JPH1198165A - 通信異常報知方法および通信異常報知装置 - Google Patents

通信異常報知方法および通信異常報知装置

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JPH1198165A
JPH1198165A JP9259731A JP25973197A JPH1198165A JP H1198165 A JPH1198165 A JP H1198165A JP 9259731 A JP9259731 A JP 9259731A JP 25973197 A JP25973197 A JP 25973197A JP H1198165 A JPH1198165 A JP H1198165A
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communication device
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JP9259731A
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Toshiaki Tabuse
俊朗 田伏
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 略定期的な送信信号を受信する通信機器側
で、断線などの通信異常を検知して報知する。 【解決手段】 第1の通信機器(警報監視盤)10から
第2の通信機器(住宅情報盤)20への略定期的な送信
に関して通信異常を検知して報知する通信異常報知方法
を備えた通信異常報知装置であって、第2の通信機器
は、第2の通信機器が第1の通信機器から信号受信後所
定時間を経過しても第1の通信機器からの次の信号を受
信しなければ通信異常と判断する通信異常判断手段60
と、この通信異常判断手段が通信異常であると判断する
と第2の通信機器の周辺に報知する報知手段70とを具
備しており、第2の通信機器が第1の通信機器から信号
受信後、所定時間Tを経過しても第1の通信機器からの
次の信号を受信しなければ、報知手段を動作させて通信
異常として報知するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、親機と、親機から
離れて設置される子機との間で、例えばポーリングアク
セス方式等の定期的な通信を行うシステムにおいて、通
信異常を子機側で検知して子機周辺に報知する通信異常
報知方法および通信異常報知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6および図7を用いて従来の通信異常
報知装置による通信異常報知方法を説明する。図6はマ
ンション等集合住宅で使われるホームオートメーション
システムの一例を示すシステム構成図、図7は図6のホ
ームオートメーションシステムを表すブロック図であ
る。
【0003】図6および図7において、10は第1の通
信機器に相当する警報監視盤、20は第2の通信機器に
相当する住宅情報盤、30は第3の通信機器であるロビ
ーインターホンであり、いずれも、マンション等の集合
住宅に設置されるものである。
【0004】警報監視盤10は、マンション等の集合住
宅の管理人室に設置される中央監視装置であって、住戸
に設置された住宅情報盤20が、通信線であるツイスト
ペアケーブルL1 と、通話線L2 とを介して接続してい
る。また、警報監視盤10は、マンション等の集合住宅
の共同玄関に設置されたロビーインターホン30にも住
宅情報盤20と同様に接続している。
【0005】住宅情報盤20は、マンション等の集合住
宅の住戸の居間などに設置するものである。住宅情報盤
20には、玄関先に設置するドアホン子器(図示せず)
や、天井に設置する煙感知器40および熱感知器50
や、ガスを使用する台所などに設置するガス漏れ検知器
(不図示)などが接続している。
【0006】住宅情報盤20は、来訪者がドアホン子器
の住人呼出釦(図示せず)を押すと、チャイム音を鳴動
して住人に来訪者のあることを報知する。住人は、チャ
イム音に応答して、住宅情報盤20とドアホン子器とを
介して、来訪者と通話することができる。
【0007】また、住宅情報盤20は、通信線であるツ
