JP2000026066A - エスカレータの運転制御装置 - Google Patents
エスカレータの運転制御装置Info
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- JP2000026066A JP2000026066A JP10196125A JP19612598A JP2000026066A JP 2000026066 A JP2000026066 A JP 2000026066A JP 10196125 A JP10196125 A JP 10196125A JP 19612598 A JP19612598 A JP 19612598A JP 2000026066 A JP2000026066 A JP 2000026066A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 運転制御スイッチに対する該当スイッチの特
定を行う点検作業が１人で行えるとともに安全且つ短時
間で行えるエスカレータの運転制御装置の提供。 【解決手段】 車椅子用ステップを組立てるステップ確
立用駆動装置と、車椅子用ステップ１のステップ位置を
検出する車椅子用ステップ検出スイッチ４Ｂ、５Ｂと、
ステップ確立用駆動装置の作動可能な位置か否かを検出
するステップ位置検出スイッチ４Ａ、５Ａと、走行速度
の切替え位置を検出する速度切替え検出スイッチ４Ｅ、
４Ｆ、５Ｅ、５Ｆと、少なくともこれらの運転制御スイ
ッチ群４Ａ〜４Ｆ、５Ａ〜５Ｆに接続される制御盤１１
とを備えたエスカレータの運転制御装置において、運転
制御スイッチ群４Ａ〜４Ｆ、５Ａ〜５Ｆと制御盤１１間
に直列接続される複数のモニタスイッチ１０Ｂ１〜１０
Ｂｎを接続する複数本の接続ケーブル８Ｃ、８Ｄ、８Ｆ
とを備えた。
定を行う点検作業が１人で行えるとともに安全且つ短時
間で行えるエスカレータの運転制御装置の提供。 【解決手段】 車椅子用ステップを組立てるステップ確
立用駆動装置と、車椅子用ステップ１のステップ位置を
検出する車椅子用ステップ検出スイッチ４Ｂ、５Ｂと、
ステップ確立用駆動装置の作動可能な位置か否かを検出
するステップ位置検出スイッチ４Ａ、５Ａと、走行速度
の切替え位置を検出する速度切替え検出スイッチ４Ｅ、
４Ｆ、５Ｅ、５Ｆと、少なくともこれらの運転制御スイ
ッチ群４Ａ〜４Ｆ、５Ａ〜５Ｆに接続される制御盤１１
とを備えたエスカレータの運転制御装置において、運転
制御スイッチ群４Ａ〜４Ｆ、５Ａ〜５Ｆと制御盤１１間
に直列接続される複数のモニタスイッチ１０Ｂ１〜１０
Ｂｎを接続する複数本の接続ケーブル８Ｃ、８Ｄ、８Ｆ
とを備えた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エスカレータの運
転制御装置に係り、特に、車椅子が乗降可能な車椅子用
エスカレータの動作の確認が好適に行えるエスカレータ
の運転制御装置に関する。
転制御装置に係り、特に、車椅子が乗降可能な車椅子用
エスカレータの動作の確認が好適に行えるエスカレータ
の運転制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のエスカレータの運転制御装置にお
ける車椅子用エスカレータの運転制御装置は、特開平７
−１２５９６６号公報に記載されているように、一般客
が昇降するエスカレータ、このエスカレータの多数ある
ステップの内少なくとも１個所のステップを車椅子を乗
せることができるように構成した車椅子兼用エスカレー
タを一般客用の運転と、車椅子を昇降するための運転に
分け、それぞれ単独の専用運転として運転するエスカレ
ータの運転装置において、車椅子を乗車させるためのス
テップ確立駆動装置を昇降させるための位置検出スイッ
チと、車椅子を乗車させ運転した場合に車椅子を降車さ
