JP5346003B2 - 情報機器制御装置および情報機器制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、情報端末や情報家電等の情報機器を制御する情報機器制御装置、情報機器制御システムおよび情報機器の制御方法に関する。
図8は、特許文献1(特開2009−230685号公報)に記載されているシステムを模式的に示すモデル図である。この特許文献1のシステム70は、例えばパソコン(パーソナルコンピュータ)等のコンピュータ71と、USB(Universal Serial Bus)デバイス72と、USBハブ73とを有している。USBデバイス72は、USB規格に基づいたインターフェースを利用して、コンピュータ71と接続可能な情報機器である。USBデバイス72の一例として、特許文献1では、スキャナが挙げられている。USBデバイス72は、当該デバイス固有のデバイス識別情報を有している。
USBハブ73は、複数のUSBデバイスを集約してコンピュータ71に接続する機能を有している。USBハブ73は、当該ハブ固有のハブ識別情報を有している。このシステム70では、このUSBハブ73を介して、コンピュータ71とUSBデバイス72は接続する。
コンピュータ71は、このシステム70では、USBデバイス72のホストとして機能する。このコンピュータ71は、接続しているUSBハブ73のハブ識別情報を取得すると共に、そのUSBハブ73に接続しているUSBデバイス72のデバイス識別情報を取得する機能を有している。また、コンピュータ71は、図8に示すようなテーブルデータ75を予め記憶している。そのテーブルデータ75は、ハブ識別情報とデバイス情報の組み合わせと、USBデバイス72の動作のグレードとの関係を示すデータである。ところで、多種多様なUSBデバイスの中には、デバイスが持つ能力に対して、例えばデバイスの販売価格等に応じた制限がかけられているデバイスがある。具体的には、例えば、或るスキャナは、60枚/分のスキャン速度の能力を持つところ、制限がかけられて、30枚/分のスキャン速度の能力を持つスキャナとして販売される。上記したテーブルデータ75中の「USBデバイス72の動作のグレード」とは、USBデバイス72の設定されている能力からUSBデバイス72の本来の能力までの範囲内において、段階的に設定したUSBデバイス72の能力の段階である。
コンピュータ71は、さらに、テーブルデータ75に基づいて、前記の如く取得したハブ識別情報とデバイス情報の組み合わせに応じたUSBデバイス72の動作のグレードを決定する機能を備えている。さらに、コンピュータ71は、その決定したグレードで動作するように、USBデバイス72を制御する機能を備えている。
この特許文献1のシステム70は、USBハブ73およびUSBデバイス72の組み合わせを利用することにより、能力が制限されたUSBデバイス72を簡単な仕組みでアップグレードできる。
特開2009−230685号公報
しかしながら、特許文献1のシステム70では、コンピュータ71が、USBデバイス72をアップグレードする機能を持たなければならない。コンピュータ71がそのUSBデバイス72のアップグレード機能を持つためには、当該USBデバイス72のアップグレード機能をコンピュータ71に追加する作業が必要であるが、その作業は面倒である。すなわち、USBデバイス72のアップグレードは面倒であって簡易に行うことはできない。
本発明はそのような課題を解決するためになされたものである。すなわち、本発明の主な目的は、USBデバイス等の情報機器を制御するシステムを簡易に構築できる情報機器制御装置、情報機器制御システムおよび情報機器の制御方法を提供することである。
本発明の情報機器制御装置は、
機器制御に関わる要求情報を含む制御情報を送信する送信元の情報機器から前記制御情報の送信宛先であって前記送信元の情報機器が制御する制御対象の情報機器に向かう通信経路の途中の前記制御情報に対して、当該制御情報に含まれる要求内容を変更する処理動作を実行する情報制御部を有する。
本発明の情報機器制御システムは、
機器制御に関わる制御情報を送信するホストとなる情報機器と、
前記制御情報の送信宛先である情報機器と、
前記ホストの情報機器と、前記送信宛先の情報機器との前記制御情報の通信経路の途中に位置する上記本発明の情報機器制御装置と
を有する。
本発明の情報機器の制御方法は、
機器制御に関わる要求情報を含む制御情報を送信する送信元の情報機器から前記制御情報の送信宛先であって前記送信元の情報機器が制御する制御対象の情報機器に向かう通信経路の途中で、前記制御情報を受け、
