JP3338347B2 - 車両用タイヤインフレータ - Google Patents

車両用タイヤインフレータ

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JP3338347B2 JP28800497A JP28800497A JP3338347B2 JP 3338347 B2 JP3338347 B2 JP 3338347B2 JP 28800497 A JP28800497 A JP 28800497A JP 28800497 A JP28800497 A JP 28800497A JP 3338347 B2 JP3338347 B2 JP 3338347B2
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照治 野村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異なるタイヤサイ
ズに対応して、高速かつ高精度でエアー充填を行うこと
ができるようにした車両用タイヤインフレータに関する
ものである。
【0002】車両の生産ラインにおいては、ホイールに
マウンテイングされたチューブレスタイヤに瞬時にエア
ーを充填する必要があり、このような装置として、車両
用タイヤインフレータが提案されている。このようなタ
イヤインフレータの場合、1種類のタイヤサイズ(ホイ
ールが異なる場合も含む)に対応するものだけではな
く、異なる種類のタイヤサイズに対応することが必要と
され、このような装置も、既に幾つか提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のこの
ような異サイズのタイヤに対応する機種にあっては、構
造が複雑であったり、また、生産ラインのスピード化に
よって、2秒程度以内にエアー充填が完了することが求
められるのに対して、充填時間(駆動時間)が長くなる
などの欠点もあった。
【0004】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、タイヤのサイズに対応させて、イン
ナーエアー充填ドームとアウターエアー充填ドームを適
宜切り替え、特に簡単な構造で、迅速なエアー充填を可
能とした車両用タイヤインフレータを提供せんとするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、ホイールを載置して上下動するリフターと、当該リ
フターの上方で加圧空気が供給可能に設置され、かつ前
記ホイールにマウンテイングされた第1のサイズのチュ
ーブレスタイヤの上側周面を押し下げ、当該チューブレ
スタイヤのビード部周縁と前記ホイール周縁との間にエ
アー充填口を形成可能にした筒形のインナーエアー充填
ドームと、当該インナーエアー充填ドームの外側の上方
で上下動可能で、かつ加圧空気が供給可能に設置され、
さらにその下降時前記ホイールにマウンテイングされた
第2のサイズのチューブレスタイヤの上側周面を押し下
げ、当該チューブレスタイヤのビード部周縁と前記ホイ
ール周縁との間にエアー充填口を形成可能にした筒形の
アウターエアー充填ドームと、当該アウターエアー充填
ドームの上下動機構が、機枠の天井フレームから吊設さ
れた複数の立設ガイド部材と、当該立設ガイド部材に上
下動自在に連係されると共に、前記アウターエアー充填
ドームに固着された複数の摺動ガイド部と、前記アウタ
ーエアー充填ドームの1又は2箇所に固着されると共
に、その上端寄りにカムピンを有する1又は2個の吊り
ブロック部材と、当該吊りブロック部材のカムピンが係
合されて、当該カムピンの第1の位置と第2の位置の変
位が可能なカム溝が形成されると共に、前記機枠の天井
フレームに水平方向に移動可能に取り付けられた1又は
2個のカムプレート板と、前記機枠の上方寄りの側方に
固着されて前記1又は2個のカムプレート板を水平方向
に進退動させる駆動手段とからなることを特徴とする車
両用タイヤインフレータにある。
【0006】請求項2記載の本発明は、前記立設ガイド
部材の上端側に着脱可能に装着されるストッパーブロッ
クを前記カムプレート板に直接又は間接的に取り付け、
前記駆動手段の進退動により前記カムプレート板の第2
の位置の下方位置に吊りブロック部材のカムピンが係合
して、前記アウターエアー充填ドームが下降した際、前
記摺動ガイド部の上端に介在させるようにしたことを特
徴とする請求項1記載の車両用タイヤインフレータにあ
る。
【0007】請求項3記載の本発明は、ホイールを載置
して上下動するリフターと、当該リフターの上方で加圧
空気が供給可能に設置され、かつ前記ホイールにマウン
テイングされた第1のサイズのチューブレスタイヤの
側周面を押し下げ、当該チューブレスタイヤのビード部
周縁と前記ホイール周縁との間にエアー充填口を形成可
能にした筒形のインナーエアー充填ドームと、当該イン
ナーエアー充填ドームの外側の上方で上下動可能で、か
つ加圧空気が供給可能に設置され、さらにその下降時前
記ホイールにマウンテイングされた第2のサイズのチュ
ーブレスタイヤの上側周面を押し下げ、当該チューブレ
スタイヤのビード部周縁と前記ホイール周縁との間にエ
アー充填口を形成可能にした筒形のアウターエアー充填
ドームと、前記リフター側に設けたリフター位置制御機
構と、前記インナーエアー充填ドームの内側に設けられ
て、前記ホイールの上面側を検出して前記リフターの上
昇を停止させる位置検出センサ部とからなることを特徴
とする車両用タイヤインフレータにある。
【0008】
【発明の実施の形態】図1〜図5は、本発明に係る車両
用タイヤインフレータの一例を示したものである。図
中、10は機枠で、11はその下端をなすベースフレー
ム、12は縦方向に立設された縦フレーム、13は縦フ
レーム12の上端間の渡された天井フレームであり、ま
た、図1に示すように、縦フレーム12の中間部分に
は、チューブレスタイヤTのマウンテイングされたホイ
ールWを搬送するためのコンベアなどからなるレール部
材14,14が2本平行して架設されている。
【0009】20はチューブレスタイヤTのマウンテイ
ングされたホイールWを載置して上下動するリフター、
30はこのリフター20に載置されたホイールWを上方
側から固定するホイールクランプ、40はホイールW及
びチューブレスタイヤTが第1のサイズ(小径サイズ)
のとき、当該チューブレスタイヤTにエアーを充填する
ための筒形のインナーエアー充填ドーム、50はホイー
ルW及びチューブレスタイヤTが第2のサイズ(大径サ
イズ)のとき、当該チューブレスタイヤTにエアーを充
填するための筒形のアウターエアー充填ドーム、60は
アウターエアー充填ドーム30の上下動させるための上
下動機構である。
【0010】上記リフター20は、その上端側に、ホイ
ールWの底面側を受ける概略円錐台形状の受台21を設
すると共に、油圧や空圧などのシリンダ機構22など
によって、上下動されるようになっている。このシリン
ダ機構22の可動側の上端部分を摺動可能に保持する筒
形のシリンダホルダー部23は、複数の長尺ボルトなど
からなる支持ロッド24などによって、固定されてい
る。このシリンダ機構22の一部には、受台21から垂
下された回り止めロッド71とシリンダホルダー部23
に取り付けられて回り止めロッド71が嵌合される回り
止め受け72からなる回り止め機構70が設けてある。
【0011】このようにシリンダ機構22などによっ
て、上下動するリフター20の上昇時の位置制御は、ホ
イールW及びチューブレスタイヤTのサイズによって幅
(高さ)が異なるため、これに対応する必要があり、こ
れは、例えばリフター側に設けたリフター位置制御機構
80と、上記インナーエアー充填ドーム30の内側に設
けた位置検出センサ部90によって行われる。
【0012】先ず、上記リフター位置制御機構80は、
ホイールW及びチューブレスタイヤTのサイズが、上述
した第2のサイズ(大径サイズ)のときに対応するため
のもので、受台21の底面側に取り付けたホルダーロッ
ド81と、このホルダーロッド81から吊設された垂下
ロッド82と、この垂下ロッド82の下端側に固着され
ると共に、図7に示すように、複数のスイッチ押圧片な
どからなるセンサ駆動部83aが上下方向に移動可能に
並列設置された昇降ストローク制御盤83と、上記シリ
ンダホルダー部24部分などに固着されると共に、昇降
ストローク制御盤83のセンサ駆動部83aに対応し
て、複数のリミットスイッチなどのセンサ84aが並列
設置されたセンサ盤84と、昇降ストローク制御盤83
のスタート位置、すなわち可動シリンダ23のスタート
位置を検出するためのセンサ部85などからなる。
【0013】このリフター位置制御機構80では、予め
各センサ駆動部83aの位置を、ホイールW及びチュー
ブレスタイヤTの幾つかの種類の幅(高さ)に合わせ
て、複数の駆動位置を設定しておく。したがって、上記
シリンダ機構22の上昇によって、受台21が上昇する
と、これに伴って、昇降ストローク制御盤83も上昇す
るため、上記センサ駆動部83aがスイッチ盤84の対
応するセンサ84aに当接し、駆動され、リフター20
の上昇は停止される。このとき、搬送されてきたホイー
ルW及びチューブレスタイヤTの種類を当該搬送の段階
などで検出し、この種類に応じる、センサ駆動部83a
及びセンサ84aのみが駆動するようになっている。
【0014】上記ホイールクランプ30は、その下端に
センター合わせ円錐部31を有すると共に、上記インナ
ーエアー充填ドーム40の内部の中間底41のセンター
を気密に貫通するクランプロッド32と、天井フレーム
13の上方に立設されると共に、そのピストンロッドな
どの駆動ロッド33aの下端が上記クランプロッド32
の上端に連結されたシリンダなどの駆動手段33からな
る。そして、リフター20の受台21上のホイールWの
固定にあたっては、駆動手段33を駆動させて、駆動ロ
ッド33aを下降させ、クランプロッド32の先端のセ
ンター合わせ円錐部31をホイールWのセンター穴に挿
入させて行う。
【0015】上記インナーエアー充填ドーム40は、上
述したように、ホイールW及びチューブレスタイヤTが
第1のサイズ(小径サイズ)のときに対応するためのも
ので、その内部には上記のように中間底41を有し、こ
の中間底41には、図8に示すように、内部にエアー供
給路42aが形成されると共に、その上端が天井フレー
ム13に吊設された複数(4本)の立設ガイド部材42
の下端が固着され、また、その下端の内側には、チュー
ブレスタイヤTの上側周面を押し下げると共にシールす
るための環状リング43が取り付けてある。そしてま
た、このインナーエアー充填ドーム40の内部には、機
枠10の上端側方などに設けたエアータンクなどのエア
ー供給手段100からの加圧エアーが立設ガイド部材4
2のエアー供給路42aを通じて供給充填されるように
なっている。
【0016】上記アウターエアー充填ドーム50は、上
述したように、ホイールW及びチューブレスタイヤTが
第2のサイズ(大径サイズ)のときに対応するためのも
ので、これは、上記インナーエアー充填ドーム40の外
周に上下動可能に嵌め込れると共に、その天板51に固
着された複数(4本)の摺動ガイド部52の軸方向の貫
通穴52aに、上記立設ガイド部材42を軸受け53な
どを介して上下動自在に嵌め込んでなり、また、その下
端の内側には、チューブレスタイヤTの上側周面を押し
下げると共にシールするための環状リング54が取り付
けてある。このアウターエアー充填ドーム50の場合に
も、その内部には、機枠10の上端側方などに設けたエ
アータンクなどのエアー供給手段100からの加圧エア
ーが立設ガイド部材42のエアー供給路42aを通じて
供給充填されるようになっている。
【0017】このアウターエアー充填ドーム50の場
合、不使用時には、上方に持ち上げられた形で、インナ
ーエアー充填ドーム40の使用の邪魔とならないよう
に、上記摺動ガイド部52なども含めた上下動機構60
によって、その上下動が切り替えられるようになってい
る。
【0018】この上下動機構60は、摺動ガイド部52
の他に、図9〜図10から明らかなように、アウターエ
アー充填ドーム50の天板51の対向する2箇所に固着
されると共に、その上端寄りにカムピン62を有する例
えば二股形状の吊りブロック部材61を有し、そのカム
ピン62は、2枚の対向したカムプレート板63に形成
された第1の位置h1 と第2の位置h2 の変位が可能な
変形S字状のカム溝(穴)64に係合されている。ここ
で、第1の位置h1 はアウターエアー充填ドーム50の
持ち上げられた待機位置を示し、第2の位置h2 はアウ
ターエアー充填ドーム50の押し下げられたエアー充填
位置を示す。
【0019】上記両カムプレート板63,63は、一端
側(図9中の左側)が連結部材65によって一体化され
ると共に、その内側には、上記立設ガイド部材42の2
本の上端側外周に着脱可能に装着されるストッパーブロ
ック66がそれぞれ2個ずつ直接取り付けてある。この
ストッパーブロック66は、アウターエアー充填ドーム
50が押し下げられたとき、上記立設ガイド部材42の
天井フレーム13側の基端部と下がった状態の摺動ガイ
ド部52の上端面間の隙間部分に挿入されて、アウター
エアー充填ドーム50の持ち上がりやガタ付きを防止す
るためのもので、その高さh3 は、丁度上記隙間部分の
長さとしてある。
【0020】この両カムプレート板63,63の上端側
は、図4〜図5から明らかなように、例えばレール67
aとベアリング構造の摺動部67bからなるスライド機
構67を介して、天井フレーム13側に取り付けられる
と共に、その連結部材65のセンター部分には、図1か
ら明らかなように、縦フレーム12の上方寄り部分に固
定されたシリンダなどの駆動手段68のピストンロッド
などの駆動ロッド68aが連結されている。
【0021】したがって、例えばアウターエアー充填ド
ーム50の持ち上げられた待機位置にあっては、カムプ
レート板63,63は、駆動手段68の駆動ロッド68
aによって当該駆動手段68側に引かれた後退位置をと
る。このため、このカムプレート板63のカム溝64の
第1の位置h1 に吊りブロック部材61のカムピン62
が係合された状態をとる。この状態で、駆動手段68を
駆動させて、駆動ロッド68aに伸長させれば、カムプ
レート板63,63は、この駆動ロッド68aによって
押圧される。このとき、吊りブロック部材61のカムピ
ン62は、カムプレート板63のカム溝64の第2の位
置h2 に係合するようになるため、当該第2の位置h2
と上記第1の位置h1 との差の分だけ、アウターエアー
充填ドーム50が押し下げられ、図5〜図6に示すよう
に、エアー充填位置をとる。
【0022】また、このとき、図9に示すように、カム
プレート板63,63の内側に取り付けてある各ストッ
パーブロック66が、それぞの対応する立設ガイド部材
42の天井フレーム13側の基端部と下がった状態の摺
動ガイド部52の上端面間の隙間部分に挿入される。こ
れによって、アウターエアー充填ドーム50の持ち上が
りやガタ付きが完全に防止される。もちろん、この状態
から、駆動手段68によって、カムプレート板63,6
3を引き込めば、上記アウターエアー充填ドーム50の
持ち上げられた待機位置が簡単かつ迅速に実現される。
【0023】上記インナーエアー充填ドーム40の内側
に設けた位置検出センサ部90は、図4〜図5、及び図
11から明らかなように、その最下端にあって上昇して
くるホイールWの上面側と直接当接する検出部91と、
この検出部91が取り付けられると共に、インナーエア
ー充填ドーム40の中間底41に装着されたエアーシリ
ンダなどの弾性保持手段92から垂下されたピストンロ
ンドなどの伸縮部92aに連結された垂下ロッド部93
と、上記弾性保持手段92の外周に装着されて、垂下ロ
ッド部93の動きを検知するセンサ部94とからなる。
【0024】次に、このような構成からなる車両用タイ
ヤインフレータによって、サイズの異なるチューブレス
タイヤTにエアーを充填する場合について説明する。先
ず、第1のサイズ(小径サイズ)のチューブレスタイヤ
Tにエアーを充填する場合には、対象となるホイールW
及びチューブレスタイヤTがコンベアなどのレール部材
14,14に搬入された時点で、そのサイズを判定し、
このデータに基づいて、ホイールW及びチューブレスタ
イヤTをリフター20の受台21側に搬送する。この搬
送中に、アウターエアー充填ドーム50の上下動機構6
0の駆動手段68を駆動させて、カムプレート板63,
63を引き込み、上記アウターエアー充填ドーム50を
持ち上げた待機位置にする。
【0025】そして、ホイールW及びチューブレスタイ
ヤTがリフター20の受台21上に達したら、レール部
材14,14の移動を止め、リフター20を駆動させ
て、受台21を上昇させ、この上昇は、図4に示すよう
に、ホイールWの上面側が上記位置検出センサ部90の
検出部91に当接するまで行う。このリフター20の上
昇中には、ホイールクランプ30の駆動手段33を駆動
させて、クランプロッド32先端のセンター合わせ円錐
部31をホイールWのセンター穴に合わせて当接させ
る。この当接によって、ホイールW及びチューブレスタ
イヤTは受台21上に強固に固定されると同時に、チュ
ーブレスタイヤTの上側周面は、インナーエアー充填ド
ーム40の環状リング43により押し下げられ、ビード
部周縁とホイール周縁との間にエアー充填口が形成され
る。
【0026】一方、このエアー充填口の形成工程中に
は、エアー供給手段100からの加圧エアーを、立設ガ
イド部材42のエアー供給路42aを通じて、インナー
エアー充填ドーム40内に導き、充填させておく。した
がって、上記エアー充填口の形成とほぼ同時に、加圧エ
アーはチューブレスタイヤT内に充填される。このエア
ー充填はほぼ2秒程度の間に行われる。このエアー充填
により、チューブレスタイヤTのビード部周縁には大き
な復元力が作用するため、エアー充填の終了とほぼ同時
に、リフター20を下降させれば、エアー充填口は瞬時
に閉じられる。
【0027】このエアー充填時、インナーエアー充填ド
ーム40側には、数トンから十数トンもの大きな荷重が
負荷されるものの、当該インナーエアー充填ドーム40
は、上記天井フレーム13に固着された複数(4本)の
立設ガイド部材42によって保持されているため、位置
ずれが生じたり、持ち上げられたりすることもなく、安
定した動作が得られる。因に、このタイヤインフレータ
における全工程は、ほぼ10秒以内にその全ての動作が
完了する。
【0028】次に、第2のサイズ(大径サイズ)のチュ
ーブレスタイヤTにエアーを充填する場合には、上記第
1のサイズ(小径サイズ)の場合と同様にして、ホイー
ルW及びチューブレスタイヤTをリフター20の受台2
1側に搬送する。この搬送中に、アウターエアー充填ド
ーム50の上下動機構60の駆動手段68を駆動させ
て、カムプレート板63,63を押し出し、上記アウタ
ーエアー充填ドーム50を押し下げて、エアー充填位置
にする。このエアー充填位置への切り替えも、ホイール
W及びチューブレスタイヤTの搬送時間中に行え、ほぼ
2秒以内に完了する。
【0029】そして、ホイールW及びチューブレスタイ
ヤTがリフター20の受台21上に達したら、レール部
材14,14の移動を止め、リフター20を駆動させ
て、受台21を上昇させ、この上昇は、図3に示した、
リフター位置制御機構80によって制御し、ホイールW
及びチューブレスタイヤTの種類の幅(高さ)に合わせ
て設定したおいた、高さに達するまで行う。このリフタ
ー20の上昇中には、ホイールクランプ30の駆動手段
33を駆動させて、クランプロッド32先端のセンター
合わせ円錐部31をホイールWのセンター穴に合わせて
当接させる。この当接によって、ホイールW及びチュー
ブレスタイヤTは受台21上に強固に固定されると同時
に、チューブレスタイヤTの上側周面は、アウターエア
ー充填ドーム50の環状リング54により押し下げら
れ、ビード部周縁とホイール周縁との間にエアー充填口
が形成される。
【0030】一方、このエアー充填口の形成工程中に
は、エアー供給手段100からの加圧エアーを、立設ガ
イド部材42のエアー供給路42a及びインナーエアー
充填ドーム40を通じて、アウターエアー充填ドーム5
0の環状リング54内に導き、充填させておく。したが
って、上記エアー充填口の形成とほぼ同時に、加圧エア
ーはチューブレスタイヤT内に充填される。このエアー
充填はほぼ2秒程度の間に行われる。このエアー充填に
より、チューブレスタイヤTのビード部周縁には大きな
復元力が作用するため、エアー充填の終了とほぼ同時
に、リフター20を下降させれば、エアー充填口は瞬時
に閉じられる。
【0031】このエアー充填時、アウターエアー充填ド
ーム50側には、やはり数トンから十数トンもの大きな
荷重が負荷されるものの、当該アウターエアー充填ドー
ム50の下がった状態の複数(4本)の摺動ガイド部5
2の上端面と立設ガイド部材42の天井フレーム13側
の基端部との間の隙間部分には、カムプレート板63,
63に取り付けられたストッパーブロック66が挿入さ
れるため、アウターエアー充填ドーム50の持ち上がり
やガタ付きは、ほぼ完全に防止され、安定した動作が得
られる。因に、このタイヤインフレータにおける全工程
は、やはりほぼ10秒以内にその全ての動作が完了す
る。
【0032】なお、上記実施の形態では、安定性がよ
く、好ましい形として、アウターエアー充填ドーム50
の上下動機構60において、吊りブロック部材61、カ
