JPH06251033A - Pop表示システム - Google Patents

Pop表示システム

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JPH06251033A
JPH06251033A JP6143993A JP6143993A JPH06251033A JP H06251033 A JPH06251033 A JP H06251033A JP 6143993 A JP6143993 A JP 6143993A JP 6143993 A JP6143993 A JP 6143993A JP H06251033 A JPH06251033 A JP H06251033A
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JP6143993A
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Inventor
Mitsutoshi Uchida
光利 内田
Hitoshi Tezuka
仁志 手塚
Iwao Takahashi
盤 高橋
Yasuhiro Mamiyouda
康弘 間明田
Hiroshi Horiuchi
浩 堀内
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Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ショーケース前でのPOP設定・変更等の作
業をなくし、またレジにおけるオペレータミスをなくし
て、中央処理装置からの遠隔操作によりPOP端末(表
示装置)に商品に関連する価格、メッセージ等のデータ
を容易に表示させることができるPOP表示システムを
提供する。 【構成】 中央処理装置11から複数のPOP端末12
に対して表示データを微弱電波或いは特定小電力電波を
用いた無線により送信し、POP端末12では自アドレ
スのデータのみを選択して表示するPOP表示システム
であって、更にPOSシステムと接続し、中央処理装置
11に同報通信機構を、POP端末12に誤り訂正機能
とアトリビュート機能とを持たせたPOP表示システム
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小売店のショーケース
内に置かれた表示装置(POP端末)に係り、特に中央
処理装置から無線電波を利用して遠隔操作により商品の
価格又はメッセージ等を伝達するPOP表示システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スーパーマーケット及びコンビニ
エンスストア等の小売店の店内のショーケースには、図
4の概略図に示すように、ショーケース1の正面の一部
分に商品名及び価格、更には商品に関するメッセージが
表示された表示札(POPと呼ぶ)2が設けられてお
り、このPOP2をお客が見て商品の商品名及び価格を
知り、商品購入の判断基準としていた。
【0003】そして、このPOP2は、一般に、紙又は
プラスチック等で構成されている。POP2が紙の場合
は、マジック等を使って商品名及び価格、その他メッセ
ージを書き込み、この紙のPOP2をショーケース1の
正面の一部に貼るようにしていた。
【0004】また、POP2がプラスチックの場合は、
図5に示すように、予め商品名及び「円」の文字が書き
込まれたベースとなるプラスチック板3が用意され、こ
のプラスチック板3の正面一部に日々変化する価格をア
ルファベットの数字の組み合わせで表示させるために数
字板4を嵌め込む数字嵌込部5が形成されている。
【0005】そして、このプラスチックのPOP2がシ
ョーケース1の正面一部に取り付けられ、開店前には商
品の価格に対応した数字板4が数字嵌込部5に嵌め込ま
れることになっていた。
【0006】また、小売店での商品の売り上げに関する
情報を販売時点で単品毎に収集・登録・蓄積し、各品種
の分析を行うPOSシステム(Point Of Sales System)
が小売店において広く利用されている。
【0007】このPOSシステムは、光学式児童読み取
り方式のレジスタを用い、販売時点で商品に印刷された
バーコード又はOCRタグを固定スキャナやライトペン
で読み取り、売り上げ情報を収集して、単品毎の売れ行
きの動向を把握し、その情報を基に売り場の品揃えを充
実させ、不良在庫を減少させることができ、更にレジに
おける経理業務の合理化や入力ミスをなくすことができ
