JPS60204142A - 伝送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の分野） 本発明は、重要度の異なる複数の信号を伝送する伝送装
置に関し、特に通常の信号伝送中に重要晶い信号が発生
したときは重要な信号を割込みによってリアルタイムで
伝送できるようにした伝送装置に関する。

（発明の背景） 最近、マンション等の集合住宅においては、各住戸ど居
住者の安全と快適、便利な住環境を提供するとともにそ
の集合住宅の合理的かつ適切な維持管理を行なう等のた
めの種々の住宅管理システムが採用されている。

このシステムは、例えば、管理人室または監視レンツ等
に主装置としての管理人親機、各住戸ごとに端末機とし
ての住戸機（ホームコントローラまたは住宅情報盤）、
さらに共同玄関に共同玄関機等の各機器を設置するどと
もに、これらの各機器間を２線の通話線および２線の伝
送線等で接続してなるものＣ１各住戸機と共同玄関機ま
たは管理人親機との間）通話を行なうインターボン機能
、住戸機からの指令により共同玄関機を介し−Ｃ共同玄
関のドアを解錠または開扉する機能、ならびに各住戸に
設【プられこの住戸機に接続された温度、煙などの火災
センサ、ガス漏れセンサ、非常ボタンおよび防犯スイッ
チ等のセンサ類からの信号に応じて警報を発生するセキ
ュリティ機能等、種々の機能を有している。

ところで、このような住宅管理システムずなわち伝送装
置においては、一般に、ランダム方式でデータ伝送を行
なっている。すなわち、各機器は、送信要求が発生リ−
る都度、主装置であれば、スタートマーク、伝送先アド
レスおよび制御信号等からなる送信信号を伝送線に送出
し、一方、端末機であれば、スタートマーク、自己アド
レスおよび監視信号等からなる送信信号を伝送線に送出
する。

そして、各機器からの送信信号の衝突すなわち送信信号
が同時に送出されることを防止するため、各機器に１１
３いてはある一定の時間伝送線上に信号が送出されてい
ないことを確認してから信号を送出するようにしている
。ざらに、共同玄関機の呼出スイッチが操作されたとき
は、この呼出スイッチが操作されている間または操作さ
れてから所定時間呼出信号を連続して送出するようにな
っている。このため、従来の伝送装置においては、いず
れかの端末機でセキュリティ信号が発生したとしても、
そのとき上記の呼出信号等が伝送されていると、このセ
キュリティ信号をいつまでも伝送することができず、緊
急の要に差支えるという不都合があった。

（発明の目的） 本発明は、上記従来例における問題点に鑑みてなされた
もので、重要度の異なる複数種の信号を共通の伝送線を
介して伝送する伝送装置において、通常信号の伝送によ
り伝送線が占り中であっても小！２な信号は割込ませ−
Ｃ伝送Ｍるという構想に基づぎ、車数な信号は、リアル
タイムで伝送させることを目的とする。

（発明の構成） 上記［１的を達成するために本発明では、主装置および
該主装置と伝送線を介して接続されかつそれぞれ単数ま
たは複数の制御対象が接続された複数の端末機を具備し
、上記端末機は、上記主装置から送出される制御信号に
より上記制御対象の動作を制御するとともに、上記制御
対象の監視信号を上記伝送線に送出する伝送装置におい
て、上記制御信号および監視信号に優先順位を設定して
Ｊ３き、伝送中の信号より優先順位の高い信号が発生し
たときはこのより優先順位の高い信号を上記伝送信号に
割込ませて伝送するようにしたことを特徴とする。

（実施例の説明） 以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の１実施例に係る集合住宅管理システム
の接続図である。同図のシステムは、各住戸に設置され
る住戸機（住宅情報盤）１、共同玄関に設けられる共同
玄関機２、および、共同玄関機２を介して全住戸機１を
管理する管理人親機３、ならびに、これらの各機器間を
接続する通話線４、多重伝送線５および放送線６等で構
成される。

住戸ｖＡ１はインターホン通話用の送受器（ハンドセッ
ト）１１、拡声放送用のスピーカ１２、これらの送受器
１１ｄ３よびスピーカ１２をそれぞれ通話線４に接続／
遮断するリレー１３および１４ならびに共同玄関１Ｎ２
または管理大観８３との間でデータ伝送を行なう伝送端
末部１５等を具備し、共同玄関機２との間で通話を行な
うインターホン機能の他、共同玄関機２を介しての共同
玄関のドア７を解錠または開扉する機能、各住戸に設け
られこの住戸機１に接続された火災センサ、ガス漏れセ
ンサ、防犯スイッチ等のセンサ類からの信号に応じて警
報を発生する等のセキュリティ機能等、種々の機能を有
している。これらの各機能はマイクロプロセッサ等のＣ
ＰＵおよびメモリを備えた伝送端末部１５の制御のもと
に実現される。

