JP2007088756A - インターホン装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】予め調整されている音量の相違に拘わらず、居室親機から放音される呼出音の音量および受話音声の音量を無音状態とし、居住者にとって使い勝手を良くして利便性を高める。
【解決手段】玄関子機1からの呼び出しが報知され、この玄関子機との間で送受話の双方向通話を成立させることができる居室親機2に備えられた音量無音設定手段27、30、34、35、37により、親機スピーカ21からの呼出音の放音および受話音声の放音(出力)を停止して無音状態にする。また、無音状態である旨を、居室親機の視認手段28を使用して報知する。また、無音状態である旨の呼出確認音を、音量無音設定手段の状態に拘わらず、玄関子機の子機スピーカ13から放音させる。また、居室親機の音量無音設定手段によって玄関子機との間で通話状態になった場合には、無音状態を自動で解除する。さらに、玄関子機との間で成立されていた送受話の双方向通話が終了して終話状態になると、居室親機では無音状態に戻る。
【選択図】図2

Description

本発明はインターホン装置に係り、特に、居室親機から放音される呼出音の音量および受話音声の音量を無音状態にすることができるインターホン装置に関する。
従来から、玄関子機からの呼び出しに応答した居室親機と当該玄関子機との間で送受話の双方向通話を成立させるにあたり、居室親機から放音される呼出音の音量および受話音声の音量を調節することができるインターホン装置が開示されている(例えば、非特許文献1を参照。)。
非特許文献1に記載のインターホン装置において、居室親機から放音される呼出音の音量を調整するにあたっては、呼出音量スイッチを使用して「大」、「中」、「小」、「切」の4段階のレベルのうち何れか1つの音量レベルを選択していた。一方、居室親機から放音(出力)される受話音声の音量を調整するにあたっては、受話音量スイッチを使用して「大」、「中」、「小」の3段階のレベルのうち何れか1つの音量レベルを選択していた。
また、居室親機(親機)から放音される呼出音の音量を調整することができる装置としては、前述の非特許文献1の他に、特許文献1に記載のインターホン用呼出音量調整回路が開示されている。
アイホン総合カタログ 2005/2006年版(第20頁) 特開平9−93354号公報(段落番号「0016」乃至「0026」、第1図)
しかしながら、背景技術に記載の非特許文献1および特許文献1において、居室親機(親機)から放音される呼出音の音量として、「大」、「中」、「小」、「切」の4段階のうち「切」を選択すると、呼出音の放音を停止することはできたが、受話音声の音量は「大」、「中」、「小」の3段階のうち何れか1つの音量を選択するように、受話音声の出力を停止することはできなかった。したがって、例えば、深夜等に来訪者による玄関子機からの呼び出しがあった場合、居室親機からの呼出音の放音を停止することはできる一方、居住者の応答による通話状態に移行する前において玄関子機から居室親機への通話路が形成されるため、玄関子機に入力された来訪者の音声が「大」、「中」、「小」の3段階のうち何れか1つの音量で居室親機から放音(出力)されてしまい、静粛性を保持できず使い勝手が悪かった。
本発明は、この難点を解消するためになされたもので、予め調整されている音量の相違に拘わらず、居室親機から放音される呼出音の音量および受話音声の音量を無音状態にすることができる居住者にとって使い勝手の良い利便性が高められたインターホン装置を提供することを目的としている。
前述の目的を達成するため、本発明の第1の態様であるインターホン装置は、来訪者が居住者を呼び出すための呼出ボタンおよび居住者との間で送受話の双方向通話を成立させるための子機マイク、子機スピーカを有する玄関子機と、玄関子機からの呼び出しを呼出音として放音するための親機スピーカ、呼び出しを呼出音により確認し来訪者との間で双送受話の双方向通話を成立させるための親機マイク、親機スピーカを有する居室親機とを備えたものである。居室親機は、親機スピーカから放音される呼出音の音量および受話音声の音量を無音状態とするための音量無音設定手段を備えたものである。
