JP4589156B2 - ドアホン装置 - Google Patents

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Description

本発明はドアホン装置に係り、特に、住戸内の音が住戸外へと音漏れされるのを容易に防止できるばかりでなく、音声帰還(ハウリング)が防止された良好な通話品質を確保できるドアホン装置に関する。
従来から、この種のドアホン装置として、住戸の玄関口等の屋外に設置されるカメラ付ドアホン(子機と同意。)で撮像される来訪者の容姿を屋内で確認しながらその来訪者とインターホン通話を行うのに適用されるユーザーにとって使い勝手の良好なモニタテレビ付インターホン(親機と同意。)が開示されている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開平11−239344号公報(第2頁右欄25行目〜第4頁左欄20行目、図1〜図5)
しかしながら、従来例のモニタテレビ付インターホンにおいて、カメラ付ドアホンとの間で通話路が形成、すなわち、カメラ付ドアホンを使用した来訪者との間で居住者が通話を成立させ、この通話が終了しているのにも関わらず居住者が終話操作を怠った場合、予め設定されている時間、例えば、通話時間がタイムアップとなり通話路が切断されるまでの間、(モニタテレビ付インターホンの)マイクを介して入力された音、例えば、モニタテレビ付インターホンの設置場所の周囲近傍の音がカメラ付ドアホンのスピーカから出力(放音)され、来訪者に漏れ聞こえてしまう虞があった。
また、カメラ付ドアホンの設置場所とモニタテレビ付インターホンの設置場所とが近接している場合、来訪者を速やかに住戸内へと招き入れようと居住者が玄関ドアを開成させると、カメラ付ドアホンのスピーカからモニタテレビ付インターホンのマイクへの音声帰還(ハウリング)が瞬時に発生し、来訪者に不快感を与えてしまう虞があった。
本発明は、前述の難点を解消するためになされたもので、子機との間で通話成立中における親機から当該子機への音声出力を中断/再開させる、或いは子機および親機の間で成立されている通話を終了させることにより、住戸内の音が住戸外へと音漏れされるのを容易に防止するとともに、音声帰還(ハウリング)が防止された良好な通話品質を確保できるドアホン装置を提供することを目的としている。
前述の目的を達成するため、本発明の第1の態様であるドアホン装置は、来訪者が居住者を呼び出して通話を成立させるための子機と、来訪者により子機から呼び出され居住者が来訪者との間で通話を成立させるための親機とを備えたものである。親機は、通話を成立させるための応答操作が行われる操作部と、操作部における人体を検知するための人体感知センサとを有しており、操作部の操作により子機および親機の間で通話成立中に一定時間人体感知センサの検知がない場合、親機から子機への音声出力を中断し、再度人体感知センサの検知がある場合、親機から子機への音声出力を再開するものである。
また、本発明の第2の態様は、本発明の第1の態様であるドアホン装置において、親機は、音声出力を中断した場合に親機スピーカから音声、メロディ等の音声出力中断通知音を出力するものである。
また、本発明の第3の態様は、本発明の第1の態様又は第2の態様であるドアホン装置において、親機は、終話操作以外の事由で通話を終了した場合、または音声出力を中断した場合にモニタにメッセージを表示するものである。
本発明のドアホン装置によれば、子機の子機マイクおよび子機スピーカを使用した来訪者と親機の親機スピーカおよび親機マイクを使用した居住者との間で通話が成立されている通話成立中において、親機の人体感知センサにて一定時間、人体の検知が行われないと、親機マイクから子機スピーカへの音声出力が中断され、親機の設置場所の周囲近傍の音が子機スピーカから出力(放音)せず、来訪者に漏れ聞こえることを防止できるばかりでなく、親機スピーカから音声、メロディ等の音声出力中断通知音が出力(放音)されるとともに、親機マイクから子機スピーカへの音声出力が中断された旨のメッセージをモニタに表示させて居住者に報知することができる。この後、親機の人体感知センサにて人体の検知が再度行われると、親機マイクから子機スピーカへの音声出力を再開させることができる。
また、子機の子機マイクおよび子機スピーカを使用した来訪者と親機の親機スピーカおよび親機マイクを使用した居住者との間で通話が成立されている通話成立中において、親機の人体感知センサにて一定時間、人体の検知が行われないと、子機マイクから親機スピーカへの通話路と親機マイクから子機スピーカへの通話路とがそれぞれ遮断されることにより、通話を終了させることができるばかりでなく、終話操作以外の事由で通話が終了された旨のメッセージをモニタに表示させて居住者に報知することができる。
また、子機の子機マイクおよび子機スピーカを使用した来訪者と親機の親機スピーカおよび親機マイクを使用した居住者との間で通話が成立されている通話成立中において、予め施錠されている電気錠が解錠されると、子機マイクから親機スピーカへの通話路と親機マイクから子機スピーカへの通話路とがそれぞれ遮断されることにより、通話を終了させることができるばかりでなく、来訪者に不快感を与えるような子機スピーカから親機マイクへの音声帰還(ハウリング)の発生を防止でき、さらに終話操作以外の事由で通話が終了された旨のメッセージをモニタに表示させて居住者に報知することができる。
以下、本発明のドアホン装置を適用した最良の実施の形態例について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例によるドアホン装置の具体的な構成を示すブロック図である。
図1のブロック図に示すドアホン装置は、通常、玄関(住戸玄関と同意。)に設置され、来訪者が住戸内に在室中の居住者を呼び出して通話を成立させるための子機1と、住戸内に設置され、子機ラインL1を介して接続された子機1からの呼び出し、すなわち、来訪者からの呼び出しが報知され、この呼び出しに応答した居住者が来訪者との間で通話を成立させるとともに、電気錠ラインL2を介して接続された予め施錠されている後述する電気錠3を解錠させるための解錠操作が居住者により行われる親機2と、玄関ドアの開閉制御を行うために施解錠される電気錠3とを備えている。
また、子機1には、来訪者が呼出操作を行うための呼出ボタン10と、呼出操作を行った来訪者や玄関先の周囲近傍の映像を撮像するためのCCD(Charge Coupled Device)撮像素子、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)撮像素子等のカメラ11と、カメラ11にて撮像された映像を信号処理、例えば、FM変調するための映像処理回路(以下、子機映像処理回路という。)12と、来訪者が居住者との間で通話を成立させるにあたり送話音声を入力するためのマイク(以下、子機マイクという。)13と、子機マイク13とともに来訪者が通話を成立させるにあたり使用し、居住者からの音声である受話音声を出力(放音)するためのスピーカ(以下、子機スピーカという。)14と、子機マイク13に入力された送話音声であり信号処理された音声信号を4線/2線変換や増幅する一方、子機スピーカ14から出力(放音)される受話音声である音声信号を2線/4線変換や増幅するための通話回路(以下、子機通話回路という。)15と、親機2の後述する電源回路21からの直流電源の電源供給を受電し、受電された直流電源を当該子機の構成各部/回路の待受電源および動作電源としてそれぞれ電源供給するための電源回路(以下、子機電源回路という。)16と、子機映像処理回路12、子機通話回路15、子機電源回路16の各回路および子機ラインL1の間の信号伝送路、電源供給路をそれぞれ形成するためのインターフェース回路(以下、子機I/Fという。)17とを有している。
