JPH07314452A - タイヤ搬送ローダ - Google Patents

タイヤ搬送ローダ

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JPH07314452A
JPH07314452A JP6137938A JP13793894A JPH07314452A JP H07314452 A JPH07314452 A JP H07314452A JP 6137938 A JP6137938 A JP 6137938A JP 13793894 A JP13793894 A JP 13793894A JP H07314452 A JPH07314452 A JP H07314452A
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loader
mold
chuck
upper mold
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夏四郎 嬉野
Hiroyuki Takebayashi
弘行 竹林
Hisashi Mitamura
久 三田村
Kotaro Ozaki
浩太郎 尾崎
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Kobe Steel Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/0601Vulcanising tyres; Vulcanising presses for tyres
    • B29D30/0603Loading or unloading the presses

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
  • Tyre Moulding (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 上モールド16の昇降に容易に連動させるこ
とができると共に、部品点数および配置スペースを減少
させることができ、さらに、水平移動の位置決め精度を
高い状態に維持することができることを目的とする。 【構成】 グリーンタイヤ7を保持するローダチャック
26を水平移動および昇降させることによって、グリー
ンタイヤ7を未加硫タイヤ載置位置から上モールド16
および下モールド17間の型締位置に移動させるもので
ある。ローダチャック26を旋回により水平方向に移動
させる旋回手段25が、上モールド16を保持して昇降
させるタイヤ加硫機のトップフレーム5に設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チャック手段を水平移
動および昇降させることによって、グリーンタイヤを未
加硫タイヤ載置位置から上モールドおよび下モールド間
の型締位置に移動させるタイヤ搬送ローダに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、タイヤ加硫機は、固定された下
モールドに対して上モールドをモールド昇降手段により
昇降させ、下モールドと上モールドとの型締位置にグリ
ーンタイヤを移動させてキャビティーに装填し、グリー
ンタイヤの内面をブラダにより押圧させながら加熱する
ことによりグリーンタイヤを加硫成形する加硫成形部を
有している。
【0003】この際、加硫成形前のグリーンタイヤを載
置した未加硫タイヤ載置位置から型締位置へのグリーン
タイヤの搬送は、タイヤ搬送ローダにより行なわれるよ
うになっている。従来のタイヤ搬送ローダは、グリーン
タイヤを保持するチャック手段と、チャック手段を昇降
させるチャック昇降手段と、チャック手段を水平移動さ
せる水平移動手段とを有したものがタイヤ加硫機の前に
別置されている。そして、タイヤ搬送ローダは、上モー
ルドが上昇された後、チャック手段を水平移動および昇
降させることによりグリーンタイヤを型締位置に搬送す
るようになっている。
【0004】また、もう一つの従来技術としては、図4
および図5に示すように、上モールド101を昇降させ
るモールド昇降手段102に水平移動手段103を取り
付けることによって、モールド昇降手段102をチャッ
ク手段105およびチャック昇降手段106と共に水平
移動させる構成のものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のタイヤ搬送ローダでは、チャック昇降手段106を
モールド昇降手段102と別個に設ける必要があるた
め、連動のための検知手段および制御手段が必要とな
り、タイヤ加硫機をコストアップさせる要因になってい
る。特に、油圧タイヤ加硫機では、リニアセンサやロー
タリエンコーダ等を用いてチャック昇降手段106を多
点制御している。また、従来のタイヤ搬送ローダは、チ
ャック昇降手段106および水平移動手段103がチャ
ック手段105を昇降および水平移動させるための必須
手段とされているため、部品点数および配置スペースを
減少させてタイヤ加硫機のコストダウンおよび小型化を
促進するには限界があった。また、水平移動は、END
−ENDで使用されるが、チャック昇降移動は、昇降ス
トロークの中間を検出し制御する必要がある。
【0006】また、モールド昇降手段102を水平移動
手段103により水平移動させる構成のタイヤ搬送ロー
ダでは、上モールド101およびモールド昇降手段10
2等の重量物をチャック手段105およびチャック昇降
手段106と共に水平移動させるため、水平方向の位置
決め精度が低下し易く、水平移動の調整作業を頻繁に行
う必要があるという問題もある。これは、水平移動手段
103を駆動するブレーキモータの停止により水平スト
ローク位置決めをする必要があるため、ブレーキの滑り
より正確な位置決めができないからである。尚、停止位
置を正確にするために、モールド昇降手段102をスト
ッパ等で直接止める方法もあるが、この場合には、駆動
系のウオーム減速機に過大なトルクがかかり、ウオーム
減速機の破損事故が発生する。
【0007】従って、本発明は、上モールド101の昇
降に容易に連動させることができると共に、部品点数お
よび配置スペースを減少させることができ、さらに、水
平移動の位置決め精度を高い状態に維持することができ
るタイヤ搬送ローダを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、請求項1および2の発明は、グリーンタイヤを保持
するチャック手段を水平移動および昇降させることによ
って、該グリーンタイヤを未加硫タイヤ載置位置から上
モールドおよび下モールド間の型締位置に移動させるも
のであり、下記の特徴を有している。
【0009】即ち、請求項1の発明は、チャック手段を
水平方向に移動させる水平移動手段を、上モールドを保
持して昇降させるタイヤ加硫機のモールド昇降手段に設
けたことを特徴としている。また、請求項2の発明は、
上記水平移動手段をモールド昇降手段に対して昇降可能
に設けたことを特徴としている。
【0010】
【作用】請求項1の構成によれば、タイヤ搬送ローダが
上モールドの昇降に連動して昇降するため、連動のため
の検知手段および制御手段が上モールドの昇降に使用し
ている検知手段および制御手段を用いるので不要になる
と共に、チャック手段の昇降がタイヤ加硫機のモールド
昇降手段により行われるため、チャック手段専用の昇降
手段が不要になる。従って、タイヤ搬送ローダに要する
部品点数および配置スペースが減少するため、タイヤ加
硫機を大幅にコストダウンおよび小型化させることが可
能になる。また、軽量なチャック手段を水平移動させる
だけであるため、水平方向の位置決め精度が向上すると
共に低下し難いものになる。さらに、タイヤ搬送ローダ
を別個に設けている従来方式は、チャック昇降ストロー
クが大きいため、昇降用のシリンダが相当長くなる。従
って、プレス高さよりも高くなって建屋に納まらない場
合があるが、本構成のタイヤ搬送ローダであれば、プレ
ス高さよりも高くなることはないため、十分に建屋に納
めることができる。
【0011】さらに、請求項2の構成によれば、水平移
動手段をモールド昇降手段に対して昇降可能になってい
るため、モールド交換時にタイヤ搬送ローダを上昇させ
て交換作業を容易化させることが可能になると共に、未
加硫タイヤ載置位置のグリーンタイヤに対応させてチャ
ック手段の下降位置を調整することが可能になる。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図3を用いて
