JP4874680B2 - 多段式蛍光表示装置およびその駆動方法 - Google Patents
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Description
従来、蛍光表示管モジュールの使用例として、メッセージ表示機の用途等において、外部のセンサーやスイッチの状態や通信ポートからの入力信号に対応して、予めユーザーにより編集・登録されたメッセージから選択して表示するもの等がある。このような表示システムを実現するには、図5に示すように、外部からのコマンドにより動作する蛍光表示管モジュール本体7とは別に、センサーやスイッチ及び通信ポートの状態を監視し、その状態に対応して表示デバイスに制御コマンドを与える制御回路8が必要であり、製作上の困難さの一つとなっていた。
上記の蛍光表示管等は、用途に合わせて複数個を組み合わせた蛍光表示装置として使用される場合がある。例えば、蛍光表示管を多段配置し、オフィス内で社員毎の行先を表示する、工場内で工程別の状況を表示する等の多段表示装置として利用されている。
このようにPULL型の多段表示装置では、多段の同期表示は可能であるものの、表示機以外に制御ボードが別途必要になるため、装置コストが高くなるという問題がある。また、制御ボードに搭載される制御プログラムもユーザーによる書き換えが不可能なものが多く、表示用途に応じて表示動作等を適宜変更することができないという問題がある。
上記複数の蛍光表示管モジュールの任意の1つが、自身およびその他の蛍光表示管モジュールに表示するための複合データの提供を、上記サーバーに対して要求するマスター機であり、上記サーバーは、上記マスター機からの要求に対し、上記電気通信回線および分岐ボードを介して、上記複数の蛍光表示管モジュールすべてに上記複合データを同時に送信し、上記複数の蛍光表示管モジュールは、各モジュール内の上記処理プログラムに基づき、受信した上記複合データ中の、蛍光表示管モジュール毎にそれぞれ決められた表示データを選択して表示することを特徴とする。
上記複数の蛍光表示管モジュールの任意の1つが、自身およびその他の蛍光表示管モジュールに表示するための複合データの提供を、上記サーバーに対して要求するデータ提供要求ステップと、上記サーバーがこの要求に対し、上記電気通信回線および分岐ボードを介して、上記複数の蛍光表示管モジュールすべてに上記複合データを同時に送信する複合データ送信ステップと、上記複数の蛍光表示管モジュールが各モジュール内の上記処理プログラムに基づき、サーバーより受信した上記複合データ中の、蛍光表示管モジュール毎にそれぞれ決められた表示データを選択して表示する選択表示ステップとを備えてなることを特徴とする。
また、データ要求や選択表示等の動作を蛍光表示管モジュールに搭載された処理プログラムにより行なうので、専用の制御ボードが不要で装置が簡易かつ低コストである。
蛍光表示管モジュール2は、その内部に所定の処理プログラムを登録可能なフロー制御部2Aと、外部機器と電気的に接続を行なう汎用入出力ポート2Bおよび通信ポート2Cとを備えてなる。センサーやスイッチ等の外部機器は、汎用入出力ポート2Bに接続され、サーバー等からの通信信号は、通信ポート2Cを介して入力される。フロー制御部2Aは、これらの各ポートから入力された情報等を参照し、内部に登録されている所定の処理プログラムに基づき制御コマンドを表示コア(コマンド処理部)に送り、蛍光表示管に表示がなされる。なお、蛍光表示管モジュール2を構成する駆動回路(図示省略)、表示コア等は、当該分野における周知の装置を利用可能である。
フロー制御部2Aは、内部の処理プログラム(マクロ)をユーザーが自由に書き換え可能であり、所定のコマンドを組み合わせてその動作設定を任意に決定できる。ユーザーは、処理プログラムにおいて、上記各ポートから入力された情報等に基づく条件設定を行なうことができる。また、各ポート等を介して外部機器への指示、例えばサーバー等への要求を行なうこともできる。処理プログラムの書き換えは、通信ポート2C等に接続されたPC(パーソナルコンピュータ)等から専用のソフトウェアにより行なう。
なお、本発明において、蛍光表示管モジュールやサーバーに「書き込む」または「登録する」とは、プログラムコードやデータ等をそれぞれの装置が有するメモリ、ハードディスク等の記憶装置に保存することをいう。
以下に、上記蛍光表示管モジュールを利用した本発明の多段式蛍光表示装置について詳細に説明する。
多段式蛍光表示装置1は、電気通信網5に接続されたサーバー6と、該サーバー6と電気通信網5を介して接続されたLANアダプタ4と分岐ボード3を通して接続される多段(5個:2a〜2e)の蛍光表示管モジュール2とを備えてなる。