さらに、親機2には、当該親機の構成各部/回路をそれぞれ制御するとともに計時機能が備えられたCPU(Central Processing Unit、以下、親機CPUという。)20と、商用電源を整流/平滑させた直流電源および/または予め蓄電されている直流電源を、当該親機の構成各部/回路および子機1の構成各部/回路の待受電源および動作電源、電気錠3の動作電源としてそれぞれ電源供給するための電源回路(以下、親機電源回路という。)21と、子機1の子機映像処理回路12を介してFM変調された後、子機ラインL1を伝送されてくる映像変調信号をFM復調するための映像処理回路(以下、親機映像処理回路という。)22と、親機映像処理回路22を介してFM復調された映像信号をもとに、子機1のカメラ11にて撮像された映像を静止画像若しくは動画像として出画するばかりでなく、後述するメッセージを表示するためのLCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等のモニタ23と、子機1の呼出ボタン10が操作された旨、すなわち、来訪者からの呼び出しがある旨の呼出音(音声メッセージを含む。)や居住者が来訪者との間で通話を成立させるにあたり当該来訪者からの音声である受話音声が出力(放音)されるばかりでなく、後述する音声出力中断通知音が出力(放音)されるスピーカ(以下、親機スピーカという。)24と、親機スピーカ24とともに居住者が通話を成立させるにあたり使用し、送話音声を入力するためのするマイク(以下、親機マイクという。)25と、親機マイク25に入力された送話音声であり信号処理された音声信号を4線/2線変換や増幅する一方、親機スピーカ24から出力(放音)される受話音声である音声信号を2線/4線変換や増幅するための通話回路(以下、親機通話回路という。)26と、来訪者からの呼び出しを確認した居住者が当該来訪者との間で通話を成立させるための応答操作を行うとともに、予め施錠されている電気錠3を解錠させるための解錠操作等が行われる通話ボタン、電気錠ボタン、タッチパネル等の操作部27と、操作部27における人体(の存在)を検知するための人体感知センサ28と、親機CPU20、親機電源回路21、親機映像処理回路22、親機通話回路26の各回路および子機ラインL1の間の信号伝送路、電源供給路をそれぞれ形成するためのインターフェース(以下、子機側親機I/Fという。)29と、親機CPU20および電気錠ラインL2の間の信号伝送路、電源供給路をそれぞれ形成するためのインターフェース回路(以下、電気錠側親機I/Fという。)30とを有している。
このように構成された本発明の実施例によるドアホン装置において、以下、具体的な動作について説明する。
本発明の実施例による第1の動作として、図1のブロック図に示すドアホン装置が待受状態、すなわち、玄関に来訪者が居らず子機1の呼出ボタン10も操作されていない状態において、親機2の親機電源回路21は、商用電源(図示せず)について整流/平滑させた直流電源および/または予め蓄電されている直流電源を、所定の電圧レベルの待受電源として、当該親機の構成各部/回路および子機側親機I/F29、子機ラインL1、子機1の子機I/F17を介して子機電源回路16にそれぞれ電源供給している。
また、子機1の子機電源回路16は、親機2(の親機電源回路21)からの電源供給を受電し、所定の電圧レベルの待受電源として、当該子機の構成各部/回路にそれぞれ電源供給する。
次に、前述のような待受状態において、住戸内に在室中の居住者を呼び出すため、玄関に居る来訪者が子機1の呼出ボタン10を操作すると、子機I/F17および親機2の子機側親機I/F29の間を接続する子機ラインL1に予め重畳されている待受電源の電圧レベルが電圧降下し、この電圧降下をもとに来訪者からの呼び出しがあることを検出した親機CPU20は、その旨の呼出音(音声メッセージを含む。)を親機スピーカ24から出力(放音)させるとともに、前述の待受電源よりも高い電圧レベルの動作電源が当該親機の構成各部/回路および子機1の構成各部/回路にそれぞれ電源供給されるように親機電源回路21を制御するばかりでなく、親機映像処理回路22およびモニタ23がそれぞれ能動となるように制御する。
なお、来訪者による呼出操作が行われた子機1からの呼び出しを検出した親機2の親機CPU20は、その旨のメッセージをモニタ23に表示させることもできる。
子機1の子機電源回路16は、親機2(の親機電源回路21)からの待受電源の電圧レベルよりも高い電圧レベルの直流電源を受電し、当該子機の構成各部/回路にそれぞれ動作電源として電源供給する。
