JPH0746681B2 - X線ステッパー用マスクの製造方法 - Google Patents
X線ステッパー用マスクの製造方法Info
- Publication number
- JPH0746681B2 JPH0746681B2 JP25479086A JP25479086A JPH0746681B2 JP H0746681 B2 JPH0746681 B2 JP H0746681B2 JP 25479086 A JP25479086 A JP 25479086A JP 25479086 A JP25479086 A JP 25479086A JP H0746681 B2 JPH0746681 B2 JP H0746681B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pattern
- absorber
- mask
- area
- membrane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 7
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 claims description 32
- 239000012528 membrane Substances 0.000 claims description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 8
- 238000009713 electroplating Methods 0.000 claims description 7
- 239000010408 film Substances 0.000 description 11
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 239000010931 gold Substances 0.000 description 5
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 5
- PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N gold Chemical compound [Au] PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 229910052737 gold Inorganic materials 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000011651 chromium Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 2
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 2
- 239000010936 titanium Substances 0.000 description 2
- VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N Chromium Chemical compound [Cr] VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N Titanium Chemical compound [Ti] RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052804 chromium Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005530 etching Methods 0.000 description 1
- 230000012447 hatching Effects 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 1
- 229910052715 tantalum Inorganic materials 0.000 description 1
- GUVRBAGPIYLISA-UHFFFAOYSA-N tantalum atom Chemical compound [Ta] GUVRBAGPIYLISA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 1
- 229910052719 titanium Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 description 1
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L21/00—Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
- H01L21/02—Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
- H01L21/04—Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
- H01L21/18—Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic System or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
- H01L21/30—Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F1/00—Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
