JP2002064644A - ハンズフリーインターホン装置 - Google Patents

ハンズフリーインターホン装置

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JP2002064644A
JP2002064644A JP2000248400A JP2000248400A JP2002064644A JP 2002064644 A JP2002064644 A JP 2002064644A JP 2000248400 A JP2000248400 A JP 2000248400A JP 2000248400 A JP2000248400 A JP 2000248400A JP 2002064644 A JP2002064644 A JP 2002064644A
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sound
intercom
call
transmission
signal
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JP2000248400A
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Masahiro Oshima
匡浩 大島
Masahiro Ishii
正広 石井
Masao Yamamoto
征夫 山本
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Aiphone Co Ltd
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Aiphone Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】室内の音が室外にて放音されている送話状態で
あることを、送話者をなす居住者に視覚的手段を用いて
通知する。 【解決手段】室内に設置されるインターホン室内親機2
に、室外に設置されるドアホン子機1と拡声状態で通話
する際に通話マイク21に収音された送話音の信号レベ
ルとドアホン子機のマイク12に収音された受話音の信
号レベルとを比較して送話状態、受話状態を切換えるた
めのボイススイッチ28と、インターホン室内親機から
ドアホン子機へ送話音が伝送されているときに点灯し、
室内の音が室外にて放音されていることを送話者に通知
するための送話通知LED25と、ボイススイッチから
の基準レベルと送話音の信号レベルおよび受話音の信号
レベルの比較結果としての比較レベルとが入力され、受
話音の信号レベルに比較して送話音の信号レベルが大き
くなることにより比較レベルが基準レベルより大きくな
ったとき送話通知LEDを駆動するためのコンパレータ
29とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はハンズフリーインタ
ーホン装置に係り、特に室内の音が室外にて放音されて
いる送話状態であることを、送話者をなす居住者に視覚
的手段を用いて通知することができるハンズフリーイン
ターホン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ボイススイッチを用いたハン
ズフリーインターホン装置として、図3の概観構成図に
示すハンズフリーインターホン装置が提案されている。
【0003】同図に示すハンズフリーインターホン装置
は、室外、例えば玄関に設置され呼出ボタン60、CC
Dカメラ(以下、カメラと称す)61、マイク(以下、
子機マイクと称す)62、スピーカ(以下、子機スピー
カと称す)63を有するドアホン子機51と、室内に設
置されCRTモニタ(以下、モニタと称す)70、通話
マイク(以下、親機マイクと称す)71、通話スピーカ
(以下、親機スピーカと称す)72、出画操作ボタン7
3、通話操作ボタン74を有するインターホン室内親機
52とで構成され、ドアホン子機51とインターホン室
内親機52は、ペア線からなる幹線L51を介して接続さ
れている。
【0004】このように構成されたハンズフリーインタ
ーホン装置において、玄関に居る来訪者が、室内の居住
者を呼出すためにドアホン子機51の呼出ボタン60を
押下すると、カメラ61にて撮像された来訪者の映像を
含む呼出信号が幹線L51を介してインターホン室内親機
52に伝送される。
【0005】インターホン室内親機52は、ドアホン子
機51からの呼出信号をもとに、玄関に居る来訪者から
の呼出しを検出し親機スピーカ72にて呼出音を放音す
る。
【0006】インターホン室内親機52の親機スピーカ
72にて放音された呼出音をもとに、玄関に居る来訪者
から呼出しがあることを確認した室内の居住者が出画操
作ボタン73を押下すると、呼出信号をなすドアホン子
機51のカメラ61にて撮像された来訪者の映像がモニ
タ70に出画される。
【0007】また、呼出音の放音および映像の出画を確