せるためにエスカレータの速度が減速して低速になって
いることを確認する場所の位置検出スイッチとで構成さ
れる車椅子を昇降させるための運転制御スイッチの動作
確認を、通常の一般客を乗せた運転時に車椅子専用ステ
ップの位置を検出し、運転制御スイッチの異常を検出し
たとき警報を発したり、遠隔監視診断装置でエスカレー
タの保全会社に通報を行うようにしたエスカレータの運
転装置が提案されていた。
ける車椅子用エスカレータの運転制御装置は、特開平７
−１２５９６６号公報に記載されているように、一般客
が昇降するエスカレータ、このエスカレータの多数ある
ステップの内少なくとも１個所のステップを車椅子を乗
せることができるように構成した車椅子兼用エスカレー
タを一般客用の運転と、車椅子を昇降するための運転に
分け、それぞれ単独の専用運転として運転するエスカレ
ータの運転装置において、車椅子を乗車させるためのス
テップ確立駆動装置を昇降させるための位置検出スイッ
チと、車椅子を乗車させ運転した場合に車椅子を降車さ
せるためにエスカレータの速度が減速して低速になって
いることを確認する場所の位置検出スイッチとで構成さ
れる車椅子を昇降させるための運転制御スイッチの動作
確認を、通常の一般客を乗せた運転時に車椅子専用ステ
ップの位置を検出し、運転制御スイッチの異常を検出し
たとき警報を発したり、遠隔監視診断装置でエスカレー
タの保全会社に通報を行うようにしたエスカレータの運
転装置が提案されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、車椅
子兼用エスカレータが車椅子を昇降させるときの安全確
保は、運転制御スイッチによって維持されるものであ
り、その運転制御スイッチの動作の確認を行う車椅子兼
用エスカレータの点検作業は、運転制御スイッチの取付
け状態とその動作が適正に行われたかの確認を定期的に
行う必要がある。
子兼用エスカレータが車椅子を昇降させるときの安全確
保は、運転制御スイッチによって維持されるものであ
り、その運転制御スイッチの動作の確認を行う車椅子兼
用エスカレータの点検作業は、運転制御スイッチの取付
け状態とその動作が適正に行われたかの確認を定期的に
行う必要がある。
【０００４】まず、運転制御スイッチの取付け状態とそ
のスイッチの作動の確認は、連結されているステップを
複数枚外すという準備作業を行わないと不可能なため、
時間が掛かったり、ステップを移動させるために重量物
運搬作業が伴い作業者に負担が掛かるという問題があっ
た。更に、運転制御スイッチの動作に対して適切なる異
常検出を行っているかの判断を行うためには、運転制御
スイッチを作動させる作業者と、作動させた運転制御ス
イッチが正しく入力されたかを、例えば遠隔監視診断装
置のモニタを見て動作させた運転制御スイッチを特定
し、エスカレータの運転装置が正しく動作するかを判断
する作業者と、２名の作業者が必要となり、作業効率が
悪いという問題もあった。
のスイッチの作動の確認は、連結されているステップを
複数枚外すという準備作業を行わないと不可能なため、
時間が掛かったり、ステップを移動させるために重量物
運搬作業が伴い作業者に負担が掛かるという問題があっ
た。更に、運転制御スイッチの動作に対して適切なる異
常検出を行っているかの判断を行うためには、運転制御
スイッチを作動させる作業者と、作動させた運転制御ス
イッチが正しく入力されたかを、例えば遠隔監視診断装
置のモニタを見て動作させた運転制御スイッチを特定
し、エスカレータの運転装置が正しく動作するかを判断
する作業者と、２名の作業者が必要となり、作業効率が
悪いという問題もあった。
【０００５】本発明の目的は、運転制御スイッチの動作
に対する該当スイッチの特定を行う点検作業が、１人作
業で行えるとともに、安全且つ短時間で行えるエスカレ
ータの運転制御装置を提供することにある。
に対する該当スイッチの特定を行う点検作業が、１人作
業で行えるとともに、安全且つ短時間で行えるエスカレ
ータの運転制御装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、乗客が昇降するエスカレータの複数個の
ステップの少なくとも１個所のステップに車椅子を乗せ
ることができるように構成した車椅子用ステップと、こ
の車椅子用ステップに前記車椅子が乗車可能に組立てる
ステップ確立用駆動装置と、前記車椅子用ステップが組
立てられると一般客用運転から切替えられる車椅子用運
転と、前記車椅子用ステップが前記ステップ確立用駆動
装置で組立てられたとき、前記車椅子用ステップのそれ
ぞれのステップ位置を検出する車椅子用ステップ検出ス
イッチと、前記車椅子用ステップが前記ステップ確立用
駆動装置の作動可能な位置か否かを検出するステップ位
置検出スイッチと、前記車椅子を乗車させ運転をした場
合エスカレータの速度を高速から低速或は低速から高速
に切替える位置を検出する速度切替え検出スイッチと、
少なくとも前記車椅子用ステップ検出スイッチ及び前記
ステップ位置検出スイッチ及び前記速度切替え検出スイ
ッチとで構成される運転制御スイッチ群に接続される制
御盤とを備えたエスカレータの運転制御装置において、
少なくとも前記運転制御スイッチ群と前記制御盤間に直
列接続される複数のモニタスイッチと、この複数のモニ
タスイッチを接続する複数本の接続ケーブルとを備える
構成としたものである。
に、本発明は、乗客が昇降するエスカレータの複数個の
ステップの少なくとも１個所のステップに車椅子を乗せ
ることができるように構成した車椅子用ステップと、こ
の車椅子用ステップに前記車椅子が乗車可能に組立てる
ステップ確立用駆動装置と、前記車椅子用ステップが組
立てられると一般客用運転から切替えられる車椅子用運
転と、前記車椅子用ステップが前記ステップ確立用駆動
装置で組立てられたとき、前記車椅子用ステップのそれ
ぞれのステップ位置を検出する車椅子用ステップ検出ス
イッチと、前記車椅子用ステップが前記ステップ確立用
駆動装置の作動可能な位置か否かを検出するステップ位
置検出スイッチと、前記車椅子を乗車させ運転をした場
合エスカレータの速度を高速から低速或は低速から高速
に切替える位置を検出する速度切替え検出スイッチと、
少なくとも前記車椅子用ステップ検出スイッチ及び前記
ステップ位置検出スイッチ及び前記速度切替え検出スイ
ッチとで構成される運転制御スイッチ群に接続される制
御盤とを備えたエスカレータの運転制御装置において、
少なくとも前記運転制御スイッチ群と前記制御盤間に直
列接続される複数のモニタスイッチと、この複数のモニ
タスイッチを接続する複数本の接続ケーブルとを備える
構成としたものである。
【０００７】このように構成したので、複数のモニタス
イッチの作動は運転制御スイッチ群の作動と電気的に等
価となり、複数のモニタスイッチを操作することで運転
制御スイッチ群のスイッチの作動が等価的に行えるの
で、運転制御スイッチ群から出力される信号の確認作業
が１人で安全に行える。
イッチの作動は運転制御スイッチ群の作動と電気的に等
価となり、複数のモニタスイッチを操作することで運転
制御スイッチ群のスイッチの作動が等価的に行えるの
で、運転制御スイッチ群から出力される信号の確認作業
が１人で安全に行える。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
１に基づいて説明する。
１に基づいて説明する。
【０００９】図１は本発明のエスカレータの運転制御装
置の一実施形態を示す要部ブロック図である。
置の一実施形態を示す要部ブロック図である。
【００１０】図において、エスカレータには図示しない
踏段確立用駆動装置にて組立てられる車椅子専用踏段１
が設けられており、エスカレータの下部機械室２Ａ側の
トラス３には下部スイッチ群４が設けられ、また、上部
機械室２Ｂ側のトラス３には上部スイッチ群５が設けら
れている。これらの下部、上部スイッチ群４、５が設け
られる位置で、図示しない駆動装置によって車椅子専用
踏段１の形成や収納が行われる。下部スイッチ群４には
踏段確立用駆動装置作動確認スイッチ４Ａ、下降運転時
車椅子踏段収納確認スイッチ４Ｂ、上昇運転時車椅子踏
段確立確認スイッチ４Ｃ、上昇運転許可スイッチ４Ｄ、
上昇運転時高速切替えスイッチ４Ｅ、下降運転時減速ス
イッチ４Ｆがそれぞれ下方から配設されており、また、
上部スイッチ群５には踏段確立用駆動装置作動確認スイ
ッチ５Ａ、上昇運転時車椅子踏段収納確認スイッチ５
Ｂ、下降運転時車椅子踏段確立確認スイッチ５Ｃ、下降
運転許可スイッチ５Ｄ、下降運転時高速切替えスイッチ
５Ｅ、上昇運転時減速スイッチ５Ｆがそれぞれ上方から
配設されている。
踏段確立用駆動装置にて組立てられる車椅子専用踏段１
が設けられており、エスカレータの下部機械室２Ａ側の
トラス３には下部スイッチ群４が設けられ、また、上部
機械室２Ｂ側のトラス３には上部スイッチ群５が設けら
れている。これらの下部、上部スイッチ群４、５が設け
られる位置で、図示しない駆動装置によって車椅子専用
踏段１の形成や収納が行われる。下部スイッチ群４には
踏段確立用駆動装置作動確認スイッチ４Ａ、下降運転時
車椅子踏段収納確認スイッチ４Ｂ、上昇運転時車椅子踏
段確立確認スイッチ４Ｃ、上昇運転許可スイッチ４Ｄ、
上昇運転時高速切替えスイッチ４Ｅ、下降運転時減速ス
イッチ４Ｆがそれぞれ下方から配設されており、また、
上部スイッチ群５には踏段確立用駆動装置作動確認スイ
ッチ５Ａ、上昇運転時車椅子踏段収納確認スイッチ５
Ｂ、下降運転時車椅子踏段確立確認スイッチ５Ｃ、下降
運転許可スイッチ５Ｄ、下降運転時高速切替えスイッチ
５Ｅ、上昇運転時減速スイッチ５Ｆがそれぞれ上方から
配設されている。
【００１１】また、エスカレータを駆動するモータＭの
回転は減速機６や図示しないスプロケット及びチェーン
を介してエスカレータの駆動力として伝達され、回転数
に比例したパルスを出力するロータリエンコーダＲがモ
ータＭの回転軸に直結されている。電源とモータＭ間に
接続され周波数を制御する動力制御装置７がモータＭの
回転の制御を行う。また、下部スイッチ群４、上部スイ
ッチ群５はそれぞれケーブル８Ａ、８Ｂを介してコネク
タ９Ａに接続され、赤色ＬＥＤ１０Ａ１〜１０Ａｎ、複
数のモニタスイッチであるスイッチ１０Ｂ１〜１０Ｂ
ｎ、緑色ＬＥＤ１０Ｃ１〜１０Ｃｎとで構成される故障
表示部１０に接続されるケーブル８Ｃの端部のコネクタ
９Ｂがコネクタ９Ａに着脱自在に接続され、また、故障
表示部１０に接続されるケーブル８Ｄの端部のコネクタ
９Ｃ、この接続コネクタ９Ｃに着脱自在に接続されるコ
ネクタ９Ｄ、及びこのコネクタ９Ｄの接続されるケーブ
ル８Ｅを介してマイクロコンピュータ装置で構成される
運転制御装置１１に接続され、運転制御装置１１の端子
１１ａと故障表示部１０の端子１０ａがケーブル８Ｆで
着脱自在に接続され、また、運転制御装置１１はロータ
リエンコーダＲ及び動力制御装置７にそれぞれ接続され
ている。ここで、短絡接続器はコネクタ９Ａとコネクタ
９Ｄで構成されている。
回転は減速機６や図示しないスプロケット及びチェーン
を介してエスカレータの駆動力として伝達され、回転数
に比例したパルスを出力するロータリエンコーダＲがモ
ータＭの回転軸に直結されている。電源とモータＭ間に
接続され周波数を制御する動力制御装置７がモータＭの
回転の制御を行う。また、下部スイッチ群４、上部スイ
