JPS635690A - 集合住宅管理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野１ 本発明は、集合住宅の管理室と各住戸との間で制御監視
データを時分割多重伝送する集合住宅管理システムに関
するものである。

［背景技術］ 従来、集合住宅の管理室と各住戸との間で制御監視デー
タを時分割多重伝送するこの種の集合住宅管理システム
は、管理室に配置されるＷ埋室ユニット内に設けら八た
中央制御装置と、各住戸に配置される住戸ユニット内に
設けられ固有アドレスが設定された端末器とを信号線に
て接続し、中央制御装置と各端末器との間でインターホ
ン制御、セキュリティ情報（火災、ガス漏れ、非常連絡
）などの制御監視データを時分割多重伝送するようにな
っている。ところで、このような従来例においては、住
戸ユニットの端末器が住戸ユニット用の電源を用いて動
作しているために、住戸ユニット側に電源トラブルが発
生し、電源がオフしたときには、中央制御装置には住戸
ユニットからの返送信号がないのが、あるいは電源トラ
ブルによりシステム異常となっているために返送信号が
返送されないのがが判定できないという問題があった。

［発明の目的１ 本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、住戸側の電源トラブルを中央制御装
置にて確認できる集合住宅管理システムを提供すること
にある。

Ｅ発明の開示］ （実施例） ＠１図乃至第４図は本発明一実施例を示すもので、管理
室に配置される管理室ユニット１内に設けられた中央制
御装置１０と、各住戸に配置される住戸ユニシト３内に
設けられ固有のアドレスが設定された端末器３０とを信
号Ｍ４ａにて接続し、中央制御装置１０と各端末器３０
との間でインターホン制御、セキュリティ情報などの制
御監視データを時分割多重伝送するようにした従来例と
同様の集合住宅管理システムにおいて、上記住戸ユニッ
ト３の端末器３０は住戸ユニット３用の電源を用いず中
央制御装置１０から伝送される制御監視データ信号を整
流平滑して電源とし、住戸ユニット３の各部と端末器３
０とのデータの授受を絶縁入出力回路４３．４４を介し
て行うものである。

実施例では、集合住宅の玄関ロビーに配置される玄関ロ
ビーユニットが設けられており、管理室ユニット１およ
び玄関ロビーユニット２の構成は第２図に示すようにな
っている。すなわち、管理室ユニット１は、各端末器２
０．３０をポーリングしてデータ伝送を行う中央制御装
置１０と、中央制御装置１０から出力される負荷制御信
号によって電気錠や他の負荷（例えば照明）を制御する
リレー出力部１１と、インターホン通話の相手側の部屋
番号（端末器３０の固有アドレスに対応）を入力するキ
ー人力操作部１２と、玄関ロビーの出入口扉をロックす
る電気錠の暗証番号を設定する暗証番号設定ＷＳ１３と
、キー人力状態、セキュリティ情報、システム異常など
を表示する表示部１４と、警報音、呼出音などを発生す
る報知音発生部１５と、電気錠制御信号を受信する錠制
御入力部１６と、商用′ＩＬ源（ＡＣｌｏｏＶ）を整流
平滑してシステム電源を形成する電源部１７と、商用電
源の停電を検知する停電検知部１８と、インターホン親
器１９とで形成されており、玄関ロビーユニット２ある
いは各住戸ユニット３との間でインターホン通話を行う
とともに、−玄関ロビーの電気錠制御およびセキュリテ
ィ情報の集中監視を行うようになっている。

また、玄関ロビーユニット２は、中央制御装置１０との
開でデータ伝送を行う玄関ロビー用端末器２０と、玄関
ロビー用端末器２０から出力される負荷制御信号にて駆
動されインターホン通話を制御するリレー出力部２１と
、電気錠の暗証番号あるいは訪問先の住戸番号（住戸用
端末器２０の固有アドレスに対応）を入力するキー人力
操作部２２と、入力データを表示する表示部２３と、電
気錠のロック信号を電気錠制御ｌｌ線４ｃを介して送出
する逆マスターキー部２４と、管理室ユニット１の電源
部１７より電源線４ｄを介して入力されるシステム電源
から玄関ロビー用端末器２０以外の回路に給電する回路
電源を形成する電源部２５と、インターホン子器２６と
で形成されており、Ｉｒ！理室ユニット１を介して各住
戸ユニット３との闇でインターホン通話を行うとともに
、電気錠の制御を行うようになっている。

