JPH05201682A - 乗客コンベアの運転案内表示装置 - Google Patents

乗客コンベアの運転案内表示装置

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JPH05201682A
JPH05201682A JP1470392A JP1470392A JPH05201682A JP H05201682 A JPH05201682 A JP H05201682A JP 1470392 A JP1470392 A JP 1470392A JP 1470392 A JP1470392 A JP 1470392A JP H05201682 A JPH05201682 A JP H05201682A
Authority
JP
Japan
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display device
passenger conveyor
escalator
guide display
operator
Prior art date
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Pending
Application number
JP1470392A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisao Chiba
久生 千葉
Norinaga Honjiyou
範長 本城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Elevator Engineering Co
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Elevator Engineering Co
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Elevator Engineering Co filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH05201682A publication Critical patent/JPH05201682A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】乗客コンベアの運転操作者に対し、安全で親切
な運転案内表示装置を提供する。 【構成】安全スイッチ群7の動作状態にあわせて、操作
盤3に設けた表示灯1,2の点灯状態を変える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エスカレータ,電動道
路などの乗客コンベアを運転する時のガイドとなる運転
案内表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】運転時の運転案内表示装置に似た従来の
技術として、実開昭53−101686号公報がある。これは、
運転を始動する起動スイッチ、この起動スイッチの操作
により作動するリレー、このリレーの作動により付勢す
る接点を起動スイッチと並列に設けた自己保持回路、こ
の自己保持回路と直列に機器の故障時あるいは非常時等
安全スイッチを配した乗客コンベアの制御回路において
安全スイッチが作動している時に閉路する表示灯回路を
設け、その表示灯を乗客コンベアの表面部分に配置した
ことについて公開されている。
【0003】これは、安全スイッチが動作していると乗
客コンベアの運転は不能であり、これを乗客コンベアの
運転操作者に対して、表示灯を点灯させることによって
乗客コンベアが運転不能であることを知らせるものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】実開昭53−101686号公
報の乗客コンベアの故障表示装置は、安全スイッチが動
作中のみ表示灯が点灯するようになっているため、安全
スイッチが動作しても復帰していれば表示灯は消灯した
ままであり通常の停止状態と同じである。このような表
示方法であると、乗客コンベアの運転操作者は、どのよ
うな状態で乗客コンベアが停止したか分からないため何
の点検もしないままに再運転を行なってしまう恐れがあ
り安全面から考えると大変危険である。
【0005】また、表示灯は、一種類で故障のみの点灯
しかなく、運転可能であることは、故障灯が消灯してい
ることで判断するようになっている。これは、乗客コン
ベアの運転操作者に対して不親切であり、不安を残す原
因につながっている。
【0006】本発明の目的は、乗客コンベアの運転操作
者に対し、安全で親切な運転案内表示装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した問題点を解決す
るために、本発明は乗客コンベアの運転案内表示装置と
して次に述べる構成とした。
【0008】表示装置の表示灯を発光色の違う2種類で
構成し、乗客コンベアが運転可能な状態にある時は片方
の表示灯(例えば緑色)を点灯させ、操作者に知らせる
ことが出来て操作者は、安心して乗客コンベアを始動す
ることが出来る。
【0009】また、安全スイッチ等が動作中で故障の状
態にあり、乗客コンベアが運転不能の時は、もう一方の
表示灯(例えば赤色)を点灯し、操作者に知らせる。
【0010】さらに、安全スイッチ等が動作して乗客コ
ンベアが非常停止したが、安全スイッチが復帰し、乗客
コンベアが再運転可能な状態ある時は、乗客コンベアが
運転可能な状態にある時に点灯させた表示灯を点滅点灯
させることにより、操作者に対して安全スイッチ等が動
作して乗客コンベアが停止したことを知らせることが出
来る。
【0011】
【作用】上記構成において、乗客コンベアの操作者は、
表示灯の点灯状態を見て緑色の表示灯が点灯していたら
運転可能と判断し、乗客コンベアの運転操作を開始す
る。
【0012】また、乗客コンベアが運転中に安全スイッ
チ等が動作して非常停止したが、安全スイッチ等が復帰
し再運転可能な状態にある時は、緑色の表示灯(赤色の
表示灯でも良い)を点滅点灯させ、操作者に対して、安
全スイッチ等が動作して乗客コンベアが停止したことを
知らせることが出来、操作者は、乗客コンベアの状態を
点検することを忘れずに出来る。また、操作者に安全ス
イッチ等が動作して停止したことを知らせる方法はこの
他に2つの表示灯点灯状態を変えることにより同じよう
に知らせることが出来る。
【0013】さらに、安全スイッチ等が動作中で、故障
の状態にあり、乗客コンベアが運転不能の時は、赤色の
表示灯を点灯し、操作者に知らせる。これにより、操作
者は、即ち、保守会社又は専門技術者に連絡をとり復帰
してもらうことが出来る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を用い
て詳細に説明する。なお、乗客コンベアは、エスカレー
タを例に取り説明する。図1は、制御回路のブロック図
である。本図により、全体の構成について説明する。
【0015】図において、エスカレータの電源13から
制御装置17内の遮断機12に接続され、上昇運転か下
降運転かを決めるコンタクタの接点に接続される。この
コンタクタ接点10は、上昇運転を行なう相順に切り換
わるものであり、コンタクタ接点11は逆に下降運転の
相順に切り換わるものである。この接点の先には、駆動
装置を駆動する電動機14が接続されている。コンタク
タ接点10,11を動作させるコイルは、個々の安全ス
イッチが直列に接続されている安全スイッチ群7と直列
にそれぞれコイル8,9が接続されている。これは、マ
イコン16から駆動されている。このマイコン16への
入力信号として、エスカレータを上昇運転させるか、下
降運転させるか表示するスイッチが操作盤3内にあり、
上昇運転を指示するのがスイッチ4で、下降運転を指示
するのがスイッチ5である。さらに、運転中のエスカレ
ータを停止指示するのがスイッチ6である。
【0016】また、同じ操作盤3内には、エスカレータ
運転時のガイドとなる案内表示装置が設けられ、エスカ
レータが運転可能な状態にある時点灯または点滅するの
が緑色の表示灯1で、運転不能な状態(故障状態)にあ
る時点灯するのが赤色の表示灯2である。これは、マイ
コン16から駆動している。
【0017】更に、この表示灯1,2の点灯条件は、安
全スイッチ群7から並列にマイコン16に入力して安全
スイッチの動作を監視していて、安全スイッチ群7が動
作していなければマイコン16からの指令により緑色の
表示灯1が点灯する。また、安全スイッチ群7が動作中
であればマイコン16からの指令により赤色の表示灯2
が点灯する。さらに、運転中に安全スイッチ群7が動作
してエスカレータが停止したが、安全スイッチ群7が復
帰し再運転可能な状態にあるときは、マイコン16から
の指令により緑色の表示灯1が点滅点灯する。これによ
り、目的を達成することが出来る。なお、これらの点灯
条件及び点灯色は、上記以外に赤色の表示灯2を点滅点
灯させたり、表示灯1,2を交互に点滅させても目的達
成出来、表示色を変えても達成出来る。
【0018】次に、図2と図3により表示装置の詳細を
説明する。
【0019】図2は、エスカレータ下部乗降口付近に表
示装置の取付けを表示したものである。18は、下部床
ふた、19は、スカートガード、21は、踏段、22
は、ハンドレール、23は、ガラスパネルをそれぞれ表
している。表示装置は、スカートガード19の延長上に
設けられている操作盤3に組み込まれている。なお、表
示装置は、操作盤に組み込まず操作盤付近に設けても
(例えばスカートガード19に組み込む)よい。
【0020】さらに、操作盤3内に組み込んだ表示装置
を図3により詳細に説明する。図は操作盤3の構成を表
す。キースイッチ25は、エスカレータを上昇,下降指
令をマイコン16に出すためのスイッチ4,5が組み込
まれている。また、キースイッチ26には、エスカレー
タに停止指令をマイコン16に出すためのスイッチ6等
が組み込まれている。また、24は非常停止ボタンを表
す。キースイッチ25,26の間にあるのが表示装置で
緑色の表示灯1と赤色の表示灯2で構成されている。こ
れにより、操作者が表示灯の点灯状態を確認しながらエ
スカレータを運転することが出来る。なお、操作盤3内
の表示灯の配置及び、表示灯の色は上記と変わってもよ
い。
【0021】次に、図4において、操作者が表示装置の
点灯状態を見ながらエスカレータを運転し、どのような
対応をするかフローチャート27により説明する。
【0022】28(表示灯の点灯状態は)で表示灯1,
2の点灯状態で判断し、緑色点灯であれば運転可能な状
態と判断し、エスカレータを運転するかしないかの判断
に移る。もし、赤色点灯であればエスカレータは故障状
態にあるので専門技術者等の点検を受けてエスカレータ
の復旧をしてもらう。
【0023】29(エスカレータを運転するか)で、イ
エスであれば30(エスカレータ始動)に移る。また、
ノーであれば35(エスカレータ休止)となる。
【0024】次にエスカレータ運転中に31(安全スイ
ッチ動作でエスカレータ停止)となり操作者は、エスカ
レータがどのような状態になっているかを32(表示灯
の点灯状態は)で確認し緑色の点滅点灯であれば、エス
カレータが安全スイッチが動作して停止しスイッチは復
帰している状態なのでエスカレータ周囲の点検を行ない
(安全スイッチが動作して停止したので、異常が無いか
点検する。)異常がなければ29(エスカレータを運転
するか)に移行する。また、赤色点灯であれば34(専
門技術者の点検依頼)に移行し点検し復旧してもらう。
【0025】なお、図1において、安全スイッチ群7の
一個一個について動作信号をマイコン16に入力してい
るため、安全スイッチ群7のどの安全スイッチが動作し
たかを確認することが出来る。制御装置17内のスイッ
チ15はマイコン16に接続されている。なお、スイッ
チ15は制御装置内に設けず、操作盤3に設けても成り
立つ。スイッチ15をオンにして操作盤3内スイッチ6
を操作することにより表示灯1,2が点灯するようにし
て、どの安全スイッチが動作したかを点灯状態により判
断する。なお、安全スイッチ名とマイコン16からの点
灯指令(点灯状態)は前もって決めておく必要がある。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、乗客コンベア操作者に
対して、エスカレータの状態に対応した表示灯が点灯す
るために操作者は、安心して操作が出来、故障した場合
にも迅速に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を表す制御回路のブロック図。
【図2】エスカレータの下部乗降口付近に表示装置を取
付けた斜視図。
【図3】操作盤内の表示装置の正面図。
【図4】運転操作者の対応のフローチャート。
【符号の説明】
1,2…表示灯、3…操作盤、4…上昇運転指令スイッ
チ、5…下降運転指令スイッチ、6…停止指令スイッ
チ、7…安全スイッチ群、8,16…マイコン。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無端条帯と、前記無端条帯の電動機械とを
    備えた乗客コンベアに、運転案内表示装置を設けたもの
    において、操作者に対し運転案内を表示するための表示
    灯を乗客コンベアの表面部分に設けたことを特徴とする
    乗客コンベアの運転案内表示装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記運転案内表示装置
    を2種類の表示灯で構成した乗客コンベアの運転案内表
    示装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記乗客コンベアの状
    態を、前記表示灯の点灯状態で表示した乗客コンベアの
    運転案内表示装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記運転案内表示装置
    を起動スイッチが設けられている操作スイッチ部に設け
    た乗客コンベアの運転案内表示装置。
JP1470392A 1992-01-30 1992-01-30 乗客コンベアの運転案内表示装置 Pending JPH05201682A (ja)

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