JP3836705B2 - 集合住宅インターホンシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】
本発明は、集合住宅インターホンシステムに係り、特に居室親機の施工性が良好で、居室親機に対する配線の省線化を図ることができる集合住宅インターホンシステムに関する。
【従来の技術】
【0003】
従来から、この種の集合住宅インターホンシステムとして、特開平5−91515号公報に示すような構成のものが知られている。
【0004】
この集合住宅インターホンシステムは、集合玄関機と、この集合玄関機に同軸ケーブルや平衡ケーブルを介して接続された居室親機とを備えている。
【0005】
ここで、居室親機は、集合玄関機のテレビカメラで撮像された映像を出画するモニタ部分と、集合玄関機と通話するための通話部分とがセパレートされており、これらのモニタ部分と通話部分に対して同軸ケーブルや平衡ケーブルが接続されている。
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、このような構成の集合住宅インターホンシステムにおいては、居室親機のモニタ部分と通話部分とをそれぞれ別個に施工しなければならないことから、居室親機の施工性が悪く、また、モニタ部分と通話部分に対してそれぞれ別個に配線しなければならないことから、配線数が多くなり、煩雑になるという難点があった。
【0007】
本発明は、このような難点を解決するためになされたもので、居室親機の施工性が良好で、居室親機に対する配線の省線化を図ることができる集合住宅インターホンシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達成するため、本発明の集合住宅インターホンシステムは、集合住宅のエントランスに設置され、来訪者を撮像するためのカメラを備えたカメラ付集合玄関機と、集合住宅の各住戸内に設置され、カメラ付集合玄関機との通話を行なう通話機能、ガスや火災等の非常事態をセンサにより監視するセキュリティ監視機能およびカメラで撮像された映像およびセンサからのセキュリティ情報をモニタに表示する機能を有する居室親機と、カメラ付集合玄関機から居室親機への呼出およびカメラ付集合玄関機、居室親機間の通話の制御を行なうためのシステム制御機と、カメラ付集合玄関機、居室親機間の映像の制御を行なうための映像制御機とを備えている。
【0009】
また、本発明の集合住宅インターホンシステムは、集合住宅の各住戸内に設置され、カメラ付集合玄関機との通話を行なう通話機能、ガスや火災等の非常事態をセンサにより監視するセキュリティ監視機能およびカメラで撮像された映像およびセンサからのセキュリティ情報をモニタに表示する機能を有する居室親機と、集合住宅のエントランスに設置され、居室親機との通話を行なうとともに来訪者を撮像して映像を居室親機のモニタへ伝送するためのカメラを備えたカメラ付集合玄関機、カメラ付集合玄関機から居室親機への呼出およびカメラ付集合玄関機、居室親機間の通話の制御を行なうためのシステム制御機およびカメラ付集合玄関機、前記居室親機間の映像の制御を行なうための映像制御機を一体化した制御装置一体型カメラ付集合玄関機とを備えている。
【0010】
また、本発明の集合住宅インターホンシステムは、集合住宅のエントランスに設置され、来訪者を撮像するためのカメラを備えたカメラ付集合玄関機と、集合住宅の各住戸内に設置され、カメラ付集合玄関機との通話を行なう通話機能、ガスや火災等の非常事態をセンサにより監視するセキュリティ監視機能およびカメラで撮像された映像および前記センサからのセキュリティ情報をモニタに表示する機能を有する居室親機と、カメラ付集合玄関機から居室親機への呼出およびカメラ付集合玄関機、居室親機間の通話の制御を行なうためのシステム制御機に居室親機からのセキュリティ情報を受信し防火管理者に通報する住棟受信機能を一体化した一体盤と、カメラ付集合玄関機、居室親機間の映像の制御を行なうための映像制御機とを備えている。
【0011】
このような集合住宅インターホンシステムにおいて、居室親機は、来訪者からの呼出に対してフックオフ操作したときに通話を行ない、フックオンした時に終話するハンドセットと、ハンドセットがフックオンしている状態において、来訪者からの呼出の応答操作するとハンズフリーで通話を行ない、再度操作したときに終話する通話ボタンとの少なくとも何れか一方と、センサからのセキュリティ情報をモニタにおいて絵文字、画像若しくは文字で表示するセキュリティ表示制御部と、センサからのセキュリティ情報を表示する専用表示灯とを有し、セキュリティ表示制御部は、センサから受信したセキュリティ情報に基づいてモニタおよび専用表示灯で表示している状態において、セキュリティ情報を受信してから一定時間経過後は専用表示灯のみで表示させるタイマー手段を有する。
