JP2001197575A - 集中伝送装置におけるエラー処理方法、集中伝送装置及びデータ収集システム - Google Patents
集中伝送装置におけるエラー処理方法、集中伝送装置及びデータ収集システムInfo
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Abstract
避して、現地作業を容易にする。 【解決手段】 接続テーブル作成時に、全端子の接続テ
ーブルの作成結果から、正常に接続テーブルができた数
と、接続されるべきメータ端末の総数との比較を実施
し、両者が一致していればメータ無応答をエラーとは判
断しない。
Description
どの自動検針システム等に使う集中伝送装置におけるエ
ラー処理方法、集中伝送装置及びデータ収集システムに
関する。
気、ガス、水道などのメータ端末と通信線で接続され、
更に端末用網制御装置(T−NCU)を介して一般公衆
電話回線と接続され、センターからの要求による検針及
びメータ端末からの警報(アラーム)発報等の中継機能
を有する、電気、ガス、水道などの自動検針システムに
おける双方向通信型集中検針盤(集中伝送装置ともい
う)と、この集中検針盤を用いた自動検針システムが特
開平3−62769号公報で公知である。
テーブル作成設定電文(テーブル作成要求)を受信した
場合は、接続されている全ての通信機能付マイコンメー
タに順次検針指令を送信して、その応答電文中の需要家
識別コード(ID)を抽出して、通信機能付マイコンメ
ータが接続されている集中検針盤(集中伝送装置)の端
子番号とマイコンメータの需要家識別コード(ID)と
の対応表、即ち接続テーブルを作成する接続テーブル作
成機能などを備えている。そして、接続テーブルの作成
などは、集中検針盤(集中伝送装置)に内蔵したマイク
ロコンピュータの処理機能を活用して行っている。
置)のどの端子に何番のIDのメータ端末が接続されて
いるかを示すもので、センターからの呼出があった場合
に、集中検針盤(集中伝送装置)が呼出のあったメータ
端末を選択してセンターと接続する機能を果たすために
必要なものである。
中検針盤(集中伝送装置)とメータ端末との電気的イン
ターフェースをフォトカップリングすることで両者を電
気的に絶縁することも開示している。
集中検針盤(以下集中伝送盤と言う)では、8ビットメ
ータとの接続部がフォトカプラで電気的に絶縁されてい
るため(施工不良を含む)、メータ故障によるメータ無
応答と、メータ未接続によるメータ無応答の区別を集中
伝送盤で判断することは困難であった。従って、この種
の集中伝送盤に接続されるべきメータは、その総数管理
のもとに通常接続端子に空き端子がない(例えば左詰め
の)状態で接続され、接続テーブル作成時にその総数分
の端子に対して正常にテーブルが作成されるか否かでエ
ラー判定を行っていた。すなわち、接続テーブル作成時
に無応答などのエラーが1つでもあれば、正常ではない
と判断するようになっていた。
等による一部メータの接続未完状態では、エラーの発生
を回避するために、全てのメータ取り付け工事の完了を
待つか、メータ未接続の配線を除いて空き端子をなくす
ように配線の交換作業を行う必要があった。また、入居
者の退去等によるメータ取り外し時も、エラー回避のた
め配線の交換作業が必要であり、現地作業がやりづらい
という問題点があった。
の電気的インターフェイスが電気的に絶縁されているシ
ステムにおいても、前記問題点を解消できる集中伝送装
置におけるエラー処理方法、集中伝送装置及びデータ収
集システムを提供することを目的とする。
に、請求項1の発明は、複数の端末装置と通信線にて接
続された集中伝送装置におけるエラー処理方法におい
て、前記集中伝送装置は、前記端末装置が接続される複
数の端子と、これら複数の端子に付された端子コードと
これら複数の端子に接続された前記端末装置の識別コー
ドとの対応関係を示す対応接続情報を含む接続テーブル
を記憶する接続テーブル記憶部を備え、前記接続テーブ
ル記憶部にて、接続テーブル作成時に正常に接続テーブ
ルが作成された総数と予め設定されている接続端末装置
の総数とを比較して、エラー判定を行うことを特徴とし
た集中伝送装置のエラー処理方法である。
置、ガス機器等を含む。端子に付すのは番号に限らない
で記号などでもよいため、端子番号に代えて端子コード
の用語を用いた。
端子の端子コードと端末装置の識別コードとの対応関係
を示す情報をいう。接続テーブルとは、この情報を含む
対応情報であり、これ以外に、部屋番号などの付加情報
も追加されることがある。
線にて接続される複数の端子と、これら複数の端子に付
された端子コードとこれら複数の端子に接続された端末
装置の識別コードとの対応関係を示す対応接続情報を含
む接続テーブルを記憶する接続テーブル記憶部を備えた
集中伝送装置において、各端子に対して所定の電文信号
を送信した後、この電文信号に対する応答信号または応
答時間を判別して、その端子に端末装置が正常に接続さ
れているかどうかを判定するとともに、その情報をコー
ド化して接続テーブル記憶部に記憶する第1のエラー情
報登録手段と、すべての端子に対する接続テーブル作成
が完了した後、正常に端末装置が接続されていると判定
された接続テーブルの総数を集計し、予め設定されてい
る接続端末装置の総数とを比較して一致しているかどう
かを判定するとともに、その情報をコード化して接続テ
ーブル記憶部に記憶する第2のエラー情報登録手段と、
を備えたことを特徴とする集中伝送装置である。
ラー情報をコード化して接続テーブル記憶部に記憶す
る。第2のエラー情報登録手段はトータルの正常テーブ
ル数を判定し、それをコード化して接続テーブルに記憶
する。
く、応答時間(無応答を含む)を用いる。
置と、これら端末装置と通信線にて接続された請求項2
記載の集中伝送装置と、この集中伝送装置と回線端末装
置を介して一般公衆回線または専用回線で接続されたセ
ンター装置と、を備えたことを特徴とするデータ収集シ
ステムである。
を図1〜図5の実施例に基いて説明する。
(センター装置)、2は集合住宅、3はセンター1内の
センターコンピュータ、4は通信機能付マイコンメータ
(端末装置としてのメータ端末)、5は集中伝送装置、
6は電話交換機、7は回線端末装置(例えばT−NC
U)、8はノーリンギング回線に接続されたセンターポ
ーリングを行うセンター網制御装置、9は通常の電話回
線に接続され端末発呼を自動受信する受信用センター網
制御装置、10は電話局内に設置されるノーリンギング
サービス用のトランクである。
す前記マイコンメータ4が接続される端子板5hの複数
の端子と、これら複数の端子に付された端子コード(例
えば端子番号1〜6)とこれら複数の端子にそれぞれ接
続されたマイコンメータ(端末装置)4の識別コードと
の対応関係を示す対応接続情報を含む接続テーブルを記
憶する接続テーブル記憶部5aと、CPU及び制御部か
らなる制御部5bと、前記回線端末装置(例えばT−N
CU)7へ制御部5bを接続する回線接続部5gとを備
えている。
と、接続テーブル作成手段5dと、各端子に対するエラ
ー情報登録手段5eと、全体のエラー情報登録手段5f
とを有する。
周知のセンターポーリング中継機能と、端末発呼通信中
継機能とを行う。
の各端子を介して全てのマイコンメータ4に順次所定の
電文信号を送信して、その応答電文中の需要家識別コー
ド(例えばメータNo.)を抽出して、端子板5hの端
子番号(即ち端子コード)とマイコンメータ4の識別コ
ード(例えばメータNo.)との対応関係を示す対応接
続情報を含む接続テーブルを作成し、接続テーブル記憶
部5aに記憶する。
5eは、各端子に対して所定の電文信号を送信した後、
この電文信号に対する応答信号または応答時間を判別し
て、その端子に端末装置が正常に接続されているかどう
かを判定するとともに、その情報をコード化して接続テ
ーブル記憶部5aに記憶する第1のエラー情報登録手段
である。
は、すべての端子に対する接続テーブル作成が完了した
後、正常に端末装置が接続されていると判定された接続
テーブルの総数を集計し、予め設定されている接続端末
装置の総数と比較して一致しているかどうかを判定する
とともに、その情報をコード化して接続テーブル記憶部
5aに記憶する第2のエラー情報登録手段である。
により回路端末装置(例えばT−NCUなど)7を通し
て初期設定電文を受けると、集中伝送装置5は図3に示
すように端子板5hの端子番号順に端子を選択・接続し
てそこに接続されている8ビット通信機能付マイコンメ
ータ4に検針指令を出してメータからの検針電文を受信
し、その電文中の需要家識別コード(例えばメータN
o.)を抽出して接続端子番号1〜6との対応表、つま
り接続テーブルを作成する。ただし、端子番号順に固定
する必要はなく、例えば全端子に同時に検針指令を送出
し、同時に各メータからの検針電文を受信しても良い。
作成した接続テーブルは、接続テーブル記憶部5aに記
憶する。
ーブル作成に関する手順では、ノーリンギング通信手順
及び集中伝送装置発呼時の回線端末装置からセンターコ
ンピュータまでの通信手順は省略している。
針電文(受信電文)を受信するときに、各種エラー判定
とエラーが発生したときの処理を実施し、そのエラー種
別を端子毎に記憶する。例えばメータが接続されていな
い端子(端子番号3と6)では、メータ無応答のためタ
イムアウトエラーとなる(ステップ108)。全ての端
子について接続テーブルの作成をしたのち、正常に接続
テーブルができた数(実施例では4)と、接続されるべ
きメータの総数(この総数は前記初期設定電文に含まれ
る)との比較を実施し、両者が一致していれば、メータ
無応答を総合エラーとは判定しない(ステップ113)
ようになっている。
に、端子番号(端子コード)1〜6と、メータNo.
