JP2700924B2 - 自己診断装置を備えた航空機塔乗橋 - Google Patents

自己診断装置を備えた航空機塔乗橋

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JP2700924B2
JP2700924B2 JP1191850A JP19185089A JP2700924B2 JP 2700924 B2 JP2700924 B2 JP 2700924B2 JP 1191850 A JP1191850 A JP 1191850A JP 19185089 A JP19185089 A JP 19185089A JP 2700924 B2 JP2700924 B2 JP 2700924B2
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秀利 松平
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自己診断装置を備えた航空機搭乗橋に関す
るものである。
(従来の技術) 第4図に示すような、空港ビル等から航空機に対して
進退可能に設けられた航空機搭乗橋B(以下、単に搭乗
橋という)では、従来、運転者がこの搭乗橋Bに設けら
れている操作盤の押釦スイッチ等を操作して、搭乗橋本
体を航空機の乗降口位置に適合させるための運行を行う
とともに、各電動機の負荷状態や搭乗橋の位置および姿
勢を表示灯の点滅によって監視していた。
(発明が解決しようとする課題) しかし、搭乗橋Bの運行時に必要な故障検出部位C
が、第4図にその一部を示すように約100種類あるの
で、表示灯には、主に搭乗橋本体の動作監視に必要な
「過負荷」、「オートレベル異常」等の簡単な異常表示
が行われるだけであった。搭乗橋本体を動作させるため
の押釦スイッチ、電磁開閉器、リレーおよびセンサ等の
制御機器が故障した場合は、上記のような異常表示が出
なかったり、誤報が出たりすることがあって、その故障
原因を見つけ出すために、多くの時間と労力を費やして
各制御機器を個別に点検しなければならないだけでな
く、処置が遅れると不測の危険を招くという問題があっ
た。
本発明は、このような従来の事情から見て、各制御機
器の動作に故障が発生したときは、この故障情報を運転
者が監視している操作盤に表示するとともに、非常停止
を行うことにより、搭乗橋運行時の故障発見時間と故障
排除時間とを短縮するようにした自己診断装置を備えた
航空機搭乗橋を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 本発明の自己診断装置を備えた航空機搭乗橋は、空港
ビル等に進退可能に設けられて、航空機の乗降口に連結
されるように運行操作される搭乗橋本体と、搭乗橋本体
を駆動する駆動機械と、この駆動機械を駆動するように
連結されており、電気的に制御されるようになった電動
機等の出力機械と、この出力機械の動作を制御する電磁
開閉器、リレー等の出力機器と、前記搭乗橋本体の運行
を指示するように操作盤に設けられた押釦スイッチ等の
入力機器と、前記駆動機械の動作を検出するセンサ等の
検出手段と、前記入力機器による信号に基づいて前記出
力機器を制御するとともに、前記出力機器および検出手
段に基づいて故障の発生を確認する中央処理手段と、こ
の中央処理手段により故障の発生が確認された場合に、
故障が発生していることを表示するように、前記操作盤
に設けられた表示手段と、を具備することを特徴とす
る。
(作用) 搭乗橋本体に設置されている出力機械に連結された駆
動機械の動作を検出する検出手段と、出力機械を動作さ
せる出力機器とに、電気的な故障が起こった場合は、こ
の故障情報が中央処理手段に入力される入力機器からの
指令信号に対応して処理されて表示手段に表示されると
ともに、既設の安全回路等によって自動的に非常停止が
行われるか、故障情報を確認した運転者によって操作盤
の非常停止押釦スイッチが操作される。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図の自己診断装置1は搭乗橋B(第4図参照)に
備えられるものであって、第1図には多数の構成部分の
うち一組だけを示している。自己診断装置1は、操作盤
2に設けられた押釦スイッチ等の入力機器3が、中央処
理手段4を介して電磁開閉器M.Sやリレー(図示省略)
等の出力機器5に接続され、この出力機器5の出力が電
動機M等の出力機械6に接続されている。この出力機械
6に連結された駆動機械7には、この駆動機械7の動作
を検出するための検出手段8が設けられている。
また、前記出力機器5の開閉動作信号9Aと、前記検出
手段8の動作検出信号9Bはそれぞれ前記中央処理手段4
に接続されている。
搭乗橋本体の運行情報と出力機器5および検出手段8
の故障情報は、操作盤2に設けられた表示灯10aおよび
エラーコード表示器10bなどの表示手段10に対して表示
可能となされている。
前記操作盤2は、例えば空港ビル等に接続される搭乗
橋本体の先端部接合室R(第4図参照)の内部に設置さ
れていて、その上面には、第2図に示すような各機器が
設置されている。
すなわち、監視側パネル2aには、非常停止押釦3a、ク
ロージャ昇降用押釦3b、キャブ回転用押釦3c、左右旋回
レバースイッチ3dおよび増速押釦付き前後進レバー3e等
の入力機器3が配置されている。Tはモニタテレビ、W
は車輪方向指示計である。
