JPS5831279Y2 - 保安装置チエツカ− - Google Patents

保安装置チエツカ−

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JPS5831279Y2
JPS5831279Y2 JP1977011582U JP1158277U JPS5831279Y2 JP S5831279 Y2 JPS5831279 Y2 JP S5831279Y2 JP 1977011582 U JP1977011582 U JP 1977011582U JP 1158277 U JP1158277 U JP 1158277U JP S5831279 Y2 JPS5831279 Y2 JP S5831279Y2
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JP
Japan
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safety device
safety
contactor
electromagnetic switch
power
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Expired
Application number
JP1977011582U
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English (en)
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JPS53107130U (ja
Inventor
皓一 谷口
英明 鈴木
Original Assignee
スガ試験機株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 電力や油圧等を動力源とする試験装置や検査装置や各種
工作機械等(以下装置等という)は、夫夫の動力回線や
配管によって作動する色々の操作機構や作業条件数値の
営理機構等が組込まれているが、前記装置等の運転中こ
れ等機構が正常に作動しているかどうかをチェックする
ための保安回路を有する保安装置、具体的に述べれば、
たとえば試験装置内の試料回転枠用モーター、循環送風
機回転用モーター等の過負荷運転という異常事態に対す
る接点付きモーターブレーカ−、トランスのオーバーヒ
ートという異常事態に対する温度ヒユーズ、圧力や温度
等が作業条件数値範囲をスケールオーバーするという異
常事態に対するサーキットブレーカ−等、或いは工作機
械等の歯車回転や各種運動部材の1駆動モーターの過負
荷運転という異常事態に対する接点付きモーターブレカ
ー送り行程や往復運動のオーバーストロークという異常
事態に対するリミットスイッチ等の各安全装置に組合さ
れて感応する各種保安装置が装着されている。
これ等保安装置は、すべて直列に配線され、該配線の一
力端は電源の一力端に、その他方端は複合電磁開閉器(
又は複合電磁接触器)を経て前記電源の他力端に接続さ
れて保安回路を構成している。
かくして、運転中異常事態が何れかの前記作動機構に発
生して安全装置が遮断されるとそこの保安装置が作動(
保安遮断器がはたらく)シ保安回路が遮断されるので前
記電磁開閉器の電磁コイルの磁力がなくなり該電磁開閉
器の接触器が開となり、動力回線が遮断されて前記装置
等は停止する。
このように従来の保安装置はチェックポイントの何処か
に異常事態が発生すると同時に前記装置等が停止すると
いう安全性はもたらすが、他方に於て、一旦停止すると
どの保安装置が作動したのか直ちには全く判別できず、
又始動スイッチを入れても装置等は作動せず、運転を再
開するには1個1個順次保安装置を点検し異常個所を発
見して補修し、前記保安装置の保安遮断器(開閉端子)
を正常に復帰させねばならず可成りの時間を必要とする
従ってこのような従来の保安装置システムに於ては、安
全チェックポイント即ち保安装置数が増せば増すほど試
験装置等の安全性は高くなるが、そのため異常発生個所
の発見に長時間を要し引いてはその間運転が中断するの
で前記装置等の稼動率が低下するという欠点があった。
本考案は前述のような従来の保安装置の欠点を解消する
保安装置の改良に関するものである。
即ち新設の前記保安装置と同数の表示灯の夫々の端子の
1方端を直列配線の各保安装置の夫々の前記開閉端子の
接点のうちの前記複合電磁開閉器の接触器に近い側の接
点に接続し、他力端を前記複合電磁開閉器の同軸連動の
新設の逆接点接触器を経て電源の他方端に接続して表示
灯回路を構成し、好適には該表示灯をパネル等に集合配
列して、前記装置等の正面又は管理室に配設することに
よって前記装置等の停止と同時に停止の原因である異常
発生個所を直ちに確認することができる保安装置チェッ
カーに関するものである。
以下図面によって本考案の保安装置チェッカーの1実施
例を説明する。
先ず第1図によって電力を動力とする装置に於ける従来
の保安装置の1実施例を説明すれば、電源A、Bは複合
電磁開閉器の動力用接触器C1及びC2を介して試験装
置、検査装置、工作機械等電力が負荷される装置1に接
続され、該装置1内に於ては各種操作機構作動回路や作
動条件管理回路が電源に並列に配線されている。
これ等回路は異常事態が発生した場合に自動的に該回路
を遮断する安全装置を該回路のチェックポイントに備え
ており、該安全装置の遮断に感応して開閉端子の接点間
を遮断する保安装置S1.S2.S3.S4゜S5がS
lよりS5に到り直列に配線され、その−力端S1の接
点は電源のA線に接続され、その他力端S5の接点は、
通常は開である、始動用押ボタン2と、前記複合電磁開
閉器の動力用接触器C1゜C2に同軸に連動する保安装
置用接触器C3とに分岐接続され、それ等の先は前記複
合電磁開閉器の電磁コイル3を経て電源のB線に接続さ
れている。
実態的には81〜t85は装置1内のS′1.・・・、
S′5位置に取付けられている。
第1図に於ける従来の保安装置の実施の態様を説明すれ
ば、現状図は装置1の運転が正常である状態を示す配線
である。
もし保安装置S3が感応する作動機構に異常事態が発生
したとすれば、前記安全装置が遮断され、前記作動機構
回路が遮断され、安全装置に感応して保安装置S3の接
点ab間が点線で示すように開となり、即ちB−3−C
3−85−・・・51−Aの保安回路が83に於て遮断
されるので電磁コイル3に電流が流れず磁力がなくなり
、電磁開閉器の連動する接触器C1,C2゜C3が点線
で示すように開となり前記装置1への電流が遮断される
しかし前述のように保安装置はすべて前記装置1の内部
の前記作動機構のチェックポイントに装着されているの
で外観目視検査程度ではどの接点が開になったのか即ち
どこに異常事態が発生したのか直ちには全くわからない
又この状態のままでは始動用押ボタンを押しても装置等
1は作動しない。
1個1個保安装置を点検し保安装置S3が作動した前記
装置1内の作動機構等に於ける異常個所を補修し該保安
装置S3の接点間を閉鎖し、しかるのち始動用押ボタン
を押せば前記回路に電流が流れ前記コイル3が励磁され
て前記接触器C1,C2,C3が実線で示す位置に復帰
し装置1が作動する。
以上の作業手順に於ける保安装置の探索点検が可成り時
間がかかる作業となるのである。
さて、本考案の保安装置チェッカーは、第2図の1点鎖
で囲む分に示すように、前述の従来の保安装置の開閉端
子の夫々の接点すに発生異常の表示灯PL1.・・・・
・・Ph3の1方端が接続され、該表示灯の他力端が前
記複合電磁開閉器の従来の装置用及び保安装置用の接触
器C1,C2,C3と同軸に連動するが逆接点となる接
触器C4を経て電源のB線に接続されている。
即ち本考案の保安装置チェッカーの表示灯回路はA
C4PLn 5nA(n=1.、・・・・・・、5)
である。
尚表示灯は好適には1つのパネルに集中配列して、装置
等の見やすい前面又は運転状況集中管理室等に配置され
ると効果的である。
次に本考案の実施の態様を説明すれば、前記装置1が正
常であれば、始動用押ボクン2を押せば、直列配線の保
安装置S1.・・・・・・S5の各開閉端子の接点のa
、b間は閉鎖されているので複合電磁開閉コイル3は励
磁され、前記装置1用接触器C1゜C2が閉鎖されて前
記装置1が運転を開始し、且つ保安装置用の接触器C3
も閉鎖されて前記各表示灯は前記夫々の保安装置からの
異常事態発生の信号を待機している。
更に前記接触器C1,C2゜C3と同軸に連動するが逆
接触作用をなす逆接触器C4は開放されているので前記
表示灯回路は遮断されており前記表示灯PL0.・・・
・・・PL5は消灯のままである。
次に運転中の装置1に異常事態が発生し、たとえば保安
装置S3が遮断されたとすれば、直上の説明とは逆に電
磁開閉コイル3の磁力が解放されて接触器C1,C2,