当該制御情報に対して、当該制御情報に含まれる要求内容を変更する処理動作を実行する。

本発明によれば、USBデバイス等の情報機器を制御するシステムを簡易に構築できる。
本発明に係る第1実施形態の構成を簡略化して示すブロック図である。 本発明に係る第2実施形態の情報機器制御システムを模式的に示すモデル図である。 本発明に係る第2実施形態の情報機器制御システムの構成を簡略化して示すブロック図である。 本発明に係る第3実施形態において特徴的な構成を示すブロック図である。 本発明に係る第4実施形態において特徴的な構成を示すブロック図である。 本発明に係る第5実施形態において特徴的な構成を示すブロック図である。 本発明に係るその他の実施形態の説明に利用するブロック図である。 特許文献1に示されているシステムを模式的に示すモデル図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1(a)は、本発明に係る第1実施形態の情報機器制御装置1の構成を簡略化して示すブロック図である。図1(b)は、その情報機器制御装置1を利用した情報機器制御システム4の構成を簡略化して示すブロック図である。
この第1実施形態の情報機器制御装置1は、情報制御部2を有している。情報機器制御システム4は、情報機器制御装置1と、情報機器5,6とを有している。情報機器5は、機器制御に関わる制御情報を送信するホストとなる機器である。情報機器6は、前記制御情報の送信宛先である機器である。
情報機器制御装置1の情報制御部2は、情報機器5から情報機器6への通信経路8の途中に位置する。当該情報制御部2は、送信元(ホスト)の情報機器5から送信宛先の情報機器6に向かう途中で前記制御情報を受け、この制御情報に対して、当該制御情報に応じて予め定められた処理動作を実行する機能を有している。
この第1実施形態では、情報機器制御装置1は、情報制御部2を有することによって、次のようなことを可能にする。すなわち、情報制御部2は、例えば、受けた制御情報が、情報機器5から情報機器6に対して「A」という処理を要求する内容であった場合に、その制御情報を、「A+B」又は「C」という処理を要求する内容に変更できる。これにより、情報機器5が情報機器6に対して「A」という処理を要求したのに対して、情報機器6は、情報制御部2を通して受け取った制御情報に基づいて、「A+B」又は「C」という処理を実行する。
このようなことを可能にすることから、情報制御部2を有する情報機器制御装置1は、例えば、サービスマンが情報機器6の点検修理を行う際に利用することによって、点検修理作業の効率化を図ることができる。つまり、サービスマンは、点検修理対象の情報機器6のユーザが所持するパソコン等の情報機器5を利用して、修理点検に必要な情報であって、かつ、ユーザが通常見ることができない機器内部情報を簡単に取得できるようになる。すなわち、サービスマンは、点検修理専用の装置を持たなくとも、また、点検修理用のプログラムを情報機器5にインストールする等の面倒な作業を行うことなく、簡易に情報機器6から点検修理に有効な情報を取得できる。これにより、サービスマンは、効率良く点検修理の作業を行うことができる。また、情報機器制御装置1は、点検修理用のプログラムを管理するという負担を軽減できる効果を得ることもできる。
上記のように、この第1実施形態の情報機器制御装置1は、情報機器5,6に変更を加えることなく、情報機器5,6間の通信経路途中に配置されることによって、情報機器5による情報機器6の制御を変更できる。
(第2実施形態)
以下に、本発明に係る第2実施形態を説明する。
図2は、第2実施形態の情報機器制御装置を有する情報機器制御システムを模式的に示すモデル図である。図3は、その情報機器制御システムの構成を簡略化して示すブロック図である。
この第2実施形態の情報機器制御システム10は、図2に示すように、情報機器11,12と、情報機器制御装置13とを有している。この第2実施形態では、情報機器11は、例えばパーソナルコンピュータ(パソコン)である。当該情報機器11は、少なくともUSB規格のインターフェースを有し、当該インターフェースによって、USB規格のインターフェースを備えた機器と接続可能となっている。この情報機器11は、そのような機器のホストとしての機能を有している。
この情報機器11は、図3に示されるように、制御装置15と、記憶装置16とを有している。記憶装置16は、コンピュータプログラム(プログラム)やデータを記憶する例えばハードディスク装置等の記憶装置である。この第2実施形態では、記憶装置16は、情報機器12の制御に利用する制御プログラムと、USBのインターフェース機能を実現するプログラムとを少なくとも記憶している。なお、情報機器12に対応する制御プログラムは、機種等の属性毎に異なることから、情報機器11に接続することが想定される情報機器12の属性に応じた各種制御プログラムが、記憶装置16に記憶される。
制御装置15は、例えばCPU(Central Processing Unit)を有する。この制御装置15は、記憶装置16からプログラムを読み込み当該プログラムに従って動作することにより、情報機器11の動作を制御し、情報機器11の様々な機能を実現する。つまり、この第2実施形態では、制御装置15は、情報機器12を制御する機能や、USB規格のインターフェースを利用して他の機器に接続する機能等を実現する。
制御装置15は、情報機器12を制御するために、情報機器12に向けて制御情報(制御コード)を送信する。この第2実施形態では、その制御情報(制御コード)の通信は、USB規格に基づいたパケット通信である。つまり、制御装置15は、制御情報(制御コード)を、送信元や送信宛先のアドレス情報と共に、パケットの形態で送信する。
情報機器12は、USB規格のインターフェースを有し、ホストとなる情報機器11と接続可能な機器である(以下、情報機器12をUSBデバイスとも記す)。USBデバイスの種類は様々にあり、この第2実施形態では、情報機器12として採用するUSBデバイスは特に限定しないが、例を挙げると、携帯電話機や携帯情報端末(PDA(Personal Digital Assistant))等の携帯端末である。
USBデバイス12は、制御部17と、記憶部18とを有する。記憶部18は、データ等を記憶する例えば不揮発性メモリである。この記憶部18は、制御情報(制御コード)に応じた応答動作を示す制御情報と応答動作との対応データを記憶している。
制御部17は、例えばCPUを有する。制御部17は、予め与えられたプログラムに基づいて動作することによって、USBデバイス12の動作を制御する。例えば、制御部17は、制御動作の一つとして、情報機器11から受け取った制御情報と、記憶部18の前記対応データとに基づいて、情報機器11の要求に応じて返答する。
情報機器制御装置13は、この第2実施形態では、USBハブである(以下、情報機器制御装置13をUSBハブ13とも記す)。USBハブ13は、ホスト側接続部(Up Port)20と、複数の分配側接続部(Down Port)21a〜21dと、制御装置22とを有している。
ホスト側接続部20は、ホストである情報機器11と接続する部位である。当該ホスト側接続部20は、USB規格に基づいた構成を有している。分配側接続部21a〜21dは、それぞれ、USBデバイス12と接続する部位である。これら分配側接続部21a〜21dも、ホスト側接続部20と同様に、USB規格に基づいた構成を有している。各分配側接続部21a〜21dには、ポート番号が付与されている。
制御装置22は、出力制御部24と情報制御部25と記憶部26を有している。記憶部26は、例えば不揮発性メモリである。この記憶部26は、分配側接続部21a〜21dのポート番号と、分配側接続部21a〜21dに接続しているUSBデバイス12のアドレス情報との対応データを記憶している。さらに、記憶部26は、制御情報(制御コード)に対応する予め定められた処理動作を示す制御情報と処理動作との関係データ(以下、情報制御データと記す)を記憶している。この第2実施形態では、その情報制御データは、USBデバイス12の機種等の属性毎に定められて、記憶部26に格納されている。
出力制御部24と情報制御部25は、制御装置22に備えられているCPUが予め与えられたプログラムに従って動作することにより実現される機能部である。これら出力制御部24と情報制御部25は、次のような機能を有する。
すなわち、情報制御部25は、ホスト側接続部20を通して受け取ったパケットから送信宛先のUSBデバイス12の属性を示す情報(例えば、属性を示すと見なされるアドレス情報など)を抽出する機能を備えている。さらに、情報制御部25は、その抽出した属性の情報に基づいて、送信宛先のUSBデバイス12に対応する情報制御データを記憶部26から読み出す機能を備えている。さらにまた、情報制御部25は、その読み出した情報制御データに基づいて、受け取ったパケット中の制御情報に対する処理動作を決定・実行する機能を備えている。
情報制御部25が実行する制御情報に対する処理動作の例を挙げると、例えば、情報制御部25は、制御情報を含むパケットに、予め定められた別の制御情報を追加し、当該パケットを出力する。この場合、例えば、その別の制御情報は、パケット中の予備領域(具体例を挙げると、USB3.0仕様におけるreserved領域)に書き込まれる。
また、処理動作の別の例を挙げると、情報制御部25は、パケット中の制御情報を、当該制御情報に対応する別の制御情報に置換し、その後、その制御情報が書き換えられたパケットを出力する。あるいは、情報制御部25は、パケットを破棄し、別の制御情報が含まれているパケットを作成・出力する。
さらに、処理動作の別の例を挙げると、情報制御部25は、制御情報(パケット)を破棄し、予め与えられている返答用の情報を情報機器11に向けて出力する。つまり、この場合には、USBデバイス12に制御情報を送信されず、当該USBデバイス12に代えて、USBハブ13が情報機器11に返答する。
さらにまた、処理動作の別の例を挙げると、情報制御部25は、予め定められた制御情報を含むパケットを受け取ると、そのパケットをそのままUSBデバイス12に向けて出力すると共に、そのパケットとは別の所定の制御情報を含むパケットをも出力する。
さらにまた別の処理動作の例を挙げる。例えば、制御情報Aと制御情報Bと制御情報Cが1セットであり、それら制御情報A,B,Cが予め定められた順番で順次、情報機器11からUSBデバイス12に向けて出力されるとする。このような場合に、情報制御部25は、制御情報A,B,Cのうちの1つあるいは2つの制御情報を破棄する。このような制御情報の処理は、例えば、USBデバイス12が、制御情報A,B,Cの全てを受け取る場合とは異なる応答動作を行うことが想定される場合に行われる。
上記のように、情報制御部25が制御情報に対して行う処理動作は様々に考えられ、その処理動作は、制御情報に応じて適宜設定してよい。また、制御情報が同じでも、USBデバイス12の属性によって処理動作が異なっていてもよい。例えば、USBデバイス12a,12bが互いに異なる機種であったとする。この場合に、情報機器11が、同様な制御情報をUSBデバイス12a,12bにそれぞれ出力しても各USBデバイス12a,12bが実行する動作が互いに異なるようにしてもよい。
出力制御部24は、情報制御部25からパケットを受け取ると、当該パケット中の送信宛先のアドレス情報と、記憶部26の、アドレス情報とポート番号の対応データとに基づき、受け取ったパケットの行き先のポート番号を決定する機能を備えている。そして、出力制御部24は、そのポート番号の分配側接続部21a〜21dを通して送信宛先のUSBデバイス12に向けてパケットを出力する機能を備えている。
また、出力制御部24は、分配側接続部21a〜21dを通して受け取ったパケットを、情報機器11に向けてホスト側接続部20から出力する機能も有する。
次に、この第2実施形態の情報機器制御システム10の動作の一例を説明する。
まず、システムの利用者が、USBデバイス12(ここでは、USBデバイス12aとする)をUSBハブ13を介して情報機器11に接続する。これにより、情報機器11の制御装置15は、記憶装置16からUSBデバイス12aに対応する制御プログラムを読み込む。そして、制御装置15は、例えばUSBホットプラグ仕様に基づいてUSBデバイス12aとのUSBプロトコル通信を可能にする処理を行う。
ここで、システム利用者によって情報機器11が操作されて、情報機器11からUSBデバイス12aに向けて、例えば「情報Q」の送信を要求するIN転送要求の制御情報を含むパケット(Transaction packet)が送信されたとする。
USBハブ13の情報制御部25は、そのパケットを受け取ると、記憶部26の情報制御データに基づいて、例えば、そのパケットのReserved領域に、別の制御情報(「情報R」の送信を要求する制御情報)を書き込む。そして、情報制御部25は、そのパケットを出力制御部24に出力する。出力制御部24は、そのパケットを受け取ると、当該パケットの送信宛先のアドレス情報と、記憶部26のデータとに基づいて、そのパケットを分配側接続部21aからUSBデバイス12aに向けて出力する。
USBデバイス12aは、そのパケットを受け取ると、当該パケット中の制御情報と、記憶部18のデータとに基づいて、制御情報に応じた動作を行う。ここでは、情報機器12aは、「情報Q」と「情報R」を情報機器11に向けて返答する。USBデバイス12aの動作の具体例を示すと、例えば、USBデバイス12aは、パケットのReserved領域に制御情報が書き込まれていない場合には、「情報Q」を情報機器11に向けて返答するファンクションAの動作を実行する。また、USBデバイス12aは、パケットのReserved領域に制御情報が書き込まれている場合には、「情報Q」と「情報R」を情報機器11に向けて返答するファンクションBの動作を実行する。
上記のように、この情報機器制御システム10では、情報機器11が「情報Q」の送信を要求したのに対して、USBハブ13によって、USBデバイス12aは、「情報Q」だけでなく「情報R」をも送信する。なお、もちろん、USBデバイス12aが、図2の点線に示されるように、USBハブ13を介さずに直接に情報機器11に接続している場合には、情報機器11が「情報Q」の送信を要求すると、USBデバイス12aは、要求通りに「情報Q」のみを返答する。
この第2実施形態では、USBハブ13は、第1実施形態で述べた情報制御部2と同様の情報制御部25を有している。このため、第1実施形態と同様な効果を得ることができる。つまり、この第2実施形態のUSBハブ13は、USBデバイス12を制御するシステムを簡易に構築できる。
また、情報機器11が、上記したUSBハブ13と同様な、USBデバイス12の一時的な動作制御を行おうとする場合には、USBデバイス12の固有識別情報の取得等のために、情報機器11とUSBデバイス12との交信(転送回数)が増加する。これに対して、この第2実施形態では、USBハブ13がUSBデバイス12を制御するので、上記のようなUSBデバイス12と情報機器11間の転送回数の増加を抑制できる。
さらに、この第2実施形態では、情報制御部25がパケットに制御情報を追加する場合に、情報制御部25はReserved領域に追加の制御情報を書き込んでいる。Reserved領域は、通常、参照されない領域である。このことから、USBハブ13を利用してUSBデバイス12に通常では行われない制御を行う場合に、どのような制御が行われたかを隠蔽しやすい。例えば、通常の処理では読み出すことができない内部情報をUSBデバイス12から読み出す場合に、その制御コードを見つけ難くできる。
(第3実施形態)
以下に、本発明に係る第3実施形態を説明する。
この第3実施形態の情報機器制御システムは、第2実施形態の構成に加えて、次のような構成を有している。すなわち、この第3実施形態では、図4に示すように、情報機器11の制御装置15は、データ変更指令部27を有している。USBハブ13は、データ変更部28を有している。第3実施形態におけるそれ以外の構成は、第2実施形態と同様である。この第3実施形態の説明では、第2実施形態における構成部分と同様な構成部分には同一符号を付し、その共通部分の重複説明は省略する。
すなわち、情報機器11の記憶装置16は、USBハブ13を制御する制御プログラムを記憶している。その制御プログラムの中に、USBハブ13が記憶している情報制御データの変更および情報制御データの登録を可能にするプログラムが含まれている。データ変更指令部27は、制御装置15が、そのプログラムを記憶装置16から読み込み、当該プログラムに従った処理を行うことにより、実現される機能部である。当該データ変更指令部27は、情報機器11に備えられているキーボードやタッチパネル等の操作手段(図示せず)が操作されて、USBハブ13に記憶されている情報制御データの変更あるいは情報制御データの登録が指示された場合に、その情報をUSBハブ13に出力する機能を備えている。
USBハブ13のデータ変更部28は、制御装置22が、データ変更を行うプログラムに従った処理を行うことにより実現される機能部である。当該データ変更部28は、情報機器11のデータ変更指令部27から受け取った情報に基づいて、記憶部26の情報制御データの変更や登録を行う機能を備えている。
この第3実施形態では、第2実施形態に示した効果に加えて、USBハブ13が記憶している情報制御データの変更と情報制御データの登録に関わる構成を備えたことによる効果を得ることができる。つまり、システムの利用者が、情報制御データの変更と登録を容易に行うことが可能になる。
(第4実施形態)
以下に、本発明に係る第4実施形態を説明する。
この第4実施形態の情報機器制御システムは、第2又は第3の実施形態の構成に加えて、次のような構成を有している。すなわち、この第4実施形態では、図5に示すように、USBハブ13の制御装置22は、情報操作部30を有している。この第4実施形態における上記以外の構成は、第2や第3の実施形態と同様である。この第4実施形態の説明では、第2や第3実施形態における構成部分と同様な構成部分には同一符号を付し、その共通部分の重複説明は省略する。
この第4実施形態における情報操作部30は、前述した情報制御部25等と同様に、制御装置22が、情報操作を行うプログラムに従った処理を行うことにより実現される機能部である。この第4実施形態では、記憶部26は、操作処理対象の情報と、当該情報に対応する処理後の情報との対応データ(以下、情報操作用データと記す)を記憶している。
情報操作部30は、USBデバイス12から分配側接続部21a〜21dを通して受け取ったパケットの情報が、記憶部26の情報操作用データに操作処理対象の情報として含まれているか否かを判断する機能を備えている。さらに、情報操作部30は、その判断により、パケットの情報が情報操作用データの操作処理対象の情報として挙げられていると判断した場合には、その情報に対応する処理後の情報を情報操作用データから読み出す機能を備えている。さらに、情報操作部30は、その読み出した情報を、操作処理対象の情報に代えて、情報機器11に向けて出力する機能を備えている。
この第4実施形態では、第2や第3の実施形態と同様の効果を得ることができ、さらに、情報操作部30を有することによる次のような効果をも得ることができる。例えば、情報操作部30は、USBデバイス12aから出力された機種情報(例えば機種αを示す情報)に代えて、別の機種(例えば機種β)を示す機種情報を情報機器11に送信することができる。そのような場合には、情報機器11は、機種αであるUSBデバイス12aを、機種βであると認識し、この認識に基づいて、USBデバイス12aとの交信やUSBデバイス12aの制御を行うことが可能となる。換言すれば、USBハブ13は、USBデバイス12aを、あたかも機種βであるように情報機器11に見せることができる。
この第4実施形態におけるUSBハブ13は、さらに新たなUSBデバイス12の制御動作の展開を図ることが可能となる。
(第5実施形態)
以下に、本発明に係る第5実施形態を説明する。
この第5実施形態の情報機器制御システムは、第2又は第3又は第4の実施形態の構成に加えて、次のような構成を有している。すなわち、この第5実施形態では、図6に示すように、USBハブ13は、第2又は第3又は第4の実施形態の構成に加えて、表示装置32と、操作手段33と、データ変更部34とを有している。この第5実施形態における上記以外の構成は、第2又は第3又は第4の実施形態と同様である。この第5実施形態の説明では、第2又は第3又は第4の実施形態における構成部分と同様な構成部分には同一符号を付し、その共通部分の重複説明は省略する。なお、図6では、ホスト側接続部20と分配側接続部21a〜21dと出力制御部24と情報制御部25等の図示が省略されている。
操作手段33は、例えばタッチパネルや操作キーを有し、システム利用者が情報を入力することを可能にする構成を備えている。表示装置32は、操作手段33の操作に応じた情報を表示する機能を備えた装置である。
データ変更部34は、制御装置22が、予め定められたデータ変更プログラムに従った処理を行うことによって実現される機能部である。このデータ変更部34は、操作手段33の操作によって、記憶部26に記憶されている情報制御データを変更する指示および変更内容の情報が入力されたことを検知した場合に、その変更対象のデータを変更する機能を備えている。さらに、データ変更部34は、操作手段33により新たな情報制御データを記憶部26に登録する指示およびそのデータの情報が入力されたことを検知した場合には、その新規のデータを情報制御データとして記憶部26に書き込む機能を備えている。
この第5実施形態では、上記のように、操作手段33は、情報制御データを変更する指示を入力する指示装置として機能する。
この第5実施形態の情報機器システムは、第2又は第3又は第4の実施形態と同様の効果に加えて、次のような効果を得ることができる。すなわち、この第5実施形態では、USBハブ13が、情報制御データの変更と新規の情報制御データの登録を可能にする構成を備えている。このため、システム利用者は、パソコン等の情報機器11を利用しなくとも、USBハブ13の操作手段33によって、USBハブ13に記憶されている情報制御データの変更や新規の情報制御データの登録が可能になる。
(その他の実施形態)
なお、この発明は第1〜第5の実施形態に限定されず、様々な実施の形態を採り得る。
例えば、第2〜第5の実施形態では、情報機器11はパソコンであるが、情報機器11は、ホストとして機能できれば、例えばプリンタやデジタルカメラや携帯電話機などであってもよい。
また、第2〜第5の実施形態では、情報機器制御装置13は、USBハブであるが、例えば、情報機器制御装置は、パケットリピータであってもよい。
さらに、第2〜第5の実施形態では、情報機器制御装置(USBハブ)13において、パケットの流れは、ホスト側接続部20→情報制御部25→出力制御部24→分配側接続部21a〜21dである。これに代えて、パケットの流れは、ホスト側接続部20→出力制御部24→情報制御部25→分配側接続部21a〜21dであってもよい。
さらに、情報機器制御システムは、第2〜第5の実施形態に示した構成に加えて、さらに、次のような構成を有していてもよい。つまり、情報制御データはUSBデバイス12の属性毎にUSBハブ13の記憶部26に記憶されている。その属性の一つとして、USBデバイス12の能力が含まれるとする。USBハブ13の情報制御部25は、前述した第2〜第5の実施形態の機能に加えて、さらに、USBデバイス12に向けて能力情報を要求する機能を有している。USBデバイス12の制御部17は、図7に示されるように、第2〜第5の実施形態に示した構成に加えて、能力通知部36を有する。この能力通知部36は、USBハブ13から能力情報が要求されたことを検知した場合に、USBデバイス12の能力に関する情報を記憶部18から読み出してUSBハブ13に向けて通知する機能を有する。
さらに、第2〜第5の実施形態に示した情報制御部25は、次のような機能を有していてもよい。例えば、情報制御部25は、USBデバイス12への要求パケット(Setup)を改変する機能を有していてもよい。さらに、情報制御部25は、USBデバイス12とのパケット通信を確立する際に予め定めた処理を行う機能を有していてもよい。さらにまた、情報制御部25は、パケット通信におけるSOF(Start of Frame)パケットを破棄(送信停止)する機能を有していてもよい。
1 情報機器制御装置
2,25 情報制御部
4,10 情報機器制御システム
13 USBハブ
28,34 データ変更部
30 情報操作部

Claims (7)

  1. 機器制御に関わる要求情報を含む制御情報を送信する送信元の情報機器から、前記制御情報の送信宛先であって前記送信元の情報機器が制御する制御対象の情報機器に向かう通信経路の途中の前記制御情報に対して、当該制御情報に含まれる要求内容を変更する処理動作を実行する情報制御部を有し、
    前記情報制御部は、前記処理動作として、前記制御情報に別の要求情報を追加してから制御対象の前記情報機器に向けて変更後の前記制御情報を出力する動作と、前記制御情報を破棄して別の要求情報を含む制御情報を制御対象の前記情報機器に向けて出力する動作と、前記制御情報の要求情報の一部を変更し変更後の前記制御情報を制御対象の前記情報機器に向けて出力する動作とのうちの少なくとも一つを行う機能を備えており、
    当該情報制御部を有し、かつ、USB(Universal Serial Bus)規格に基づいた通信に関わるハブ機能を有するUSBハブである情報機器制御装置。
  2. 前記制御情報は、パケット通信により送信される情報であり、
    前記情報制御部は、前記制御情報に別の要求情報を追加する場合に、前記パケット通信で用いるパケット中の予備領域に前記別の要求情報を書き込む処理動作を行う請求項記載の情報機器制御装置。
  3. 前記制御情報に対して実行する前記処理動作を示すデータである前記制御情報と前記処理動作との関係データを格納する記憶部と、
    前記関係データを変更する指示を受け取った場合に当該指示に従って前記記憶部の前記関係データを変更するデータ変更部と
    をさらに有する請求項記載の情報機器制御装置。
  4. 前記関係データを変更する指示を入力する指示装置をさらに備えている請求項記載の情報機器制御装置。
  5. 前記制御情報と前記処理動作との関係データを、前記制御対象の情報機器に与えられている制御プログラムの種別毎に格納する記憶部を、さらに、有し、
    前記情報制御部は、前記制御情報と、当該制御情報に含まれている送信宛先の情報と、前記関係データとに基づいた処理動作を行う請求項乃至請求項の何れか一つに記載の情報機器制御装置。
  6. 前記制御情報の要求に基づいて前記制御対象の情報機器から前記送信元の情報機器に向けて返信された情報の変更あるいは破棄を行う情報操作部を、さらに、有する請求項乃至請求項の何れか一つに記載の情報機器制御装置。
  7. 機器制御に関わる制御情報を送信するホストとなる情報機器と、
    前記制御情報の送信宛先である情報機器と、
    前記ホストの情報機器と、前記送信宛先の情報機器との前記制御情報の通信経路の途中に位置する請求項1乃至請求項の何れか一つに記載の情報機器制御装置と
    を有する情報機器制御システム。
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