また、表示側パネル2bには、第3図に示すような搭乗
橋本体の動作を表示するための表示灯10a…と、出力機
器5および検出手段8の故障を表示するためのエラーコ
ード表示器10bなどが配置されている。
前記中央処理手段4は、電算機によるCPUが適用さ
れ、一方、前記検出手段8は駆動機械7の動作検出に適
したリミットスイッチ等のセンサやエンコーダが用いら
れる。
前記出力機器5の開閉動作信号9Aは、電磁開閉器M.S
では補助接点5aから取り出される。
なお、搭乗橋本体運行時に監視しなければならない故
障は前述のように約100種類あるので、比較的安価な前
記エラーコード表示器10bが用いられる。しかし、この
エラーコード表示器10bはエラーコード表によってその
内容を確認するための時間がかかるので、故障への対応
を早めるためには、運転者が理解しやすいように故障情
報を文字に変換させるメッセージに代えることもある。
次に、上記実施例の作用に説明する。
(1) 検出手段(センサ)の故障 例えば、搭乗橋Bの進退動作を監視するために、通常
自動停止用の検出手段(センサ)8が駆動機械7の前進
ストロークエンドと後進ストロークエンドの二個所に設
けられている。この二個の検出手段8,8は機械的に同時
に作動することがないので、もし、検出手段8,8が同時
に作動した場合は、操作盤2の入力機器3からの指令信
号と出力機器5の動作検出信号9Bおよび検出手段8の開
閉動作検出信号9Aとが、中央処理手段4で処理された故
障情報として操作盤2のエラーコード表示器10bに表示
される。したがって、運転者は二個のうちいずれか一方
の検出手段8か、もしくはその検出手段8を含む回路が
電気的に故障していることがわかる。
(2) 出力機器(電磁開閉器)の故障 電動機M等の出力機械6を動作させる電磁開閉器M.S
すなわち出力機器5は、まれにおこる機械的な故障で、
電気的に動作指令を与えていないにもかかわらず切れな
くなる場合や、電気的な故障で、接点が溶着して切れな
くなる場合がある。
このように、出力機器5の異常な開閉動作信号9Aは中
央処理手段4で処理されて、出力機械6の電源を遮断す
る安全回路(図示省略)を自動的に動作させて出力機械
6が停止されるとともに、その故障情報が操作盤2のエ
ラーコード表示器10bに表示される。
(発明の効果) 本発明の自己診断装置を備えた航空機搭乗橋は、空港
ビル等に進退可能に設けられて、航空機の乗降口に連結
されるように運行操作される搭乗橋本体と、搭乗橋本体
を駆動する駆動機械と、この駆動機械を駆動するように
連結されており、電気的に制御されるようになった電動
機等の出力機械と、この出力機械の動作を制御する電磁
開閉器、リレー等の出力機器と、前記搭乗橋本体の運行
を指示するように操作盤に設けられた押釦スイッチ等の
入力機器と、前記駆動機械の動作を検出するセンサ等の
検出手段と、前記入力機器による信号に基づいて前記出
力機器を制御するとともに、前記出力機器および検出手
段に基づいて故障の発生を確認する中央処理手段と、こ
の中央処理手段により故障の発生が確認された場合に、
故障が発生していることを表示するように、前記操作盤
に設けられた表示手段と、を具備することを特徴とする
ものであるから、搭乗橋本体を運行操作している間に
も、オペレーターが故障の発生を知ることができる。こ
れにより、搭乗橋本体の運行操作しているオペレーター
は、故障に対して迅速に対処することができ、搭乗橋の
暴走等を防止することができ、航空機搭乗橋の安全性お
よび信頼性は著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は自己診断
装置の回路図、第2図は操作盤の監視側パネルおよび表
示側パネルを展開して示す図、第3図は表示側パネルの
拡大図、第4図は故障検出部位の一部を示した搭乗橋の
下方から見た斜視図である。 1……自己診断装置、2……操作盤 3……入力機器、4……中央処理手段 5……出力機器、6……出力機械 8……検出手段、9A……開閉動作信号 9B……動作検出信号、10……表示手段 B……航空機搭乗橋

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空港ビル等に進退可能に設けられて、航空
    機の乗降口に連結されるように運行操作される搭乗橋本
    体と、 搭乗橋本体を駆動する駆動機械と、 この駆動機械を駆動するように連結されており、電気的
    に制御されるようになった電動機等の出力機械と、 この出力機械の動作を制御する電磁開閉器、リレー等の
    出力機器と、 前記搭乗橋本体の運行を指示するように操作盤に設けら
    れた押釦スイッチ等の入力機器と、 前記駆動機械の動作を検出するセンサ等の検出手段と、 前記入力機器による信号に基づいて前記出力機器を制御
    するとともに、前記出力機器および検出手段に基づいて
    故障の発生を確認する中央処理手段と、 この中央処理手段により故障の発生が確認された場合
    に、故障が発生していることを表示するように、前記操
    作盤に設けられた表示手段と、 を具備することを特徴とする自己診断装置を備えた航空
    機搭乗橋。
JP1191850A 1989-07-25 1989-07-25 自己診断装置を備えた航空機塔乗橋 Expired - Lifetime JP2700924B2 (ja)

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