JPH0763194B2 - 集合住宅管理システム - Google Patents

集合住宅管理システム

Info

Publication number
JPH0763194B2
JPH0763194B2 JP61148443A JP14844386A JPH0763194B2 JP H0763194 B2 JPH0763194 B2 JP H0763194B2 JP 61148443 A JP61148443 A JP 61148443A JP 14844386 A JP14844386 A JP 14844386A JP H0763194 B2 JPH0763194 B2 JP H0763194B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
central control
signal
terminal
polling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61148443A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS635691A (ja
Inventor
豊 小島
義春 鈴木
英夫 戸川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP61148443A priority Critical patent/JPH0763194B2/ja
Publication of JPS635691A publication Critical patent/JPS635691A/ja
Publication of JPH0763194B2 publication Critical patent/JPH0763194B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、集合住宅の管理室とを各住戸との間で制御監
視データを時分割多重伝送する集合住宅管理システムに
関するものである。
[背景技術] 従来、集合住宅の管理室とを各住戸との間で制御監視デ
ータを時分割多重伝送するこの種の集合住宅管理システ
ムは、管理室に配置される管理室ユニット内に設けられ
た中央制御装置と、各住戸に配置される住戸ユニット内
や玄関ロビーに設けられ固有アドレスが設定された端末
器とを信号線にて接続し、中央制御装置から各端末器を
ポーリングして中央制御装置と各端末器との間でインタ
ーホン制御などの制御監視データをサイクリックに時分
割多重伝送するようになっている。ところで、このよう
な従来例において、中央制御装置は、全アドレスに対し
てポーリングを行って制御データを伝送するようになっ
ていたが、セキュリテイ情報(火災、ガス漏れ、非常連
絡)などの制御監視データ、また、電気錠の解錠信号は
ランダム伝送により中央制御装置へ返送していた。従っ
て、中央制御装置側では、端末器をアクセスして返送期
間内にセキュリテイ情報等を監視することができず、中
央制御装置では端末器のトラブルか否かの見分けがつか
ず、セキュリテイ情報として考えた場合、集合住宅管理
システムとしては不具合なことになるという問題があっ
た。
[発明の目的] 本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、緊急性のそれほど高くない情報は通
常のポーリングにより処理を行ない、緊急性が必要とさ
れる情報は割込み処理を行なうことで高速化を図り、し
かも、中央制御装置側で端末器のトラブルが否かの区分
もできるようにした集合住宅管理システムを提供するこ
とにある。
[発明の開示] (構 成) 本発明は、管理室に配置される管理室ユニット内に設け
られた中央制御装置と、各住戸に配置される住戸ユニッ
ト内や玄関ロビーに設けられ固有のアドレスが設定され
た端末器とを信号線にて接続し、中央制御装置から各端
末器をポーリングして中央制御装置と各端末器との間で
インターホン制御、セキュリテイ情報などの制御監視デ
ータをサイクリックに時分割多重伝送するようにした集
合住宅管理システムにおいて、機械的な保持による非常
押釦入力情報やシステム異常情報等の緊急性がそれほど
高くない情報の場合にはポーリング処理を行なう通常処
理手段と、火災、ガス漏れ等のより重要度の高いセキュ
リテイ情報や、電気錠解錠や管理人呼出等の緊急操作力
情報等が端末器に入力された際に、該端末器より割込み
信号が中央制御装置に返送され、中央制御装置が該端末
器をアクセスして上記セキュリテイ情報やスイッチ入力
