JP2008227566A - 集中検針装置、水道メータ及び集中検針システム - Google Patents
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Abstract
【課題】専用の通信端末機器等を用いる必要なく、確実かつ迅速に水道メータのID番号を設定できるようにする。
【解決手段】水道メータは、集中検針装置からのID番号付き起動電文を受信すると(S11)、自己に登録されているID番号と、受信したID番号とが一致するかを判別し(S12)、一致すれば集中検針装置に対して応答を返す(S13)。一方ID番号が一致しなければ、水道メータに対して所定の操作が行われて、ID自動登録機能が有効になっているかどうかを判別し(S14)、有効になっていれば、起動電文に付与されたID番号を自己に登録して(S15)、集中検針装置に対して応答を返す(S13)一方、所定操作がなく、ID自動登録機能が無効に成っている場合は、その水道メータは、ID番号付き起動電文に対して応答を返さない(S16)。
【選択図】図5
【解決手段】水道メータは、集中検針装置からのID番号付き起動電文を受信すると(S11)、自己に登録されているID番号と、受信したID番号とが一致するかを判別し(S12)、一致すれば集中検針装置に対して応答を返す(S13)。一方ID番号が一致しなければ、水道メータに対して所定の操作が行われて、ID自動登録機能が有効になっているかどうかを判別し(S14)、有効になっていれば、起動電文に付与されたID番号を自己に登録して(S15)、集中検針装置に対して応答を返す(S13)一方、所定操作がなく、ID自動登録機能が無効に成っている場合は、その水道メータは、ID番号付き起動電文に対して応答を返さない(S16)。
【選択図】図5
Description
本発明は、集中検針装置、水道メータ及び集中検針システムに関し、より詳細には、複数の水道メータに対するID番号の登録を可能とした集中検針装置と、ID番号を登録する水道メータと、これら集中検針装置及び水道メータからなる集中検針システムとに関する。
大規模な集合住宅等において、複数の通信機能付き水道メータが一対の通信線に複数個並列接続されている集中検針装置が実用化されている。一対の通信線に複数の水道メータを並列接続する場合、集中検針装置からの起動電文には、水道メータを識別するためのID番号が付与されている。そして集中検針装置からの起動電文に対して、ID番号が一致した水道メータのみが応答を返すことによって、集中検針装置側で水道メータの検針値等の情報の読み取りが可能となっている。
通常ID番号は、集中検針装置の管理テーブルと、住戸ごとに設置された水道メータとの両方に登録され、集中検針装置では管理テーブルのID番号を参照して、水道メータに対する起動電文にID番号を付与する。
通常ID番号は、集中検針装置の管理テーブルと、住戸ごとに設置された水道メータとの両方に登録され、集中検針装置では管理テーブルのID番号を参照して、水道メータに対する起動電文にID番号を付与する。
集中検針装置に関し、例えば特許文献1には、複数の中継伝送部を介してそれぞれ多数の電文入出力メータへ各種情報設定を短時間で行う集中自動検針装置が開示され、特許文献2には、複数の中継伝送部を介してそれぞれ多数の電文入出力メータを短時間で検針し、または情報を読み取る集中自動検針装置が開示されている。
特開平5―260563号公報
特開平5−260564号公報
従来の技術においては、集中検針装置に登録したID番号に従って、水道メータにそれぞれID番号を登録する必要がある。従来、各住戸に設定された水道メータにID番号を登録する際には、登録作業を行うオペレータが、専用の通信端末機器等を用いて個々の水道メータにID番号を登録していかなければならなかった。
また専用の通信端末機器等を用いて水道メータにID番号を登録する場合、集中検針装置に配線された接続を一度外して登録を行った後、再度その配線を接続する必要が生じ、ID番号の登録に要する手間と時間が多大となっていた。
またID番号を誤登録する可能性も大きく、この場合、集中検針装置と水道メータのID番号が一致しないため、集中検針装置側で水道メータの情報を読み取ることができなくなる、という問題が発生していた。
また専用の通信端末機器等を用いて水道メータにID番号を登録する場合、集中検針装置に配線された接続を一度外して登録を行った後、再度その配線を接続する必要が生じ、ID番号の登録に要する手間と時間が多大となっていた。
