JP2950247B2 - チップ型ジャンパー部品 - Google Patents
チップ型ジャンパー部品Info
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- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/22—Secondary treatment of printed circuits
- H05K3/225—Correcting or repairing of printed circuits
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/341—Surface mounted components
- H05K3/3431—Leadless components
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路基板に形成さ
れた導体パターンを跨いで導体どうしを短絡接続する際
に使用するチップ型ジャンパー部品に関するものであ
る。近年、回路基板に形成された導体パターンを跨い
で、導体どうしを短絡接続するジャンパー線は、接続作
業に手間がかかるために、チップ型として、抵抗あるい
はコンデンサと同様に自動装着装置(マウンタ)を用い
て回路基板に装着するようになってきた。
れた導体パターンを跨いで導体どうしを短絡接続する際
に使用するチップ型ジャンパー部品に関するものであ
る。近年、回路基板に形成された導体パターンを跨い
で、導体どうしを短絡接続するジャンパー線は、接続作
業に手間がかかるために、チップ型として、抵抗あるい
はコンデンサと同様に自動装着装置(マウンタ)を用い
て回路基板に装着するようになってきた。
【0002】
【従来の技術】図2ないし図4を参照しつつ従来例にお
けるチップ型ジャンパー部品を説明する。図2(イ)お
よび(ロ)は従来例におけるチップ型ジャンパー部品を
印刷配線板に取り付けた状態を説明するための図であ
る。図3(イ)および(ロ)は従来例におけるチップ型
ジャンパー部品を説明するための図である。図4(イ)
ないし(ハ)は従来例における他のチップ型ジャンパー
部品を説明するための図である。図2(イ)および
(ロ)において、印刷配線板11に形成されている導体
12を跨いで、電極ランド13と13′とを接続したチ
ップ型ジャンパー部品14が図示されている。
けるチップ型ジャンパー部品を説明する。図2(イ)お
よび(ロ)は従来例におけるチップ型ジャンパー部品を
印刷配線板に取り付けた状態を説明するための図であ
る。図3(イ)および(ロ)は従来例におけるチップ型
ジャンパー部品を説明するための図である。図4(イ)
ないし(ハ)は従来例における他のチップ型ジャンパー
部品を説明するための図である。図2(イ)および
(ロ)において、印刷配線板11に形成されている導体
12を跨いで、電極ランド13と13′とを接続したチ
ップ型ジャンパー部品14が図示されている。
【0003】当該チップ型ジャンパー部品14は、ジャ
ンパー導体15の両端部に、キャップ電極16が嵌め込
まれている。そして、ジャンパー導体15の両端部に嵌
め込まれたキャップ電極16は、印刷配線板11に形成
されている電極ランド13および13′に、はんだ18
を用いてはんだ付けされる。また、ジャンパー導体15
の中央周面部には、絶縁被膜17が形成されており、チ
ップ型ジャンパー部品14が跨いでいる導体12に短絡
しないようになっている。なお、上記チップ型ジャンパ
ー部品14を印刷配線板11に取り付ける際に、図示さ
れていない自動装着装置が他の抵抗あるいはコンデンサ
と同様に扱える。
ンパー導体15の両端部に、キャップ電極16が嵌め込
まれている。そして、ジャンパー導体15の両端部に嵌
め込まれたキャップ電極16は、印刷配線板11に形成
されている電極ランド13および13′に、はんだ18
を用いてはんだ付けされる。また、ジャンパー導体15
の中央周面部には、絶縁被膜17が形成されており、チ
ップ型ジャンパー部品14が跨いでいる導体12に短絡
しないようになっている。なお、上記チップ型ジャンパ
ー部品14を印刷配線板11に取り付ける際に、図示さ
れていない自動装着装置が他の抵抗あるいはコンデンサ
と同様に扱える。
【0004】図3(イ)および(ロ)図示のチップ型ジ
ャンパー部品は、セラミック素体21から形成されたも
のである。たとえば、アルミナ等を主成分とした均一な
径と適当な長さとを有する円柱形のセラミック素体21
を作る。その後、上記セラミック素体21の表面に無電
解銅メッキと電解銅メッキとを施して円柱形導体22と
する。当該円柱形導体22の両端部には、キャップ電極
24が嵌合される。そして、キャップ電極24が嵌合さ
れていない中央周面部には、絶縁被膜23が被覆され
る。
ャンパー部品は、セラミック素体21から形成されたも
のである。たとえば、アルミナ等を主成分とした均一な
径と適当な長さとを有する円柱形のセラミック素体21
を作る。その後、上記セラミック素体21の表面に無電
解銅メッキと電解銅メッキとを施して円柱形導体22と
する。当該円柱形導体22の両端部には、キャップ電極
24が嵌合される。そして、キャップ電極24が嵌合さ
れていない中央周面部には、絶縁被膜23が被覆され
る。
【0005】図4(イ)図示のチップ型ジャンパー部品
は、実公平1−19815号公報に示されるように、ソ
リッド状の導電体31の両端面および各端面に連続する
両端部周側面に、はんだメッキ層32、32′が形成さ
れ、前記ソリッド状導電体31の周側面における両被覆
層32、32′間に耐熱性絶縁層33が設けられてい
る。図4(ロ)図示のチップ型ジャンパー部品は、たと
えば、円柱形導体に小径導体部34と大径導体部35と
を形成し、大径導体部35にキャップ電極36を嵌合
し、小径導体部34の下で他の導体を跨ぐようにしたも
のである。図4(ハ)図示のチップ型ジャンパー部品
は、電極部38を有する軸導体37が絶縁筒体40の貫
通孔41の一方から挿入されて、他端に電極部39が接
続される。
は、実公平1−19815号公報に示されるように、ソ
リッド状の導電体31の両端面および各端面に連続する
両端部周側面に、はんだメッキ層32、32′が形成さ
れ、前記ソリッド状導電体31の周側面における両被覆
層32、32′間に耐熱性絶縁層33が設けられてい
る。図4(ロ)図示のチップ型ジャンパー部品は、たと
えば、円柱形導体に小径導体部34と大径導体部35と
を形成し、大径導体部35にキャップ電極36を嵌合
し、小径導体部34の下で他の導体を跨ぐようにしたも
のである。図4(ハ)図示のチップ型ジャンパー部品
は、電極部38を有する軸導体37が絶縁筒体40の貫
通孔41の一方から挿入されて、他端に電極部39が接
続される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2
(イ)および(ロ)、図3(ロ)あるいは図4(ロ)図
示のようにキャップ電極をジャンパー導体に嵌合させる
タイプのものは、そのための作業が複雑で手間がかか
る。すなわち、キャップ電極とジャンパー導体との嵌合
が緩い場合には、電気的および機械的に問題があり、嵌
合をきつくして電気的および機械的な取り付けを解決す
ると、取り付けに時間を要する。特に、チップ型ジャン
パー部品が小型化していくと、組立の高速化が困難にな
る。
(イ)および(ロ)、図3(ロ)あるいは図4(ロ)図
示のようにキャップ電極をジャンパー導体に嵌合させる
タイプのものは、そのための作業が複雑で手間がかか
る。すなわち、キャップ電極とジャンパー導体との嵌合
が緩い場合には、電気的および機械的に問題があり、嵌
合をきつくして電気的および機械的な取り付けを解決す
ると、取り付けに時間を要する。特に、チップ型ジャン
パー部品が小型化していくと、組立の高速化が困難にな
る。
【0007】図3(イ)および(ロ)図示のごときチッ
プ型ジャンパー部品は、キャップ電極を嵌合する手間の
他に、キャップ電極の表面に銅メッキと錫メッキとを施
し、さらに、製品完成後にその錫メッキを剥離してはん
だメッキを施す必要がある。その上、アルミナ等を主成
分とした円柱形セラミック素体21に無電解銅および電
解銅を施さねばならないが、これらの化学的処理は、高
速な処理ができないだけでなく、処理に使用した廃液等
の処理が問題になる。
プ型ジャンパー部品は、キャップ電極を嵌合する手間の
他に、キャップ電極の表面に銅メッキと錫メッキとを施
し、さらに、製品完成後にその錫メッキを剥離してはん
だメッキを施す必要がある。その上、アルミナ等を主成
分とした円柱形セラミック素体21に無電解銅および電
解銅を施さねばならないが、これらの化学的処理は、高
速な処理ができないだけでなく、処理に使用した廃液等
の処理が問題になる。
【0008】図4(イ)図示のごときチップ型ジャンパ
ー部品は、導電性金属からなるソリッド状導電体31の
両端周側面に形成されたはんだメッキ層32、32′
が、また当該両端周側面の間にほどこされた耐熱性絶縁
層33が剥離し易いという欠点を有する。図4(ロ)図
示のごときチップ型ジャンパー部品は、円柱形導体の一
部を切削したり、あるいは延伸して細い小径導体部34
からなるチップ型ジャンパー部品を形成する。このよう
なチップ型ジャンパー部品は、製造に手間がかかり、自
動化が困難である。
ー部品は、導電性金属からなるソリッド状導電体31の
両端周側面に形成されたはんだメッキ層32、32′
が、また当該両端周側面の間にほどこされた耐熱性絶縁
層33が剥離し易いという欠点を有する。図4(ロ)図
示のごときチップ型ジャンパー部品は、円柱形導体の一
部を切削したり、あるいは延伸して細い小径導体部34
からなるチップ型ジャンパー部品を形成する。このよう
なチップ型ジャンパー部品は、製造に手間がかかり、自
動化が困難である。
【0009】さらに、図4(ハ)図示のチップ型ジャン
パー部品は、跨ぐ導体と短絡しないために、絶縁筒体4
0で軸導体37を被覆しているが、電極部38を有する
軸導体37の形成、当該軸導体37と絶縁筒体40の嵌
合、および電極部39と軸導体37の接続等に手間がか
かり問題を有した。以上のような問題を解決するため
に、本発明は、絶縁被膜およびはんだメッキが剥離する
ことのないチップ型ジャンパー部品を提供することを目
的とする。また、本発明は、抵抗あるいはコンデンサと
同様な扱いができるチップ型ジャンパー部品を提供する
ことを目的とする。
パー部品は、跨ぐ導体と短絡しないために、絶縁筒体4
0で軸導体37を被覆しているが、電極部38を有する
軸導体37の形成、当該軸導体37と絶縁筒体40の嵌
合、および電極部39と軸導体37の接続等に手間がか
かり問題を有した。以上のような問題を解決するため
に、本発明は、絶縁被膜およびはんだメッキが剥離する
ことのないチップ型ジャンパー部品を提供することを目
的とする。また、本発明は、抵抗あるいはコンデンサと
同様な扱いができるチップ型ジャンパー部品を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のチップ型ジャンパー部品は、端面角部が丸
く、かつ全表面を梨地状粗面とした硬銅からなる円柱形
素体と、当該円柱形素体の中央周面部におけるジャンパ
ー部のみに形成された絶縁被膜と、上記ジャンパー部以
外の円柱形素体における端部周面および端面のみに形成
されたはんだメッキ層とを備えていることを特徴とす
る。
に、本発明のチップ型ジャンパー部品は、端面角部が丸
く、かつ全表面を梨地状粗面とした硬銅からなる円柱形
素体と、当該円柱形素体の中央周面部におけるジャンパ
ー部のみに形成された絶縁被膜と、上記ジャンパー部以
外の円柱形素体における端部周面および端面のみに形成
されたはんだメッキ層とを備えていることを特徴とす
る。
【0011】
【発明の実施の形態】円柱形素体は、硬銅からなる棒状
体を採用したため、所望の寸法に高速で切断して形成さ
れる。そして、当該円柱形素体の表面には、バレル加工
を行うことによって梨地状粗面が形成されると共に、円
柱形素体の角部が丸く形成される。円柱形素体の端部を
除く周面上には、絶縁被膜が施され、円柱形素体の端部
周面および端面上には、はんだメッキ層が形成される。
したがって、硬銅からなる円柱形素体にバレル加工を施
すだけの手間で、その表面積は大きくなるので、絶縁被
膜およびはんだメッキが剥離することはない。また、円
柱形素体の表面には、梨地状粗面が形成されるだけでな
く、円柱形素体の端部に丸みを持たせるため、チップ型
ジャンパー部品の搬送あるいは整列において、円柱形素
体どうしの接触がスムーズになる。また、本実施例のチ
ップ型ジャンパー部品は、キャップ電極が嵌合されてい
ないため、抵抗やコンデンサと同様な扱いが可能であ
る。
体を採用したため、所望の寸法に高速で切断して形成さ
れる。そして、当該円柱形素体の表面には、バレル加工
を行うことによって梨地状粗面が形成されると共に、円
柱形素体の角部が丸く形成される。円柱形素体の端部を
除く周面上には、絶縁被膜が施され、円柱形素体の端部
周面および端面上には、はんだメッキ層が形成される。
したがって、硬銅からなる円柱形素体にバレル加工を施
すだけの手間で、その表面積は大きくなるので、絶縁被
膜およびはんだメッキが剥離することはない。また、円
柱形素体の表面には、梨地状粗面が形成されるだけでな
く、円柱形素体の端部に丸みを持たせるため、チップ型
ジャンパー部品の搬送あるいは整列において、円柱形素
体どうしの接触がスムーズになる。また、本実施例のチ
ップ型ジャンパー部品は、キャップ電極が嵌合されてい
ないため、抵抗やコンデンサと同様な扱いが可能であ
る。
【0012】
【実 施 例】図1(イ)ないし(ニ)は本発明におけ
る一実施例を説明するための図である。図1(イ)ない
し(ニ)を参照しつつ本発明におけるチップ型ジャンパ
ー部品について説明する。図1(イ)において、硬銅か
らなる丸棒状体を所望の寸法に高速切断して円柱形素体
1を形成する。軟銅に比べて硬銅の切削は、高速でも可
能であるから生産性が高い。当該円柱形素体1は、たと
えば、珪石あるいは珪砂等の研磨材と共に容器に挿入さ
れて回転あるいは振動が加えられる。すなわち、円柱形
素体1に、バレル加工を施すと、その表面には梨地状粗
面2が形成されるだけでなく、端部に丸みが形成され
る。
る一実施例を説明するための図である。図1(イ)ない
し(ニ)を参照しつつ本発明におけるチップ型ジャンパ
ー部品について説明する。図1(イ)において、硬銅か
らなる丸棒状体を所望の寸法に高速切断して円柱形素体
1を形成する。軟銅に比べて硬銅の切削は、高速でも可
能であるから生産性が高い。当該円柱形素体1は、たと
えば、珪石あるいは珪砂等の研磨材と共に容器に挿入さ
れて回転あるいは振動が加えられる。すなわち、円柱形
素体1に、バレル加工を施すと、その表面には梨地状粗
面2が形成されるだけでなく、端部に丸みが形成され
る。
【0013】なお、バレル加工に使用する前記珪石ある
いは珪砂等からなる研磨材の種類あるいはその粒径は、
後述の絶縁被膜の材質あるいははんだメッキ等の条件に
よって異なる。硬銅は軟銅に比べて適度の硬さを有する
ため、バレル加工に使用する研磨材とその粒径を適度に
選ぶことによりその表面は絶縁被膜およびはんだメッキ
層の接着力が適度に強くできる。また、硬銅のバレル加
工は、その端部の角を丸くするため、円柱形素体1を高
速で搬送したり、あるいは整列を行う際に、円柱形素体
1は、衝突を滑らかにして、製造ラインから飛び出さな
い。以上のようにして形成された梨地状粗面2を有する
円柱形素体1の端部を除く周面上に絶縁被膜3が形成さ
れる。絶縁被膜3は、たとえば、ポリアミド系樹脂等が
好適である。そして、絶縁被膜3が形成されない端部周
面6および端面7上に、はんだメッキ層4および4′が
形成される。
いは珪砂等からなる研磨材の種類あるいはその粒径は、
後述の絶縁被膜の材質あるいははんだメッキ等の条件に
よって異なる。硬銅は軟銅に比べて適度の硬さを有する
ため、バレル加工に使用する研磨材とその粒径を適度に
選ぶことによりその表面は絶縁被膜およびはんだメッキ
層の接着力が適度に強くできる。また、硬銅のバレル加
工は、その端部の角を丸くするため、円柱形素体1を高
速で搬送したり、あるいは整列を行う際に、円柱形素体
1は、衝突を滑らかにして、製造ラインから飛び出さな
い。以上のようにして形成された梨地状粗面2を有する
円柱形素体1の端部を除く周面上に絶縁被膜3が形成さ
れる。絶縁被膜3は、たとえば、ポリアミド系樹脂等が
好適である。そして、絶縁被膜3が形成されない端部周
面6および端面7上に、はんだメッキ層4および4′が
形成される。
【0014】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は、前記実施例に限定されるものではない。そして、
特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することがな
ければ、種々の設計変更を行うことが可能である。たと
えば、本発明の実施例は、丸形のチップ型ジャンパー部
品について説明したが、本発明は、角形のチップ型ジャ
ンパー部品、あるいは楕円形等上記以外の変形したチッ
プ型ジャンパー部品にも適用できることはいうまでもな
い。
明は、前記実施例に限定されるものではない。そして、
特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することがな
ければ、種々の設計変更を行うことが可能である。たと
えば、本発明の実施例は、丸形のチップ型ジャンパー部
品について説明したが、本発明は、角形のチップ型ジャ
ンパー部品、あるいは楕円形等上記以外の変形したチッ
プ型ジャンパー部品にも適用できることはいうまでもな
い。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、硬銅からなる円柱形素
体の表面が梨地状粗面に形成されているため、絶縁被膜
およびはんだメッキの剥離を防止するだけでなく、円柱
形素体の端部を丸く形成するため、高速搬送あるいは整
列中の動きを滑らかにして信頼性と生産性とを同時に向
上させることができた。本発明によれば、硬銅からなる
丸棒部材が適度の硬さを有するため、絶縁被膜やはんだ
メッキが剥離しない梨地状粗面が形成されている。本発
