JP2002532284A - グリーンタイヤ自動搬送装置 - Google Patents
グリーンタイヤ自動搬送装置Info
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Abstract
Description
を搬送するための自動モノレール搬送装置に関し、特に、グリーンタイヤをモノ
レールからタイヤ成形プレスに移載するモノレール搬送装置に組み込まれている
エレベータ装置に関する。
本発明と関連して大きな重要性を持つ2つの製造段階は、タイヤの組立工程とタ
イヤの硬化すなわち加硫工程である。これら2工程は、一般的にはタイヤ組立工
場の1つの建物の中で、製造作業中に別々の場所で実施される。
で組立てられ、その後、別の区域に移動され、加熱されたタイヤプレスに挿入さ
れ、熱および圧力下で成形され、同じ工程で加硫される。
補強プライ、ビード、およびサイドウォールなどのタイヤ構成要素を円筒形に組
立てる円筒状の組立ドラムを含むタイヤ組立機の使用を伴う。グリーンカーカス
は、次に、典型的なタイヤに、より忠実に似ているドーナツ形に膨らます初期”
充気”を受ける。充気工程は、グリーンカーカスへのベルト構造物、上張りファ
ブリック、およびトレッドキャップの取付と一般に同時である。一般に、ベルト
構造物、上張りファブリックおよびトレッドキャップはいずれも、充気工程の間
にグリーンカーカスが膨張させて形成した独立した”円環”上に組み付けられる
。グリーンカーカスをベルト構造物およびトレッドキャップと接合させるこの初
期充気工程の後、トレッドキャップの縁部とサイドウォールとが接合する円周方
向の2つある各接合腺のうちの1つにそれぞれ位置し、未硬化のゴム層として貼
り付けられる2つのショルダスカートなど、ある付加的なタイヤ構成要素が一般
に付け加えられる。”グリーンタイヤ”の組立に関するこの説明は単なる具体例
である。例えば、充気後、ベルト構造物とトレッドキャップがドーナツ形のグリ
ーンタイヤに取り付けられた後に、タイヤのサイドウォールがグリーンカーカス
に組み付けられる場合など、別のタイヤ組立法を利用することもできる。
硬化が行われるタイヤ製造設備またはタイヤ製造用の建造物の一部に移動しなく
てはならない。熱せられたタイヤ成形プレスで成形と硬化が行われ、プレス内で
は、圧力下で、トレッドパターンなどを備えたグリーンタイヤの外部ゴム表面が
形作られる。また、タイヤ成形プレスは、それまで未硬化であったゴムに、熱で
誘発される化学変化を生じさせ、完成品のタイヤ特有の硬く安定した形状保持ゴ
ムの類を生成させる硬化または加硫工程を誘発するようにタイヤを加熱する。
まで搬送するまでの時間分、離れている。標準的でない場合、グリーンタイヤの
搬送は、中間保管エリア内でグリーンタイヤの途中降ろしを伴うことが多い。任
意のグリーンタイヤは、この特殊タイプのグリーンタイヤに合った適切なプレス
のタイヤ受入れ準備が整うまで保管される。このように、一般的なタイヤ組立工
程で組立てられたタイヤは、一般に、すべてが同し種類または同しサイズという
わけではない。言い換えると、工場のタイヤ組立領域では多種類のタイヤが組立
てられる。それに応じて、種類(またはサイズ)の異なる各タイヤを、特定種類
のタイヤを受け入れてこの特定種類のタイヤを形づくって硬化させるように準備
されたプレスで硬化させなくてはならない。
くの検討事項が利用される。検討事項の1つは、タイヤを、硬化用プレスに移載
する前に、介在保管エリアに物理的に搬送しなくてはならないかどうかである。
タイヤの搬送は、一般に、グリーンタイヤを積んで搬送し、その後、降ろすこと
ができる、フォークリフトトラックまたは同様の装輪車などの車両の使用を伴う
。別の検討事項は、種類の異なる各タイヤを保管エリアに対して記録し、保管エ
リア内からすぐに取り出せなくてはならない。すなわち、適切なタイヤ硬化用プ
レスが空いてグリーンタイヤを受け入れられるようになったらすぐにグリーンタ
イヤを保管エリアから取り出し、次いで適切なタイヤ硬化用プレスに搬送してプ
レスに挿入できるように、各グリーンタイヤは容易に識別できなくてはならない
。別の検討事項は、製造設備が車輪付き搬送車に対応するように設計されていな
くてはならないことであり、すなわち、製造設備は、車両と静止物体、他の車両
、または人との衝突の機会を最小限にするように、装輪車が十分な空間をもって
移動できる広い表面”道路”を有していなくてはならない。別の検討事項は、保
管エリアが、それぞれ任意の種類のタイヤを十分な個数収容するのに足りる大き
さでなくてなならないということであり、したがって、成形および硬化を要する
タイヤが不足しているために、1つまたは複数の任意の硬化用プレスがサービス
から外されることが起こりえないことが理想である。保管エリアは、動作不能の
機械類または他の停滞問題のためにタイヤ組立工程の減速がある場合でさえも供
給グリーンタイヤを取り出すことができる緩和保管区画としても作用する。
立エリアでラベルが貼り付けられる。すなわち、タイヤの種類、サイズ、および
タイヤを最終的な成形および加硫のために届ける特定の硬化用プレスの種類を特
定する他のパラメータを明らかにする何らかの種類のタグがタイヤに付けられる
。また、このタグは、グリーンタイヤが最終的に硬化用プレスに届けられて装着
されるときに、グリーンタイヤの正しい向きを示すようなタイヤ上の位置に付け
られている。すなわち、硬化用プレス内でのタイヤの向きは無作為ではない。む
しろ、タイヤは、本発明とは特に関係の無い、したがってここでは論じられない
多数の要因によって割り出される正確な回転方向付けでプレス内に配置されるこ
とが好ましい。
中間記録段階は、従来、物理的な意味で多くの労力を要した。すなわち、車両を
運転するのと同様に、グリーンタイヤを搬送車に手動で積み降ろしするのに人間
が使われていた。また、保管されている特定のタイヤを探し当て、各タイヤの識
別ラベルを正しく読み、タイヤを保管場所へ、または、保管場所からそれぞれ特
定のタイヤ種類に合った特定の硬化用プレスへ搬送し、タイヤを、その特定タイ
ヤに必要な角度方向に基づいてプレスに装着する必要があった。
内での車輪付き搬送車の使用があり、これは明らかに危害を引き起こす。別の問
題は、工場床面積の多くの部分が搬送車移動用の経路に使用されていることであ
る。前述の操作方法のさらに別の欠点は、保管エリア内で任意のタイヤ種類を探
して識別するのに費やされる時間の長さである。さらに別の欠点は、タイヤ組立
エリアおよび保管エリア内での搬送車への、または搬送車からのタイヤの手動移
動により、グリーンタイヤが損傷することがあることである。また、重量のある
グリーンタイヤの積み降ろしに人力を利用することにより、労働者の筋骨格障害
を招くことがある。最終的に、特定のタイヤ種類をすぐに速やかに探して取り出
して適切な硬化用プレスに搬送できるように、保管エリアのサイズは、人と搬送
車の両方を収容でき、また、十分な数のタイヤを保持するに足る大きさでなくて
はならない。
ようになってきた。例えば、種々のタイプおよび能力の”ロボット”によって積
み降ろしされるグリーンタイヤを運搬するた自己誘導型のトラックが使用されて
いる。これらのトラックは、床に敷設されたレール装置によって案内されること
もあるし、車両が移動する床エリアに塗られた”読取用”ラインによって案内さ
れることさえある。米国特許第5,631,028号記載のある方法では、自己
誘導型で自走式の車輪付き”コンベヤ”車が特殊な車道に沿って進む。コンベヤ
車はそれぞれ4つのタイヤを搭載する”パレット”を支持する。タイヤ保管エリ
アは、実際には、搭載されたパレットと空のパレットの両方を保管するパレット
保管エリアである。積み降ろし時にコンベヤ車上にあってもよいし、なくてもよ
いパレットへ、または該パレットからグリーンタイヤを移動するためにロボット
アームが使用される。そのような装置の欠点の中に、道路に対応して必要な、そ
してグリーンタイヤを搭載していたり搭載していないパレットの保存エリアに必
要な工場床面積が大きな割合を占めることがある。
グリーンタイヤを搬送する方法と装置(Green Tire Conveyi
ng Method and Apparatus)」と題された米国特許第4
,268,219号(以下、’219)である。中川特許の図5は、”モノレー
ル”という用語自体は当該特許で使用されていないが、モノレールを組み込んで
いるように見えるコンベヤ装置を示している。中川特許は、工場内の現場の中央
に位置する自動コントロールに関する。’219号特許は、レールに支えられる
”トラック”との通信リンクとして、有線または無線の指定が無い”要求信号”
を使用することも言及している。’219号特許の見たところモノレールらしい
トラックは、タイヤをタイヤプレスに直接搬送することができる。中川特許は、
工場のタイヤ組立部とタイヤプレス部の間に位置する緩和保管エリアも含む。
は複数の付随的目的を達成するように構成できる機能を有するような、自動モノ
レール搬送装置を提供することである。
させられる硬化用プレスの位置までタイヤを搬送することを含む、タイヤ製造工
程の一部を自動化する自動モノレール搬送装置を提供することである。
容するのに十分な広さの道路に対して与えられる工場床面積部を最小限にする自
動モノレール搬送装置を提供することである。
硬化用プレスとに基づいて各グリーンタイヤの保管位置または搬送位置のリアル
タイムのコンピュータベースの評価を維持する自動モノレール搬送装置を提供す
ることである。
る前に最適な角度方向に回転させる自動化手段を供えたモノレール自動搬送装置
を提供することである。
まで輸送するために使用されるモノレールキャリヤの数を減少させた自動モノレ
ール搬送装置を提供することである。
ろしに携わる人間の数を減少させ、グリーンタイヤの手作業の取扱いに関わる人
間工学的な問題および手作業が引き起こす未硬化のタイヤに対する損傷の可能性
を排除する自動モノレール搬送装置を提供することである。
リアまで搬送する間にグリーンタイヤを識別および分類する自動化手段を備えた
自動モノレール搬送装置を提供することである。
保管緩和域を組み込んだ自動モノレール搬送装置を提供することである。
ノレール搬送装置を提供することである。
で管理する自動モノレール搬送装置を提供することである。
搬送するための自動モノレール搬送装置に関する。本発明は、特に、複数のグリ
ーンタイヤを複数の硬化用プレスに搬送することに関する。それは1つまたは複
数のモノレール搬送キャリヤを載せるモノレール軌道を含む。搬送装置は、モノ
レールキャリヤからグリーンタイヤを受け取る複数のタイヤプレスのそれぞれの
近傍に位置する1つまたは複数のエレベータ装置を特徴としている。各エレベー
タ装置は、モノレールキャリヤからタイヤプレスのローダまでタイヤを搬送する
ための、垂直に移動可能なエレベータを有する。エレベータは垂直な支持レール
に乗り、アームの末端にバスケットが取り付けられた支持アームを含んでいる。
作動時、バスケットは、モノレール軌道の第1の位置でグリーンタイヤを受け取
り、その後、垂直な経路に沿って第2の位置まで移動することができ、そこでプ
レスのローダによってグリーンタイヤがバスケットから降ろされる。
で、垂直支持レールを通って延びる垂直な軸線を中心として角移動可能でありう
る。
によってタイヤが降ろされる第3の位置まで、水平直線並進移動で移動可能でも
ありうる。
レベータ装置とプレスローダのその後の角移動を考慮して、各モノレールキャリ
ヤのタイヤ把持位置は、各グリーンタイヤをタイヤの軸線を中心として角度的に
方向付けることができる。エレベータ装置のバスケットは、各プレスと関連付け
られたプレスローダと連携して、加工中のグリーンタイヤの緩和保管場所として
の機能を果たす。
を備えた複数のタイヤ硬化用プレスに搬送する方法に関するものでもある。この
方法は、各グリーンタイヤを1つのモノレールキャリヤからタイヤプレスのロー
ダへまで搬送する搬送段階を含む。搬送段階は、タイヤをモノレールキャリヤか
らエレベータへ、そして第2の位置へ搬送する場合に、第1の位置から垂直な経
路に沿ってグリーンタイヤを移動させることを含む。搬送段階は、第1の位置の
その場所から、グリーンタイヤをプレスのローダに搬送できる第2の位置のその
場所への水平面内でのグリーンタイヤの角移動を含むことができる。本発明の搬
送段階は、第2の位置から、グリーンタイヤがプレスのローダに搬送される第3
の位置までのグリーンタイヤの水平直線移動を伴うこともできる。
配置するために、グリーンタイヤ搬送中にその後の角移動が実施されるように、
各グリーンタイヤを、モノレールキキャリヤでまだ運んでいる間にその軸線を中
心として角度的に方向付ける段階を含むことができる。本発明の方法は、グリー
ンタイヤの緩和格納場所を、グリーンタイヤがモノレールキャリヤからエレベー
タ装置へ搬送される位置とプレスローダとの間に設ける段階もさらに含む。
説明に鑑みてさらに明らかになるであろう。
は方向を意味する。
タイヤの一部分を一般的に意味し、ビードがタイヤを保持した状態でリムと結合
され、プライコードに被覆されて形作られて、フリッパ、チッパ、エイペックス
またはフィラ−、トウガード、およびチェーファーなどの他の補強要素を備えて
いることもあれば、備えていないこともある。
物または不織布で、トレッドの下に位置し、ビードに固定されてなく、左右両方
のコード角度がタイヤの赤道面に対して18°〜30°の範囲にある、複数の平
行なコードから成る少なくとも2つの層すなわちプライを意味する。
補強ベルトと同義である。
ドから離れているが、ビードを含んでいるタイヤ構造物を意味する。
構造、ビード、サイドウォール、および他のすべてのタイヤ構成要素を意味する
。
周に沿って延びている円形状のラインや方向のことを意味するが、断面で見たと
きにトレッドの軸方向の湾曲を形成する半径を有する、隣接する円形曲線の組の
方向のことを言うこともできる。
意味する。
よびサイドウォールのすぐ隣の部分を意味する。
ンドを含むポリマーの架橋を指す”加硫”と同じである。
取り、タイヤをタイヤプレスのローダの把持範囲内まで移動させる中間のタイヤ
搬送装置のことを言う。
張用のガスまたは流体を封じ込める1層または複数層のエラストマーまたは他の
材料の層を意味する。
成品の形および構造を形状付けるとともにタイヤの未硬化のゴムコンパウンドを
加硫する工程である。
で被覆されたコードから成る、コード補強層を意味する。
径方向に向かうか半径方向に離れる方向を意味する。
る下に横たわる構成材とのことを言う。
の長さを意味する。
レール車両のことを言う。
ンドを含むポリマーの架橋を指す”硬化”と同じである。
工場の一部として使用するためのものである。GTAMSは、以下の説明におい
て、特定の文脈前後関係でグリーンタイヤ自動モノレール装置のモノレール構成
要素のことを指すときに”モノレール”という用語が使用されない場合に、モノ
レール、モノレール装置、自動モノレール搬送装置など、さまざまに呼ばれる。
配置を示す。タイヤ工場は、グリーンタイヤ搬送装置が使用されている2つの主
要領域、すなわち、グリーンタイヤをタイヤ組立ドラム上で組立てた後に特徴的
なドーナツ形のタイヤ形状に膨らませるるタイヤ組立エリア12と、タイヤプレ
スエリア14と、を有する。タイヤプレスエリア14は、文字Pでも示されてい
る、複数対のプレス40を含んでいる。プレスPの列に隣接してレール16があ
り、レール16に沿って複数の自蔵動力式モノレールキャリヤ18が進む。各キ
ャリヤ18は1つのグリーンタイヤを、タイヤ組立エリアから、特定の種類およ
びモデルのグリーンタイヤを受け入れて成形および硬化するように準備された特
定のプレスPへ搬送する。例えば、土工車などの大型車のタイヤは大型タイヤを
受け入れるように準備されたプレスに送られるが、乗用車の扁平タイヤはモノレ
ール装置によって別の種類のプレスに搬送される。タイヤは、タイヤ組立エリア
12から出口門25を経由して、Pで示されるタイヤプレスに至るモノレール軌
道16上を進むモノレールキャリヤ18に移動させられる。
キャリヤ保守および/または緩和保管ループ20と、主制御センタ21を含むこ
とができる。装置がタイヤをプレスエリア14にすぐに搬送する準備が整ってい
ない場合に、緩和保管ループ20にグリーンタイヤを保管できる。主制御センタ
21は、例えば、中川ほかによる米国特許第4,268,219号に開示されて
いるタイプの装置など、下記のグリーンタイヤ搬送機能を遂行するように一緒に
働く、コンピュータとソフトウェアと無線送信装置とから成る装置を有する。
いて、製造ループ内に全タイヤ常時在庫を維持する機能。
タイヤを受け取るためにタイヤ組立エリア12に戻っているのか、緩和保管/モ
ノレールキャリヤ保管ループ20のタイヤを選び出しているのかを示す、各モノ
レールキャリヤ18の位置のグラフィック表示を維持する機能。
を指令し、他の各キャリヤおよび途中の届け先に対する各キャリヤの動きを調節
することによるデータおよび運転管理のために、すべてのモノレールキャリヤに
対する中央無線リンクを維持する機能。
示すように、グリーンタイヤ24に配置されたバーコードラベルなどのタグを読
み取れる装置を支持している。一般に、バーコードラベルなどの個々のタグは、
工場10のタイヤ組立エリア12内で、タイヤ組立工程の完了時または完了時近
くに各グリーンタイヤに貼り付けられる。各モノレールコンベヤキャリヤ18は
1つのグリーンタイヤ24を、タイヤの赤道面が水平になる、すなわちタイヤの
軸線が垂直に向けられることを意味する、ように運ぶ。モノレールキャリヤのタ
イヤ把持機構26は、一方のタイヤビード部を利用してタイヤ10を把持する。
各モノレールキャリヤ18のタイヤ把持機構26は、タイヤの種類と、タイヤが
プレス40に供給されるときにタイヤが向いていなくてはならない角度方向(タ
イヤ軸線を中心とする)とを指定するタイヤのバーコードラベルを見つけて読み
取るために、タイヤの軸線を中心としてタイヤを回転させることができる(図2
A)。言い換えると、モノレールキャリヤ18に支持されているグリーンタイヤ
24は、(1)バーコードリーダ/スキャナに読み取らせるためにバーコードを
方向付けできること、および(2)グリーンタイヤ24がプレスローダ38によ
ってプレス40に装着されるときに、プレス内におけるタイヤの角度方向がタイ
ヤの設計要件に従うように正しく角度的に方向付けできること、の2つの目的で
回転させることができる。
ヤのタイヤの一意的な特徴を考慮し、また、”トレッド接合部”およびタイヤデ
ザインとタイヤ構造両方の他の人為構造を考慮するために角度的に方向付けるこ
とができる。バーコードに含まれる情報は、それぞれ個別のキャリヤ18に支持
されているタイヤの種類を主制御センタ21に知らせるものでもある。各タイヤ
の工場内での地理的な位置は、主制御センタと各モノレールキャリヤ18との間
の2方向無線周波(RF)通信リンクの結果として、主制御センタで連続的に監
視および確認される。
の角運動を考慮に入れるように各タイヤ24を角度的に方向付けることができる
。このように、各グリーンタイヤ24は、各プレスに対して予め決められた角度
方向で各プレス内に供給される。
簡単に示す。グリーンタイヤ24は、グリーンタイヤ24を把持したり解放した
りするために伸縮可能なキャリヤのタイヤ把持機構26によって吊り下げられて
いる。モノレールキャリヤ18のタイヤ把持機構26は、グリーンタイヤ24を
、垂直支持レール32に載っているエレベータ30に取り付けられたバスケット
28を含むエレベータ装置31の中で解放する。
に、タイヤ24の軸線を中心としてタイヤ24を回転させることができる。支持
レール32に固定されているモータ33は、エレベータ30およびそのバスケッ
ト28の垂直方向の動きを制御する。図2Bに、エレベータ30と、垂直支持レ
ール32と、モータ33などの従来の手段によって駆動されてバスケット28お
よびエレベータ30を上昇または下降させるチェインまたはケーブル32とを備
えているエレベータ装置31の第2の図を示す。”エレベータ装置”という用語
は、一般に、以下に論じるように個々のグリーンタイヤをモノレールキャリヤか
ら受け取って各タイヤプレスによるプレスローダの把持範囲内にタイヤを移動さ
せる、垂直経路内を垂直支持部32に対して上下移動できる付属バスケット28
付きのエレベータ30を有する、中間のタイヤ搬送装置のことを言う。
28の第1の位置すなわち上方位置にてグリーンタイヤ24を置き、その後、エ
レベータ30が垂直経路に沿って第2の位置すなわち下方ポジションまたは場所
36まで移動する。その後、エレベータ30に取り付けられたバスケット28内
のグリーンタイヤ24は、下方ポジション36で、バスケット28を支持するア
ーム29によって画定される半径の円弧を通ってバスケットがエレベータ30に
対して移動するように、バスケット28に入ったまま運ばれる。バスケットは、
一般的にはタイヤプレス40の一部であるローダ38まで、垂直経路に沿ったそ
の動きと一緒に円弧を通って動くこともできるし、グリーンタイヤを搬送する下
方位置に到着した後で動くこともできる。後者の構造では、ローダ38のアーム
部は、ローダがエレベータバスケット28からタイヤ24を取り出した後、タイ
ヤをプレス40に供給できるように、水平面内で回転する。プレス40の現場に
ある制御盤42により、緊急時または特殊な操作或いは自動化工程のオーバーラ
イドが必要な時、現場手動操作および自動化工程のオーバーライドが可能となる
。
0を示す。各プレス40と連携して作動するプレスローダ38は、それらは上下
移動可能およびそれは水平面内の回転可能という2種類の運動度を有する。例え
ば、図2Aに示されているように、ローダ38は、エレベータ装置31のバスケ
ット28からグリーンタイヤを取り出した後、各グリーンタイヤ24をプレス4
0の中に移動させることができる。図3Bに、型の下半分46に対して型の上半
分44が下げられた位置にある閉位置のタイヤプレス40を示す。プレス40は
、タイヤ24がプレスに装着された後で閉じられる。
30とエレベータのバスケット28および可動アーム29とを備えたエレベータ
装置31の垂直支持レール32を支持している。バスケット28は、バスケット
28がグリーンタイヤ24を受け取る第1の位置において、または、グリーンタ
イヤがプレスのローダ38に渡される前の、それより下方の第2の位置において
、水平面内の円弧αにわたって旋回できる。ローダ38のアームは、(図4に示
すように符号で示されていないが、上下方向に移動するエレベータを案内する垂
直支持レール32だけを示す)エレベータ30のバスケット28からタイヤ24
を受け取るときに、ローダの垂直支持構造物49を中心として角度βにわたって
ピボット回転できる。
あることに留意することが重要である。再び図3Aと3Bを参照すると、プレス
40の上部すなわち型の半分44は、プレスの下部すなわち型の半分46から上
方向に垂直に持ち上がる。”ウォッチケース”デザインのものなど、旧式のプレ
スは、プレスの下型部に上方から直接に手が届くように蝶番式に後方に動くこと
によって開く上型部を有していた。このように、より古いウォッチケース型のプ
レスは、グリーンタイヤを直接上方からプレスに装着させるようになっており、
上型部が蝶番式に後方にじゃまにならない所に動くのではなく上型部が垂直に持
ち上がる新型プレスでそうであるように、グリーンタイヤを横からから入れるこ
とは要求されない。したがって、本発明のエレベータ装置31と、垂直支持レー
ルすなわちビーム32、エレベータ30、アーム29、およびバスケットなどの
関連部品が必要とされている。
ールキャリヤ18からバスケット28に受け取る。その後、エレベータ30は、
タイヤをプレス40のプレスローダ38に搬送できるように、バスケットととも
に、アームとバスケットがエレベータに対して水平面内で角移動できる第2の位
置まで下降させられる。そして最後にプレスローダ38がグリーンタイヤを水平
に移動させることによってタイヤをプレスに装着する。バスケット28は、一般
的にはアーム29に対して移動不可能に取り付けられているが、グリーンタイヤ
をタイヤプレスに装着する角度位置を容易に調節できるようにバスケット28を
アーム29に対して回転させる動力装置(図示せず)を設けることも本発明の範
囲内である。
は、本発明の本質的特徴である。エレベータ装置31は、グリーンタイヤを新型
タイヤプレス、すなわち、本発明の型の下半分31から垂直に持ち上がる型の上
半分44を有するプレスに、自動搬送することができる。モノレールからタイヤ
プレスへのグリーンタイヤの搬送の中間段階としてエレベータ装置を使用するこ
との別の大きな利点は、モノレールキャリヤが他のグリーンタイヤを他のプレス
に搬送するのが自由のときに、エレベータ30が、それぞれの各タイヤプレス4
0での加工待ちのタイヤのための固有の中間タイヤ保管場所すなわち緩和域とな
ることである。中川ほかによる米国特許第4,268,219号に開示されてい
るものを筆頭とする初期の型の自動グリーンタイヤ搬送装置は、遠隔制御の天井
走行コンベヤ装置が、グリーンタイヤを、プレス上部が開くときにプレス下部か
ら蝶番式に後方にじゃまにならない所に動かされる旧式のプレスに、直接に供給