情報を制御監視データとして返送させる割込み処理手段
とを中央制御装置に設け、緊急性を必要とするセキュリ
テイ情報等は割込み処理により高速化を図るようにした
ことを特徴とするものである。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面により説明する。第1図乃
至第4図は本発明一実施例を示すもので、管理室ユニッ
ト1および玄関ロビーユニット2の構成は第2図に示す
ようになっている。すなわち、管理室ユニット1は、各
端末器20,30をポーリングしてデータ伝送を行なう中央
制御装置10と、中央制御装置10から出力される負荷制御
信号によって電気錠や他の負荷(例えば照明)を制御す
るリレー出力部11と、インターホン通話の相手側の部屋
番号(端末器30の固有アドレスに対応)を入力するキー
入力操作部12と、玄関ロビーの出入口扉をロックする電
気錠の暗証番号を設定する暗証番号設定部13と、キー入
力状態、セキュリテイ情報、システム異常などを表示す
る表示部14と、警報音、呼出音などを発生する報知音発
生部15と、電気錠制御信号を受信する錠制御入力部16
と、商用電源(AC100V)を整流平滑してシステム電源を
形成する電源部17と、商用電源の停電を検知する停電検
知部18と、インターホン親器19とで形成されており、玄
関ロビーユニット2あるいは各住戸ユニット3との間で
インターホン通話を行なうとともに、玄関ロビーの電気
錠制御およびセキュリテイ情報の集中監視を行なうよう
になっている。
また、玄関ロビーユニット2は、中央制御装置10との間
でデータ伝送を行なう玄関ロビー用端末器20と、玄関ロ
ビー用端末器20から出力される負荷制御信号にて駆動さ
れインターホン通話を制御するリレー出力部21と、電気
錠の暗証番号あるいは訪問先の住戸番号(住戸用端末器
30の固有アドレスに対応)を入力するキー入力操作部22
と、入力データを表示する表示部23と、電気錠のロック
信号を電気錠制御線4cを介して送出する逆マスターキー
部24と、管理室ユニット1の電源部17より電源線4dを介
して入力されるシステム電源から玄関ロビー用端末器20
以外の回路に給電する回路電源を形成する電源部25と、
インターホン子器26とで形成されており、管理室ユニッ
ト1を介して各住戸ユニット3との間でインターホン通
話を行なうとともに、電気錠の制御を行なうようになっ
ている。
また、住戸ユニット3は、第3図に示すように、ポーリ
ング信号Vpを受信して中央制御装置10との間でデータ伝
送を行なう住戸用端末器30と、住戸用端末器30から出力
される負荷制御信号にて制御されインターホン通話線4b
およびドアホン通話線4cを切り替えるリレー出力部31
と、通話線4b,4eを介してインターホン親器19あるいは
ドアホン36との間でインターホン通話を行なうための通
話回路部32と、インターホンハンドセット33と、火災、
ガス漏れ検知器出力、非常連絡スイッチ出力、電気錠操
作スイッチ出力などのセキュリテイ信号を受信する受信
回路部34と、セキュリテイ信号が受信されたときに、警
報音あるいはチャイム音などを発生させる報知音発生部
35とで形成されており、信号線4aを介して中央制御装置
10から伝送されるポーリング信号Vpにより自己に対して
伝送された制御データCDを取り込んでインターホン通話
を制御するとともに、火災、ガス漏れ、非常連絡などの
セキュリテイ情報および電気錠制御データを所定の返送
期間に中央御装置10に返送するようになっている。ここ
に、上記住戸用端末器30は、第4図に示すように、複極
のポーリング信号Vpを整流するダイオードブリッジDB
と、整流電圧を平滑して定電圧化することにより端末回
路電源を形成する電源部40と、受信されたポーリング信
号Vpを取り込んで信号処理を行なう論理回路41と、各住
戸に対応した固有アドレスを設定するアドレス設定部42
と、フォトカプラPCoにて形成される絶縁出力回路43
と、フォトカプラPCiにて形成される絶縁入力回路44
と、トランジスタQおよび抵抗Rにて形成される返信回
路45とで構成されている。なお、住戸ユニット3の住戸
用端末器30以外の回路には商用電源から給電されてい
る。
以下、実施例の動作について説明する。まず、最初に、
システム全体の動作について概説すると、管理室ユニッ
ト1の中央制御装置10は、玄関ロビー用端末器20および
住戸用端末器30を介してインターホン通話の制御および
電気錠の制御を行なうとともに、各住戸用端末器30から
返送されるセキュリテイ情報に基いて防災監視を行なっ
