JPH0228459Y2 - - Google Patents

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JPH0228459Y2
JPH0228459Y2 JP14784279U JP14784279U JPH0228459Y2 JP H0228459 Y2 JPH0228459 Y2 JP H0228459Y2 JP 14784279 U JP14784279 U JP 14784279U JP 14784279 U JP14784279 U JP 14784279U JP H0228459 Y2 JPH0228459 Y2 JP H0228459Y2
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  • Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はクレーンのブームが高圧線に接近した
とき警報を発生するようにした高圧線警報装置に
関するものである。
例えば、トラツククレーンのように作業現場が
特定されない建設機械は、送電線のような高圧線
の近くで使用される場合がある。このような場
合、クレーンのブームが仮に高圧線に接触した
り、域は接触しないまでも高圧線にごく近く接近
すると高圧線とブーム間に放電が生じて感電事故
を起す危険がある。従来、上記感電事故を防ぐた
め、高圧線のまわりに生ずる電位を検出する検出
手段をクレーンに取り付け、上記検出手段で検知
される誘導電圧(電位)、電位変化率(電位傾
度)、高圧線の送電圧をもとに入力信号を形成し、
この入力信号が設定値を越えたとき警報を発生す
るようにした高圧線警報装置が開発されている。
ところで、上記警報装置を駆動する場合、安全
を見込んで上記設定値を最高(検出感度を最高)
にしてから感度の低い所定の設定領域に切換える
必要がある。このため、従来の設定手段は高圧線
の送電圧、高圧線のまわりの電位、電位変化率の
検出感度切換用として夫々個別に設定手段を設
け、クレーン作業の開始時に最高感度の設定値に
合わせた後所定感度の設定値に切換えるようにし
ていた。
しかしながら、上記高圧線警報装置にあつて
は、クレーン作業の開始時に各設定手段が最高感
度に切換えられなかつた場合、これを確認する手
段がなかつたため、最高感度に切換えられない状
態で作業が開始される場合があり、このため、ク
レーンが高圧線に対して危険な領域に近ずいても
警報が発信されず感電事故を起すおそれがあつ
た。
本考案は上記設定手段の感度設定操作手順の異
常が自動的に確認されるようにしたものであり、
以下本考案を図によつて説明する。
図は感度設定操作手順の異常確認機構を示す回
路構成図であり、各設定手段が最高感度に切換ら
れている状態を示している。図において、1は高
圧線の送電圧に関連した設定手段Aと連動して切
換えられる第1の切換スイツチ、2は高圧線のま
わりの電位に関連した設定手段Bと連動して切換
えられる第2の切換スイツチ、3は電位傾度に関
連した設定手段Cと連動して切換えられる第3の
スイツチである。切換スイツチ1,2,3は夫々
複数個の切換接点を具備している。この場合、切
換スイツチ1の最高感度切換接点101は、電源
Eの一端に接続され、可動接点1aは切換スイツ
チ2の最高感度切換接点201に接続されてい
る。また、切換スイツチ2の可動接点2aは切換
スイツチ3の最高感度接点301に接続されてい
る。更に、切換スイツチ3の可動接点3aは開閉
スイツチ4に接続され、かつ、リレー5とその常
開接点51と直列接続した接続点Pに接続されて
いる。また、ランプ6とブザー7とを並列接続し
てなる確認手段がリレー5の常閉接点52と直列
に接続されている。また、常開接点53には警報
手段8が直列に接続されている。9は電源Eの他
端に直列接続された電源スイツチである。
次にかかる構成の感度設定操作手順及び動作に
ついて説明する。まず、切換スイツチ1,2,3
のうちの例えば切換スイツチ1の可動接点1aが
最高感度接点101に位置していないとき、電源
スイツチ9がONにされるとリレー5は励磁され
ないので各接点は図示の状態に保持される。従つ
てランプ6が点灯すると共にブザー7も動作す
る。これにより、設定手段A,B,Cのいずれか
が最高感度設定値に切換えられていないことが確
認される。この状態においてリレー5は動作しな
いので常開接点51,53が開状態を保持し、従
つて、警報手段8は駆動しない。
また、ランプ6の点灯及びブザー7が動作して
いる状態で設定手段Aを最高感度接点に設定すれ
ば切換スイツチ1の可動接点を1aが最高感度接
点101に位置し、従つてリレー5が励磁されて
動作し、これにより常開接点51,53、常閉接
点52が作動するので警報手段8が駆動し、同時
にランプ6及びブザー7の動作が停止する。同時
にリレー5はその接点51により自己保持され
る。なお、警報手段8の駆動が開始された後、各
設定手段A,B,Cの設定値が変更されて切換ス
イツチ1,2,3の可動接点が最高感度接点以外