認した室内の居住者が呼出応答し、玄関に居る来訪者と
の拡声通話を成立させるためにインターホン室内親機5
2の通話操作ボタン74を押下すると、親機マイク71
および親機スピーカ72と幹線L51を介してドアホン子
機51の子機マイク62および子機スピーカ63との間
の通話路が形成され、当該インターホン室内親機の図示
しないボイススイッチを用いた自動交互通話が成立す
る。
【0008】即ち、インターホン室内親機52の図示し
ないボイススイッチは、親機マイク71に収音された室
内の居住者からの送話音の信号レベル(以下、音圧レベ
ルと称す)と、ドアホン子機51の子機マイク62に収
音され幹線L51を介した玄関に居る来訪者からの受話音
の音圧レベルとを比較して送話状態、受話状態を切換
え、音圧レベルが大きい音声を優先的に当該ドアホン子
機の子機スピーカ63または当該インターホン室内親機
の親機スピーカ72にて放音させていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ハンズフリーインターホン装置では、インターホン室内
親機52の図示しないボイススイッチの制御をもとに送
話状態、受話状態を切換えていたことから、室内の居住
者は送話状態、受話状態の何れの状態が優先されている
のか容易に判断できない難点があった。
【0010】ゆえに、ドアホン子機51の子機マイク6
2に収音され幹線L51を介した玄関に居る来訪者からの
受話音の音圧レベルと比較して、インターホン室内親機
52の親機マイク71に収音された室内の居住者からの
送話音の音圧レベルが大きいと、当該インターホン室内
親機は送話状態が優先されたままとなり、当該ドアホン
子機の子機スピーカ63では室内の居住者からの受話音
が放音され続け、この状態を居住者は確認できない難点
があった。一方、玄関の周囲近傍で騒音が発生している
等で、ドアホン子機51の子機マイク62に収音され幹
線L51を介した騒音を含む受話音の音圧レベルと比較し
て、インターホン室内親機52の親機マイク71に収音
された室内の居住者からの送話音の音圧レベルが小さい
と、当該インターホン室内親機は受話状態が優先された
ままとなり、当該ドアホン子機の子機スピーカ63では
室内の居住者からの受話音が放音されず拡声通話が成立
しない難点があった。
【0011】本発明は、前述の難点を解消するためにな
されたもので、室内の音が室外にて放音されている送話
状態であることを、インターホン室内親機に設けられた
送話通知LEDの点灯により送話者をなす居住者に視覚
的手段を用いて通知することができるハンズフリーイン
ターホン装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明によるハンズフリーインターホン装置
は、呼出しのための呼出ボタン、通話のためのマイク、
スピーカを有するドアホン子機と、ドアホン子機と通話
するための通話マイク、通話スピーカおよび通話のため
の操作ボタンを有するインターホン室内親機とを備え、
インターホン室内親機には、ドアホン子機と拡声状態で
通話する際に送話音の信号レベルと受話音の信号レベル
とを比較して送話状態、受話状態を切換えるためのボイ
ススイッチと、インターホン室内親機からドアホン子機
へ送話音が伝送されているときに点灯し、室内の音が室
外にて放音されていることを送話者に通知するための送
話通知LEDとを設けたことを特徴としている。
【0013】また、本発明によるハンズフリーインター
ホン装置をなすインターホン室内親機には、ボイススイ
ッチからの基準レベルと送話音の信号レベルおよび受話
音の信号レベルの比較結果としての比較レベルとが入力
され、受話音の信号レベルに比較して送話音の信号レベ
ルが大きくなることにより比較レベルが基準レベルより
大きくなったとき送話通知LEDを駆動するためのコン
パレータを設けたことを特徴としている。
【0014】このようなハンズフリーインターホン装置
によれば、室外に設置されるドアホン子機と拡声状態で
通話する際、室内に設置されるインターホン室内親機の
ボイススイッチは、当該インターホン室内親機の通話マ
イクに収音された送話音の音圧レベルとドアホン子機の
マイクに収音された受話音の音圧レベルとを比較して送
話音の音圧レベルが受話音の音圧レベルよりも大きい、
または小さいかの相違をもとに送話状態、受話状態を切
換えるとともに、コンパレータの制御により送話通知L
EDを点灯、または消灯させる。これにより、送話者を
なす居住者は、室内の音が室外にて放音されている送話
状態であることを、インターホン室内親機の送話通知L
EDの点灯をもとに視覚的に確認することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるハンズフリー
インターホン装置を適用した好ましい形態の実施例につ
いて、図面を参照して説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施例によるハンズフ
リーインターホン装置の概観構成図であり、室外、例え
ば玄関に設置され呼出機能、映像撮像機能、通話機能、
および前述の諸機能の制御機能を有するドアホン子機1
と、室内に設置され呼出報知機能、映像出画機能、通話
機能、前述の諸機能の制御機能を有するインターホン室
内親機2とで構成され、ドアホン子機1とインターホン
室内親機2は、ペア線からなる幹線L1を介して接続さ
れている。
【0017】図1の概観構成図に示すドアホン子機1
は、玄関に居る来訪者が室内の居住者を呼出すために押
下する呼出ボタン10と、被写体をなす来訪者の映像
(玄関の周囲近傍の映像を含む)を撮像するためのCC
Dカメラ(以下、カメラと称す)11と、来訪者が呼出
した居住者との拡声状態での通話(以下、拡声通話を称
す)を成立させるための送話音を収音するマイク(以
下、子機マイクと称す)12、後述するインターホン室
内親機2の通話マイク21に収音された居住者からの受
話音を放音するためのスピーカ(以下、子機スピーカと
称す)13とを有する。
【0018】同図に示すインターホン室内親機2は、ド
アホン子機1のカメラ11にて撮像された映像を出画す
るためのCRTモニタ(以下、モニタと称す)20と、
室内の居住者が玄関に居る来訪者との拡声通話を成立さ
せるための送話音を収音する通話マイク(以下、親機マ
イクと称す)21、ドアホン子機1の子機マイク12に
収音された来訪者からの受話音を放音するための通話ス
ピーカ(以下、親機スピーカと称す)22と、モニタ2
0に映像を出画させるために居住者が押下する操作ボタ
ン(以下、出画操作ボタン)23と、来訪者からの呼出
しを確認した居住者が応答(呼出応答)し、拡声通話を
成立させるために押下する操作ボタン(以下、通話操作
ボタンと称す)24と、当該インターホン室内親機から
幹線L1を介してドアホン子機1へ送話音が伝送されて
いるときに点灯し、室内の音が室外にて放音されている
ことを、送話者をなす居住者に視覚的手段を用いて通知
するための送話通知LED25とを有する。また、親機
スピーカ22は、来訪者からの呼出しを居住者に通知す
るための呼出音も放音する。
【0019】図2は、本発明の一実施例によるハンズフ
リーインターホン装置の具体的な構成を示す回路ブロッ
ク図である。
【0020】同図に示すドアホン子機1は、図1の概観
構成図に示す呼出ボタン10、カメラ11、子機マイク
12、子機スピーカ13と、当該ドアホン子機を制御す
るための制御回路(以下、子機CPUと称す)14と、
子機CPU14の制御により能動となり、子機マイク1
2に収音された玄関に居る来訪者からの送話音をなす音
声信号を4線2線変換するとともに、子機スピーカ13
にて放音される室内の居住者からの受話音をなす音声信
号を2線4線変換するためのハイブリット回路(以下、
子機ハイブリット回路と称す)15と、子機CPU1
4、子機ハイブリット回路15と幹線接続端子P1に接
続された幹線L1との間の信号伝送路を形成し諸信号
(呼出信号、音声信号等)を送受信するためのインター
フェース回路(以下、子機I/F回路と称す)16とを
有する。
【0021】同図に示すインターホン室内親機2は、図
1の概観構成図に示すモニタ20、親機マイク21、親
機スピーカ22、出画操作ボタン23、通話操作ボタン
24、送話通知LED25と、当該インターホン室内親
機を制御するための制御回路(以下、親機CPUと称
す)26と、親機CPU26の制御により能動となり、
親機スピーカ22にて呼出音を放音させるための呼出音
信号を出力する呼出音発生回路27と、親機CPU26
の制御により能動となり、親機マイク21に収音された
室内の居住者からの送話音をなす音声信号を4線2線変
換するとともに、親機スピーカ22にて放音される玄関
に居る来訪者からの受話音をなす音声信号を2線4線変
換するためのハイブリット回路(以下、親機ハイブリッ
ト回路と称す)28a、当該ドアホン子機と拡声通話す
る際に親機マイク21に収音された前述の送話音をなす
音声信号の信号レベル(以下、音圧レベルと称す)と親
機スピーカ22にて放音される前述の受話音をなす音声
信号の音圧レベルと比較する比較回路28bを備え、送
話状態、受話状態を切換えるためのボイススイッチ28
と、ボイススイッチ28をなす比較回路28bからの基
準レベルと前述の送話音をなす音声信号の音圧レベルお
よび受話音をなす音声信号の音圧レベルの比較結果とし
ての比較レベルとが入力され、受話音をなす音声信号の
音圧レベルと比較して送話音をなす音声信号の音圧レベ
ルが大きくなることに起因して比較レベルが基準レベル
よりも大きくなったときに送話通知LED25を駆動す
るためのコンパレータ29と、親機CPU26、ボイス
スイッチ28をなす親機ハイブリット回路28aと幹線
接続端子P2に接続された幹線L1との間の信号伝送路を
それぞれ形成し諸信号(呼出信号、音声信号等)を送受
信するためのインターフェース回路(以下、親機I/F
回路と称す)30とを有する。また、送話通知LED2
