JPH07290295A - プレス装置 - Google Patents
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- JPH07290295A JPH07290295A JP6111809A JP11180994A JPH07290295A JP H07290295 A JPH07290295 A JP H07290295A JP 6111809 A JP6111809 A JP 6111809A JP 11180994 A JP11180994 A JP 11180994A JP H07290295 A JPH07290295 A JP H07290295A
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Abstract
は、発光ダイオード72を円形に配置したクランク角表
示部70が設けてあり、駆動軸のクランク角に対応した
数の発光ダイオード72aが点灯する。また、操作部2
6には、プレスの運転準備状態や安全装置の作動状態を
表示するプレス状態表示器80が設けてあり、表示色が
検出された状態によって異なるようにしてある。クラン
ク角表示部70の下方の液晶表示器102は、プレス本
体に設けた選択スイッチによって選択した運転モードを
表示し、また生産画面や段取画面等を切り替えて表示で
きるようにしてある。さらに、液晶表示器102の下方
には、シートスイッチ部106が配置してあって、液晶
表示器102の画面の切り替え、各種の運転条件の設定
等を行えるようにしてある。
Description
にプレス本体の側部に取り付けられる操作部に関する。
にて操作する操作ボタンや非常停止ボタン等が配設して
あるプレス操作部を機械本体の前面に配置するととも
に、プレス作業者が見やすい機械本体の側部に、操作部
を取り付けている。この操作部には、プレス機械の自動
運転または手動運転の運転モードを選択する運転モード
設定部やメインモータの起動スイッチ、プレス速度の設
定を速度設定部などの操作スイッチ等が配設してあり、
オペレータが容易に各種の設定を容易に行えるように
し、安全性の確保と操作性の向上とを図っている。
レスの設定条件等をプレス機械から離れた位置から設定
できるように、機械本体とは別体の携帯可能な操作盤を
設け、この操作盤からプレス機械の本体に設けた制御ボ
ックスに光や電波等を発信し、制御ボックスに設定条件
等を指令できるようにしてプレス機械の遠隔操作をでき
るようにしたものが開示してある。
機械においては、プレス機械の操作をするにあたり、プ
レスの運転モード(操作モード)の確認をする場合、機
械本体前面のプレス操作部やプレス本体側部に取り付け
た操作部の操作モード選択スイッチの位置と、選択スイ
ッチに選択されたネームプレートとを見て確認するしか
なかった。このため、オペレータが操作モードの選択ミ
スをすることがあるばかりでなく、プレス操作モード選
択スイッチの接触不良などのように、正確な操作モード
選択を行ったにもかかわらず、正しい操作モードが設定
されずに重大な故障の原因となる恐れがあった。また、
従来のプレス機械においては、プレスの運転状態等を一
目で判断することが困難であった。
の携帯用操作盤においては、プレス機械と切り離されて
無接触であるため、指向性を持たせる必要があり、操作
盤をプレス機械本体に設けた制御ボックスに向けなけれ
ばならない。このため、作業者の位置によっては操作で
きない場合や操作ミスとなるおそれがあった。また、携
帯用操作盤はプレス機械と切り離されているため、携帯
用操作盤を落としたり、踏んだりすることにより故障し
やすく、しかも紛失してしまうおそれがあった。
ためになされたもので、プレス操作の安全性と操作性と
を向上することができるプレス機械を提供することを目
的としている。また、本発明は、設定した運転条件等を
容易に確認できるようにすることを目的としている。さ
らに、本発明は、プレスの運転状態等を容易に把握でき
るようにすることを目的としている。また、本発明は、
操作ミスをなくし、管理が容易な遠隔操作用の操作盤を
有するプレス装置を提供すること等を目的としている。
めに、本発明に係るプレス装置の第1は、スライドを上
下駆動する駆動部と、この駆動部からの動力を前記スラ
イドに伝達する駆動軸の回転を検出する回転検出手段
と、前記スライドの上下駆動速度、プレス個数、生産ロ
ット等を制御する制御部とを有するプレス装置におい
て、前記回転検出手段が検出した前記駆動軸の回転位置
を表示するクランク角表示手段と、プレスの運転状態を
表示するプレス状態表示手段と、前記スライドの上下駆
動速度、プレスの個数、生産ロットまたはプレスの運転
条件等の制御情報を前記制御部に与えるシートスイッチ
手段と、このシートスイッチ手段により入力された前記
制御情報の複数を同時に表示可能なマルチディスプレイ
手段とを備えた操作盤を有する構成にしてある。
出手段の出力に基づいて求めたスライドの上下駆動速度
と、駆動軸の回転位置を示すクランク角とのいずれかを
選択的に表示できるようにすることができる。また、マ
ルチディスプレイ手段は、プレス本体の前面に設けたプ
レス操作部の選択スイッチにより選択された運転モード