- G03F1/22—Masks or mask blanks for imaging by radiation of 100nm or shorter wavelength, e.g. X-ray masks, extreme ultraviolet [EUV] masks; Preparation thereof
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔概要〕 X線ステッパー用マスクにおいて、有効パターン領域と
カバー領域との双方を、ほぼ同じパターン密度でX線吸
収体をのせ、それによってストレスによるパターン変形
を抑える。
カバー領域との双方を、ほぼ同じパターン密度でX線吸
収体をのせ、それによってストレスによるパターン変形
を抑える。
本発明はX線ステッパー用マスクの製造方法に関し、さ
らに詳しく言えば、カバー領域をパターン領域とほぼ同
じパターン密度で形成し、それによってパターンのスト
レスによる変形を抑えたマスクの製造方法に関するもの
である。
らに詳しく言えば、カバー領域をパターン領域とほぼ同
じパターン密度で形成し、それによってパターンのスト
レスによる変形を抑えたマスクの製造方法に関するもの
である。
半導体素子の製造工程においては半導体ウエハなどの上
に1つのパターンは形成されたマスクをステッパーを用
いXY方向に動かし、その都度露光して同じパターンをグ
リッド状配列にウエハ上に転写する。従来の露光には紫
外線が用いられたが、紫外線では解像度に限界があり、
サブミクロンのパターンの転写にはX線が用いられるよ
うになってきたものである。
に1つのパターンは形成されたマスクをステッパーを用
いXY方向に動かし、その都度露光して同じパターンをグ
リッド状配列にウエハ上に転写する。従来の露光には紫
外線が用いられたが、紫外線では解像度に限界があり、
サブミクロンのパターンの転写にはX線が用いられるよ
うになってきたものである。
第7図(a)と(b)にX線ステッパー用マスク(以下
単にマスクという)が平面図と断面図で示され、同図に
おいて、11はリング、12はマスクの形成に用いたシリコ
ン(Si)ウエハ、13はメンブレン(膜)、14はX線の吸
収体(以下単に吸収体という。かかる吸収体で後述のパ
ターン15a,16aを形成する)、15は有効パターン領域、1
6はカバー領域で、カバー領域16には図に斜線を付して
示す如く全面に吸収体が設けられている。かかるマスク
は、リング11上にシリコンウエハ12を接着し、シリコン
ウエハ12上にメンブレン13をCVDで成長し、次いでシリ
コンウエハ12を裏からエッチングし、さらにメンブレン
上の吸収体14を形成して図示のマスクが作られる。吸収
体14は有効パターン領域15に形成された転写されるべき
パターンを形成するものと、カバー領域16に形成され転
写されないものとがある。
単にマスクという)が平面図と断面図で示され、同図に
おいて、11はリング、12はマスクの形成に用いたシリコ
ン(Si)ウエハ、13はメンブレン(膜)、14はX線の吸
収体(以下単に吸収体という。かかる吸収体で後述のパ
ターン15a,16aを形成する)、15は有効パターン領域、1
6はカバー領域で、カバー領域16には図に斜線を付して
示す如く全面に吸収体が設けられている。かかるマスク
は、リング11上にシリコンウエハ12を接着し、シリコン
ウエハ12上にメンブレン13をCVDで成長し、次いでシリ
コンウエハ12を裏からエッチングし、さらにメンブレン
上の吸収体14を形成して図示のマスクが作られる。吸収
体14は有効パターン領域15に形成された転写されるべき
パターンを形成するものと、カバー領域16に形成され転
写されないものとがある。
第7図のマスクの使用状態は第9図に断面図で示され、
同図において、31はX線源、32はX線、33はアパーチャ
ー(開口部)である。かかる装置を用い、有効パターン
部15のみにX線32が照射され、転写したくないカバー部
にはX線が照射されないように配置されている。なお同
図において、17は有効パターン部15を囲む帯状のX線吸
収体である。
同図において、31はX線源、32はX線、33はアパーチャ
ー(開口部)である。かかる装置を用い、有効パターン
部15のみにX線32が照射され、転写したくないカバー部
にはX線が照射されないように配置されている。なお同
図において、17は有効パターン部15を囲む帯状のX線吸
収体である。
吸収体にはストレスが発生するが、それには引張り(te
nsile)と広がり(compressive)とがある。引張りを例
にとると、マスクの使用においてそのあるべき状態は第
7図(b)に示される。吸収体14とメンブレン13とにつ
いて第8図を参照して説明すると、メンブレン上の吸収
体にストレスがあると、ちぢみまたはそり上がりの変形
が発生する。第8図(a)はストレスがないときの状態
を示し、それは第7図(b)に対応する。しかし。メン
ブレン上に吸収体を形成するとき吸収体にストレスがか
かり、このストレスを0にすべく研究がなされているの
であるが、技術の現状においてストレスを0にすること
はできない。吸収体にストレスがあると、吸収体のパタ
ーンは第8図(b)に横方向矢印で示す如くちぢむか、
または上方向矢印で示す如くにそり上がる。
nsile)と広がり(compressive)とがある。引張りを例
にとると、マスクの使用においてそのあるべき状態は第
7図(b)に示される。吸収体14とメンブレン13とにつ
いて第8図を参照して説明すると、メンブレン上の吸収
体にストレスがあると、ちぢみまたはそり上がりの変形
が発生する。第8図(a)はストレスがないときの状態
を示し、それは第7図(b)に対応する。しかし。メン
ブレン上に吸収体を形成するとき吸収体にストレスがか
かり、このストレスを0にすべく研究がなされているの
