JP3888466B2 - 遠隔見守りシステム及びそれに用いられる宅内装置 - Google Patents

遠隔見守りシステム及びそれに用いられる宅内装置 Download PDF

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Description

本発明は、自宅等から離れた場所において自宅等の様子を画像で確認することができる遠隔見守りシステム及びそれに用いられる宅内装置に関するものである。
従来から、自宅内に設置した宅内装置によって宅内の様子を撮像し、その画像データをインターネット上のサーバ装置に格納し、自宅から離れた場所において携帯電話等の端末装置を用いてサーバ装置にアクセスすることにより自宅の画像データを見ることができるようにした遠隔見守りシステムが実用化されている。このような遠隔見守りシステムでは、宅内装置は、通常、電話回線を用いたダイヤルアップ接続回線、又はADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)や光ファイバー等の常時接続回線によってインターネットに結線されている。
ところで、宅内装置が常時接続回線によってインターネットに結線されている場合には、既に宅内装置はインターネットを介してサーバ装置に接続されている状態であるため、適宜宅内の様子を撮像し、その画像データをサーバ装置に送信して格納できる。それに対して、宅内装置がダイヤルアップ接続回線によってインターネットに結線されている場合には、宅内装置は未だサーバ装置と接続されていない状態であるので、宅内装置を必要なときだけ遠隔操作によってインターネットに接続するためのトリガの入力が必要である。そこで、ユーザの携帯電話等からサーバ装置にアクセスされた場合には、サーバ装置は、携帯電話等に表示させるホームページを用いて宅内装置に対して電話をかけて所定回数発呼するように促す。そして所定回数の発呼を受けた宅内装置は、これをトリガとしてダイヤルアップ接続回線を接続し、インターネットを介してサーバ装置と接続するように構成されている。
このように、宅内装置が、常時接続回線によって結線されているか、ダイヤルアップ接続回線によって結線されているかによって通信シーケンスが異なり、ユーザに異なる操作を要求するため、携帯電話等に表示させるホームページも2種類のものを予め準備しておく必要がある。そして、いずれのホームページを携帯電話等に表示させるかをサーバ装置に認識させるために、従来の遠隔見守りシステムでは、例えば、宅内装置を設置してインターネットに対して結線した後に、サーバ装置にアクセスしてそのホームページを参照しながら宅内装置の通信インフラに関する項目を手動で設定するように運営されている。
ところが、このような宅内装置の結線の後に、宅内装置の通信インフラに関する項目を設定する従来の遠隔見守りシステムにおいては、その設定が煩雑であるばかりか、インターネットやサーバ装置の知識に乏しい末端のユーザを困惑させる一因となっている。
なお、特許文献1には、家庭内ネットワークを介して家電機器を制御するためにWeb画面を用いるようにした通信制御装置が示されている。また、特許文献2には機能規模の異なる複数の端末を同一のソフトウェアを使用して管理・運用するセキュリティシステムが示されている。
特開2004−21325号公報 特開2001−325680号公報
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、宅内装置がダイヤルアップ接続回線及び常時接続回線のうちいずれにより結線されているかに応じて、ユーザが異なる通信シーケンスに容易に対応できるように端末装置に表示させるホームページデータを自動的に切り替えて、該端末装置に送信する遠隔見守りシステム及びそれに用いられる宅内装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、宅内の様子を撮像するための撮像手段及び電話回線を介してインターネットに接続するための通信手段とを有し、前記撮像手段によって撮像された画像データを前記通信手段によって送信する宅内装置と、インターネットに接続され、前記宅内装置から送信された画像データを受信して格納すると共に、この画像データを見るためのホームページデータを格納するサーバ装置と、インターネットを介して前記サーバ装置にアクセスし、該サーバ装置に格納された画像データを読み出して表示する端末装置とを備え、前記宅内装置は、前記電話回線を用いたダイヤルアップ接続回線及び常時接続回線のいずれの回線を用いてもインターネットに接続可能であり、ダイヤルアップ接続回線によって結線されている場合に、宅外からの所定回数の発呼に応じてダイヤルアップ接続回線を自動的に接続して、撮像された画像データを前記サーバ装置に送信する遠隔見守りシステムにおいて、前記サーバ装置は、前記宅内装置を所定回数分発呼させる旨の情報を前記端末装置に表示させる第1のホームページデータと、前記宅内装置が撮像した画像データを前記端末装置に表示させるための第2のホームページデータとを格納し、前記宅内装置は、該宅内装置の電源が投入されたとき、又は一定時間毎に該宅内装置の状態管理信号を送信するときに、ダイヤルアップ接続回線及び常時接続回線のうち、いずれの回線を用いてインターネットに結線されているかを示すステータス信号を前記サーバ装置に送信し、前記サーバ装置は、前記宅内装置からダイヤルアップ接続回線によってインターネットに結線されている旨のステータス信号を受信している場合には、前記端末装置からの要求に応じて該端末装置に対して前記第1のホームページデータを送信し、その後、前記ダイヤルアップ接続回線が接続され、前記宅内装置から画像データが送信されると、前記端末装置からの要求に応じて該端末装置に対して前記第2のホームページデータを送信し、前記宅内装置から常時接続回線によってインターネットに結線されている旨のステータス信号を受信した場合には、前記端末装置からの要求に応じて該端末装置に対して前記第2のホームページデータを送信し、前記宅内装置がダイヤルアップ接続回線及び常時接続回線のうちいずれにより結線されているかに応じて、ユーザが異なる通信シーケンスに容易に対応できるように、前記端末装置に表示させるホームページデータを自動的に切り替えて該端末装置に送信するようにしたものである。
請求項2の発明は、宅内の様子を撮像するための撮像手段及び電話回線を介してインターネットに接続するための通信手段とを有し、前記撮像手段によって撮像された画像データを前記通信手段によって送信する宅内装置と、インターネットに接続され、前記宅内装置から送信された画像データを受信して格納すると共に、この画像データを見るためのホームページデータを格納するサーバ装置と、インターネットを介して前記サーバ装置にアクセスし、該サーバ装置に格納された画像データを読み出して表示する端末装置とを備え、前記宅内装置は、前記電話回線を用いたダイヤルアップ接続回線又は常時接続回線のいずれの回線を用いてもインターネットに接続可能であり、ダイヤルアップ接続回線によって結線されている場合には、宅外からの所定回数の発呼に応じてダイヤルアップ接続回線を自動的に接続して、前記サーバ装置に画像データを送信する遠隔見守りシステムにおいて、前記サーバ装置は、前記宅内装置を所定回数分発呼させる旨の情報を前記端末装置に表示させる所定のホームページデータを格納し、前記宅内装置は、ダイヤルアップ接続回線によってインターネットに結線された状態で該宅内装置の電源が投入されたときに、その旨のステータス信号を前記サーバ装置に送信し、前記サーバ装置は、前記宅内装置からダイヤルアップ接続回線によってインターネットに結線されている旨のステータス信号を受信している場合には、前記端末装置からの要求に応じて該端末装置に対して前記所定のホームページデータを送信して、該端末装置に表示させるようにしたものである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の遠隔見守りシステムに用いられる宅内装置である。
請求項1の発明によれば、宅内装置の電源が投入されたとき、又は一定時間毎に該宅内装置の状態管理信号を送信するときに、宅内装置がいずれの回線を用いてインターネットに結線されているかを示すステータス信号をサーバ装置に送信し、これを受けたサーバ装置は、そのステータス信号に応じて端末装置に送信するホームページデータを自動的に切り替える。これにより、宅内装置の結線の後に、従来の遠隔見守りシステムにおいて必要とされていた通信インフラに関する項目を設定するといった煩雑な作業が不要になり、インターネットやサーバ装置の知識に乏しい末端のユーザも気軽に宅内装置を使用できるようになる。
請求項2の発明によれば、ダイヤルアップ接続回線によってインターネットに結線された状態で宅内装置の電源が投入されたとき、宅内装置がその旨のステータス信号をサーバ装置に送信し、これを受けたサーバ装置は、そのステータス信号に応じて端末装置に所定のホームページデータを送信する。これにより、宅内装置の結線の後に、従来の遠隔見守りシステムにおいて必要とされていた通信インフラに関する項目を設定するといった煩雑な作業が不要になり、インターネットやサーバ装置の知識に乏しい末端のユーザも気軽に宅内装置を使用できるようになる。
請求項3の発明によれば、請求項1又は請求項2に記載の遠隔見守りシステムを構築できるようになる。
本発明を実施するための最良の実施形態による遠隔見守りシステムについて図面を参照して説明する。図1は遠隔見守りシステムの構成を示している。遠隔見守りシステム1は、自宅内の様子を撮像してその画像データをインターネット7を介して送信する宅内装置2と、インターネット7に接続され、宅内装置2から送信された画像データを受信して格納すると共に、この画像データを見るためのホームページデータを格納するサーバ装置4と、インターネット7を介してサーバ装置4にアクセスし、サーバ装置4に格納された画像データを読み出して表示する端末装置3を備えている。宅内装置2、端末装置3、及びサーバ装置4は、それぞれISP(インターネットサービスプロバイダ)6を介してインターネット7に接続されている。
宅内装置2は、ダイヤルアップ接続回線及び常時接続回線のいずれの回線を用いてもインターネット7に接続可能であり、常時接続回線を用いる場合には例えばルータRTを介してISP6にされる。宅内装置2は、宅内の様子を撮像するためのカメラ(撮像手段)21、及び電話回線を介してインターネットに接続するための通信部(通信手段:図示せず)とを有している。また、宅内装置2は、警報発声装置22や図示しないセンサ等を備えており、一般の家電製品と同様に、ユーザによって宅内の適宜の位置、例えば子供や老人、ペット等が居る部屋に設置され、サーバ装置4からカメラ撮像動作、警報発声動作その他の動作を含む制御コマンドを受信して、そのコマンドを実行する。
宅内装置2をダイヤルアップ接続回線を用いてインターネット7に結線するには、所定のモジュラケーブルを用いて宅内装置2を電話回線5に結線すればよく、この場合、電話回線5は、宅内装置2と通話用の電話とによって共用されることになる。なお、本明細書においては、宅内装置2に設けられている通信用の端子にモジュラケーブル等のケーブルを単に機械的に接続することを「結線」といい、宅内装置2とISP6との間で通信回線を電気的に締結し、通信可能な状態にすることを「接続」というものとする。
端末装置3は、宅内装置2のユーザがインターネット7を介してサーバ装置4にアクセスして、サーバ装置4に格納された画像データを閲覧するための装置であって、より具体的には携帯電話機30やパーソナルコンピュータ31等のインターネット接続が可能な機器をいう。端末装置3として携帯電話機30が使用されるときには、携帯電話機30は携帯電話回線8を介してISP6に接続され、パーソナルコンピュータ31が使用されるときには、パーソナルコンピュータ31は電話回線5を介してISP6に接続される。以下、端末装置3として携帯電話機30が使用される場合について説明を続ける。
サーバ装置4は、ユーザ毎にユーザID、ユーザパスワード、宅内装置2のステータス信号、画像データを格納しており、携帯電話機30から入力されたユーザID、ユーザパスワードが記憶したものと一致するときは、画像データの閲覧等を許可する。画像データは、別途記憶されているホームページデータと共に携帯電話機30に送信され、ユーザが閲覧等可能になる。
サーバ装置4が格納しているホームページデータは、画像データを閲覧する時に用いられる閲覧用ホームページデータ(第2のホームページデータ)の他、宅内装置2及びサーバ装置4への制御コマンドを入力するための制御用ホームページデータが含まれる。以下の図2及び図4に示すように、宅内装置2が、常時接続回線によって結線されているか、ダイヤルアップ接続回線によって結線されているかによって通信シーケンスが異なり、ユーザに異なる操作を要求するため、携帯電話機30に表示させる制御用ホームページデータも2種類のものが予め格納されている。そして、宅内装置2がダイヤルアップ接続回線及び常時接続回線のうちいずれにより結線されているかに応じて、ユーザが異なる通信シーケンスに容易に対応できるように、携帯電話機30に表示させる制御用ホームページデータを自動的に切り替えて携帯電話機30に送信するようにしている。
以下、宅内装置2がダイヤルアップ接続回線によって結線されている場合において、ユーザが画像データを閲覧するまでの遠隔見守りシステム1の処理について、図2を参照して説明する。宅内装置2がダイヤルアップ接続回線によってインターネット7に結線されている場合には、通常、宅内装置2は未だインターネット7(サーバ装置4)と接続されていない状態にあるので、宅内装置2を遠隔操作によってインターネット7に接続するためのトリガの入力が必要である。そこで、ユーザの携帯電話機30からサーバ装置4にアクセスされた場合には、サーバ装置4は、携帯電話機30に表示させる制御用ホームページを用いて宅内装置2に対して電話をかけて1コール発呼するように指示を促す。
このとき、サーバ装置4から携帯電話機30にダイヤルアップ接続制御用のホームページデータ(第1のホームページデータ)が送信され、携帯電話機30の画面には、例えば図3に示すような制御用ホームページ40が表示される。ユーザが同図に示した制御用ホームページ40に応じて宅内装置2に対して電話をかけて1コール発呼すると、宅内装置2にはインターネット7に接続するためのトリガが入力され、宅内装置2とサーバ装置4との間で通信回線が締結されることになる。このように、宅内装置2がダイヤルアップ接続回線によってインターネット7に結線されている場合には、宅内装置2をインターネット7に接続するためのトリガをユーザに入力させるために、図3に示したような制御用ホームページを携帯電話機30に表示させる必要がある。そこで遠隔見守りシステム1においては、図2に示すような通信シーケンスを実現するように、宅内装置2、サーバ装置4等の動作プログラムが構築されている。
以下、図2に示した各処理について説明する。宅内装置2が電話回線5と結線され、宅内装置2の電源が投入されると、宅内装置2はダイヤルアップ接続回線によってインターネット7に接続されている旨のステータス信号をサーバ装置4に送信する(#1)。これにより、サーバ装置4は、宅内装置2との通信インフラがダイヤルアップ接続回線であることを認識し、携帯電話機30からアクセスされたときにダイヤルアップ接続制御用のホームページデータを選択可能になる。
この後、ユーザが携帯電話機30を操作してインターネット7を介してサーバ装置4に接続すると(#2)、選択した第1のホームページデータが携帯電話機30に送信され(#3)、図3に示したような制御用ホームページ40が携帯電話機30に表示される。これを受けたユーザは、携帯電話機30を用いて、宅内装置2に電話をかけて発呼する。この発呼は、通話に至ることなく、ユーザによって短コール(例えば1コール)で切断される(#4)。
宅内装置2は、ダイヤルアップ接続回線を介して自己に短コールの発呼を受けると、ISP6にダイヤルアップ接続して(#5)、自己の認証を求めるためサーバ装置4に認識番号IDを送信する(#6)。この認識番号IDにより宅内装置2が正しく認証されると、宅内装置2とサーバ装置4との間が正常に接続された状態となる。その後、ユーザが携帯電話機30を操作してインターネット7を介してサーバ装置4に接続し、制御コマンドを送信すると(#7)、サーバ装置4はその制御コマンドを蓄積すると共に、宅内装置2に順次転送する(#8)。制御コマンドの転送を受けた宅内装置2は、そのコマンドに応じた処理を実行する。例えば、宅内の様子を撮像し、その画像データ等をサーバ装置4に送信して回線を切断する(#9)。宅内装置2から画像データが送信されたサーバ装置4は、画像を表示するための閲覧用ホームページデータと共に画像データを携帯電話機30に送信する(#10)。これにより、ユーザは、携帯電話機30の画面で宅内の様子を確認することができる。
次に、宅内装置2が常時接続回線によって結線されている場合において、ユーザが画像データを閲覧するまでの遠隔見守りシステム1の処理を図4を参照して説明する。宅内装置2が常時接続回線によってインターネット7に結線されている場合には、宅内装置2は既にサーバ装置4に接続されている状態であるので、宅内装置2を遠隔操作によってインターネット7に接続するための処理(図2における#4、#5、#6の処理)は不要である。なお、宅内装置2からサーバ装置4に対しては、一定時間毎に宅内装置2の状態を管理するためのヘルスチェック通信が実行されているので、本実施の形態においては、このヘルスチェック通信の際に、常時接続回線によってインターネット7に接続されている旨のステータス信号を併せて送信するようにしている。
すなわち、宅内装置2は、ヘルスチェック通信時に常時接続回線によってインターネット7に接続されている旨のステータス信号をサーバ装置4に送信する(#11)。これにより、サーバ装置4は、宅内装置2との通信インフラが常時接続回線であることを認識し、携帯電話機30からアクセスされたときに常時接続制御用ホームページデータを選択可能になる。そして、ユーザが携帯電話機30を操作してインターネット7を介してサーバ装置4に接続すると(#12)、選択した常時接続制御用ホームページデータを携帯電話機30に送信する(#13)。ユーザは携帯電話機30に表示される常時接続制御用ホームページを参照しながら、携帯電話機30を操作してサーバ装置4に制御コマンドを送信すると(#14)、サーバ装置4はその制御コマンドを蓄積すると共に、宅内装置2に順次転送する(#15)。制御コマンドの転送を受けた宅内装置2は、そのコマンドに応じた処理を実行する。例えば、宅内の様子を撮像し、その画像データ等をサーバ装置4に送信して回線を切断する(#16)。宅内装置2から画像データが送信されたサーバ装置4は、画像を表示するための閲覧用ホームページデータと共に画像データを携帯電話機30に送信する(#17)。これにより、ユーザは、携帯電話機30の画面で宅内の様子を確認することができる。
以上のように、本実施形態の遠隔見守りシステム1によれば、宅内装置2がダイヤルアップ接続回線を介してインターネット7に結線されている場合には、宅内装置2の電源が投入されたとき、常時接続回線を介してインターネットに結線されている場合には、一定時間毎にヘルスチェック通信を行うときに、宅内装置2が利用する通信インフラを示すステータス信号をサーバ装置4に送信し、これを受けたサーバ装置4は、そのステータス信号に応じて携帯電話機30に送信するホームページデータを自動的に切り替える。これにより、宅内装置2の結線の後に、従来の遠隔見守りシステムにおいて必要とされていた通信インフラに関する項目を設定するといった煩雑な作業が不要になると共に、インターネット7やサーバ装置4に関する知識に乏しい末端のユーザも気軽に宅内装置2を使用できるようになる。
なお、本発明は上記実施形態の構成に限られることなく種々の変形が可能であり、例えば、宅内装置2のカメラ21は、携帯電話機30からサーバ装置4を介して制御コマンドが送信されたときに宅内を撮像するようにしているが、定期的に宅内の様子を撮像するようにしてもよい。この場合においては、カメラ21によって撮像された画像データは、宅内装置2内に内蔵されているメモリ又はサーバ装置4に蓄積されるものとする。また、宅内装置2はカメラ21を用いて宅内の様子を撮像する見守り装置に限られることなく、遠隔操作で点灯/消灯を制御可能な照明装置であってもよいし、遠隔操作で施錠/解錠が可能な施錠装置等であってもよい。
本発明の一実施形態による遠隔見守りシステムの構成を示す図。 宅内装置がダイヤルアップ接続回線によって結線されている場合において、ユーザが画像データを閲覧するまでの同システムの処理を示すタイムチャート。 同処理において、携帯電話機に表示されるホームページを示す図。 宅内装置が常時接続回線によって結線されている場合において、ユーザが画像データを閲覧するまでの同システムの処理を示すタイムチャート。
符号の説明
1 遠隔見守りシステム
2 宅内装置
3 ユーザ端末
4 サーバ装置
6 インターネットサービスプロバイダ(ISP)
7 インターネット
21 カメラ

Claims (3)

  1. 宅内の様子を撮像するための撮像手段及び電話回線を介してインターネットに接続するための通信手段とを有し、前記撮像手段によって撮像された画像データを前記通信手段によって送信する宅内装置と、
    インターネットに接続され、前記宅内装置から送信された画像データを受信して格納すると共に、この画像データを見るためのホームページデータを格納するサーバ装置と、
    インターネットを介して前記サーバ装置にアクセスし、該サーバ装置に格納された画像データを読み出して表示する端末装置とを備え、
    前記宅内装置は、前記電話回線を用いたダイヤルアップ接続回線及び常時接続回線のいずれの回線を用いてもインターネットに接続可能であり、ダイヤルアップ接続回線によって結線されている場合に、宅外からの所定回数の発呼に応じてダイヤルアップ接続回線を自動的に接続して、撮像された画像データを前記サーバ装置に送信する遠隔見守りシステムにおいて、
    前記サーバ装置は、前記宅内装置を所定回数分発呼させる旨の情報を前記端末装置に表示させる第1のホームページデータと、前記宅内装置が撮像した画像データを前記端末装置に表示させるための第2のホームページデータとを格納し、
    前記宅内装置は、該宅内装置の電源が投入されたとき、又は一定時間毎に該宅内装置の状態管理信号を送信するときに、ダイヤルアップ接続回線及び常時接続回線のうち、いずれの回線を用いてインターネットに結線されているかを示すステータス信号を前記サーバ装置に送信し、
    前記サーバ装置は、
    前記宅内装置からダイヤルアップ接続回線によってインターネットに結線されている旨のステータス信号を受信している場合には、前記端末装置からの要求に応じて該端末装置に対して前記第1のホームページデータを送信し、その後、前記ダイヤルアップ接続回線が接続され、前記宅内装置から画像データが送信されると、前記端末装置からの要求に応じて該端末装置に対して前記第2のホームページデータを送信し、
    前記宅内装置から常時接続回線によってインターネットに結線されている旨のステータス信号を受信した場合には、前記端末装置からの要求に応じて該端末装置に対して前記第2のホームページデータを送信し、
    前記宅内装置がダイヤルアップ接続回線及び常時接続回線のうちいずれにより結線されているかに応じて、ユーザが異なる通信シーケンスに容易に対応できるように、前記端末装置に表示させるホームページデータを自動的に切り替えて該端末装置に送信するようにしたことを特徴とする遠隔見守りシステム。
  2. 宅内の様子を撮像するための撮像手段及び電話回線を介してインターネットに接続するための通信手段とを有し、前記撮像手段によって撮像された画像データを前記通信手段によって送信する宅内装置と、
    インターネットに接続され、前記宅内装置から送信された画像データを受信して格納すると共に、この画像データを見るためのホームページデータを格納するサーバ装置と、
    インターネットを介して前記サーバ装置にアクセスし、該サーバ装置に格納された画像データを読み出して表示する端末装置とを備え、
    前記宅内装置は、前記電話回線を用いたダイヤルアップ接続回線又は常時接続回線のいずれの回線を用いてもインターネットに接続可能であり、ダイヤルアップ接続回線によって結線されている場合には、宅外からの所定回数の発呼に応じてダイヤルアップ接続回線を自動的に接続して、前記サーバ装置に画像データを送信する遠隔見守りシステムにおいて、
    前記サーバ装置は、前記宅内装置を所定回数分発呼させる旨の情報を前記端末装置に表示させる所定のホームページデータを格納し、
    前記宅内装置は、ダイヤルアップ接続回線によってインターネットに結線された状態で該宅内装置の電源が投入されたときに、その旨のステータス信号を前記サーバ装置に送信し、
    前記サーバ装置は、前記宅内装置からダイヤルアップ接続回線によってインターネットに結線されている旨のステータス信号を受信している場合には、前記端末装置からの要求に応じて該端末装置に対して前記所定のホームページデータを送信して、該端末装置に表示させるようにしたことを特徴とする遠隔見守りシステム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の遠隔見守りシステムに用いられる宅内装置。
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