またID番号を誤登録する可能性も大きく、この場合、集中検針装置と水道メータのID番号が一致しないため、集中検針装置側で水道メータの情報を読み取ることができなくなる、という問題が発生していた。
さらに専用の通信端末機器等を用いることなく、集中検針装置からのID番号設定指令により水道メータにID番号を登録しようとしても、そもそも起動電文に水道メータを識別するためのID番号を付与する必要が有るため、ID番号が設定されていない水道メータは応答を返すことができない。
図6は、一対の通信線に対して複数の水道メータを並列に接続する方式の集中検針装置の動作を説明するためのブロック図である。集中検針装置が水道メータと通信を行うとする場合、集中検針装置では、一対の通信線に複数個並列に接続された水道メータに対して、ID番号が付与された起動電文(ID番号付き起動電文)を送信する。水道メータは、自己が保持するID番号と起動電文に付与されたID番号とが一致した場合にのみ、集中検針装置に対して応答を返信する。
例えば図6の例の場合、集中検針装置から送信された起動電文は、一対の通信線に並列接続された全ての水道メータ♯1〜♯nに送信される。ここで水道メータ♯1と水道メータ♯2は、自己のID番号が起動電文に付与されたID番号に不一致であったため、集中検針装置に対しては応答を返信しない。自己のID番号が起動電文に付与されたID番号に一致した水道メータ♯nのみが、集中検針装置に対して応答を返信する。
上記のように、従来の技術では、水道メータにID番号が登録されていない場合や、誤登録等により水道メータに登録されたID番号と起動電文に付与されたID番号とが異なっている場合に、集中検針装置と水道メータとは通信を行うことができず、水道メータのそれぞれについてID番号を登録する作業が必要となっていた。このときに従来では、専用の通信端末機器等を用いて個々の水道メータにID番号を登録していかなければならず、また配線を外した後再接続する作業が必要となり作業が煩雑であった。また誤登録の可能性もあり、信頼性の問題もあった。
またこのような問題は、上記特許文献1、2の技術を用いても解決できるものではなかった。
またこのような問題は、上記特許文献1、2の技術を用いても解決できるものではなかった。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、専用の通信端末機器等を用いる必要なく、確実かつ迅速に水道メータのID番号を設定できるようにした集中検針装置と、水道メータ及び集中検針システムを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、通信機能付き水道メータが一対の通信線に複数個並列接続される集中検針装置において、集中検針装置が、水道メータが設置される住宅の識別番号と水道メータごとに付与するID番号とを関連付けて管理する管理テーブルを記憶するメモリと、利用者による操作入力を受け付ける入力手段と、管理テーブルに記載されたID番号を用い、ID番号を付与した起動電文を生成して複数個の水道メータに送信する起動電文送信手段とを有し、起動電文送信手段は、管理テーブルに記録された識別番号の順序に従って、各識別番号に関連付けられたID番号を付与した起動電文を順次送信することを特徴としたものである。
請求項2の発明は、請求項2の発明において、起動電文送信手段が、一つの識別番号に対応するID番号を付与した起動電文に対して水道メータからの応答があった場合に、次の識別番号に対応するID番号を付与した新たな起動電文を送信し、起動電文を送信した後、水道メータからの応答があるまでは、一定周期で連続して同じ起動電文を送信することを特徴としたものである。
請求項3の発明は、集中検針装置から送信されたID番号が付与された起動電文を受信する手段と、起動電文に対する応答を集中検針装置に返信する手段と、受信手段で受信した起動電文に付与されたID番号を、自己のID番号として登録する手段と、利用者による操作入力を受け付ける入力手段とを有し、起動電文に付与されたID番号が自己のID番号に一致する場合に応答を返信する通信機能付きの水道メータであって、水道メータは、入力手段に対して所定の操作入力が行われた場合に、起動電文に付与されたID番号が、自己のID番号に一致しない場合でも、起動電文に対する応答を返信することを特徴としたものである。
請求項4の発明は、請求項3の発明において、入力手段に対して所定の操作入力が行われた場合で、ID番号が水道メータに登録されていない場合に、起動電文に付与されたID番号を自己のID番号として登録することを特徴としたものである。
請求項5の発明は、請求項3の発明において、入力手段に対して所定の操作入力が行われた場合で、起動電文に付与されたID番号が自己のID番号に一致しない場合、起動電文に付与されたID番号を自己のID番号として更新登録することを特徴としたものである。
請求項6の発明は、請求項5の発明において、水道メータが、情報を表示する表示部を有し、起動電文に付与されたID番号を登録する場合、登録の内容を表示部に一定時間表示することを特徴としたものである。
請求項7の発明は、請求項1または2の発明である集中検針装置と、請求項3ないし6のいずれかの発明である水道メータとを有し、水道メータは、集中検針装置から送信された起動電文に付与されたID番号を、自己のID番号として登録可能としたことを特徴としたものである。
本発明によれば、専用の通信端末機器等を用いる必要なく、確実かつ迅速に水道メータのID番号を設定できるようにした集中検針装置、水道メータ及び集中検針システムを提供することができる。
特に本発明によれば、集中検針装置に管理テーブルに記録されたID番号を用いて、水道メータにID番号を登録するので、水道メータにID番号を登録する手間と時間を最小限に抑えることができる。
特に本発明によれば、集中検針装置に管理テーブルに記録されたID番号を用いて、水道メータにID番号を登録するので、水道メータにID番号を登録する手間と時間を最小限に抑えることができる。
また水道メータは、受信した起動電文に付与されたID番号を自己のID番号として登録して、その応答を送信するため、集中検針装置からの通信指令によって水道メータのID番号の登録を行うことができ、かつ誤登録を最小限に抑えることができる。また集中検針装置からID番号が付与された起動電文を一定周期毎に繰り返し送信するので、水道メータからの応答を受信しない場合でも、通信エラーとすることなく応答が返信されるまで通信を継続することができる。
図1は、本発明の集中検針装置の一実施例を示したブロック図である。集中検針装置1は、接続された水道メータの検針値及び水道メータが設置された住戸などの部屋番号等を表示する表示部11と、部屋番号及び水道メータごとのID番号を管理する管理テーブルを記憶するメモリ12と、利用者(オペレータ)による操作入力を受け付けるための入力手段13と、水道メータと通信を行うための通信回路部15と、通信回路部15を介して水道メータに起動電文を送信する制御を行う起動電文出力制御部14とを有している。ID番号を付与した起動電文を生成して水道メータに送信する本発明の起動電文生成手段は、上記の起動電文出力制御部14と通信回路部15によって実現される。
ここでは、起動電文出力制御部14は、入力手段13に対する所定の操作に従って、メモリ12に記憶した管理テーブルのID番号を起動電文に付与し、通信回路部15によりそのID番号が付与された起動電文を送信する制御を行う。起動電文は、部屋番号に従って順次生成されて送信される。このとき、特定の部屋番号のID番号を付与した起動電文を送信した後、水道メータからの応答が返信されるまでは、同じ起動電文を一定周期で繰り返し送信する制御を行う。そして水道メータからの応答を受信すると、次の部屋番号のID番号付与した起動電文を生成して送信する制御を行う。
図2は、メモリに記憶される管理テーブルの一例を示す図である。管理テーブルは、通信線を接続する端子番号と、端子番号に対応した部屋番号と、起動電文に付与するID番号とが関連付けられて構成される。通信機能付き水道メータは、14桁のID番号を有するものが広く採用されており、本実施例におけるID番号も14桁で構成されている。部屋番号は、水道メータが設置される住宅の識別番号の一例に該当するものである。
図3は、本発明の水道メータの一実施例を示したブロック図である。水道メータ2は、集中検針装置から送信されたID番号の登録内容などを表示する表示部21と、起動電文に付与されたID番号を登録する手段であるメモリ22と、利用者(オペレータ)による操作入力を受け付ける入力手段23と、集中検針装置との間で通信を行うための通信回路部25と、起動電文に対する応答を返信する制御を行う応答返信部24aと、起動電文に付与されたID番号を自己のID番号としてメモリ22に登録する制御を行うID登録制御部24bとを有している。
水道メータ2は、入力手段23に対して所定の操作が行われた状態で、集中検針装置から送信されたえID番号付き起動電文を通信回路部25により受信すると、ID登録制御部24bは、起動電文に付与されたID番号を自己のID番号としてメモリ22に登録し、応答返信部24aは、起動電文に対する応答を通信回路部25から集中検針装置に返信させる。