イストペアケーブルL1 と、通話線L2 とを介して警報
監視盤10に接続されている。警報監視盤10は、住宅
情報盤20へツイストペアケーブルL1 を介して定期的
に送信を行う、ポーリングアクセス方式での通信を行っ
ている。つまり、警報監視盤10は、住宅情報盤20に
接続された煙感知器40および熱感知器50などのセン
サが異常を検知していないか定期的に監視している。も
し火災等の異常が検知されれば、住宅情報盤20は、警
報監視盤10へ、火災発生を意味するデータを送信する
と共に、LED表示回路部21や警報音発生部22によ
って、住戸内の住人に、火災発生であることを知らせ
る。
【0008】ロビーインターホン30は、マンション等
の集合住宅の共同玄関に設置され、建物の外からの来訪
者がテンキー等を操作して住戸内の住人と住宅情報盤2
0を介して通話でき、集合住宅の共同玄関に設置された
電気錠(不図示)を開錠して来訪者の立ち入りを許可す
る。
【0009】この際も、警報監視盤10は、ロビーイン
ターホン30から通話希望の旨の信号が送られてくる
と、住宅情報盤20の警報音発生部22にベル音を鳴ら
させる旨の信号を、ツイストペアケーブルL1 に出力す
る。住戸内の住人は、住宅情報盤20の警報音発生部2
2からベル音が鳴ると、共同玄関の来客と通話線L2
通じて通話したり、共同玄関の電気錠を開錠したりし
て、来客の対応を行う。
【0010】このようなマンション等集合住宅で使われ
るホームオートメーションシステムでは、各住戸の住宅
情報盤20は、通信線であるツイストペアケーブルL1
および通話線L2 で、送り配線で接続されている。警報
監視盤10は、各住宅情報盤20毎に与えられたアドレ
スナンバーをデータの一部としてツイストペアケーブル
1 に出力すれば、指定されたアドレスの住宅情報盤2
0からの返信を得ることができる。このため、警報監視
盤10は、ツイストペアケーブルL1 が断線していない
ことを各住宅情報盤20毎に確かめることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の通信異常報知装置による通信異常報知方法
においては、警報監視盤10と住宅情報盤20との間の
信号線であるツイストペアケーブルL1 が断線したり、
警報監視盤10の通信部が壊れて通信ができなくなった
りした場合、親機である警報監視盤10では通信異常で
あることを知ることができるが、子機である住宅情報盤
20では、通信不可であることを判別できなかった。こ
のため、もし管理人室に管理人がおらず防災センター等
で警報監視盤10の集中管理を行っていなければ、住宅
情報盤20の断線状態の通報が遅れ、この状態で火災が
発生した場合は、警報監視盤10から断線した住宅情報
盤20に通話のための呼出信号などを送っても、住宅情
報盤20は断線したままで受信できず、その住戸の住人
には、火災が発生した旨の報知がなされないという問題
点があった。また、ツイストペアケーブルL1 が断線し
た住宅情報盤20は、警報音発生部22がベル音を鳴ら
すための警報監視盤10からの信号を受信することがで
きないので、もし管理人室に管理人がいなければ、来訪
者がロビーインターホン30から電話をかけても、ロビ
ーインターホン30から電話がかかっていることを知る
ことができず、来客に応じることができなかった。
【0012】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは、略定期的な送
信信号を受信する通信機器側で、断線などの通信異常を
検知して報知する、優れた通信異常報知方法および通信
異常報知装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点を
解決するため、請求項1記載の発明にあっては、第1の
通信機器から第2の通信機器への略定期的な送信に関し
て通信異常を検知して報知する通信異常報知方法であっ
て、第2の通信機器は第2の通信機器の周辺に報知する
報知手段を有しており、第2の通信機器が第1の通信機
器から信号受信後、所定時間を経過しても第1の通信機
器からの次の信号を受信しなければ、報知手段を動作さ
せて通信異常として報知するようにしたことを特徴とす
る。
【0014】請求項2記載の発明にあっては、略定期的
な送信をする第1の通信機器と、この第1の通信機器か
らの送信信号を受信する第2の通信機器とを備える通信
異常報知装置であって、第2の通信機器は、第2の通信
機器が第1の通信機器から信号受信後所定時間を経過し
ても第1の通信機器からの次の信号を受信しなければ通
信異常と判断する通信異常判断手段と、この通信異常判
断手段が通信異常であると判断すると第2の通信機器の
周辺に報知する報知手段とを具備することを特徴とす
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る通信異常報知
方法および装置の一実施の形態を、図1乃至図5に基づ
いて詳細に説明する。
【0016】図1は通信異常報知機能を具備する第2の
通信機器を用いて構築したシステム構成図、図2は通信
異常報知機能を具備する第2の通信機器を説明するブロ
ック図である。図3は通信異常報知を行わせる報知部の
一例を示した説明図であり、(a) はLED表示回路部
を、(b) は警報音発生部を、それぞれ示している。図4
は通信異常報知機能を具備する第2の通信機器における
制御フローを示す説明図、図5は通信異常報知機能を具
備する第2の通信機器の通信異常報知を説明する状態遷
移図であり、(a) は第2の通信機器での受信信号を表
し、(b) は(a) の受信の有無に応じて報知を行う期間を
表している。
【0017】図1および図2において、10は第1の通
信機器に相当する警報監視盤、20は第2の通信機器に
相当する住宅情報盤、30は第3の通信機器であるロビ
ーインターホンであり、いずれも、マンション等の集合
住宅に設置されるものである。
【0018】警報監視盤10は、マンション等の集合住
宅の管理人室に設置される中央監視装置であって、住戸
に設置された住宅情報盤20が、通信線であるツイスト
ペアケーブルL1 と、通話線L2 とを介して接続してい
る。また、警報監視盤10は、マンション等の集合住宅
の共同玄関に設置されたロビーインターホン30にも住
宅情報盤20と同様に接続している。
【0019】住宅情報盤20は、マンション等の集合住
宅の住戸の居間などに設置するものであり、LED表示
回路部21と、警報音発生部22と、センサ入力回路部
23と、伝送回路部24と、CPU25と、通話部26
とを備えて構成されている。
【0020】LED表示回路部21は、図3(a) に示す
ように、トランジスタ21aと、発光ダイオード21b
と、抵抗R1 と、抵抗R2 とを備えて構成されている。
トランジスタ21aは、ベースが抵抗R1 を介してCP
U25に接続し、エミッタが住宅情報盤20のアース電
位に接続し、コレクタが抵抗R2 を介して発光ダイオー
ド21bのカソードに接続している。さらに、発光ダイ
オード21bは、アノードが5V電源に接続されて電源
供給されている。このLED表示回路部21は、CPU
25からのパルス等の入力によって点灯、消灯、もしく
は点滅表示を行い、住宅情報盤20の設置された住戸の
住人に、来客有り、火災発生、各種機器の故障、などさ
まざまな状態別にLED表示で報知する。
【0021】警報音発生部22は、図3(b) に示すよう
に、CPU25の別の出力端子に接続された音声合成I
CやブザーICなどの音生成IC22aと、この音生成
IC22aからの音信号出力を音に変換するスピーカ2
2bとを備えて構成されている。この警報音発生部22
は、LED表示回路部21と同様に、CPU25からの
パルス等の入力によって、連続音や断続音もしくは合成
音声などで構成される警報音やチャイム音などを発し、
住宅情報盤20の設置された住戸の住人に、来客有り、
火災発生、各種機器の故障、などさまざまな状態別に音
で報知する。
【0022】センサ入力回路部23は、住宅情報盤20
の周辺機器とのインターフェース回路であり、天井に設
置する煙感知器40および熱感知器50や、ガスを使用
する台所などに設置するガス漏れ検知器(不図示)など
が接続している。
【0023】伝送回路部24は、警報監視盤10とのイ
ンターフェース回路であり、通信線であるツイストペア
ケーブルL1 を介して、警報監視盤10と接続されてい
る。住宅情報盤20は、警報監視盤10から送られてく
るパルス信号列を、CPU25に送る。
【0024】CPU25は、LED表示回路部21と、
警報音発生部22と、センサ入力回路部23と、伝送回
