JP4927579B2 - 集合住宅インターホンシステム - Google Patents

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本発明は、集合住宅インターホンシステムに関し、特に居室親機の操作で集合玄関に設置されたオートドアを解錠操作できる集合住宅インターホンシステムに関する。
集合玄関機に設置されたオートドアを居室親機の操作で解錠できる集合住宅インターホンシステムが普及している。このようなシステムでは、来訪者が集合玄関に設置されている集合玄関機を操作して訪問先の居住者を呼び出し、呼び出しに応じた居住者が応答して通話状態にすると、居室親機に設けられている解錠ボタンの操作によりオートドアの電気錠を解錠することができる。
そして、このような集合住宅インターホンシステムは、解錠動作を発光表示で居住者に通知するための解錠LEDが設けられ、制御機から送信される信号により点灯/消灯動作し、居室親機からの解錠要求信号の送信や解錠完了を居住者が解錠LEDの発光状態により認識できるよう構成されている(例えば、特許文献1参照)。
また、居室親機がハンズフリータイプのものは、呼び出しを受けて通話ボタンが操作されることで、来訪者と居住者の間で通話が可能となるが、この通話路は所定時間経過すると自動で終話動作したり、居室親機に設けられた終話ボタンを操作することで終話が行われ集合玄関機と居室親機の間の通話路が遮断されるよう構成されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−143306号公報 特開2005−223737号公報
しかしながら、オートドアを居室親機から解錠操作できる上記従来のシステムは、居住者がハンズフリー機能を備えている場合、集合玄関機からの呼び出しに応答して解錠操作することで、居住者は居室親機の操作が終了したと思いこみ終話操作を忘れてしまうことがあった。その場合には自動終話するまでの間、例えば数分間は居室内の会話が集合玄関機から漏れてしまっていた。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、居室親機で集合玄関に設置されたオートドアの電気錠の解錠操作をした場合は、解錠操作を受けて自動で終話動作する集合住宅インターホンシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決する為に、請求項1に記載の発明は、来訪者が居住者を呼び出すために集合玄関に設置される集合玄関機と、集合玄関機からの呼び出しに応答するために各居室に設置される居室親機と、集合玄関機と居室親機の間の通話路を制御する制御機と、来訪者及び居住者が出入りするオートドア設備とを有し、居室親機にはオートドア設備を解錠するための解錠ボタンを備えた集合住宅インターホンシステムにおいて、居室親機は、集合玄関機と通話状態にある時に解錠ボタンが操作されると、オートドア設備の解錠要求信号を制御機に送信して解錠を行う親機制御部を有すると共に、制御機は解錠要求信号を基に居室親機に対して終話動作を促す終話許可信号を送出する終話許可手段を有し、居室親機は更に、終話許可信号を受けて所定時間をカウントするタイマ、タイマがカウントアップしたら終話制御する終話制御手段と、オートドア設備の解錠状態を報知する解錠報知手段とを有すると共に、制御機は更に、解錠要求信号を受けて解錠報知手段の点滅を制御する発光制御手段を有し、終話許可信号は、発光制御手段の出力する点灯信号であることを特徴とする。
この構成によれば、解錠ボタンが操作されたら、そのボタン操作後の一定のタイミングで終話動作するので、解錠操作を行った場合は別途終話操作しなくても通話路が遮断され、室内の会話が集合玄関機から流れ続けるのを防止できる。
また、解錠ボタン操作後一定時間は通話回路を保持するので、解錠操作により来訪者との通話が遮断されることがない。
更に、解錠報知手段の制御信号を利用して終話制御するので、新たな信号を発生させる必要がない。また、オートドア設備の解錠要求信号を基に返信される点灯信号を受けて解錠報知手段は報知動作するので、居住者は解錠要求信号の送信を認識でき安心できる。
請求項の発明は、来訪者が居住者を呼び出すために集合玄関に設置される集合玄関機と、集合玄関機からの呼び出しに応答するために各居室に設置される居室親機と、集合玄関機と居室親機の間の通話路を制御する制御機と、来訪者及び居住者が出入りするオートドア設備とを有し、居室親機にはオートドア設備を解錠するための解錠ボタンを備えた集合住宅インターホンシステムにおいて、居室親機は、集合玄関機と通話状態にある時に解錠ボタンが操作されると、オートドア設備の解錠要求信号を制御機に送信して解錠を行う親機制御部を有すると共に、制御機は解錠要求信号を基に居室親機に対して終話動作を促す終話許可信号を送出する終話許可手段を有し、居室親機は更に、終話許可信号を受けて所定時間をカウントするタイマと、タイマがカウントアップしたら終話制御する終話制御手段と、オートドア設備の解錠状態を報知する解錠報知手段を有すると共に、制御機は解錠要求信号を受けて解錠報知手段の点滅を制御する発光制御手段を有し、終話許可信号は、発光信号出力後に発光制御手段が出力する消灯信号であることを特徴とする。
この構成によれば、解錠ボタンが操作されたら、そのボタン操作後の一定のタイミングで終話動作するので、解錠操作を行った場合は別途終話操作しなくても通話路が遮断され、室内の会話が集合玄関機から流れ続けるのを防止できる。
また、解錠ボタン操作後一定時間は通話回路を保持するので、解錠操作により来訪者との通話が遮断されることがない
更に、解錠報知手段の制御信号を利用して終話制御するので、新たな信号を発生させる必要がない。
請求項の発明は、来訪者が居住者を呼び出すために集合玄関に設置される集合玄関機と、集合玄関機からの呼び出しに応答するために各居室に設置される居室親機と、集合玄関機と居室親機の間の通話路を制御する制御機と、来訪者及び居住者が出入りするオートドア設備とを有し、居室親機にはオートドア設備を解錠するための解錠ボタンを備えた集合住宅インターホンシステムにおいて、居室親機は、集合玄関機と通話状態にある時に解錠ボタンが操作されると、オートドア設備の解錠要求信号を制御機に送信して解錠を行う親機制御部を備えると共に、制御機解錠要求信号を受けて所定時間をカウントするタイマと、所定時間が経過したら居室親機を終話動作させるための終話制御手段とを備え、居室親機は更に、オートドア設備の解錠状態を報知する解錠報知手段を有すると共に、制御機は、解錠要求信号を受けて解錠報知手段の点滅を制御する発光制御手段を有し、タイマは、発光制御手段が出力する点灯信号によりカウントをスタートし、居室親機は終話制御手段の制御により終話動作することを特徴とする。
この構成によれば、解錠ボタンが操作されたら、そのボタン操作後の一定のタイミングで終話動作するので、解錠操作を行った場合は別途終話操作しなくても通話路が遮断され、室内の会話が集合玄関機から流れ続けるのを防止できる。また、居室親機の数に関係なくタイマは1つで済む。
更に、解錠ボタン操作後一定時間は通話回路を保持するので、解錠操作により来訪者との通話が遮断されることがない。
また、解錠報知手段の発光により解錠要求信号が送信されたことを認識でき、その後終話動作する。よって、居住者は解錠要求信号が送信されたことを認識でき、安心できる。
請求項の発明は、来訪者が居住者を呼び出すために集合玄関に設置される集合玄関機と、集合玄関機からの呼び出しに応答するために各居室に設置される居室親機と、集合玄関機と居室親機の間の通話路を制御する制御機と、来訪者及び居住者が出入りするオートドア設備とを有し、居室親機にはオートドア設備を解錠するための解錠ボタンを備えた集合住宅インターホンシステムにおいて、居室親機は、集合玄関機と通話状態にある時に解錠ボタンが操作されると、オートドア設備の解錠要求信号を制御機に送信して解錠を行う親機制御部を備える一方、制御機が解錠要求信号を受けて所定時間をカウントするタイマと、所定時間が経過したら居室親機を終話動作させるための終話制御手段とを備え、居室親機は更に、オートドア設備の解錠状態を報知する解錠報知手段を有すると共に、制御機は、解錠要求信号を受けて解錠報知手段の点滅を制御する発光制御手段を有し、タイマは、発光制御手段が発光信号を出力した後に出力する消灯信号によりカウントをスタートし、居室親機は終話制御手段の制御により終話動作することを特徴とする。
この構成によれば、解錠ボタンが操作されたら、そのボタン操作後の一定のタイミングで終話動作するので、解錠操作を行った場合は別途終話操作しなくても通話路が遮断され、室内の会話が集合玄関機から流れ続けるのを防止できる。また、居室親機の数に関係なくタイマは1つで済む。
更に、解錠ボタン操作後一定時間は通話回路を保持するので、解錠操作により来訪者との通話が遮断されることがない。
また、解錠報知手段の発光により解錠要求信号が送信されたことを認識でき、その後終話動作する。よって、居住者は解錠操作が成されたことを認識でき、安心できる。
本発明によれば、解錠ボタンが操作されたら、そのボタン操作後の一定のタイミングで終話動作するので、解錠操作を行った場合は別途終話操作しなくても通話路が遮断され、室内の会話が集合玄関機から流れ続けるのを防止できる。
また、解錠ボタン操作後直ちに終話動作することがないので、解錠操作により来訪者との通話が遮断されることがない。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明に係る集合住宅インターホンシステムの一例を示す構成図であり、1は来訪者が居住者を呼び出して通話するために集合玄関に設置された集合玄関機、2は集合玄関機1からの呼び出しを受けて居住者が応答するために個々の居室(住戸)に設置された居室親機、3は管理室に設置され、居住者等と通話するための管理室親機、4は集合玄関機1、居室親機2、管理室親機3間の通話を制御する制御機、5は集合玄関から来訪者または居住者が集合住宅内に入る際、或いは出る際に利用するオートドア、6はオートドア制御部としてのドア制御盤である。尚、このオートドア5とドア制御盤6とでオートドア設備7を構成している。
そして、集合玄関機1、居室親機2、管理室親機3は夫々信号線で制御機4に接続され、オートドア5はドア制御盤6を介して集合玄関機1に接続されている。
〈第1の実施形態〉
図2〜図4はこのシステムに使用される集合玄関機1と居室親機2と制御機4の回路ブロック図を夫々示し、第1の実施形態を示している。図2の集合玄関機1において、9は来訪者を撮像するカメラ、10は撮像映像を変調処理等行う映像処理部、11は居室の選択操作等行うテンキー、12は呼出ボタン、13はマイク14及びスピーカ15が接続された通話回路、16は各回路を制御する集合玄関機CPU、17は制御機4及びドア制御盤6と通信するための集合玄関機インターフェース(集合玄関機IF)である。
図3の居室親機2において、19は伝送されてきた映像信号を復調処理等行う映像処理部、20は来訪者映像を出画するためのモニタ、21は録画メモリ、22はタッチパネルから成る操作手段、23は終話タイミングをカウントするためのタイマ、24は通話ボタン、25はマイク26及びスピーカ27が接続された通話回路、28は各回路を制御する親機CPU、29は制御機4と通信するための居室親機インターフェース(親機IF)、30はオートドアを解錠操作する解錠ボタン、31は解錠状況を確認する解錠報知手段としての解錠LEDである。
図4の制御機4において、34は通話路および映像路を形成する通話/映像路形成部、35は居室親機2、管理室親機3と通信するための第1インターフェース(第1IF)、36は集合玄関機1と通信するための第2インターフェース(第2IF)、37は制御機4を制御する制御機CPUである。
このように構成された集合住宅インターホンシステムの動作を以下説明する。まず、来訪者が居住者を呼び出すため集合玄関機1のテンキー11を操作して部屋番号を入力し、続けて呼出ボタン12を押下すると呼出信号が居室親機2へ送信され、呼出音が居室親機2のスピーカ27から出力される。また、集合玄関機1のカメラ9で撮像された来訪者の映像が同様の経路をたどり居室親機2のモニタ20にて出画される。
これを確認した居住者が通話ボタン24の操作などにより、来訪者との通話が可能となる(ここまでは従来と同様なので説明を詳述しない)。尚、呼出状態及び通話状態時では、親機CPU28の制御により、待受時に消灯していた解錠LED31が点滅し、解錠ボタン30が操作可能であることを居住者に通知される。
そして、この状態で解錠ボタン30が操作されると解錠要求信号が、親機CPU28、親機IF29を介して制御機4に送信される。この解錠要求信号を受信した制御機4は、制御機CPU37の制御で集合玄関機1を介してドア制御盤6に解錠信号を送信する。同時に、通話中の居室親機2に対して解錠LED31の点滅を点灯に変更する点灯信号を送信する。この点灯信号を受けた居室親機2は、親機CPU28の制御により解錠LED31を点灯状態にし、解錠要求信号を受信したことを知らせる。
更に、親機CPU28は、この点灯信号を終話許可信号と認識し、タイマ23をスタートさせて、所定時間カウントした後に集合玄関機1との間で形成した通話路および映像路を遮断して待ち受け状態に戻す。
尚、制御機4は、居室親機2に点灯信号を送信した後、一定時間(数秒)が経過したら引き続き消灯信号を送信し、点灯状態にある解錠LED31を消灯させる。
一方、制御機4から解錠信号を受けたドア制御盤6は、オートドア5の電気錠を解錠し、その後所定時間経過したら施錠操作する。
このように、解錠ボタンが操作されたら、そのボタン操作後の一定のタイミングで終話動作するので、解錠操作を行った場合は別途終話操作しなくても通話路が遮断され、室内の会話が集合玄関機から流れ続けるのを防止できる。また、解錠ボタン操作後一定時間は通話回路を保持するので、解錠操作により来訪者との通話が遮断されることがない。
そして、解錠LEDの制御信号を利用して終話制御するので、新たな信号を発生させる必要がない。また、オートドア設備の解錠要求信号を基に返信される点灯信号を受けて解錠LEDは報知動作するので、居住者は解錠要求信号の送信を認識でき安心できる。
尚、上記実施形態は、解錠LED31を点灯状態に変更するための点灯信号をトリガとして使用してタイマ23をスタートさせたが、その後送信される消灯信号をトリガとしてタイマ23をスタートさせても良く、消灯信号は点灯信号を送信した数秒後に通常送信されるので動作上の差は小さく、上記と同様の効果を得ることができる。
また、ドア制御盤6からは解錠信号を送出した際に、制御機4に対してその確認信号(解錠完了信号)が通常出力されている。そのため、この解錠完了信号をトリガとして使用することもできる。この解錠完了信号を使用すれば、来訪者がオートドアを通過できる状態になって終話動作することになる。そのため、ドアが開かない場合等引き続き通話を継続できるので来訪者に対して利便性が良い。
〈第2の実施形態〉
次に、図5、図6を基に第2の実施形態を説明する。図5は居室親機2の回路ブロック図、図6は制御機4の回路ブロック図を示している。図5において、40は伝送されてきた映像信号を復調処理等行う映像処理部、41は来訪者映像を出画するためのモニタ、42は録画メモリ、43はタッチパネルから成る操作手段、44は通話ボタン、45はマイク46及びスピーカ47が接続された通話回路、48は各回路を制御する親機CPU、49は制御機4と通信するための居室親機インターフェース(親機IF)、50はオートドアを解錠操作する解錠ボタン、51は解錠状況を確認する解錠報知手段としての解錠LEDである
また、図6において、54は通話路および映像路を形成する通話/映像路形成部、55は居室親機2、管理室親機3と通信するための第1インターフェース(第1IF)、56は集合玄関機1と通信するための第2インターフェース(第2IF)、57は制御機4を制御する制御機CPU、58は終話タイミングをカウントするためのタイマである。
このように構成された集合住宅インターホンシステムの動作を以下説明する。但し、集合玄関機1による呼出操作、及び居室親機による居住者の応答操作は上記実施形態と同様なため省略し、解錠ボタン50の操作に伴う動作を説明する。
通話状態で解錠ボタン50が操作されると解錠要求信号が親機CPU48、親機IF49を介して制御機4に送信される。この解錠要求信号を受信した制御機4は、制御機CPU57の制御により集合玄関機1を介してドア制御盤6に解錠信号を送信する。同時に、居室親機2に対して解錠LED51を点灯に変更する点灯信号を生成して送信する。この点灯信号を受けた居室親機2は、親機CPU48の制御により解錠LED51を点灯状態にし、解錠要求信号を受信したことを知らせる。
また、制御機CPU57は居室親機2に点灯信号を送信した後、一定時間(数秒)が経過したら点灯状態にある解錠LED51を消灯させる消灯信号を送信し、この信号を受けた居室親機2の親機CPU48は、解錠LED51を消灯させる。
一方、制御機CPU57は、点灯信号の生成に合わせてタイマ58をスタートさせ、所定時間カウントしら居室親機2に対して終話信号を生成して送信し、この終話信号を受けた親機CPU48は、集合玄関機1との間で形成した通話路および映像路を遮断して待ち受け状態に戻す。
また、制御機4からの解錠信号を受けて、ドア制御盤6はオートドア5の電気錠を解錠し、その後所定時間が経過したら施錠操作する。
このように、解錠ボタンが操作されたら、そのボタン操作後の一定のタイミングで終話動作するので、解錠操作を行った場合は別途終話操作しなくても通話路が遮断され、室内の会話が集合玄関機から流れ続けるのを防止できる。また、居室親機の数に関係なくタイマは1つで済む。
更に、解錠ボタン操作後一定時間は通話回路を保持するので、解錠操作により来訪者との通話が遮断されることがない。また、解錠LEDの発光により解錠要求信号が送信されたことを認識でき、その後終話動作する。よって、居住者は解錠要求信号が送信されたことを認識でき、安心できる。
尚、上記実施形態は、解錠LED51を点灯状態に変更するための点灯信号をトリガとしてタイマ58をスタートさせたが、その後送信される消灯信号をトリガとしてタイマ58をスタートさせても良く、消灯信号は点灯信号を送信した数秒後に送信されるので、大きな差は生じず、上記と同様の効果を得ることができる。
また、ドア制御盤6からは電気錠を解錠操作した際に、制御機4に対してその確認信号(解錠完了信号)が出力されている。そのため、この解錠完了信号をトリガとして使用しても良い。この解錠完了信号を使用すれば、来訪者がオートドアを通過できる状態になって終話動作することになる。そのため、ドアが開かない場合等引き続き通話を継続できるので来訪者に対して利便性が良い。
〈第3の実施形態〉
次に、図7、図8を基に第3の実施形態を説明する。図7は居室親機の回路ブロック図、図8は制御機の回路ブロック図を示している。図7において、61は伝送されてきた映像信号を復調処理等行う映像処理部、62は来訪者映像を出画するためのモニタ、63は録画メモリ、64はタッチパネルから成る操作手段、65は通話ボタン、66はマイク67及びスピーカ68が接続された通話回路、69は各回路を制御する居室親機CPU、70は制御機4と通信するための居室親機インターフェース(親機IF)、71はオートドアを解錠操作する解錠ボタン、72は解錠状況を確認する解錠報知手段としての解錠LEDである
また図8において、75は通話路および映像路を形成する通話/映像路形成部、76は居室親機2、管理室親機3と通信するための第1インターフェース(第1IF)、77は集合玄関機1と通信するための第2IFインターフェース(第2IF)、78は制御機4を制御する制御機CPUである。
このように構成された集合住宅インターホンシステムの動作を以下説明する。但し、集合玄関機1による呼出操作、及び居室親機による居住者の応答操作は上記第1の実施形態と同様なため省略し、解錠ボタン71の操作に伴う動作を説明する。
通話状態で解錠ボタン71が操作されると解錠要求信号が親機CPU69、親機IF70を介して制御機4に送信される。この解錠要求信号を受信した制御機4は、制御機CPU78の制御により集合玄関機1を介してドア制御盤6に解錠信号を送信し、同時に居室親機2に対して解錠LED72を点灯に変更する点灯信号を生成して送信する。この点灯信号を受けた居室親機2は、親機CPU69の制御により解錠LED72を点灯状態にし、解錠要求信号を受信したことを知らせる。
また、制御機CPU78は居室親機2に点灯信号を送信した後、一定時間(数秒)が経過したら点灯状態にある解錠LED72を消灯させる消灯信号を送信し、この信号を受けた居室親機2の親機CPU69は、解錠LED72が消灯する。
一方、制御機4から解錠信号を受けたドア制御盤6は、オートドア5の電気錠を解錠し、その後閉扉して所定時間経過したら施錠制御する。この施錠動作は、オートドア5が解錠されてから通常30秒〜1分等充分な時間が当てられている。そして、ドア制御盤6は、施錠が成されたら施錠を知らせる施錠完了信号を制御機4に送信する。
制御機CPU78は、この施錠完了信号を受けて、居室親機2に対して終話許可信号を出力し、居室親機2の親機CPU69は、この信号を受けて集合玄関機1との間に形成されている通話路及び映像路を遮断する。
このように、オートドアの施錠を受けて終話動作するので、居住者が終話操作し忘れても、室内の音声が流れ続けるようなことがない。また、解錠ボタン操作したら直ぐに終話することがないので来訪者との通話が遮断されるような事態が生じない。更に、終話操作の為のタイマが必要ない。
尚、上記各実施形態において、居室親機2に設けられた解錠ボタン30,50,71は、オートドア5の電気錠を解錠するが、この解錠操作はドアに設けられる機械式の錠を電気制御する構成だけでなく、人感センサを使用して人が近づいたら左右方向にスライドして開閉動作する扉、或いは前後に回動して開閉する扉の場合は、開扉動作するための人感センサをオン操作する制御も解錠操作に含むものである。この場合、上記第3実施形態における施錠完了信号は閉扉後に人感センサオフを通知する信号となる。
また、上記実施形態は何れもオートドア設備7が集合玄関機1に接続されているが、直接制御機4に接続した構成であって良く、同様の制御を実施できる。
本発明に係る集合住宅インターホンシステムの一例を示す構成図である。 集合玄関機の回路ブロック図である。 居室親機の回路ブロック図である。 制御機の回路ブロック図である。 居室親機の他の例を示す回路ブロック図である。 制御機の他の例を示す回路ブロック図である。 居室親機の他の例を示す回路ブロック図である。 制御機の他の例を示す回路ブロック図である。
符号の説明
1・・集合玄関機、2・・居室親機、4・・制御機、5・・オートドア、6・・ドア制御盤(オートドア制御部)、7・・オートドア設備、23・・タイマ、28・・親機CPU(親機制御部、終話制御手段)、30・・解錠ボタン、31・・解錠LED(解錠解錠報知手段)、37・・制御機CPU(終話許可手段、発光制御手段)、48・・親機CPU(親機制御部、終話制御手段)、50・・解錠ボタン、51・・解錠LED(解錠報知手段)、57・・制御機CPU(終話許可手段、発光制御手段)、58・・タイマ、69・・親機CPU(親機制御手段)、71・・解錠ボタン、72・・解錠LED(解錠報知手段)、78・・制御機CPU。

Claims (4)

  1. 来訪者が居住者を呼び出すために集合玄関に設置される集合玄関機と、前記集合玄関機からの呼び出しに応答するために各居室に設置される居室親機と、前記集合玄関機と前記居室親機の間の通話路を制御する制御機と、来訪者及び居住者が出入りするオートドア設備とを有し、前記居室親機には前記オートドア設備を解錠するための解錠ボタンを備えた集合住宅インターホンシステムにおいて、
    前記居室親機は、前記集合玄関機と通話状態にある時に前記解錠ボタンが操作されると、前記オートドア設備の解錠要求信号を前記制御機に送信して解錠を行う親機制御部を有すると共に、前記制御機は前記解錠要求信号を基に前記居室親機に対して終話動作を促す終話許可信号を送出する終話許可手段を有し、
    前記居室親機は更に、前記終話許可信号を受けて所定時間をカウントするタイマ、前記タイマがカウントアップしたら終話制御する終話制御手段と、オートドア設備の解錠状態を報知する解錠報知手段とを有すると共に、前記制御機は前記解錠要求信号を受けて前記解錠報知手段の点滅を制御する発光制御手段を有し、
    前記終話許可信号は、前記発光制御手段の出力する点灯信号であることを特徴とする集合住宅インターホンシステム。
  2. 来訪者が居住者を呼び出すために集合玄関に設置される集合玄関機と、前記集合玄関機からの呼び出しに応答するために各居室に設置される居室親機と、前記集合玄関機と前記居室親機の間の通話路を制御する制御機と、来訪者及び居住者が出入りするオートドア設備とを有し、前記居室親機には前記オートドア設備を解錠するための解錠ボタンを備えた集合住宅インターホンシステムにおいて、
    前記居室親機は、前記集合玄関機と通話状態にある時に前記解錠ボタンが操作されると、前記オートドア設備の解錠要求信号を前記制御機に送信して解錠を行う親機制御部を有すると共に、前記制御機は前記解錠要求信号を基に前記居室親機に対して終話動作を促す終話許可信号を送出する終話許可手段を有し、
    前記居室親機は更に、前記終話許可信号を受けて所定時間をカウントするタイマと、前記タイマがカウントアップしたら終話制御する終話制御手段と、オートドア設備の解錠状態を報知する解錠報知手段を有すると共に、前記制御機は前記解錠要求信号を受けて前記解錠報知手段の点滅を制御する発光制御手段を有し、
    前記終話許可信号は、発光信号出力後に前記発光制御手段が出力する消灯信号であることを特徴とする集合住宅インターホンシステム。
  3. 来訪者が居住者を呼び出すために集合玄関に設置される集合玄関機と、前記集合玄関機からの呼び出しに応答するために各居室に設置される居室親機と、前記集合玄関機と居室親機の間の通話路を制御する制御機と、来訪者及び居住者が出入りするオートドア設備とを有し、前記居室親機には前記オートドア設備を解錠するための解錠ボタンを備えた集合住宅インターホンシステムにおいて、
    前記居室親機は、前記集合玄関機と通話状態にある時に前記解錠ボタンが操作されると、前記オートドア設備の解錠要求信号を前記制御機に送信して解錠を行う親機制御部を備えると共に、前記制御機前記解錠要求信号を受けて所定時間をカウントするタイマと、所定時間が経過したら前記居室親機を終話動作させるための終話制御手段とを備え、
    前記居室親機は更に、前記オートドア設備の解錠状態を報知する解錠報知手段を有すると共に、前記制御機は、前記解錠要求信号を受けて前記解錠報知手段の点滅を制御する発光制御手段を有し、
    前記タイマは、前記発光制御手段が出力する点灯信号によりカウントをスタートし、前記居室親機は前記終話制御手段の制御により終話動作することを特徴とする集合住宅インターホンシステム。
  4. 来訪者が居住者を呼び出すために集合玄関に設置される集合玄関機と、前記集合玄関機からの呼び出しに応答するために各居室に設置される居室親機と、前記集合玄関機と居室親機の間の通話路を制御する制御機と、来訪者及び居住者が出入りするオートドア設備とを有し、前記居室親機には前記オートドア設備を解錠するための解錠ボタンを備えた集合住宅インターホンシステムにおいて、
    前記居室親機は、前記集合玄関機と通話状態にある時に前記解錠ボタンが操作されると、前記オートドア設備の解錠要求信号を前記制御機に送信して解錠を行う親機制御部を備える一方、前記制御機が前記解錠要求信号を受けて所定時間をカウントするタイマと、所定時間が経過したら前記居室親機を終話動作させるための終話制御手段とを備え、
    前記居室親機は更に、前記オートドア設備の解錠状態を報知する解錠報知手段を有すると共に、前記制御機は、前記解錠要求信号を受けて前記解錠報知手段の点滅を制御する発光制御手段を有し、
    前記タイマは、前記発光制御手段が発光信号を出力した後に出力する消灯信号によりカウントをスタートし、
    前記居室親機は前記終話制御手段の制御により終話動作することを特徴とする集合住宅インターホンシステム。
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