JP2007164299A - 遠隔監視システム - Google Patents
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Abstract
【課題】センタ装置に多大な負荷がかかるのを防ぐ。
【解決手段】情報送信受付要求を受け取った時点で通信しているゲートウェイ装置GWnの台数が、予めセンタ装置1に登録されているゲートウェイ装置GWnの登録台数やセンタ装置1が同時に通信可能である単位時間当たりの通信数に応じて決められる上限台数未満であれば、受付許可通知をセンタ装置1からゲートウェイ装置GWnに返信し、前記台数が上限台数に達していれば受付拒否通知をセンタ装置1からゲートウェイ装置GWnに返信する。ゲートウェイ装置GWnにおいては、当該受付拒否通知を受け取った場合、所定の待ち時間が経過した後に再度情報送信受付要求をセンタ装置1に送信する。故に、多数のゲートウェイ装置GWnがセンタ装置1の許可無しに同時に情報を送信することがなく、センタ装置1に多大な負荷がかかるのを防ぐことができる。
【選択図】図1
【解決手段】情報送信受付要求を受け取った時点で通信しているゲートウェイ装置GWnの台数が、予めセンタ装置1に登録されているゲートウェイ装置GWnの登録台数やセンタ装置1が同時に通信可能である単位時間当たりの通信数に応じて決められる上限台数未満であれば、受付許可通知をセンタ装置1からゲートウェイ装置GWnに返信し、前記台数が上限台数に達していれば受付拒否通知をセンタ装置1からゲートウェイ装置GWnに返信する。ゲートウェイ装置GWnにおいては、当該受付拒否通知を受け取った場合、所定の待ち時間が経過した後に再度情報送信受付要求をセンタ装置1に送信する。故に、多数のゲートウェイ装置GWnがセンタ装置1の許可無しに同時に情報を送信することがなく、センタ装置1に多大な負荷がかかるのを防ぐことができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、1乃至複数の機器がそれぞれ保有する情報をゲートウェイ装置で取得し、複数のゲートウェイ装置が取得した前記情報をインターネットを介してセンタ装置で収集し、インターネットに接続された端末装置に対してセンタ装置が収集した前記情報を開示することにより当該端末装置で前記機器を監視する遠隔監視システムに関するものである。
従来より、1乃至複数の機器がそれぞれ保有する情報をゲートウェイ装置で取得し、複数のゲートウェイ装置が取得した前記情報をインターネットを介してセンタ装置で収集し、インターネットに接続された端末装置に対してセンタ装置が収集した前記情報を開示することにより当該端末装置で前記機器を監視する遠隔監視システムが提供されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−280717号公報
しかしながら、多数のゲートウェイ装置が一時に集中してセンタ装置に情報を送信すると、センタ装置に多大な負荷がかかってしまい、端末装置に対する情報開示が不能になる等の不具合が生じる可能性がある。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、センタ装置に多大な負荷がかかるのを防ぐことができる遠隔監視システムを提供することにある。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、1乃至複数の機器がそれぞれ保有する情報をゲートウェイ装置で取得し、複数のゲートウェイ装置が取得した前記情報をインターネットを介してセンタ装置で収集し、インターネットに接続された端末装置に対してセンタ装置が収集した前記情報を開示することにより当該端末装置で前記機器を監視する遠隔監視システムであって、ゲートウェイ装置は、各機器から前記情報を取得する情報取得手段と、インターネットを介してセンタ装置と通信する通信手段と、情報取得手段で取得した前記情報をセンタ装置に送信する前に当該情報送信の受け付けを要求する情報送信受付要求を通信手段よりセンタ装置に送信させる制御手段とを備え、センタ装置は、インターネットを介して各ゲートウェイ装置並びに前記端末装置と通信する通信手段と、同時に通信可能であるゲートウェイ装置の上限台数を決定する上限台数決定手段と、前記情報送信受付要求を受け取った時点で通信しているゲートウェイ装置の台数が前記上限台数未満であれば通信手段より受付許可通知を返信し、前記台数が上限台数に達していれば通信手段より受付拒否通知を返信する受付可否判定手段とを備え、ゲートウェイ装置の前記制御手段は、前記受付許可通知を受け取った場合は情報取得手段で取得した前