また、子機1の子機電源回路16からの電源供給により駆動されたカメラ11は、呼出操作を行った来訪者や玄関先の周囲近傍の映像の撮像を開始する。この映像は、電気信号に信号処理された映像信号として子機映像処理回路12へと伝送される。
子機1の子機映像処理回路12は、カメラ11からの映像信号をFM変調させた映像変調信号について、子機I/F17、子機ラインL1、親機2の子機側親機I/F29を介して親機映像処理回路22に出力する。
親機2の親機映像処理回路22は、子機1(の子機映像処理回路12)からの映像変調信号についてFM復調させた映像信号をモニタ23に出力することにより、子機1のカメラ11にて撮像された映像、すなわち、呼出操作を行った来訪者や玄関先の周囲近傍の映像が静止画像若しくは動画像としてモニタ23に出画される。
次に、前述のような呼出報知、すなわち、親機2の親機スピーカ24からの呼出音(音声メッセージを含む。)の出力(放音)および呼出操作を行った来訪者や玄関先の周囲近傍の映像(メッセージを含む。)のモニタ23への出画が行われたとき、居住者が住戸内に在室中であり、呼出操作を行った来訪者について当該来訪者の識別と併せて確認した後、操作部27にて所定の応答操作を行うと、人体感知センサ28が有する所定の検知エリア内に居る人体、すなわち、応答操作を行った居住者の人体を検知し、この人体感知センサ28は、親機CPU20へと人体感知信号を出力する。
また、親機2の操作部27にて行われた応答操作および人体感知センサ28からの人体感知信号をそれぞれ検出した親機CPU20は、計時機能が能動となり予め設定されている通話時間の計時を開始し、居住者が使用する親機マイク25から親機通話回路26、子機側親機I/F29、子機ラインL1、子機1の子機I/F17、子機通話回路15を介して来訪者が使用する子機スピーカ14への通話路(以下、第1の通話路という。)と来訪者が使用する子機1の子機マイク13から子機通話回路15、子機I/F17、子機ラインL1、親機2の子機側親機I/F29、親機通話回路26を介して居住者が使用する親機スピーカ24への通話路(以下、第2の通話路という。)とがそれぞれ形成されるように親機通話回路26を制御することにより、これら形成された第1、第2の各通話路をそれぞれ介して音声信号を送受信させることができ来訪者および居住者の間において通話が成立し、特に、居住者にとっては、モニタ23に出画されている来訪者の映像を確認しながら通話を成立させることができる。
また、子機ラインL1を介して子機1および親機2の間で第1、第2の各通話路がそれぞれ形成されている、すなわち、来訪者と居住者との間で通話が成立されている通話成立中において、居住者が親機2の設置場所から離れるように人体感知センサ28が有する所定の検知エリア内から外れると、人体感知センサ28から親機CPU20への人体感知信号の出力が停止され、これを検出した親機CPU20は、計時機能が能動となり予め設定されている人体感知時間の計時を開始する。
ここで、親機2の親機CPU20にて計時されている前述の人体感知時間がタイムアップとなると、これを検出した親機CPU20は、親機通話回路26を制御して前述の第1の通話路を遮断させることにより、親機マイク25から子機1の子機スピーカ14への音声出力が中断されることから、例えば、親機2の設置場所の周囲近傍の音は子機スピーカ14から出力(放音)せず、ゆえに、来訪者に漏れ聞こえてしまうことを防止できる。
さらに、前述の人体感知時間のタイムアップを検出した親機2の親機CPU20は、親機マイク25から子機1の子機スピーカ14への音声出力が中断されている旨の音声、メロディ等の音声出力中断通知音を親機スピーカ24から出力(放音)させるとともに、同様な内容を示すメッセージ(以下、音声出力中断メッセージという。)をモニタ23に表示させることにより、親機2の設置場所から離れるように人体感知センサ28が有する所定の検知エリア内から外れた居住者は、親機マイク25から子機1の子機スピーカ14への音声出力が中断されていることを聴覚および視覚を通じて容易に確認できる。