(需要家識別コード)001〜004の対応関係と、各
端子のエラーコードと、正常テーブル数、設定接続メー
タ数及び総合エラーコードなどが含まれている。なお、
この接続テーブルで、エラーコードは“1”が正常、
“0”が異常として表示されているが、この実施例で
“0”はメータが接続されていない端子番号3と6に関
するもので、この場合の異常の“0”は総合エラーとは
判定しない。従って、総合エラーコードは、“1”とな
っている。
全端子のテーブル作成終了後に、接続されるべき端末装
置の総数と正常にテーブルができた数とを比較し、両者
が一致していれば総合的なエラーはないものと判断する
ようになっているため、各住戸毎の端末装置の交換作業
等の遅れがある状態(例えばメータの接続が端子台の左
詰めでない状態)でも集中伝送装置毎のテーブル作成が
正常に作成でき、現場作業がやりやすくなる。
構成図である。
置のブロック図である。
の図である。
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の端末装置と通信線にて接続された
集中伝送装置におけるエラー処理方法において、 前記集中伝送装置は、前記端末装置が接続される複数の
端子と、これら複数の端子に付された端子コードとこれ
ら複数の端子に接続された前記端末装置の識別コードと
の対応関係を示す対応接続情報を含む接続テーブルを記
憶する接続テーブル記憶部を備え、 前記接続テーブル記憶部にて、接続テーブル作成時に正
常に接続テーブルが作成された総数と予め設定されてい
る接続端末装置の総数とを比較して、エラー判定を行う
ことを特徴とした集中伝送装置のエラー処理方法。 - 【請求項2】 複数の端末装置と通信線にて接続される
複数の端子と、これら複数の端子に付された端子コード
とこれら複数の端子に接続された端末装置の識別コード
との対応関係を示す対応接続情報を含む接続テーブルを
記憶する接続テーブル記憶部を備えた集中伝送装置にお
いて、 各端子に対して所定の電文信号を送信した後、この電文
信号に対する応答信号または応答時間を判別して、その
端子に端末装置が正常に接続されているかどうかを判定
するとともに、その情報をコード化して接続テーブル記
憶部に記憶する第1のエラー情報登録手段と、すべての
端子に対する接続テーブル作成が完了した後、正常に端
末装置が接続されていると判定された接続テーブルの総
数を集計し、予め設定されている接続端末装置の総数と
を比較して一致しているかどうかを判定するとともに、
その情報をコード化して接続テーブル記憶部に記憶する
第2のエラー情報登録手段と、を備えたことを特徴とす
る集中伝送装置。 - 【請求項3】 複数の端末装置と、これら端末装置と通
信線にて接続された請求項2記載の集中伝送装置と、こ
の集中伝送装置と回線端末装置を介して一般公衆回線ま
たは専用回線で接続されたセンター装置と、を備えたこ
とを特徴とするデータ収集システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000004585A JP2001197575A (ja) | 2000-01-13 | 2000-01-13 | 集中伝送装置におけるエラー処理方法、集中伝送装置及びデータ収集システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000004585A JP2001197575A (ja) | 2000-01-13 | 2000-01-13 | 集中伝送装置におけるエラー処理方法、集中伝送装置及びデータ収集システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2001197575A true JP2001197575A (ja) | 2001-07-19 |
Family
ID=18533354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2000004585A Pending JP2001197575A (ja) | 2000-01-13 | 2000-01-13 | 集中伝送装置におけるエラー処理方法、集中伝送装置及びデータ収集システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001197575A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006115496A (ja) * | 2004-10-04 | 2006-04-27 | Fujitsu Ltd | ネットワーク監視方法及びネットワーク要素 |
-
2000
- 2000-01-13 JP JP2000004585A patent/JP2001197575A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006115496A (ja) * | 2004-10-04 | 2006-04-27 | Fujitsu Ltd | ネットワーク監視方法及びネットワーク要素 |
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