できるようにするものであった。すなわち、旧式のウォッチケースタイプのプレ
スの上部は、プレスへの直接下方向のタイヤの垂直供給を妨害しなかった。これ
ら従来技術の装置の欠点は、タイヤがプレスに挿入されるまでモノレールキャリ
ヤが特定のプレスで停止しているので、より多くのモノレールキャリヤが必要で
あったこと、すなわち、搬送がより遅いことであった。対照的に、本発明では、
エレベータ装置31の使用によってまさに各タイヤプレスの位置に付加的なタイ
ヤ緩和保管装置を取り入れることにより、グリーンタイヤを供給して即座にバス
ケット28に移載し、モノレールキャリヤを空にすることができるので、モノレ
ールキャリヤの必要性が減少させられる。また、タイヤを、各プレスに対応付け
られたタイヤローダに搬送できるので、各プレスに設けられたタイヤ緩和保管場
所には2つのタイヤ、すなわちバスケットに一方およびローダに他方、が存在し
ている。言い換えると、エレベータ装置は、各タイヤプレスに対応付けられたプ
レスローダと組み合わさって各プレスの場所に2タイヤ保管緩和域を形成し、そ
れによって組立エリア12からタイヤプレスエリ14へのグリーンタイヤの搬送
の効率と速度を増加させる。
の垂直支持レール56は、モノレールキャリヤ18が進行するモノレール(番号
が付けられていない)と一致しているように見える(図5A)上方支持ビーム5
9から吊り下げられている。言い換えると、垂直支持レール56は、図2Aおよ
び2Bに示されている実施形態のように、床に取り付けられたり固定されたりし
ていない。図5Aで、モノレールキャリヤ18が、バスケット28がレール56
の軸線と平行な垂直経路に沿った第1の位置の上昇位置58にあるときに、グリ
ーンタイヤ24をバスケット28に供給する。次に、バスケット28は、下降さ
せられて、回転、すなわち、エレベータの垂直支持レール56を中心として水平
面内でピボット回転させられて、ローダ38がグリーンタイヤ24を取り出して
プレス40に装着できる第3の場所または位置に達する。
直支持ポスト57のまわりを水平面内で回転できない第3の実施形態のエレベー
タ装置63を、簡素な略図の形で示す。このエレベータ装置63の実施形態では
、エレベータ装置63がAで示される位置にあるときに、エレベータのバスケッ
ト28がモノレールキャリヤ(図示せず)からタイヤを受け取る。その後、エレ
ベータ装置は、モータ62などの従来の手段の動力を受けて、図5Bには示され
ていないプレスに対応付けられたローダ38がグリーンタイヤ24を受け取るこ
とが出来る位置である、Bで示される第3の位置まで、上方のレール60に沿っ
て並進運動する。
容に照らして、数多くの変更、修正、および変形が当業者に明らかとなることは
明白である。したがって、本発明は添付クレームの精神および範囲に入るそのよ
うなすべての変更、修正、および変形を包含するものである。
る別のエリアに搬送される工場のレイアウトを示す概略図である。
ーダを示す略側面図である。
。
取エレベータと並進移動可能なバスケットとから成る別の実施形態の側面図であ
る。
ようになってきた。例えば、種々のタイプおよび能力の”ロボット”によって積
み降ろしされるグリーンタイヤを運搬するた自己誘導型のトラックが使用されて
いる。これらのトラックは、床に敷設されたレール装置によって案内されること
もあるし、車両が移動する床エリアに塗られた”読取用”ラインによって案内さ
れることさえある。米国特許第5,631,028号記載のある方法では、自己
誘導型で自走式の車輪付き”コンベヤ”車が特殊な車道に沿って進む。コンベヤ
車はそれぞれ4つのタイヤを搭載する”パレット”を支持する。タイヤ保管エリ
アは、実際には、搭載されたパレットと空のパレットの両方を保管するパレット
保管エリアである。積み降ろし時にコンベヤ車上にあってもよいし、なくてもよ
いパレットへ、または該パレットからグリーンタイヤを移動するためにロボット
アームが使用される。そのような装置の欠点の中に、道路と、グリーンタイヤを 搭載していたり搭載していないパレットの保存エリアとに対応するのに必要な工 場床面積が大きな割合を占めることがある。
4の軸線を中心としてタイヤ24を回転させることができる。支持レール32に
固定されているモータ33は、エレベータ30およびそのバスケット28の垂直
方向の動きを制御する。図2Bに、エレベータ30と、垂直支持レール32と、
モータ33などの従来の手段によって駆動されてバスケット28およびエレベー
タ30を上昇または下降させるチェインまたはケーブル32とを備えているエレ
ベータ装置31の第2の図を示す。”エレベータ装置”という用語は、一般に、
以下に論じるように個々のグリーンタイヤをモノレールキャリヤから受け取って
各タイヤプレス(40)によるプレスローダ(38)の把持範囲内にタイヤを移
動させる、垂直経路内を垂直支持部32に対して上下移動できる付属バスケット
28付きのエレベータ30を有する、中間のタイヤ搬送装置のことを言う。
0を示す。各プレス40と連携して作動するプレスローダ38は、それらは上下
移動可能およびそれらは水平面内の回転可能という2種類の運動度を有する。例
えば、図2Aに示されているように、ローダ38は、エレベータ装置31のバス
ケット28からグリーンタイヤを取り出した後、各グリーンタイヤ24をプレス
40の中に移動させることができる。図3Bに、型の下半分46に対して型の上
半分44が下げられた位置にある閉位置のタイヤプレス40を示す。プレス40
は、タイヤ24がプレスに装着された後で閉じられる。
30とエレベータのバスケット28および可動アーム29とを備えたエレベータ
装置31の垂直支持レール32を支持している。バスケット28は、バスケット
28がグリーンタイヤ24を受け取る第1の位置から、グリーンタイヤがプレス
のローダ38に渡される前の、それより下方の第2の位置まで、水平面内の円弧
αにわたって旋回できる。ローダ38のアームは、(図4に示すように符号で示
されていないが、上下方向に移動するエレベータを案内する垂直支持レール32
だけを示す)エレベータ30のバスケット28からタイヤ24を受け取るときに
、ローダの垂直支持構造物49を中心として角度βにわたってピボット回転でき
る。
は、本発明の本質的特徴である。エレベータ装置31は、グリーンタイヤを新型
タイヤプレス、すなわち、本発明の型の下半分31から垂直に持ち上がる型の上
半分44を有するプレスに、自動搬送することができる。モノレールからタイヤ
プレスへのグリーンタイヤの搬送の中間段階としてエレベータ装置を使用するこ
との別の大きな利点は、モノレールキャリヤが他のグリーンタイヤを他のプレス
に搬送するのが自由のときに、エレベータ30が、それぞれの各タイヤプレス4
0での加工待ちのタイヤのための固有の中間タイヤ保管場所すなわち緩和域とな
ることである。中川ほかによる米国特許第4,268,219号に開示されてい
るものを筆頭とする初期の型の自動グリーンタイヤ搬送装置は、遠隔制御の天井
走行コンベヤ装置が、グリーンタイヤを、プレス上部が開くときにプレス下部か
ら蝶番式に後方にじゃまにならない所に動かされる旧式のプレスに、直接に供給
できるようにするものであった。すなわち、旧式のウォッチケースタイプのプレ
スの上部は、プレスへの直接下方向のタイヤの垂直供給を妨害しなかった。これ
ら従来技術の装置の欠点は、タイヤがプレスに挿入されるまでモノレールキャリ
ヤが特定のプレスで停止しているので、より多くのモノレールキャリヤが必要で
あったこと、すなわち、搬送がより遅いことであった。対照的に、本発明では、
エレベータ装置31の使用によってまさに各タイヤプレスの位置に付加的なタイ
ヤ緩和保管装置を取り入れることにより、グリーンタイヤを供給して即座にバス
ケット28に移載し、モノレールキャリヤを空にすることができるので、モノレ
ールキャリヤの必要性が減少させられる。また、タイヤを、各プレスに対応付け
られたタイヤローダに搬送できるので、各プレスに設けられたタイヤ緩和保管場
所には2つのタイヤ、すなわちバスケットに一方およびローダに他方、が存在し
ている。言い換えると、エレベータ装置は、各タイヤプレスに対応付けられたプ
レスローダと組み合わさって各プレスの場所に2タイヤ保管緩和域を形成し、そ
れによって組立エリア12からタイヤプレスエリア14へのグリーンタイヤの搬
送の効率と速度を増加させる。
の垂直支持レール56は上方支持ビーム59から吊り下げられていて、図5Aで は天井から吊り下げられている。 言い換えると、垂直支持レール56は、図2A
および2Bに示されている実施形態のように、床に取り付けられたり固定された
りしていない。図5Aで、モノレールキャリヤ18が、バスケット28がレール
56の軸線と平行な垂直経路に沿った第1の位置の上昇位置58にあるときに、
グリーンタイヤ24をバスケット28に供給する。次に、バスケット28は、下
降させられて、回転、すなわち、エレベータの垂直支持レール56を中心として
水平面内でピボット回転させられて、ローダ38がグリーンタイヤ24を取り出
してプレス40に装着できる第3の場所または位置に達する。
直支持ポスト57のまわりを水平面内で回転できない第3の実施形態のエレベー
タ装置63を、簡素な略図の形で示す。このエレベータ装置63の実施形態では
、エレベータ装置63がAで示される位置にあるときに、エレベータのバスケッ
ト28がモノレールキャリヤ(図示せず)からタイヤを受け取る。その後、エレ
ベータ装置は、モータ62などの従来の手段の動力を受けて、図5Bには示され
ていないプレスに対応付けられたローダ38がグリーンタイヤ24を受け取るこ
とが出来る位置である、Bで示される位置まで、上方のレール60に沿って並進
運動する。
る別のエリアに搬送される工場のレイアウトを示す概略図である。
。
取エレベータと並進移動可能なバスケットとから成る別の実施形態の側面図であ
る。
Claims (16)
- 【請求項1】 1つまたは複数のモノレール搬送キャリヤ(18)が上を移
動できるモノレール軌道(16)を含む、複数のグリーンタイヤ(24)を複数
のタイヤ硬化用プレス(40)に移載する自動グリーンタイヤ搬送装置(10)
において、 それぞれが前記複数のタイヤプレスの1つの近くに配置され、前記1つまたは
複数のモノレールキャリヤからグリーンタイヤを受け取る1つまたは複数のエレ
ベータ装置(31)あって、該エレベータ装置それぞれが1つのエレベータ(3
0)を有し、該エレベータが前記グリーンタイヤを前記1つまたは複数のモノレ
ールキャリヤから該エレベータの近くの前記タイヤプレスのプレスローダ(38
)に搬送することを特徴とする、搬送装置。 - 【請求項2】 前記エレベータ(30)が垂直経路を移動し、前記エレベー
タ(30)に支持アーム(29)が取り付けられ、該支持アームの末端部にバス
ケット(28)が結合されていることを特徴とする、請求項1に記載の搬送装置
(10)。 - 【請求項3】 前記バスケット(28)が、第1の位置において前記1つま
たは複数のモノレールキャリヤ(18)からグリーンタイヤ(24)を受け取り
、前記エレベータにより、前記グリーンタイヤが前記タイヤプレス(40)の対
応ローダ(38)によって前記バスケットから降ろされる第2の位置まで移動可
能であることを特徴とする、請求項2に記載の搬送装置(10)。 - 【請求項4】 前記支持アーム(29)と前記バスケット(28)とが、前
記垂直経路の方向に延在する垂直支持レール(32)のまわりを角移動できるこ
とを特徴とする、請求項2に記載の搬送装置(10)。 - 【請求項5】 前記エレベータ装置(31)は、タイヤを前記1つまたは複
数のモノレールキャリヤから移動させる第1の位置から、前記エレベータ装置か
ら前記プレスローダ(38)にタイヤを移載する第3の位置へ、水平な線形並進
運動で移動可能であることを特徴とする、請求項1に記載の搬送装置(10)。 - 【請求項6】 前記グリーンタイヤを前記タイヤプレス(40)内にあらか
じめ決められた角度方向で供給するときに、前記エレベータ装置(31)および
前記プレスローダ(38)のその後の角運動を考慮して、前記1つまたは複数の
モノレールキャリヤ(18)が各グリーンタイヤ(24)をその軸線を中心とし
て角度的に方向付けするタイヤ把持装置(26)を有することを特徴とする、請
求項1に記載の搬送装置(10)。 - 【請求項7】 前記エレベータ装置(31)の前記バスケット(28)と前
記プレスローダ(38)とは、前記タイヤプレス(40)で別のタイヤが加工さ
れている間、それぞれ1つずつグリーンタイヤを保管しておくことができること
を特徴とする、請求項2に記載の搬送装置(10)。 - 【請求項8】 複数のグリーンタイヤ(24)を、複数のモノレール搬送キ
ャリヤ(18)のうちの1つを利用して複数のタイヤ硬化用プレス(40)に搬
送する方法であって、各グリーンタイヤ(24)を、前記複数のモノレールキャ
リヤのうちの1つから、前記タイヤプレス(40)のローダ(38)に移載する
段階を含む方法。 - 【請求項9】 前記グリーンタイヤ(24)を、前記グリーンタイヤを前記
モノレールキャリヤ(18)から降ろす第1の位置から、前記第1の位置の下方
の第2の位置まで、垂直経路に沿って移動させる段階を含む、請求項8に記載の
方法。 - 【請求項10】 前記グリーンタイヤ(24)を、前記第2の位置から、前
記グリーンタイヤを前記プレス(40)の前記プレスローダ(38)に移載する
第3の位置まで、円弧を通って角移動させる段階を含む、請求項9に記載の方法
。 - 【請求項11】 前記グリーンタイヤ(24)を、前記第2の位置から、前
記グリーンタイヤを前記プレス(40)の前記ローダ(38)に移載する第3の
位置まで水平に並進運動させる段階を含む、請求項9に記載の方法。 - 【請求項12】 前記グリーンタイヤを前記タイヤプレス(40)内に予定
の角度方向で前記タイヤプレス(40)に供給するときに、その後の角運動を考
慮して、前記各グリーンタイヤ(24)を前記タイヤの軸線を中心として角度的
に方向付けする段階を含む、請求項8に記載の方法。 - 【請求項13】 前記タイヤ(24)を前記モノレールキャリヤ(18)か
ら移動させた後であって、前記タイヤを前記プレスローダ(38)へ移載する前
に、別のグリーンタイヤ(24)をエレベータ装置(31)に保管する段階を含
む、請求項8に記載の方法。 - 【請求項14】 前記タイヤ(24)を前記エレベータ装置(31)から移
載した後であって、前記タイヤを前記プレスローダ(38)へ移載する前に、別
のグリーンタイヤ(24)を前記プレスローダ(38)に保管する段階を含む、
請求項13に記載の方法。 - 【請求項15】 前記グリーンタイヤを前記モノレールキャリヤ(18)と
ともに角度的に方向付ける段階を含む、請求項12に記載の方法。 - 【請求項16】 前記グリーンタイヤ(24)を前記モノレールキャリヤ(
18)から前記タイヤプレス(40)へ移載するエレベータ(30)に結合され
たバスケット(28)を回転させることによって、前記グリーンタイヤ(24)
を角度的に方向付ける段階を含む、請求項12に記載の方法。
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