また、住戸ユニット３は、第３図に示すように、ポーリ
ング信号Ｖｐを受信して中央制御装置１０との間でデー
タ伝送を行う住戸用端末器３０と、住戸用端末器３０か
ら出力される負荷制御信号にて制御されインターホン通
話線４ｂおよびドアホン通話＃１４ｅを切り替えるリレ
ー出力部３１と、通話線４ｂ、４ｅを介してインターホ
ン親器１９あるいはドアホン３６との間でインターホン
通話を行うための通話回路部３２と、インターホンハン
ドセット３３と、火災、がス漏れ検知器出力、非常連絡
スイッチ出力、電気錠捏作スイッチ出力などのセキュリ
ティ信号を受信する受信回路部３４と、セキュリティ信
号が受信されたときに、警報音あるいはチャイム音など
を発生させる報知音発生部３５とで形成されており、信
号４！４ａを介して中央制御装置１０から伝送されるポ
ーリング信号Ｖｐにより自己に対して伝送された制御デ
ータＣＤを取り込んでインターホン通話を制御するとと
もに、火災、ガス漏れ、非常連絡などのセキ上りティ情
報および電気錠制御データを所定の返送期間に中央制御
長ｒ：！１１０に返送するようになっている。ここに、
上記住戸用端末器３０は、第１図に示すように、複極の
ポーリング信号Ｖｐを整流するダイオードブリッジＤＢ
と、整流電圧を平滑して定電圧化することにより端末回
路電源を形成する電源部４０と、受信されたポーリング
信号Ｖｐを取り込んで信号処理を行う論理回路４１と、
各住戸に対応した固有アドレスを設定するアドレス設定
ｆｉ４２と、７オトカブラＰＣｏにて形成される絶縁出
力回路４３と、７ｉ）カブラＰ　Ｃｉにて形成される絶
縁入力回路４４と、トランジスタＱおよび抵抗Ｒにて形
成される返信回路４５とで構成されている。なお、住戸
ユニット３の住戸用端末器３０以外の回路には商用電源
から給電されている。

以下、実施例の動作について説明する。まず、最初に、
システム全体の動作について概説すると、管理室ユニッ
ト１の中央制御装置１０は、玄関ロビー用端末器２０お
上り住戸用端末器３０を介してインターホン通話の制御
および電気錠の制御を行うとともに、各住戸用端末器３
０から返送されるセキュリティ情報に基いて防災監視を
行っていおり、中火制御装置１０では、信号線４ａの短
絡、断線および端末器２０．３０の異常（例えば、端末
量 器電源のオフ）などのシステム異常をも検出して表示す
るようになっている。この場合、インターホン通話は、
管理室ユニット１にて住戸番号をキー人力することによ
ってインターホン説話１９と各住戸ユニット３の通話回
路３２およびハンドセット３３よりなる住戸インターホ
ンとの間で行なわれるとともに、玄関ロビーユニット２
にて住戸番号を入力することによってインターホン子器
２６と各住戸ユニット３の住戸インターホンとの開で行
われるようになっている。また、玄関ロビーユニット３
から管理室を呼び出す番号をキー人力すれば、インター
ホン子器と、インターホン説話１９との開でもインター
ホン通話が行える。玄関ロビーの出入口扉の電気錠は、
インターホン通話によって来客を確認した後、管理室ユ
ニット１あるいは住戸ユニット３の解錠スイッチを繰作
して解錠される。また、外出から帰また住人が解錠する
場合には暗証番号をキー人力すれば良い。

次に、インターホン制御信号、セキュリティ情報信号、
電気錠解錠信号などの時分割多重伝送動作について説明
する。いま、中央制御装置１０カ・ら信号線４ａを介し
て各端末器２０．３０に信号線４ａを介して伝送される
ポーリング信号Ｖｐの７オーマツトは、第５図（、）に
示すように、信号伝送の開始タイミングを設定するスタ
ート信号ＳＴ。

初期化モード、通常モードなどのポーリングモードを示
すモードデータＭＤ１伝送データ（制御データ）の長さ
を示すビット艮データＢＤ、ベージデータＰＤ、ｉ末器
２０．３０をアクセスするための７ドレスデータＡＤ、
インターホン通話を制御する制御データＣＤ、伝送ミス
をチエツクするチエツクサムデータＣ８，端末器２０．
３０からの返送データの返送期間を設定する返送期間設
定信号ＷＴにて形成されており、第５図（ｂ）に示すよ
うに伝送データにてパルス幅変調された複極信号（±２
４■）として伝送される。このポーリング信号Ｖｐは、
各端末器２０，３ρにて受信され、モード判定、アドレ
ス判定が行なわれ、伝送されたアドレスζ自己の固有ア
ドレスとを比較して、アドレス−致が得られた場合に続
いて伝送される制御データＣＤを取り込んでリレー出力
部２１．３１を制御してインターホン通話の制御が行な
われる。−方、このポーリング信号Ｖｐの返送期間設定
信号ＷＴにて設定される所定の返送期間には、セキュリ
ティ情報、電気錠制御データ、システム異常データなど
が電流モード信号（信号＃ａ４ａを低い抵抗値を介して
短絡して得られる信号）よりなる返送信号ＶＢとして返
送される。

ところで、本実施例では中央制御装置１０内に初期化手
段および選択ポーリング手段が設けられ、その動作は第
６図乃至第８図に示すようになっており、第６図はメイ
ンルーチン、第７図はポーリングテーブルを作成するサ
ブルーチン、第８図はループ処理のサブルーチンを示し
ている。すなわち、初期化手段では、第７図に示すよう
に、システムの立ち上げ時において、まず初期化ポーリ
ングデータ（初期化モードデータおよび最初にアクセス
するアドレス）をセットして初期化モードのポーリング
信号ＶＤを伝送し、応答がなかった場合には、そのアド
レスを未使用アドレスとしてポーリングテーブルに未使
用フラッグをセットする。

次に、アドレスをインクリメント（＋　１　）して次の
アドレスにセットして初期化モードのポーリング信号Ｖ
ｐを伝送して、同様に応答の有無をチエアクし、応答の
有無によって使用、未使用を判定してポーリングテーブ
ルに記憶させる。この初期化モードのポーリング信号Ｖ
ｐを全アドレスに封して伝送することによって、全アド
レスの使用状態が自動的に判定され、その使用状態が書
き替え可能メモリよりなるポーリングテーブルに記憶さ
れることになる。

次に、ループ処理サブルーチンは、第８図に示すように
、まず、ポーリング処理中７ラツグをセットしてポーリ
ングすべき最初の７′ドレスを７ドレスポインタから読
み出し、通常モードのポーリング信号Ｖｐによって所定
のデータ送信を行い、玄関ロビー用端末器２０あるいは
住戸用端末器３０からの返信の有無をチエツクして、返
信が無かった場合にはエラー７ラツグをセットしてシス
テム異常の発生を報知する。−方、返信があった場合に
は、短絡、パリティエラーをチエツクするとともに、デ
ータの変化をチエツクして返送データを受信バッファに
保持する。さらに、アドレスポインタを次に移しく例え
ば、インクリメントシ）で、次のアドレスの使用状態を
ポーリングテーブルの７ラツグによって判定し、未使用
アドレスであれば、アドレスポインタを次に移し、ボー
りングすべきアドレス（使用アドレス）であればポーリ
ング処理中７ブツダをリセットするようになっている。

