JPH0745419A - タップレスコイル - Google Patents

タップレスコイル

Info

Publication number
JPH0745419A
JPH0745419A JP5190282A JP19028293A JPH0745419A JP H0745419 A JPH0745419 A JP H0745419A JP 5190282 A JP5190282 A JP 5190282A JP 19028293 A JP19028293 A JP 19028293A JP H0745419 A JPH0745419 A JP H0745419A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tapless
width
coil
flat type
type wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5190282A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideshi Oike
英志 尾池
Yoshikazu Nagasawa
好員 長澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dexerials Corp
Original Assignee
Sony Chemicals Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Chemicals Corp filed Critical Sony Chemicals Corp
Priority to JP5190282A priority Critical patent/JPH0745419A/ja
Publication of JPH0745419A publication Critical patent/JPH0745419A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
  • Windings For Motors And Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 端子部の酸化がなくなるようにすることを目
的とする。 【構成】 平角線を巻回してなるタップレスコイルにお
いて、内及び外周面の平角線の絶縁層2を回路基板4に
実装する側が広くなるように所定大きさの略三角形状に
剥離して端子部1としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば偏平モーターのス
テータコイル、トランス等に使用される平角線を巻回し
たタップレスコイルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来偏平モーターのステータコイルとし
て、図5に示す如きエポキシ系絶縁コート処理された例
えば厚さ0.05mm,幅1.5mmの平角線を例えば
46ターン巻回したタップレスコイルが使用されてい
る。
【0003】斯る図5に示す如きタップレスコイルにお
いては、端子部1として、このタップレスコイルの内及
び外周面の所定位置のエポキシ系絶縁コート処理された
絶縁層2を図6に示す如く例えば2mm幅で、この平角
線の全幅に亘って剥離していた。この図6において、3
は平角銅線である。
【0004】斯るタップレスコイルを実装するときには
このタップレスコイルの内及び外端子部1を図7に示す
如く回路基板4の所定のランド5に対応して配置し、こ
の端子部1とランド5とを半田6により電気的接続を行
う如くする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】斯る従来のタップレス
コイルの端子部1を回路基板4のランド5に例えばリフ
ロー炉を使用して半田付けを行ったときには、半田6は
図7に示す如くタップレスコイルの端子部1の露出され
た銅の全面に付かず略三角形状に付着し、半田の付着し
ない露出される銅の面積が比較的広く、この銅面が酸化
される不都合があった。
【0006】本発明は斯る点に鑑み端子部の酸化がなく
なるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明タップレスコイル
は例えば図1に示す如く、平角線を巻回してなるタップ
レスコイルにおいて、内及び外周面の平角線の絶縁層2
を回路基板4に実装する側が広くなるように所定大きさ
の略三角形状に剥離して端子部1としたものである。
【0008】また、本発明タップレスコイルは、例えば
図3に示す如く、平角線を巻回してなるタップレスコイ
ルにおいて、内及び外周面の平角線の絶縁層2を回路基
板4に実装する側よりこの平角線の幅の2/3以下の高
さで所定幅剥離して端子部1としたものである。
【0009】
【作用】本発明によればタップレスコイルの端子部1を
略三角形状としたので半田付けしたときに、この端子部
1における銅露出部が極少となり、この銅面の酸化がな
くなる。
【0010】また本発明によればタップレスコイルの端
子部1を平角線の幅の2/3以下の高さで所定幅とした
ので、半田付けしたときに、この端子部1における銅露
出部が極少となり、この銅面の酸化がなくなる。
【0011】
【実施例】以下図1及び図2を参照して、本発明タップ
レスコイルの一実施例につき説明しよう。この図1,図
2において、図5,図6に対応する部分には同一符号を
付し、その詳細説明は省略する。
【0012】この図1例においてもエポキシ系絶縁コー
ト処理された例えば厚さ0.05mm、幅1.5mmの
平角線を例えば46ターンしてタップレスコイルを形成
する。
【0013】この場合、このタップレスコイルの内及び
外周面の平角線の所定位置のエポキシ系絶縁コート処理
された絶縁層2を図1,図2に示す如く、実装するとき
に回路基板4に対応する側を広く例えば2mm幅で、こ
の平角線の幅方向の反対側が0.5mm幅となる略三角
形状に剥離し、この絶縁層2の剥離部を内及び外端子部
1とする。
【0014】この剥離は所定張力で張られた平角線に例
えば回転砥石を斜めから当てる如くして行う。この場
合、平角線の絶縁層2を剥離後、酸化防止の為のグリコ
ート処理を行う。またこの内及び外端子部1の形成はコ
イル巻回工程と一連して(自動機インライン)で行う如
くするを可とする。その他は従来と同様に構成する。
【0015】本例は上述の如く、タップレスコイルの端
子部1を実装時に回路基板4に当接する側を底辺とした
略三角形状としたのでリフロー炉等により半田付けした
ときに、図7に示す如く半田6は略三角形状に付着する
ので、この端子部1における銅露出部が極少となり、こ
の銅面の酸化がなくなり、この端子部分の信頼性も向上
する利益がある。
【0016】また、図3及び図4は本発明の他の実施例
を示す。この図3及び図4につき説明するに図1及び図
2に対応する部分には同一符号を付し、その詳細説明は
省略する。
【0017】この図3例においてもエポキシ系絶縁コー
ト処理された例えば厚さ0.05mm,幅1.5mmの
平角線を例えば46ターンして、タップレスコイルを形
成する。
【0018】この場合、このタップレスコイルの内及び
外周面の平角線の所定位置のエポキシ系絶縁コート処理
された絶縁層2を図3,図4に示す如く回路基板4に実
装する側よりこの平角線の幅例えば1.5mmの2/3
以下例えば1/2の0.75mmの高さで所定幅例えば
2mm幅に亘って剥離し、この絶縁層2の剥離部を内及
び外端子部1とする。その他は図1,図2と同様に構成
する。
【0019】本例は上述の如くタップレスコイルの端子
部1を平角線の幅の1/2の0.75mmの高さで例え
ば2mm幅としたので、半田付けしたときに、この端子
部1における銅露出部が極少となり、この銅面の酸化が
なくなり、この端子部分の信頼性も向上する利益があ
る。
【0020】尚本発明は上述実施例に限ることなく本発
明の要旨を逸脱することなく、その他種々の構成が採り
得ることは勿論である。
【0021】
【発明の効果】本発明によればタップレスコイルの端子
部の銅露出部が極少になり、酸化がなくなり、この端子
部の信頼が向上する利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタップレスコイルの一実施例を示す斜
視図である。
【図2】図1の要部の例の拡大切欠斜視図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図4】図3の要部の例の拡大切欠斜視図である。
【図5】従来のタップレスコイルの例を示す斜視図であ
る。
【図6】図5の要部の例を示す拡大切欠断面図である。
【図7】図5の説明に供する拡大切欠斜視図である。
【符号の説明】
1 端子部 2 絶縁層 3 平角銅線 4 回路基板 5 ランド 6 半田

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平角線を巻回してなるタップレスコイル
    において、内及び外周面の平角線の絶縁層を回路基板に
    実装する側が広くなるように所定大きさの略三角形状に
    剥離して端子部としたことを特徴とするタップレスコイ
    ル。
  2. 【請求項2】 平角線を巻回してなるタップレスコイル
    において、内及び外周面の平角線の絶縁層を回路基板に
    実装する側より上記平角線の幅の2/3以下の高さで所
    定幅に亘って剥離して端子部としたことを特徴とするタ
    ップレスコイル。
JP5190282A 1993-07-30 1993-07-30 タップレスコイル Pending JPH0745419A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5190282A JPH0745419A (ja) 1993-07-30 1993-07-30 タップレスコイル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5190282A JPH0745419A (ja) 1993-07-30 1993-07-30 タップレスコイル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0745419A true JPH0745419A (ja) 1995-02-14

Family

ID=16255578

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5190282A Pending JPH0745419A (ja) 1993-07-30 1993-07-30 タップレスコイル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0745419A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995033622A1 (en) * 1994-06-09 1995-12-14 Square D Company Laminate with u.v. cured polymer coating and method for making
JP2018101732A (ja) * 2016-12-21 2018-06-28 株式会社村田製作所 表面実装インダクタ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995033622A1 (en) * 1994-06-09 1995-12-14 Square D Company Laminate with u.v. cured polymer coating and method for making
JP2018101732A (ja) * 2016-12-21 2018-06-28 株式会社村田製作所 表面実装インダクタ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0745419A (ja) タップレスコイル
JPH07192924A (ja) 巻線部品のフェライトコア
JPS6229886B2 (ja)
JPS6028003Y2 (ja) 絶縁被覆導線
JP2950247B2 (ja) チップ型ジャンパー部品
KR920008500Y1 (ko) 공심코일
JPH0242703A (ja) 中間タップ付コイル
JPH0224170Y2 (ja)
JPH04313294A (ja) プリント配線板のハンダ付け方法
JPH0124899Y2 (ja)
JPH0645154A (ja) ロータリートランス
JP2691996B2 (ja) スピーカ用ボイスコイルの引出線の端末処理方法
JPH01308007A (ja) コイルと回路基板の接続方法
JPH0452968Y2 (ja)
JPH0514493Y2 (ja)
JPH11340616A (ja) プリント基板
JPS63289892A (ja) マスキング層形成方法
JPH11219846A (ja) 表面実装部品とその製造方法
JPH04111493A (ja) プリント配線板の製造工程に於ける半田レベラー処理方法
JPH0888144A (ja) チップ形フィルムコンデンサ
JPH0120522B2 (ja)
JPH0513905A (ja) 可撓性を有する配線部材
JPH0232746A (ja) モータのステータ
JPH06208924A (ja) コイルおよびその製造方法
JPS58216493A (ja) プリント回路用積層基板およびこの積層基板を使用したフレキシブル電気回路板の製造方法