であるが、技術の現状においてストレスを0にすること
はできない。吸収体にストレスがあると、吸収体のパタ
ーンは第8図(b)に横方向矢印で示す如くちぢむか、
または上方向矢印で示す如くにそり上がる。
ちぢみの場合、第7図(a)でカバー領域の長さをlと
したとき、F=E(Δl/l)の関係が成立する。ここ
で、Fはストレス、Eは剛性率(ヤング率×メンブレン
の厚さ)、Δlはちぢみであるが、この式からlが大で
あるとΔlも大になることが理解される。
したとき、F=E(Δl/l)の関係が成立する。ここ
で、Fはストレス、Eは剛性率(ヤング率×メンブレン
の厚さ)、Δlはちぢみであるが、この式からlが大で
あるとΔlも大になることが理解される。
かくして、カバー領域の吸収体にストレスがあるときの
マスクは第7図(c)に示される如くにカバー領域の変
形が大になるため、有効パターン領域のパターンが広が
り、正確なパターンが転写されない問題が発生する。
マスクは第7図(c)に示される如くにカバー領域の変
形が大になるため、有効パターン領域のパターンが広が
り、正確なパターンが転写されない問題が発生する。
本発明はこのような点に鑑みて創作されたもので、マス
クの吸収体のストレスがあったとしてもそれの影響によ
る吸収体パターンのちぢみまたはそり上がりが抑えら
れ、しかも、吸収体パターンが同じ厚さに形成されたマ
スクの製造方法を提供することを目的とする。
クの吸収体のストレスがあったとしてもそれの影響によ
る吸収体パターンのちぢみまたはそり上がりが抑えら
れ、しかも、吸収体パターンが同じ厚さに形成されたマ
スクの製造方法を提供することを目的とする。
上記問題点は、転写されるべきパターンを形成する有効
パターン領域と転写されないパターンを形成するカバー
領域とから成り、カバー領域に、有効パターン領域のパ
ターンのパターン密度に対応した大きさのX線吸収体の
パターンをその相互間はマスクのメンブレンが露出する
如くに選択的電解メッキにより形成する際に、該カバー
領域におけるメンブレンの表面全体に導電膜を形成し、
該導電膜上にパターンおよびパターンを相互につなぐ連
結パターンに対応する開口部を有するステンシルを形成
し、該開口部に該導電膜を介して電解メッキを行うこと
により、パターンおよびそれを相互につなぐ連結パター
ンを同じ厚さにて形成することを特徴とするX線ステッ
パー用マスクの製造方法を提供することによって解決さ
れる。
パターン領域と転写されないパターンを形成するカバー
領域とから成り、カバー領域に、有効パターン領域のパ
ターンのパターン密度に対応した大きさのX線吸収体の
パターンをその相互間はマスクのメンブレンが露出する
如くに選択的電解メッキにより形成する際に、該カバー
領域におけるメンブレンの表面全体に導電膜を形成し、
該導電膜上にパターンおよびパターンを相互につなぐ連
結パターンに対応する開口部を有するステンシルを形成
し、該開口部に該導電膜を介して電解メッキを行うこと
により、パターンおよびそれを相互につなぐ連結パター
ンを同じ厚さにて形成することを特徴とするX線ステッ
パー用マスクの製造方法を提供することによって解決さ
れる。
第4図に本発明の原理が示され、同図(a)をみると、
有効パターン領域のパターン15aの密度が、カバー領域1
6に比べパターン密度が大であると、吸収体のストレス
によってパターン15aが矢印方向へちぢむ。そこで、同
図(b)に示される如く、カバー領域のパターン密度を
パターン15aの密度に等しくすると、前記したちぢみが
メンブレンの全体にわたって均等化されて同図(a)に
みられるちぢみが発生しなくなるのである。さらに、吸
収体パターン16aは有効領域のパターン15aの密度と同じ
密度に形成されるだけでなく、吸収体パターン16aを相
互に電気的に接続して電解メッキを行うためパターン16
aは同じ厚さに形成され、パターン16aのちぢみの発生を
予防する効果が高められるのである。
有効パターン領域のパターン15aの密度が、カバー領域1
6に比べパターン密度が大であると、吸収体のストレス
によってパターン15aが矢印方向へちぢむ。そこで、同
図(b)に示される如く、カバー領域のパターン密度を
パターン15aの密度に等しくすると、前記したちぢみが
メンブレンの全体にわたって均等化されて同図(a)に
みられるちぢみが発生しなくなるのである。さらに、吸
収体パターン16aは有効領域のパターン15aの密度と同じ
密度に形成されるだけでなく、吸収体パターン16aを相
互に電気的に接続して電解メッキを行うためパターン16
aは同じ厚さに形成され、パターン16aのちぢみの発生を
予防する効果が高められるのである。
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
る。
再び第1図を参照すると、本発明においては、有効パタ
ーン領域の周辺は、一定の幅(0.5〜5mm)で吸収体の帯
17を作り、帯17の外部のカバー領域16に複数の吸収体パ
ターン16aとパターンのない、すなわちメンブレンが露
出した空白部を作る。図示の例では市松模様が作られる
ようパターン16aを形成してある。
ーン領域の周辺は、一定の幅(0.5〜5mm)で吸収体の帯
17を作り、帯17の外部のカバー領域16に複数の吸収体パ
ターン16aとパターンのない、すなわちメンブレンが露
出した空白部を作る。図示の例では市松模様が作られる
ようパターン16aを形成してある。
パターン16aの形状、大きさなどは帯17の枠内に形成さ
るパターン15aに対応し、前記したF=E(Δl/l)の関
係を計算して設定する。パターン16aはパターン15aが作
られる工程で同時に形成されるから、それの形成に他の
工程を必要とすることはない。
るパターン15aに対応し、前記したF=E(Δl/l)の関
係を計算して設定する。パターン16aはパターン15aが作
