JP4317374B2 - 設定確認器および設定確認方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばマイコンメータなどのデータ端末と、このデータ端末と接続されデータ端末と所定のセンタとの間で送受信される信号を転送するために通信プロトコルの変換を行うプロトコル変換アダプタとにより構成されるシステムに使用される設定確認器および設定確認方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、種々の設定確認器等が既に市販されている。例えば、共通型NCU(Network Control Unit)用設定器の情報がWWW(World Wide Web)サーバによって閲覧可能となっている(非特許文献1参照)。その閲覧画面情報によれば、共通型NCU用設定器は、共通型NCUに対する設定が可能、NCU取り付け工事時にメータの初期設定が可能、そしてメンテナンス時のメータに対する設定・要求・制御が可能であることを特長としている。
【0003】
また、上記共通型NCU用設定器は、NCUのID番号設定、NCUのアドレス番号設定、NCUの電池電圧低下等の通報先電話番号設定、5ビットポートのID番号設定、アラーム情報の通報先電話番号設定、検針値の通報先電話番号設定、接点ポートのID番号設定、接点ポートの通報先電話番号設定、これら8項目の一括設定、NCUの通信テストなどの各種機能を有している。
【0004】
なお、特許文献1には、ガス、電気または水道の使用量の計量を行うメータであって、メータが本来備える計量機能以外の追加機能を導入する複数種のアダプタ部との通信を行うインターフェース部を備えてなるアダプタ式メータが開示されている。ここでいうメータとはいわゆるマイコンメータのことであり、例えばガス用のマイコンメータは、ガスの使用量を計量するだけでなく、ガス供給を停止するための遮断弁、地震を検知する感震器、ガス供給圧力の低下や上昇を検知する圧力センサおよびそれらのセンサからのセンサ入力により保安機能を作動させるための判定部、遮断弁を遮断させる遮断信号出力部、異常時に外部より確認できるように表示させる表示部などを備えていると記載されている。
【0005】
【非特許文献1】
“TG Information NETwork Co., Ltd. 共通型NCU測定器”、[平成15年2月21日検索]、インターネット<URL:http://www.tg-inet.co.jp/amr/3_9.html>
【0006】
【特許文献1】
特開2002−150459号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、NCUなどを用いてマイコンメータ側のシステムとセンタ側のシステムとを結んで構築される遠隔監視システムにおけるマイコンメータ側のシステムには、様々な構築例があり、例えばマンションなどでは、プロトコル変換アダプタを介してマイコンメータをNCUなどに接続する場合がある。
【0008】
そして、プロトコル変換アダプタには、マイコンメータと接続される例えばRS−232Cなどのメータ端子と、NCUなどを介して公衆通信網と接続されこの公衆通信網を介してセンタと接続されるLAN(Local Area Network)端子とを備え、マイコンメータとセンタとの間で送受信される信号を転送するために、メータ端子側の通信プロトコルとLAN端子側の通信プロトコルとの変換を行うものがある。
【0009】
この場合、上記LAN端子は、例えばDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol) 機能を有するとともにローカルIP(Internet Protocol) アドレスとグローバルIPアドレスとの変換をするNAT(Network Address Translation) 機能などを有するDCE(Data Circuit terminating Equipment)に接続される。そして、プロトコル変換アダプタは、例えば、予め設定されたセンタのグローバルIPアドレス、DCEから割り当てられたローカルIPアドレスおよび予め設定された当該プロトコル変換アダプタのIDなどを用いて、LAN端子側の通信を行うことになる。
【0010】
しかしながら、上記プロトコル変換アダプタが使用される構成では、何らかの原因でデータ端末としてのマイコンメータとセンタとの間で通信をすることができなくなることがある。
【0011】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、少なくともネットワーク端子側の通信機能の正常性を確認することができ、データ端末とセンタとの間で通信をすることができなくなった原因がプロトコル変換アダプタ側にあるのかどうかを判別することができる設定確認器および設定確認方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための請求項1記載の発明は、所定情報を得るデータ端末と、このデータ端末と接続されるデータ端末端子、および通信網と接続されこの通信網を介して所定のセンタと接続されるネットワーク端子を備え、前記データ端末と前記センタとの間で送受信される信号を転送するために、前記データ端末端子側の通信プロトコルと前記ネットワーク端子側の通信プロトコルとの変換を行うプロトコル変換アダプタとを含むシステムにおいて使用される設定確認器であって、前記プロトコル変換アダプタには、前記データ端末端子側の通信プロトコルと前記ネットワーク端子側の通信プロトコルとの変換を行うプロトコル変換手段と、前記ネットワーク端子側の通信に使用している当該プロトコル変換アダプタのアドレス情報を保持する保持手段と、前記データ端末端子と同一または別の端子であって、前記保持手段で保持されているアドレス情報を出力する出力手段とが設けられており、前記保持手段には、前記アドレス情報を含む内部情報が保持されており、前記プロトコル変換アダプタの出力手段からこの出力手段の通信プロトコルに従って通信をし、この通信によって前記出力手段から前記保持手段で保持されている前記プロトコル変換アダプタのアドレス情報を取得し、前記プロトコル変換アダプタから取得された、前記ネットワーク端子側の通信に使用しているそのプロトコル変換アダプタのアドレス情報を用いて、前記ネットワーク端子からこのネットワーク端子側の通信プロトコルに従って通信をし、この通信に基づいて、前記アドレス情報を用いた前記プロトコル変換アダプタの通信機能が正常であるかどうかを示すとともに、前記プロトコル変換アダプタの出力手段からこの出力手段の通信プロトコルに従って通信をし、この通信によって前記出力手段から前記保持手段で保持されている内部情報を取得し、前記ネットワーク端子からこのネットワーク端子側の通信プロトコルに従って通信をし、この通信によって前記ネットワーク端子から前記保持手段で保持されている内部情報を取得し、これら双方の内部情報を比較することにより、前記内部情報の不整合発生の有無を示すことを特徴とする。
【0014】
請求項記載の発明は、請求項記載の設定確認器において、前記ネットワーク端子からこのネットワーク端子側の通信プロトコルに従って通信をする直前に、前記プロトコル変換アダプタのアドレス情報を取得することを特徴とする。
【0015】
請求項記載の発明は、請求項1または2記載の設定確認器において、前記プロトコル変換アダプタのアドレス情報を取得すれば、前記ネットワーク端子側の通信プロトコルに従って通信をするための設定に自己を自動的に変更した後、前記アドレス情報を用いて、前記ネットワーク端子からこのネットワーク端子側の通信プロトコルに従って通信をすることを特徴とする。
【0017】
請求項記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載の設定確認器において、表示手段を備え、前記プロトコル変換アダプタのデータ端末端子または出力手段に接続され、このデータ端末端子または出力手段側の通信プロトコルに従って、前記プロトコル変換アダプタと初期化通信をし、この初期化通信の成否を前記表示手段に表示することを特徴とする。
【0018】
請求項記載の発明は、請求項1からのいずれかに記載の設定確認器において、表示手段を備え、前記プロトコル変換アダプタのネットワーク端子に接続され、このネットワーク端子側の通信プロトコルに従って、前記マイコンメータと検針値取得のためのメータ検針通信をし、このメータ検針通信の成否を前記表示手段に表示することを特徴とする。
【0019】
請求項記載の発明は、所定情報を得るデータ端末と、このデータ端末と接続されるデータ端末端子、および通信網と接続されこの通信網を介して所定のセンタと接続されるネットワーク端子を備え、前記データ端末と前記センタとの間で送受信される信号を転送するために、前記データ端末端子側の通信プロトコルと前記ネットワーク端子側の通信プロトコルとの変換を行うプロトコル変換アダプタとを含むシステムにおいて使用され、前記プロトコル変換アダプタには、前記データ端末端子側の通信プロトコルと前記ネットワーク端子側の通信プロトコルとの変換を行うプロトコル変換手段と、前記ネットワーク端子側の通信に使用している当該プロトコル変換アダプタのアドレス情報を保持する保持手段と、前記データ端末端子と同一または別の端子であって、前記保持手段で保持されているアドレス情報を出力する出力手段とが設けられている設定確認器によって実行される設定確認方法であって、前記保持手段には、前記アドレス情報を含む内部情報が保持されており、前記プロトコル変換アダプタの出力手段からこの出力手段の通信プロトコルに従って通信をし、この通信によって前記出力手段から前記保持手段で保持されている前記プロトコル変換アダプタのアドレス情報を取得し、このプロトコル変換アダプタのアドレス情報を用いて、前記ネットワーク端子からこのネットワーク端子側の通信プロトコルに従って通信をし、この通信に基づいて、前記アドレス情報を用いた前記プロトコル変換アダプタの通信機能が正常であるかどうかを示すとともに、前記プロトコル変換アダプタの出力手段からこの出力手段の通信プロトコルに従って通信をし、この通信によって前記出力手段から前記保持手段で保持されている内部情報を取得し、前記ネットワーク端子からこのネットワーク端子側の通信プロトコルに従って通信をし、この通信によって前記ネットワーク端子から前記保持手段で保持されている内部情報を取得し、これら双方の内部情報を比較することにより、前記内部情報の不整合発生の有無を示すことを特徴とする。
【0020】
請求項記載の発明は、請求項記載の設定確認方法において、前記ネットワーク端子からこのネットワーク端子側の通信プロトコルに従って通信をする直前に、前記プロトコル変換アダプタのアドレス情報を取得することを特徴とする。
【0021】