明によれば、抵抗およびコンデンサ等と同様に扱えるた
め、安価で信頼性のあるチップ型ジャンパー部品を得る
ことができる。
体の表面が梨地状粗面に形成されているため、絶縁被膜
およびはんだメッキの剥離を防止するだけでなく、円柱
形素体の端部を丸く形成するため、高速搬送あるいは整
列中の動きを滑らかにして信頼性と生産性とを同時に向
上させることができた。本発明によれば、硬銅からなる
丸棒部材が適度の硬さを有するため、絶縁被膜やはんだ
メッキが剥離しない梨地状粗面が形成されている。本発
明によれば、抵抗およびコンデンサ等と同様に扱えるた
め、安価で信頼性のあるチップ型ジャンパー部品を得る
ことができる。
【図1】(イ)ないし(ニ)は本発明における一実施例
を説明するための図である。
を説明するための図である。
【図2】(イ)および(ロ)は従来例におけるチップ型
ジャンパー部品を印刷配線板に取り付けた状態を説明す
るための図である。
ジャンパー部品を印刷配線板に取り付けた状態を説明す
るための図である。
【図3】(イ)および(ロ)は従来例におけるチップ型
ジャンパー部品を説明するための図である。
ジャンパー部品を説明するための図である。
【図4】(イ)ないし(ハ)は従来例における他のチッ
プ型ジャンパー部品を説明するための図である。
プ型ジャンパー部品を説明するための図である。
1・・・円柱形素体 2・・・梨地状粗面 3・・・絶縁被膜 4、4′・・・はんだメッキ層 5・・・中央周面部 6・・・端部周面 7・・・端面
Claims (1)
- 【請求項1】 端面角部が丸く、かつ全表面を梨地状粗
面2とした硬銅からなる円柱形素体1と、 当該円柱形素体1の中央周面部5におけるジャンパー部
のみに形成された絶縁被膜3と、 上記ジャンパー部以外の円柱形素体1における端部周面
6および端面7のみに形成されたはんだメッキ層4、
4′と、 を備えていることを特徴とするチップ型ジャンパー部
品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8214126A JP2950247B2 (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | チップ型ジャンパー部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8214126A JP2950247B2 (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | チップ型ジャンパー部品 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2174126A Division JP2614529B2 (ja) | 1990-06-30 | 1990-06-30 | チップ型ジャンパー部品の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09232017A JPH09232017A (ja) | 1997-09-05 |
JP2950247B2 true JP2950247B2 (ja) | 1999-09-20 |
Family
ID=16650658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8214126A Expired - Fee Related JP2950247B2 (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | チップ型ジャンパー部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2950247B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005045825A (ja) * | 1998-12-22 | 2005-02-17 | Sony Corp | 電子機器及び電子機器取付方法 |
JP2012028540A (ja) * | 2010-07-23 | 2012-02-09 | Koa Corp | ジャンパーチップ部品 |
-
1996
- 1996-07-26 JP JP8214126A patent/JP2950247B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09232017A (ja) | 1997-09-05 |
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