次に、親機2の親機スピーカ24から出力(放音)された前述の音声出力中断通知音およびモニタ23に表示された前述のメッセージを確認した居住者が、人体感知センサ28が有する所定の検知エリア内に戻ると、人体感知センサ28が居住者の人体を再度検知し、親機CPU20への人体感知信号の出力が再開される。
親機2の人体感知センサ28からの人体感知信号を再度検出した親機CPU20は、親機通話回路26を制御して前述の第1の通話路を再度形成させることにより、親機マイク25から子機1の子機スピーカ14への音声出力が再開されるとともに、親機スピーカ24からの音声出力中断通知音の出力(放音)およびモニタ23における音声出力中断メッセージの表示を停止させることができる。
また、前述のような第1の通話路の再度の形成により、親機2の親機マイク25から子機1の子機スピーカ14への音声出力が再開された後、来訪者との間で通話を成立させていた居住者が当該通話を終了させるために操作部27にて所定の終話操作を行う、または親機CPU20にて予め計時されている通話時間がタイムアップとなると、これを検出した親機CPU20は、親機通話回路26を制御して前述の第1、第2の各通話路をそれぞれ遮断させるとともに、親機映像処理回路22およびモニタ23がそれぞれ非能動となるように制御することにより、来訪者および居住者の間の通話が正常に終了されるばかりでなく、子機1のカメラ11にて撮像された映像のモニタ23への出画も停止される。
なお、本発明の実施例による第1の動作によれば、親機2の親機マイク25から子機1の子機スピーカ14への音声出力が中断されていることを居住者に報知させるにあたり、その旨の音声、メロディ等の音声出力中断通知音を親機スピーカ24から出力(放音)させるような聴覚を通じた報知、および同様な内容を示す音声出力中断メッセージをモニタ23に表示させるような視覚を通じた報知の異なる2つの報知手段を適用させたが、何れか一方の報知手段のみを能動として居住者に報知することもできる。
次に、本発明の実施例による第2の動作について説明する。
なお、第2の動作を説明するにあたり、前述の第1の動作と同様な動作については、その説明を省略する。
前述の第1の動作から明らかなように、子機ラインL1を介して子機1および親機2の間で第1、第2の各通話路がそれぞれ形成されている、すなわち、来訪者と居住者との間で通話が成立されている通話成立中において、居住者が親機2の設置場所から離れるように人体感知センサ28が有する所定の検知エリア内から外れると、人体感知センサ28から親機CPU20への人体感知信号の出力が停止され、これを検出した親機CPU20は、計時機能が能動となり予め設定されている人体感知時間の計時を開始する。
ここで、親機2の親機20にて計時されている前述の人体感知時間がタイムアップとなると、これを検出した親機CPU20は、親機通話回路26を制御して前述の第1、第2の各通話路をそれぞれ遮断させることにより、子機1の子機マイク13から親機スピーカ24への音声出力、親機マイク25から子機スピーカ14への音声出力がそれぞれ停止されることから、例えば、親機2の設置場所の周囲近傍の音は子機スピーカ14から出力(放音)せず、ゆえに、来訪者に漏れ聞こえてしまうことを防止できる。
さらに、前述の人体感知時間のタイムアップを検出した親機2の親機CPU20は、操作部27を使用した前述の終話操作以外の事由で通話が終了された旨のメッセージ(以下、通話終了メッセージという。)をモニタ23に表示させるとともに、親機映像処理回路22が非能動となるように制御することにより、子機1のカメラ11にて撮像された映像のモニタ23への出画が停止される。
なお、本発明の実施例による第1、第2の各動作をそれぞれ説明するにあたり、その構成は図1のブロック図に示すように、電気錠3や当該電気錠に電気錠ラインL2を介して接続される電気錠側親機I/F30が親機2に備えられたドアホン装置を適用したが、前述の電気錠3、親機2の電気錠側親機I/F30および電気錠ラインL2が備えられていないドアホン装置を適用させた場合であっても同様な効果を奏する。
次に、本発明の実施例による第3の動作について説明する。
なお、第3の動作を説明するにあたり、前述の第1の動作と同様な動作については、その説明を省略する。