説明する。本実施例に係るタイヤ搬送ローダは、例えば
図1および図2の構成を有するタイヤ加硫機に使用され
るようになっている。即ち、タイヤ加硫機は、図2に示
すように、フロア面に固定されたベースフレーム1を有
している。ベースフレーム1の中心部には、円柱形状の
タイロッド3が立設されており、タイロッド3は、ベー
スフレーム1の上方に位置するトップフレーム5の中心
部に移動自在に嵌挿されるようになっている。
【0013】上記のタイロッド3は、ベースフレーム1
に貫設されて固定された基底部3aと、ベースフレーム
1から立ち上げられた中間部3bと、最上部に位置する
頭部3cとを有しており、頭部3cと中間部3bとの間
には、頭部3cおよび中間部3bの径よりも小さな径に
設定された周溝部3dが形成されている。そして、周溝
部3dには、一対のハーフブロック4・4が取り付けら
れるようになっており、ハーフブロック4・4は、型締
時にタイロッド3の頭部3cおよびトップフレーム5の
上面に当接することによって、トップフレーム5とベー
スフレーム1とをタイロッド3を介して固定させるよう
になっている。
【0014】上記のトップフレーム5には、タイロッド
3が中心位置となるように左右対象に配置された一対の
加硫成形部39・39が設けられている。これらの加硫
成形部39・39は、モールド締付機構およびモールド
高さ調整機構とが一体化された締付機構8・8を有して
おり、締付機構8・8の下端には、加熱源を内蔵した上
プラテン15が固設されている。
【0015】上記の上プラテン15の下面には、上モー
ルド16が設けられており、上モールド16は、加硫成
形時に上プラテン15の加熱源により加熱されるように
なっている。上モールド16の下方には、下モールド1
7が配置されており、下モールド17と上モールド16
との型締時に形成されるキャビティーにグリーンタイヤ
7が装填されるようになっている。
【0016】上記の下モールド17は、上プラテン15
と同様に加熱源を内蔵した下プラテン18を介してベー
スフレーム1に固設されており、下モールド17の中心
部には、中心機構19の昇降ロッド20が貫設されてい
る。そして、昇降ロッド20は、ブラダ21を支持して
おり、ブラダ21は、キャビティーに装填されたグリー
ンタイヤ7の内面を外方向に付勢するようになってい
る。
【0017】上記の上モールド16を上プラテン15お
よびモールド締付手段8を介して支持するトップフレー
ム5は、図1に示すように、ベースフレーム1に固設さ
れたフレーム昇降シリンダ6により支持されている。フ
レーム昇降シリンダ6は、タイロッド3に沿って配置さ
れており、シリンダロッド6aの先端がトップフレーム
5の下面に固設されている。
【0018】また、トップフレーム5の背面(図中右側
面)には、フレームガイド部材29・29が設けられて
いる。これらのフレームガイド部材29・29は、タイ
ロッド3の軸芯に平行に立設されたフレームガイドレー
ル30に移動自在に係合されている。そして、トップフ
レーム5は、フレーム昇降シリンダ6がシリンダロッド
6aを押し出すことによりフレームガイドレール30に
沿って上昇し、タイロッド3から抜脱されて図示2点鎖
線で示す最高位置に到達可能になっている一方、フレー
ム昇降シリンダ6がシリンダロッド6aを引き込むこと
によりフレームガイドレール30に沿って下降し、タイ
ロッド3を嵌挿して図示実線で示す最低位置に到達可能
になっている。
【0019】また、トップフレーム5の前面(図中左側
面)には、未加硫タイヤ載置位置のタイヤ載置台40に
載置された加硫成形前のグリーンタイヤ7を上モールド
16および下モールド17間の型締位置に搬送するタイ
ヤ搬送ローダ27が設けられている。タイヤ搬送ローダ
27は、フレーム昇降シリンダ6によりトップフレーム
5と共に昇降するようになっており、トップフレーム5
の前面に設けられたローダガイドレール22と、ローダ
ガイドレール22に移動自在に係合されたローダガイド
部材23と、ローダガイド部材23に設けられた旋回手
段25(水平移動手段)と、旋回手段25に設けられた
ローダチャック26(チャック手段)とを有している。
【0020】上記のローダガイドレール22は、タイロ
ッド3の軸芯に平行となるように設けられている。そし
て、ローダガイドレール22およびローダガイド部材2
3は、加硫成形前のグリーンタイヤ7の載置高さに対応
するようにローダチャック26の高さ位置を調整可能に
するようになっていると共に、モールド交換時にローダ
チャック26を最上部に位置させて交換を容易化させる
ようになっている。尚、グリーンタイヤ7の載置高さの
検知は、ローダチャック26の下面に設けられたグリー
ンタイヤ検知リミットスイッチにより行なわれるように
なっており、ローダチャック26の高さ位置は、グリー
ンタイヤ検知リミットスイッチがグリーンタイヤ7に当
接して押圧されたときの検知信号を用いて調整および制
御されるようになっている。また、旋回手段25は、支
持部材24を介してローダガイド部材23に固設されて
おり、回動部材25aと、この回動部材25aの回動中
心に設けられた回動軸25bと、回動軸25bの下端部
に設けられ、先端部が回動軸25bの軸芯から離れた位
置となるように形成された旋回部材25cとからなって
いる。
【0021】上記の回動軸25bは、軸芯がタイロッド
3の軸芯に平行となるように設定されていると共に、下
端部が上モールド16の下面よりも下方に位置するよう
に垂下されており、この下端部に設けられた旋回部材2
5cの先端部には、グリーンタイヤ7を保持可能なロー
ダチャック26が設けられている。そして、このような
構成を有したタイヤ搬送ローダ27は、図3に示すよう
に、加硫成形部39・39に対応して左右一対に配置さ
れており、回動部材25aを回動させることにより旋回
部材25cを介してローダチャック26を旋回させるこ
とによって、グリーンタイヤ7をタイヤ載置台40の未
加硫タイヤ載置位置から加硫成形部39の型締位置に水
平移動させるようになっている。
【0022】一方、図1に示すように、トップフレーム
5の背面側(図中右側)には、アンローダ手段31が配
置されている。アンローダ手段31は、フレームガイド
レール30およびフロア面に両端が固定された垂直フレ
ーム32により支持されており、ガイドシャフト34と
アンローダガイド部材35と旋回部材36とアンローダ
チャック37とを有している。そして、アンローダ昇降
シリンダ33は、シリンダロッド33aを押し出すこと
によりアンローダガイド部材35をガイドシャフト34
に沿わせて下降させるようになっていると共に、シリン
ダロッド33aを引き込むことによりアンローダガイド
部材35をガイドシャフト34に沿わせて上昇させるよ
うになっている。
【0023】また、アンローダ手段31を支持する垂直
フレーム32は、ポストキュアインフレータ28も支持
している。ポストキュアインフレータ28は、上部タイ
ヤ保持部28aと下部タイヤ保持部28bとを上下に固
定した状態で備えており、これらのタイヤ保持部28a
・28bは、グリーンタイヤ7を保持したときにグリー
ンタイヤ7内に高圧エアを圧入してグリーンタイヤ7を
膨張冷却させるようになっている。
【0024】上記のポストキュアインフレータ28と加
硫成形部39との間には、図3に示すように、搬送台3
8が配設されている。そして、アンローダ手段31は、
加硫成形部39からの加硫済タイヤ7の取り出しと、ポ
ストキュアインフレータ28への加硫済タイヤ7の搬入
および搬出と、膨張冷却後の加硫済タイヤ7の搬送台3
8への搬送とを行うようになっている。
【0025】上記の構成において、タイヤ搬送ローダ2
7の動作について説明する。先ず、図1に示すように、
ローダチャック26の下降位置が、タイヤ載置台40上
のグリーンタイヤ7の高さ位置に最適な位置となるよう
に、ローダガイド部材23が昇降されて調整されること
になる。そして、調整が完了し、ローダガイド部材23
がローダガイドレール22に固定されると、ローダチャ
ック26がタイヤ載置台40の上方に位置するように旋
回手段25により旋回されることになる。そして、ハー
フブロック4・4を離反させた状態でトップフレーム5
がフレーム昇降シリンダ6により下降されることによっ
て、ローダチャック26がトップフレーム5と共に下降
してタイヤ載置台40上のグリーンタイヤ7に内挿され
ることになる。
【0026】ローダチャック26がグリーンタイヤ7を
保持すると、フレーム昇降シリンダ6がトップフレーム
5と共にローダチャック26を上昇させることになる。
この際、フレーム昇降シリンダ6は、トップフレーム5
と共に上モールド16も上昇させており、上モールド1
6を下モールド17の上方に移動させることになる。そ
して、ローダチャック26により保持されたグリーンタ
イヤ7が下モールド17よりも上方の所定位置に到達し
た時に、フレーム昇降シリンダ6による上昇が停止され
ることになる。
【0027】この後、旋回手段25によりローダチャッ
ク26が旋回されることによって、グリーンタイヤ7が
加硫成形部39の上モールド16と下モールド17との
間に水平移動されることになる。そして、ローダチャッ
ク26がフレーム昇降シリンダ6によりトップフレーム
5と共に下降されることによって、ローダチャック26
に保持されたグリーンタイヤ7が下モールド17上の型
締位置に下降されることになる。
【0028】次に、ローダチャック26がトップフレー
ム5の上昇および旋回手段25の旋回により加硫成形部
39から退避された後、トップフレーム5がフレーム昇
降シリンダ6により下限位置まで下降されることにな
る。そして、ハーフブロック4・4同士が当接するよう
に移動され、ハーフブロック4・4がタイロッド3の周
溝部3dに嵌合されることになる。これにより、トップ
フレーム5は、ハーフブロック4・4、周溝部3d、お
よび頭部3cとからなるロック機構によりタイロッド3
に固定されることによって、タイロッド3を介してベー
スフレーム1と固定されることになる。
【0029】この後、上モールド16と下モールド17
とが型締され、上モールド16および下モールド17が
加熱されると共に、キャビティーに装填されたグリーン
タイヤ7の内面がブラダ21により押圧されることによ
って、グリーンタイヤ7が加硫成形されることになる。
【0030】次に、上モールド16および下モールド1
7を交換する場合、トップフレーム5がフレーム昇降シ
リンダ6により上昇されることによって、このトップフ
レーム5に保持された上モールド16およびタイヤ搬送
ローダ27が上昇されることになる。そして、ローダガ
イド部材23がローダガイドレール22の最上部に上昇
され、タイヤ搬送ローダ27がモールド交換作業に支障
をきたさないように退避されることになる。
【0031】尚、本実施例におけるローダチャック26
の水平移動は、旋回手段25の旋回により行なわれるよ
うになっているが、これに限定されることはなく、進退
移動により行なわれるようになっていても良い。
【0032】以上のように、本実施例のタイヤ搬送ロー
ダ27は、グリーンタイヤ7を保持するチャック手段
(ローダチャック26)を水平移動および昇降させるこ
とによって、グリーンタイヤ7を未加硫タイヤ載置位置
から上モールド16および下モールド17間の型締位置
に移動させるものであり、ローダチャック26を旋回や
進退移動により水平方向に移動させる水平移動手段(旋
回手段25)を、上モールド16を保持して昇降させる
タイヤ加硫機のモールド昇降手段(トップフレーム5)
に設けた構成にされている。
【0033】これにより、タイヤ搬送ローダ27が上モ
ールド16の昇降に連動して昇降するため、連動のため
の検知手段および制御手段が不要となり、タイヤ加硫機
をコストダウンさせることが可能になっている。さら
に、チャック手段の昇降がタイヤ加硫機のモールド昇降
手段により行われているため、チャック手段専用の昇降
手段が不要となり、部品点数および配置スペースが減少
してタイヤ加硫機を大幅にコストダウンおよび小型化す
ることが可能になっている。また、軽量なチャック手段
を水平移動させるだけであるため、水平方向の位置決め
精度が向上すると共に低下し難いものになっている。
【0034】さらに、タイヤ搬送ローダ27は、モール
ド昇降手段がフレームガイド部材29・29およびフレ
ームガイドレール30に沿って昇降する構成にされてい
るため、水平方向の位置決め精度が一層向上すると共に
低下し難いものになっている。
【0035】さらに、タイヤ搬送ローダ27は、水平移
動手段(旋回手段25)をローダガイドレール22およ
びローダガイド部材23によりモールド昇降手段(トッ
プフレーム5)に対して昇降可能に設けた構成にされて
いるため、モールド交換時にタイヤ搬送ローダ27を上
昇させて交換作業を容易化させることが可能になってい
ると共に、未加硫タイヤ載置位置のグリーンタイヤ7に
対応させてチャック手段の下降位置を調整することが可
能になっている。
【0036】
【発明の効果】請求項1の発明は、以上のように、グリ
ーンタイヤを保持するチャック手段を水平移動および昇
降させることによって、該グリーンタイヤを未加硫タイ
ヤ載置位置から上モールドおよび下モールド間の型締位
置に移動させるものであり、チャック手段を水平方向に
移動させる水平移動手段を、上モールドを保持して昇降
させるタイヤ加硫機のモールド昇降手段に設けた構成で
ある。
【0037】これにより、タイヤ搬送ローダが上モール
ドの昇降に連動して昇降するため、連動のための検知手
段および制御手段が不要になると共に、チャック手段の
昇降がタイヤ加硫機のモールド昇降手段により行われる
ため、チャック手段専用の昇降手段が不要になる。従っ
て、タイヤ搬送ローダに要する部品点数および配置スペ
ースが減少するため、タイヤ加硫機を大幅にコストダウ
ンおよび小型化させることが可能になる。さらに、軽量
なチャック手段を水平移動させるだけであるため、水平
方向の位置決め精度が向上すると共に低下し難いものに
なるという効果を奏する。
【0038】また、請求項2の発明は、以上のように、
水平移動手段がモールド昇降手段に対して昇降可能に設
けられている構成であるから、請求項1の効果に加え
て、モールド交換時にタイヤ搬送ローダを上昇させて交
換作業を容易化させることが可能になると共に、未加硫
タイヤ載置位置のグリーンタイヤに対応させてチャック
手段の下降位置を調整することが可能になるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】タイヤ加硫機が型締した状態を側面視した説明
図である。
【図2】タイヤ加硫機が型締した状態を正面視した説明
図である。
【図3】タイヤ搬送ローダの旋回動作を示す説明図であ
る。
【図4】従来例を示すものであり、タイヤ搬送ローダの
動作を示す説明図である。
【図5】従来例を示すものであり、タイヤ搬送ローダの
動作を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ベースフレーム 3 タイロッド 4 ハーフブロック 5 トップフレーム 6 フレーム昇降シリンダ 7 グリーンタイヤ 8 モールド締付手段 16 上モールド 17 下モールド 22 ローダガイドレール 23 ローダガイド部材23 24 支持部材 25 旋回手段 26 ローダチャック 27 タイヤ搬送ローダ 28 ポストキュアインフレータ 31 アンローダ手段 38 搬送台 39 加硫成形部 40 タイヤ載置台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29D 30/00 7415−4F // B29L 30:00 (72)発明者 尾崎 浩太郎 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目3番1号 株式会社神戸製鋼所高砂製作所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グリーンタイヤを保持するチャック手段
    を水平移動および昇降させることによって、該グリーン
    タイヤを未加硫タイヤ載置位置から上モールドおよび下
    モールド間の型締位置に移動させるタイヤ搬送ローダで
    あって、 上記チャック手段を水平方向に移動させる水平移動手段
    を、上記上モールドを保持して昇降させるタイヤ加硫機
    のモールド昇降手段に設けたことを特徴とするタイヤ搬
    送ローダ。
  2. 【請求項2】 上記水平移動手段がモールド昇降手段に
    対して昇降可能に設けられていることを特徴とする請求
    項1記載のタイヤ搬送ローダ。
JP6137938A 1994-05-24 1994-05-27 タイヤ搬送ローダ Expired - Fee Related JP2825218B2 (ja)

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