的に張出して支
持プレート（２３）に設けたウェブ（２５）によって形
成されている、請求項１又は２記載の供給装置。 - 【請求項４】 切欠き部（３４）がホッパ状に外向きに
拡張されている、請求項１記載の供給装置。 - 【請求項５】 走行キャリッジ（２２）の各縦脚片部
（２７）の中央に切欠き部（３４）が配設されており、
しかも該走行キャリッジ（２２）が両縦脚片部（２７）
の切欠き部（３４）でもってコンベヤチェーン（２０）
の連結部材としての横方向の軸（３５）と連結可能であ
る、請求項４記載の供給装置。 - 【請求項６】 コンベヤチェーン（２０）が、ガイド用
成形レール（２１）内でコンベヤチェーン（２０）を支
持するために間隔をおいて軸（３５）に配置された支持
ローラ（４３）を備え、しかも、走行キャリッジ（２
２）は、該走行キャリッジ（２２）の転動ローラ（２
６）がコンベヤチェーン（２０）の軸（３５）又は支持
ローラ（４３）の両側に位置するように、支持ローラ
（４３）を有する軸（３５）の範囲でコンベヤチェーン
（２０）に懸設される、請求項５記載の供給装置。 - 【請求項７】支持ローラ（４３）を支持する各軸（３
５）がコンベヤチェーン（２０）を直角な横方向に貫通
して延びると同時に２つのチェーンリンク（４１）を互
いに連結している、請求項６項記載の供給装置。 - 【請求項８】 転動ローラ（２６）及び支持ローラ（４
３）又はそのいずれかが、転がり軸受を有しているか、
又は該転がり軸受から成り、該転がり軸受の軸受レース
（４７，４８）がプラスチック製、また該転がり軸受の
転動体が鋼製である、請求項６記載の供給装置。 - 【請求項９】 転動ローラ（２６）及び支持ローラ（４
３）又はそのいずれかのローラの外レース（４８）が、
ゴムのような弾性材料から成る転動リング外周面（５
０）を有している、請求項８記載の供給装置。 - 【請求項１０】 ガイド用成形レール（２１）がほぼ方
形状に構成されており、しかも、転動ローラ（２６）及
び支持ローラ（４３）又はそのいずれかのための転動面
として役立つ平行な内面が、転動ローラ（２６）及び支
持ローラ（４３）の外径（６１）よりも僅かに大きい相
互間隔を有している、請求項６から９までのいずれか１
記載の供給装置。 - 【請求項１１】 ガイド用成形レール（２１）の中央で
クリップ（１８）寄りに設けられた縦方向スロット（５
７）が走行キャリッジ（２２）の支持プレート（２３）
の下部ウェブ（２５）の肉厚よりも大であり、かつ前記
縦方向スロット（５７）が支持プレート（２３）の対向
した両側で前記成形レール（２１）に沿って転動ローラ
（２６）及び支持ローラ（４３）のための転動面（５
９）を形成している、請求項１０記載の供給装置。 - 【請求項１２】 ローディングステーション（１３）及
び、仕上げ機への装入ステーションを形成するアンロー
ディングステーション（１７）には夫々、実質的に垂直
に延びる急傾斜搬送区（１４，１６）が配設されてお
り、かつ下向搬送区分（６４）が、前記の各急傾斜搬送
区（１４，１６）の上向搬送区分（６５）と、円弧状の
変向ガイド部（６６）とによって連絡されている、請求
項１から１１までのいずれか１項記載の供給装置。 - 【請求項１３】 円弧状の変向ガイド部（６６）に対向
する、ローディングステーション（１３）及びアンロー
ディングステーション（１７）の急傾斜搬送区（１４，
１６）の上方範囲には、夫々１つの駆動鎖車（６８）が
配置されている、請求項１２記載の供給装置。 - 【請求項１４】 円弧状の変向ガイド部（６６）が、コ
ンベヤチェーン（２０）を案内する円弧状ガイド（６
９）と、転動ローラ（２６）又は支持ローラ（４３）を
案内する円弧状フランジ（７０）とを有している、請求
項１２又は１３記載の供給装置。 - 【請求項１５】 仕上げ機への装入ステーションを形成
するアンローディングステーション（１７）の範囲の円
弧状の変向ガイド部（６６）が、クリップ（１８）を作
動する切換えカム（７１）を有し、該切換えカム（７
１）が、円弧状フランジ（７０）の中央の縦方向スロッ
ト（５７）の各側方に配置されていて該縦方向スロット
からほぼ楕円形に張出すように構成された２つの切換え
エレメント（７２）から成っている、請求項１２から１
４までのいずれか１項記載の供給装置。 - 【請求項１６】 ローディングステーション（１３）又
はアンローディングステーション（１７）には各急傾斜
搬送区（１４，１６）の下向搬送区分（６４）の前方で
コンベヤチェーン（２０）からクリップ（１８）を切り