5は、例えば発光ダイオードで構成され、当該発光ダイ
オードのアノードには電源Vccが、カソードにはコンパ
レータ29の出力端子がそれぞれ接続されている。
【0022】このように構成された本発明の一実施例に
よるハンズフリーインターホン装置において、以下、そ
の動作について図面を参照して説明する。
【0023】図1の概観構成図および図2の回路ブロッ
ク図において、玄関に居る来訪者が、室内の居住者を呼
出すためにドアホン子機1の呼出ボタン10を押下する
と、この操作を検出した子機CPU14の制御によりカ
メラ11が能動となる。また、子機CPU14は、能動
状態のカメラ11にて撮像された来訪者の映像を含む呼
出信号S1を送出し、この呼出信号S1は、子機I/F回
路16、幹線接続端子P1、幹線L1、インターホン室内
親機2の幹線接続端子P2、親機I/F回路30を介し
て親機CPU26に伝送される。
【0024】インターホン室内親機2の親機CPU26
は、ドアホン子機1からの呼出信号S1をもとに、玄関
に居る来訪者からの呼出しを検出し呼出音発生回路27
を能動とする。また、親機スピーカ22は、親機CPU
26の制御により能動とされた呼出音発生回路27から
の呼出音信号S2をもとに呼出音を放音する。
【0025】インターホン室内親機2の親機スピーカ2
2にて放音された呼出音をもとに、玄関に居る来訪者か
ら呼出しがあることを確認した室内の居住者が出画操作
ボタン23を押下すると、この操作を検出した親機CP
U26の制御によりモニタ20が能動となり、呼出信号
S1をなすドアホン子機1のカメラ10にて撮像された
来訪者の映像が出画される。
【0026】また、呼出音の放音および映像の出画を確
認した室内の居住者が呼出応答し、玄関に居る来訪者と
の拡声通話を成立させるためにインターホン室内親機2
の通話操作ボタン24を押下すると、この操作を検出し
た親機CPU26の制御によりボイススイッチ28が能
動となるとともに、呼出応答信号S3が前述の呼出信号
S1とは逆の経路を介してドアホン子機1の子機CPU
14に伝送される。
【0027】ドアホン子機1の子機CPU14は、イン
ターホン室内親機2からの呼出応答信号S3をもとに、
室内の居住者による呼出応答を検出し子機ハイブリット
回路15を能動とすることにより、当該インターホン室
内親機の親機マイク21および親機スピーカ22と、ボ
イススイッチ28をなす親機ハイブリット回路28aお
よび比較回路28b、親機I/F回路30、幹線接続端
子P1、幹線L1、ドアホン子機1の幹線接続端子P1、
子機I/F回路16、子機ハイブリット回路15を介し
て子機マイク12および子機スピーカ13との間の通話
路が形成される。
【0028】次に、室内の居住者が、前述の形成された
通話路を介して玄関に居る来訪者との拡声通話を成立さ
せるためにインターホン室内親機2の親機マイク21に
収音した送話音は、当該送話音をなす音声信号(以下、
親機送話音信号と称す)S11としてボイススイッチ28
をなす比較回路28bに伝送される。
【0029】一方、玄関に居る来訪者が、前述の形成さ
れた通話路を介して室内の居住者との拡声通話を成立さ
せるためにドアホン子機1の子機マイク12に収音した
送話音は、当該送話音をなす音声信号(以下、子機送話
音信号)S21として子機ハイブリット回路15に伝送さ
れる。また、子機ハイブリット回路15は、子機マイク
12からの子機送話音信号S21を、4線2線変換し後述
するインターホン室内親機2からの親機送話音信号S12
と同一の幹線にのせた子機送話音信号S22として、子機
I/F回路16、幹線接続端子P1、幹線L1、インター
ホン室内親機2の幹線接続端子P2、親機I/F回路3
0を介してボイススイッチ28をなす親機ハイブリット
回路28aに送出する。さらに、ボイススイッチ28を
なす親機ハイブリット回路28aは、ドアホン子機1か
らの子機送話音信号S22を2線4線変換し、親機受話音
信号S23として比較回路28bに送出する。
【0030】ここで、インターホン室内親機2のボイス
スイッチ28をなす比較回路28bは、受信した親機送
話音信号S11の音圧レベルと親機受話音信号S23の音圧
レベルとを比較して送話状態、受話状態を切換えるとと
もに、送話通知LED25を駆動させるためにコンパレ
ータ29を制御する。
【0031】即ち、インターホン室内親機2のボイスス
イッチ28をなす比較回路28bは、受信した親機送話
音信号S11の音圧レベルが親機受話音信号S23の音圧レ
ベルと比較して大きい場合には送話状態に切換え、親機
ハイブリット回路28aを介して4線2線変換させた親
機送話音信号S12を、前述の子機送話音信号S22とは逆
の経路を介してドアホン子機1の子機ハイブリット回路
15に送出するとともに、予め閾値が設定されている基
準レベルの信号(以下、基準レベル信号と称す)S51と
当該基準レベル信号よりも大きい前述の比較結果として
の比較レベルの信号(以下、比較レベル信号)52とをそ
れぞれコンパレータ29に送出する。
【0032】ドアホン子機1の子機ハイブリット回路1
5は、インターホン室内親機2からの親機送話音信号S
12を2線4線変換し、子機受話音信号S13として子機ス
ピーカ13に送出する。また、子機スピーカ13は、子
機ハイブリット回路15からの子機受話音信号S13をも
とに、インターホン室内親機2の親機マイク21に収音
された室内の居住者からの受話音を放音する。
【0033】インターホン室内親機2のコンパレータ2
9は、ボイススイッチ28をなす比較回路28bからの
比較レベル信号S52が基準レベル信号S51よりも大きい
ことを検出し送話通知LED25を点灯させる。これに
より、送話者をなす居住者は、点灯状態の送話通知LE
D25をもとに、室内の音が室外にて放音されている送
話状態であることを視覚的に確認できる。
【0034】一方、インターホン室内親機2のボイスス
イッチ28をなす比較回路28bは、受信した親機送話
音信号S11の音圧レベルが親機受話音信号S23の音圧レ
ベルと比較して小さい場合には受話状態に切換え、当該
親機受話音信号を親機スピーカ22に送出しドアホン子
機1の子機マイク12に収音された室外に居る来訪者か
らの受話音を放音させるとともに、基準レベル信号S51
と当該基準レベル信号よりも小さい前述の比較結果とし
ての比較レベル信号53とをそれぞれコンパレータ29に
送出する。
【0035】インターホン室内親機2のコンパレータ2
9は、ボイススイッチ28をなす比較回路28bからの
比較レベル信号S53が基準レベル信号S51よりも小さい
ことを検出し送話通知LED25を消灯のまま保持す
る。これにより、送話者をなす居住者は、消灯状態の送
話通知LED25をもとに、室内の音が室外にて放音さ
れていない受話状態であることを視覚的に確認できる。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のハンズフリーインターホン装置によれば、送話者をな
す居住者は、室内の音が室外にて放音されている送話状
態であることを、インターホン室内親機の送話通知LE
Dの点灯をもとに視覚的に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるハンズフリーインター
ホン装置の概観構成図である。
【図2】本発明の一実施例によるハンズフリーインター
ホン装置の具体的な構成を示す回路ブロック図である。
【図3】従来のハンズフリーインターホン装置の概観構
成図である。
【符号の説明】
1・・・・・ドアホン子機 2・・・・・インターホン室内親機 10・・・・・呼出ボタン 12・・・・・マイク 13・・・・・スピーカ 21・・・・・通話マイク 22・・・・・通話スピーカ 24・・・・・操作ボタン 25・・・・・送話通知LED 28・・・・・ボイススイッチ 29・・・・・コンパレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 征夫 愛知県名古屋市熱田区神野町2丁目18番地 アイホン株式会社内 Fターム(参考) 5C054 CC00 CD06 DA01 DA08 FA01 FE28 HA22 5K027 AA09 DD07 FF03 FF22 5K038 CC02 DD06 DD13 DD16 FF01 FF10 FF13

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】呼出しのための呼出ボタン(10)、通話
    のためのマイク(12)、スピーカ(13)を有するド
    アホン子機(1)と、前記ドアホン子機と通話するため
    の通話マイク(21)、通話スピーカ(22)および前
    記通話のための操作ボタン(24)を有するインターホ
    ン室内親機(2)とを備え、 前記インターホン室内親機には、前記ドアホン子機と拡
    声状態で通話する際に送話音の信号レベルと受話音の信
    号レベルとを比較して送話状態、受話状態を切換えるた
    めのボイススイッチ(28)と、前記インターホン室内
    親機から前記ドアホン子機へ送話音が伝送されていると
    きに点灯し、室内の音が室外にて放音されていることを
    送話者に通知するための送話通知LED(25)とを設
    けたことを特徴とするハンズフリーインターホン装置。
  2. 【請求項2】前記インターホン室内親機には、前記ボイ
    ススイッチからの基準レベルと前記送話音の信号レベル
    および前記受話音の信号レベルの比較結果としての比較
    レベルとが入力され、前記受話音の信号レベルに比較し
    て前記送話音の信号レベルが大きくなることにより前記
    比較レベルが前記基準レベルより大きくなったとき前記
    送話通知LEDを駆動するためのコンパレータ(29)
    を設けたことを特徴とする請求項1記載のハンズフリー
    インターホン装置。
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