ムピン62、カムプレート板63、及びストッパーブロ
ック66などについては、対向する位置にそれぞれ一対
ずつ設けたが、本発明は、これに限定されず、それぞれ
1個で対応することも可能である。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る車両用タイヤインフレータによると、次のような
優れた効果が得られる。
【0034】(1)先ず、1台の装置で、インナーエア
ー充填ドームとアウターエアー充填ドームとを相互に切
り替えることによって、簡単にサイズの異なるホイール
及びチューブレスタイヤのエアー充填に対応することが
できる。また、リフター側にリフター位置制御機構を設
けると共に、インナーエアー充填ドームの内側に設けた
位置検出センサ部を設ければ、幅(高さ)の異なるホイ
ールにも対応することができる。
【0035】(2)アウターエアー充填ドームの上下動
機構は、1台のシリンダなどからなる駆動手段によって
駆動される機械式の機構(カム機構)であるため、部品
点数が少なく、確実で、高い信頼性が得られる。
【0036】(3)この上下動機構では、アウターエア
ー充填ドームの切り替えと同時に、ストッパーブロック
の着脱も行え、しかも、これらの動作の所要時間はほぼ
2秒以内の短時間で済む。このため、これらの動作は、
単独の動作時間を必要とすることなく、例えばホイール
及びチューブレスタイヤの搬送時間中に行え、装置全体
として無駄のない、効率的な動作が可能となる。また、
この結果として、ホイール及びチューブレスタイヤの搬
入から、エアー充填、充填後のホイール及びチューブレ
スタイヤの搬出の全工程時間を、ほぼ10秒以内に抑え
ることが可能となり、極めて良好な生産性が得られる。
【0037】(4)また、エアー充填時、アウターエア
ー充填ドーム側に数トンから十数トンもの大きな荷重が
負荷されるものの、ストッパーブロックを採用した場
合、ブロック自体の剛性によって、アウターエアー充填
ドームが持ち上がったり、ガタ付いたりすることなく、
安定かつ確実な動作が得られる。
【0038】(5)また、このようなアウターエアー充
填ドームの切り替えとストッパーブロックによるロック
が、1台のシリンダなどからなる駆動手段によって行わ
れるため、やはり部品点数の大幅な削減が可能となり、
コストダウンと共に、保守性の向上が期待できる。例え
ばこの充填ドームの切り替えと充填ドームのロックを、
それぞれ独立のシリンダ機構などで構成した場合、部品
点数が増えるのみならず、複数の制御回路などが必要と
されるなどの問題が生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用タイヤインフレータの全体
の一例を示した正面図である。
【図2】本発明に係る車両用タイヤインフレータの全体
を示すと共に、上半部分のアウターエアー充填ドームの
左右の動作状態を違えた部分縦断側面図である。
【図3】図2の下半部分の拡大になる拡大部分縦断側面
図である。
【図4】図2の上半部分の拡大になり、第1のサイズ
(小径サイズ)のチューブレスタイヤのエアー充填工程
を示した拡大部分縦断側面図である。
【図5】図2の上半部分の拡大になり、第2のサイズ
(大径サイズ)のチューブレスタイヤのエアー充填工程
を示した部分拡大縦断側面図である。
【図6】本発明に係る車両用タイヤインフレータのアウ
ターエアー充填ドームの上下動機構部分を示した部分拡
大正面図である。
【図7】本発明に係る車両用タイヤインフレータのリフ
ター位置制御機構を示した部分拡大側面図である。
【図8】本発明に係る車両用タイヤインフレータのイン
ナーエアー充填ドーム上の立設ガイド部材の固着状態を
示した部分横断平面図である。
【図9】本発明に係る車両用タイヤインフレータのアウ
ターエアー充填ドーム上の摺動ガイド部と上下動機構を
示した部分横断平面図である。
【図10】本発明に係る車両用タイヤインフレータのア
ウターエアー充填ドーム上の摺動ガイド部と上下動機構
を示した分解斜視図である。
【図11】本発明に係る車両用タイヤインフレータの位
置検出センサ部を示した拡大側面図である。
【符号の説明】
10 機枠 13 天井フレーム 20 リフター 30 ホイールクランプ 40 インナーエアー充填ドーム 42 立設ガイド部材 50 アウターエアー充填ドーム 52 摺動ガイド部 60 アウターエアー充填ドームの上下
動機構 61 吊りブロック部材 62 カムピン 63 カムプレート板 64 カム溝 66 ストッパーブロック 68 駆動手段 W ホイール T チューブレスタイヤ h1 カム溝の第1の位置 h2 カム溝の第2の位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60C 25/00 - 25/15 B60S 5/04 B62D 65/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホイールを載置して上下動するリフター
    と、当該リフターの上方で加圧空気が供給可能に設置さ
    れ、かつ前記ホイールにマウンテイングされた第1のサ
    イズのチューブレスタイヤの上側周面を押し下げ、当該
    チューブレスタイヤのビード部周縁と前記ホイール周縁
    との間にエアー充填口を形成可能にした筒形のインナー
    エアー充填ドームと、当該インナーエアー充填ドームの
    外側の上方で上下動可能で、かつ加圧空気が供給可能に
    設置され、さらにその下降時前記ホイールにマウンテイ
    ングされた第2のサイズのチューブレスタイヤの上側周
    を押し下げ、当該チューブレスタイヤのビード部周縁
    と前記ホイール周縁との間にエアー充填口を形成可能に
    した筒形のアウターエアー充填ドームと、当該アウター
    エアー充填ドームの上下動機構が、機枠の天井フレーム
    から吊設された複数の立設ガイド部材と、当該立設ガイ
    ド部材に上下動自在に連係されると共に、前記アウター
    エアー充填ドームに固着された複数の摺動ガイド部と、
    前記アウターエアー充填ドームの1又は2箇所に固着さ
    れると共に、その上端寄りにカムピンを有する1又は2
    個の吊りブロック部材と、当該吊りブロック部材のカム
    ピンが係合されて、当該カムピンの第1の位置と第2の
    位置の変位が可能なカム溝が形成されると共に、前記機
    枠の天井フレームに水平方向に移動可能に取り付けられ
    た1又は2個のカムプレート板と、前記機枠の上方寄り
    の側方に固着されて前記1又は2個のカムプレート板を
    水平方向に進退動させる駆動手段とからなることを特徴
    とする車両用タイヤインフレータ。
  2. 【請求項2】 前記立設ガイド部材の上端側に着脱可能
    に装着されるストッパーブロックを前記カムプレート板
    に直接又は間接的に取り付け、前記駆動手段の進退動に
    より前記カムプレート板の第2の位置の下方位置に吊り
    ブロック部材のカムピンが係合して、前記アウターエア
    ー充填ドームが下降した際、前記摺動ガイド部の上端に
    介在させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    車両用タイヤインフレータ。
  3. 【請求項3】 ホイールを載置して上下動するリフター
    と、当該リフターの上方で加圧空気が供給可能に設置さ
    れ、かつ前記ホイールにマウンテイングされた第1のサ
    イズのチューブレスタイヤの上側周面を押し下げ、当該
    チューブレスタイヤのビード部周縁と前記ホイール周縁
    との間にエアー充填口を形成可能にした筒形のインナー
    エアー充填ドームと、当該インナーエアー充填ドームの
    外側の上方で上下動可能で、かつ加圧空気が供給可能に
    設置され、さらにその下降時前記ホイールにマウンテイ
    ングされた第2のサイズのチューブレスタイヤの上側周
    を押し下げ、当該チューブレスタイヤのビード部周縁
    と前記ホイール周縁との間にエアー充填口を形成可能に
    した筒形のアウターエアー充填ドームと、前記リフター
    側に設けたリフター位置制御機構と、前記インナーエア
    ー充填ドームの内側に設けられて、前記ホイールの上面
    側を検出して前記リフターの上昇を停止させる位置検出
    センサ部とからなることを特徴とする車両用タイヤイン
    フレータ。
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