通常モードの制御監視動作においては、操作キー人力処
理、受信データ処理、送信データ処理、表示処理などの
一般的な制御監視処理よりなるメイン処理と上記ループ
処理が繰り返され、アドレスの使用状態をポーリングテ
ーブルを参照してチエツクしながら、未使用アドレス以
外のアドレス（使用アドレス）に対してのみ通常モード
のポーリング信号Ｖｐをサイクリックに伝送している。

第９図は、割り込み処理ルーチンを示すものであり、玄
関ロビー用端末器２０あるいは住戸用端末器３０から割
り込み要求信号（例えば、スタート信号ＳＴに同期して
伝送される電流モード信号）が中央制御装置１０で受信
されると、中央制御装置１０は、通常モードのポーリン
グ信号Ｖｐの送信を中止するとともに、割り込み要求端
末器からアドレスを返送させるアドレス返送モードのポ
ーリング信号Ｖｐを伝送して割り込み要求端末器の特定
を行い、割り込み要求端末器に対して割り込みポーリン
グを行ってデータを返送させ、返送データを受信バッフ
ァに保持して所定の処理を行うようになっている。ここ
に、上記割り込み処理は、緊急を要するセキュリティデ
ータあるいは応答性を重視する制御データの伝送に対処
できるようにするものであり、実施例では、火災検知信
号、ガス漏れ検知信号のような重要度の高いセキュリテ
ィ情報信号と、ワンブツシュ操作を必要とする電気錠の
解錠スイッチおよび管理人を呼び出す押釦スイッチの操
作信号の伝送を割り込み処理によって行っている。−方
、機械的保持手段を具備した押釦スイッチにより発生さ
れる非常通報信号、住戸ユニット３の電源オフ、回路故
障などを示すシステム異常信号、火災感知器回線の断線
信号などの信号はあまり高速伝送を必要としないので、
通常モードのポーリングによって伝送されるようになっ
ている。

［発明の効果１ 本発明は上述のように、住戸ユニットの端末器が住戸ユ
ニット用の電源を用いず中央制御装置から伝送される制
御監視データ信号を整流平滑して電源とする電源回路を
備えているので、住戸ユニットの電源が電源トラブルな
どによりオフした場合にも、端末器が動作しており、こ
のため各住戸ユニットの電源オフ状態を中央制御装置に
て確認することができ、従って返送信号がない状態と電
源オフによる場合とを識別でき、また住戸ユニットが住
戸ユニットの各部と端末器とのデータの入出力部に絶縁
入出力回路を備えているので、住戸ユニット側の電源ト
ラブルが発生しても中央制御装置と端末器とのデータ伝
送などの全体システムには何等の支障も与えずに全体シ
ステムは正常に動作でき、上述の返送信号がない状態と
電源オフによる場合とを識別できる点と相まって信頼性
の高いシステムを構成できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明一実施例の主要部のブロック図、第２図
及び第３図は要部のブロック図、！＠４図は同上の概略
構成図、第５図乃至第９図は同上の動作説明図である。 １はＷ埋室ユニット、２は玄関ロビーユニット、３は住
戸ユニット、４ａは信号線、１０は中央制御装置、２０
．３０は端末器、ＤＢはダイオードブリッジ、４０は電
源回路、４３．４４は絶縁入出力回路である。 代理人　弁理士　石　田、鋒　七 第１図 第３図 第４図 第８図 第９図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）管理室に配置される管理室ユニット内に設けられ
   た中央制御装置と、各住戸に配置される住戸ユニット内
   に設けられ固有のアドレスが設定された端末器とを信号
   線にて接続し、中央制御装置と各端末器との間でインタ
   ーホン制御、セキュリティ情報などの制御監視データを
   時分割多重伝送する集合住宅管理システムにおいて、上
   記住戸ユニットの端末器が住戸ユニット用の電源を用い
   ず中央制御装置から伝送される制御監視データ信号を整
   流平滑して電源とする電源回路を備え、住戸ユニットが
   住戸ユニットの各部と端末器とのデータの入出力部に絶
   縁入出力回路を備えて成ることを特徴とする集合住宅管
   理システム。