られる工程で同時に形成されるから、それの形成に他の
工程を必要とすることはない。
第1図(c)は吸収体の状態を示すが、それを同図
(b)と対比すると、吸収体のストレスがあったとして
も、パターンの変形が発生しないことが理解される。
(b)と対比すると、吸収体のストレスがあったとして
も、パターンの変形が発生しないことが理解される。
第2図(a)には市松模様のパターン16aが示される
が、カバー領域に前記した条件を満たすパターン16aと
それに対応した空白部を設けることが重要で、同図
(b)と(c)に示す形状としてもよい。
が、カバー領域に前記した条件を満たすパターン16aと
それに対応した空白部を設けることが重要で、同図
(b)と(c)に示す形状としてもよい。
それ故に、パターン15aが第3図(a)の上方に示され
る如く疎であれば、パターン16aは同図の下方に示す如
く小にとり、他方パターン15a(砂地を付した部分)が
同図(b)の上方に示される如き密であれば、パターン
16aは同図の下に示される如く大に形成する。
る如く疎であれば、パターン16aは同図の下方に示す如
く小にとり、他方パターン15a(砂地を付した部分)が
同図(b)の上方に示される如き密であれば、パターン
16aは同図の下に示される如く大に形成する。
マスクの吸収体は選択的な電解メッキによって作られ
る。カバー領域についていうと、第6図(a)に示す如
く、メンブレン13の表面に導電膜21を形成し、導電膜21
上にステンシル23を配置し、コンタクト22を用いて導電
膜21に通電して例えば金(Au)のパターン16aをステン
シル23の隙間(開口部)に成長する。導電膜はタンタル
(Ta)、金、チタン(Ti)、クロム(Cr)、ITOなどの
薄膜で形成するが、金属導電膜の場合は後で行なう剥離
工程のために数百Å以下に、ITOを用いる場合もX線透
過率を考えると3000Å以下にする必要があり、電解メッ
キの場合の導電膜による電圧降下は無視できず第6図
(a)に示すように吸収体、すなわちパターン16aの厚
さが薄くなることがある。
る。カバー領域についていうと、第6図(a)に示す如
く、メンブレン13の表面に導電膜21を形成し、導電膜21
上にステンシル23を配置し、コンタクト22を用いて導電
膜21に通電して例えば金(Au)のパターン16aをステン
シル23の隙間(開口部)に成長する。導電膜はタンタル
(Ta)、金、チタン(Ti)、クロム(Cr)、ITOなどの
薄膜で形成するが、金属導電膜の場合は後で行なう剥離
工程のために数百Å以下に、ITOを用いる場合もX線透
過率を考えると3000Å以下にする必要があり、電解メッ
キの場合の導電膜による電圧降下は無視できず第6図
(a)に示すように吸収体、すなわちパターン16aの厚
さが薄くなることがある。
そこで、本発明においては、カバー領域16のパターン16
aの形勢においては、第5図(a)と(b)に示される
如くにパターン16aを連結する。かかる連結部に沿った
吸収体は、第6図(b)に示される如くに同一の厚さに
形成される。このようにパターン16aをつなぐと、導電
膜上に金メッキがつくられるとそれも導電し、局部的な
電圧降下が防止されて第6図(b)に示す如くに金メッ
キが作られるので、すべてのパターン16aが同じ厚さに
形成されるものである。
aの形勢においては、第5図(a)と(b)に示される
如くにパターン16aを連結する。かかる連結部に沿った
吸収体は、第6図(b)に示される如くに同一の厚さに
形成される。このようにパターン16aをつなぐと、導電
膜上に金メッキがつくられるとそれも導電し、局部的な
電圧降下が防止されて第6図(b)に示す如くに金メッ
キが作られるので、すべてのパターン16aが同じ厚さに
形成されるものである。
以上述べてきたように本発明によれば、X線マスクの吸
収体のストレスによるパターン崩れが抑えられ、微細パ
ターンを精度良く形成するに有効である。
収体のストレスによるパターン崩れが抑えられ、微細パ
ターンを精度良く形成するに有効である。
第1図は本発明実施例の図で、 その(a)は平面図、 その(b)と(c)は断面図、 第2図は本発明の他の実施例の図、 第3図は本発明の他の実施例の図、 第4図は本発明の原理を示す図、 第5図はカバー領域のパターンの連結を示す図、 第6図はメッキした吸収体の断面図、 第7図は従来例の図で、 その(a)は平面図、 その(b)と(c)は断面図、 第8図はメンブレン上の吸収体の図、 第9図はX線露光を示す断面図である。 第1図ないし第8図において、 11はリング、12はシリコンウエハ、13はメンブレン、14
は吸収体、15は有効パターン領域、15aはパターン、16
はカバー領域、16aはカバー領域のパターン、17は帯、2
1は導電膜、22はコンタクト、23はステンシルである。
は吸収体、15は有効パターン領域、15aはパターン、16
はカバー領域、16aはカバー領域のパターン、17は帯、2
1は導電膜、22はコンタクト、23はステンシルである。
Claims (1)
- 【請求項1】転写されるべきパターンを形成する有効パ
ターン領域(15)と転写されないパターンを形成するカ
バー領域(16)とから成り、カバー領域(16)に、有効
パターン領域(15)のパターン(15a)のパターン密度
に対応した大きさのX線吸収体のパターン(16a)をそ
の相互間はマスクのメンブレン(13)が露出する如くに
選択的電解メッキにより形成する際に、 該カバー領域におけるメンブレン(13)の表面全体に導
電膜(21)を形成し、該導電膜上にパターン(16a)お
よびパターン(16a)を相互につなぐ連結パターンに対
応する開口部を有するステンシル(23)を形成し、該開
口部に該導電膜(21)を介して電解メッキを行うことに
より、パターン(16a)およびそれを相互につなぐ連結
パターンを同じ厚さにて形成することを特徴とするX線