を表示できるようにすることが望ましい。
スライドを上下駆動する駆動部と、この駆動部からの動
力を前記スライドに伝達する駆動軸の回転位置を検出す
るクランク角検出手段とを有するプレス装置において、
前記クランク角表示手段は、円形に配設した複数の発光
部から構成してあり、前記クランク角検出手段が検出し
たクランク角に対応した数の前記発光部を連続して点灯
する構成にしてある。クランク角表示手段は、前記駆動
軸の正方向回転と逆方向回転とに応じて、複数の発光部
の点灯方向を異ならせるようにするとよい。
は、スライドを上下駆動する駆動部と、作業者が前記ス
ライドの駆動範囲に予め定めた距離以上接近したことを
検知して前記駆動部の駆動を停止する安全確認手段を有
するプレス装置において、プレスの運転状態を表示する
プレス状態表示手段を有し、このプレス状態表示手段
は、少なくともプレスの準備状態を図形表示する運転準
備表示部と、前記安全確認手段の作動状態を図形表示す
る安全確認手段状態表示部とを備えた構成にしてある。
とは、プレスの準備状態または安全確認手段の作動状態
に対応して表示する色を異ならせる。そして、プレス状
態表示手段の近傍には、運転準備表示部または安全確認
手段状態表示部の表示色に対応した状態と、この状態に
対応して作業者がなすべき操作内容との少なくともいず
れか一方を表示するマルチディスプレイ手段を設けるこ
とができる。
スライドを上下駆動する駆動部と、この駆動部からの動
力を前記スライドに伝達する駆動軸と、前記スライドの
上下駆動速度、プレス個数、生産ロット等を制御する制
御部とを有するプレス装置において、少なくともプレス
数等を表示する生産画面と前記スライドの上下方向位置
の調整等のための段取画面とを、このマルチディスプレ
イ手段の生産画面と段取画面とを表示する画面に対応
し、前記生産画面と段取画面とのいずれかを表示させる
信号をマルチディスプレイ手段に入力するシートスイッ
チ手段とを有する構成となっている。
は、スライドを上下駆動する駆動部と、この駆動部から
の動力を前記スライドに伝達する駆動軸と、前記スライ
ドの上下駆動速度、プレス数、生産ロット等を制御する
制御部とを有するプレス装置において、前記スライドの
上下駆動速度、プレス個数、生産ロット、運転モード等
の、前記制御部に与える制御情報からなる仕様設定画面
を表示するマルチディスプレイ手段と、このマルチディ
スプレイ手段の前記仕様設定画面に表示された項目の追
加、取消し、変更を行う入力手段とを有することを特徴
としている。マルチディスプレイ手段の仕様設定画面に
表示される予め定めた項目、例えば特定の作業者のみが
実行するカスを吹き飛ばすためのエジェクタの使用の有
無、材料の自動送りのシリンダ制御の有無等は、入力手
段から特定のパスワードが入力されたときにのみ表示さ
れ、追加、取消し、変更が可能にすることができる。ま
た、マルチディスプレイ手段の仕様設定画面に表示され
る予め定めた特定の項目、例えばボタンを押せば1回だ
けプレスを行う1行程操作、ボタンを押し続ければ連続
的にプレスを行い、ボタンを離すと停止する連続1行程
操作等は、常時選択して表示が可能であるが、危険の防
止等のために、取消し、変更不能に設定するとよい。
は、スライドを上下駆動する駆動部と、この駆動部から
の動力を前記スライドに伝達する駆動軸と、前記スライ
ドの上下駆動速度、プレス数、生産ロット等を制御する
制御部とを有するプレス装置において、作業者に行わせ
る複数の操作内容を表示するマルチディスプレイ手段を
有し、このマルチディスプレイ手段は、前記作業者が前
記表示された操作内容を実行したときに、該当する操作
内容を消去し、かつ表示された操作内容のすべてが実行
されたときに、次画面を自動的に表示する構成となって
いる。
は、スライドを上下駆動する駆動部と、この駆動部から
の動力を前記スライドに伝達する駆動軸と、前記スライ
ドの上下駆動速度、プレス数、生産ロット等を制御する
制御部とを有するプレス装置において、少なくともプレ
ス数等を表示する生産画面と前記スライドの上下方向位
置の調整等のための段取画面と表示するマルチディスプ
レイ手段と、このマルチディスプレイ手段の生産画面と
段取画面とを表示する画面に対応し、生産画面と前記段
取画面とのいずれかを表示させる信号をマルチディスプ
レイ手段に入力する携帯用操作手段とを有する構成にし
てある。
の運転状態がプレス状態表示手段に表示され、また運転
条件等の制御情報がマルチディスプレイ手段に表示され
るため、作業者はプレスが正常に運転されているか否か
等の運転状態や操作モード等の運転条件を容易に確認す
ることができ、プレス操作の安全性と操作性とを向上す
ることができる。そして、クランク角表示手段にスライ
ドの上下駆動速度を選択して表示できるようにすると、
プレス速度が設定したとおりか否かを容易に確認するこ
とができる。また、マルチディスプレイ手段に、選択ス
イッチにより選択した運転モードを表示できるようにす
ると、選択スイッチに接触不良などの異常が発生したと
きに、これを容易に検出することができるばりでなく、
選択した運転モードを目視によって容易確実に確認する
ことができ、プレス操作の安全性と操作性とを向上する
ことができる。
の回転位置を複数の発光部によって連続的に表示するよ
うにしているため、スライドが下降行程にあるのか、ま
たは上昇行程にあるのかを容易に判別することができ
る。また、正逆の回転方向を表示できるようにしたこと
により、駆動軸の回転方向を容易に知ることができる。
状態表示手段にプレスの所定の制御情報の設定が完了し
たか否かの準備状態が図形表示されるため、プレスの運
転が可能であるか否かの判断を一目で容易に行うことが
できる。しかも、プレス状態表示手段には、安全確認手
段が有効に作動しているか否かを図形表示する安全確認
手段状態表示部が設けてあるため、プレスの安全状態を
一目で確認でき、危険の防止が行え、安心してプレスの
操作を行うことができる。そして、準備状態の進み具合
や安全確認手段が正常に作動しているか等の安全状態を
表示色を変えて表示すると、さらに作業性や安全性を向
上することができる。また、その表示色に対応した状態
や、作業者がなすべき操作内容を表示することにより、
準備がどのような段階にあるかの把握や準備を進めるう
えでの障害、この障害を排除するために行うべきこと等
を容易に知ることができ、作業性を向上できる。
ッチ手段によってマルチディスプレイ手段に生産画面を
表示してプレス数等を表示すれば、現在の生産個数等を
知ることができ、また段取画面を表示することにより、
段取りの手順やスライドの上下位置の調整スムーズに行
うことができる。そして、マルチディスプレイ手段に、
現在表示されている画面が生産画面であるか段取画面で
あるかを示す識別表示部が設けてあるため、作業者が生
産画面と段取画面とを取り違えるような誤りを防ぐこと
ができる。
スプレイ手段に仕様の設定画面を表示できるため、仕様
の設定が容易であり、設定内容を目視によって確認する
ことが可能で、設定ミスの発生等を防止できる。そし
て、予め定めた項目に関して、特定のパスワードが入力
されたときにのみ表示し、この場合だけ追加、取消し、
変更できるようにすれば、特定の作業者が設定した内容
を他の人によって変更されることがないため、再設定の
手間が省け、設定作業の迅速化が図れるとともに、安全
性を向上することができる。しかも、予め定めた特定項
目については、取消し、変更不能とすることにより、本
来的な機能が変更されたことによる危険の発生を防止す
ることができる。
行わせる複数の操作内容をマルチディスプレイ手段に表
示し、作業者が表示された操作内容を実行したときに、
該当する操作内容を消去し、かつ表示された操作内容の
すべてが実行されたときに、次画面を自動的に表示する
ようにすると、同じ操作を二度繰り返すような無駄な操
作や、次画面を呼び出す操作をなくすことができ、作業
の迅速化が図れる。また、本発明の第7によれば、遠隔
操作用の携帯用操作手段をケーブルを介してマルチディ
スプレイ手段に接続したことにより、設定条件の入力を
遠隔操作できるばかりでなく、紛失するおそれがなくで
管理が容易であり、指向性を必要としないために操作不
能の状態や操作ミスをなくすことができる。また、前記
と同様に、遠隔操作用の携帯用操作手段により段取ある
いは生産を選択できるとともに、マルチディスプレイ手
段に、現在表示されている画面が生産画面であるか段取
画面であるかを示す識別表示部が設けてあるため、作業
者が生産画面と段取画面とを取り違えるような誤りを防
ぐことができる。
を、添付図面に従って詳細に説明する。図2は、本発明
に係るプレス装置の正面図である。
の上部には、エキセンスリーブ14を外嵌した駆動軸1
6が回転自在に配設してある。この駆動軸16は、駆動
部となる図示しないメインモータに接続してあり、メイ
ンモータが正逆方向に回転することにより、その回転方
向に回転する。そして、駆動軸16の回転力がプランジ
ャガイド17に沿って上下動するプランジャ18を介し
て、プランジャ18の下部に固定したスライド20に伝
達される。
キセンスリーブ14とプランジャ18の上部に設けたリ
ストピン22とは、コンロッド23を介して接続してあ
り、エキセンスリーブ14の回転によるコンロッド23
の上下動によってプランジャ18がリストピン22を介
して上下動させられる。また、駆動軸16には、回転検
出手段であり、クランク角検出手段であるロータリエン
コーダ24が設けてあり、駆動軸16の回転を検出でき
るようにしてある。そして、ロータリエンコーダ24の
検出信号は、図示しないコントローラに入力し、駆動軸
16の回転位置を示すクランク角とスライド20の上下
駆動速度との算出に用いられ、この求めたクランク角ま
たはスライド20の上下速度が本体12の側部に固定し
た操作部26に表示される。
面上部の中央付近にクランク角表示手段としてのクラン
ク角表示部70が設けてある。このクランク角表示部7
0は、駆動軸16の回転位置、すなわちクランク角とス
ライド20の上下駆動速度とを切り替えることにより選
択的に表示できるようになっていて、例えば赤色を放射
する複数の発光ダイオード72が円形に配置してあると
ともに、中央部にディジタル表示部74が設けてあり、
クランク角またはスライド20の上下速度をアナログ的
な表示とディジタル表示とができるようにしてある。そ
して、駆動軸16が正方向(例えば、図1の時計方向)