共同玄関機２はマイク２１、スピーカ２２、被呼住戸選
択用のテンキー２３、キー人力表示装置２４、呼出しボ
タン２５等を備えたパネル部２６とこの共同玄関機２の
動作を制御する制御部２７どを具備しており、来訪者等
はテンキー２３により被呼住宅を選択し表示装置２４で
確認して呼出ボタン２５を押圧することにより、マイク
２１およびスピーカ２２を介して被呼住戸との通話を行
なうことができる。被呼住戸においては送受器１１を介
して共同玄関の来訪者と通話することにより相手を確認
し、図示しない解錠または開扉ボタン押圧ずれば、この
押圧情報は伝送端末部１５および多重伝送線５を介して
共同玄関機２の制御部２１に伝送され、共同玄関ドア７
は制御部２７に駆動されて解錠または開扉する。

共同玄関機２の制御部２７は、マイクロプロセッサ等の
ＣＰＵおよびメモリ等で構成され、この共同玄関機２の
動作および管理大観ｅ１３や各住戸機１との間のデータ
伝送を制御する。

管理人親機３は、各住戸機１および共同衣ＰＡ機２の動
作を制御したり、これらの機器１．２からのデータを受
信してその内容に従って緊急放送を行なったりする。こ
の管理人親機３は１棟からなる集合住宅では例えば管理
人室に配置され、また複数棟からなる集合住宅群の場合
は例えば別個に設けられた管理センタ等に配置される。

次に第１図の集合住宅管理システムにお（）る住戸ｌｌ
１１の動作を第２図のフローチャートおよび第３図のタ
イムチャートを参照しながら説明する。

このシステムにおいてはランダム方式で信号伝送を行な
っており、各機器は送信信号が発生した時のみすなわち
送信要求発生時のみ伝送線５に信号を送出する。なお、
複数の機器から同時に信号が送出されることによる混信
防止のため、各機器は伝送線５にいずれの機器からも信
号が送出されていないことを確信した後、信号を伝送す
るようにしている。

各住戸（幾１は、伝送端末部１５が伝送線５上の信号を
常０４監祝しており、この伝送線５に所定コードまたは
所定期間低もしくは高レベルとなるスタートマークに続
いて自己アドレスを含む信号が送出されたどきはこの自
己アドレスに続く制御信号を取込んぐこの制御信号に応
じてスピーカ１２から呼出音を発音したり、リレー１３
または１４を駆動して住戸奢幾１を放送モードまたは通
話モードに設定したりづ′る。また、伝送線５に信号が
送出されていないときは、この無信号状態の継続時間を
計時覆る、１ 一方、上記呼出音に応じて送受器１１をフックアップし
たり、図示しない解錠または開扉スイッチを押圧したり
、あるいは、いずれかの警報センサが異常感知信号を発
生した場合等、自局内で送信要求が発生ツると、住戸１
１１は送信モードになる。

この送信モードにおいて、信号送出前に上記伝送線５の
無信号状態が所定時間以上継続したが否かを判定する点
においては、従来のものと何ら変るところはないが、こ
こでは、この判定Ｗ　ＵＮを送信要求の原因に応じて変
化させ特にセキュリティ信号送出時の判定基準時間Ｔ１
を通常の信号の伝送時の基準時間Ｔｏより短くしたこと
を１つの特徴としている。すなわち、第２図を参照して
、この住戸ＩＭ１においては、上記送信要求が発生する
と、先ず、その送信要求の原因がセキュリティが否がす
なわち警報センサによるものが否かを判定する。

しし、セキュリティでな【プれば通常の信号であるから
、無信号時間が基準時間Ｔｏ　（＞ＴＩ　＞以上継続し
たことを確認した後、所望の信号を送出する。もし、こ
こで、上記無信号時間が基準時間１０未満で終了したと
ぎは、自己アドレスに応じた時間を計時した後、上記無
信号時間を再度計時する。ここで、自己アドレスに応じ
た時間待ｍ　するのは、送信終了後複数の機器が直ちに
無信号時間ＴＯを計時づるようにした場合、時間丁０後
は一斉に信号を送出することになり、何回でも信号が衝
突し−（しまうためである。この信号衝突防止策として
は他の公知の方法を用いるようにしてもよい。

一方、上記送信要求原因が、もし、セキュリティであれ
ば、上記基準時間ＴＯを基準時間Ｔ１に代えて上記と同
様の動作を行なう。

上述のように、伝送線５の無信号状態が基準時間−［１
またはＴｏｇ、上継続して所望のデータを送信したとき
は、次いで送出信号が返信信号を要するデータか否かを
判定する。例えばレキユリティ信号等は正確に伝送され
る必要があるから送信先から正常に受信したか否かの返
信信号を必要とし、一方、呼出信号のようにデータの重
要度が低く、かつ複数回伝送されて伝送誤りの影響が無
視し得る信号は返信信号を必要としない。返信信号は伝
送された信号をパリティチェックまたは２重伝送等によ
り正しく伝送されたか否かを判定し、正常受信応答」−
ドＡＣＫを返信してもよいが、ここでは受信した監視ま
たは制御信号をそのまま返信Ｊ′るようにしている。返
信要信号の場合、送信元の住戸機では返信信号を受信す
ると送出した信号と比較する。もし、この比較結果が一
致していれば信号は正確に伝送されたのであるから送信
モードを終了して待機状態となる。もし、不一致であれ
ば自己アドレスに応じた時間待機した後上記送信モード
の動作を繰り返す。