【0012】
また、このような集合住宅インターホンシステムにおいて、居室親機は、カメラ付集合玄関機からの呼出をモニタにおいて絵文字、画像若しくは文字で表示するインターホン表示制御部を有する。
【0013】
また、このような集合住宅インターホンシステムにおいて、居室親機は、居室親機の番号、モニタの明るさやコントラスト、センサの接続の有無の設定を行なうための案内表示または設定状態を、モニタにおいて絵文字、画像若しくは文字で表示する設定表示制御部 を有する。
【0014】
本発明の集合住宅インターホンシステムによれば、居室親機のモニタ部分と通話部分が一体化されていることから、居室親機の施工性が良好となり、また、一体化された居室親機に対して配線すればよいことから、伝送路の省線化を図ることができる。
【発明の実施の形態】
【0015】
以下、本発明の集合住宅インターホンシステムを適用した好ましい実施の形態例について、図面を参照して詳述する。
【0016】
図1において、本発明の集合住宅インターホンシステムは、集合住宅のエントランスに設置されるカメラ付集合玄関機1と、集合住宅の各住戸内に設置される居室親機2と、管理室に設置される管理室親機3と、カメラ付集合玄関機1、居室親機2間の通話の制御を行なうためのシステム制御機4と、カメラ付集合玄関機1、居室親機2間の映像の制御を行なうための映像制御機5と、集合住宅のエントランスに設置されるオートドア6と、映像アダプタ71を有する住戸アダプタ7と、ドアホン子機を有する中継機8と、共用部に設置される住棟受信機9と、ガスセンサGSや火災センサFS等のセンサSとを備えている。また、火災センサFSは例えば第1〜第3の火災センサFSa〜FScを備えている。ここで、カメラ付集合玄関機1は、第1〜第3の伝走路L1〜L3を介してオートドア6、システム制御機4および映像制御機5にそれぞれ接続され、システム制御機4および映像制御機5には、第4の伝走路L4および住戸アダプタ7を介して居室親機2が接続されている。また、管理室親機3は第5の伝走路L5を介してシステム制御機4に、居室親機2は中継機8およびガスセンサGSにそれぞれ接続され、中継機8には、第1〜第3の火災センサFSa〜FScおよび第6の伝送路L6を介して住棟受信機9が接続されている。なお、第1〜第6の伝走路L1〜L6は、それぞれ通話信号伝走路および映像信号伝走路から成るペア線で構成されている。
【0017】
カメラ付集合玄関機1は、来訪者を撮像するためのカメラ11と、テンキー12と、玄関機スピーカ13と、玄関機マイク14と、呼出ボタン15とを備えている。
【0018】
また、居室親機2は、図2に示すように、カメラ付集合玄関機1からの映像を出画するモニタ21と、オートドア6を通話中に解錠信号により解錠する解錠ボタン22と、カメラ付集合玄関機1からの呼び出しに応答するための通話ボタン23と、通話部24と、専用表示灯25と、非常ボタン26と、警報音復旧停止ボタン27と、インターフェース28と、モニタ駆動回路29と、各部(回路)を制御する制御部30とを備えている。また、制御部30は、カメラ付集合玄関機1からの呼出をモニタ21において、絵文字、画像、文字等で表示するインターホン表示制御部30aと、センサSからのセキュリティ情報をモニタ21において、絵文字、画像、文字等で表示するセキュリティ表示制御部30bと、居室親機2の番号、モニタ21の明るさやコントラスト、センサSの接続の有無の設定を行なうための案内表示または設定状態を、モニタ21において絵文字、画像、文字等で表示する設定表示制御部30cとを備えており、また、通話部24は、通話回路24aと、親機スピーカ24bと、親機マイク24cとを備えている。ここで、制御部30は、モニタ21、解錠ボタン22、通話ボタン23と、通話回路24、専用表示灯25、非常ボタン26、警報音復旧停止ボタン27、インターフェース28およびモニタ駆動回路29に接続され、通話回路24aには親機スピーカ24bおよび親機マイク24cが接続されている。
【0019】
次に、このように構成された本発明の集合住宅インターホンシステムの動作について説明する。
【0020】
先ず、来訪者が住戸内の居住者を呼出すために、カメラ付集合玄関機1のテンキー12で居室親機2の部屋番号を入力し、呼出ボタン15を押下すると、呼出信号が第2の伝送路L2、システム制御機4、第4の伝送路L4、住戸アダプタ7およびインターフエース28を介して制御部30へ伝送される。そして、この呼出信号が制御部30で検出されると、通話回路24aが制御され、親機スピーカ24bから呼出音が放音される。