ステッパー用マスクの製造方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25479086A JPH0746681B2 (ja) | 1986-10-28 | 1986-10-28 | X線ステッパー用マスクの製造方法 |
KR8711653A KR900007899B1 (en) | 1986-10-28 | 1987-10-20 | Mask for x-ray stepper |
US07/111,679 US4881257A (en) | 1986-10-28 | 1987-10-23 | Deformation free X-ray exposure mask for X-ray lithography |
EP87402438A EP0266275B1 (en) | 1986-10-28 | 1987-10-28 | An X-ray exposure mask for transferring patterns onto a semiconductor wafer |
DE87402438T DE3788623T2 (de) | 1986-10-28 | 1987-10-28 | Röntgenstrahlmaske für Halbleiterbelichtung. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25479086A JPH0746681B2 (ja) | 1986-10-28 | 1986-10-28 | X線ステッパー用マスクの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63110634A JPS63110634A (ja) | 1988-05-16 |
JPH0746681B2 true JPH0746681B2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=17269922
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25479086A Expired - Fee Related JPH0746681B2 (ja) | 1986-10-28 | 1986-10-28 | X線ステッパー用マスクの製造方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4881257A (ja) |
EP (1) | EP0266275B1 (ja) |
JP (1) | JPH0746681B2 (ja) |
KR (1) | KR900007899B1 (ja) |
DE (1) | DE3788623T2 (ja) |
Families Citing this family (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5082695A (en) * | 1988-03-08 | 1992-01-21 | 501 Fujitsu Limited | Method of fabricating an x-ray exposure mask |
JPH02968A (ja) * | 1988-06-08 | 1990-01-05 | Fujitsu Ltd | フォトマスク |
DE68926373T2 (de) * | 1988-09-30 | 1996-09-26 | Canon Kk | Verfahren zur Herstellung einer Röntgenstrahlmasken-Struktur |
JPH02170410A (ja) * | 1988-12-23 | 1990-07-02 | Hitachi Ltd | 放射線露光用マスクおよびこれを用いた放射線露光方法 |
JP2805220B2 (ja) * | 1989-09-21 | 1998-09-30 | キヤノン株式会社 | 露光装置 |
JPH04229613A (ja) * | 1990-07-26 | 1992-08-19 | Seiko Epson Corp | 半導体装置の製造方法 |
US5545498A (en) * | 1990-07-26 | 1996-08-13 | Seiko Epson Corporation | Method of producing semiconductor device and photomask therefor |
US5124561A (en) * | 1991-04-04 | 1992-06-23 | International Business Machines Corporation | Process for X-ray mask warpage reduction |
JP3224157B2 (ja) * | 1992-03-31 | 2001-10-29 | キヤノン株式会社 | X線マスクとその製造方法、並びに該x線マスクを用いたデバイス製造方法とx線露光装置 |
US5700602A (en) * | 1992-08-21 | 1997-12-23 | Intel Corporation | Method and apparatus for precision determination of phase-shift in a phase-shifted reticle |
US5789118A (en) * | 1992-08-21 | 1998-08-04 | Intel Corporation | Method and apparatus for precision determination of phase-shift in a phase-shifted reticle |
US5881125A (en) * | 1992-09-25 | 1999-03-09 | Intel Corporation | Attenuated phase-shifted reticle using sub-resolution pattern |
US5411824A (en) * | 1993-01-21 | 1995-05-02 | Sematech, Inc. | Phase shifting mask structure with absorbing/attenuating sidewalls for improved imaging |
AU5681194A (en) * | 1993-01-21 | 1994-08-15 | Sematech, Inc. | Phase shifting mask structure with multilayer optical coating for improved transmission |
US5418095A (en) * | 1993-01-21 | 1995-05-23 | Sematech, Inc. | Method of fabricating phase shifters with absorbing/attenuating sidewalls using an additive process |
GB2277998A (en) * | 1993-05-13 | 1994-11-16 | Marconi Gec Ltd | Mask and apparatus for producing microlenses |
DE19512245C2 (de) * | 1994-04-01 | 2002-12-05 | Hyundai Electronics Ind | Photomaske zum Messen der Auflösung von Belichtungseinrichtungen |
US5509041A (en) * | 1994-06-30 | 1996-04-16 | Motorola, Inc. | X-ray lithography method for irradiating an object to form a pattern thereon |
US5595843A (en) * | 1995-03-30 | 1997-01-21 | Intel Corporation | Layout methodology, mask set, and patterning method for phase-shifting lithography |
US6504180B1 (en) * | 1998-07-28 | 2003-01-07 | Imec Vzw And Vrije Universiteit | Method of manufacturing surface textured high-efficiency radiating devices and devices obtained therefrom |
US7253445B2 (en) * | 1998-07-28 | 2007-08-07 | Paul Heremans | High-efficiency radiating device |
JP2000100698A (ja) | 1998-09-22 | 2000-04-07 | Mitsubishi Electric Corp | X線マスクおよびその製造方法 |
JP2001100395A (ja) * | 1999-09-30 | 2001-04-13 | Toshiba Corp | 露光用マスク及びその製造方法 |
JP2002170759A (ja) * | 2000-12-01 | 2002-06-14 | Nec Corp | 電子ビーム・プロジェクション・リソグラフィ用マスクとその製造方法 |
JP2002222750A (ja) | 2001-01-24 | 2002-08-09 | Nec Corp | 電子ビーム転写用マスク |
US9152036B2 (en) | 2013-09-23 | 2015-10-06 | National Synchrotron Radiation Research Center | X-ray mask structure and method for preparing the same |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3742229A (en) * | 1972-06-29 | 1973-06-26 | Massachusetts Inst Technology | Soft x-ray mask alignment system |
US3873824A (en) * | 1973-10-01 | 1975-03-25 | Texas Instruments Inc | X-ray lithography mask |
JPS5350680A (en) * | 1976-10-19 | 1978-05-09 | Nec Corp | Transfer mask for x-ray exposure and its production |
US4260670A (en) * | 1979-07-12 | 1981-04-07 | Western Electric Company, Inc. | X-ray mask |
US4454209A (en) * | 1980-12-17 | 1984-06-12 | Westinghouse Electric Corp. | High resolution soft x-ray or ion beam lithographic mask |
JPS5868748A (ja) * | 1981-10-21 | 1983-04-23 | Hitachi Ltd | ホトマスクおよびそれを用いた現像方法 |
JPS5878150A (ja) * | 1981-11-02 | 1983-05-11 | Nec Corp | ガラスマスク |
US4515876A (en) * | 1982-07-17 | 1985-05-07 | Nippon Telegraph & Telephone Public Corp. | X-Ray lithography mask and method for fabricating the same |
US4522842A (en) * | 1982-09-09 | 1985-06-11 | At&T Bell Laboratories | Boron nitride X-ray masks with controlled stress |
JPS59191332A (ja) * | 1983-04-14 | 1984-10-30 | Seiko Epson Corp | X線マスク |
EP0222739A3 (de) * | 1985-11-13 | 1989-10-04 | IMS Ionen Mikrofabrikations Systeme Gesellschaft m.b.H. | Verfahren zur Herstellung einer Transmissionsmaske |
-
1986
- 1986-10-28 JP JP25479086A patent/JPH0746681B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1987
- 1987-10-20 KR KR8711653A patent/KR900007899B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1987-10-23 US US07/111,679 patent/US4881257A/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-10-28 EP EP87402438A patent/EP0266275B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-10-28 DE DE87402438T patent/DE3788623T2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3788623D1 (de) | 1994-02-10 |
KR900007899B1 (en) | 1990-10-22 |
EP0266275A2 (en) | 1988-05-04 |
KR890007391A (ko) | 1989-06-19 |
JPS63110634A (ja) | 1988-05-16 |
EP0266275A3 (en) | 1989-11-15 |
EP0266275B1 (en) | 1993-12-29 |
DE3788623T2 (de) | 1994-04-28 |
US4881257A (en) | 1989-11-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0746681B2 (ja) | X線ステッパー用マスクの製造方法 | |
US4058432A (en) | Process for producing a thin metal structure with a self-supporting frame | |
GB2089524A (en) | High Resolution Lithographic Progress | |
JPH0443624A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JP7194491B2 (ja) | コンビネーションメタルマスク版及びその製造方法 | |
JPH10268506A (ja) | 電子ビ−ム装置用マスク及びその製造方法 | |
JPH05299420A (ja) | 半導体装置 | |
JPS59127852A (ja) | 半導体装置 | |
US4515662A (en) | Process for fabricating precision optical spacers for image sensor filters | |
JPH05121298A (ja) | X線露光用マスク及びそれの製造方法 | |
JPS635522A (ja) | X線露光用マスクの製造方法 | |
JPS5820138B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPS62281325A (ja) | X線マスク | |
JPS62147730A (ja) | X線露光用マスクおよびその製造方法 | |
JPS63293819A (ja) | X線露光用マスク及びその製造方法 | |
JPH02226724A (ja) | 集積回路装置の製造方法 | |
JPH05121482A (ja) | バンプを有するリードフレームの製造方法 | |
JPS612156A (ja) | フオトフアブリケーシヨン用マスクの製作方法 | |
JPH1041448A (ja) | リードフレーム | |
JPS63115332A (ja) | X線露光用マスク | |
JPS6169133A (ja) | 軟x線露光方法 | |
JPH04267322A (ja) | X線マスク | |
JPH0334412A (ja) | X線マスクおよびその製造方法 | |
JPS63239815A (ja) | X線リソグラフイ用マスクおよびその製造方法 | |
JPS63198370A (ja) | 半導体装置の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |