JP2001148085A - 集合住宅管理システム - Google Patents

集合住宅管理システム

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JP2001148085A
JP2001148085A JP33248799A JP33248799A JP2001148085A JP 2001148085 A JP2001148085 A JP 2001148085A JP 33248799 A JP33248799 A JP 33248799A JP 33248799 A JP33248799 A JP 33248799A JP 2001148085 A JP2001148085 A JP 2001148085A
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健二 廣田
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康晴 藤島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】各端末機器に記憶した機能設定データが確認で
きるようにする。 【解決手段】端末機器2の各々には、機能設定データを
記憶した記憶部23を備える一方、制御装置1には、端
末機器2のすべての機能設定データを記憶した記憶部1
3を備えており、制御装置1は、端末機器2の各々に、
機能設定要求信号を送信し、これに対して返信される機
能設定データと、制御装置1の記憶部13に記憶された
その端末機器2の機能設定データとを比較して、各端末
機器2の機能設定データを確認する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集合住宅の中央に
設置された制御装置に、各住戸に設置された端末機器を
接続し、制御装置において、各端末機器を管理する構成
の集合住宅管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、集合住宅管理システムの構成の
一例を示す図である。管理人室や警備室などの集合住宅
の中央には、制御装置として警報監視盤1を設置する一
方、集合住宅の各住戸には、端末機器として住宅情報盤
2を設置している。警報監視盤1と各住戸の住宅情報盤
2とは、伝送線L1と通話線L2とを介して接続されて
おり、警報監視盤1では、各住戸の監視を行うととも
に、各住戸とのインターホン通話が可能になっている。
【0003】各住戸の住宅情報盤2には、ドアホン子器
Dを介して火災感知器などの感知器Sを接続した感知器
回線Lsを接続しており、感知器Sの作動を検知し、火
災などの異常が発生したと判断すれば、異常信号を警報
監視盤1に対して送信する。すると、警報監視盤1で
は、警報を表示や音によって出力するとともに、作動し
た感知器Sに対応した地区音響装置(不図示)などを作
動させて、住戸人の迅速かつ安全な避難を誘導する。
【0004】なお、各住戸内を監視する感知器Sには、
火災感知器の他に、ガス漏れ検知機や防犯センサなども
含まれる。また、火災感知器が作動して、火災が発生し
たときには、地区音響装置以外に、防排煙機器やスプリ
ンクラなどが作動するようにうしたシステムがある。ま
た、ここでは、住宅情報盤2は、試験端子付のドアホン
子器Dを介して感知器回線Lsを接続しているため、ド
アホン子器Dに遠隔試験器Tを接続すれば、戸外の遠隔
試験器Tから、感知器Sや住宅情報盤2を対象とした試
験ができるようになっている。
【0005】更に、住宅情報盤2は、管理室などに設置
された警報監視盤1や、玄関先などに設置されたドアホ
ン子器Dとのとインターホン通話以外に、警報監視盤1
に更に接続され、共同玄関などに設置されたロビーイン
ターホン(不図示)との通話ができるようになってい
る。ロビーインターホンから住戸番号を指定した呼出が
あり、これに応答した住宅情報盤2において、解錠ボタ
ンを操作すれば、共同玄関の電気錠を解錠させることが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したような集合住
宅管理システムでは、各住戸の住宅情報盤には、各種の
機能設定データが記憶されており、このデータの内容に
従って、動作するようになっている。この機能設定デー
タは、警報監視盤から、キー操作やスイッチ設定などに
よって信号を送信して設定できるようになっており、警
報監視盤は、各住戸の住宅情報盤のアドレスを、一斉又
は個別に指定して、伝送線を通じて機能設定データを送
信し、指定した住宅情報盤に対して、その機能設定デー
タを設定する。
【0007】ところが、機能設定がされた住宅情報盤を
取り外したり、他の住宅情報盤に交換した場合に、シス
テム全体において、各住宅情報盤の機能設定が正しい状
態であるかが分からなかった。また、各住宅情報盤にお
いて記憶していたデータが、ノイズなどによって破壊さ
れた場合も同様に、以降、正しく機能設定がされている
かが不明であり、そのまま放置すれば誤動作することが
あった。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、各端末機器に記憶した機能設定データが
確認できるようにした集合住宅管理システムを提供する
ことを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、集合住宅の中央に設置された制御装置に、伝送線を
介して、各住戸に設置された端末機器を接続した構成の
集合住宅管理システムは、請求項1では、端末機器の各
々には、機能設定データを記憶した記憶部を備える一
方、制御装置には、端末機器のすべての機能設定データ
を記憶した記憶部を備えており、制御装置は、端末機器
の各々に、機能設定要求信号を送信し、これに対して返
信される機能設定データと、制御装置の記憶部に記憶さ
れたその端末機器の機能設定データとを比較して、各端
末機器の機能設定データを確認する。
【0010】請求項2では、端末機器の各々には、機能
設定データを記憶した記憶部を備える一方、制御装置に
は、端末機器のすべての機能設定データを記憶した記憶
部を備えており、端末機器の各々は、制御装置から、そ
の端末機器の機能設定データが付加された機能設定確認
信号を受信したときには、その受信した機能設定データ
と、端末機器の記憶部に記憶された機能設定データとを
比較して、機能設定データを確認する。
【0011】請求項3では、請求項1又は請求項2にお
いて、端末機器の各々は、制御機器から機能設定データ
が付加された機能設定信号を受信したときには、その受
信した機能設定データを、端末機器の記憶部に記憶す
る。また、請求項4では、請求項3において、制御機器
は、特定の端末機器を指定した機能設定信号と、すべて
の端末機器を指定した機能設定信号のいずれかを選択し
て送信する。
【0012】請求項5では、請求項1〜請求項4のいず
れかにおいて、制御機器は、管理人室などに設置され、
少なくとも、各住戸の監視機能と、各住戸との通話機能
を備えた警報監視盤であり、端末機器の各々は、各住戸
に設置され、少なくとも、住戸内の監視機能と、警報監
視盤との通話機能を備えた住宅情報盤である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面とともに説明する。図1は、集合住宅管理シ
ステムの構成の一例を示したブロック図である。システ
ム構成は、図6に示した従来の構成と同様であるが、こ
こでは、集合住宅の中央に制御装置として設置された警
報監視盤1と、この警報監視盤1に、伝送線L1と通話
線L2を介して接続され、各住戸に端末機器として設置
された住宅情報盤2に加えて、住宅情報盤2と同様に、
警報監視盤1に伝送線L1と通話線L2を介して接続さ
れ、共同玄関に設置されたロビーインターホン3の構成
も合わせて示している。
【0014】制御機器である警報監視盤1は、管理人室
などに設置され、少なくとも、各住戸の監視機能と、各
住戸との通話機能を備えており、端末機器である各住戸
に設置された住宅情報盤2は、少なくとも、住戸内の監
視機能と、警報監視盤1との通話機能とを備えている。
警報監視盤1は、システム全体と監視盤1の各部を制御
するホストCPU10と、伝送線L1を介して信号を送
受信する信号送受信部11と、信号送受信部11による
伝送の制御を行う伝送CPU12と、各住戸の住宅情報
盤2の機能設定データなどを予め記憶したフラッシュメ
モリ13(フラッシュEEPROM)と、キャッシュメ
モリ等として使用されるS−RAM14と、各住戸に対
応した表示窓などで構成された表示回路部15と、各種
キースイッチなどで構成されたキー入力部16と、通話
線L2を通じたハンドセットH1によるインターホン通
話を可能とするとともに、スピーカSP1から呼出音な
どを出力させるインターホン回路部17とを備える。
【0015】各住戸の住宅情報盤2は、各部を制御する
CPU20と、伝送線L1を介して信号を送受信する信
号送受信部21と、この住宅情報盤2にアドレスを設定
するディップスイッチ22と、機能設定データなどを記
憶するEEPROM23と、火災灯などで構成された表
示回路部24と、各種キーなどで構成されたキー入力部
25と、通話線L2を通じたハンドセットH2によるイ
ンターホン通話を可能とするとともに、スピーカSP2
から呼出音などを出力させるインターホン回路部26と
を備える。
【0016】ロビーインターホン3は、各部を制御する
CPU30と、伝送線L1を介して信号を送受信する信
号送受信部31と、このロビーインターホン3にアドレ
スを設定するディップスイッチ32と、フラッシュメモ
リ33と、呼び出す住戸の番号などを表示する表示回路
部34と、住戸番号を入力するテンキーなどで構成され
たキー入力部35と、通話線L2を通じ、マイクMI3
とスピーカSP3とを用いたハンズフリー通話を可能と
するインターホン回路部36とを備える。
【0017】本発明では、端末機器である住宅情報盤2
の各々には、記憶部を構成するEEPROM23に機能
設定データを記憶する一方、制御装置である警報監視盤
1には、記憶部を構成するフラッシュメモリ13に、す
べての住戸の住宅情報盤2の機能設定データを記憶して
いる。ここに、機能設定データには、例えば、感知器回
線Ls(図6参照)が断線したときに警報を出力するか
出力しないか等の設定がある。EEPROM23及びフ
ラッシュメモリ13は、電気的に書き換えが可能な読み
出し専用メモリであるため、停電などによって電源が供
給されなくなっても、記憶したデータ内容が消去される
ことがないが、ノイズなどの影響によりデータ内容が書
き換わってしまう場合がある。そこで、本発明では、警
報監視盤1と住宅情報盤2の両者の機能設定データを比
較することによって、機能設定データの内容を保証す
る。
【0018】警報監視盤1は、住宅情報盤2の各々に、
機能設定要求信号を送信し、これに対して返信される機
能設定データと、フラッシュメモリ13に記憶されたそ
の住宅情報盤2の機能設定データとを比較して、各住宅
情報盤2の機能設定データを確認する。警報監視盤1
は、定期的に(例えば、伝送トラフィックが小さい、夜
間などの時間帯に1日1回)、各住宅情報盤2に対して
順に、機能設定要求信号を送信する。比較の結果、その
住戸の機能設定データに違いがあれば、表示回路部15
によって、液晶画面などに「設定データ異常」などと表
示するとともに、その住戸番号を表示する。
【0019】これによって、すでに機能設定がされてい
た住宅情報盤2が取り外されたり、他の住宅情報盤2に
交換されたりした場合でも、警報監視盤1側でそのこと
が分かり、機能設定をし直す等の迅速な対処がとれる。
また、住宅情報盤2のEEPROM23に記憶している
機能設定データが、ノイズなどによって破壊された場合
でも、そのことが警報監視盤1側で分かるので、機能設
定データを設定しなおせばよい。
【0020】図2には、警報監視盤1と各住宅情報盤2
の間の伝送フォーマットの一例を示している。伝送され
る信号は、スタートパルスPsとエンドパルスPeとの
間に、モード信号Pm、アドレス信号Pa、制御信号P
c、返信帯Prを構成する。返信帯Prには、住宅情報
盤2からの返信信号が設定されることになる。モード信
号Pmには、制御信号を送信する制御モードと、状態信
号の返信を受けるための状態監視モードと、機能設定デ
ータを書き込むための機能設定書込モードと、機能設定
データの返信を要求するための書込データ要求モード
と、機能設定データを確認するための書込データ確認モ
ードなどがある。アドレス信号Paには、特定の住宅情
報盤2を指定する固有アドレス指定と、すべての住宅情
報盤2を指定する一斉アドレス指定のいずれがが設定で
きる。制御信号Pcには、インターホン通話のための通
話制御や、機能設定書込データなどが設定される。
【0021】警報監視盤1から住宅情報盤2に送信され
る機能設定要求信号は、モード信号Psを「書込データ
要求モード」とし、アドレス信号Paに固有アドレスを
順に設定して構成される。警報監視盤1は、この機能設
定要求信号を送信すれば、住宅情報盤2から返信帯Pr
に機能設定データが設定されてくるので、住戸毎に機能
設定データの確認ができる。
【0022】図3には、上記した警報監視盤1の動作を
フローチャート(100〜107)で示している。警報
監視盤1では、定期的に確認を行っている時刻になると
(100)、住戸のアドレスを順に設定して(10
1)、機能設定要求信号を送信する(102)。これに
対して返信があると(103)、受信した機能設定デー
タと、フラッシュメモリ13に記憶しているその住戸の
機能設定データとを比較し(104)、両者が一致すれ
ば、次の住戸に機能設定要求信号を送信して、確認を繰
り返すが(105,106,101〜)、一致しなけれ
ば、設定データ異常を報知する(105,107)。
【0023】設定データ異常の報知は、表示回路部15
によって、その住戸番号とともに異常である旨を表示す
る以外に、スピーカSP1からアラーム音や音声メッセ
ージを出力するようにしてもよい。以上には、警報監視
盤1側において機能設定データを確認する場合を説明し
たが、本発明では、各住戸の住宅情報盤2側で機能設定
データを確認することもできる。この場合、端末機器で
ある住宅情報盤2の各々は、制御装置である警報監視盤
1から、その住宅情報盤2の機能設定データが付加され
た機能設定確認信号を受信したときには、その受信した
機能設定データと、自己のEEPROM23に記憶され
た機能設定データとを比較して、機能設定データを確認
する。
【0024】この場合も、警報監視盤1は、定期的に、
各住宅情報盤2に対して順に、機能設定確認信号を送信
するようにすればよい。各住宅情報盤2では、比較の結
果、機能設定データに違いがあれば、表示回路部24に
よって液晶画面などに「設定データ異常」などと表示す
る。これによって、交換後の住宅情報盤2において、正
しく機能設定データが記憶されていないことなどが分か
り、警報監視盤1側に機能設定を要求することができ
る。また、住宅情報盤2のEEPROM23に記憶して
いる機能設定データが、ノイズなどによって破壊された
場合でも、そのまま放置されることがない。
【0025】警報監視盤1から住宅情報盤2に送信され
る機能設定確認信号は、図2のフォーマットでは、モー
ド信号Psを「書込データ確認モード」とし、アドレス
信号Paに固有アドレスを順に設定し、制御信号Pcに
は、アドレス設定した住戸に対応させてフラッシュメモ
リ13に記憶している機能設定データを設定する。住宅
情報盤2では、この機能設定確認信号を受信すれば、返
信帯Prに確認結果を設定するようにすればよい。
【0026】図4には、このときの住宅情報盤2の動作
をフローチャート(200〜206)で示している。住
宅情報盤2は、受信した信号に自己のアドレスが設定さ
れており、その信号が機能設定確認信号であると(20
0〜202)、受信した機能設定データと、EEPRO
M23に記憶している自己の機能設定データとを比較し
(203)、両者が一致すれば、正常信号を返信し(2
04,205)、一致しなければ、設定データ異常を、
表示回路部24やスピーカSP2から報知する(20
4,206)。
【0027】なお、住宅情報盤2において、設定データ
異常を検出したときには、伝送線L1を通じて警報監視
盤1に、機能設定データに異常が発生したことを通知す
るようにしてもよい。そうすれば、警報監視盤1側にお
いて、自動的に、設定データ異常である住戸が分かる。
次に、警報監視盤1から各住戸の住宅情報盤2への機能
設定について説明する。端末機器である住宅情報盤2の
各々は、制御機器である警報監視盤1から機能設定デー
タが付加された機能設定信号を受信したときには、その
受信した機能設定データを、EEPROM23に記憶す
る。
【0028】警報監視盤1は、定期的な機能設定データ
の確認の結果、異常を検出したり、異常を検出した住戸
からインターホン通話等によって連絡があったときに
は、機能設定信号をその住戸に対して送信する。すなわ
ち、警報監視盤1では、住宅情報盤2の機能設定データ
が設定されていない場合や、住宅情報盤2のEEPRO
M23に記憶している機能設定データが、ノイズなどに
よって破壊された場合でも、すぐに機能設定データを設
定し、正常な状態に復旧させることができる。
【0029】警報監視盤1から住宅情報盤2に送信され