水道メータ2は、入力手段23に対して所定の操作が行われた状態で、集中検針装置から送信されたえID番号付き起動電文を通信回路部25により受信すると、ID登録制御部24bは、起動電文に付与されたID番号を自己のID番号としてメモリ22に登録し、応答返信部24aは、起動電文に対する応答を通信回路部25から集中検針装置に返信させる。
図4は、一対の通信線に並列接続された複数の水道メータに対するID番号の登録処理例を説明するための図である。ここでは、集中管理装置1に対して水道メータ2(♯1,♯2、・・♯n)が一対の通信線に並列に接続されているものとする。
本実施形態の集中検針装置1は、図2に示すような管理テーブルに記憶されたID番号を用いてID番号が付与された起動電文(ID番号付き起動電文)を生成し、一対の通信線に並列接続された複数の水道メータ2に送信する。
本実施形態の集中検針装置1は、図2に示すような管理テーブルに記憶されたID番号を用いてID番号が付与された起動電文(ID番号付き起動電文)を生成し、一対の通信線に並列接続された複数の水道メータ2に送信する。
水道メータ2では、送信された起動電文に付与されたID番号を自己のID番号として登録する機能をもっている。このID自動登録機能は、水道メータ2に対してオペレータが所定の操作を行うことにより、有効/無効を設定することができる。
ID自動登録機能が有効になっている場合で、ID番号が水道メータ2に全く登録されていない場合には、水道メータ2は、起動電文に付与されたID番号を自己のID番号として登録する処理を行う。またすでに水道メータ2にID番号が登録されている場合で、起動電文に付与されたID番号と、水道メータ2に登録されたID番号とが異なる場合は、水道メータ2では自己のID番号を起動電文に付与されたID番号に更新して登録する。そして起動電文に付与されたID番号を登録した水道メータ2は、起動電文に対する応答を集中検針装置1に返す。応答を受けた集中検針装置1では、応答を送信した水道メータにID番号が登録されたことを知ることができる。
ID自動登録機能が有効になっている場合で、ID番号が水道メータ2に全く登録されていない場合には、水道メータ2は、起動電文に付与されたID番号を自己のID番号として登録する処理を行う。またすでに水道メータ2にID番号が登録されている場合で、起動電文に付与されたID番号と、水道メータ2に登録されたID番号とが異なる場合は、水道メータ2では自己のID番号を起動電文に付与されたID番号に更新して登録する。そして起動電文に付与されたID番号を登録した水道メータ2は、起動電文に対する応答を集中検針装置1に返す。応答を受けた集中検針装置1では、応答を送信した水道メータにID番号が登録されたことを知ることができる。
図4の処理において、まず集中検針装置1では、図2に示す管理テーブルに記録された最初の部屋番号(0101)のID番号情報を用いて、ID番号付き起動電文を生成し、通信線に接続された水道メータ2(♯1〜♯n)に送信する(ステップS1)。
全ての水道メータ2(♯1〜♯n)において、上記のID自動登録機能が有効になっていない状態では、集中検針装置1から送信されたID番号付き起動電文に対しては、送信されたID番号と同じID番号が予め水道メータ2に登録されている場合を除いて、水道メータ2は集中検針装置1に応答を返すことはなく、起動電文によるID番号の登録処理も実行されない。
全ての水道メータ2(♯1〜♯n)において、上記のID自動登録機能が有効になっていない状態では、集中検針装置1から送信されたID番号付き起動電文に対しては、送信されたID番号と同じID番号が予め水道メータ2に登録されている場合を除いて、水道メータ2は集中検針装置1に応答を返すことはなく、起動電文によるID番号の登録処理も実行されない。
集中検針装置1では、最初の部屋番号(0101)のID番号付き起動電文の送信を一定周期で繰り返して続行する。そしてID番号の登録作業を行うオペレータは、部屋番号(0101)の水道メータ(♯1)に対する所定の操作を行い、ID自動登録機能を有効にする。このとき、集中検針装置1からは、一定周期で最初の部屋番号(0101)のID番号付き起動電文が送信されている。これにより水道メータ(♯1)では、ID自動登録機能を有効にした後に集中検針装置1から送信されてきたID番号付き起動電文を受信することができる(ステップS2)。