また、本発明の第2の態様であるインターホン装置は、本発明の第1の態様において、居室親機は、音量無音設定手段により呼出音および受話音声が無音状態となっていることを視認させるための視認手段を備えたものである。
また、本発明の第3の態様であるインターホン装置は、本発明の第1の態様または第2の態様において、居室親機は、音量無音設定手段により呼出音および受話音声が無音状態となっている場合において、居室親機にて生成された呼出確認音を音量無音設定手段の状態に拘わらず玄関子機の子機スピーカから放音させるものである。
また、本発明の第4の態様であるインターホン装置は、本発明の第1の態様乃至第3の態様において、居室親機は、音量無音設定手段により呼出音および受話音声が無音状態となっている場合において、通話操作により玄関子機との間で通話状態になったことを検出したときには無音状態を解除する制御を行うものである。
また、本発明の第5の態様であるインターホン装置は、本発明の第4の態様において、居室親機は、終話状態になったことを検出したときには、無音状態に戻す制御を行うものである。
本発明のインターホン装置によれば、来訪者による玄関子機からの呼び出しが報知され、この玄関子機との間で送受話の双方向通話を成立させることができる居室親機に備えられた音量無音設定手段により、例えば、深夜等に来訪者による玄関子機からの呼び出しがあった場合、居室親機の親機スピーカからの呼出音の放音および受話音声の放音(出力)を停止して無音状態にすることができるため、静粛性が保持され、居住者にとって使い勝手が良く利便性が高められる。
また、本発明のインターホン装置によれば、居室親機の親機スピーカからの呼出音の放音および受話音声の放音(出力)が停止されている無音状態である旨を、視認手段を使用して居住者に報知することができる。
また、本発明のインターホン装置によれば、居室親機の親機スピーカからの呼出音の放音および受話音声の放音(出力)が停止されている無音状態である旨の呼出確認音を、音量無音設定手段の状態に拘わらず、玄関子機の子機スピーカから放音させることができるため、インターホン機能が故障であるといった来訪者による誤認を防止することができる。
また、本発明のインターホン装置によれば、居室親機の音量無音設定手段によって玄関子機との間で通話状態になった場合には、無音状態が自動で解除されるため、来訪者の音声を親機スピーカから放音(出力)させることができる。
さらに、本発明のインターホン装置によれば、玄関子機との間で成立されていた送受話の双方向通話が終了して終話状態になると、居室親機では、親機スピーカからの呼出音の放音および受話音声の放音(出力)が停止されて無音状態に制御される。
以下、本発明のインターホン装置を適用した最良の実施の形態例について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明を実施するための最良の一形態例であるインターホン装置の外観構成を示すシステム説明図である。
図1に示すインターホン装置は、屋外、エントランスに設置され、来訪者が屋内に在室中の居住者を呼び出して送受話の双方向通話を成立させるための玄関子機1と、屋内に設置され、伝送路Lを経由して接続された玄関子機1からの呼び出し、すなわち、来訪者からの呼び出しが報知され、この呼び出しに応答した居住者が来訪者との間で送受話の双方向通話を成立させるための居室親機2とを備えている。
玄関子機1は、呼出ボタン10、カメラ11、マイク(以下、子機マイクという。)12、スピーカ(以下、子機スピーカという。)13を有している。
この玄関子機1において、呼出ボタン10は、来訪者が居住者を呼び出すために操作するものである。
カメラ11は、(呼出操作を行った)来訪者の映像や自機器が設置された周囲環境の映像(監視映像)を撮像するためのものである。このカメラ11としては、例えば、CCD(Charge Coupled Device)撮像素子、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)撮像素子等が好適とされる。