C2が遮断され、装置1は停止し保安装置はその機能を
停止する。
同時にC4が閉鎖されて表示灯回路が活動するが、前記
保安装置S3が作動してその接点ab間が遮断されてい
るのでPL3.PL4.PL5は点灯せずPLl。
PL2のみが回路を構成して点灯する。
従って異常事態発生と同時に保安装置S3の部分に異常
事態が発生したことが直ちに確認される。
異常事態を正常に復帰し保安装置S3の接点ab間を閉
鎖すればPL3.PL4.PL5は点灯し始動押ボタン
を押せば再び電磁開閉コイル3が励磁され再び接触点C
1,C2,C3が閉鎖されC4が開放されて、装置1は
再び作動し表示灯は、全部消え、該表示灯は保安装置S
ly・・・・・・S5の次の異常事態発生の信号の待機
状態に入る。
一般に最先の異常事態発生により、関係保安装置が最初
に遮断されて装置1が停止するが、偶然に2個所以上に
同時異常事態が発生した場合、たとえばS3の外に84
又はS5又は両方に発生したとすれば最先の83を正常
に復帰させればPL3は点灯するが、その時PL4とP
L、が点灯しない場合は84部分にも異常事態が発生し
ていることがわかりこの異常を補修してS4の接点ab
間を閉鎖する。
これによってPL4.PL5が共に点灯すれば異常事態
はなくなった事になるが更にPL。
が点灯しない場合はS、に対して再度処理をしPL5が
点灯すれば異常事態はなくなったことになる。
又S3を正常に復帰させた時にPL3.PL4のみが点
灯すれば、S5に異常事態が残っていることがわかるの
で補修をする。
尚、異常事態で発生した保安装置の表示灯が点灯するよ
うな配線とすることもできる。
かくして本考案は、試験装置や検査装置や工作機械等の
運転中常時チェックを必要とする個所に異常事態が発生
した場合に、直ちに前記装置1を停止すると同時に異常
事態発生個所を表示灯によって確認する保安装置チェッ
カーを提供するものである。
尚第3図に表示灯PLと始動用押ボタン2を集中配置し
たパネルの実施例を示す。
該パネルは装置1の見やすい位置又は工場の集中管理室
等に配置されると便利である。
管理室等に配置の場合は装置1の方にも始動用押ボタン
を設けると更に便利である。
以上の説明により本考案の保安装置チェッカーの利点を
まとめれば、運転中の装置や機械に異常事態が発生した
場合、瞬間的に異常事態発生個所が発見でき従って前記
装置や機械の運転停止時間が短縮される。
更に本考案に必要とする部品は安価な市販品によりもと
めうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の保安装置の配線図である。 第2図は従来の保安装置を含む本考案の保安装置チェッ
カーの配線図である。 第3図は表示灯パネルの1種類を示す。 これ等図に於て、1は装置、2は始動用押ボタン、3は
複合電磁開閉コイル、A及びBは電源配線、C1,C2
は動力用接触器、C3は保安装置用接触器、C4は表示
灯用逆接点接触器、51tS2゜S3.S4.S5は保
安装置、PLl、PL2.PL3゜PL、、PL5は表
示灯、a、bは接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 運転中の各種試験装置等内の各種作動機構や作業条件に
    異常事態が発生した場合に前記装置等を直ちに停止させ
    るために、1力端を複合電磁開閉器の接触器と電磁コイ
    ルを経て電源の1力端に、他力端を前記電源の他方端に
    接続された複数個の直列配線の保安装置に於て、該保安
    装置と同数の表示灯の夫々の端子の1方端を該保安装置
    の夫々の開閉端子の接点のうちの前記複合電磁開閉器の
    接触器に近い側の接点に接続し、前記表示灯の夫夫の端
    子の他力端を前記複合電磁開閉器の同軸連動の逆接触器
    を経て前記電源の他方端に接続して構成される表示灯回
    路を包含することを特徴とする保安装置チェッカー。
JP1977011582U 1977-02-04 1977-02-04 保安装置チエツカ− Expired JPS5831279Y2 (ja)

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JPS53107130U JPS53107130U (ja) 1978-08-28
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