ていおり、中央制御装置10では、信号線4aの短絡、断線
および端末器20,30の異常(例えば、端末器電源のオ
フ)などのシステム異常をも検出して表示するようにな
っている。この場合、インターホン通話は、管理室ユニ
ット1にて住戸番号をキー入力することによってインタ
ーホン親器19と各住戸ユニット3の通話回路部32および
ハンドセット33よりなる住戸インターホンとの間で行な
われるとともに、玄関ロビーユニット2にて住戸番号を
入力することによってインターホン子器26と各住戸ユニ
ット3の住戸インターホンとの間で行なわれるようにな
っている。また、玄関ロビーユニット3から管理室を呼
び出す番号をキー入力すれば、インターホン子器26と、
インターホン親器19との間でもインターホン通話が行な
える。玄関ロビーの出入口扉の電気錠は、インターホン
通話によって来客を確認した後、管理室ユニット1ある
いは住戸ユニット3の解錠スイッチを操作して解錠され
る。また、外出から帰った住人が解錠する場合には暗証
番号をキー入力すれば良い。
次に、インターホン制御信号、セキュリテイ情報信号、
電気錠解錠信号などの時分割多重伝送動作について説明
する。いま、中央制御装置10から信号線4aを介して各端
末器20,30に信号線4aを介して伝送されるポーリング信
号Vpのフォーマットは、第5図(a)に示すように、信
号伝送の開始タイミングを設定するスタート信号ST、初
期化モード、通常モードなどのポーリングモードを示す
モードデータMD、伝送データ(制御データ)の長さを示
すビット長データBD、ページデータPD、端末器20,30を
アクセスするためのアドレスデータAD、インターホン通
話を制御する制御データCD、伝送ミスをチェックするチ
ェックサムデータCS、端末器20,30からの返送データの
返送期間を設定する返送期間設定信号WTにて形成されて
おり、第5図(b)に示すように伝送データにてパルス
幅変調された複極信号(±24V)として伝送される。こ
のポーリング信号Vpは、各端末器20,30にて受信され、
モード判定、アドレス判定が行なわれ、伝送されたアド
レスと自己の固有アドレスとを比較して、アドレス一致
が得られた場合に続いて伝送される制御データCDを取り
込んでリレー出力部21,31を制御してインターホン通話
の制御が行なわれる。一方、このポーリング信号Vpの返
送期間設定信号WTにて制定される所定の返送期間には、
セキュリテイ情報、電気錠制御データ、システム異常デ
ータなどが電流モード信号(信号線4aを低い抵抗値を介
して短絡して得られる信号)よりなる返信信号VBとして
返送される。この動作が通常処理手段におけるポーリン
グ処理である。
ここで、第12図に示すような機械的な保持によるあまり
高速伝送が要求されない非常押釦スイッチが押された場
合について説明する。第12図(a)に示すようにプリン
ト板54上に実装されスイッチ55は、ケース52の凹所57内
に臨ませている。ケース52の凹所57側には突部53が設け
てあり、この突部53の外側に操作板56が配置してある。
ここで、操作板56を押すと操作板56は突部53を乗り越え
てスイッチ55の押釦55aを押し、スイッチ55が駆動され
る。このとき、第12図(b)に示すように、操作板56は
突部53により保持され、操作板56によりスイッチ55の押
釦55aは押された状態が保持される。このスイッチ55か
らの信号を受けた端末器20又は30は、この信号を監視デ
ータとして中央制御装置10へ通常のポーリング処理によ
り返送し、異常を報知することになる。この場合、通常
のポーリング処理を行なうのは次の理由による。すなわ
ち、上記のような機械的な保持による非常押釦入力や住
戸内システム異常情報である火災回線の断線信号、ガス
検知器導通信号、住戸用端末器30の電源断信号等の信号
は、結果が確実に伝達されることが重要で、比較的高速
を要求されないからである。従って、このような情報は
通常のポーリング処理により伝送することにより、常時
監視が可能で、システム上の信頼性がより向上するもの
である。
次に、火災、ガス漏れ等のより重要度の高いセキュリテ
イ情報や、電気錠解錠や管理人呼出等の緊急操作入力情
報等が端末器に入力された際に、該端末器より割込み信
号が中央制御装置に返送され、中央制御装置が該端末器
をアクセスして上記セキュリテイ情報やスイッチ入力情
報を制御監視データとして返送させる割込み処理につい
て説明する。第10図は割込み処理に関する中央制御装置
10と端末器20,30の要部ブロック図を示し、第11図はそ