の接点に切換えられても、リレー5が自己保持に
より動作しているのでランプ6及びブザー7は動
作せず、警報手段8も引続き作動状態を維持し、
通常の警報動作を行なう。
従つて、切換スイツチ1,2,3の可動接点1
a,2a,3aが最高感度接点101,201,
301に切換えられた後に、他の接点に切換えら
れた設定操作手順のときはランプ6及びブザー7
が動作せず、これにより設定手段A,B,Cの設
定操作手順に異常がないことが確認される。ま
た、最高感度接点101,201,301への切
換操作の手順が実行されないで他の接点に切換え
られた設定操作手順のときは、ランプ6及びブザ
ー7が動作し、これにより設定操作手順に異常が
あることが確認される。
次にスイツチ4の使用目的及び機能について説
明する。各設定手段の設定操作手順に異常がない
状態で、切換スイツチ1,2,3の可動接点1
a,2a,3aの少なくとも1個が最高感度接点
以外の接点に位置している場合、例えばクレーン
作業を一時中断するため電源スイツチ9をOFF
に切換えられた場合警報手段8は動作しなくな
る。ところが、この電源スイツチ9を再度ONに
切換えると警報手段8が動作せずランプ及びブザ
ー7のみが動作する。この状態で開閉スイツチ4
をONにするとリレー5が動作し、これによりラ
ンプ6及びブザー7の動作が停止すると同時に警
報手段8が動作し、正常な設定操作手順を経た動
作状態となる。開閉スイツチ4は通常OFF状態
にされており、クレーン作業を一時中断し、かつ
同一の作業条件で中断した作業を再開する場合に
のみ使用されるものである。即ち、開閉スイツチ
4はクレーン作業の再開時は予めクレーンの位置
関係が安全領域にあることがわかつているので、
感度の切換設定を最高感度接点に戻す作業開始時
の手順を省略するためのものである。
以上述べたように本考案によれば高圧線の近く
でクレーン作業をする場合、クレーンに設置した
高圧線警報装置の誤操作による感電事故を起すお
それがなく安全性の高い高圧線警報装置が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案における高圧線警報装置の設定操作
確認機構の一実施例を示す構成図である。 1,2,3……設定手段と連動する切換スイツ
チ、4……作業再開用開閉スイツチ(制御手段)、
5……リレー、6……ランプ、7……ブザー、8
……警報手段、9……電源スイツチ、A……送電
圧に関する設定手段、B……送電線のまわりの電
位に関する設定手段、C……送電線のまわりの電
位傾度に関する設定手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 高圧線の送電圧、上記高圧線のまわりの電位、
    この電位の変化率を検出する検出手段と、 上記送電圧の検出感度を切換設定するための複
    数個の切換接点を有する第1の切換スイツチと、
    上記電位の検出感度を切換設定するための複数個
    の切換接点を有する第2の切換スイツチと、上記
    電位変化率の検出感度を切換設定するための複数
    個の切換接点を有する第3の切換スイツチよりな
    り、これら第1,第2,第3の切換スイツチのい
    ずれかの切換スイツチの最高感度接点がアースに
    接続されて可動接点が残りの一方の切換スイツチ
    の最高感度接点に接続され、この一方の切換スイ
    ツチの可動接点が残りの他方の切換スイツチの最
    高感度接点に接続された設定手段と、 一端がこの設定手段の残りの他方の切換スイツ
    チの可動接点に接続されたリレーと、 一端がアースに接続され、他端が電源スイツチ
    を介して上記リレーの他端に接続された電源と、 一端が上記設定手段とリレーの接続点に接続さ
    れ、他端がアースに接続された開閉スイツチと、 一端が上記設定手段とリレーの接続点に接続さ
    れ、他端がアースに接続された上記リレーの第1
    の常開接点と、 一端が上記リレーの常閉接点を介して上記電源
    スイツチとリレーの接続点に接続され、他端がア
    ースに接続され、電源投入時に上記設定手段の全
    ての切換スイツチの可動接点が最高感度接点の位
    置にない場合に異常警報を発生する確認手段と、 一端が上記リレーの第1の常開接点を介して上
    記電源スイツチとリレーの接続点に接続され、他
    端がアースに接続され、上記検出手段の出力が上
    記設定手段の出力を超えたとき警報出力を発生す
    る警報手段、 とを具備した高圧線警報装置。
JP14784279U 1979-10-24 1979-10-24 Expired JPH0228459Y2 (ja)

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JPS5665472U JPS5665472U (ja) 1981-06-01
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