前述の第1の動作から明らかなように、子機ラインL1を介して子機1および親機2の間で第1、第2の各通話路がそれぞれ形成されている、すなわち、来訪者と居住者との間で通話が成立されている通話成立中において、予め施錠されている玄関ドアの電気錠3を解錠させて来訪者を住戸内へと招き入れるため、居住者が親機2の操作部27にて所定の解錠操作を行うと、この解錠操作を検出した親機CPU20は、電気錠3を解錠させるための解錠制御信号を生成する。また、親機CPU20にて生成された解錠制御信号は、電気錠側親機I/F30、電気錠ラインL2を介して電気錠3へと伝送され、予め施錠されている電気錠3を解錠させることができる。さらに、解錠された電気錠3は、前述の解錠制御信号と逆の経路を介して親機2の親機CPU20へと解錠信号を出力する。
また、電気錠3からの解錠信号を検出した親機2の親機CPU20は、親機通話回路26を制御して前述の第1、第2の各通話路をそれぞれ遮断させることにより、子機1の子機マイク13から親機スピーカ24への音声出力、親機マイク25から子機スピーカ14への音声出力がそれぞれ停止されることから、例えば、親機2の設置場所の周囲近傍の音は子機スピーカ14から出力(放音)せず、ゆえに、来訪者に漏れ聞こえてしまうことを防止できるばかりでなく、電気錠3が解錠された玄関ドアを開成させて住戸内に入ろうとしている来訪者に不快感を与えるような子機スピーカ14から親機マイク25への音声帰還(ハウリング)の発生を防止できる。
さらに、電気錠3からの解錠信号を検出した親機2の親機CPU20は、操作部27を使用した前述の終話操作以外の事由で通話が終了された旨の通話終了メッセージをモニタ23に表示させるとともに、親機映像処理回路22が非能動となるように制御することにより、子機1のカメラ11にて撮像された映像のモニタ23への出画が停止される。
なお、本発明の実施例による第3の動作を説明するにあたり、その構成は図1のブロック図に示すように、人体感知センサ28が親機2に備えられたドアホン装置を適用したが、前述の人体感知センサ28が親機2に備えられていないドアホン装置を適用させた場合であっても同様な効果を奏する。
また、本発明の実施例(による第1〜第3の各動作)においては、カメラ11および子機映像処理回路12を有する子機1と親機映像処理回路22を有する親機2とを備えたドアホン装置、すなわち、テレビドアホン装置を適用したが、前述のカメラ11、子機映像処理回路12、親機映像処理回路22がそれぞれ子機1および親機2に備えられていないドアホン装置を適用させた場合であっても同様な効果を奏する。
本発明の実施例によるドアホン装置の具体的な構成を示すブロック図。
1……子機
2……親機
23……モニタ
24……親機スピーカ
27……操作部
28……人体感知センサ
3……電気錠

Claims (3)

  1. 来訪者が居住者を呼び出して通話を成立させるための子機(1)と、前記来訪者により前記子機から呼び出され前記居住者が前記来訪者との間で通話を成立させるための親機(2)とを備え、
    前記親機は、前記通話を成立させるための応答操作が行われる操作部(27)と、前記操作部における人体を検知するための人体感知センサ(28)とを有し、
    前記操作部の操作により前記子機および前記親機の間で通話成立中に一定時間前記人体感知センサの検知がない場合、前記親機から前記子機への音声出力を中断し、再度前記人体感知センサの検知がある場合、前記親機から前記子機への前記音声出力を再開することを特徴とするドアホン装置。
  2. 前記親機は、前記音声出力を中断した場合に親機スピーカ(24)から音声、メロディ等の音声出力中断通知音を出力することを特徴とする請求項1記載のドアホン装置。
  3. 前記親機は、終話操作以外の事由で前記通話を終了した場合、または前記音声出力を中断した場合にモニタ(33)にメッセージを表示することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のドアホン装置。
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