子機マイク12および子機スピーカ13は、来訪者が居住者との間で送受話の双方向通話を成立させるにあたり、音声(送話音声、受話音声)を入出力するためのものである。なお、子機スピーカ13は、前述の通話機能(受話機能)の他に、来訪者による呼び出しが居室親機2にて正常に検出された旨の呼出確認音(音声メッセージを含む。)を放音する機能を有している。
居室親機2は、マイク(以下、親機マイクという。)20、スピーカ(以下、親機スピーカという。)21、ハンドセット22、モニタ23、通話ボタン24、フックスイッチ25、モニタボタン26、音量無音設定ボタン27、LED(Light Emitting Diode)28を有している。
この居室親機2において、親機マイク20および親機スピーカ21は、居住者が来訪者との間で送受話の双方向通話を成立させる、ここでは、拡声による送受話の双方向通話を成立させるにあたり、音声(送話音声、受話音声)を入出力するためのものである。なお、親機スピーカ21は、前述の通話機能(受話機能)の他に、来訪者からの呼び出しがある旨の呼出音(音声メッセージを含む。)を放音する機能を有している。
ハンドセット22は、居住者が来訪者との間で送受話の双方向通話を成立させる、すなわち、ハンドセット通話を成立させるにあたり、音声(送話音声、受話音声)を入出力するためのものである。
モニタ23は、玄関子機1のカメラ11にて撮像された映像を出画するためのものである。このモニタ23としては、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等が好適とされる。なお、モニタ23は、前述の映像出画機能の他に、来訪者からの呼び出しがある旨の文字メッセージや絵データ等を表示する機能を有している。
通話ボタン24は、居住者により行われる応答操作として、その応答操作の後、親機マイク20および親機スピーカ21を使用した拡声による送受話の双方向通話を成立させるためのものである。
フックスイッチ25は、居住者により行われる応答操作として、その応答操作の後、ハンドセット22を使用した送受話の双方向通話、すなわち、ハンドセット通話を成立させるためのものである。このフックスイッチ25は、ハンドセット22の取り上げの有無に起因してフックオフ/フックオンとなる機構を有している。
モニタボタン26は、当該インターホン装置が待受状態、例えば、来訪者からの呼び出しがなく通話も成立していない状態等において、居住者が屋外の様子を監視するにあたり、モニタ23、後述する復調回路31および玄関子機1のカメラ11をそれぞれ能動にするために操作されるものである。
音量無音設定ボタン27は、親機スピーカ21から放音させる呼出音の音量と当該親機スピーカまたはハンドセット22のレシーバから放音(出力)させる受話音声の音量とをそれぞれ無音状態にするために操作されるものである。
LED28は、親機スピーカ21から放音させる呼出音の音量と当該親機スピーカまたはハンドセット22のレシーバから出力させる受話音声の音量とがそれぞれ無音状態である旨を報知するために、所定のパターンで点滅/点灯されるものである。なお、LED28は、前述の視認報知機能の他に、来訪者からの呼び出しがある旨を報知する機能を有している。
図2は、本発明を実施するための最良の一形態例であるインターホン装置において、居室親機2の具体的な構成を示すブロック図である。なお、玄関子機1についての具体的な構成の図示および説明は、省略するものとする。
図2に示す居室親機2には、前述の親機マイク20、親機スピーカ21、ハンドセット22、モニタ23、通話ボタン24、フックスイッチ25、モニタボタン26、音量無音設定ボタン27およびLED28と、報知音生成回路29と、音量設定回路30と、復調回路31と、呼出音量調整回路32と、受話音量調整回路33と、2つのスイッチ(以下、それぞれ呼出音用スイッチ、受話音声用スイッチという。)34、35と、通話回路36と、CPU37と、通信回路(以下、親機I/Fという。)38とが備えられている。
この居室親機2において、報知音生成回路29は、CPU37により制御され、親機スピーカ21から放音させるべき呼出音と玄関子機1の子機スピーカ13から放音させるべき呼出確認音とをそれぞれ生成するためのものである。この報知音生成回路29としては、音声合成IC等が好適とされる。なお、報知音生成回路29が有する生成機能は、CPU37に設けることもできる。