記情報を通信手段よりセンタ装置へ送信し、前記受付拒否通知を受け取った場合は所定の待ち時間が経過した後に再度情報送信受付要求を通信手段よりセンタ装置に送信することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記上限台数決定手段は、予めセンタ装置に登録されているゲートウェイ装置の登録台数に応じて上限台数を決定することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記上限台数決定手段は、センタ装置が同時に通信可能である単位時間当たりの通信数に応じて上限台数を決定することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3の何れかの発明において、センタ装置は、通信中のゲートウェイ装置が前記情報送信に要する時間を推定する時間推定手段を備え、当該時間推定手段が推定した時間を前記受付可否判定手段が前記受付拒否通知とともに返信してなり、ゲートウェイ装置の前記制御手段は、前記推定時間に基づく所定の待ち時間が経過した後に再度情報送信受付要求を通信手段よりセンタ装置に送信することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜4の何れかの発明において、センタ装置は、少なくとも何れか一つの機器若しくは各ゲートウェイ装置に対して前記情報の提供を要求する要求手段を備え、ゲートウェイ装置の前記制御手段は、前記要求手段からの要求に応じて前記情報送信受付要求を通信手段よりセンタ装置に送信させることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1〜5の何れかの発明において、センタ装置の前記受付可否判定手段は、受付拒否通知を返信したゲートウェイ装置を記憶しておき、当該ゲートウェイ装置が前記情報をセンタ装置に送信し終える前に当該ゲートウェイ装置以外の別のゲートウェイ装置から情報送信受付要求を受け取ったときに受付拒否通知を返信することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1〜6の何れかの発明において、センタ装置の前記受付可否判定手段は、全てのゲートウェイ装置に優先順位を設定しておき、前記受付拒否通知を受けて送信待ちの状態にあるゲートウェイ装置が有る場合に当該ゲートウェイ装置以外の別のゲートウェイ装置から情報送信受付要求を受け取ったときに当該別のゲートウェイ装置の優先順位が当該送信待ち状態のゲートウェイ装置よりも優先順位が高い場合にのみ受付許可通知を当該別のゲートウェイ装置に返信することを特徴とする。
請求項1〜3の発明によれば、情報送信受付要求を受け取った時点で通信しているゲートウェイ装置の台数が、予めセンタ装置に登録されているゲートウェイ装置の登録台数やセンタ装置が同時に通信可能である単位時間当たりの通信数に応じて決められる上限台数未満であれば受付許可通知をセンタ装置からゲートウェイ装置に返信し、前記台数が上限台数に達していれば受付拒否通知をセンタ装置からゲートウェイ装置に返信するとともに、ゲートウェイ装置においては、当該受付拒否通知を受け取った場合、所定の待ち時間が経過した後に再度情報送信受付要求をセンタ装置に送信するので、センタ装置に多大な負荷がかかるのを防ぐことができる。
請求項4の発明によれば、受付拒否通知がセンタ装置からゲートウェイ装置へ何度も繰り返し返信されるのを防ぐことができる。
請求項5の発明によれば、任意のタイミングで機器の情報をセンタ装置で収集することができる。
請求項6の発明によれば、特定のゲートウェイ装置がいつまでも情報を送信できない状況となるのを防ぐことができる。
請求項7の発明によれば、重要な機器からの情報を優先的にセンタ装置で収集することができる。
(実施形態1)
本実施形態の遠隔監視システムは、図1に示すように宅内に設置される複数の機器3と、これら複数の機器3が保有する情報を信号線Lsを介して取得する複数台(図示例では3台)のゲートウェイ装置GW1,GW2,GW3と、各ゲートウェイ装置GWn(n=1,2,3)が取得した前記情報をインターネットを介して収集するとともにインターネットに接続された端末装置2に対して収集した前記情報を開示するセンタ装置1とで構成される。但し、ゲートウェイ装置GWnは、インターネットに接続するための回線の種類(電話回線、CATV回線、光ファイバ回線など)に応じてADSLモデムやケーブルモデムあるいはONU(Optical Network Unit)などのインターネット接続装置4と通信ケーブル(通常、エンハンストカテゴリー5又はカテゴリー6のLANケーブル)5によって接続され、インターネット接続装置4が介在することでセンタ装置1と各ゲートウェイ装置GWnとがインターネットを介して情報(データ)の送受信を行うことができる。なお、この種のインターネット接続装置4は従来周知であるから詳細についての図示並びに説明は省略する。
本実施形態の遠隔監視システムは、図1に示すように宅内に設置される複数の機器3と、これら複数の機器3が保有する情報を信号線Lsを介して取得する複数台(図示例では3台)のゲートウェイ装置GW1,GW2,GW3と、各ゲートウェイ装置GWn(n=1,2,3)が取得した前記情報をインターネットを介して収集するとともにインターネットに接続された端末装置2に対して収集した前記情報を開示するセンタ装置1とで構成される。但し、ゲートウェイ装置GWnは、インターネットに接続するための回線の種類(電話回線、CATV回線、光ファイバ回線など)に応じてADSLモデムやケーブルモデムあるいはONU(Optical Network Unit)などのインターネット接続装置4と通信ケーブル(通常、エンハンストカテゴリー5又はカテゴリー6のLANケーブル)5によって接続され、インターネット接続装置4が介在することでセンタ装置1と各ゲートウェイ装置GWnとがインターネットを介して情報(データ)の送受信を行うことができる。なお、この種のインターネット接続装置4は従来周知であるから詳細についての図示並びに説明は省略する。
端末装置2は、インターネットに接続可能なパーソナルコンピュータ、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistance)などであり、インターネットを介してセンタ装置1にアクセスし、例えば、自宅に設置されている機器3の情報(動作状態や異常の有無など)をセンタ装置1から受信して画面に表示することができるものである。なお、この種の端末装置2も従来周知であるから詳細についての図示並びに説明は省略する。
宅内に設置される機器3は、火災感知器やガス漏れ警報機などの防災センサ、照明器具、家庭用エレベータ装置などであって、自己が保有する情報(例えば、正常に動作しているか否か、あるいは何らかの異常を検知しているかなど)を信号線Lsを介してゲートウェイ装置GWnに伝送する機能を有している。なお、本実施形態では複数の機器3を共通の信号線Lsでゲートウェイ装置GWnに接続しているため、固有の機器アドレスを割り当てることで個々の機器3が識別できるようにしている。
ゲートウェイ装置GWnは、図2に示すように信号線Lsを介して各機器3との間でデータ通信を行う機器側通信部20と、通信ケーブル5によりインターネット接続装置4に接続されインターネット接続装置4からインターネットを介してセンタ装置1とデータ通信を行うWAN側通信部21と、機器側通信部20並びにWAN側通信部21を制御して機器3が保有する情報を取得するとともに当該情報をWAN側通信部21よりセンタ装置1に送信させる制御部22と、制御部22が取得した前記情報等を保存するメモリ部23とを備えている。ここで、制御部22はCPUを主構成要素とし、情報取得手段並びに制御手段の機能を担っており、定期的あるいは機器3からの要求に応じて前記情報を取得する。また、ゲートウェイ装置GWnにはプライベートなIPアドレスが割り当てられており、グローバルのIPアドレスが割り当てられるインターネット接続装置4のNAT(Network Address Translation)機能によってゲートウェイ装置GWnとセンタ装置1とがインターネットを介してデータ通信を行うことができる。
センタ装置1は、図3に示すようにインターネットを介して各ゲートウェイ装置GWn(インターネット接続装置4)並びに端末装置2との間でデータ通信を行う通信部10と、同時に通信可能であるゲートウェイ装置GWnの上限台数を決定する上限台数決定部11と、情報送信受付要求(後述する)を受け取った時点で通信しているゲートウェイ装置GWnの台数が前記上限台数未満であれば通信部10より受付許可通知を返信し、前記台数が上限台数に達していれば通信部10より受付拒否通知を返信する受付可否判定部12と、各ゲートウェイ装置GWnから収集した機器3の情報を記憶する記憶部13と、端末装置2からの要求に応じて記憶部13に記憶した機器3の情報を通信部10より当該端末装置2に送信させることで当該情報を開示する情報開示部14と、通信中のゲートウェイ装置GWnが情報送信に要する時間を推定する時間推定部15とを備えている。ここで、上限台数決定部11並びに受付可否判定部12、情報開示部14、時間推定部15は何れもCPUが専用のプログラムを実行することで実現される機能モジュールである。また、センタ装置1にはインターネット接続用にグローバルのIPアドレスが割り当てられており、同じくグローバルIPアドレスが割り当てられている端末装置2やインターネット接続装置4との間でインターネットを介したデータ通信を行うことができる。