のフローを示すものである。中央制御装置10にはダミー
ポーリング信号Vpを常時送出するダミー信号送信手段50
と、いずれかの端末器20,30から返送された第5図
(c)に示すような割込み要求信号Viが受信されたとき
割込み発生端末器20,30を検出して該端末器20,30をアク
セスして監視データを返送させる割込み処理手段51とが
設けられている。一方、端末器20,30には火災、ガス漏
れ等のセキュリテイ情報の監視入力があったときにダミ
ーポーリング信号Vpのスタートパルス信号STに同期して
割込み要求信号Viを発生するとともに、中央制御装置10
からのアドレス確認モードのポーリング信号Vpの返送待
機信号WTの同期して自己の固有のアドレスデータを返送
する割込発生手段37と、中央制御装置10から割込みに応
答した割込みアクセスモードのポーリング信号Vpが伝送
されたときに監視入力(セキュリテイ情報、電気錠解錠
や管理人呼出等の緊急操作入力情報)に対応した監視デ
ータを返送するデータ返送手段38が設けられている。そ
して、該端末器20,30から中央制御装置10に返送された
監視データに基づいて報知用データを中央制装装置10で
作成し、緊急呼出等を行なう。
第9図は、ポーリング処理中に割込みが発生した場合の
割込み処理ルーチンを示すものであり、上述のように玄
関ロビー用端末器20あるいは住戸用端末器30から割り込
み要求信号Viが中央制御装置10で受信されると、中央制
御装置10は、通常モードのポーリング信号Vpの送信を中
止するとともに、割り込み要求端末器からアドレスを返
送させるアドレス返送モードのポーリング信号Vpを伝送
して割り込み要求端末器の特定を行ない、割り込み要求
端末器に対して割り込みポーリングを行なってデータを
返送させ、返送データを受信バッファに保持して所定の
処理を行なうようになっている。ここに、上記割込み処
理は、緊急を要するセキュリテイデータあるいは応答性
を重視する制御データの伝送に対処できるようにするも
のであり、実施例では、火災検知信号、ガス漏れ検知信
号のようなより重要度の高いセキュリテイ情報信号と、
ワンプッシュ操作を必要とする電気錠の解錠スイッチお
よび管理人を呼び出す押釦スイッチの操作信号の伝送を
割込み処理によって行なっている。
ところで、システムの立ち上げ時に全アドレスに対して
初期化モードのポーリング信号を伝送して応答がなかっ
たアドレスを未使用アドレスとしてポーリングテーブル
に記憶させる初期化手段と、通常のポーリング処理時に
上記ポーリングテーブルを参照して未使用アドレス以外
のアドレスに対してのみ通常モードのポーリング信号を
伝送する選択ポーリング手段は中央制御装置10内に設け
られ、その動作は第6図乃至第8図に示すようになって
おり、第6図はメインルーチン、第7図はポーリングテ
ーブル作成するサブルーチン、第8図はループ処理のサ
ブルーチンを示している。すなわち、初期化手段では、
第7図に示すように、システムの立ち上げ時において、
まず初期化ポーリングデータ(初期化モードデータおよ
び最初にアクセスするアドレス)をセットして処理化モ
ードのポーリング信号Vpを伝送し、応答がなかった場合
には、そのアドレスを未使用アドレスとしてポーリング
テーブルに未使用フラッグをセットする。次に、アドレ
スをインクリメント(+1)して次のアドレスにセット
して初期化モードのポーリング信号Vpを伝送して、同様
に応答の有無をチェックし、応答の有無によって使用、
未使用を判定してポーリングテーブルに記憶させる。こ
の初期化モードのポーリング信号Vpを全アドレスに対し
て伝送することによって、全アドレスの使用状態が自動
的に判定され、その使用状態が書き替え可能メモリより
なるポーリングテーブルに記憶されることになる。
次に、ループ処理サブルーチンは、第8図に示すよう
な、まず、ポーリング処理中フラッグをセットしてポー
リングすべき最初のアドレスをアドレスポインタから読
み出し、通常モードのポーリング信号Vpによって所定の
データ送信を行ない、玄関ロビー用端末器20あるいは住
戸用端末器30からの返信の有無をチェックして、返信が
無かった場合にはエラーフラッグをセットしてシステム
異常の発生を報知する。一方、返信があった場合には、
短絡、パリテイエラーをチェックするとともに、データ
の変化をチェックして返送データを受信バッファに保持
する。さらに、アドレスポインタを次に移し(例えば、
インクリメント)て、次のアドレスの使用状態をポーリ
ングテーブルのフラッグによって判定し、未使用アドレ
スであれば、アドレスポインタを次に移し、ポーリング
すべきアドレス(使用アドレス)であればポーリング処
理中フラッグをリセットするようになっている。通常モ
ードの制御監視動作においては、操作キー入力処理、受
信データ処理、送信データ処理、表示処理などの一般的
な制御監視処理よりなるメイン処理と上記ループ処理が
繰り返され、アドレスの使用状態をポーリングテーブル
を参照してチェックしながら、未使用アドレス以外のア
ドレス(使用アドレス)に対してのみ通常モードのポー
リング信号Vpをサイクリックに伝送している。
[発明の効果] 本発明は上述のように、管理室に配置される管理室ユニ
ット内に設けられた中央制御装置と、各住戸に配置され
る住戸ユニット内や玄関ロビーに設けられ固有のアドレ
スが設定された端末器とを信号線にて接続し、中央制御
装置から各端末器をポーリングして中央制御装置と各端
末器との間でインターホン制御、セキュリテイ情報など
の制御監視データをサイクリックに時分割多重伝送する
ようにした集合住宅管理システムにおいて、機械的な保
持による非常押釦入力情報やシステム異常情報等の緊急
性がそれほど高くない情報の場合にはポーリング処理を
行なう通常処理手段と、火災、ガス漏れ等のより重要度
の高いセキュリテイ情報や、電気錠解錠や管理人呼出等
の緊急操作入力情報等が端末器に入力された際に、該端
末器より割込み信号が中央制御装置に返送され、中央制
御装置が該端末器をアクセスして上記セキュリテイ情報
やスイッチ入力情報を制御監視データとして返送させる
割込み処理手段とを中央制御装置に設けたものであるか
ら、結果が確実に伝達されることが重要で、比較的高速
伝送を要求されない機械的な保持による非常押釦入力や
住戸内システム異常情報である火災回線の断線信号、ガ
ス検知器導通信号、住居用端末器の電源断信号等の信号
は、通常のポーリング処理により伝送することにより、
常時監視が可能で、システム上の信頼性がより向上する
効果を奏する。また、割込み処理手段により、より重要
度の高い火災、ガス漏れ等のセキュリテイ情報は割込み
処理を行なうことで情報伝送のより高速化を図ることが
でき、また、電気錠解錠や管理人呼出等の緊急操作入力
情報等が端末器に入力された際にも、割込み処理により
伝送することで、高速に対処でき、しかも、入力状態に
時定数を確保するためのコンデンサ等を必要とせず、安
価なシステムを実現でき、さらには、従来のランダム伝
送とは異なり、中央制御装置により把握できるため、端
末器がトラブルか否かの判断を容易にできるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の概略構成図、第2図乃至第4
図は同上の要部ブロック回路図、第5図乃至第9図は同
上の動作説明図、第10図及び第11図は同上の動作説明
図、第12図(a)(b)は同上の非常押釦スイッチの動
作説明図である。 1は管理室ユニット、2は玄関ロビーユニット、3は住
戸ユニット、4aは信号線、10は中央制御装置、20,30は
端末器、51は割込み処理手段である。 お

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】管理室に配置される管理室ユニット内に設
    けられた中央制御装置と、各住戸に配置される住戸ユニ
    ット内や玄関ロビーに設けられ固有のアドレスが設定さ
    れた端末器とを信号線にて接続し、中央制御装置から各
    端末器をポーリングして中央制御装置と各端末器との間
    でインターホン制御、セキュリテイ情報などの制御監視
    データをサイクリックに時分割多重伝送するようにした
    集合住宅管理システムにおいて、機械的な保持による非
    常押釦入力情報やシステム異常情報等の緊急性がそれほ
    ど高くない情報の場合にはポーリング処理を行なう通常
    処理手段と、火災、ガス漏れ等のより重要度の高いセキ
    ュリテイ情報や、電気錠解錠や管理人呼出等の緊急操作
    入力情報等が端末器に入力された際に、該端末器より割
    込み信号が中央制御装置に返送され、中央制御装置が該
    端末器をアクセスして上記セキュリテイ情報やスイッチ
    入力情報を制御監視データとして返送させる割込み処理
    手段とを中央制御装置に設けて成ることを特徴とする集
    合住宅管理システム。