そして水道メータ(♯1)は、集中検針装置1から送信されたID番号付き起動電文により、自己のID番号を登録する処理を行う。ID番号の登録処理は、上述したように、ID番号が水道メータ2に全く登録されていない場合には、起動電文に付与されたID番号を水道メータ2のID番号として登録する処理であり、またすでに水道メータ2にID番号が登録されている場合で、起動電文に付与されたID番号と水道メータ2に登録されたID番号とが異なる場合には、水道メータ2のID番号を起動電文に付与されたID番号に更新して登録する処理である。
そして登録処理を行った水道メータ(♯1)は、ID番号付き起動電文対する応答を集中検針装置1に返す(ステップS3)。応答を受けた集中検針装置1では、そのID番号付き起動電文により、水道メータ(♯1)が起動してID番号が登録されたことを知ることができる。
そして登録処理を行った水道メータ(♯1)は、ID番号付き起動電文対する応答を集中検針装置1に返す(ステップS3)。応答を受けた集中検針装置1では、そのID番号付き起動電文により、水道メータ(♯1)が起動してID番号が登録されたことを知ることができる。
また水道メータ2は、ID番号付き起動電文を受信してID番号の登録を行う場合に、一定時間、その登録内容を表示部に表示させることができる。これによりオペレータは、その水道メータ2に対するID番号の登録内容を知ることができる。
次にオペレータは、ID番号の登録が実行された水道メータ(♯1)のID自動登録機能を無効に切り換える。これにより、他の水道メータ2に設定すべきID番号を、水道メータ(♯1)のID番号として更新登録しないようにすることができる。そしてオペレータは、管理テーブルの部屋番号の記録順序に従って、次の部屋番号(0102)の水道メータ(♯2)のID自動登録機能を有効に切り換える。
集中検針装置1では、最初の部屋番号(0101)のID番号付き起動電文に対する応答を受信した場合、最初のID番号の登録が実行されたものと判断し、管理テーブルに記録されている次の部屋番号(0102)のID番号を起動電文に付与して送信する(ステップS4)。このときに、水道メータ(♯1)のID自動登録機能は無効であり、次の部屋番号(0102)の水道メータ(♯2)のID自動登録機能が有効になっていれば、水道メータ(♯1)と同様に、水道メータ(♯2)は、ID番号付き起動電文のID番号を登録し、その応答を集中検針装置1に返す(ステップS5)。
以下同様にして、管理テーブルに記録された部屋番号の順番にID番号を登録する処理を行うことで、全ての水道メータ2に対して管理テーブルに記載されたID番号を登録させることができる。ここでは、ID自動登録機能を部屋番号の順番で有効にしていき、集中検針装置1から部屋番号順にID番号付き起動電文を送信させることにより、専用の通信端末機器等を必要とすることなく、確実かつ迅速に管理テーブル通りのID番号を各水道メータ2に登録することができる。
またID自動登録機能が有効な場合には、水道メータ2にすでに登録されているID番号と、ID番号付き起動電文のID番号とが異なる場合であっても、水道メータに登録されているID番号を管理テーブルのID番号に更新登録することができる。
またID自動登録機能が有効な場合には、水道メータ2にすでに登録されているID番号と、ID番号付き起動電文のID番号とが異なる場合であっても、水道メータに登録されているID番号を管理テーブルのID番号に更新登録することができる。
図5は、本発明の水道メータにおけるID番号登録処理例を説明するためのフローチャートである。
水道メータでは、集中検針装置からのID番号付き起動電文を受信すると(ステップS11)、自己に登録されているID番号と、受信したID番号付き起動電文のID番号とが一致するかどうかを判別する(ステップS12)。
水道メータでは、集中検針装置からのID番号付き起動電文を受信すると(ステップS11)、自己に登録されているID番号と、受信したID番号付き起動電文のID番号とが一致するかどうかを判別する(ステップS12)。
そして上記ステップS12で、自己に登録されているID番号と受信したID番号付き起動電文のID番号とが一致すれば、水道メータは集中検針装置に対して応答を返す(ステップS13)。一方、ID番号が一致しなければ、水道メータに対して所定の操作が行われて、ID自動登録機能が有効になっているかどうかを判別する(ステップS14)。ここで水道メータにID番号が全く登録されていない場合にも、ID番号が一致しないものと判断する。
ステップS14で所定操作があり、ID自動登録機能が有効になっている場合、水道メータでは、ID番号付き起動電文のID番号を自己に登録し(ステップS15)、集中検針装置に対して応答を返す(ステップS13)。ここではすでにID番号が登録されている場合には、そのID番号を起動電文のID番号に更新する。一方、所定操作がなく、ID自動登録機能が無効に成っている場合は、その水道メータは、ID番号付き起動電文に対して応答を返さない(ステップS16)。
1…集中検針装置、2…水道メータ、11…表示部、12…メモリ、13…入力手段、14…起動電文出力制御部、15…通信回路部、21…表示部、22…メモリ、23…入力手段、24a…応答返信部、24b…ID登録制御部、25…通信回路部。
Claims (7)
- 通信機能付き水道メータが一対の通信線に複数個並列接続される集中検針装置において、
前記集中検針装置は、
水道メータが設置される住宅の識別番号と水道メータごとに付与するID番号とを関連付けて管理する管理テーブルを記憶するメモリと、
利用者による操作入力を受け付ける入力手段と、
前記管理テーブルに記載されたID番号を用い、該ID番号を付与した起動電文を生成して前記複数個の水道メータに送信する起動電文送信手段とを有し、
該起動電文送信手段は、前記管理テーブルに記録された前記識別番号の順序に従って、各識別番号に関連付けられたID番号を付与した起動電文を順次送信することを特徴とする集中検針装置。 - 請求項1に記載の集中検針装置において、前記起動電文送信手段は、一つの識別番号に対応するID番号を付与した起動電文に対して水道メータからの応答があった場合に、次の識別番号に対応するID番号を付与した新たな起動電文を送信し、
該起動電文を送信した後、水道メータからの応答があるまでは、一定周期で連続して同じ起動電文を送信することを特徴とする集中検針装置。 - 集中検針装置から送信されたID番号が付与された起動電文を受信する手段と、
該起動電文に対する応答を集中検針装置に返信する手段と、
前記受信手段で受信した前記起動電文に付与されたID番号を、自己のID番号として登録する手段と、
利用者による操作入力を受け付ける入力手段とを有し、
起動電文に付与されたID番号が自己のID番号に一致する場合に応答を返信する通信機能付きの水道メータであって、
該水道メータは、前記入力手段に対して所定の操作入力が行われた場合に、起動電文に付与されたID番号が、自己のID番号に一致しない場合でも、前記起動電文に対する応答を返信することを特徴とする水道メータ。 - 請求項3に記載の水道メータにおいて、前記入力手段に対して所定の操作入力が行われた場合で、ID番号が水道メータに登録されていない場合に、前記起動電文に付与されたID番号を自己のID番号として登録することを特徴とする水道メータ。
- 請求項3に記載の水道メータにおいて、前記入力手段に対して所定の操作入力が行われた場合で、起動電文に付与されたID番号が自己のID番号に一致しない場合、前記起動電文に付与されたID番号を自己のID番号として更新登録することを特徴とする水道メータ。
- 請求項5に記載の水道メータにおいて、該水道メータは、情報を表示する表示部を有し、起動電文に付与されたID番号を登録する場合、該登録の内容を前記表示部に一定時間表示することを特徴とする水道メータ。
- 請求項1または2に記載の集中検針装置と、請求項3ないし6のいずれか1に記載の水道メータとを有し、前記水道メータは、前記集中検針装置から送信された起動電文に付与されたID番号を、自己のID番号として登録可能としたことを特徴とする集中検針システム。
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---|---|---|---|---|
JP2012178762A (ja) * | 2011-02-28 | 2012-09-13 | Hitachi Appliances Inc | リモコン受信機付き照明装置および制御方法 |
CN117241159A (zh) * | 2023-11-16 | 2023-12-15 | 深圳市一合智能科技有限公司 | 一种基于物联网的智能水表通讯方法及系统 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20100305 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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A072 | Dismissal of procedure |
Effective date: 20110722 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A073 |