上限台数決定部11は、予めセンタ装置1に登録されているゲートウェイ装置GWnの登録台数に応じて上限台数を決定するものであって、例えば、登録台数が3台であれば上限台数は1台、登録台数が10であれば上限台数は3台、登録台数が50台であれば上限台数は12台というように決定する。あるいは、センタ装置1が同時に通信可能である単位時間当たりの通信数(通信容量)に応じて上限台数を決定してもよく、例えば、前記通信数が1時間当たり3であれば上限台数は1台、通信数が1時間当たり10であれば上限台数は3台、通信数が1時間当たり50であれば上限台数は12台というように決定する。
次に、本実施形態の動作を説明する。まず、図4のフローチャートを参照してゲートウェイ装置GWnの動作を説明する。
ゲートウェイ装置GWnの制御部22では、機器3からの情報送信要求の有無を監視しており(ステップ1)、機器3から情報送信要求を受け取るか、あるいは一定時間が経過したら(ステップ2)、センタ装置1に対してWAN側通信部21より情報送信受付要求を送信する(ステップ3)。そして、センタ装置1から返信されるレスポンスが受付許可通知であれば(ステップ4)、制御部22は、メモリ部23に保存している機器3の情報(データ)をWAN側通信部21よりセンタ装置1に送信する(ステップ5)。一方、センタ装置1から返信されるレスポンスが受付拒否通知であった場合(ステップ4)、制御部22は、受付拒否通知とともに受信した待ち時間のカウントを開始し(ステップ6)、待ち時間が経過したら(ステップ7)、センタ装置1に対してWAN側通信部21より再度情報送信受付要求を送信する(ステップ3)。また、制御部22では待ち時間のカウント中も機器3からの情報送信要求の有無を監視しており(ステップ8)、機器3から情報送信要求を受け取れば待ち時間のカウント中であってもセンタ装置1に対してWAN側通信部21より再度情報送信受付要求を送信する(ステップ3)。
続いて、図5のフローチャートを参照してセンタ装置1の動作を説明する。
センタ装置1では、通信部10においてゲートウェイ装置GWnからの情報送信受付要求を受信すると(ステップ10)、受付可否判定部12では情報送信受付要求を受け取った時点で通信しているゲートウェイ装置GWnの台数と記憶部11に記憶している上限台数を比較し(ステップ11)、上限台数に達していれば、当該情報送信受付要求の送信元のゲートウェイ装置GWnが記憶部11の送信待ちリストに既に登録されているか否かを調べ(ステップ12)、未登録であれば送信待ちリストの最後に追加して受付拒否通知と時間推定部15で推定した待ち時間を通信部10より前記送信元のゲートウェイ装置GWnに返信する(ステップ13)。また、記憶部11の送信待ちリストに既に登録されていた場合、受付可否設定部12は送信待ちリストを変更せずに受付拒否通知と時間推定部15で推定した待ち時間を通信部10より前記送信元のゲートウェイ装置GWnに返信する(ステップ18)。
一方、情報送信受付要求を受け取った時点で通信しているゲートウェイ装置GWnの台数が上限台数未満であった場合、受付可否判定部12は、記憶部11の送信待ちリストに登録されている他のゲートウェイ装置GWn、つまり送信待ち状態のゲートウェイ装置GWnの有無を調べ(ステップ14)、送信待ちのゲートウェイ装置GWnが無ければ、情報送信受付要求の送信元のゲートウェイ装置GWnに対して通信部10より受付許可通知を返信する(ステップ15)。ここで、送信待ちのゲートウェイ装置GWnが有った場合、受付可否判定部12は、記憶部11に記憶している各ゲートウェイ装置GWnの優先順位を調べ(ステップ16)、情報送信受付要求送信元のゲートウェイ装置GWnが送信待ちのゲートウェイ装置GWnよりも優先順位が上位であれば、当該送信元のゲートウェイ装置GWnの送信待ちリストへの登録の有無を調べ(ステップ19)、未登録であれば通信部10より受付許可通知を返信し(ステップ15)、登録済みであれば当該送信元のゲートウェイ装置GWnを送信待ちリストから削除した上で受付許可通知を返信する(ステップ20)。