音量設定回路30は、親機スピーカ21から放音される呼出音の音量を、例えば、「大」、「標準」、「小」、「切」の4段階のレベルのうち何れか1つの当該レベルに設定するとともに、親機スピーカ21またはハンドセット22のレシーバから出力される受話音声の音量を、例えば、「大」、「中」、「小」の3つのレベルのうち何れか1つの当該レベルに設定するために操作されるものである。この音量設定回路30としては、例えば、DIPスイッチ等が好適とされる。
復調回路31は、CPU37により制御され、玄関子機1のカメラ11にて撮像された映像であり、FM変調された後に伝送路L、親機I/F38を経由して伝送されてくる映像信号を復調し、モニタ23に出力するためのものである。
呼出音量調整回路32は、CPU37により制御され、報知音生成回路29にて生成された呼出音の音量を、音量設定回路30により予め設定された音量にレベル調整するためのものである。
受話音量調整回路33は、CPU37により制御され、玄関子機1から伝送路L、親機I/F38を経由して伝送されてくる音声信号の音量、すなわち、受話音声の音量を、音量設定回路30により予め設定された音量にレベル調整するためのものである。
呼出音用スイッチ34は、CPU37によりオン/オフ切り替え制御され、報知音生成回路29から呼出音量調整回路32への信号伝送ラインを形成または遮断するためのものである。
受話音声用スイッチ35は、CPU37によりオン/オフ切り替え制御され、親機I/F38から受話音量調整回路33への信号伝送ラインを形成または遮断するためのものである。
通話回路36は、CPU37により制御され、親機マイク20および親機スピーカ21にて入出力される音声(送話音声、受話音声)であり信号された音声信号について4線/2線変換、2線/4線変換、増幅等を行い、信号伝送ライン(通話ライン)を形成する、或いは、ハンドセット22のマイクおよびレシーバにて入出力される音声(送話音声、受話音声)であり信号された音声信号について4線/2線変換、2線/4線変換、増幅等を行い、信号伝送ライン(通話ライン)を形成するためのものである。
CPU37は、前述のように、当該居室親機の構成各部/回路をそれぞれ制御するためのものである。
親機I/F38は、報知音生成回路29から伝送路Lへの信号伝送ライン、伝送路Lから復調回路31への信号伝送ライン、伝送路Lから受話音声用スイッチ35の入力側への信号伝送ライン(通話ライン)、通話回路36の4線側の一方から伝送路Lへの信号伝送ライン(通話ライン)、CPU37および伝送路Lの間における双方向の信号伝送ラインを、それぞれ形成するためのものである。
このように構成された本発明を実施するための最良の一形態例であるインターホン装置において、以下、具体的な動作について説明する。
図1、図2に示す居室親機2の音量無音設定ボタン27が操作されていない場合において、CPU37は、親機スピーカ21から放音される呼出音の音量を、例えば、「大」、「標準」、「小」、「切」の4段階のレベルのうち、音量設定回路30により予め設定された何れか1つのレベルが選択されるように、呼出音量調整回路32の増幅利得をレベル調整することができる。同様に、CPU37は、親機スピーカ21またはハンドセット22のレシーバから放音(出力)される受話音声の音量を、例えば、「大」、「中」、「小」の3段階のレベルのうち、音量設定回路30により予め設定された何れか1つのレベルが選択されるように、受話音量調整回路33の増幅利得をレベル調整することができる。
また、居室親機2の音量無音設定ボタン27が操作されていない場合において、呼出音用スイッチ34および受話音声用スイッチ35は、それぞれCPU37の制御によりメイク状態となるように切り替えられている。したがって、報知音生成回路29から呼出音量調整回路32を経由して親機スピーカ21への信号伝送ラインと、親機I/F38から受話音量調整回路33を経由して通話回路36への信号伝送ライン(通話ライン)とがそれぞれ形成されることになる。
次に、前述までの設定操作を検出した居室親機2のCPU37の制御により、親機スピーカ21から放音される呼出音の音量が例えば、「切」のレベル、当該親機スピーカまたはハンドセット22のレシーバから出力される受話音声の音量が例えば、「大」のレベルに設定されている場合において、来訪者が居住者を呼び出す動作について説明する。
来訪者が玄関子機1の呼出ボタン10を操作すると呼出信号が生成される。この呼出信号は、玄関子機1から伝送路L、居室親機2の親機I/F38を経由してCPU37へと伝送される。
居室親機2のCPU37は、玄関子機1より伝送されてきた呼出信号をもとに、来訪者からの呼び出しがあることを検出する。このCPU37は、モニタ23、復調回路31、呼出音量調整回路32および受話音量調整回路33がそれぞれ能動となるように制御するとともに、通話回路36を制御して受話音量調整回路33から親機スピーカ21への信号伝送ライン(通話ライン)を形成する。
また、居室親機2のCPU37は、玄関子機1のカメラ11を駆動させ、子機マイク12を使用した送話機能を能動にするための制御信号(以下、第1の制御信号という。)を生成する。この第1の制御信号は、前述の呼出信号の信号伝送ラインと逆の順路を経由して玄関子機1へと伝送される。
さらに、居室親機2のCPU37は、報知音生成回路29を制御して呼出音および呼出確認音をそれぞれ生成させる。ここで、呼出音は、親機スピーカ21から放音される音量が例えば、「切」のレベルとなるように呼出音量調整回路32の増幅利得がレベル調整されているため、親機スピーカ21から呼出音が放音されることはない。一方、呼出確認音は、報知音生成回路29から親機I/F38、伝送路Lを経由して玄関子機1へと伝送される。
なお、居室親機2のCPU37は、来訪者からの呼び出しがある旨の文字メッセージや絵データ等をモニタ23に表示させることができる。さらには、来訪者からの呼び出しがある旨を居住者に報知(視認報知)するにあたり、LED28を所定のパターンで点滅/点灯させることもできる。
玄関子機1は、居室親機2のCPU37より伝送されてきた第1の制御信号を検出すると、カメラ11を駆動して(呼出操作を行った)来訪者の映像や自機器が設置された周囲環境の映像の撮像を開始させるとともに、子機マイク12を使用した送話機能が能動となる。このカメラ11にて撮像された映像は、映像信号にFM変調された後、伝送路L、居室親機2の親機I/F38を経由して復調回路31へと伝送される。
また、玄関子機1の子機スピーカ13は、居室親機2の報知音生成回路29より伝送されてきた呼出確認音を放音することにより、来訪者による呼び出しが居室親機2(のCPU20)にて正常に検出された旨を当該来訪者自身に報知することができる。
さらに、玄関子機1の子機スピーカ13から放音された呼出確認音を確認した来訪者により子機マイク12に入力された音声は、子機音声信号に信号処理された後、伝送路L、居室親機2の親機I/F38、メイク状態の受話音声用スイッチ35を経由して受話音量調整回路33へと伝送される。
居室親機2の復調回路31は、玄関子機1より伝送されてきた映像信号を復調した後、モニタ23に出力することにより、(呼出操作を行った)来訪者の映像や玄関子機1の周囲環境の映像をモニタ23に出画させることができる。
居室親機2の受話音量調整回路33は、玄関子機1より伝送されてきた子機音声信号の音量レベルを調整するにあたり、音量設定回路30の操作により予め設定された「大」の増幅利得でレベル調整した後、通話回路36を経由して親機スピーカ21に出力することができる。したがって、親機スピーカ21では、玄関子機1の子機マイク12に入力された来訪者の音声が、「大」の音量レベルで放音(出力)されるため、子機マイク12に入力された音声のみならず、玄関子機1が設置された周囲環境の音が放音(出力)される虞がある。この機能は、外出先から帰宅しようとしている居住者が在宅中の居住者に対して帰宅した旨を報知する機能として有効利用されるものである一方、来訪者からの呼出時においては好ましくないことから、この機能を無効にする必要がある。
そこで、居住者は、前述の無効手段として、居室親機2の音量無音設定ボタン27を操作する。この操作を検出したCPU37は、メイク状態の呼出音用スイッチ34および受話音声用スイッチ35がそれぞれブレイク状態となるように切り替え制御することにより、報知音生成回路29から呼出音量調整回路32を経由して親機スピーカ21への信号伝送ラインと、親機I/F38から受話音量調整回路33、通話回路36を経由して親機スピーカ21への信号伝送ラインとがそれぞれ遮断される。したがって、音量設定回路30により予め設定された音量レベルの相違に拘わらず、親機スピーカ21からの呼出音の放音と当該親機スピーカまたはハンドセット22のレシーバからの受話音声の放音(出力)とをそれぞれ無音状態にすることができ、静粛性が保持され、居住者にとって使い勝手が良く利便性が高められる。
また、居室親機2のCPU37は、親機スピーカ21からの呼出音の放音と当該親機スピーカまたはハンドセット22のレシーバからの受話音声の放音(出力)とがそれぞれ無音状態になっている旨を居住者に報知(視認報知)するにあたり、LED28を所定のパターンで点滅/点灯させることができる。なお、前述の視認手段は、LED28への制御に限定されるものではない。例えば、音量無音設定ボタン27自体に発光機能が備えられている場合には、その発光機能を能動にして所定のパターンで点滅/点灯させる視認手段や、その旨の文字メッセージや絵データ等をモニタ23に表示させる視認手段も好適とされる。
次に、居住者により居室親機2の音量無音設定ボタン27が予め操作されているように、前述の無効手段が能動であった場合において、来訪者が居住者を呼び出す動作について説明する。
来訪者が玄関子機1の呼出ボタン10を操作すると、居室親機2の音量無音設定ボタン27が操作されていなかった前述までの動作と同様、居室親機2のCPU37へと呼出信号が伝送される。この呼出信号を検出したCPU37は、呼出音用スイッチ34および受話音声用スイッチ35のブレイク状態をそれぞれ保持するとともに、無音状態である旨を居住者に報知(視認報知)しているLED28への制御を保持し、さらには、玄関子機1のカメラ11を駆動させることができる。したがって、親機スピーカ21からの呼出音の放音が無音状態である一方、玄関子機1のカメラ11にて撮像された映像をモニタ23に出画させることで、居住者は、来訪者からの呼び出しを当該来訪者の識別をもとに確認することができる。
また、居室親機2のCPU37は、報知音生成回路29にて生成された呼出確認音を玄関子機1の子機スピーカ13から放音させることができる。したがって、居室親機2の音量無音設定ボタン27の操作の有無の相違、すなわち、親機スピーカ21からの呼出音の放音と当該親機スピーカまたはハンドセット22のレシーバからの受話音声の放音(出力)とがそれぞれ無音状態であるか否かに拘わらず、子機スピーカ13から呼出確認音を放音させることができる。
なお、居室親機2のCPU37は、玄関子機1より伝送されてきた呼出信号を検出すると、来訪者からの呼び出しがある旨の文字メッセージや絵データ等をモニタ23に表示させることができる。
次に、居室親機2のモニタ23に出画された映像(同様に当該モニタに表示された文字メッセージや絵データ等)をもとに、来訪者からの呼び出しがあることを確認した居住者が応答操作を行い、通話を成立させる動作について説明する。
居住者により行われる応答操作として、第1の応答操作として居室親機2の通話ボタン24が操作されると、この操作を検出したCPU37は、計時機能が能動となり所定の通話時間の計時を開始するとともに、ブレイク状態の呼出音用スイッチ34および受話音声用スイッチ35がそれぞれメイク状態となるように切り替え制御する。
また、居室親機2のCPU37は、通話回路36を制御して、居住者が使用する親機マイク20から当該通話回路を経由して親機I/F38への信号伝送ライン(通話ライン)と、親機I/F38からメイク状態の受話音声用スイッチ35、受話音量調整回路33、当該通話回路を経由して居住者が使用する親機スピーカ21への信号伝送ライン(通話ライン)とをそれぞれ形成させる。
また、居室親機2のCPU37は、玄関子機1の子機マイク12のみならず子機スピーカ13を使用した送受話機能を能動とするための制御信号(以下、第2の制御信号という。)を生成する。この第2の制御信号は、前述の第1の制御信号の信号伝送ラインと同一の順路を経由して玄関子機1へと伝送される。
さらに、居室親機2のCPU37は、報知音生成回路29を制御して応答確認音を生成させる。この応答確認音は、前述の呼出確認音と同一の順路を経由して玄関子機1へと伝送される。
なお、居室親機2のCPU37は、通話状態である旨の文字メッセージや絵データ等をモニタ23に表示させることができる。さらには、通話状態である旨を居住者に報知(視認報知)するにあたり、LED28を所定のパターンで点滅/点灯させることもできる。
玄関子機1は、居室親機2のCPU37より伝送されてきた第2の制御信号を検出すると、送受話機能が能動となり、来訪者が使用する子機マイク12から伝送路L、居室親機2の親機I/F38、メイク状態の受話音声用スイッチ35、通話回路36を経由して来訪者が使用する親機スピーカ21への信号伝送ライン(通話ライン)が形成されるとともに、居住者が使用する親機マイク20から通話回路36、親機I/F38、伝送路Lを経由して来訪者が使用する(玄関子機1の)子機スピーカ13への信号伝送ライン(通話ライン)が形成される。
また、玄関子機1の子機スピーカ13は、居室親機2の報知音生成回路29より伝送されてきた応答確認音を放音することにより、居住者によって応答操作が行われ通話が可能である旨を来訪者に報知することができる。
ここで、玄関子機1の子機スピーカ13から放音された応答確認音を確認した来訪者が、子機マイク12に音声(送話音声)を入力すると、この音声は、子機音声信号に信号処理された後、伝送路L、居室親機2の親機I/F38、メイク状態の受話音声用スイッチ35を経由して受話音量調整回路33へと伝送される。
居室親機2の受話音量調整回路33は、玄関子機1より伝送されてきた子機音声信号の音量レベルを調整するにあたり、音量設定回路30の操作により予め設定された「大」の増幅利得でレベル調整した後、通話回路36を経由して親機スピーカ21に出力することができる。したがって、親機スピーカ21では、玄関子機1の子機マイク12に入力された来訪者の音声(受話音声)が、「大」の音量レベルで出力されることになる。
一方、玄関子機1の通話ボタン24を使用して応答操作を行った居住者が、音声(送話音声)を親機マイク20に入力すると、この音声は、親機音声信号に信号処理された後、通話回路36、親機I/F38、伝送路Lを経由して玄関子機1へと伝送される。
玄関子機1は、居室親機2より伝送されてきた親機音声信号を信号処理し、親機マイク20に入力された居住者の音声(受話音声)を子機スピーカ13から出力させることができる。
次に、前述のように、来訪者と居住者との間で拡声による送受話の双方向通話が成立している場合において、居室親機2のCPU37にて予め計時されている通話時間がタイムアップとなる、或いは、居住者が終話のために通話ボタン24を再度操作すると、これを検出したCPU37は、メイク状態の呼出音用スイッチ34および受話音声用スイッチ35がそれぞれブレイク状態となるように切り替え制御し、親機スピーカ21からの呼出音の放音と当該親機スピーカまたはハンドセット22のレシーバからの受話音声の放音(出力)とをそれぞれ無音状態に戻すことができる。
また、居室親機2のCPU37は、親機スピーカ21からの呼出音の放音と当該親機スピーカまたはハンドセット22のレシーバからの受話音声の放音(出力)とがそれぞれ無音状態に戻された旨を居住者に報知(視認報知)するにあたり、LED28を所定のパターンで点滅/点灯させることができる。
また、居室親機2のCPU37は、玄関子機1の子機マイク12および子機スピーカ13を使用した送受話機能を非能動とするための制御信号(以下、第3の制御信号という。)を生成する。この第3の制御信号は、前述の第1、第2の各制御信号の信号伝送ラインと同一の順路を経由して玄関子機1へと伝送される。
玄関子機1は、居室親機2のCPU37より伝送されてきた第3の制御信号を検出すると、送受話機能が非能動となることから、来訪者により使用される子機マイク12および子機スピーカ13と居住者により使用される親機マイク20および親機スピーカ21との間の通話路が遮断され、通話状態は待受状態に復旧する。