請求項記載の発明は、請求項または記載の設定確認方法において、前記プロトコル変換アダプタのアドレス情報を取得すれば、前記ネットワーク端子側の通信プロトコルに従って通信をするための設定に自己を自動的に変更した後、前記アドレス情報を用いて、前記ネットワーク端子からこのネットワーク端子側の通信プロトコルに従って通信をすることを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1は本発明による一実施形態の設定確認器などの構成を示す図、図2は同設定確認器などを示す模式図、図3は同設定確認器の使用対象となる遠隔監視システムの構築例を示す図、図4,図5は同設定確認器の表示例を示す図、図6から図10はそれぞれ同設定確認器によるメータ端子通信、アドレス情報自動設定、LAN端子通信、初期化通信、メータ検針の動作説明図である。
【0024】
先ず、図1,図2に示す本実施形態の設定確認器1が使用される遠隔監視システムについて説明すると、この遠隔監視システムは、図3に示すように、データ端末としてのマイコンメータ2と、プロトコル変換アダプタ3と、DCE4と、センタ5とにより構築される。ただし、DCE4には、マイコンメータ2が接続されたプロトコル変換アダプタ3が複数組み接続される。
【0025】
マイコンメータ2は、例えば、ガス、電気または水道用などの従来と同様のものであり、図2の例では、ガス用のマイコンメータになっている。
【0026】
図3に戻って、プロトコル変換アダプタ3は、マイコンメータ2とセンタ5との間で送受信される信号を転送するために、マイコンメータ2側の通信プロトコルとセンタ5側の通信プロトコルとの変換を行うものであり、メータ端子部31(データ端末端子)と、拡張端子部32と、LAN端子部33(ネットワーク端子)と、通信インターフェース部34,35と、制御部30とを備えている。
【0027】
メータ端子部31は、例えばRS−232Cなどのシリアル通信規格に準拠した端子により構成され、マイコンメータ2と接続される。拡張端子部32は、例えばRS−232Cなどのシリアル通信規格に準拠した端子により構成され、設定確認器1と接続される。
【0028】
LAN端子部33は、例えばIEEE802.3などのLAN規格(10BASE-T, 100BASE-TXなど)に準拠した端子により構成され、DCE4を介して公衆通信網N1と接続され、この公衆通信網N1、インターネットN2、センタ5側の公衆通信網N3を介して、センタ5と接続される。
【0029】
通信インターフェース部34は、例えばRS−232Cなどのシリアル通信規格に準拠したインターフェースであり、メータ端子部31および拡張端子部32と接続される。通信インターフェース部35は、例えばIEEE802.3などのLAN規格に準拠したインターフェースであり、LAN端子部33と接続される。
【0030】
制御部30は、例えばCPUおよび記憶装置などを備えるマイコンなどにより構成され、プロトコル変換アダプタ3全般の制御などの処理を行うための各種処理機能を有している。
【0031】
例えば、メータ端子部31側の通信プロトコルとLAN端子部33側の通信プロトコルとの変換を行うプロトコル変換機能300、および予め設定されたセンタ5のアドレス情報(グローバルIPアドレス)、LAN端子部33側の通信に使用している自己のアドレス情報(ローカルIPアドレス)および当該プロトコル変換アダプタ3のID(ADP−ID)などの各種情報を保持する各種情報保持機能301などが具備される。また、各種情報保持機能301で保持されている内部情報としての各種情報を、メータ端子部31、拡張端子部32またはLAN端子部33からの出力要求に従って、この出力要求のあった、通信インターフェース部34または通信インターフェース部35を介してメータ端子部31、拡張端子部32またはLAN端子部33から出力する処理機能が設けられる。さらに、メータ端子部31または拡張端子部32からの初期化指示に従って、初期化をするとともに初期化情報を、通信インターフェース部34を介して上記初期化指示のあった、メータ端子部31または拡張端子部32から出力する処理機能が設けられる。
【0032】
なお、図3(図1も)の例では、各種情報保持機能301で保持されているアドレス情報を出力する出力手段として、メータ端子部31とは別に拡張端子部32が設けられる構成になっているが、これに限らず、拡張端子部32をメータ端子部31で兼用する構成でもよい。あるいは逆に、拡張端子部32専用の通信インターフェース部を通信インターフェース部34とは別に設ける構成でもよい。
【0033】
DCE4は、例えばDHCP機能およびNAT機能などを有するデータ回線終端装置である。なお、DCE4は、一体の装置でも、あるいは幾つかの機能を別体としたシステムでもよい。
【0034】
センタ5は、例えばNCU51およびセンタ装置50などにより構成され、通信網N、DCE4およびプロトコル変換アダプタ3を介してマイコンメータ2と双方向通信可能に接続される。
【0035】
次に、本実施形態の設定確認器1について説明すると、上記遠隔監視システムにおけるマイコンメータ2側のシステムに使用される設定確認器1は、図1に示すように、入力部11と、拡張側端子部12と、LAN側端子部13と、通信インターフェース部14,15と、表示部16と、制御部10とを備えている。
【0036】
入力部11は、操作入力をするためのものであり、キーボードおよびポインティングデバイス(例えばトラックパッド)などにより構成される。
【0037】
拡張側端子部12は、拡張端子部32と同じシリアル通信規格に準拠した端子により構成され、所定のシリアル通信ケーブルを介してメータ端子部31または拡張端子部32と接続される。なお、本実施形態では、メータ端子部31および拡張端子部32が兼用ではなく別々に設けられているので、基本的には拡張側端子部12は拡張端子部32と接続される。
【0038】
LAN側端子部13は、LAN端子部33と同じLAN規格に準拠した端子により構成され、所定のLANケーブルを介してLAN端子部33と接続される。
【0039】
通信インターフェース部14は、通信インターフェース部34と同じシリアル通信規格に準拠したインターフェースであり、拡張側端子部12と接続される。通信インターフェース部15は、通信インターフェース部35と同じLAN規格に準拠したインターフェースであり、LAN側端子部13と接続される。
【0040】
表示部16は、各種情報を表示するものであり、例えば液晶表示装置により構成される。
【0041】
制御部10は、例えばCPUおよび記憶装置などにより構成され、マイコンメータ2側のシステム全般の検査などを行うための各種処理機能を有している。例えば、表示部16の初期画面として図4の例に示すログイン画面を表示部16に表示し、例えば当該制御部10の記憶装置などに予め記憶しているIDおよびパスワードが入力部11を介して入力されると、図5の例に示すように、「メータ端子通信」、「LAN端子通信」、「初期化通信」、「メータ検針」などのボタンを表示部16に表示する処理機能が設けられる。
【0042】
このほか、メータ端子通信機能100、アドレス情報自動設定機能101、LAN端子通信機能102、初期化通信機能103、メータ検針機能104、表示処理機能105などが設けられる。これらのうち表示処理機能105は、上記100,102〜104の各機能による通信の成否をその機能と協調して表示部16に表示するための処理を実行する機能である。以下、100〜104の各機能についてその動作とともに順次説明する。
【0043】
メータ端子通信機能100は、「メータ端子通信」のボタンを押す操作入力が入力部11から得られると、通信インターフェース部14を介してプロトコル変換アダプタ3と「R」通信(各種情報保持機能301に保持されている全項目の全情報出力要求)をし、この通信の成否を表示部16に表示する機能である。
【0044】
この通信の成功時の動作について図6をさらに用いて説明すると、先ず、メータ端子通信機能100から通信インターフェース部14,34などを介して制御部30に起動電文「W」が送信され、これに応じて、各種情報保持機能301から通信インターフェース部34,14などを介してメータ端子通信機能100にADP−IDを含む応答電文が返信される。これにより、プロトコル変換アダプタ3のID(ADP−ID)が設定確認器1の制御部10に取得される。この後、メータ端子通信機能100から通信インターフェース部14,34などを介して制御部30に全項目要求「R」が出され、これに応じて、各種情報保持機能301から通信インターフェース部34,14などを介してメータ端子通信機能100に全項目応答「D」がなされる。そして全項目の全情報(内部情報)取得後、メータ端子通信機能100から通信インターフェース部14,34などを介して制御部30に終了電文「E」が送信される。
【0045】
プロトコル変換アダプタ3における拡張端子部32(メータ端子部31)側の通信機能が正常であれば、上記図6のように、プロトコル変換アダプタ3から各種情報保持機能301に保持されている全情報が設定確認器1に送信されてくるので、上記通信の成功を示すために、その全情報または通信の成功したことを表示部16に表示する処理が実行される。一方、例えば所定時間内にプロトコル変換アダプタ3からの応答が無ければ、上記通信の失敗したことを表示部16に表示する処理が実行される。このようなメータ端子通信機能100によれば、プロトコル変換アダプタ3における拡張端子部32(メータ端子部31)側の通信機能が正常であるかどうかを知ることができる。
【0046】
アドレス情報自動設定機能101は、プロトコル変換アダプタ3のアドレス情報を取得すれば、LAN側端子部13およびLAN端子部33側の通信プロトコルに従って通信をするための設定に自己を自動的に変更する機能である。
【0047】
この機能による動作について図7をさらに用いて説明する。ただし、設定確認器1には、アドレス情報自動設定機能101を有効ないし無効に切り替えるための切替設定手段が設けられているとする。
【0048】
プロトコル変換アダプタ3のアドレス情報が取得されると(S1)、そのアドレス情報を基に、設定確認器1の現在のアドレス情報でプロトコル変換アダプタ3と通信可能であるかどうかが判断される(S2)。
【0049】
通信可能であれば(S2で「通信可能」)、アドレス情報自動設定の処理が終了し、例えばプロトコル変換アダプタ3のLAN端子の正常性確認(S6)などの処理に移行可能となる。
【0050】
通信不可であれば(S2で「通信不可」)、切替設定手段で有効(「On」)に切り替えられているかどうかの確認がなされる(S3)。
【0051】
有効であれば(S4で「On」)、LAN側端子部13およびLAN端子部33側の通信プロトコルに従って通信をするための設定に自己を自動的に変更する処理が実行される(S4)。例えば、プロトコル変換アダプタ3から取得されたアドレス情報とは異なる同一ネットワーク内のアドレスに変更される。この後、アドレス情報自動設定の処理が終了し、例えばプロトコル変換アダプタ3のLAN端子の正常性確認(S6)などの処理に移行可能となる。
【0052】
無効であれば(S4で「Off」)、アドレス情報自動設定の処理が終了し、LAN側端子部13およびLAN端子部33側の通信プロトコルに従って通信をするための設定に手動で変更するモードに移行する。このモードでは、設定確認器1のアドレス情報が、プロトコル変換アダプタ3と通信可能なアドレス情報に手動で変更されることになる(S5)。これにより、例えばプロトコル変換アダプタ3のLAN端子の正常性確認(S6)などの処理に移行可能となる。
【0053】
LAN端子通信機能102は、「LAN端子通信」のボタンを押す操作入力が入力部11から得られると、プロトコル変換アダプタ3から取得されたそのアドレス情報を用いて、通信インターフェース部15を介してプロトコル変換アダプタ3と「R」通信をし、この通信の成否を表示部16に表示する機能である。また、LAN端子通信機能102は、当該LAN端子通信機能102の実行前にメータ端子通信機能100が実行されていなければ、当該LAN端子通信機能102の実行直前に、メータ端子通信機能100と同様の通信を実行して、プロトコル変換アダプタ3からそのアドレス情報を取得するようになっている。なお、この場合にも、アドレス情報自動設定機能101が作動する。
【0054】
LAN端子通信機能102による通信の成功時の動作について図8をさらに用いて説明すると、先ず、プロトコル変換アダプタ3から取得されたそのアドレス情報を用いることにより、LAN端子通信機能102から通信インターフェース部15,35などを介して制御部30に全項目要求「R」が出され、これに応じて、各種情報保持機能301から通信インターフェース部35,15などを介してLAN端子通信機能102に全項目応答「D」がなされる。そして全項目の全情報取得後、LAN端子通信機能102から通信インターフェース部15,35などを介して制御部30に終了電文「E」が送信される。
【0055】
プロトコル変換アダプタ3における拡張端子部32(メータ端子部31)側の通信機能およびLAN端子部33側の通信機能の双方が正常であれば、上記図8のように、プロトコル変換アダプタ3から各種情報保持機能301に保持されている全情報(内部情報)が設定確認器1に送信されてくるので、LAN端子通信の成功を示すために、その全情報またはLAN端子通信の成功したことを表示部16に表示する処理が実行される。一方、例えば所定時間内にプロトコル変換アダプタ3からの応答が無ければ、LAN端子通信の失敗したことを表示部16に表示する処理が実行される。このようなLAN端子通信機能102によれば、プロトコル変換アダプタ3におけるLAN端子部33側の通信機能が正常であるかどうかを知ることができる。なお、この場合、拡張端子部32(メータ端子部31)側から取得した内部情報とLAN端子部33側から取得した内部情報とを比較することにより、内部情報の不整合発生の有無を表示部16に表示するようにしてもよい。
【0056】
初期化通信機能103は、「初期化通信」のボタンを押す操作入力が入力部11から得られると、通信インターフェース部14を介してプロトコル変換アダプタ3と初期化通信をして初期化指示を出し、その初期化通信の成否を表示部16に表示する機能である。
【0057】
この通信の成功時の動作について図9をさらに用いて説明すると、先ず、初期化通信機能103から通信インターフェース部14,34などを介して制御部30に起動電文「W」が送信され、これに応じて、各種情報保持機能301から通信インターフェース部34,14などを介して初期化通信機能103にADP−IDを含む応答電文が返信される。これにより、プロトコル変換アダプタ3のIDが設定確認器1の制御部10に取得される。この後、初期化通信機能103から通信インターフェース部14,34などを介して制御部30に初期化指示の初期化電文「S」が送信され、これに応じて、制御部30から通信インターフェース部34,14などを介して初期化通信機能103に初期化情報を含む初期化応答「D」が返される。この後、初期化通信機能103から通信インターフェース部14,34などを介して制御部30に終了電文「E」が送信される。
【0058】
このように初期化通信が成功すれば、プロトコル変換アダプタ3から得られる初期化情報または初期化通信の成功したことを表示部16に表示する処理が実行される。一方、例えば所定時間内にプロトコル変換アダプタ3からの応答が無ければ、初期化通信の失敗したことを表示部16に表示する処理が実行される。このような初期化通信機能103によれば、プロトコル変換アダプタ3における拡張端子部32(メータ端子部31)側の通信機能が正常であるかどうかを知ることができるほか、プロトコル変換アダプタ3を初期化することができる。
【0059】
メータ検針機能104は、「メータ検針」のボタンを押す操作入力が入力部11から得られると、プロトコル変換アダプタ3から取得されたアドレス情報を用いて、通信インターフェース部15からプロトコル変換アダプタ3を介してマイコンメータ2宛に検針値の返信要求を出す検針通信をし、このメータ検針通信の成否を表示部16に表示する機能である。また、メータ検針機能104は、当該メータ検針機能104の実行前にメータ端子通信機能100が実行されていなければ、当該メータ検針機能104の実行直前に、メータ端子通信機能100と同様の通信を実行して、プロトコル変換アダプタ3からそのアドレス情報を取得するようになっている。なお、この場合にも、アドレス情報自動設定機能101が作動する。
【0060】
メータ検針機能104による通信の成功時の動作について図10をさらに用いて説明すると、先ず、プロトコル変換アダプタ3から取得されたそのアドレス情報を用いることにより、メータ検針機能104から通信インターフェース部15およびプロトコル変換アダプタ3などを介してマイコンメータ2宛に、例えば検針値の返信要求を含む起動電文「W」が出され、これに応じて、マイコンメータ2からプロトコル変換アダプタ3および通信インターフェース部15などを介してメータ検針機能104に検針値を含む応答電文「D」が返信される。この後、メータ検針機能104から通信インターフェース部15およびプロトコル変換アダプタ3を介してマイコンメータ2宛に終了電文「E」が送信される。
【0061】
マイコンメータ2の検針値返信機能が正常であるとともに、プロトコル変換アダプタ3のアドレス情報を用いたプロトコル変換アダプタ3の転送機能が正常であれば、上記図10のように、マイコンメータ2からプロトコル変換アダプタ3を介して検針値が返信されてくるので、検針通信の成功を示すために、その検針値または検針通信の成功したことを表示部16に表示する処理が実行される。一方、例えば所定時間内にマイコンメータ2からの応答が無ければ、検針通信の失敗したことを表示部16に表示する処理が実行される。このような検針値返信機能によれば、マイコンメータ2の検針値返信機能が正常であって、アドレス情報を用いたプロトコル変換アダプタ3の転送機能が正常であるかどうかを知ることができる。
【0062】
なお、本実施形態では、データ端末として、マイコンメータを備える構成になっているが、これに限らず、煙および火災などの監視を行いこの監視結果を所定情報として得る警報器、宅内の各種情報を得る宅内情報盤、人の在否検出用の人感知器(赤外線センサ)、監視カメラから所定情報として映像信号を得るセキュリティ機器、または運転状態情報を得るガス機器(リモコン部含む)などを備える構成でもよい。
【0063】
【発明の効果】
以上のことから明らかなように、請求項1記載の発明は、所定情報を得るデータ端末と、このデータ端末と接続されるデータ端末端子、および通信網と接続されこの通信網を介して所定のセンタと接続されるネットワーク端子を備え、前記データ端末と前記センタとの間で送受信される信号を転送するために、前記データ端末端子側の通信プロトコルと前記ネットワーク端子側の通信プロトコルとの変換を行うプロトコル変換アダプタとを含むシステムにおいて使用される設定確認器であって、前記プロトコル変換アダプタには、前記データ端末端子側の通信プロトコルと前記ネットワーク端子側の通信プロトコルとの変換を行うプロトコル変換手段と、前記ネットワーク端子側の通信に使用している当該プロトコル変換アダプタのアドレス情報を保持する保持手段と、前記データ端末端子と同一または別の端子であって、前記保持手段で保持されているアドレス情報を出力する出力手段とが設けられており、前記保持手段には、前記アドレス情報を含む内部情報が保持されており、前記プロトコル変換アダプタの出力手段からこの出力手段の通信プロトコルに従って通信をし、この通信によって前記出力手段から前記保持手段で保持されている前記プロトコル変換アダプタのアドレス情報を取得し、前記プロトコル変換アダプタから取得された、前記ネットワーク端子側の通信に使用しているそのプロトコル変換アダプタのアドレス情報を用いて、前記ネットワーク端子からこのネットワーク端子側の通信プロトコルに従って通信をし、この通信に基づいて、前記アドレス情報を用いた前記プロトコル変換アダプタの通信機能が正常であるかどうかを示すので、プロトコル変換アダプタから、ネットワーク端子側の通信に使用しているプロトコル変換アダプタのアドレス情報を取得することができ、少なくともネットワーク端子側の通信機能の正常性を確認することができ、データ端末とセンタとの間で通信をすることができなくなった原因がプロトコル変換アダプタ側にあるのかどうかを判別することができる。
【0064】
また、前記プロトコル変換アダプタの出力手段からこの出力手段の通信プロトコルに従って通信をし、この通信によって前記出力手段から前記保持手段で保持されている内部情報を取得し、前記ネットワーク端子からこのネットワーク端子側の通信プロトコルに従って通信をし、この通信によって前記ネットワーク端子から前記保持手段で保持されている内部情報を取得し、これら双方の内部情報を比較することにより、前記内部情報の不整合発生の有無を示すので、データ端末端子または出力手段側の通信機能およびネットワーク端子側の通信機能の双方の正常性を確認することができ、データ端末とセンタとの間で通信をすることができなくなった原因がプロトコル変換アダプタ側にあるのかどうかを判別することができる。
【0065】
請求項記載の発明は、請求項記載の設定確認器において、前記ネットワーク端子からこのネットワーク端子側の通信プロトコルに従って通信をする直前に、前記プロトコル変換アダプタのアドレス情報を取得するので、そのアドレス情報を用いて、速やかに、ネットワーク端子からこのネットワーク端子側の通信プロトコルに従って通信をすることができる。
【0066】
請求項記載の発明は、請求項1または2記載の設定確認器において、前記プロトコル変換アダプタのアドレス情報を取得すれば、前記ネットワーク端子側の通信プロトコルに従って通信をするための設定に自己を自動的に変更した後、前記アドレス情報を用いて、前記ネットワーク端子からこのネットワーク端子側の通信プロトコルに従って通信をするので、設定確認器に対する手動によるアドレス情報の設定を省くことができる。
【0068】
請求項記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載の設定確認器において、表示手段を備え、前記プロトコル変換アダプタのデータ端末端子または出力手段に接続され、このデータ端末端子または出力手段側の通信プロトコルに従って、前記プロトコル変換アダプタと初期化通信をし、この初期化通信の成否を前記表示手段に表示するので、プロトコル変換アダプタにおけるデータ端末端子または出力手段側の通信機能が正常であるかどうかを知ることができる。
【0069】
請求項記載の発明は、請求項1からのいずれかに記載の設定確認器において、表示手段を備え、前記プロトコル変換アダプタのネットワーク端子に接続され、このネットワーク端子側の通信プロトコルに従って、前記マイコンメータと検針値取得のためのメータ検針通信をし、このメータ検針通信の成否を前記表示手段に表示するので、アドレス情報を用いたプロトコル変換アダプタの転送機能が正常であるかどうかを知ることができる。
【0070】
請求項記載の発明は、所定情報を得るデータ端末と、このデータ端末と接続されるデータ端末端子、および通信網と接続されこの通信網を介して所定のセンタと接続されるネットワーク端子を備え、前記データ端末と前記センタとの間で送受信される信号を転送するために、前記データ端末端子側の通信プロトコルと前記ネットワーク端子側の通信プロトコルとの変換を行うプロトコル変換アダプタとを含むシステムにおいて使用され、前記プロトコル変換アダプタには、前記データ端末端子側の通信プロトコルと前記ネットワーク端子側の通信プロトコルとの変換を行うプロトコル変換手段と、前記ネットワーク端子側の通信に使用している当該プロトコル変換アダプタのアドレス情報を保持する保持手段と、前記データ端末端子と同一または別の端子であって、前記保持手段で保持されているアドレス情報を出力する出力手段とが設けられている設定確認器によって実行される設定確認方法であって、前記保持手段には、前記アドレス情報を含む内部情報が保持されており、前記プロトコル変換アダプタの出力手段からこの出力手段の通信プロトコルに従って通信をし、この通信によって前記出力手段から前記保持手段で保持されている前記プロトコル変換アダプタのアドレス情報を取得し、このプロトコル変換アダプタのアドレス情報を用いて、前記ネットワーク端子からこのネットワーク端子側の通信プロトコルに従って通信をし、この通信に基づいて、前記アドレス情報を用いた前記プロトコル変換アダプタの通信機能が正常であるかどうかを示すので、データ端末端子または出力手段側の通信機能およびネットワーク端子側の通信機能の双方の正常性を確認することができ、データ端末とセンタとの間で通信をすることができなくなった原因がプロトコル変換アダプタ側にあるのかどうかを判別することができる。また、前記プロトコル変換アダプタの出力手段からこの出力手段の通信プロトコルに従って通信をし、この通信によって前記出力手段から前記保持手段で保持されている内部情報を取得し、前記ネットワーク端子からこのネットワーク端子側の通信プロトコルに従って通信をし、この通信によって前記ネットワーク端子から前記保持手段で保持されている内部情報を取得し、これら双方の内部情報を比較することにより、前記内部情報の不整合発生の有無を示すので、データ端末端子または出力手段側の通信機能およびネットワーク端子側の通信機能の双方の正常性を確認することができ、データ端末とセンタとの間で通信をすることができなくなった原因がプロトコル変換アダプタ側にあるのかどうかを判別することができる。
【0071】
請求項記載の発明は、請求項記載の設定確認方法において、前記ネットワーク端子からこのネットワーク端子側の通信プロトコルに従って通信をする直前に、前記プロトコル変換アダプタのアドレス情報を取得するので、そのアドレス情報を用いて、速やかに、ネットワーク端子からこのネットワーク端子側の通信プロトコルに従って通信をすることができる。
【0072】
請求項記載の発明は、請求項6または7記載の設定確認方法において、前記プロトコル変換アダプタのアドレス情報を取得すれば、前記ネットワーク端子側の通信プロトコルに従って通信をするための設定に自己を自動的に変更した後、前記アドレス情報を用いて、前記ネットワーク端子からこのネットワーク端子側の通信プロトコルに従って通信をするので、設定確認器に対する手動によるアドレス情報の設定を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施形態の設定確認器などの構成を示す図である。
【図2】同設定確認器などを示す模式図である。
【図3】同設定確認器の使用対象となる遠隔監視システムの構築例を示す図である。
【図4】同設定確認器の表示例を示す図である。
【図5】同設定確認器の表示例を示す図である。
【図6】同設定確認器によるメータ端子通信の動作説明図である。
【図7】同設定確認器によるアドレス情報自動設定の動作説明図である。
【図8】同設定確認器によるLAN端子通信の動作説明図である。
【図9】同設定確認器による初期化通信の動作説明図である。
【図10】同設定確認器によるメータ検針の動作説明図である。
【符号の説明】
1 設定確認器
100 メータ端子通信機能
101 アドレス情報自動設定機能
102 LAN端子通信機能
103 初期化通信機能
104 メータ検針機能
2 マイコンメータ
3 プロトコル変換アダプタ

Claims (8)

  1. 所定情報を得るデータ端末と、
    このデータ端末と接続されるデータ端末端子、および通信網と接続されこの通信網を介して所定のセンタと接続されるネットワーク端子を備え、前記データ端末と前記センタとの間で送受信される信号を転送するために、前記データ端末端子側の通信プロトコルと前記ネットワーク端子側の通信プロトコルとの変換を行うプロトコル変換アダプタと
    を含むシステムにおいて使用される設定確認器であって、
    前記プロトコル変換アダプタには、前記データ端末端子側の通信プロトコルと前記ネットワーク端子側の通信プロトコルとの変換を行うプロトコル変換手段と、前記ネットワーク端子側の通信に使用している当該プロトコル変換アダプタのアドレス情報を保持する保持手段と、前記データ端末端子と同一または別の端子であって、前記保持手段で保持されているアドレス情報を出力する出力手段とが設けられており、
    前記保持手段には、前記アドレス情報を含む内部情報が保持されており、
    前記プロトコル変換アダプタの出力手段からこの出力手段の通信プロトコルに従って通信をし、この通信によって前記出力手段から前記保持手段で保持されている前記プロトコル変換アダプタのアドレス情報を取得し、
    前記プロトコル変換アダプタから取得された、前記ネットワーク端子側の通信に使用しているそのプロトコル変換アダプタのアドレス情報を用いて、前記ネットワーク端子からこのネットワーク端子側の通信プロトコルに従って通信をし、この通信に基づいて、前記アドレス情報を用いた前記プロトコル変換アダプタの通信機能が正常であるかどうかを示すとともに、
    前記プロトコル変換アダプタの出力手段からこの出力手段の通信プロトコルに従って通信をし、この通信によって前記出力手段から前記保持手段で保持されている内部情報を取得し、前記ネットワーク端子からこのネットワーク端子側の通信プロトコルに従って通信をし、この通信によって前記ネットワーク端子から前記保持手段で保持されている内部情報を取得し、これら双方の内部情報を比較することにより、前記内部情報の不整合発生の有無を示すことを特徴とする設定確認器。
  2. 前記ネットワーク端子からこのネットワーク端子側の通信プロトコルに従って通信をする直前に、前記プロトコル変換アダプタのアドレス情報を取得することを特徴とする請求項1記載の設定確認器。
  3. 前記プロトコル変換アダプタのアドレス情報を取得すれば、前記ネットワーク端子側の通信プロトコルに従って通信をするための設定に自己を自動的に変更した後、前記アドレス情報を用いて、前記ネットワーク端子からこのネットワーク端子側の通信プロトコルに従って通信をすることを特徴とする請求項1または2記載の設定確認器。
  4. 表示手段を備え、
    前記プロトコル変換アダプタのデータ端末端子または出力手段に接続され、このデータ端末端子または出力手段側の通信プロトコルに従って、前記プロトコル変換アダプタと初期化通信をし、この初期化通信の成否を前記表示手段に表示する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の設定確認器。
  5. 表示手段を備え、
    前記プロトコル変換アダプタのネットワーク端子に接続され、このネットワーク端子側の通信プロトコルに従って、前記マイコンメータと検針値取得のためのメータ検針通信をし、このメータ検針通信の成否を前記表示手段に表示する
    ことを特徴とする請求項から4のいずれかに記載の設定確認器。
  6. 所定情報を得るデータ端末と、
    このデータ端末と接続されるデータ端末端子、および通信網と接続されこの通信網を介して所定のセンタと接続されるネットワーク端子を備え、前記データ端末と前記センタとの間で送受信される信号を転送するために、前記データ端末端子側の通信プロトコルと前記ネットワーク端子側の通信プロトコルとの変換を行うプロトコル変換アダプタと
    を含むシステムにおいて使用され、
    前記プロトコル変換アダプタには、前記データ端末端子側の通信プロトコルと前記ネットワーク端子側の通信プロトコルとの変換を行うプロトコル変換手段と、前記ネットワーク端子側の通信に使用している当該プロトコル変換アダプタのアドレス情報を保持する保持手段と、前記データ端末端子と同一または別の端子であって、前記保持手段で保持されているアドレス情報を出力する出力手段とが設けられている設定確認器によって実行される設定確認方法であって、
    前記保持手段には、前記アドレス情報を含む内部情報が保持されており、
    前記プロトコル変換アダプタの出力手段からこの出力手段の通信プロトコルに従って通信をし、この通信によって前記出力手段から前記保持手段で保持されている前記プロトコル変換アダプタのアドレス情報を取得し、
    このプロトコル変換アダプタのアドレス情報を用いて、前記ネットワーク端子からこのネットワーク端子側の通信プロトコルに従って通信をし、この通信に基づいて、前記アドレス情報を用いた前記プロトコル変換アダプタの通信機能が正常であるかどうかを示すとともに、
    前記プロトコル変換アダプタの出力手段からこの出力手段の通信プロトコルに従って通信をし、この通信によって前記出力手段から前記保持手段で保持されている内部情報を取得し、
    前記ネットワーク端子からこのネットワーク端子側の通信プロトコルに従って通信をし、この通信によって前記ネットワーク端子から前記保持手段で保持されている内部情報を取得し、これら双方の内部情報を比較することにより、前記内部情報の不整合発生の有無を示す
    ことを特徴とする設定確認方法。
  7. 前記ネットワーク端子からこのネットワーク端子側の通信プロトコルに従って通信をする直前に、前記プロトコル変換アダプタのアドレス情報を取得することを特徴とする請求項6記載の設定確認方法。
  8. 前記プロトコル変換アダプタのアドレス情報を取得すれば、前記ネットワーク端子側の通信プロトコルに従って通信をするための設定に自己を自動的に変更した後、前記アドレス情報を用いて、前記ネットワーク端子からこのネットワーク端子側の通信プロトコルに従って通信をすることを特徴とする請求項6または7記載の設定確認方法。
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