路部24とに接続されて住宅情報盤20の制御を行う。
また、CPU25は、タイマー部を備えており、略20
秒間に設定された所定時間Tの間、伝送回路部24から
信号が来ないと、LED表示回路部21や警報音発生部
22を動作させて、住宅情報盤20が設置された住戸内
の住人に、通信異常であることを報知する機能を有して
いる。
【0025】通話部26は、玄関先に設置するドアホン
子機(不図示)などと通話ができるものであり、通信線
であるツイストペアケーブルL1 とは独立した通信回線
である通話線L2 で、警報監視盤10に接続している。
【0026】このような住宅情報盤20は、来訪者が、
共同玄関に設置されたロビーインターホン30や住戸玄
関のドアホン子器の住人呼出釦を押すと、チャイム音を
鳴動して住人に来訪者のあることを報知する。住人は、
チャイム音に応答して、住宅情報盤20を介して、来訪
者と通話することができる。
【0027】また、このような住宅情報盤20に対し
て、警報監視盤10は、住宅情報盤20へツイストペア
ケーブルL1 を介して定期的に送信を行う、ポーリング
アクセス方式での通信を行っている。つまり、警報監視
盤10は、住宅情報盤20に接続された煙感知器40お
よび熱感知器50などのセンサが異常を検知していない
か定期的に監視している。もし火災等の異常が検知され
れば、住宅情報盤20は、警報監視盤10へ、火災発生
を意味するデータを送信すると共に、LED表示回路部
21や警報音発生部22によって、住戸内の住人に、火
災等の異常が発生したことを知らせる。
【0028】ロビーインターホン30は、マンション等
の集合住宅の共同玄関に設置され、建物の外からの来訪
者がテンキー等を操作して住戸内の住人と住宅情報盤2
0を介して通話できる。また、住戸内の住人は、集合住
宅の共同玄関に設置された電気錠(不図示)を、ロビー
インターホン30を介して開錠して来訪者の立ち入りを
許可することができる。
【0029】この際も、警報監視盤10は、ロビーイン
ターホン30から通話希望の旨の信号が送られてくる
と、住宅情報盤20の警報音発生部22にチャイム音を
鳴らさせる旨の信号を、ツイストペアケーブルL1 に出
力する。住戸内の住人は、住宅情報盤20の警報音発生
部22からチャイム音が鳴ると、通話部26の受話器を
取り、共同玄関の来客と通話線L2 を通じて通話した
り、共同玄関の電気錠を開錠したりして、来客の対応を
行うことができる。
【0030】このようなマンション等集合住宅で使われ
るホームオートメーションシステムでは、各住戸の住宅
情報盤20は、通信線であるツイストペアケーブルL1
および通話線L2 で、送り配線で接続されている。警報
監視盤10は、各住宅情報盤20毎に与えられたアドレ
スナンバーをデータの一部としてツイストペアケーブル
1 に出力すれば、指定されたアドレスの住宅情報盤2
0からの返信を得ることができる。このため、警報監視
盤10は、ツイストペアケーブルL1 が断線していない
ことを各住宅情報盤20毎に確かめることができる。
【0031】このようなマンション等集合住宅のホーム
オートメーションシステムにおける各住戸の住宅情報盤
の通信異常報知方法を、図4および図5に基づいて、以
下に説明する。
【0032】住宅情報盤20のCPU25は、電源が入
れられるなどして、警報監視盤10との通信機能がオン
になると、まず、タイマー部のタイマーをリセット(ス
テップ100)して、タイマーカウントをスタートさせ
る(ステップ110)。
【0033】CPU25は、伝送回路部24からの信
号、すなわち、警報監視盤10からツイストペアケーブ
ルL1 を伝わる信号が、くるのを待つ(ステップ12
0)。CPU25は、予め設定された所定時間Tが経過
しないかタイマーカウントを続け(ステップ130)、
伝送回路部24からの信号がくると、タイマーをリセッ
ト(ステップ140)して、タイマーカウントをスター
ト(ステップ150)させた後、煙感知器40および熱
感知器50などのセンサの感知情報などを警報監視盤1
0に送る返信処理を行う[ステップ160および図5の
区間(A)]。返信処理は、およそ100msec程度
で終了し、CPU25は、上記ステップ120の直前に
戻って、伝送回路部24からの信号がくるのを繰り返し
待つ。
【0034】CPU25は、上記ステップ130にて、
所定時間Tが経過しても伝送回路部24からの信号がこ
なければ、ツイストペアケーブルL1 が断線したか、ま
たは警報監視盤10の通信部が壊れて通信ができなくな
ったと判断する。このように、ステップ130は、信号
受信後所定時間Tを経過しても、第1の通信機器である
警報監視盤10からの次の信号を受信しなければ通信異
常と判断する通信異常判断手段60として働く。このと
き、CPU25は、LED表示回路部21および警報音
発生部22を動作させて、住宅情報盤20の住戸内の住
人に通信異常であることを報知する[ステップ170お
よび図5の区間(B)]。このステップ170は、通信
異常判断手段60が通信異常であると判断すると、第2
の通信機器である住宅情報盤20の周辺に報知する報知
手段70として働く。
【0035】CPU25は、報知手段70の判断によっ
てLED表示回路部21および警報音発生部22を動作
させて報知状態にした後、伝送回路部24からの信号が
くるまで報知状態を継続する(ステップ180)。そし
て、ツイストペアケーブルL 1 の断線が修復するか、ま
たは警報監視盤10が正常に通信可能になって、警報監
視盤10から伝送回路部24に信号が届くようになった
後、CPU25は、伝送回路部24からの信号がくる
と、タイマーをリセット(ステップ190)して、タイ
マーカウントをスタートさせ(ステップ200)、ステ
ップ160同様に返信処理を行う[ステップ210およ
び図5の区間(C)]。ステップ210での返信処理
後、CPU25は、LED表示回路部21および警報音
発生部22を通常動作に戻して報知終了とし(ステップ
220)上記ステップ120の直前に戻る。このように
して、CPU25は、所定時間Tのカウントを繰り返
す。
【0036】従って、住宅情報盤20として例示した第
2の通信機器は、警報監視盤10として例示した第1の
通信機器から信号受信後所定時間Tを経過しても次の信
号を受信しなければ通信異常と判断する通信異常判断手
段60と、この通信異常判断手段60が通信異常である
と判断すると第2の通信機器の周辺に報知する報知手段
70とを具備するため、このような第2の通信機器では
警報監視盤10と住宅情報盤20との間の信号線である
ツイストペアケーブルL1 が断線したり、警報監視盤1
0の通信部が壊れて通信ができなくなったりした場合、
通信異常であることを知ることができる。このため、も
し管理人室に管理人がおらず防災センター等で警報監視
盤10の集中管理を行っていなくても、その住戸の住人
は、住宅情報盤20に通信異常があることを、住戸内で
知ることができる。さらには、住宅情報盤20は、通信
異常であることを周囲に知らせることができて、マンシ
ョン等集合住宅のホームオートメーションシステム等に
要求される通信異常報知装置としての自己管理力を向上
できる。
【0037】なお、上記実施の形態においては、住宅情
報盤20に通信異常があることを、LED表示回路部2
1と警報音発生部22とで報知したものを例示したが、
本発明はこれに限らず、LED表示回路部での報知が十
分目立ち、警報音発生部での報知が十分聞こえるなら
ば、LED表示回路部と警報音発生部とのどちらか一方
のみで報知するようにしたものであってもよい。
【0038】また、上記実施の形態においては、マンシ
ョン等の集合住宅を想定し、第1の通信機器を警報監視
盤10として例示し、第2の通信機器を住宅情報盤20
として例示したものを例示したが、本発明はこれに限ら
ず、第1の通信機器から第2の通信機器へ略定期的に送
信する必要があるものならば、どのような機器に適用し
てもよい。
【0039】更に、上記実施の形態における通信異常報
知方法は、複数の通信端末間の断線検出にも応用できる
ことはいうまでもない。
【0040】
【発明の効果】請求項1記載の発明にあっては、第1の
通信機器から第2の通信機器への略定期的な送信に関し
て通信異常を検知して報知する通信異常報知方法であっ
て、第2の通信機器は第2の通信機器の周辺に報知する
報知手段を有しており、第2の通信機器が第1の通信機
器から信号受信後、所定時間を経過しても第1の通信機
器からの次の信号を受信しなければ、報知手段を動作さ
せて通信異常として報知するようにしたため、第1の通
信機器と第2の通信機器との間の信号線が断線したり、
第1の通信機器の通信部が壊れて通信ができなくなった
りした場合、通信異常であることを第2の通信機器側で
知ることができ、もし第1の通信機器の通信管理を行っ
ていなくても、第2の通信機器は、通信異常であること
を、周囲に知らせることができるという通信異常報知方
法を提供できる。
【0041】請求項2記載の発明にあっては、略定期的
な送信をする第1の通信機器と、この第1の通信機器か
らの送信信号を受信する第2の通信機器とを備える通信
異常報知装置であって、第2の通信機器は、第2の通信
機器が第1の通信機器から信号受信後所定時間を経過し
ても第1の通信機器からの次の信号を受信しなければ通
信異常と判断する通信異常判断手段と、この通信異常判
断手段が通信異常であると判断すると第2の通信機器の
周辺に報知する報知手段とを具備するため、第1の通信
機器と第2の通信機器との間の信号線が断線したり、第
1の通信機器の通信部が壊れて通信ができなくなったり
した場合でも、通信異常であることを第2の通信機器側
で知ることができ、もし第1の通信機器側で管理作業者
が常時監視していなくとも、第2の通信機器は通信異常
であることを周囲に知らせることができて、自己管理力
が向上した通信異常報知装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施の形態の通信異常報知機能
を具備する通信機器を用いて構築したシステム構成図で
ある。
【図2】同上の通信異常報知機能を具備する通信機器を
説明するブロック図である。
【図3】同上の通信異常報知を行わせる報知部の一例を
示した説明図である。
【図4】同上の通信異常報知機能を具備する通信機器に
おける制御フローを示す説明図である。
【図5】同上の通信異常報知機能を具備する通信機器の
通信異常報知を説明する状態遷移図である。
【図6】従来の通信異常報知機能を具備する装置を用い
て構築したシステム構成図である。
【図7】同上の通信異常報知機能を具備する装置を説明
するブロック図である。
【符号の説明】
10 第1の通信機器(警報監視盤) 20 第2の通信機器(住宅情報盤) 60 通信異常判断手段 70 報知手段 T 所定時間
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G08B 25/04 G08B 25/04 E 26/00 26/00 B 29/06 29/06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の通信機器から第2の通信機器への
    略定期的な送信に関して通信異常を検知して報知する通
    信異常報知方法であって、第2の通信機器は第2の通信
    機器の周辺に報知する報知手段を有しており、第2の通
    信機器が第1の通信機器から信号受信後、所定時間を経
    過しても第1の通信機器からの次の信号を受信しなけれ
    ば、報知手段を動作させて通信異常として報知するよう
    にしたことを特徴とする通信異常報知方法。
  2. 【請求項2】 略定期的な送信をする第1の通信機器
    と、この第1の通信機器からの送信信号を受信する第2
    の通信機器とを備える通信異常報知装置であって、第2
    の通信機器は、第2の通信機器が第1の通信機器から信
    号受信後所定時間を経過しても第1の通信機器からの次
    の信号を受信しなければ通信異常と判断する通信異常判
    断手段と、この通信異常判断手段が通信異常であると判
    断すると第2の通信機器の周辺に報知する報知手段とを
    具備することを特徴とする通信異常報知装置。
JP9259731A 1997-09-25 1997-09-25 通信異常報知方法および通信異常報知装置 Withdrawn JPH1198165A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010134623A (ja) * 2008-12-03 2010-06-17 Nohmi Bosai Ltd 警報システム
JP2017027355A (ja) * 2015-07-22 2017-02-02 鹿島建設株式会社 監視装置

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