JP6579799B2 - 立体駐車場における誘導表示装置およびそれを用いる立体駐車場 - Google Patents

立体駐車場における誘導表示装置およびそれを用いる立体駐車場 Download PDF

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Description

本発明は、立体駐車場に用いられる誘導表示装置およびそれを用いる立体駐車場に関し、前記立体駐車場としては、所謂昇降横行式の立体駐車場に関する。
立体駐車場において、従来から広く用いられている構造は、タワーパーキングと称される、所謂垂直循環方式のものである。その概略構造を、図3で示す。垂直循環方式の立体駐車場1は、タワー11内に、無端環状のチェーン12を前後一対に配置し、そのチェーン12に複数の籠13を等間隔で配置し、出入庫のフロア(ゲート14)に位置している籠に、車両15の出入庫が可能になるものである。ゲート14の手前には、適宜ターンテーブルが設けられることもある。したがって、この垂直循環方式の立体駐車場1には、出入庫のゲート14が1箇所しか無く、図4で示すように複数棟並列に設けられている場合以外では、利用者は、その1箇所のゲートの前で待機していればよく、出入庫口を迷うことは無い。
これに対して、立体駐車場を構成する機器の進歩に伴い、集合住宅などで、近年、前記の昇降横行式の立体駐車場が設けられるようになっている。図5に、その昇降横行式の立体駐車場2の概略構造を示す。この立体駐車場2では、左右方向に相互に並列に配列された複数n(図5の例ではn=3)の駐車パレット21のそれぞれで車両25の出入庫が可能であり、前記駐車パレット21の層が上下方向に複数m(図5の例ではm=3)層積層されている。
但し、この昇降横行式の立体駐車場2では、n×mの駐車パレット21の収納空間において、1マス分は開いており(図5の例では向かって左上のマス)、その空いている収納空間を利用して、1または複数の駐車パレット21を上下および/または左右方向に移動させることで、所望とする駐車パレットを選択し、地平面などの出入庫フロアのレベルに合わせることで、車両25の出入庫が可能になる。図5の例では、m=3層の内、最下層の駐車パレットは地下に収容されており、中間層が地平面24と一致した出入庫フロアとなる。その出入庫フロアと駐車パレット21との境界部分には、子供などの誤侵入防止のための昇降式のゲート23が設けられている。このゲート23は、駐車パレット21の移動中に上昇し、移動が終了するとフロアレベル内に没入し、複数n=3列の駐車パレットの何れへの入出庫が可能になる。
したがって、この昇降横行式の立体駐車場2では、所望とする駐車パレットは、他の駐車パレットも含めて、最小限の移動で、出入庫フロアのレベルに移動されることで、電気代や利用者の待ち時間が低減されるようになっている。そのため、自身の駐車パレットが、毎回同じ位置に着けられるとは限らない。すなわち、左右方向にどの位置に着くか分からない。出庫時には、搭載されている車両を確認することで、利用者は、どの位置に駐車パレットが到着したのかは容易に判断可能である。一方、入庫時に、特に空の駐車パレットが複数有る場合に、利用者は、1台ずつ近付いては、奥方に設置されている契約者名の看板を確認したり、床面のパレットのナンバーなどを確認するなど、自身の駐車パレットの確認には、手間を要する。特に夜間で看板などを確認し難い場合は、確認に手間を取ることになる。
ところで、特許文献1には、夜間照明の無い立体駐車場のパレットに、照明を設置することで、車両の後進入庫を支援する車両後進入庫誘導ランプ装置が提案されている。
特開2007−51522号公報
上述の従来技術は、前記垂直循環方式の立体駐車場において、前進進入では、ヘッドライトや前面に設けた鏡を、進入姿勢を確認するのに使用できるが、後進侵入の場合は、それらが使用できないので、パレットの端部の左右両側にランプを設けたものである。したがって、この従来技術を昇降横行式の立体駐車場2に適用しても、出入庫フロアに並ぶ複数の駐車パレットの照明にしかならず、どの位置に自身の駐車パレットが着くか分からない昇降横行式の立体駐車場2において、利用者が駐車パレットを見つけるまでの手間は上記と変らない。
本発明の目的は、昇降横行式の立体駐車場において、自身の駐車パレットの着く位置を容易に識別することができる立体駐車場における誘導表示装置およびそれを用いる立体駐車場を提供することである。
本発明の立体駐車場における誘導表示装置は、左右方向に相互に並列に配列された複数の駐車パレットのそれぞれで車両の出入庫が可能であり、前記駐車パレットの層が上下方向に複数層積層され、制御装置が利用者の入力操作に応答して、駆動機構に、前記駐車パレットを上下および/または左右方向に移動させることで、所望とする駐車パレットを選択し、前記出入庫が可能なフロアのレベルに一致させて前記車両の出入庫を可能にする昇降横行式の立体駐車場に用いられる誘導表示装置であって、前記各駐車パレットに搭載され、当該駐車パレットが前記制御装置に選択されると発光し、前記出入庫のフロアにおける当該駐車パレットの前記左右方向の位置を明示する発光手段を含むことを特徴とする。
上記の構成によれば、左右方向に相互に並列に配列された複数の駐車パレットのそれぞれで車両の出入庫が可能であり、前記複数の駐車パレットの層が上下方向に複数層積層され、1または複数の駐車パレットを上下および/または左右方向に移動させることで、所望とする駐車パレットを選択し、出入庫のフロアレベルに、選択した駐車パレットの床面のレベルを一致させて車両の出入庫を可能にする昇降横行式の立体駐車場において、その駐車パレットの移動を実現するために駆動機構が設けられており、その駆動機構を制御する制御装置の制御出力に連動して発光する発光手段を設ける。
ここで、一般的なタワーパーキングなどとして実現される垂直循環方式の立体駐車場は、出入庫のゲートが1箇所しか無く、複数棟並列に設けられている場合以外では、利用者は、その1箇所のゲートの前で待機していればよく、出入庫口を迷うことは無い。しかしながら、前記昇降横行式の立体駐車場は、複数の駐車パレットが左右方向に配列されており、出入庫のフロアレベルには、その左右方向に複数の駐車パレットが配列され、何れでの入出場も可能である。そこで、利用者が自身の駐車パレットを呼出す入力操作を前記制御装置に行うと、その入力操作応答して、前記誘導表示装置における発光手段が発光し、左右方向にどの位置で待機していたらよいのかを、利用者に明示する。
これによって、昇降横行式の立体駐車場において、左右方向にどの位置に着くか分からない駐車パレットの到達位置を容易に識別することができ、特に夜間などで入庫作業を容易に行うことができる。
また、本発明の立体駐車場における誘導表示装置では、前記発光手段は、前記制御装置による当該搭載駐車パレットの選択によって点滅し、選択から予め定める時間が経過すると連続点灯することを特徴とする。
上記の構成によれば、発光手段が、始めに点滅することで利用者の注意を惹き、すなわち前記駐車パレットの着く左右方向の位置を明示(案内)し、しばらくすると連続点灯して照明として機能することで、利用者は車両を駐車パレットに入れ易くなる。
さらにまた、本発明の立体駐車場における誘導表示装置では、前記制御装置に関連して、前記発光手段の発光を制御する第1の発光制御手段を備え、前記昇降横行式の立体駐車場における前記出入庫フロアのレベルには、前記左右方向に配列される駐車パレットとの境界部分に、前記駆動機構によって昇降され、前記駐車パレットの移動中に迫り上がるゲートが設けられており、前記第1の発光制御手段は、前記制御装置の制御出力に応答し、前記ゲートの上昇中は前記発光手段を点滅させ、降下すると連続点灯させることを特徴とする。
上記の構成によれば、前記昇降横行式の立体駐車場において、出入庫フロアと駐車パレットとの境界部分に、子供などの誤侵入防止のための昇降式のゲートが設けられている場合に、第1の発光制御手段を設け、その第1の発光制御手段は、前記ゲートの上昇中は前記発光手段を点滅させ、降下すると連続点灯させる。
したがって、前記の位置案内と照明との切換えを適切に行うことができる。
また、本発明の立体駐車場における誘導表示装置では、前記制御装置に関連して、前記発光手段の発光を制御する第2の発光制御手段を備え、前記第2の発光制御手段は、前記制御装置の制御出力を記憶し、同一の駐車パレットに関して、前回の停止位置と今回の停止位置とが異なる場合に、前記発光手段の発光パターンを変化することを特徴とする。
上記の構成によれば、発光手段の発光パターンの違いから、利用者は、自身の駐車パレットの着く位置が前回と同じか、特に入庫時に出庫時と異なるかを容易に判定することができる。
さらにまた、本発明の立体駐車場における誘導表示装置では、前記発光手段は、少なくとも前記駐車パレットの出入庫口側の端面に形成されることを特徴とする。
上記の構成によれば、端面の発光手段によって、前述のように左右方向に配列される複数の駐車パレットの内、利用者が所望とする駐車パレットを容易に識別することができる。
また、本発明の立体駐車場における誘導表示装置では、前記発光手段は、前記駐車パレットの奥行き方向に延びる帯状に形成されることを特徴とする。
上記の構成によれば、奥行き方向に延びる帯状の発光手段によって、駐車パレット上で車両の誘導および照明を行うことができる。
さらにまた、本発明の立体駐車場における誘導表示装置では、前記発光手段は、所定長さの複数のテープ状のLEDが前記帯の長手方向に配列されて構成され、前記所定長さが、前記駐車パレットの奥側で短く形成されることを特徴とする。
上記の構成によれば、入庫時に、車両の後部に映ったりするLEDが、短くなると、利用者は、車輪止め(停止位置)に近付いたものと、容易に判断することができ、該誘導表示装置で入庫時の支援を行うこともできる。
また、本発明の立体駐車場における誘導表示装置では、前記発光手段は、前記帯状に配列された複数の発光素子から成り、前記発光手段の発光を制御する第3の発光制御手段を備え、前記第3の発光制御手段は、前記複数の発光素子の内の何れかを点灯または消灯させ、その点灯または消灯位置が、前記駐車パレットの出入庫口側から奥行き方向に移動するように制御することを特徴とする。
上記の構成によれば、帯状に配列される発光素子の点灯または消灯位置が、駐車パレットの奥行き方向に移動してゆくことになり、利用者に入庫を促すことができる。
さらにまた、本発明の立体駐車場における誘導表示装置では、前記帯状の発光手段は、前記駐車パレットにおける両サイドウォールの天面、または内面に形成した凹溝内に配設されることを特徴とする。
上記の構成によれば、長い帯状の発光手段を、駐車パレットにおける両サイドウォールの天面に設ける(貼付ける)場合は、既存の駐車パレットに容易に追加することができ、内面に形成した凹溝内に配設する(埋め込む)場合は、車輪との接触による破損を防止しつつ、駐車パレット内面の照明を行うことができる。
また、本発明の立体駐車場における誘導表示装置では、前記発光手段は、少なくとも赤色の発光素子を備え、前記駐車パレットの車輪止め付近には、車輪の接近を検知する検知手段を備え、前記検知手段が車輪の接近を検知すると、前記赤色の発光素子を点灯させる第4の発光制御手段をさらに備えることを特徴とする。
上記の構成によれば、車輪止め付近に設けられる検知手段が車輪の接近を検知すると、第4の発光制御手段は赤色の発光素子を点灯させ、利用者に知らせるので、利用者は適切な停止位置を容易に判定して駐車(入庫)作業を行うことができる。
さらにまた、本発明の立体駐車場における誘導表示装置では、前記駐車パレットには、該駐車パレット上を撮像する撮像手段と、前記撮像手段の撮像画像を認識する認識手段とを備え、前記認識手段は、駐車パレットに車両が搭載されていない状態で、該駐車パレット以外の異物が認識される場合には、前記発光手段の発光を禁止、或いは異なる態様で発光させることを特徴とする。
上記の構成によれば、撮像手段および認識手段によって、入庫時に駐車パレット上に異物、たとえば子供や動物が居ることが判定されると、発光手段の発光を禁止、或いは異なる態様で発光させる。
したがって、利用者が異変に気付き、それらの異物に気付かずに車両を進入させてしまうことを未然に防止することができる。
また、本発明の立体駐車場は、前記の誘導表示装置を備えることを特徴とする。
したがって、自身の駐車パレットの到達位置を容易に識別することができる昇降横行式の立体駐車場を実現することができる。
本発明の立体駐車場における誘導表示装置およびそれを用いる立体駐車場は、以上のように、昇降横行式の立体駐車場に設けられる誘導表示装置であって、利用者が自身の駐車パレットを呼出す入力操作を制御装置に行うと、その入力操作に応答して、該制御装置が駐車パレットを駆動する駆動機構を制御するための制御出力に連動して、発光手段が発光し、利用者が左右方向にどの位置で待機していたらよいのかを明示する。
それゆえ、昇降横行式の立体駐車場において、左右方向にどの位置に着くか分からない駐車パレットの到達位置を容易に識別することができ、特に夜間などで入庫作業を容易に行うことができる。
本発明の実施の第1の形態に係る立体駐車場における誘導表示装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の第2の形態に係る誘導表示装置の要部を模式的に示す図である。 典型的なタワーパーキングである垂直循環方式の立体駐車場の概略構成を示す図である。 前記垂直循環方式の立体駐車場を2つ並べた横列型の立体駐車場の概略構成を示す図である。 本発明が対象とする昇降横行式の立体駐車場の概略構成を示す図である。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施の第1の形態に係る誘導表示装置3の全体構成を示すブロック図である。この誘導表示装置3は、前述の図5で示すような昇降横行式の立体駐車場2に用いられる。この図1において、図5に対応する部分には、同一の参照符号を付して示している。この図1では、図面の簡略化のために、駐車パレット21は、1台分しか示していない。
立体駐車場2の出入庫フロアには、フロア設置や壁面埋込みなどで、制御装置4が設置されている(図1では床面設置で示している)。制御装置4には、タッチパネル41やテンキー42などの入力操作手段が設けられている。利用者は、自身の駐車パレットがフロアレベル(地平面24)にあれば、そのまま車両25の出入庫が可能になるが、そうでない場合は、制御装置4を操作して、自身の駐車パレットを呼出すことになる。その呼出し操作は、たとえばキー43の操作や、テンキー42などの入力操作で認証を行い、タッチパネル41やテンキー42の操作で、自身の駐車パレット21を指定するものである。
その呼出し操作に応答して、制御装置4内の制御回路40は、駆動機構44を介して、1または複数の駐車パレット21を上下および/または左右方向に移動させることで、所望とする(指定された)駐車パレットをフロアレベル(地平面24)に一致させて、車両25の出入庫を可能にする。その駐車パレットの移動の際は、制御装置4は、駆動機構45を介して、ゲート23を上昇させ、移動が終了すると下降(没入)させる。これらの駆動機構44,45には、モータ、ソレノイド、歯車、チェーンなどの動力源および動力伝達手段が含まれるとともに、リミットスイッチやセンサなどの動作の検出手段を含み、駐車パレット21やゲート23の所定の動作を実現させるのに必要な手段を適宜備えている。
上述のように構成される昇降横行式の立体駐車場2において、本実施形態に係る誘導表示装置3は、発光手段31を備えている。図1の例では、発光手段31は、帯状の基材32に、複数のLED33が配列されて構成される。そして、LED33は、制御装置4の制御回路40から駆動機構44への制御出力に連動して、搭載駐車パレットが呼出された(指定された)場合に発光する。
制御回路40から駆動機構44への制御出力としては、具体的なモータやソレノイドなどの駆動信号(駆動電圧、電流、パルスなど)に限らず、呼出すべき(指定された)駐車パレットの番号などの情報であってもよい。前記制御出力が情報である場合は、駆動機構44側で、受信した情報を具体的な駆動信号に変換するインターフェイスやパワー素子などを設ればよい。また、発光手段31のためには、制御回路40からの情報を傍受するインターフェイスや、LED33を点灯駆動する駆動回路などを搭載した点灯制御回路46が、適宜設けられればよい。
このように構成することで、各駐車パレット21に搭載された発光手段31は、自身が搭載された駐車パレットが制御回路40に選択されると、LED33を発光し、出入庫フロア(地平面24)における当該搭載駐車パレットの左右方向の位置を明示することができる。これによって、出入庫フロア(地平面24)のレベルに複数の駐車パレット21が左右方向に配列され、何れでの入出場が可能な昇降横行式の立体駐車場2において、左右方向にどの位置に着くか分からない自身の駐車パレットを、どの位置で待機していたらよいのかを、利用者に明示することができる。特に、前記契約者名の書かれた看板などが確認し難い夜間などで、効果的である。
立体駐車場2(駐車パレット21)は、一般に幅が狭く、車両25が駐車パレット21の奥行き方向と傾いてしまう(角度があると)と、非常に入れ難くなる。そこで、左右方向の到着(待機)位置を明示された利用者は、その手前で、車両25を平行にして待機(アプローチ)し、そのまま直進するだけで、容易に入庫作業を行うことができる。こうして、自身の駐車パレットの到達位置を容易に識別し、入庫作業が容易になる昇降横行式の立体駐車場を実現することができる。
また、発光手段31は、駐車パレット21の奥行き方向に延びる帯状に形成されることで、点灯したLED33によって、駐車パレット21上で、車両25の誘導および照明を行うことができる。さらにまた、発光手段31は、所定長さの複数のテープ状のLEDが帯の長手方向に配列されて構成され、前記所定長さが、駐車パレット21の奥側で短く形成される。図1の例では、LED33を搭載した帯状の基材32の長さが、手前から、6つ分、4つ分、2つ分の長さとなっている。このように構成することで、入庫時に、車両25の後部に映ったりするLED33が、少なくなると、利用者は、車輪止め(停止位置)26に近付いたものと、容易に判断することができ、該誘導表示装置3で入庫時の支援を行うこともできる。
ここで、点灯制御回路46が設けられる場合、この点灯制御回路46によって、LED33の様々な点灯制御が可能になる。
たとえば、点灯制御回路46は、制御装置40が駐車パレットを選択したことを前記制御出力から検出すると、その選択された駐車パレットに搭載されるLED33を点滅させ、選択から予め定める時間が経過すると連続点灯に切換える。これによって、LED33が始めに点滅することで利用者の注意を惹き、すなわち駐車パレット21の着く左右方向の位置を明示(案内)し、しばらくすると連続点灯して照明として機能させることで、利用者は車両25を駐車パレット21に入れ易くなる。
その場合、点灯制御回路46は、制御装置40から駆動機構45へのゲート23の制御出力に応答して、ゲート23の上昇中は上述のようにLED33を点滅させ、降下すると連続点灯させることが好ましい。これによって、左右の位置案内と、照明との切換えを適切に行うことができる。この場合の点灯制御回路46は、第1の発光制御手段を構成する。
また、点灯制御回路46を設ける場合、この点灯制御回路46が、制御装置40の制御出力を記憶し、同一の駐車パレットに関して、前回の停止位置と今回の停止位置とが異なる場合に、LED33の発光パターンを変化することが好ましい。そうすることで、利用者は、発光パターンの違いから、自身の駐車パレットの着く位置が前回と同じか、異なるかを容易に判定することができる。特に、入庫時に、出庫時と同じ位置かが分かることで、上述のような駐車パレット21と平行になるような進入(アプローチ)経路を容易に選択することができる。この場合の点灯制御回路46は、第2の発光制御手段を構成する。
さらにまた、点灯制御回路46を設け、この点灯制御回路46が複数のLED33を個別に制御可能な場合、前記連続点灯の際、その複数のLED33の内の何れかを点灯または消灯させ、その点灯または消灯位置が、駐車パレット21の出入庫口側から奥行き方向に移動するように制御することが好ましい。そうすることで、帯状に配列されるLED33の点灯または消灯位置が、駐車パレット21の奥行き方向に移動してゆくことになり、利用者に入庫を促すことができる。この場合の点灯制御回路46は、第3の発光制御手段を構成する。
また、点灯制御回路46が設けられているので、これを車両感知センサ29に連動させるようにしてもよい。車両感知センサ29は、車両25の接近を感知するもので、たとえば図1のように、車輪止め26の手前に敷設されて、車両重量や入射光量低下から、車輪の接近を感知する。車両感知センサ29で車両25が感知されると、点灯制御回路46は、LED33の点灯パターンを変化する。たとえば、一部(図1では奥側の2つ)のLED331を赤色のLEDで構成し、点灯制御回路46は、車両25が感知されると、このLED331を点灯する。或いは、LED33が変色可能なものであれば、前述のような位置の報知時および照明としての誘導時から色を変化させて、赤色で点灯するようにしてもよい。このように構成することで、利用者は適切な停止位置を容易に判定して、駐車(入庫)作業を行うことができる。この場合の点灯制御回路46は、第4の発光制御手段を構成する。
さらにまた、点灯制御回路46が設けられているので、これを、撮像手段となる監視カメラ6に連動させるようにしてもよい。図1の例では、駐車パレット21の奥側に立設されたポール61の頂部に監視カメラ6が設置されており、監視カメラ6は、該駐車パレット21の略全面を撮影可能である。一方、点灯制御回路46には、監視カメラ6の撮像画像を認識する、認識手段としてのソフトウェアが内蔵されている。そのソフトウェアは、駐車パレット21以外の異物、たとえば子供や動物が認識される場合には、LED33の発光を禁止、或いは異なる態様で発光させ、利用者に警告を行う。
前記ソフトウェアによる認識の手法としては、たとえば該ソフトウェアは、空の駐車パレットの(初期)画像を予め記憶しており、前記制御回路40からの制御出力によって搭載パレットが選択されると、監視カメラ6に撮像を開始させ、監視カメラ6による現在の撮像画像と、記憶している空の状態の撮像(初期)画像とを比較し、異なる場合に異物の侵入を認識するものである。或いは、初期画像を記憶していなくても、所定時間内に移動する物体が判定される場合に、異物の侵入を認識することができる。このように構成することで、利用者が異変に気付き、それらの異物に気付かずに車両25を進入させてしまうことを未然に防止することができる。前記監視カメラ6としては、Webカメラなどを使用することができる。
図1の例では、長い帯状の発光手段31は、駐車パレット21における両サイドウォール211,212の内面に形成した凹溝2111,2121内に配設されている(埋め込まれている)。そのため、該発光手段31と車輪との接触による破損を防止しつつ、駐車パレット21内面の照明を行うことができるようになっている。しかしながら、両サイドウォール211,212に凹溝2111,2121を形成する必要があるので、既設の駐車パレットの場合、サイドウォール211,212の天面2112,2122に設ける(貼付ける)ようにしてもよく、これによって、容易に後付けすることができる。発光手段31は、たとえばFPCフィルムの基材32に、LED33のチップが実装されて構成される薄いテープ状の発光素子であるので、前記天面2112,2122に貼付けても、車両25のドアの開閉の障害になるようなことはない。
(実施形態2)
図2は、本発明の実施の第2の形態に係る誘導表示装置3aの要部を模式的に示す図である。この誘導表示装置3aは、上述の誘導表示装置3と、発光手段31aの形状が異なるだけで、他の構成は同一である。発光手段31aは、帯状の基材32に、複数のLED33が配列されている点は、上述の発光手段31と同様である。注目すべきは、この発光手段31aでは、駐車パレット21における両サイドウォール211,212における出入庫口側の端面2113,2123にも、LED34が配列されていることである。したがって、この端面2113,2123のLED34によって、前述のように左右方向に配列される複数の駐車パレット21の内、利用者が所望とする駐車パレットを容易に識別することができる。
発光手段31,31aとしては、輝度が確保されれば、帯状に延びたエレクトロルミネッセンスの表示装置などが用いられてもよい。また、呼出された駐車パレットが、元々フロアレベル(地平面24)にあり、駐車パレット21の移動は無くても、制御装置4への呼出し操作で、発光手段31,発光手段31aが点灯するようにしてもよい。特に夜間などでは好適である。
2 昇降横行式の立体駐車場
21 駐車パレット
211,212 サイドウォール
2111,2121 凹溝
2113,2123 端面
23 ゲート
24 地平面
25 車両
26 車輪止め
29 車両感知センサ
3,3a 誘導表示装置
31,31a 発光手段
32 基材
33,34 LED
331 LED
4 制御装置
40 制御回路
41 タッチパネル
42 テンキー
43 キー
44,45 駆動機構
46 点灯制御回路
6 監視カメラ

Claims (8)

  1. 左右方向に相互に並列に配列された複数の駐車パレットのそれぞれで車両の出入庫が可能であり、前記複数の駐車パレットの層が上下方向に複数層積層され、制御装置が利用者の入力操作に応答して、駆動機構に、前記駐車パレットを上下および/または左右方向に移動させることで、所望とする駐車パレットを選択し、前記出入庫が可能なフロアのレベルに一致させて前記車両の出入庫を可能にする昇降横行式の立体駐車場に用いられる誘導表示装置であって、
    前記各駐車パレットに搭載され、当該駐車パレットが前記制御装置に選択されると発光し、前記出入庫のフロアにおける当該駐車パレットの前記左右方向の位置を明示する発光手段を含み、
    前記発光手段は、前記制御装置による当該駐車パレットの選択によって点滅し、選択から予め定める時間が経過すると連続点灯することを特徴とする立体駐車場における誘導表示装置。
  2. 前記制御装置に関連して、前記発光手段の発光を制御する第1の発光制御手段を備え、
    前記昇降横行式の立体駐車場における前記出入庫フロアのレベルには、前記左右方向に配列される駐車パレットとの境界部分に、前記駆動機構によって昇降され、前記駐車パレットの移動中に迫り上がるゲートが設けられており、
    前記第1の発光制御手段は、前記制御装置の制御出力に応答し、前記ゲートの上昇中は前記発光手段を点滅させ、降下すると連続点灯させることを特徴とする請求項記載の立体駐車場における誘導表示装置。
  3. 左右方向に相互に並列に配列された複数の駐車パレットのそれぞれで車両の出入庫が可能であり、前記複数の駐車パレットの層が上下方向に複数層積層され、制御装置が利用者の入力操作に応答して、駆動機構に、前記駐車パレットを上下および/または左右方向に移動させることで、所望とする駐車パレットを選択し、前記出入庫が可能なフロアのレベルに一致させて前記車両の出入庫を可能にする昇降横行式の立体駐車場に用いられる誘導表示装置であって、
    前記各駐車パレットに搭載され、当該駐車パレットが前記制御装置に選択されると発光し、前記出入庫のフロアにおける当該駐車パレットの前記左右方向の位置を明示する発光手段を含み、
    前記制御装置に関連して、前記発光手段の発光を制御する第2の発光制御手段を備え、第2の発光制御手段は、前記制御装置の制御出力を記憶し、同一の駐車パレットに関して、前回の停止位置と今回の停止位置とが異なる場合に、前記発光手段の発光パターンを変化することを特徴とする立体駐車場における誘導表示装置。
  4. 左右方向に相互に並列に配列された複数の駐車パレットのそれぞれで車両の出入庫が可能であり、前記複数の駐車パレットの層が上下方向に複数層積層され、制御装置が利用者の入力操作に応答して、駆動機構に、前記駐車パレットを上下および/または左右方向に移動させることで、所望とする駐車パレットを選択し、前記出入庫が可能なフロアのレベルに一致させて前記車両の出入庫を可能にする昇降横行式の立体駐車場に用いられる誘導表示装置であって、
    前記各駐車パレットに搭載され、当該駐車パレットが前記制御装置に選択されると発光し、前記出入庫のフロアにおける当該駐車パレットの前記左右方向の位置を明示する発光手段を含み、
    前記発光手段は、前記駐車パレットの奥行き方向に延びる帯状に形成され、かつ該発光手段は、所定長さの複数のテープ状のLEDが前記帯の長手方向に配列されて構成され、前記所定長さが、前記駐車パレットの奥側で短く形成されることを特徴とする立体駐車場における誘導表示装置。
  5. 前記発光手段は、前記帯状に配列された複数の発光素子から成り、
    前記発光手段の発光を制御する第3の発光制御手段を備え、
    前記第3の発光制御手段は、前記複数の発光素子の内の何れかを点灯または消灯させ、その点灯または消灯位置が、前記駐車パレットの出入庫口側から奥行き方向に移動するように制御することを特徴とする請求項記載の立体駐車場における誘導表示装置。
  6. 左右方向に相互に並列に配列された複数の駐車パレットのそれぞれで車両の出入庫が可能であり、前記複数の駐車パレットの層が上下方向に複数層積層され、制御装置が利用者の入力操作に応答して、駆動機構に、前記駐車パレットを上下および/または左右方向に移動させることで、所望とする駐車パレットを選択し、前記出入庫が可能なフロアのレベルに一致させて前記車両の出入庫を可能にする昇降横行式の立体駐車場に用いられる誘導表示装置であって、
    前記各駐車パレットに搭載され、当該駐車パレットが前記制御装置に選択されると発光し、前記出入庫のフロアにおける当該駐車パレットの前記左右方向の位置を明示する発光手段を含み、
    前記発光手段は、少なくとも赤色の発光素子を備え、
    前記駐車パレットの車輪止め付近には、車輪の接近を検知する検知手段を備え、
    前記検知手段が車輪の接近を検知すると、前記赤色の発光素子を点灯させる第4の発光制御手段をさらに備えることを特徴とする立体駐車場における誘導表示装置。
  7. 左右方向に相互に並列に配列された複数の駐車パレットのそれぞれで車両の出入庫が可能であり、前記複数の駐車パレットの層が上下方向に複数層積層され、制御装置が利用者の入力操作に応答して、駆動機構に、前記駐車パレットを上下および/または左右方向に移動させることで、所望とする駐車パレットを選択し、前記出入庫が可能なフロアのレベルに一致させて前記車両の出入庫を可能にする昇降横行式の立体駐車場に用いられる誘導表示装置であって、
    前記各駐車パレットに搭載され、当該駐車パレットが前記制御装置に選択されると発光し、前記出入庫のフロアにおける当該駐車パレットの前記左右方向の位置を明示する発光手段を含み、
    前記駐車パレットには、該駐車パレット上を撮像する撮像手段と、前記撮像手段の撮像画像を認識する認識手段とを備え、
    前記認識手段は、駐車パレットに車両が搭載されていない状態で、該駐車パレット以外の異物が認識される場合には、前記発光手段の発光を禁止、或いは異なる態様で発光させることを特徴とする立体駐車場における誘導表示装置。
  8. 前記請求項1〜の何れか1項に記載の誘導表示装置を備えることを特徴とする立体駐車場。
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