る利点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の紙又はプラスチックを用いた表示札(POP)で
は、以下に説明するいくつかの問題点があった。第1
に、従来のPOPにおける商品名及び価格、更にメッセ
ージ等は、実際に商品と対応させて設定しなければなら
ず、従業員の誰かが商品が置いてあるショーケースまで
出向いて、紙のPOPであれば商品名及び価格等の書き
込み、プラスチックのPOPであれば商品に対応させた
プラスチック板の設置と数字板の組み合わせによる嵌め
込み等の作業が必要になり、開店前のPOP設定に時間
が掛かるという問題点があった。
【0009】第2に、生鮮食料品等の場合には、閉店数
時間前になると、商品価格の値下げを行うことがあり、
そうなると開店時間中にショーケースにおけるPOPで
の商品の価格変更の作業を行う必要が生じ、混雑するシ
ョーケース前での価格変更作業が繁雑となるという問題
点があった。
【0010】第3に、混雑するショーケースに貼られた
紙のPOPであれば、お客が商品を取り出す時におい
て、誤って紙のPOPに触れてしまい、紙のPOPが剥
がれ落ちてしまうという問題点があった。
【0011】第4に、毎日価格が変動する商品について
は、POSデータと一致しない場合も発生し、レジにお
けるオペレータミスを誘発するという問題点があった。
【0012】第5に、毎日変るPRメッセージに対して
は、人手による書き換え作業が発生するという問題点が
あった。
【0013】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、ショーケース前でのPOP設定・変更等の作業をな
くし、またレジにおけるオペレータミスをなくして、中
央処理装置から遠隔操作によりPOP端末(表示装置)
に商品名及び商品価格、更にメッセージ等を容易に表示
させることができるPOP表示システムを提供すること
を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための請求項1記載の発明は、POP表示システ
ムにおいて、中央側アンテナを備えた中央処理装置と、
端末側アンテナ及び小売店のショーケースの正面一部に
取り付けられる表示部を備えた複数のPOP端末とを有
し、前記中央処理装置がデータに送信先のPOP端末の
アドレスを付し、前記中央側アンテナを介して無線電波
により前記複数のPOP端末に向けて送信する中央処理
装置であって、前記POP端末が前記データを前記端末
側アンテナを介して受信し、前記データに付されたアド
レスが自POP端末のアドレスであるかの判定を行い、
自POP端末のアドレスであれば前記表示部に前記デー
タの表示を行うPOP端末であることを特徴としてい
る。
【0015】上記従来例の問題点を解決するための請求
項2記載の発明は、請求項1記載のPOP表示システム
において、前記中央処理装置をPOSシステムに接続
し、前記POSシステムにおける商品価格と前記POP
表示システムにおける商品価格とを連動させたことを特
徴としている。
【0016】上記従来例の問題点を解決するための請求
項3記載の発明は、請求項1記載のPOP表示システム
において、前記中央処理装置に前記複数のPOP端末に
対する同報通信機能を持たせたことを特徴としている。
【0017】上記従来例の問題点を解決するための請求
項4記載の発明は、請求項1記載のPOP表示システム
において、前記POP端末に受信したデータに対する誤
り訂正機能を持たせたことを特徴としている。
【0018】上記従来例の問題点を解決するための請求
項5記載の発明は、請求項1記載のPOP表示システム
において、前記POP端末毎に表示する数字・文字を特
別に強調させる属性を持たせ、自POP端末のアドレス
が付されたデータを受信すると、前記属性に従って前記
データの表示を行うPOP端末であることを特徴として
いる。
【0019】上記従来例の問題点を解決するための請求
項6記載の発明は、請求項1記載のPOP表示システム
において、前記POP端末の表示部に大型表示装置を用
い、自POP端末のアドレスのデータを蓄積し、前記蓄
積したデータを時分割に表示する表示制御部を有するP
OP端末であることを特徴としている。
【0020】
【作用】請求項1記載の発明によれば、中央処理装置か
ら複数のPOP端末に対して表示データを無線電波を用
いた無線により送信し、POP端末では自POP端末の
アドレスのあるデータのみを表示させるPOP表示シス
テムとしているので、商品に関する価格等の設定・変更
をショーケース前で行う必要はなく、遠隔操作にて集中
して必要なデータを表示させることができるため、商品
価格等の設定・変更の作業を簡易にすることができる。
【0021】請求項2記載の発明によれば、POSシス
テムに中央処理装置を接続して、POSシステムとPO
Pシステムとの間で商品価格を連動させる請求項1記載
のPOP表示システムとしているので、POSシステム
との連動によりレジでの入力ミスをなくし、更に小売店
における経営の合理化を図ることができる。
【0022】請求項3記載の発明によれば、中央処理装
置に同報通信機能を持たせた請求項1記載のPOP表示
システムとしているので、同種の商品について表示する
POP端末に対して表示の不一致を防止し、更にデータ
の送受信処理を簡易にすることができる。
【0023】請求項4記載の発明によれば、POP端末
にデータに対する誤り訂正機能を持たせた請求項1記載
のPOP表示システムとしているので、商品関連のデー
タを高信頼に表示することができ、また中央処理装置か
らのデータ再送が減少するため、通信処理を簡易にする
ことができる。
【0024】請求項5記載の発明によれば、POP端末
毎に数字・文字を特別に強調させる属性を持たせてデー
タの表示を行う請求項1記載のPOP表示システムとし
ているので、各POP端末毎に特色のある表示が可能と
なり、ショーケースにおいて商品毎に特色ある表示を行
えば、商品関連データを容易に認識することができる。
【0025】請求項6記載の発明によれば、POP端末
にメッセージ等のデータを蓄積し、大型表示装置に時分
割に表示する表示制御部を設けた請求項1記載のPOP
表示システムとしているので、毎日変るメッセージを遠
隔操作操作で表示でき、多種多様のメッセージを一度に
受信してもメッセージの蓄積及び時分割表示ができるた
め、メッセージ等の表示作業を簡易にすることができ
る。
【0026】
【実施例】本発明の一実施例について図面を参照しなが
ら説明する。図1は、本発明の一実施例に係るPOP表
示システムの構成ブロック図である。本実施例のPOP
表示システムは、図1のシステム構成ブロック図に示す
ように、線状の通信網10に中央処理装置11及び各端
末11′が接続された構成となっており、更に中央処理
装置11との間で無線によるデータ伝送を行う複数のP
OP端末12とから構成されている。
【0027】次に、本実施例のPOP表示システムにお
ける各部の構成について説明する。まず、本実施例の中
央処理装置11について具体的に説明する。中央処理装
置11は、複数あるPOP端末12を集中制御する処理
装置で、表示させるメッセージを作成したり、各POP
端末12に対応する商品の価格を商品コードによって検
索し、対応のPOP端末12に送信するための価格デー
タのセットを行ったり、また、データ送信対象のPOP
端末12の送信先(指定アドレス)を入力したりするも
のである。
【0028】そして、中央処理装置11から引き出され
たRC232Cのケーブルを介して中央側アンテナ13
が設けられている。尚、中央処理装置11とPOP端末
12との間では、微弱電波或いは特定小電力電波を使用
して無線通信を行うことにしている。
【0029】更に、中央処理装置11には、無線モデム
と汎用インタフェースが準備されており、送信コマンド
により無線モデムでデータを変調して微弱電波或いは特
定小電力電波にて中央側アンテナ13からPOP端末1
2に伝送するものである。
【0030】また、中央処理装置11に、各POP端末
12に対する同報転送機能を持たせるようにしており、
全て又はあるグループのPOP端末12に対して同一の
データを一度に転送することができる。尚、本実施例に
おける同報転送機能は、通信分野において一般的に使用
されている同報転送機能を応用している。
【0031】更に、各POP端末12の電源(Power )
ON/OFFの制御を中央処理装置11からの指示によ
り遠隔操作で行えるようにすることもできる。
【0032】次に、本実施例のPOP端末12について
具体的に説明する。POP端末12は、1行×12桁の
表示領域を有する蛍光表示管14と、その蛍光表示管1
4にRS422のケーブルを介して接続する端末側アン
テナ15とから構成されている。尚、表示素子として蛍
光表示管を用いたが、文字表示が可能であれば、LED
素子、液晶表示素子であっても構わない。従って、図1
において、蛍光表示管14の代りにLED表示装置1
4′を用いた例を示している。
【0033】また、POP端末12には、無線モデムと
汎用インタフェースが準備されており、端末側アンテナ
15で受信した信号を無線モデムで復調し、汎用インタ
フェースにてデータの変換が為され、各POP端末12
内に送り込まれるようになっている。
【0034】POP端末12内では、送信されて来たデ
ータに付されたアドレスが自アドレスであるかの比較を
行い、自アドレスである場合にのみ、POP端末12内
のメモリ等にデータを蓄積し、このデータに基づいて商
品名、価格又はメッセージを蛍光表示管14に表示させ
るようになっている。
【0035】更に、POP端末12は、受信データに関
する誤り訂正機能を有し、誤り訂正可能な場合は、中央
処理装置11にACK(正常終了)信号を送出し、誤り
訂正不可能な場合は、中央処理装置11にNAC(異常
終了)信号を送出するようになっている。尚、本実施例
のPOP端末12に設けられた誤り訂正機能は、通信分
野で一般的に利用されている誤り訂正機能を用いてい
る。
【0036】また、各POP端末12には、数字・文字
強調等のアトリビュート(属性)機能を持たせ、予め、
中央処理装置11からPOP端末12毎にアトリビュー
トの指定を行い、POP端末12内のメモリに指定され
たアトリビュートを記憶保持させ、該アトリビュートに
従ってデータの表示を行わせることができるようにして
いる。
【0037】次に、中央処理装置11とPOP端末12
との間における通信方式について説明する。まず、中央
処理装置11からデータがPOP端末12へ微弱電波或
いは特定小電力電波による無線で伝送される。そして、
POP端末12で正常なデータを受信するか誤り訂正可
能な範囲のデータを受信すると、中央処理装置11に向
けてACK(正常終了)信号を送出し、半二重動作を行
う。
【0038】また、POP端末12で誤り訂正不可能な
異常なデータを受信すると、中央処理装置11にNAC
(異常終了)信号を送出し、再送要求を行う。そして、
この再送要求に従い、中央処理装置11は再度データの
送信を行うものである。
【0039】次に、本実施例のPOP端末システムの使
用方法について説明する。本実施例のPOP端末12
は、図2の概略図に示すように、ショーケース1の正面
の一部分に蛍光表示管14が設置され、ショーケース1
の上面に各POP端末12の端末側アンテナ15が設け
られ、更に蛍光表示管14と端末側アンテナ15とをR
S422のケーブルで接続している。また、同一内容を
表示する蛍光表示管14が複数あるときは、RS422
のケーブルを分岐させて1つの端末用アンテナ15を兼
用するようにしている。
【0040】そして実際の使用方法は、まず、中央処理
装置11のキーボード等の入力部から各POP端末12
に送信するデータのセットを行う。ここで、データと
は、商品名、商品の価格又は商品に関するメッセージ等
である。
【0041】また、本実施例のPOP表示システムは、
線状通信網10でPOSシステムに接続しているため、
POSシステムで設定された商品価格に連動して中央処
理装置11に価格等のデータをセットすることも可能で
ある。尚、中央処理装置11におけるデータセットに
は、送信先のPOP端末のアドレスを付加する。
【0042】次に、セットされたデータは、送信コマン
ドにより中央処理装置11の汎用インタフェースで変換
され、無線モデムで変調されて微弱電波或いは特定小電
力電波で中央側アンテナ13から全てのPOP端末12
へ電波が伝送される。
【0043】すると、POP端末12側では、端末側ア
ンテナ15を介して受信した微弱電波或いは特定小電力
電波を無線モデムで復調し、端末の汎用インタフェース
で変換されて端末内にデータが取り入れられる。そし
て、POP端末12内では受信したデータが自アドレス
のものであるかどうかのチェックを行い、自アドレスの
ものであれば、該データに基づいて蛍光表示管14或い
はLED表示装置14′での表示動作を行うようになっ
ている。
【0044】尚、POP端末12における誤り訂正機能
で伝送データの誤りを訂正するが、誤り訂正の範囲を越
えた異常データを受信した時は、中央処理装置11にデ
ータの再送要求を返送する。また、各POP端末12に
設けられたアトリビュート機能により文字強調の指示が
為されていれば文字を強調して蛍光表示管14に表示す
る。
【0045】次に、別の実施例のPOP表示システムに
ついて図3を使って説明する。図3(a)は、別の実施
例のPOP表示システムの構成ブロック図であり、図3
(b)は、別の実施例のPOP表示システムの設置状況
を示す概略図である。別の実施例のPOP表示システム
は、図3に示すように、POP端末12の構成が、ショ
ーケース1の上部正面に大型のLED表示装置14′が
設けられ、端末側アンテナ15を有する無線モデムとL
ED表示装置14′との間に表示制御部16が設けられ
ている。
【0046】そして、表示制御部16内には、受信した
メッセージ等のデータを蓄積するメモリ等の蓄積手段が
設けられ、更に蓄積したメッセージを時分割表示する時
分割表示機能を備えている。このように、大型のLED
表示装置14′を用いることにより、メッセージデータ
をテロップ表示でき、またメッセージの蓄積及び時分割
表示機能により、毎日変るメッセージを遠隔操作操作で
表示でき、多種多様のメッセージを一度に受信してもメ
ッセージの蓄積及び時分割表示ができるため、メッセー
ジ等の表示作業を簡易にすることができる。
【0047】本実施例のPOP表示システムによれば、
微弱電波或いは特定小電力電波を用いて中央処理装置1
1からショーケース1に設けられた蛍光表示管14を有
するPOP端末12に価格等の商品に関するデータを無
線通信にて伝送するようにしているので、毎日変化する
商品価格、メッセージ等を遠隔操作で設定でき、従業員
の誰かが商品が置いてあるショーケース1まで出向いて
商品価格等の設定をする必要がなくなり、従来の開店前
のPOP設定に要していた時間を大幅に削減できる効果
がある。
【0048】また、開店時間中に商品価格等を変更する
必要が生じた時に、遠隔操作であるために混雑するショ
ーケース1前で価格変更を行う作業がなくなり、価格変
更をスムーズに行うことができる効果がある。
【0049】更に、従来のショーケース1に貼られた紙
のPOPではないので、ショーケース1から剥がれ落ち
てしまうという心配がなく、信頼性の高い表示装置とす
ることができる効果がある。また、POP端末12に受
信データの誤り訂正の機能を持たせているので、データ
を高信頼に表示させることができ、また中央処理装置1
1とPOP端末12との間で再送要求及びデータの再送
が少なくなるので、通信処理を簡易にすることができる
効果がある。
【0050】また、中央処理装置11に同報通信機能を
持たせているので、全POP端末12又はあるグループ
のPOP端末12に対して同一内容のデータを伝送する
ことができ、同種類の商品間で価格等の不一致が発生せ
ず、また同時に送信できるため中央処理装置11と複数
のPOP端末12との間の通信処理を簡易にすることが
できる効果がある。
【0051】更に、本実施例のPOP表示システムは、
POSシステムと連動するようにしているので、毎日価
格が変動する商品について、POSデータと一致させる
ことができ、レジにおけるオペレータミスを誘発するこ
とがなく、小売店における信頼性を向上させることがで
きる効果がある。
【0052】また、別の実施例のPOP表示システムに
よれば、LED表示装置14′の大型表示装置を用いる
ことで、メッセージのPRを強調でき、更に多種多様の
メッセージを一度に受信してもメッセージの蓄積及び時
分割表示ができるため、メッセージ等の表示作業を簡易
にすることができる効果がある。
【0053】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、中央処理
装置から複数のPOP端末に対して表示データを無線電
波を用いた無線により送信し、POP端末では自POP
端末のアドレスのあるデータのみを表示させるPOP表
示システムとしているので、商品に関する価格等の設定
・変更をショーケース前で行う必要はなく、遠隔操作に
て集中して必要なデータを表示させることができるた
め、商品価格等の設定・変更の作業を簡易にすることが
できる効果がある。
【0054】請求項2記載の発明によれば、POSシス
テムに中央処理装置を接続して、POSシステムとPO
Pシステムとの間で商品価格を連動させる請求項1記載
のPOP表示システムとしているので、POSシステム
との連動によりレジでの入力ミスをなくし、更に小売店
における経営の合理化を図ることができる効果がある。
【0055】請求項3記載の発明によれば、中央処理装
置に同報通信機能を持たせた請求項1記載のPOP表示
システムとしているので、同種の商品について表示する
POP端末に対して表示の不一致を防止し、更にデータ
の送受信処理を簡易にすることができる効果がある。
【0056】請求項4記載の発明によれば、POP端末
にデータに対する誤り訂正機能を持たせた請求項1記載
のPOP表示システムとしているので、商品関連のデー
タを高信頼に表示することができ、また中央処理装置か
らのデータ再送が減少するため、通信処理を簡易にする
ことができる効果がある。
【0057】請求項5記載の発明によれば、POP端末
毎に数字・文字を特別に強調させる属性を持たせてデー
タの表示を行う請求項1記載のPOP表示システムとし
ているので、各POP端末毎に特色のある表示が可能と
なり、ショーケースにおいて商品毎に特色ある表示を行
えば、商品関連データを容易に認識することができる効
果がある。
【0058】請求項6記載の発明によれば、POP端末
にメッセージ等のデータを蓄積し、大型表示装置に時分
割に表示する表示制御部を設けた請求項1記載のPOP
表示システムとしているので、毎日変るメッセージを遠
隔操作操作で表示でき、多種多様のメッセージを一度に
受信してもメッセージの蓄積及び時分割表示ができるた
め、メッセージ等の表示作業を簡易にすることができる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るPOP表示システムの
構成ブロック図である。
【図2】本実施例のPOP端末の設置状況を示す概略図
である。
【図3】別の実施例のPOP表示システムの構成ブロッ
ク図である。
【図4】従来のショーケースに貼られたPOPの状況を
示す概略図である。
【図5】従来のプラスチックのPOPを示す概略図であ
る。
【符号の説明】
1…ショーケース、 2…POP、 3…プラスチック
板、 4…数字板、5…数字嵌込部、 10…線状通信
網、 11…中央処理装置、 11′…端末、 12…
POP端末、 13…中央側アンテナ、 14…蛍光表
示管、 14′…LED表示装置、 15…端末側アン
テナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 間明田 康弘 東京都港区虎ノ門二丁目3番13号 国際電 気株式会社内 (72)発明者 堀内 浩 東京都港区虎ノ門二丁目3番13号 国際電 気株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央側アンテナを備えた中央処理装置
    と、端末側アンテナ及び小売店のショーケースの正面一
    部に取り付けられる表示部を備えた複数のPOP端末と
    を有し、前記中央処理装置がデータに送信先のPOP端
    末のアドレスを付し、前記中央側アンテナを介して無線
    電波により前記複数のPOP端末に向けて送信する中央
    処理装置であって、前記POP端末が前記データを前記
    端末側アンテナを介して受信し、前記データに付された
    アドレスが自POP端末のアドレスであるかの判定を行
    い、自POP端末のアドレスであれば前記表示部に前記
    データの表示を行うPOP端末であることを特徴とする
    POP表示システム。
  2. 【請求項2】 前記中央処理装置をPOSシステムに接
    続し、前記POSシステムにおける商品価格と前記PO
    P表示システムにおける商品価格とを連動させたことを
    特徴とする請求項1記載のPOP表示システム。
  3. 【請求項3】 前記中央処理装置に前記複数のPOP端
    末に対する同報通信機能を持たせたことを特徴とする請
    求項1記載のPOP表示システム。
  4. 【請求項4】 前記POP端末に受信したデータに対す
    る誤り訂正機能を持たせたことを特徴とする請求項1記
    載のPOP表示システム。
  5. 【請求項5】 前記POP端末毎に表示する数字・文字
    を特別に強調させる属性を持たせ、自POP端末のアド
    レスが付されたデータを受信すると、前記属性に従って
    前記データの表示を行うPOP端末であることを特徴と
    する請求項1記載のPOP表示システム。
  6. 【請求項6】 前記POP端末の表示部に大型表示装置
    を用い、自POP端末のアドレスのデータを蓄積し、前
    記蓄積したデータを時分割に表示する表示制御部を有す
    るPOP端末であることを特徴とする請求項1記載のP
    OP表示システム。
JP6143993A 1993-02-26 1993-02-26 Pop表示システム Pending JPH06251033A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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