JPH0748904Y2 - 駐車場の故障監視システム - Google Patents

駐車場の故障監視システム

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JPH0748904Y2
JPH0748904Y2 JP6710491U JP6710491U JPH0748904Y2 JP H0748904 Y2 JPH0748904 Y2 JP H0748904Y2 JP 6710491 U JP6710491 U JP 6710491U JP 6710491 U JP6710491 U JP 6710491U JP H0748904 Y2 JPH0748904 Y2 JP H0748904Y2
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JP
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failure
parking lot
centralized monitoring
display device
pallet
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JP6710491U
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JPH071219U (ja
Inventor
清 赤松
Original Assignee
ヒューマン・プランニング株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、離れた位置にある駐車
場内に生じた故障を集中監視装置によって検知する駐車
場の故障監視システムに関する。
【0002】
【従来技術】近年の自動車数の急激な増加に伴う駐車場
不足は、大都市のみならず地方にまで押し寄せてきてお
り、大きな社会問題となっている。これに対応して数多
くの駐車場、特に大型の立体駐車場が設置されるに至っ
ている。
【0003】立体駐車場は、自動車を搭載して自動昇降
するとともに水平移動するリフトパレットなどのパレッ
トが多段に配設されており、駐車場の入出庫口近傍に備
えられた操作盤を操作することによって、パレットを入
出庫口まで自動運転させる構成となっており、従来、こ
れら各操作スイッチ類の操作は駐車場に常駐している管
理人によって行われており、現在では、駐車場設備の自
動化がさらに進み、より高い収益をもたらすため、上記
各操作を利用者自身で行う管理人を不要とした大型駐車
場も出現するに至っている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記のような
無人立体駐車場であると、駐車場の各部で発生した故障
などのトラブルに対して迅速な対応ができず、たとえ利
用者が電話などで管理人を呼び出したりしても、管理人
がこの故障に対して迅速かつ適切な対応をすることは困
難である。このために管理人が修理技術者を電話で呼び
出したりする必要があるが、これには時間と手間とを要
し、また修理技術者が来るまでは故障内容が明確に判明
できず、迅速かつ適切な修理に支障をきたしていた。
【0005】本考案は斯かる事情に鑑みて提案されたも
のであり、例え複数の大型駐車場が離れた位置にあって
も、これら各駐車場内で生じた故障を自動的に検知する
と共にその故障内容を知ることのできる構成としたもの
であり、故障メンテナンスを迅速に対応し、顧客の信頼
性を高めることのできる駐車場の故障監視システムを提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに提案される本考案の駐車場の故障監視システムは、
少なくとも1箇所の駐車場内に備えられている故障自動
検知装置と故障表示装置とが、駐車場から離れた位置に
ある集中監視室内に備えられた集中監視装置にシーケン
サ通信機能による電話回線等によって接続されており、
また上記故障表示装置と集中監視室内に備えられたパー
ソナルコンピュータとが通信回線によって接続されてお
り、故障自動検知装置によって駐車場内の故障を検知す
ると、故障自動検知装置から発信された信号によって集
中監視装置の操作盤に備えられている各立体駐車場のパ
レットに対応するランプを自動点灯させ、更にこの点灯
に基づいて、パソコン通信によって故障表示装置を呼び
出し、どの部分が故障しているかを検知する構成とし、
さらに各立体駐車場内と集中監視室内とに、通信回線に
よって接続された通話用モニタが配設されてなることを
特徴とする。
【0007】
【作用】駐車場内において故障が発生すると、この故障
箇所が駐車場内に備えられた故障自動検知装置によって
検知される。この検知信号は集中監視室内に備えられた
集中監視装置に自動送信されて操作盤上の故障箇所に対
応するランプが点灯表示し、この表示に基づきパソコン
通信によって故障表示装置に示された周波数によって示
された故障内容あるいはコード化された故障内容をフィ
ードバックさせると、離れた位置から故障箇所の検知が
可能となる。
【0008】さらに、各駐車場内の故障内容は、通話用
モニタを利用することによって、より明確に故障内容を
知ることが可能となり、現場に居合わせた利用者等に適
切な対応を指示すると共に、より明確な故障内容をも知
ることができる。
【0009】
【実施例】以下、添付図面に従って本考案の駐車場の故
障監視システムの一実施例を詳述する。図1は、本考案
に係る駐車場の故障監視システムの一実施例を示したブ
ロック図である。図に示すように、本考案に係る駐車場
の故障監視システムは、単数若しくは複数の大型の駐車
場A内の故障監視を一か所の集中監視室B内で行うもの
であり、平面型の駐車場だけでなく立体駐車場Aにも装
備することができる。
【0010】立体駐車場Aは、車両を搭載して自動昇降
と自動水平移動とを行うパレットPが多段に配設されて
おり、車両の入出庫口近傍には、立体駐車場Aの利用操
作に必要な操作盤1が備えられており、該操作盤1面に
備えられているテンキー(不図示)を押して特定のパレ
ット番号を指定し、続いて運転キー(不図示)を押す
と、指定されたパレットPが自動運転されて立体駐車場
Aの入出庫口前に着地すし、該パレットPに車両を搭載
して復帰ボタン(不図示)を押すと、該パレットPは元
の位置に復帰する。これら操作盤1の各操作による電気
信号は、操作盤1に接続され、立体駐車場Aに備えられ
ている制御装置2に至り、該制御装置2内でシーケンス
制御されて、パレットPを自動運転させる駆動装置3を
駆動させる構成となっている。なお該駆動装置3及び各
パレットPの周辺等には、故障箇所を自動検知するセン
サーや光電スイッチ等などからなる故障自動検知装置4
が備えられており、該故障自動検知装置4によって検知
された検知信号が制御装置2に送られると、制御装置2
が自動的に作動して駆動装置3を自動停止させ、警報ラ
ンプ5を点灯させたりすることが可能となる。また立体
駐車場Aには故障に対応させた故障表示装置6が備えら
れており、故障自動検知装置4によって検知された故障
内容は、周波数或いはコード化された信号をもってこの
故障表示装置6に表示される。
【0011】またこれら駐車場Aから離れた位置にある
集中監視室B内には集中監視装置7が設置されており、
該集中監視装置7と操作盤1とは、モデム21、20を
介して電気回線あるいは通信回線等の回線Lで接続され
ており、立体駐車場A内で発生した故障は、自動的に集
中監視装置7でも知ることができるようにしてある。
【0012】図2は集中監視装置のパネル面の一実施例
を示した正面図であり、図2において、集中監視盤7の
操作パネル面7aには、点灯と点滅とをする多数の点灯
押しボタンスイッチ8が、立体駐車場A毎に配設された
パレットPと同配列に、また各々の立体駐車場A毎にブ
ロック化されて備えられており、各パレットPに車両が
搭載されると、該点灯押しボタンスイッチ8は自動点灯
する。なお各々の点灯押しボタンスイッチ8の上面には
パレット番号を付してある。
【0013】また同操作パネル面7aには、デジタル表
示の表示部9が点灯押しボタンスイッチ8と並んで立体
駐車場Aの数ごとに備えられており、点灯押しボタンス
イッチ8を押すと、該点灯押しボタンスイッチ8によっ
て指定された特定のパレット番号が表示部9に表示され
る他、各パレットPの利用台数すなわち駐車台数が表示
される。さらに同操作パネル面7aには、立体駐車場A
内で発生した故障等の異常を検知する異常検知ランプ1
0が備えられており、この他にも異常が解消された時に
点灯する操作可ランプ11、入出庫が可能であることを
表示する入出庫可ランプ12等の表示部の他、パレット
Pの運転を開始させる運転ボタン13、リセットキー1
4、非常停止ボタン15等の操作部が備えられており、
立体駐車場A内の利用状況と故障の発生を同時に知るこ
とができる。
【0014】図3は故障表示装置6の表示パネル面の一
実施例を示した正面図であり、図に示すように、該故障
表示装置6の表示パネル面6aには、各パレット毎に設
置されている各パレットの上昇移動終端を検知する上昇
リミットスイッチ(不図示)と、各パレットの左右移動
終端を検知する左右リミットスイッチ(共に不図示)と
に接続され、これら各スイッチの故障及び取付外れ等を
検知してこれを表示する点灯ランプがパレット毎に対応
させたパネル面6b・・に備えられている。A1〜A2
0は各パレット番号であり、6cは左リミットスイッチ
に対応させたランプ、6dは右リミットスイッチに対応
させたランプ、6eは上昇リミットスイッチに対応させ
たランプである。このために往々にして故障が生じ易い
各リミッ トスイッチ6c,6d,6eに故障等が生じる
と、どのパレットの、どのリミットスイッチが故障した
のかを容易に知ることが可能となる。また表示パネル6
aには、これら各ランプ6c,6d,6eが点灯したと
き、すなわち故障等が発生した状態を知らせる警報ラン
プ6f、及びブザー6gも備えられており、故障発生を
該故障表示装置6側からも知らせることができるように
構成されている。
【0015】図1において示した集中監視室B内には、
集中監視盤7によって検知した故障などの異常に対し
て、その故障部分とその内容を迅速かつ明確に知るため
に、パーソナルコンピュータ17(以下パソコンと称
す)が備えられており、該パソコン17と立体駐車場A
内の故障表示装置6とが電話回線L等の通信回線によっ
て接続されている。17aはパソコン17のディスプレ
イ部であり、18は故障表示装置6に備えられたシーケ
ンサであり、故障内容を示した電気信号は、入出力部2
1で一旦通信信号に変換されて集中監視室B内のモデム
20に送信され、該送信信号は、集中監視盤7を介し
て、あるいはモデム20から直接にパソコン17に受信
される構成としてある。なお故障表示装置6に示された
故障内容は、故障箇所とその内容に応じた周波数で表示
され、あるいは故障箇所とその内容に応じてコード化さ
れており、この周波数あるいはコード化された信号を基
にしてパソコン17がこれを明瞭な文字すなわち故障箇
所と故障内容に変換し、容易にその内容を知ることがで
きるようにしてある。
【0016】このために立体駐車場A内で故障が発生す
ると、遠く離れた集中監視室B内の集中監視装置7がこ
れを表示し、また故障内容もパソコン通信で知ることが
できるために、故障メンテナンスを迅速に対応させるこ
とができる。尚上記の如く、この集中監視装置7による
管理システムは単体の立体駐車場Aのみならず、多数の
立体駐車場Aを同時に監視することができ、また集中監
視装置7を増設することにより、監視する立体駐車場A
を追加することも簡単に行える。
【0017】さらに各立体駐車場A内及び集中監視室B
には、相互に送受話を行うことのできる通話用モニタ2
2、19が通信回線Lを介して備えられており、例えば
故障を知った利用者と集中監視室B内のオペレータとが
通話用モニタ22、19によって故障内容とその対応を
通話したり、現場に駆けつけたサービスエンジニアと集
中監視室B内のオペレータとの通話ができるような構成
としてある。
【0018】
【考案の効果】以上において説明した本考案に係る駐車
場の故障監視システムによれば、各駐車場内で発生した
故障が即座に集中監視室内で知ることができ、またその
故障を駐車場内に表示することができる他、通話用モニ
タによって各駐車場と集中監視室内とが相互通話できる
ために、駐車場の故障に対応した安全策をとることが容
易となる。
【0019】また、故障した場所とその内容を即座に知
ることができるので、迅速なメンテナンスを行うことが
でき、駐車場の運転停止時間も短縮することができ、顧
客の信頼性を向上させることができる。
【0020】さらに、多数の大型駐車場の監視と故障表
示とが、一か所の集中監視室内で行われるので、管理に
要する人手を少なくすることができ、人件費の面から収
益の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る駐車場の故障監視システムの一実
施例を示したブロック図である。
【図2】集中監視装置のパネル面の一実施例を示した正
面図である。
【図3】 故障表示装置6の表示パネル面の一実施例を
示した正面図である。
【符号の説明】
A 立体駐車場 B 集中監視室 L 電話回線 4 故障自動検知装置 6 故障表示装置 7 集中監視装置 17 パーソナルコンピュータ 19 通話用モニタ 22 通話用モニタ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1箇所の駐車場内に備えられ
    ている故障自動検知装置と故障表示装置とが、駐車場か
    ら離れた位置にある集中監視室内に備えられた集中監視
    装置にシーケンサ通信機能による電話回線等によって接
    続されており、また上記故障表示装置と集中監視室内に
    備えられたパーソナルコンピュータとが通信回線によっ
    て接続されており、故障自動検知装置によって駐車場内
    の故障を検知すると、故障自動検知装置から発信された
    信号によって集中監視装置の操作盤に備えられている各
    立体駐車場のパレットに対応するランプを自動点灯さ
    せ、更にこの点灯に基づいて、パソコン通信によって故
    障表示装置を呼び出し、どの部分が故障しているかを検
    知する構成とした駐車場の故障監視システム。
  2. 【請求項2】 各立体駐車場内と集中監視室内とに、通
    信回線によって接続された通話用モニタが配設されてな
    る請求項1記載の駐車場の故障監視システム。
JP6710491U 1991-08-23 1991-08-23 駐車場の故障監視システム Expired - Lifetime JPH0748904Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH071219U JPH071219U (ja) 1995-01-10
JPH0748904Y2 true JPH0748904Y2 (ja) 1995-11-08

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Families Citing this family (4)

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JPH0819779B2 (ja) * 1992-12-18 1996-02-28 有限会社トレンドワン 立体駐車場の遠隔監視システム
JPH0823230B2 (ja) * 1993-12-24 1996-03-06 日本発条株式会社 駐車設備管理装置
JP5599183B2 (ja) * 2009-12-16 2014-10-01 Ihi運搬機械株式会社 二多段式駐車装置の設備状態表示装置
DE102017212533A1 (de) * 2017-07-21 2019-01-24 Robert Bosch Gmbh Vorrichtung und Verfahren zum Bereitstellen einer Zustandsinformation eines automatischen Valet Parking Systems

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JPH071219U (ja) 1995-01-10

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