上記送出データが返信要信号でなければ、基準時間Ｔ２
を待機した後、所望回数のデータ伝送を終了したか否か
を判定し、所望のＮ回を終了していれば、当然送信モー
ドは解除して待機状態に戻るか、Ｎ回を終了していなけ
れば、次のデータ送信を行なう。

ところで、この住戸機１においては複数回のデータ送信
を連続的に行なう場合、上記通常信号伝送基準時間Ｔｏ
より短く、かつ上記Ｕキーリディ信号伝送基準時間Ｔ１
より長い所定の時間Ｔ２の間隔をおいて各回のデータ送
信を行なうことを第２の特徴としている。したがってこ
れらの第１および第２の特徴の故に、通常時は呼出信号
等の連続信号を他の機器に影響されることなく送信する
ことができる（第３図Ａ）とともに、いずれかの住戸１
Ｘ１１においてセキュリティ情報が発生したときは、た
とえ連続信号送信中であっても、上記所定間隔Ｔ２の間
に上記基準時間Ｔ１が経過するので、セキュリティ信号
を伝送することができる（第３図１３＞。この場合、呼
出信号は、伝送が中断されるが、レキユリティ信号伝送
終了後は通常伝送モードによって基準時間王０を経過す
ると再度伝送されるので問題はない。なお、連続信号伝
送中に他から割り込まれた場合、セキュリティ信号伝送
終了後は通常伝送時の基準時間１−ｏより短い時間「２
を基準時間として無信号状態を判定覆るようにして中断
した信号伝達を最優先で再開させるようにしてもよい。

なａ３、上述にｄ３いて呼出信号を連続的に送出してい
るのは、呼音がスイッチを押圧している間だ４Ｊ発生す
るためで、住戸機内部にタイマを設け、所定の時間ｔｏ
内に次の信号が来れば呼音を鳴らし続け、ｔｏ内に来な
ければ呼音を切るようにしている。これを仮に１フレ一
ム分の信号伝送により、所定時間だけ鳴らすようにしよ
うとしてもこの時間設定は困難である。例えばスイッチ
を押圧し続けているのに呼音が途切れる等の不都合があ
る。

（発明の効果） 以上のように本発明によると、通常の信号伝送中に緊急
信号等の重要な信号が発生したときは上記通常信号伝送
に対し割込みを掛Ｃノ、この緊急信号等を優先して送出
するようにしているため、緊急信号の遅延による事故等
を防止することができる。これは、ランダム伝送方式で
、かつ上述の呼出信号のように連続的に送出され得る信
号を右Ｊ−る伝送装置において特に有効である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例に係る集合住宅管理システム
の接続図、第２図は第１図における住戸機の動作を説明
するためのフローチャート、第３図は第１図システムに
おける伝送線上の伝送信号のタイムチャートである。 １・・・住戸機、２・・・共同玄関機、３・・・管理人
親機、 ４・・・通話線、５・・・多重伝送線、１５・・・・・
・伝送端末部、２１・・・・・・制御部。 特許出願人　東芝電材株式会社 代理人　弁理士　伊東辰雄 代理人　弁理士　伊東哲也 第　１　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、主装置および該主装置と伝送線を介して接続されか
   つそれぞれ単数または複数の制御対象が接続された複数
   の端末機を具備し、上記端末機は、上記主装置から送出
   される制御信号により上記制御対象の動作を制御すると
   ともに、上記制御対象の監視信号を上記伝送線に送出す
   る伝送装置においＣ１ 上記制御信号および監視信号に優先順位を設定しておき
   、伝送中の信号より優先順位の高い信号が発生したとき
   はこのより優先順位の高い信号を上記伝送信号に割込ま
   せて伝送するようにしたことを特徴とする伝送装置。 ２、前記主装置が管理人親機であり、前記端末１ｍが住
   戸機である集合住宅用インターホンシステムからなり、
   上記住戸機が発生するセキュリティ情報を前記高順位信
   号として伝送する特許請求の範囲第１項記載の伝送装置
   。 ３、前記伝送信号は、スイッチ等を操作することにより
   ランダムにかつ所定の時間間隔を置いて複数の信号が連
   続的に送信されるものである特許請求の範囲Ｍ１または
   ２項記載の伝送装置。 ４、前記主装置および各端末機は前記伝送線が前記時間
   間隔より長い一定の時間無信号状態であったことを検出
   した後、通常順位の信号を上記伝送線上に送出するとと
   もに、前記高順位信号は上記時間間隔より短い時間間隔
   を検出したとぎ送出する特許請求の範囲第３項記載の伝
   送装置。