【0021】
また、これと共に、カメラ付集合玄関機1のカメラ11によって撮像された来訪者の映像信号が第3の伝送路L3、システム制御機4、第4の伝送路L4、住戸アダプタ7を構成する映像アダプタ71およびインターフエース28を介して制御部30へ伝送される。そして、この映像信号がインターホン表示制御部30aで検出されると、インターホン表示制御部30aの制御により、来訪者の映像がモニタ21に表示される。
【0022】
ここで、住戸内の居住者が、親機スピーカ24bから放音される呼出音およびモニタ21に表示される映像に基づいて来訪者を確認して、通話ボタン23を押下すると、親機スピーカ24bおよび親機マイク24cと、玄関機スピーカ13および玄関機マイク14間に通話路が形成され、これにより、来訪者と住戸内の居住者間で通話することが可能になる。なお、来訪者と住戸内の居住者間の通話は、通話ボタン23の再度の押下により終了する。
【0023】
そして、住戸内の居住者が解錠ボタン22を押下すると、制御部30から、解錠要求信号が出力され、この解錠要求信号が前述の呼出信号と逆の経路を経由してカメラ付集合玄関機1へ伝送される。この解錠要求信号が玄関機CPU(不図示)で検出されると、玄関機CPUから解錠信号が出力され、この解錠信号が第1の伝走路L1を介してオートドア6へ伝送され、これにより、オートドア6が解錠される。
【0024】
また、住戸において火災が発生すると、例えば第1の火災センサFSaから火災感知信号が出力され、この火災感知信号が中継器8およびインターフエース28を介して制御部30へ伝送される。そして、この火災感知信号がセキュリティ表示制御部30bで検出されると、セキュリティ表示制御部30bの制御により、専用表示灯25が点滅すると共にモニタ21に、第1の火災センサFSaが火災を感知していることを示すセキュリティ情報が表示される。これにより、住戸内の居住者に対して、火災が発生していることが報知される。また、これと共に、セキュリティ表示制御部30bに内蔵されたタイマー手段30tが動作し、セキュリティ情報を受信してから一定時間経過すると、セキュリティ表示制御部30bが制御され、これにより、モニタ21の表示が終了し、専用表示灯25のみが点滅することになる。この場合においては、モニタ21に対して電源の供給が停止されることから、省エネルギー化を図ることができる。
【0025】
また、これと共に、セキュリティ表示制御部30bから火災発生信号が出力され、この火災発生信号が中継機8および第6の伝送路L6を介して住棟受信機9へ伝送される。そして、この火災発生信号が住棟受信機9で検出されると、防火管理責任者に対して、住戸に火災が発生していることが通報されると共に、近隣の住戸に対して火災警報が発報される。
【0026】
なお、前述の本実施例においては、火災の発生を火災センサFSで検知する場合について説明しているが、ガス漏れ等の発生をガスセンサGSで検知した場合も、前述と同様に、専用表示灯25が点滅し、また、モニタ21に、ガス漏れ等の事故が発生していることを示すセキュリティ情報が表示される。
【0027】
次に、管理室親機3から送出される宅配ロッカー(不図示)に荷物がある等の各種情報は、第5の伝送路L5、システム制御機4、第4の伝送路L4、住戸アダプタ7およびインターフエース28を介して制御部30へ伝送され、この各種情報が、制御部30で検出されると、前述のセキュリティ情報の表示と同様に、モニタ21に絵文字、画像、文字等が表示される。
【0028】
図3〜図6は、本発明のテレビインターホンシステムの他の実施例を示している。なお、これらの図において、図1および図2と共通する部分には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0029】
図3に示す実施例においては、図2に示す親機スピーカ24bおよび親機マイク24cに代えて、レシーバ31aおよびマイク31bで構成されるハンドセット31が通話回路24aに接続されており、また制御部30にはフックスイッチ32および呼出音発生回路33が接続され、この呼出音発生回路33には拡声スピーカ34が接続されている。また、図4に示す実施例においては、図2に示す通話回路24aにレシーバ31aおよびマイク31bで構成されるハンドセット31がさらに接続され、制御部30にフックスイッチ32が接続されている。
【0030】
図3に示す実施例においては、来訪者からの呼出に対して、ハンドセット31をフックオフ操作するとフックスイッチ32が切替えられ、制御部30の制御により通話回路24aが能動となる。これにより、来訪者との通話が可能になる。また、図4に示す実施例においては、図3に示す実施例と同様に、ハンドセット31のフックオフ操作によりフックスイッチ32が切替えられて、来訪者との通話が可能になり、また、ハンドセット31がフックオンしている状態において、来訪者からの呼出に対してハンズフリーで通話を行ない、通話ボタン23の再度の押下により通話を終了させることができる。
【0031】
次に、図5に示す実施例においては、図1に示すカメラ付集合玄関機1、システム制御機4および映像制御機5に代えて、これらのカメラ付集合玄関機、システム制御機および映像制御機を一体化した制御装置一体型カメラ付集合玄関機1aが使用されている。
【0032】
この実施例においても、前述のテレビインターホンシステムと同様に、制御装置一体型カメラ付集合玄関機1aから、居室親機2に対して呼出信号および映像信号を、オートドア6に対して解錠信号をそれぞれ伝送することができ、また、居室親機2から、制御装置一体型カメラ付集合玄関機1aに対して解錠要求信号を伝送することができる。また、居室親機2のモニタ部分と通話部分とが一体化されていることから施工性が良好で、省線化を図り得る集合住宅インターホンシステムを提供することができる。
【0033】
また、図6に示す実施例においては、図1に示すシステム制御機4に、住棟受信機9における居室親機からのセキュリティ情報を受信し防火管理者に通報する住棟受信機能を一体化した一体盤1bが使用されている。
【0034】
この実施例においても、前述のテレビインターホンシステムと同様に、一体盤1bから、居室親機2に対して呼出信号および映像信号を、オートドア6に対して解錠信号をそれぞれ伝送することができ、また、居室親機2から、一体盤1bに対して解錠要求信号を伝送することができる。また、居室親機2のモニタ部分と通話部分とが一体化されていることから施工性が良好で、省線化を図り得る集合住宅インターホンシステムを提供することができる。
【発明の効果】
【0035】
以上の説明から明らかなように、本発明の集合住宅インターホンシステムによれば、居室親機のモニタ部分と通話部分が一体化されていることから、居室親機の施工性が良好となり、また、一体化された居室親機に対して配線すればよいことから、伝送路の省線化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の集合住宅インターホンシステムのシステム構成図。
【図2】 本発明の集合住宅インターホンシステムにおける居室親機のブロック図。
【図3】 本発明の集合住宅インターホンシステムにおける居室親機の他の実施例に係るブロック図。
【図4】 本発明の集合住宅インターホンシステムにおける居室親機の他の実施例に係るブロック図。
【図5】 本発明の集合住宅インターホンシステムの他の実施例に係るシステム構成図。
【図6】 本発明の集合住宅インターホンシステムの他の実施例に係るシステム構成図。
【符号の説明】
1…カメラ付集合玄関機
1a…制御装置一体型カメラ付集合玄関機
1b…一体盤
11…カメラ
2…居室親機
21…モニタ
22…通話ボタン
30a…インターホン表示制御部
30b…セキュリティ表示制御部
30c…設定表示制御部
25…専用表示灯
30t…タイマー手段
31…ハンドセット
4…システム制御機
5…映像制御機
S…センサ

Claims (5)

  1. 集合住宅のエントランスに設置され、来訪者を撮像するためのカメラ(11)を備えたカメラ付集合玄関機(1)と、前記集合住宅の各住戸内に設置され、前記カメラ付集合玄関機との通話を行なう通話機能、ガスや火災等の非常事態をセンサ(S)により監視するセキュリティ監視機能および前記カメラで撮像された映像および前記センサからのセキュリティ情報をモニタ(21)に表示する機能を有する居室親機(2)と、前記カメラ付集合玄関機から前記居室親機への呼出および前記カメラ付集合玄関機、前記居室親機間の通話の制御を行なうためのシステム制御機(4)と、前記カメラ付集合玄関機、前記居室親機間の映像の制御を行なうための映像制御機(5)とを備え
    前記居室親機は、前記来訪者からの呼出に対してフックオフ操作したときに通話を行ない、フックオンした時に終話するハンドセット(31)と、前記ハンドセットがフックオンしている状態において、前記来訪者からの呼出の応答操作するとハンズフリーで通話を行ない、再度操作したときに終話する通話ボタン(23)との少なくとも何れか一方と、前記センサからのセキュリティ情報を前記モニタにおいて絵文字、画像若しくは文字で表示するセキュリティ表示制御部(30b)と、前記センサからのセキュリティ情報を表示する専用表示灯(25)とを有し、
    前記セキュリティ表示制御部は、前記センサから受信したセキュリティ情報に基づいて前記モニタおよび前記専用表示灯で表示している状態において、前記セキュリティ情報を受信してから一定時間経過後は前記専用表示灯のみで表示させるタイマー手段(30t)を有することを特徴とする集合住宅インターホンシステム。
  2. 集合住宅の各住戸内に設置され、前記カメラ付集合玄関機との通話を行なう通話機能、ガスや火災等の非常事態をセンサ(S)により監視するセキュリティ監視機能および前記カメラで撮像された映像および前記センサからのセキュリティ情報をモニタ(21)に表示する機能を有する居室親機(2)と、集合住宅のエントランスに設置され、前記居室親機との通話を行なうとともに来訪者を撮像して映像を前記居室親機のモニタへ伝送するためのカメラ(11)を備えたカメラ付集合玄関機、前記カメラ付集合玄関機から前記居室親機への呼出および前記カメラ付集合玄関機、前記居室親機間の通話の制御を行なうためのシステム制御機および前記カメラ付集合玄関機、前記居室親機間の映像の制御を行なうための映像制御機を一体化した制御装置一体型カメラ付集合玄関機(1a)とを備え
    前記居室親機は、前記来訪者からの呼出に対してフックオフ操作したときに通話を行ない、フックオンした時に終話するハンドセット(31)と、前記ハンドセットがフックオンしている状態において、前記来訪者からの呼出の応答操作するとハンズフリーで通話を行ない、再度操作したときに終話する通話ボタン(23)との少なくとも何れか一方と、前記センサからのセキュリティ情報を前記モニタにおいて絵文字、画像若しくは文字で表示するセキュリティ表示制御部(30b)と、前記センサからのセキュリティ情報を表示する専用表示灯(25)とを有し、
    前記セキュリティ表示制御部は、前記センサから受信したセキュリティ情報に基づいて前記モニタおよび前記専用表示灯で表示している状態において、前記セキュリティ情報を受信してから一定時間経過後は前記専用表示灯のみで表示させるタイマー手段(30t)を有することを特徴とする集合住宅インターホンシステム。
  3. 集合住宅のエントランスに設置され、来訪者を撮像するためのカメラ(11)を備えたカメラ付集合玄関機(1)と、前記集合住宅の各住戸内に設置され、前記カメラ付集合玄関機との通話を行なう通話機能、ガスや火災等の非常事態をセンサ(S)により監視するセキュリティ監視機能および前記カメラで撮像された映像および前記センサからのセキュリティ情報をモニタ(21)に表示する機能を有する居室親機(2)と、前記カメラ付集合玄関機から前記居室親機への呼出および前記カメラ付集合玄関機、前記居室親機間の通話の制御を行なうためのシステム制御機に前記居室親機からのセキュリティ情報を受信し防火管理者に通報する住棟受信機能を一体化した一体盤(1b)と、前記カメラ付集合玄関機、前記居室親機間の映像の制御を行なうための映像制御機(5)とを備え
    前記居室親機は、前記来訪者からの呼出に対してフックオフ操作したときに通話を行ない、フックオンした時に終話するハンドセット(31)と、前記ハンドセットがフックオンしている状態において、前記来訪者からの呼出の応答操作するとハンズフリーで通話を行ない、再度操作したときに終話する通話ボタン(23)との少なくとも何れか一方と、前記センサからのセキュリティ情報を前記モニタにおいて絵文字、画像若しくは文字で表示するセキュリティ表示制御部(30b)と、前記センサからのセキュリティ情報を表示する専用表示灯(25)とを有し、
    前記セキュリティ表示制御部は、前記センサから受信したセキュリティ情報に基づいて前記モニタおよび前記専用表示灯で表示している状態において、前記セキュリティ情報を受信してから一定時間経過後は前記専用表示灯のみで表示させるタイマー手段(30t)を有することを特徴とする集合住宅インターホンシステム。
  4. 前記居室親機は、前記カメラ付集合玄関機からの呼出を前記モニタにおいて絵文字、画像若しくは文字で表示するインターホン表示制御部(30a)を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3何れか1項記載の集合住宅インターホンシステム。
  5. 前記居室親機は、前記居室親機の番号、前記モニタの明るさやコントラスト、前記センサの接続の有無の設定を行なうための案内表示または設定状態を、前記モニタにおいて絵文字、画像若しくは文字で表示する設定表示制御部(30c)を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4何れか1項記載の集合住宅インターホンシステム。
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