JP61148443A 1986-06-25 1986-06-25 集合住宅管理システム Expired - Lifetime JPH0763194B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61148443A JPH0763194B2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25 集合住宅管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61148443A JPH0763194B2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25 集合住宅管理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS635691A JPS635691A (ja) 1988-01-11
JPH0763194B2 true JPH0763194B2 (ja) 1995-07-05

Family

ID=15452914

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61148443A Expired - Lifetime JPH0763194B2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25 集合住宅管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0763194B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6519265B1 (en) * 1999-05-28 2003-02-11 Sony Corporation System and method for context switching in an electronic network

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58198994A (ja) * 1982-05-15 1983-11-19 Matsushita Electric Works Ltd 時分割多重遠隔制御システムの割込処理方式
JPS60204142A (ja) * 1984-03-29 1985-10-15 Toshiba Electric Equip Corp 伝送装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS635691A (ja) 1988-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0763194B2 (ja) 集合住宅管理システム
JP2589081B2 (ja) 集合住宅用監視通話システム
JPS635686A (ja) 集合住宅管理システム
US4051327A (en) Telephone alarm system
JPS60204160A (ja) 集合住宅管理システム
JPS635690A (ja) 集合住宅管理システム
SE504715C2 (sv) Övervakningssystem för registrering av stöldbegärlig utrustning via elnätet
JPS643422B2 (ja)
JP2001188979A (ja) 監視システム及び集中監視装置
JPH1198165A (ja) 通信異常報知方法および通信異常報知装置
JP2848630B2 (ja) 集合住宅管理システム装置
JPS62257232A (ja) 双方向通信による電灯線利用の異常監視方法
JPS643421B2 (ja)
JP2001197575A (ja) 集中伝送装置におけるエラー処理方法、集中伝送装置及びデータ収集システム
JPH033024Y2 (ja)
JP2597421Y2 (ja) 集合住宅用通話装置
JP2001148085A (ja) 集合住宅管理システム
JPH0815291B2 (ja) データ送受信機能に障害のある子局の判別方式
JPH0517757Y2 (ja)
JPH0548765A (ja) 情報通信装置
JPS643419B2 (ja)
JPS61262997A (ja) 警報監視方式
JPH0654519B2 (ja) 警報内容通知装置
JPS62171346A (ja) デ−タ伝送路終端装置
JP2000011281A (ja) 集合住宅用監視システム

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term