離すための連結解除器（７３）が配設されている、請求
項１から１５までのいずれか１項記載の供給装置。 - 【請求項１７】 連結解除器（７３）が、ローディング
ステーション（１３）又はアンローディングステーショ
ン（１７）の上方範囲（６７）に配置された各駆動鎖車
（６８）に配設されている、請求項１６記載の供給装
置。 - 【請求項１８】 少なくともローディングステーション
（１３）の区域に、コンベヤチェーン（２０）の駆動鎖
車（６８）と協働する、ホトセンサ（７４）のような作
動部材が、ローディングステーション（１３）で各クリ
ップ（１８）に洗濯物を装着した後にコンベヤチェーン
（２０）を始動するために配置されている、請求項１か
ら１７までのいずれか１項記載の供給装置。 - 【請求項１９】 少なくともアンローディングステーシ
ョン（１７）の区域の急傾斜搬送区（１６）が、少なく
とも１つの圧力媒体作動式の旋回駆動装置によって垂線
外へ旋回可能である、請求項１から１８までのいずれか
１項記載の供給装置。 - 【請求項２０】 接続搬送区又は中間搬送区を形成する
重力搬送区（１５）の区域ではクリップ（１８）が、前
記重力搬送区（１５）の範囲で下り勾配をなして延在し
ている成形レール（２１）に沿って専らその自重に基づ
いて移動可能である、請求項１から１９までのいずれか
１項記載の供給装置。 - 【請求項２１】 各急傾斜搬送区（１４，１６）のコン
ベヤチェーン（２０）へクリップ（１８）を供給するた
めに夫々少なくとも１つの個別化器（７６）が設けられ
ている、請求項２０記載の供給装置。 - 【請求項２２】 個別化器（７６）のレベルが、駆動鎖
車（６８）よりも低く配置されており、かつ、連結解除
器（７３）が急傾斜搬送区（１４，１６）の下向搬送区
分（６４）の前方に配置されている、請求項２１記載の
供給装置。 - 【請求項２３】 各個別化器（７６）が、少くなとも１
つの重力搬送区（１５）の端部に配置されたクリップ貯
え器（７７）と、急傾斜搬送区（１４，１６）の下向搬
送区分（６４）の始点でクリップ（１８）をコンベヤチ
ェーン（２０）と合流させる連結分岐器（７８）との間
に配置されている、請求項２１又は２２記載の供給装
置。 - 【請求項２４】 各個別化器（７６）が、ローディング
ステーション（１３）又はアンローディングステーショ
ン（１７）の上方範囲（６７）において各急傾斜搬送区
（１４，１６）の駆動鎖車（６８）に配設されていて該
搬送区を制御するためのパルス計数器（７９）と協働す
る、請求項２３記載の供給装置。 - 【請求項２５】 各個別化器（７６）が、旋回装置（８
０）によって作動可能な少なくとも１つの多腕式レバー
（８３）を有し、該多腕式レバーがほぼ中央に定置に配
置された旋回支点（８４）を中心として旋回可能であ
り、かつ前記多腕式レバーによって夫々１つの走行キャ
リッジ（２２）が解放されると同時に後続の走行キャリ
ッジ（８１）が抑留される、請求項２４記載の供給装
置。 - 【請求項２６】 多腕式レバー（８３）の前位腕（８
７）が成形レール（２１）に対して運動方向に延在する
ように配置されており、かつ、クリップ（１８）の方に
向いていて前記成形レール（２１）内へ走行キャリッジ
（２２）の前方に張出すフック（９０）を有し、前記多
腕式レバー（８３）の、運動方向とは逆向きの後位腕
（８８）が、後続の走行キャリッジ（８１）の支持プレ
ート（２３）の下部ウェブ（２５）に設けた切欠き部
（３４）内に旋回可能に構成されており、また前記多腕
式レバー（８３）の上位腕（８９）が旋回装置（８０）
と連結されている、請求項２５記載の供給装置。 - 【請求項２７】 前位腕（８７）が走行キャリッジ（２
２）の抑留位置でフック（９０）によって前方の走行キ
ャリッジ（２２）の支持プレート（２３）の前面に係合
し、かつ、前記の前位腕（８７）が、前方の走行キャリ
ッジ（２２）を解放するように解放位置へ旋回可能であ
る、請求項２６記載の供給装置。 - 【請求項２８】 後位腕（８８）が、前方の走行キャリ
ッジ（２２）の解放位置では、後続の走行キャリッジ
（８１）の支持プレート（２３）の下部ウェブ（２５）
に設けた各切欠き部（３４）内へ係合する、請求項２６
又は２７記載の供給装置。 - 【請求項２９】 搬送すべき洗濯物（１０）の位置を固
定するためのクリップ（１８）が、クリップケーシング
（９５）と少なくとも１つのクランプ機構（９１，９
４）とを有し、しかも位置固定すべき洗濯物（１０）に
対して異なったクランプ力を及ぼしうるように構成され
ている、請求項１から２８までのいずれか１項記載の供
給装置。 - 【請求項３０】 クリップ（１８）が、該クリップ（１
８）から洗濯物（１０）を破損なく取外せるように、取
外し時に比較的弱いクランプ力を各洗濯物（１０）に作
用する、請求項２９記載の供給装置。 - 【請求項３１】 クリップ（１８）が、洗濯容器（１
１）から洗濯物（１０）を取出して該洗濯物を搬送する
ために比較的大きなクランプ力で負荷され、該クランプ
力が、搬送中に前記クリップ（１８）によって洗濯物
（１０）を紛失することなく保持し、あるいは又、洗濯
物（１０）を洗濯容器（１１）から確実に引出せるよう
な大きさである、請求項２９記載の供給装置。 - 【請求項３２】 異なったクランプ力を有する少なくと
も２つのクランプ機構（９１，９４）が設けられてお
り、しかも少なくとも洗濯物（１０）のアンローディン
グステーション（１７）の区域では一方のクランプ機構
（９１）が弱いクランプ力で作用し、また、ローディン
グステーション（１３）の区域、すなわち少なくとも急
傾斜搬送区（１４，１６）や重力搬送区（１５）の区域
において葉大きなクランプ力で作用する、請求項２９か
ら３１までのいずれか１項記載の供給装置。 - 【請求項３３】 クリップ（１８）の第１のクランプ機
構（９１）が、旋回可能かつ／回転可能に軸支された１
つのクランプローラ（１０７）から成り、また第２のク
ランプ機構（９４）が、クリップケーシング（９５）に
旋回可能に支承されたクランプレバー（１０８）から成
っている、請求項２９から３２までのいずれか１項記載
の供給装置。 - 【請求項３４】 クランプローラ（１０７）が、クリッ
プケーシング（９５）内に旋回可能に支承されたローラ
ホルダー（１０９）に回転可能に軸支されている、請求
項３２又は３３記載の供給装置。 - 【請求項３５】 クランプローラ（１０７）用のローラ
ホルダー（１０９）及び両クランプレバー（１０８）
が、搬送方向に対して直角に延びる夫々１本の水平軸
（１０３）上で旋回可能にクリップケーシング（９５）
と連結されている、請求項３４記載の供給装置。 - 【請求項３６】 両クランプ機構（９１，９４）が、異
なった大きさの閉鎖ばね力で負荷される、請求項２９記
載の供給装置。 - 【請求項３７】 各クランプ機構（９１，９４）が少な
くとも１つのばね（１１２，１１３）によって負荷され
ており、各ばね（１１２，１１３）が一方の端部（１１
４）で対応したクランプ機構（９１，９４）に、又他方
の端部でクリップケーシング（９５）に支持されてい
る、請求項３６記載の供給装置。 - 【請求項３８】 各クランプレバー（１０８）が、夫々
クリップケーシング（９５）に傾動可能に支承された作
動レバー（１１７）と係合している、請求項３３から３
７までのいずれか１項記載の供給装置。 - 【請求項３９】 各作動レバー（１１７）の一方の腕
（１１９）がクリップケーシング（９５）から突出して
おり、また他方の腕（１２０）が前記クリップケーシン
グ（９５）内に侵入して各クランプレバー（１０８）の
外位脚片（１２１）と協働して、各作動レバー（１１
７）の旋回時に該作動レバーに所属したクランプレバー
（１０８）をそのクランプ位置外へ旋回させるように成
っている、請求項３８記載の供給装置。 - 【請求項４０】 クランプ機構（９４）が、アンローデ
ィングステーション（１７）の区域で、しかも該アンロ
ーディングステーションの円弧状変向ガイド部（６６）
の直前で各洗濯物（１０）との係合を自動的に解除する
ように運動可能である、請求項２９から３９までのいず
れか１項記載の供給装置。 - 【請求項４１】 各作動レバー（１１７）がアンローデ
ィングステーション（１７）の区域で円弧状変向ガイド
部（６６）の切換えカム（７１）を介してクリップケー
シング（９５）から突出した腕（１１９）によってクラ
ンプ機構（９４）のクランプレバー（１０８）を開放す
るように旋回可能である、請求項４０記載の供給装置。 - 【請求項４２】 少なくとも１つのクランプ機構（９
１，９４）が、搬送すべき洗濯物（１０）を付加的に、
各洗濯物（１０）の自重によって生じるクランプ力によ
って各クランプ機構（９１，９４）と、クリップケーシ
ング（９５）の対応クランプ壁（９８）との間で保持す
るようにクリップケーシング（９５）内に配置されてい
る、請求項２９から４１までのいずれか１項記載の供給
装置。
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