ッチ群５はそれぞれケーブル８Ａ、８Ｂを介してコネク
タ９Ａに接続され、赤色ＬＥＤ１０Ａ１〜１０Ａｎ、複
数のモニタスイッチであるスイッチ１０Ｂ１〜１０Ｂ
ｎ、緑色ＬＥＤ１０Ｃ１〜１０Ｃｎとで構成される故障
表示部１０に接続されるケーブル８Ｃの端部のコネクタ
９Ｂがコネクタ９Ａに着脱自在に接続され、また、故障
表示部１０に接続されるケーブル８Ｄの端部のコネクタ
９Ｃ、この接続コネクタ９Ｃに着脱自在に接続されるコ
ネクタ９Ｄ、及びこのコネクタ９Ｄの接続されるケーブ
ル８Ｅを介してマイクロコンピュータ装置で構成される
運転制御装置１１に接続され、運転制御装置１１の端子
１１ａと故障表示部１０の端子１０ａがケーブル８Ｆで
着脱自在に接続され、また、運転制御装置１１はロータ
リエンコーダＲ及び動力制御装置７にそれぞれ接続され
ている。ここで、短絡接続器はコネクタ９Ａとコネクタ
９Ｄで構成されている。
【００１２】また、運転制御装置１１には図示しないマ
イクロコンピュータで制御される故障表示部１１Ａを内
蔵し、故障した個所や動作したスイッチ４Ａ〜４Ｆ、５
Ａ〜５Ｆが特定できるように故障表示部１１Ａで表示さ
れ、また、故障表示部１０の赤色ＬＥＤ１０Ａ１〜１０
Ａｎ及び緑色ＬＥＤ１０Ｃ１〜１０Ｃｎはスイッチ１０
Ｂ１〜１０ＢｎのＯＮ、ＯＦＦに連動して点灯し、故障
表示部１０のスイッチ１０Ｂ１〜１０Ｂｎは、下部、上
部スイッチ群４、５に配設される各スイッチ４Ａ〜４
Ｆ、５Ａ〜５Ｆとそれぞれ直列接続されるよう構成され
ている。
イクロコンピュータで制御される故障表示部１１Ａを内
蔵し、故障した個所や動作したスイッチ４Ａ〜４Ｆ、５
Ａ〜５Ｆが特定できるように故障表示部１１Ａで表示さ
れ、また、故障表示部１０の赤色ＬＥＤ１０Ａ１〜１０
Ａｎ及び緑色ＬＥＤ１０Ｃ１〜１０Ｃｎはスイッチ１０
Ｂ１〜１０ＢｎのＯＮ、ＯＦＦに連動して点灯し、故障
表示部１０のスイッチ１０Ｂ１〜１０Ｂｎは、下部、上
部スイッチ群４、５に配設される各スイッチ４Ａ〜４
Ｆ、５Ａ〜５Ｆとそれぞれ直列接続されるよう構成され
ている。
【００１３】次に、本実施形態の動作の説明を行う。
【００１４】今、仮に下部スイッチ郡４の踏段確立用駆
動装置作動確認スイッチ４Ａの動作の確認を故障表示部
１０を用いて模擬的に行う場合で説明する。
動装置作動確認スイッチ４Ａの動作の確認を故障表示部
１０を用いて模擬的に行う場合で説明する。
【００１５】まず、踏段確立用駆動装置の作動確認スイ
ッチ４Ａと直列接続される故障表示部１０のスイッチ１
０Ｂ１を操作して回路を釈放すると、赤色ＬＥＤ１０Ａ
１が点灯するとともに、ケーブル８Ａ−ケーブル８Ｂ−
コネクタ９Ａ−コネクタ９Ｂ−ケーブル８Ｃ−故障表示
部１０−ケーブル８Ｄ−コネクタ９Ｃ−コネクタ９Ｄ−
ケーブル８Ｅ−運転制御装置１１の順で運転制御装置１
１に入力される踏段確立用駆動装置作動確認スイッチ４
Ａの信号が故障表示部１０のスイッチ１０Ｂ１の開放に
より、運転制御装置１１にはあたかも踏段確立用駆動装
置作動確認スイッチ４Ａが釈放したのと同じ信号が入力
され、予め記憶されているプログラムにしたがった処
理、例えば、図示しない踏段確立用駆動装置による車椅
子専用踏段１の組立てを制約したり、故障表示部１１Ａ
へ踏段確立用駆動装置作動確認スイッチ４Ａを動作せず
に点灯を行う。
ッチ４Ａと直列接続される故障表示部１０のスイッチ１
０Ｂ１を操作して回路を釈放すると、赤色ＬＥＤ１０Ａ
１が点灯するとともに、ケーブル８Ａ−ケーブル８Ｂ−
コネクタ９Ａ−コネクタ９Ｂ−ケーブル８Ｃ−故障表示
部１０−ケーブル８Ｄ−コネクタ９Ｃ−コネクタ９Ｄ−
ケーブル８Ｅ−運転制御装置１１の順で運転制御装置１
１に入力される踏段確立用駆動装置作動確認スイッチ４
Ａの信号が故障表示部１０のスイッチ１０Ｂ１の開放に
より、運転制御装置１１にはあたかも踏段確立用駆動装
置作動確認スイッチ４Ａが釈放したのと同じ信号が入力
され、予め記憶されているプログラムにしたがった処
理、例えば、図示しない踏段確立用駆動装置による車椅
子専用踏段１の組立てを制約したり、故障表示部１１Ａ
へ踏段確立用駆動装置作動確認スイッチ４Ａを動作せず
に点灯を行う。
【００１６】このように、スイッチ１０Ｂ１〜１０Ｂｎ
を順に操作することで、スイッチ４Ａ〜４Ｆ、５Ａ〜５
Ｆの作動による運転制御装置１１の制御及び故障表示部
１１Ａの点灯確認を模擬的に行うことができる。
を順に操作することで、スイッチ４Ａ〜４Ｆ、５Ａ〜５
Ｆの作動による運転制御装置１１の制御及び故障表示部
１１Ａの点灯確認を模擬的に行うことができる。
【００１７】本実施形態において、下部、上部スイッチ
群４、５に配設される各スイッチ４Ａ〜４Ｆ、５Ａ〜５
Ｆの動作と等価な動作をスイッチ１０Ｂ１〜１０Ｂｎで
模擬的に作ることができるので運転制御装置１１の故障
表示部１１Ａの表示から異常が発生した各スイッチ４Ａ
〜４Ｆ、５Ａ〜５Ｆの特定する訓練に活用できる。ま
た、故障表示部１０の接続をコネクタ９Ａ〜９Ｄを用い
たので、コネクタ９Ａにコネクタ９Ｄを接続させれば故
障表示部１０を取り外すことができ、対象となるエスカ
レータ全台数に設置することなく必要に応じて効率良く
活用することができる。
群４、５に配設される各スイッチ４Ａ〜４Ｆ、５Ａ〜５
Ｆの動作と等価な動作をスイッチ１０Ｂ１〜１０Ｂｎで
模擬的に作ることができるので運転制御装置１１の故障
表示部１１Ａの表示から異常が発生した各スイッチ４Ａ
〜４Ｆ、５Ａ〜５Ｆの特定する訓練に活用できる。ま
た、故障表示部１０の接続をコネクタ９Ａ〜９Ｄを用い
たので、コネクタ９Ａにコネクタ９Ｄを接続させれば故
障表示部１０を取り外すことができ、対象となるエスカ
レータ全台数に設置することなく必要に応じて効率良く
活用することができる。
【００１８】なお、本実施形態では、下部、上部スイッ
チ群４、５から故障表示部１０の配線にコネクタ９Ａ〜
９Ｄを用いたが、ケーブルにて直接接続しても同様なる
効果が得られる。
チ群４、５から故障表示部１０の配線にコネクタ９Ａ〜
９Ｄを用いたが、ケーブルにて直接接続しても同様なる
効果が得られる。
【００１９】
【発明の効果】本発明によれば、複数のモニタスイッチ
の作動は運転制御スイッチ群の作動と電気的に等価とな
り、複数のモニタスイッチを操作することで運転制御ス
イッチ群のスイッチの作動が等価的に行えるので、運転
制御スイッチ群から出力される信号の確認作業が１人で
安全に行える。
の作動は運転制御スイッチ群の作動と電気的に等価とな
り、複数のモニタスイッチを操作することで運転制御ス
イッチ群のスイッチの作動が等価的に行えるので、運転
制御スイッチ群から出力される信号の確認作業が１人で
安全に行える。
【図１】本発明のエスカレータの運転制御装置の一実施
形態を示す要部ブロック図である。
形態を示す要部ブロック図である。
１ 車椅子専用踏段 ４ 下部スイッチ群 ５ 上部スイッチ群 ８Ａ〜８Ｆ ケーブル ９Ａ〜９Ｆ コネクタ １０ 故障表示部 １０Ｂ１〜１０Ｂｎ スイッチ １１ 運転制御装置
Claims (3)
- 【請求項１】 乗客が昇降するエスカレータの複数個の
ステップの少なくとも１個所のステップに車椅子を乗せ
ることができるように構成した車椅子用ステップと、こ
の車椅子用ステップに前記車椅子が乗車可能に組立てる
ステップ確立用駆動装置と、前記車椅子用ステップが組
立てられると一般客用運転から切替えられる車椅子用運
転と、前記車椅子用ステップが前記ステップ確立用駆動
装置で組立てられたとき、前記車椅子用ステップのそれ
ぞれのステップ位置を検出する車椅子用ステップ検出ス
イッチと、前記車椅子用ステップが前記ステップ確立用
駆動装置の作動可能な位置か否かを検出するステップ位
置検出スイッチと、前記車椅子を乗車させ運転をした場
合エスカレータの速度を高速から低速或は低速から高速
に切替える位置を検出する速度切替え検出スイッチと、
少なくとも前記車椅子用ステップ検出スイッチ及び前記
ステップ位置検出スイッチ及び前記速度切替え検出スイ
ッチとで構成される運転制御スイッチ群に接続される制
御盤とを備えたエスカレータの運転制御装置において、
少なくとも前記運転制御スイッチ群と前記制御盤間に直
列接続される複数のモニタスイッチと、この複数のモニ
タスイッチを接続する複数本の接続ケーブルとを備えた
ことを特徴とするエスカレータの運転制御装置。 - 【請求項２】 前記モニタスイッチと前記接続ケーブル
を着脱自在に接続する接続器と、前記モニタスイッチを
外したときに装着され、前記モニタスイッチの接点が接
続される端子間を短絡接続する短絡接続器とを備えたこ
とを特徴とする請求項１記載のエスカレータの運転制御
装置。 - 【請求項３】 前記モニタスイッチを投入及び釈放した
とき、それぞれ異なる色で点灯する発光ダイオードを備
えたことを特徴とする請求項１記載のエスカレータの運
転制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10196125A JP2000026066A (ja) | 1998-07-10 | 1998-07-10 | エスカレータの運転制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10196125A JP2000026066A (ja) | 1998-07-10 | 1998-07-10 | エスカレータの運転制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000026066A true JP2000026066A (ja) | 2000-01-25 |
Family
ID=16352670
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10196125A Pending JP2000026066A (ja) | 1998-07-10 | 1998-07-10 | エスカレータの運転制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000026066A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107840235A (zh) * | 2017-11-28 | 2018-03-27 | 浙江西沃电梯有限公司 | 一种具备高安全性能的扶梯 |
| CN108002198A (zh) * | 2017-11-28 | 2018-05-08 | 浙江西沃电梯有限公司 | 一种具有提醒与安全防护的扶梯 |
| CN108033343A (zh) * | 2017-11-28 | 2018-05-15 | 浙江西沃电梯有限公司 | 一种新型安全扶梯 |
| CN108033344A (zh) * | 2017-11-28 | 2018-05-15 | 浙江西沃电梯有限公司 | 一种基于上部床盖板翻转的安全扶梯 |
| CN112010141A (zh) * | 2020-08-20 | 2020-12-01 | 上海新时达电气股份有限公司 | 安全开关与检测系统 |
-
1998
- 1998-07-10 JP JP10196125A patent/JP2000026066A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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