に回転すると、上死点から検出されたクランク角までの
発光ダイオード72aが、駆動軸16の回転方向と同じ
ように、矢印76の時計方向に連続して順次点灯するよ
うになっている。また、クランク角表示部70の発光ダ
イオード72は、駆動軸16が逆方向に回転すると点灯
方向が逆となり、反時計方向に順次連続して点灯するよ
うになっている。なお、クランク角表示部70の表示が
クランク角であるかスライド20の上下駆動速度である
かは、ディジタル表示部74の上下部に設けた発光ダイ
オード73、75の点灯状態によって識別できるように
してある。
の運転状態を表示するプレス状態表示器(プレス状態表
示手段)80が設けてある。このプレス状態表示器80
は、それぞれが図形によって表される運転準備状態表示
部82、安全装置状態表示部84、メインモータ状態表
示部86から構成してあって、これらの表示部が上下方
向に直線的に配置してある。そして、これらの表示部8
2、84、86は、コントローラによって検出された運
転準備状態、安全装置の作動状態、メインモータの回路
状態によって赤色、黄色、緑色の表示が行われるように
なっている。すなわち、プレス状態表示器80は、各表
示部82、84、86の内部に、図3に示したように赤
色を放射する発光ダイオード87、88、89と、緑色
を放射する発光ダイオード90、91、92とが配設し
てあり、これらの発光ダイオードが抵抗とリレー93〜
98を介して直流電源100に並列に接続してある。
モータの動力を駆動軸16に伝達する図示しないクラッ
チ・ブレーキに異常が生じたとき(例えば、クラッチ・
ブレーキを制御するバルブの作動信号が出ているのにフ
ィードバックがないとき)や後述するモード選択スイッ
チより選択した運転モードと異なる運転モードが入力し
たとき、メインモータの正転と逆転との信号が同時に入
力したとき、プレスを非常停止させたときなどに、リレ
ー93に信号が入力し、赤色の発光ダイオード87を点
灯して運転準備状態の異常を知らせる。また、運転準備
状態表示部82は、コントローラが上記のような所定の
項目をチェックしたときに、例えば連続停止状態が維持
されているような場合、信号がリレー93、94に入力
し、発光ダイオード87、90が同時に点灯して黄色の
発光色となって運転インターロック未成立を知らせる。
さらに、コントローラがすべてのチェック項目をチェッ
クし、すべてに異常が無い場合には、リレー94に信号
が入力して緑色による表示が行われ、運転準備完了を知
らせるようになっている。
る安全確認手段である光検知式の安全装置の光線が何か
によって遮光されると、赤色の発光ダイオード88が点
灯して安全装置の遮光停止を表示する。また、安全装置
状態表示部84は、図示しない切替えスイッチによって
安全装置が無効状態(非作動状態)にされると、発光ダ
イオード88、91が点灯して表示色が黄色となり、安
全装置無効を表示し、安全装置が有効に作動している場
合、発光ダイオード91が点灯して安全装置が有効に作
動していることを表示する。
メインモータがサーマルトリップした場合や、インバー
タ回路に異常が生じた場合等に発光ダイオード89を点
灯して赤色によりメインモータ回路に異常が発生したこ
と告知する。そして、メインモータ状態表示部86は、
メインモータが回転中であると、赤色と緑色との両発光
ダイオード89、92を点灯して黄色によりモータが回
転していることを表示して注意を促し、メインモータが
停止している場合、緑色を発光する発光ダイオード92
が点灯する。
方にマルチディスプレイ手段を構成している液晶表示器
102が設けてある。この液晶表示器102は、後述す
るように各種のメッセージが表示されるとともに、下部
に後述するシートスイッチ部106のテンキー108に
より設定される生産、段取または設定等の画面、即ち、
生産画面、段取画面または設定画面104を選択して表
示できるようにしてある。生産画面、段取画面または設
定画面104は、また識別表示部をなしており、選択さ
れた画面に対応したキーの表示の明暗が反転する等し
て、液晶表示器102に表示されている画面が何である
かを作業者が容易に識別できるようにしてあり、作業者
が誤った操作などを行わないようにしてある。さらに、
液晶表示器102の下方には、シートスイッチ部(入力
手段)106が設けてある。このシートスイッチ部10
6には、液晶表示器102の生産画面、段取画面または
設定画面104に対応した生産、段取、設定のテンキー
110、111、112を有して、これらのテンキー1
10、111、112を操作することにより、液晶表示
器102の表示画面をテンキーに対応した画面に切り替
えることができるようになっている。また、シートスイ
ッチ部106には、クランク角表示部70の表示をクラ
ンク角またはスライド20の上下速度に切り替える切替
キー114、入力した設定条件をキャンセルするクリア
キー116、設定条件等を制御部であるコントローラに
入力するエントリキー118とが設けてあるとともに、
カーソル下方移動キー120、カーソル左移動キー12
1、カーソル右移動キー122を備え、液晶表示器10
2に表示された項目を任意に選択できるようにしてあ
る。なお、液晶表示器102には、後述するように、プ