上述のように本実施形態によれば、情報送信受付要求を受け取った時点で通信しているゲートウェイ装置GWnの台数が、予めセンタ装置1に登録されているゲートウェイ装置GWnの登録台数やセンタ装置1が同時に通信可能である単位時間当たりの通信数に応じて決められる上限台数未満であれば、受付許可通知をセンタ装置1からゲートウェイ装置GWnに返信し、前記台数が上限台数に達していれば受付拒否通知をセンタ装置1からゲートウェイ装置GWnに返信するとともに、ゲートウェイ装置GWnにおいては、当該受付拒否通知を受け取った場合、所定の待ち時間が経過した後に再度情報送信受付要求をセンタ装置1に送信するので、多数のゲートウェイ装置GWnがセンタ装置1の許可無しに同時に情報を送信することがなく、センタ装置1に多大な負荷がかかるのを防ぐことができる。また、受付拒否通知とともに時間推定部15で推定される待ち時間をセンタ装置1からゲートウェイ装置GWnへ返信しているので、受付拒否通知がセンタ装置1からゲートウェイ装置GWnへ何度も繰り返し返信されるのを防ぐことができる。さらに、受付拒否通知を返信したゲートウェイ装置GWnを記憶部11の送信待ちリストに登録しておき、送信待ちのゲートウェイ装置GWnが情報をセンタ装置1に送信し終える前に別のゲートウェイ装置GWnから情報送信受付要求を受け取ったときに受付可否判定部12が受付拒否通知を返信するため、特定のゲートウェイ装置GWnがいつまでも情報を送信できない状況となるのを防ぐことができる。しかも、全てのゲートウェイ装置GWnに優先順位を設定してセンタ装置1の記憶部11に記憶しておき、受付拒否通知を受けて送信待ちの状態にあるゲートウェイ装置GWnが有る場合に別のゲートウェイ装置GWnから情報送信受付要求を受け取ったときに送信待ち状態のゲートウェイ装置GWnと新たに情報送信受付要求を送信した別のゲートウェイ装置GWnの優先順位を比較して、新たに情報送信受付要求を送信した別のゲートウェイ装置GWnが送信待ち状態のゲートウェイ装置GWnよりも優先順位が高い場合にのみ受付許可通知を返信するから、例えば、防災センサの情報を取得するゲートウェイ装置GWnの優先順位を照明器具の情報を取得するゲートウェイ装置GWnよりも上位とすれば、重要な機器3からの情報を優先的にセンタ装置1で収集することができる。
(実施形態2)
本実施形態はセンタ装置1の構成に特徴があり、その他の構成並びに基本的な動作は実施形態1と共通である。したがって、実施形態1と共通の構成要素については図示並びに説明を省略する。
本実施形態はセンタ装置1の構成に特徴があり、その他の構成並びに基本的な動作は実施形態1と共通である。したがって、実施形態1と共通の構成要素については図示並びに説明を省略する。
本実施形態におけるセンタ装置1は、図6に示すように電話回線Ltにより特定の機器3に対して情報の提供を要求するための要求信号を送信する要求部16を備えている。要求部16は、電話回線Ltを介してデータ通信を行うモデムからなり、例えば、端末装置2からの要求に応じて特定の機器3に要求信号を送信する。特定の機器3とは、例えば、家庭用エレベータ装置のように緊急連絡のために電話回線Ltと接続されている機器である。
而して、センタ装置1から要求信号を受け取った機器3はゲートウェイ装置GWnに対して情報送信要求を行い、実施形態1で説明した手順で当該機器3の情報がゲートウェイ装置GWnを通じてセンタ装置1に送られる。従って、本実施形態によれば任意のタイミングで機器3の情報をセンタ装置1で収集することができる。なお、センタ装置1から機器3に要求信号を送る代わりに、対象の機器3が接続されているゲートウェイ装置GWnに当該機器3の情報を取得することを要求しても構わない。
ここで、エミット(EMIT(Embedded Micro Internetworking Technology))と称する機器組み込み型ネットワーク技術(機器に簡単にミドルウェアを組み込んでネットワークに接続できる機能を備えるネットワーク技術、以降、EMIT技術と称する。)を用いることで、携帯電話、PC(Personal Computer)、PDA(Personal Digital Assistant)、PHS(Personal Handy phone System)等の外部端末(図示せず)から様々な設備機器(照明装置、空調装置、動力装置、センサ、電気錠、ウェブカメラ等、以降、EMIT端末と称する。)<図示せず>にアクセスして、EMIT端末を遠隔監視・制御することができる。
尚、EMIT端末は、マイコン搭載の組み込み機器であり、機器組み込み型のネット接続用ミドルウェアでありEMIT技術を実現するEMITソフトウェアが搭載されている。例えば、実施形態1,2における機器3にEMITソフトウェアを搭載し、EMIT端末として用いることができる。
GW1,GW2,GW3 ゲートウェイ装置
1 センタ装置
2 端末装置
3 機器
4 インターネット接続装置
1 センタ装置
2 端末装置
3 機器
4 インターネット接続装置
Claims (7)
- 1乃至複数の機器がそれぞれ保有する情報をゲートウェイ装置で取得し、複数のゲートウェイ装置が取得した前記情報をインターネットを介してセンタ装置で収集し、インターネットに接続された端末装置に対してセンタ装置が収集した前記情報を開示することにより当該端末装置で前記機器を監視する遠隔監視システムであって、
ゲートウェイ装置は、各機器から前記情報を取得する情報取得手段と、インターネットを介してセンタ装置と通信する通信手段と、情報取得手段で取得した前記情報をセンタ装置に送信する前に当該情報送信の受け付けを要求する情報送信受付要求を通信手段よりセンタ装置に送信させる制御手段とを備え、
センタ装置は、インターネットを介して各ゲートウェイ装置並びに前記端末装置と通信する通信手段と、同時に通信可能であるゲートウェイ装置の上限台数を決定する上限台数決定手段と、前記情報送信受付要求を受け取った時点で通信しているゲートウェイ装置の台数が前記上限台数未満であれば通信手段より受付許可通知を返信し、前記台数が上限台数に達していれば通信手段より受付拒否通知を返信する受付可否判定手段とを備え、
ゲートウェイ装置の前記制御手段は、前記受付許可通知を受け取った場合は情報取得手段で取得した前記情報を通信手段よりセンタ装置へ送信し、前記受付拒否通知を受け取った場合は所定の待ち時間が経過した後に再度情報送信受付要求を通信手段よりセンタ装置に送信することを特徴とする遠隔監視システム。 - 前記上限台数決定手段は、予めセンタ装置に登録されているゲートウェイ装置の登録台数に応じて上限台数を決定することを特徴とする請求項1記載の遠隔監視システム。
- 前記上限台数決定手段は、センタ装置が同時に通信可能である単位時間当たりの通信数に応じて上限台数を決定することを特徴とする請求項1記載の遠隔監視システム。
- センタ装置は、通信中のゲートウェイ装置が前記情報送信に要する時間を推定する時間推定手段を備え、当該時間推定手段が推定した時間を前記受付可否判定手段が前記受付拒否通知とともに返信してなり、
ゲートウェイ装置の前記制御手段は、前記推定時間に基づく所定の待ち時間が経過した後に再度情報送信受付要求を通信手段よりセンタ装置に送信することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の遠隔監視システム。 - センタ装置は、少なくとも何れか一つの機器若しくは各ゲートウェイ装置に対して前記情報の提供を要求する要求手段を備え、
ゲートウェイ装置の前記制御手段は、前記要求手段からの要求に応じて前記情報送信受付要求を通信手段よりセンタ装置に送信させることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の遠隔監視システム。 - センタ装置の前記受付可否判定手段は、受付拒否通知を返信したゲートウェイ装置を記憶しておき、当該ゲートウェイ装置が前記情報をセンタ装置に送信し終える前に当該ゲートウェイ装置以外の別のゲートウェイ装置から情報送信受付要求を受け取ったときに受付拒否通知を返信することを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の遠隔監視システム。
- センタ装置の前記受付可否判定手段は、全てのゲートウェイ装置に優先順位を設定しておき、前記受付拒否通知を受けて送信待ちの状態にあるゲートウェイ装置が有る場合に当該ゲートウェイ装置以外の別のゲートウェイ装置から情報送信受付要求を受け取ったときに当該別のゲートウェイ装置の優先順位が当該送信待ち状態のゲートウェイ装置よりも優先順位が高い場合にのみ受付許可通知を当該別のゲートウェイ装置に返信することを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の遠隔監視システム。
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JP2016178642A (ja) * | 2009-09-09 | 2016-10-06 | ソニー株式会社 | 通信装置及び通信方法 |
JPWO2014136480A1 (ja) * | 2013-03-08 | 2017-02-09 | ソニー株式会社 | 通信装置及び通信方法、コンピューター・プログラム、並びに通信システム |
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2005
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