前述までの説明では、居室親機2のモニタ23に出画された映像(同様に当該モニタに表示された文字メッセージや絵データ等)をもとに、来訪者からの呼び出しがあることを確認した居住者が行う応答操作として、居室親機2の通話ボタン24が操作された場合において拡声による送受話の双方向通話を成立させる動作について説明したが、この第1の応答操作に限定されるものではない。第2の応答操作として、居室親機2のハンドセット22を取り上げるような操作を行った場合であっても、前述の第1の応答操作が行われた場合と同様な効果を得ることができる。また、居室親機2の呼出音用スイッチ34および受話音声用スイッチ35がそれぞれメイク状態となるように切り替え制御するための操作は、前述の第1、第2の応答操作を行わずに、予め操作されていた音量無音設定ボタン27がオフとなるような復旧操作も好適とされる。
また、居室親機2の通話ボタン24、モニタボタン26および音量無音設定ボタン28は、別体の操作ボタンとして設けたが、この態様に限定されるものではない。例えば、居室親機2に別途、タッチパネルを設け、このタッチパネルを使用した入力操作により、モニタ23のトップ画面に表示させた通話ボタン24、モニタボタン26および音量無音設定ボタン28をそれぞれ押すこともできる。
なお、本発明のインターホン装置においては、特定の実施の形態をもって説明してきたが、この形態に限定されるものでなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られた如何なる構成であっても採用できるということはいうまでもないことである。
本発明を実施するための最良の一形態例であるインターホン装置の外観構成を示すシステム説明図。 本発明を実施するための最良の一形態例であるインターホン装置において、居室親機の具体的な構成を示すブロック図。
符号の説明
1……玄関子機
10……呼出ボタン
12……子機マイク
13……子機スピーカ
2……居室親機
20……親機マイク
21……親機スピーカ
27……音量無音設定ボタン(音量無音設定手段)
28……LED(視認手段)
30……音量設定回路(音量無音設定手段)
34……呼出音用スイッチ(音量無音設定手段)
35……受話音声用スイッチ(音量無音設定手段)
37……CPU(音量無音設定手段)

Claims (5)

  1. 来訪者が居住者を呼び出すための呼出ボタン(10)および前記居住者との間で送受話の双方向通話を成立させるための子機マイク(12)、子機スピーカ(13)を有する玄関子機(1)と、前記玄関子機からの呼び出しを呼出音として放音するための親機スピーカ(21)、前記呼び出しを前記呼出音により確認し前記来訪者との間で送受話の双方向通話を成立させるための親機マイク(20)、前記親機スピーカを有する居室親機(2)とを備え、
    前記居室親機は、前記親機スピーカからの前記呼出音の音量および前記受話音声の音量を無音状態とするための音量無音設定手段(27、30、34、35、37)を備えたことを特徴とするインターホン装置。
  2. 前記居室親機は、前記音量無音設定手段により前記呼出音および受話音声が無音状態となっていることを視認させるための視認手段(28)を備えたことを特徴とする請求項1記載のインターホン装置。
  3. 前記居室親機は、前記音量無音設定手段により前記呼出音および受話音声が無音状態となっている場合において、前記居室親機にて生成された呼出確認音を前記音量無音設定手段の状態に拘わらず前記玄関子機の子機スピーカから放音させることを特徴とする請求項1または請求項2記載のインターホン装置。
  4. 前記居室親機は、前記音量無音設定手段により前記呼出音および受話音声が無音状態となっている場合において、通話操作により前記玄関子機との間で通話状態になったことを検出したときには前記無音状態を解除する制御を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3のうち何れか1項記載のインターホン装置。
  5. 前記居室親機は、終話状態になったことを検出したときには、前記無音状態に戻す制御を行うことを特徴とする請求項4記載のインターホン装置。

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