レス状態表示器80の各表示部82、84、86の表示
色が赤色または黄色の場合に、これらの色が点灯された
異常内容やそのために対処すべき操作内容などを表示で
きるようにしてある。
に、ケーブル123を介して遠隔操作用の携帯用操作盤
124が接続してある。この携帯用操作盤124は、例
えばシートスイッチから構成したキー入力部126を備
えており、作業者がキー入力部126を操作することに
より、プレスの運転条件の設定等を行うことができるよ
うになっている。また、携帯用操作盤124には、前記
の生産、段取、設定のテンキー110、111、112
と同様に、液晶表示器102の生産画面、段取画面また
は設定画面104に対応した生産、段取、設定のテンキ
ー110a、111a、112aを有している。
設けてあって、このベッド28の上に、下型を固定する
ためのボルスタ30が固定してある。また、本体12の
下部前面には、プレス操作盤32が配設してある。この
プレス操作盤32は、前方に傾斜した上面34と前面3
6とに複数の操作ボタンが配置してあり、プレスの起
動、停止や手動操作ができるようになっている。
は、図4に示すように、中央に非常停止ボタン38が設
けてあり、両端部に手動操作をするための手動操作ボタ
ン40、40が配設してあるとともに、連続停止ボタン
42、急停止リセットボタン44等が配置してある。ま
た、プレス操作盤32の前面36には、図5に示すよう
に、中央部に運転モードを選択するためのロータリ式運
転モード選択スイッチ46が取り付けてある。そして、
モード選択スイッチ46の左側には、スライド調整部4
8が設けてあり、このスライド調整部48に調整オン・
オフボタン50、スライド上昇ボタン52、スライド下
降ボタン54が配置してある。さらに、モード選択スイ
ッチ46の右側には、電源オン・オフボタン56、操作
切替えボタン57、メインモータ起動ボタン58、メイ
ンモータ停止ボタン60、メインモータ正転・逆転選択
ボタン62、速度設定ボリュームツマミ64が設けてあ
るとともに、図示しない作業者にメインモータが正常に
作動しているか否かを告知するためのモータ状態表示ラ
ンプ66と、安全確認手段である安全装置が有効である
か無効であるかを告知するための安全装置状態表示ラン
プ68が配設してある。
が配設してある(図2参照)。この安全装置130は、
ブラケット132、134を介して本体12に取り付け
た発光部136と受光部138とを主構成要素とし、こ
れらが対向配置してあって、作業者の手などが発光部1
36と受光部138との間に挿入され、発光部136が
出射した光線が遮光されると、プレスのメインモータを
停止し、プレス状態表示器80の安全装置状態表示部8
4の表示を赤色にする。
6に示すように、プレス操作盤32の各ボタンやモード
選択スイッチ46などの操作信号が入力するCPU14
0と、スライド20の負荷を検出するロードセルなどの
荷重センサ142の検出信号が入力するCPU144と
を有している。CPU140、144には、それぞれバ
スを介して制御プログラム等を格納した制御ROM14
6、148と、各種のデータや情報を書き込むDPRA
M150、152が接続してある。また、これらのDP
RAM150、152は、バスを介して操作部26を制
御しているCPU154に接続してある。なお、図6に
おいて、CPU140、制御ROM146、DPRAM
150は各一個づつ表示されているが、それぞれ各2個
を設けて安全回路を構成しても良い。例えば、2個のC
PU140には1個のエンコーダ26から分岐して接続
し、各CPU140にはそれぞれにC/Bバルブ159
を接続する等を行なう。さらに、2個のCPU140を
接続して比較して、2個のDPRAM150からは各々
CPU154に接続するなど二重の回路を構成し、安全
を向上するようにしても良い。
格納してあるプログラムに従って、DPRAM150、
152を介してCPU140、144から各種のデータ
や情報を受け取り、液晶表示器(LCD)102にそれ
らを表示するようになっている。また、CPU154に
は、設定値等を一時的に書き込まれるEEPROM(ま
たはRAM)158がバスを介して接続してある。な
お、CPU140は、クラッチ・ブレーキを切り替え制
御するC/Bバルブ159に制御信号を出力するように
なっている。
メインモータが駆動して駆動軸16が回転すると、ロー
タリエンコーダ24の検出信号がコントローラのCPU
140に入力し、CPU140が制御ROM146内の
プログラムに従って、駆動軸16(エキセンスリーブ1
4)のクランク角とスライド20の上下駆動速度を求
め、DPRAM150を介してCPU154に送る。C
PU154は、クランク角表示部70の発光ダイオード
73または発光ダイオード75を点灯し、またシートス
イッチ部106の切替キー114の状態に応じて、クラ
ンク角の表示かスライド20の上下速度の表示かを、発
光ダイオード73、75のいずれかを点灯して明確にす
る。そして、クランク角表示部70の発光ダイオード7
2をクランク角またはスライド20の上下速度に対応し
た数だけ連続的に点灯するとともに、ディジタル表示部
74にディジタル表示する。このため、実施例において
は、駆動軸16がいずれの方向にどれだけ回転している