LANアダプタ4は、LAN端子をRS232端子に変換・接続するためのアダプタであり、分岐ボード3はデータ信号を複数並列に分岐させるためのボードである。なお、LANアダプタ4および分岐ボード3は、サーバー6と5個の蛍光表示管モジュール2とのデータの受け渡しを可能するものであればよく、LANアダプタ4と分岐ボード3とは一体型であってもよい。LANアダプタ4としてはノリタケ伊勢電子(株)社製SCP−BCXPST01、分岐ボード3としては、ノリタケ伊勢電子(株)社製SCP−BD09ST01などを例示できる。
また、電気通信網5としては、データの受け渡し可能な通信網であればよく、インターネット網、または、小規模なLAN(ローカルエリアネットワーク)などが挙げられる。
(1)マスター機からのデータ提供要求:
マスター機である蛍光表示管モジュール2aが、クライアントプログラムに基づきサーバー6にデータ提供要求を行なう。蛍光表示管モジュール2aからの要求信号は、蛍光表示管モジュール2a→分岐ボード3→LANアダプタ4→サーバー6の経路で伝達される(図2参照)。なお、データ提供要求のタイミングは蛍光表示管モジュール内のクロック、タイマー等で任意に設定することが可能である。
(2)サーバーからの複合データ送信:
マスター機からのデータ提供要求を受けたサーバー6は、サーバープログラムに基づき各蛍光表示管モジュール2a〜2eに対する文字データ情報等を組み合わせた複合データをすべての蛍光表示管モジュール2(2a〜2e)に送信する。サーバー6からの複合データは、サーバー6→LANアダプタ4→分岐ボード3→蛍光表示管モジュール2の経路で伝達される(図2参照)。複合データは、分岐ボード3により各蛍光表示管モジュール2a〜2eに並列に分岐され、各蛍光表示管モジュールに略同時に送信される。なお、図4においては(1)と(2)の説明上、その経路を分けて記載しているが、実際のサーバー6と蛍光表示管モジュール2aとのデータ送信経路は(1)(2)の場合で共通である。
(3)各蛍光表示管モジュールにおける選択表示:
複合データを受信した各蛍光表示管モジュール2a〜2eは、受信した上記複合データ中の、蛍光表示管モジュール毎にそれぞれ決められた表示データを選択して表示する。選択表示は処理プログラムに基づき行なう。例えば、任意の蛍光表示管モジュールは、複合データ中においてそのモジュールの識別番号と一致する識別情報に係る(識別情報の次の)文字データ情報のみを表示する。この条件判断は、フロー制御部2Aで行なわれる。
2 蛍光表示管モジュール
3 分岐ボード
4 LANアダプタ
5 電気通信網
6 サーバー
Claims (2)
- 外部機器と電気的に接続を行なう汎用入出力ポートおよび通信ポートと、所定の処理プログラムを登録可能なフロー制御部とを備えてなり、該フロー制御部が、前記汎用入出力ポートおよび通信ポートから得られた情報と、前記処理プログラムとに基づき表示動作を制御でき、また、前記通信ポートを介して前記処理プログラムに基づき外部機器への指示を行なうことができる蛍光表示管モジュールを、電気通信網に接続されたサーバーに、分岐ボードを通して多段で複数個、それぞれの前記通信ポートを介して接続してなる多段式蛍光表示装置であって、
前記複数の蛍光表示管モジュールの任意の1つが、マスター機であり、該マスター機内の前記フロー制御部に、前記処理プログラムの1つとして、自身およびその他の蛍光表示管モジュールに表示するための複合データの提供を、前記通信ポートを介して前記サーバーに対して要求するプログラムAが登録され、該プログラムAに基づき、前記要求を行なうものであり、
前記サーバーは、前記マスター機からの要求に対し、前記電気通信網および分岐ボードを介して、前記複数の蛍光表示管モジュールすべてに前記複合データを同時に送信し、
前記複数の蛍光表示管モジュールは、各モジュール内の前記フロー制御部に、前記処理プログラムの1つとして、前記通信ポートを介して受信した前記複合データ中の、蛍光表示管モジュール毎にそれぞれ決められた表示データを選択して表示するプログラムBが登録され、該プログラムBに基づき、前記表示を行なうものであることを特徴とする多段式蛍光表示装置。 - 請求項1記載の多段式蛍光表示装置の駆動方法であって、
前記複数の蛍光表示管モジュールの任意の1つである前記マスター機が、該マスター機内の前記フロー制御部の前記プログラムAに基づき、自身およびその他の蛍光表示管モジュールに表示するための複合データの提供を、前記サーバーに対して要求するデータ提供要求ステップと、
前記サーバーが前記要求に対し、前記電気通信網および分岐ボードを介して、前記複数の蛍光表示管モジュールすべてに前記複合データを同時に送信する複合データ送信ステップと、
前記複数の蛍光表示管モジュールが各モジュール内の前記フロー制御部の前記プログラムBに基づき、サーバーより受信した前記複合データ中の、蛍光表示管モジュール毎にそれぞれ決められた表示データを選択して表示する選択表示ステップとを備えてなることを特徴とする多段式蛍光表示装置の駆動方法。
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