る機能設定信号は、図2のフォーマットでは、モード信
号Psを「機能設定書込モード」とし、アドレス信号P
aに固有アドレス又は一斉アドレスを設定し、制御信号
Pcに、住宅情報盤2に設定する機能設定データを設定
する。住宅情報盤2では、この機能設定信号を受信すれ
ば、返信帯Prに設定結果を設定して返信するようにし
てもよい。
【0030】アドレス信号Paには、特定の住宅情報盤
2を指定した固有アドレス指定と、すべての住宅情報盤
2を指定した一斉アドレス指定のいずれかができる。す
なわち、警報監視盤1は、特定の住宅情報盤2を指定し
た機能設定信号と、すべての住宅情報盤2を指定した機
能設定信号のいずれかを選択して送信することができ
る。これによって、システムを新規に導入したとき等で
も、一斉アドレス指定によって、容易に各住戸の住宅情
報盤2に機能設定データを登録できる。
【0031】図5には、このときの住宅情報盤2の動作
をフローチャート(300〜303)で示している。住
宅情報盤2は、受信した信号に自己のアドレスか一斉ア
ドレスが指定されており、その信号が機能設定信号であ
ると(300〜302)、受信した機能設定データをE
EPROM23に記憶する。すでに機能設定データが記
憶されているときには、受信した機能設定データに更新
するように、データを書き換える(303)。
【0032】
【発明の効果】以上の説明からも理解できるように、本
発明の請求項1に記載の集合住宅管理システムでは、制
御装置は、端末機器の各々に、機能設定要求信号を送信
し、これに対して返信される機能設定データと、制御装
置に記憶されたその端末機器の機能設定データとを比較
して、端末機器の機能設定データを確認する。これによ
って、すでに機能設定がされた端末機器が取り外された
り、他の端末機器に交換されたりした場合でも、制御装
置側でそのことが分かる。また、端末機器に記憶してい
る機能設定データが、ノイズなどによって破壊された場
合でも、機能設定データを設定しなおせば、以降の誤動
作を未然に防ぐことが出来る。
【0033】請求項2では、端末機器の各々は、制御装
置から、その端末機器の機能設定データが付加された機
能設定確認信号を受信したときには、その受信した機能
設定データと、端末機器に記憶された機能設定データと
を比較して、機能設定データを確認する。これによっ
て、交換した後の端末機器では、機能設定データが記憶
されていないことなどが分かり、制御装置側に機能設定
を要求することができる。また、端末機器に記憶してい
る機能設定データが、ノイズなどによって破壊された場
合でも、放置されたままになることがない。
【0034】請求項3、請求項4では、端末機器の各々
は、制御機器から機能設定データが付加された機能設定
信号を受信したときには、その受信した機能設定データ
を記憶する。これによって、制御装置では、機能設定デ
ータを確認した結果、異常を検出したり、異常を検出し
た住戸から連絡があったときには、機能設定信号をその
住戸に対し送信し、機能設定データを設定することがで
きる。
【0035】特に請求項4では、制御機器は、特定の端
末機器又はすべての端末機器を指定した機能設定信号を
送信できるので、システムを新規に導入したとき等で
は、一斉アドレス指定によって、容易に各住戸の端末機
器に機能設定データを登録することができる。請求項5
では、管理人室などに設置された警報監視盤と、各住戸
に設置された住宅情報盤で構成されるシステムにおい
て、各住宅情報盤に記憶されている機能設定データを確
認することができるので、システムの信頼性を高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の集合住宅管理システムの構成の一例を
示すブロック図である。
【図2】信号フォーマットの一例を示す図である。
【図3】警報監視盤の動作の一例を示すフローチャート
である。
【図4】住宅情報盤の動作の一例を示すフローチャート
である(機能設定確認)。
【図5】住宅情報盤の動作の一例を示すフローチャート
である(機能設定)。
【図6】集合住宅管理システムのシステム構成の一例を
示す図である。
【符号の説明】
1 警報監視盤(制御装置) 13 フラッシュメモリ(記憶部) 15 表示回路部 2 住宅情報盤(端末機器) 23 EEPROM(記憶部) 24 表示回路部 L1 伝送線 L2 通話線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤島 康晴 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 平松 剛彰 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 Fターム(参考) 5C087 AA02 AA10 AA25 AA32 AA37 AA44 BB03 BB32 BB46 BB51 BB62 BB64 BB74 CC05 CC46 CC51 DD03 DD08 DD26 EE19 FF01 FF24 GG08 GG12 GG18 GG24 GG30 GG32 GG43 GG51 GG57 GG70 5K048 AA09 BA12 EA16 EB01 EB02 EB03 EB06 FB11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】集合住宅の中央に設置された制御装置に、
    伝送線を介して、各住戸に設置された端末機器を接続し
    た構成の集合住宅管理システムにおいて、 上記端末機器の各々には、機能設定データを記憶した記
    憶部を備える一方、上記制御装置には、上記端末機器の
    すべての機能設定データを記憶した記憶部を備えてお
    り、 上記制御装置は、上記端末機器の各々に、機能設定要求
    信号を送信し、これに対して返信される機能設定データ
    と、上記記憶部に記憶されたその端末機器の機能設定デ
    ータとを比較して、各端末機器の機能設定データを確認
    することを特徴とする集合住宅管理システム。
  2. 【請求項2】集合住宅の中央に設置された制御装置に、
    伝送線を介して、各住戸に設置された端末機器を接続し
    た構成の集合住宅管理システムにおいて、 上記端末機器の各々には、機能設定データを記憶した記
    憶部を備える一方、上記制御装置には、上記端末機器の
    すべての機能設定データを記憶した記憶部を備えてお
    り、 上記端末機器の各々は、上記制御装置から、その端末機
    器の機能設定データが付加された機能設定確認信号を受
    信したときには、その受信した機能設定データと、上記
    記憶部に記憶された機能設定データとを比較して、機能
    設定データを確認することを特徴とする集合住宅管理シ
    ステム。
  3. 【請求項3】上記端末機器の各々は、上記制御機器から
    機能設定データが付加された機能設定信号を受信したと
    きには、その受信した機能設定データを、上記記憶部に
    記憶することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    の集合住宅管理システム。
  4. 【請求項4】上記制御機器は、特定の端末機器を指定し
    た機能設定信号と、すべての端末機器を指定した機能設
    定信号のいずれかを選択して送信することを特徴とする
    請求項3に記載の集合住宅管理システム。
  5. 【請求項5】上記制御機器は、管理人室などに設置さ
    れ、少なくとも、各住戸の監視機能と、各住戸との通話
    機能を備えた警報監視盤であり、 上記端末機器の各々は、各住戸に設置され、少なくと
    も、住戸内の監視機能と、上記警報監視盤との通話機能
    を備えた住宅情報盤であることを特徴とする請求項1〜
    請求項4のいずれかに記載の集合住宅管理システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003016557A (ja) * 2001-06-29 2003-01-17 Matsushita Electric Works Ltd 住宅情報盤システム
JP2011114701A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Aiphone Co Ltd 集合住宅インターホンシステム
JP2011170870A (ja) * 2011-04-01 2011-09-01 Panasonic Electric Works Co Ltd 住宅情報盤システム

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