か、またスライド20の上下速度がどの程度かを容易に
知ることができ、運転条件の設定、調整等を容易に行う
ことができる。
盤32の運転モード選択スイッチ46が操作され、自動
運転、手動操作、連続1行程等の運転モードが選択され
たり、速度設定ボリュームツマミ64によりプレス速度
の設定や変更が行われると、これらの情報がCPU14
0を介してCPU154に送られ、マルチディスプレイ
手段である液晶表示器102に表示される。従って、設
定した運転モード等を目視により容易に確認することが
でき、設定ミスの発生を防ぎ、設定異常などの発生を容
易に検知できて、プレス操作の安全性と操作性とを大幅
に向上することができる。
レス状態表示器80にプレスの運転状態を図形表示する
とともに、状態に応じて赤色、黄色、緑色の3色に分け
て表示するため、異常の発生、プレス準備の未完了等を
容易に知ることができ、迅速な対応と危険の防止を図る
ことができる。しかも、プレスの状態に異常が生じた場
合には、液晶表示器102にも表示されるとともに、そ
の異常の内容をも表示できるので、どのような異常が発
生したかを迅速に把握することができる。
示されているときに、運転準備状態表示部82が赤色ま
たは黄色に表示されると、図7(1)のように表示画面
の上部にどのような異常が発生したかが表示される。そ
して、ILキーが押下されると、図7(2)に示したよ
うに、異常の発生に対処すべきメッセージなどを表示し
た次の画面が表示されるようになっている。また、図7
(2)の画面において、「2」の部分を押下するか、シ
ートスイッチ部106のテンキーの「2」を押下する
と、さらに別のメッセージを有する別の画面が表示され
る。
ーブル123を介して接続した携帯用操作盤124のキ
ー操作部126を操作することにより、操作部26のシ
ートスイッチ部106を操作したときと同様に、例えば
図8のようなシステム設定画面を液晶表示器102に表
示することができるようになっているとともに、所定運
転条件を設定できるようになっている。従って、実施例
においては、プレスの遠隔操作が可能であるとともに、
ケーブル123を介して操作部26に運転条件などを入
力できるため、入力ミスがなく、安全、かつ安心して作
業を行うことができるとともに、携帯用操作盤124が
紛失するようなことがなく、管理が極めて容易である。
キー操作部126の 設定のテンキー112aを操作す
ると、システム設定選択の画面(図8(1))の、1仕
様回路初期設定が表れる。つぎに、キー操作部126を
押すと、次の画面(図8(2))の仕様回路初期設定1
の各条件の設定すべき項目、例えば、1C/B空気圧、
2スライド調整、3メインM回路、等の表示される。そ
の、1C/B空気圧、の空気圧力を設定すると、次に四
角で囲まれた番号の、2スライド調整に表示が移動して
次の設定項目が判る。この四角でかこまれた文字の表示
は、文字全体が緑色の中に表示されるか、あるいは文字
の色を変えるか等の識別ができるように表示されればよ
い。次々に設定を行い、それが終了したら、図8(3)
に示す、仕様回路初期設定2(オプション)の各条件の
設定すべき項目が表れる。これも、同様に、設定する項
目が識別されて表示される。このように、設定すべき項
目が表示されるとともに、遠隔の位置でも設定できるの
で操作が容易になる。特に、大型のプレス機械において
は、操作盤が運転者から離れた位置に置かれることが多
いためこの効果は顕著である。
晶表示器102に表示された項目を実行すると、その実
行した項目をCPU154が消去するとともに、表示さ
れたすべての項目が実行されたときに、自動的に次画面
を表示するようにすると、作業者が誤って同じ操作を二
度行うようなことの防止や、次画面を呼び出す操作を省
略することができ、作業の迅速化を図ることができる。
さらに、液晶表示器102の仕様設定画面に表示される
予め定めた項目、例えば特定の作業者のみが実行するカ
スを吹き飛ばすためのエジェクタの使用の有無、材料の
自動送りのシリンダ制御の有無等を、シートスイッチ部
106または携帯用操作盤124から特定のパスワード
がキー入力されたときににのみ表示し、追加、取消し、
変更が可能にすることができるようにすると、特定の作
業者がその都度設定しなおす手間が省け、作業性を向上
することができるとともに、安全性を向上できる。ま
た、液晶表示器102の仕様設定画面に表示される予め
定めた特定の項目、例えば手動ボタン40を押せば1回
だけプレスを行う1行程操作、手動ボタン40を押し続
ければ連続的にプレスを行い、ボタン40を離すと停止
する連続1行程操作等は、常時選択して表示が可能であ
るが、取消し、変更不能に設定すると、本来的な機能の
変更などによる思わぬ事態の発生による事故等を防ぐこ
とができる。
表示部70に複数の発光ダイオード72を配置し、点の
列状にクランク角等を表示するようにした場合について
説明したが、連続した帯状に点灯させるようにしてもよ
い。また、前記実施例においては、プレス状態表示器8
0の表示色が3色である場合について説明したが、表示
色を4色以上にしてもよい。また、前記実施例において
はエキセンスリーブ14を有するプレスについて説明し
たクランク軸を有するプレス等にも適用することができ
る。
れば、プレスの運転状態がプレス状態表示手段に表示さ
れ、また運転条件等の制御情報がマルチディスプレイ手
段に表示されるため、作業者はプレスが正常に運転され
ているか否か等の運転状態や操作モード等の運転条件を
容易に確認することができ、プレス操作の安全性と操作
性とを向上することができる。そして、クランク角表示
手段にスライドの上下駆動速度を選択して表示できるよ
うにしたことにより、プレス速度が設定したとおりか否
かを容易に確認することができる。また、マルチディス
プレイ手段に、切替えスイッチにより選択した運転モー
ド表示できるようにすると、切替えスイッチに接触不良
などの異常が発生したときに、これを容易に検出するこ
とができるばかりでなく、運転モードを目視によって容
易確実に確認することができ、プレス操作の安全性と操
作性とを向上することができる。
転位置を複数の発光部によって連続的に表示するように
しているため、スライドが下降行程にあるのか、または
上昇行程にあるのかを容易に判別することができる。ま
た、正逆の回転方向を表示できるようにしたことによ
り、駆動軸の回転方向を容易に知ることができる。
態表示手段にプレスの所定の制御情報の設定が完了した
か否かの準備状態が図形表示されるため、プレスの運転
が可能であるか否かの判断を一目で容易に行うことがで
きる。しかも、プレス状態表示手段には、安全確認手段
が有効に作動しているか否かを図形表示する安全確認手
段状態表示部が設けてあるため、プレスの安全状態を一
目で確認でき、危険の防止を行え、安心してプレスの操
作を行うことができる。そして、準備状態の進み具合や
安全確認手段が正常に作動しているか等の安全状態を表
示色を変えて表示すると、さらに作業性や安全性を向上
することができる。また、その表示色に対応した状態
や、作業者がなすべき操作内容を表示することにより、
準備がどのような段階にあるかの把握や準備を進めるう
えでの障害、この障害を排除するために行うべきこと等
を容易に知ることができる。
ッチ手段によってマルチディスプレイ手段に生産画面を
表示してプレス数等を表示すれば、現在の生産個数等を
知ることができ、また段取画面を表示することにより、
段取りの手順やスライドの上下位置の調整スムーズに行
うことができる。そして、マルチディスプレイ手段に、
現在表示されている画面が生産画面であるか段取画面で
あるかを示す識別表示部が設けてあるため、作業者が生
産と段取りとを取り違えるような誤りを防ぐことができ
る。
ィスプレイ手段に仕様の設定画面を表示できるため、仕
様の設定が容易であり、設定内容を目視によって確認す
ることが可能で、設定ミスの発生等を防止できる。そし
て、予め定めた項目に関して、特定のパスワードが入力
されたときにのみ表示し、この場合だけ追加、取消し、
変更できるようにすれば、特定の作業者が設定した内容
を他の人によって変更されることがないため、再設定の
手間が省け、設定作業の迅速化が図れるとともに、安全
性を向上することができる。しかも、予め定めた特定項
目については、取消し、変更不能とすることにより、本
来的な機能が変更されたことによる危険の発生を防止す
ることができる。
行わせる複数の操作内容をマルチディスプレイ手段に表
示し、作業者が表示された操作内容を実行したときに、
該当する操作内容を消去し、かつ表示された操作内容の
すべてが実行されたときに、次画面を自動的に表示する
ようにすると、同じ操作を二度繰り返すような無駄な操
作をなくすことができ、作業の迅速化が図れる。また、
本発明の第7によれば、遠隔操作用の携帯用操作手段を
ケーブルを介してマルチディスプレイ手段に接続したこ
とにより、設定条件の入力を遠隔操作できるばかりでな
く、紛失するおそれがなくで管理が容易であり、指向性
を必要としないために操作不能の状態や操作ミスをなく
すことができる。さらに、遠隔操作用の携帯用操作手段
により段取あるいは生産を選択でき、大型プレス機械で
は操作盤が遠くに配置されても操作が容易になる。
図である。
る。
る。
の上面の詳細説明図である。
の前面の詳細説明図である。
異常時の表示画面の一例を示す図である。
設定画面の一例を示す図である。
態表示部) 86 メインモータ状態表示部 102 マルチディスプレイ手段(液晶表示
器) 104 生産画面、段取画面または設定画面 118 シートスイッチ部 130 安全確認手段(安全装置) 124 携帯用操作盤
Claims (14)
- 【請求項1】 スライドを上下駆動する駆動部と、この
駆動部からの動力を前記スライドに伝達する駆動軸の回
転を検出する回転検出手段と、前記スライドの上下駆動
速度、プレス個数、生産ロット等を制御する制御部とを
有するプレス装置において、前記回転検出手段が検出し
た前記駆動軸の回転位置を表示するクランク角表示手段
と、プレスの運転状態を表示するプレス状態表示手段
と、前記スライドの上下駆動速度、プレスの個数、生産
ロットまたはプレスの運転条件等の制御情報を前記制御
部に与えるシートスイッチ手段と、このシートスイッチ
手段により入力された前記制御情報の複数を同時に表示
可能なマルチディスプレイ手段とを備えた操作盤を有す
ることを特徴とするプレス装置。 - 【請求項2】 前記クランク角表示手段は、前記制御手
段が前記回転検出手段の出力に基づいて求めた前記スラ
イドの上下駆動速度と、前記駆動軸の回転位置を示すク
ランク角とのいずれかを切替え表示可能に形成してある
ことを特徴とする請求項1に記載のプレス装置。 - 【請求項3】 前記マルチディスプレイ手段は、プレス
本体の前面に設けたプレス操作部の選択スイッチにより
選択された運転モードを表示することを特徴とする請求
項1または2に記載のプレス装置。 - 【請求項4】 スライドを上下駆動する駆動部と、この
駆動部からの動力を前記スライドに伝達する駆動軸の回
転位置を検出するクランク角検出手段とを有するプレス
装置において、前記クランク角表示手段は、円形に配設
した複数の発光部から構成してあり、前記クランク角検
出手段が検出したクランク角に対応した数の前記発光部
を連続して点灯することを特徴とするプレス装置。 - 【請求項5】 前記クランク角表示手段は、前記駆動軸
の正方向回転と逆方向回転とに応じて、前記複数の発光
部の点灯方向を異ならせることを特徴とする請求項4に
記載のプレス装置。 - 【請求項6】 スライドを上下駆動する駆動部と、作業
者が前記スライドの駆動範囲に予め定めた以上接近した
ことを検知して前記駆動部の駆動を停止する安全確認手
段を有するプレス装置において、プレスの運転状態を表
示するプレス状態表示手段を有し、このプレス状態表示
手段は、少なくともプレスの準備状態を図形表示する運
転準備表示部と、前記安全確認手段の作動状態を図形表
示する安全確認手段状態表示部とを備えていることを特
徴とするプレス装置。 - 【請求項7】 前記運転状態表示部と前記安全確認手段
状態表示部とは、前記プレスの準備状態または前記安全
確認手段の作動状態に対応して表示色が変化することを
特徴とする請求項6に記載のプレス装置。 - 【請求項8】 前記プレス状態表示手段の近傍には、前
記運転準備表示部または前記安全確認手段状態表示部の
表示色に対応した状態と、この状態に対応して作業者が
なすべき操作内容との少なくともいずれか一方を表示す
るマルチディスプレイ手段が設けてあることを特徴とす
る請求項7に記載のプレス装置。 - 【請求項9】 スライドを上下駆動する駆動部と、この
駆動部からの動力を前記スライドに伝達する駆動軸と、
前記スライドの上下駆動速度、プレス個数、生産ロット
等を制御する制御部とを有するプレス装置において、少
なくとも、プレス数等を表示する生産画面と前記スライ
ドの上下方向位置の調整等のための段取画面とを表示す
るマルチディスプレイ手段と、このマルチディスプレイ
手段の生産画面と段取画面とを表示する画面に対応し、
前記生産画面と段取画面とのいずれかを表示させる信号
をマルチディスプレイ手段に入力するシートスイッチ手
段とを有していることを特徴とするプレス装置。 - 【請求項10】 スライドを上下駆動する駆動部と、こ
の駆動部からの動力を前記スライドに伝達する駆動軸
と、前記スライドの上下駆動速度、プレス数、生産ロッ
ト等を制御する制御部とを有するプレス装置において、
前記スライドの上下駆動速度、プレス個数、生産ロッ
ト、運転モード等の、前記制御部に与える制御情報から
なる仕様設定画面を表示するマルチディスプレイ手段
と、このマルチディスプレイ手段の前記仕様設定画面に
表示された項目の追加、取消し、変更を行う入力手段と
を有することを特徴とするプレス装置。 - 【請求項11】 前記マルチディスプレイ手段の仕様設
定画面に表示される予め定めた項目は、前記入力手段か
ら特定のパスワードが入力されたときにのみ表示され、
追加、取消し、変更が可能であることを特徴とする請求
項11に記載のプレス装置。 - 【請求項12】 前記マルチディスプレイ手段の仕様設
定画面に表示される予め定めた特定の項目は、常時選択
して表示が可能であるが、取消し、変更不能に設定して
あることを特徴とする請求項12に記載のプレス装置。 - 【請求項13】 スライドを上下駆動する駆動部と、こ
の駆動部からの動力を前記スライドに伝達する駆動軸
と、前記スライドの上下駆動速度、プレス数、生産ロッ
ト等を制御する制御部とを有するプレス装置において、
作業者に行わせる複数の操作内容を表示するマルチディ
スプレイ手段を有し、このマルチディスプレイ手段は、
前記作業者が前記表示された操作内容を実行したとき
に、該当する操作内容を消去し、かつ表示された操作内
容のすべてが実行されたときに、次画面を自動的に表示
することを特徴とするプレス装置。 - 【請求項14】 スライドを上下駆動する駆動部と、こ
の駆動部からの動力を前記スライドに伝達する駆動軸
と、前記スライドの上下駆動速度、プレス数、生産ロッ
ト等を制御する制御部とを有するプレス装置において、
少なくともプレス数等を表示する生産画面と前記スライ
ドの上下方向位置の調整等のための段取画面と表示する
マルチディスプレイ手段と、このマルチディスプレイ手
段の生産画面と段取画面とを表示する画面に対応し、生
産画面と前記段取画面とのいずれかを表示させる信号を
マルチディスプレイ手段に入力する携帯用操作手段とを
有していることを特徴とするプレス装置。
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