JP5599183B2 - 二多段式駐車装置の設備状態表示装置 - Google Patents
二多段式駐車装置の設備状態表示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5599183B2 JP5599183B2 JP2009285085A JP2009285085A JP5599183B2 JP 5599183 B2 JP5599183 B2 JP 5599183B2 JP 2009285085 A JP2009285085 A JP 2009285085A JP 2009285085 A JP2009285085 A JP 2009285085A JP 5599183 B2 JP5599183 B2 JP 5599183B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- display
- stage parking
- display means
- state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Description
パレット落下防止装置70は、駐車装置の構造体(例えば図1の主支柱59)に取り付けられ、係止部材71および駆動装置73を備える。係止部材71は、パレット1に下方から係合して該パレット1の落下を防止する(図1(A)参照)。駆動装置73は、係合部材71がパレット1に係合する図3(A)の係合位置と係合しない図3(B)の退避位置との間で係合部材71を移動させる。駆動装置73は、バネ73a、ソレノイド73b、プランジャ73c,連結部材73dを有する。バネ73aは、係合部材71を係合位置へ押し、これにより、係止部材71を係合位置に位置させる。このように係止部材71が係合位置にある状態から、ソレノイド73bに電流が流れると、磁力が発生し、この磁力で、バネの弾性力に抗してプランジャ73cを上方に移動させ、これにより、連結部材73dを介して係止部材71を退避位置に位置させる。係止部材71は、退避位置で、ケーシング73e内に退避している。
前記二多段式駐車装置は、パレット落下防止装置を備え、該パレット落下防止装置は、前記パレットが、停止時に万一落下しようとした場合に、該パレットの落下を防止するために、該パレットに下方から係合し得るように4箇所に設けられており、該4箇所は、パレット前方側の左右2箇所、およびパレット後方側の左右2箇所であり、
前記設備状態表示装置は、表示領域を有し、該表示領域には、前記4箇所にそれぞれ対応した4つの箇所において、対応するパレット落下防止装置の故障状態をそれぞれ表示する故障表示手段が配置されており、
複数の前記二多段式駐車装置が、互いに隣接して左右に配列されており、
各二多段式駐車装置毎に、前記表示領域が設けられ、
これら表示領域は、複数の前記二多段式駐車装置の配列に従って配列されている、ことを特徴とする二多段式駐車装置の設備状態表示装置が提供される。
故障表示状態手段は、動作状態表示手段による動作状態表示色と異なる色で前記故障状態を表示する。
二多段式駐車装置10は、それぞれ、昇降駆動され、所定の入・出庫高さ(図5では、車路1の上面の高さ)に位置する時に、車両3が車路1から縦方向に乗り込み可能または車路1へ縦方向に乗り出し可能である上下複数段のパレット5、7を有する。図5の例では、上下複数段のパレット5、7は,上段パレット5と下段パレット7である。また、図5の例では、前記入・出庫高さより低い位置に車両収容用のピット9が設けられる。前記複数段のパレット5、7のうち少なくとも最下段のパレット(図5の例では、下段パレット7)は、車両3を積載してピット9内へ下降することで、該車両3をピット9に収容できるようになっている。なお、ピット9は、コンクリート等のピット形成部11により形成された車両収納用の空間または窪みであり、入・出庫高さより低い位置に設けられる。
各表示領域25A、25B、25Cでは、対応する二多段式駐車装置においてパレット落下防止装置21a、21b、21c、21dがそれぞれ設けられる前記4箇所(図7を参照)に、それぞれ対応した4つの箇所において、対応するパレット落下防止装置の故障状態をそれぞれ表示する故障表示手段27a、27b、27c、27dが配置されている。この例では、各表示領域25A、25B、25Cにおいて、パレット7前方側(図7の上側)に対応する一方側(図8の上側)の左右2箇所、および、パレット7後方側(図7の下側)に対応する他方側(図8の下側)の左右2箇所に、それぞれ、前記故障表示手段27a、27b、27c、27dが配置されている。すなわち、故障表示手段27aは、パレット落下防止装置21aの故障状態を表示するためのものであり、故障表示手段27bは、パレット落下防止装置21bの故障状態を表示するためのものであり、故障表示手段27cは、パレット落下防止装置21cの故障状態を表示するためのものであり、故障表示手段27dは、パレット落下防止装置21dの故障状態を表示するためのものである。
故障表示手段29は、異常検知センサ31が故障している場合に、異常検知センサ31の故障状態を、所定の故障表示色で発光することにより表示する。
異常検知センサ31は、二多段式駐車装置毎に設けられ、進入禁止領域において、パレット5、7上の車両3のタイヤや、人や、物などの物体が進入していないかを検知する。図5(A)の例では、異常検知センサ31は、発光素子31aと受光素子31bとからなる。発光素子31aは、図5(B)において、検査領域32(破線で描いた円の内部領域)を通過するように、図5(B)の紙面と垂直方向に光を射出する。検査領域32にタイヤや人や物などの物体が存在しない場合には、当該光が受光素子31bに受光される。なお、発光素子31aと受光素子31bは、適宜の構造体(例えば主支柱15)に対し固定して配置されてよい。また、発光素子31aが射出する光は、赤外線であってもよい。発光素子31aは、常時、光を射出していてよい。
ロック機構41は、例えば、図9の回路により構成され、第1および第2のスイッチ43、45を有する。図9において、第1のスイッチ43は、接点aを接点b、cのいずれか一方にのみ接続可能であり、第2のスイッチ45は、接点dと接点eとの接続、および接点fと接点gとの接続のいずれか一方のみを実行可能である。図9において、符号17Aは、二多段式駐車装置10Aの昇降駆動装置17(モータ17c)を示し、符号17Bは、二多段式駐車装置10Bの昇降駆動装置17(モータ17c)を示し、符号17Cは、二多段式駐車装置10Cの昇降駆動装置17(モータ17c)を示す。また、図9において、後述のスイッチ49がオンになっているとして説明する。
第2のスイッチ45が、接点dを接点eに接続している場合には、右側の二多段式駐車装置10Cの昇降駆動装置17Cへ電力が電源から供給不能となり、右側の二多段式駐車装置10Cの表示領域25Cにおいて、ロック表示手段37が、パレット5、7を昇降できない旨を、ロック状態表示色で発光することにより表示する。
第1のスイッチ43が、接点aを接点bに接続している場合、または、第2のスイッチ45が、接点fを接点gに接続している場合には、中央の二多段式駐車装置10Bの昇降駆動装置17Bへ電力が電源から供給不能となり、中央の二多段式駐車装置10Bの表示領域25Bにおいて、ロック表示手段37が、パレット5、7を昇降できない旨を、ロック状態表示色で発光することにより表示する。なお、第1のスイッチ43が、接点aを接点bに接続している場合には、図8の表示領域25Bにおいて、左側のロック表示手段37がロック状態表示色で発光し、第2のスイッチ45が、接点fを接点gに接続している場合には、図8の表示領域25Bにおいて、右側のロック表示手段37がロック状態表示色で発光する。
同様に、中央の二多段式駐車装置10Bに関する表示領域25Bにおいて、2つのロック表示手段37のいずれも、ロック状態表示色で発光していない時には、接点a,bがスイッチ43により接続されており、接点d、eがスイッチ45により接続されており、この状態で、中央の二多段式駐車装置10Bのパレット5、7を上昇または下降させるように操作盤を操作すると、メインスイッチ47Bがオンとなって接点j、kがさらに接続される。これにより、図9において、二多段式駐車装置10Bの昇降駆動装置17Bと電源とが接続されて、当該パレット5、7が上昇または下降する。
また、同様に、右側の二多段式駐車装置10Cに関する表示領域25Cにおいて、ロック表示手段37がロック状態表示色で発光していない時には、接点f,gがスイッチ45により接続されており、この状態で、右側の二多段式駐車装置10Cのパレット5、7を上昇または下降させるように操作盤を操作すると、メインスイッチ47Cがオンとなって接点m、nがさらに接続される。これにより、図9において、二多段式駐車装置10Cの昇降駆動装置17Cと電源とが接続されて、当該パレット5、7が上昇または下降する。
また、故障表示手段27a、27b、27c、27d、29は、故障状態表示色で発光しない時には、発光しないか、または、正常表示色で発光してよく、上限表示手段33は、上限状態表示色で発光しない時には、発光しないか、または、非上限状態色で発光してよく、下限表示手段35は、下限状態表示色で発光しない時には、発光しないか、または、非下限状態色で発光してよく、ロック表示手段37は、ロック状態表示色で発光しない時には、発光しないか、または、非ロック状態色で発光してよく、昇降表示手段39は、昇降表示色で発光しない時には、発光しないか、または、非昇降表示色で発光してよい。このように発光する場合、正常表示色、非上限状態色、非下限状態色、非ロック状態色、および非昇降表示色は、故障状態表示色、上限状態表示色、下限状態表示色、ロック状態表示色、および昇降表示色と異なる色(例えば、緑色)である。
ステップS1において、操作盤に設けられた電源キーをオンにする操作を人がすることで、図9におけるスイッチ49がオンになる。これにより、図9において、接点o,pが接続される。
ステップS2において、所望の二多段式駐車装置(以下、駆動対象の二多段式駐車装置という)における停止中のパレット5、7を上昇または下降させるように操作盤を人が操作する。
ステップS3において、駆動対象の二多段式駐車装置に対応する表示領域において、故障表示手段27a、27b、27c、27d、29のいずれもが故障状態表示色で発光しておらず、かつ、ロック表示手段37(二多段式駐車装置10Bについては2つのロック表示手段37のいずれも)が、ロック状態表示色で発光しておらず、(好ましくは、さらに、駆動対象の二多段式駐車装置の異常検知センサ31が、物体を検知していない場合には)、ステップS4へ進み、そうでない場合には、駆動対象の二多段式駐車装置のパレット5、7は昇降しない。
ステップS4において、昇降表示手段39が昇降表示色で発光するとともに、ステップS2の操作に従って、前記制御装置がパレット5、7を上昇または下降させる制御を行う。
ステップS5において、ステップS4でパレット5、7が上昇した場合、パレット5、7が上限位置で停止し、上限表示手段33が上限状態表示色で発光する。一方、ステップS5において、ステップS4でパレット5、7が下降した場合、パレット5、7が下限位置で停止し、下限表示手段33が下限状態表示色で発光する。なお、ステップS5において、パレット5、7が上限位置または下限位置で停止する制御が前記制御装置によりなされてよい。
10、10A、10B、10C 二多段式駐車装置、
11 ピット形成部、13 支柱、15 主支柱、
17 昇降駆動装置、17a ワイヤー(チェーン)、
17b ドラム、17c モータ、19 バランスチェーン、
20 設備状態表示装置、
21a、21b、21c、21d パレット落下防止装置、
25A、25B、25C 表示領域、
27a、27b、27c、27d 故障表示手段、
29 故障表示手段、31 異常検知センサ、
31a 発光素子、31b 受光素子、33 上限表示手段、
35 下限表示手段、37 ロック表示手段、
39 昇降表示手段、41 ロック機構、43 第1のスイッチ、
47A、47B、47C メインスイッチ
Claims (3)
- 駐車のために車両を積載するパレットを、昇降可能に上下に複数配置した二多段式駐車装置の設備状態表示装置であって、
前記二多段式駐車装置は、パレット落下防止装置を備え、該パレット落下防止装置は、前記パレットが、停止時に万一落下しようとした場合に、該パレットの落下を防止するために、該パレットに下方から係合し得るように4箇所に設けられており、該4箇所は、パレット前方側の左右2箇所、およびパレット後方側の左右2箇所であり、
前記設備状態表示装置は、表示領域を有し、該表示領域には、前記4箇所にそれぞれ対応した4つの箇所において、対応するパレット落下防止装置の故障状態をそれぞれ表示する故障表示手段が配置されており、
複数の前記二多段式駐車装置が、互いに隣接して左右に配列されており、
各二多段式駐車装置毎に、前記表示領域が設けられ、
これら表示領域は、複数の前記二多段式駐車装置の配列に従って配列されている、ことを特徴とする二多段式駐車装置の設備状態表示装置。 - 前記表示領域において、パレット前方側に対応する一方側の左右2箇所、および、パレット後方側に対応する他方側の左右2箇所に、前記故障表示手段が配置されている、ことを特徴とする請求項1に記載の二多段式駐車装置の設備状態表示装置。
- 前記表示領域には、前記二多段式駐車装置の動作状態を表示する動作状態表示手段が設けられ、
故障表示状態手段は、動作状態表示手段による動作状態表示色と異なる色で前記故障状態を表示する、ことを特徴とする請求項1または2に記載の二多段式駐車装置の設備状態表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009285085A JP5599183B2 (ja) | 2009-12-16 | 2009-12-16 | 二多段式駐車装置の設備状態表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009285085A JP5599183B2 (ja) | 2009-12-16 | 2009-12-16 | 二多段式駐車装置の設備状態表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011127301A JP2011127301A (ja) | 2011-06-30 |
JP5599183B2 true JP5599183B2 (ja) | 2014-10-01 |
Family
ID=44290180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009285085A Expired - Fee Related JP5599183B2 (ja) | 2009-12-16 | 2009-12-16 | 二多段式駐車装置の設備状態表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5599183B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0748904Y2 (ja) * | 1991-08-23 | 1995-11-08 | ヒューマン・プランニング株式会社 | 駐車場の故障監視システム |
JP2001032554A (ja) * | 1999-07-23 | 2001-02-06 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | 駐車装置 |
JP2002038750A (ja) * | 2000-07-28 | 2002-02-06 | Fuji Hensokuki Co Ltd | 駐車装置の操作盤 |
-
2009
- 2009-12-16 JP JP2009285085A patent/JP5599183B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011127301A (ja) | 2011-06-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5011035B2 (ja) | 多段複数列駐車装置の運転装置及び異常警報方法 | |
JP5599183B2 (ja) | 二多段式駐車装置の設備状態表示装置 | |
JP2010247931A (ja) | 自動倉庫システム | |
JP5202983B2 (ja) | 駐車装置および制御プログラム | |
JP6579799B2 (ja) | 立体駐車場における誘導表示装置およびそれを用いる立体駐車場 | |
JP2004197354A (ja) | 駐車装置における制御装置および制御方法 | |
JP2007126835A (ja) | 機械式立体駐車装置 | |
JP5342164B2 (ja) | 多段複数列式駐車装置における入出庫制御方法 | |
JP7105566B2 (ja) | 駐車装置 | |
JP6901368B2 (ja) | 制御装置及び荷受台昇降装置 | |
CN106698171A (zh) | 乘客输送机 | |
JP5138409B2 (ja) | 駐車装置の操作盤およびその制御プログラム | |
JP6286229B2 (ja) | 搬送台車 | |
JPH05201682A (ja) | 乗客コンベアの運転案内表示装置 | |
JP2009102158A (ja) | 車両リフト装置 | |
JP2005314044A (ja) | オーダーピッキングトラック | |
JP7186480B1 (ja) | 上下2段式駐輪施設 | |
JP2013049975A (ja) | 立体駐車装置 | |
JPH0640507A (ja) | 昇降台の荷姿検出装置 | |
JP4146075B2 (ja) | 多段式駐車設備 | |
JP2002038750A (ja) | 駐車装置の操作盤 | |
JP2001262854A (ja) | 異車種混載型立体駐車装置 | |
JP2002211715A (ja) | 荷搬送設備 | |
JP2003221940A (ja) | 多段式立体駐車システムのパレット位置調整方法 | |
JP2006168944A (ja) | エレベータの戸開延長装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20121005 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131018 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131113 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131206 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140807 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140812 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5599183 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |