JPH07232873A - エレベータの地震管制装置 - Google Patents
エレベータの地震管制装置Info
- Publication number
- JPH07232873A JPH07232873A JP6024393A JP2439394A JPH07232873A JP H07232873 A JPH07232873 A JP H07232873A JP 6024393 A JP6024393 A JP 6024393A JP 2439394 A JP2439394 A JP 2439394A JP H07232873 A JPH07232873 A JP H07232873A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control operation
- seismic control
- seismic
- elevator
- relay
- Prior art date
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- Pending
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- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Elevator Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 １つの地震感知器で複数台のエレベータ地震
管制運転を行なうようにしたものであっても、エレベー
タ１台づつ単独で地震管制運転の点検作業を簡単に、か
つ、短時間で行なうことができるものを得る。 【構成】 本発明は、複数台のエレベータが、それぞれ
単独に地震管制運転を実行できるように、複数個の地震
管制運転用リレー２、３の各々を、地震感知器１から開
放させることのできる点検スイッチ４、５を設けたもの
である。
管制運転を行なうようにしたものであっても、エレベー
タ１台づつ単独で地震管制運転の点検作業を簡単に、か
つ、短時間で行なうことができるものを得る。 【構成】 本発明は、複数台のエレベータが、それぞれ
単独に地震管制運転を実行できるように、複数個の地震
管制運転用リレー２、３の各々を、地震感知器１から開
放させることのできる点検スイッチ４、５を設けたもの
である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータの地震管制
装置に関するものである。
装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、エレベータの地震管制運転におい
ては、図３に示すとおり、１個の地震感知器４１に、複
数個の地震管制運転用リレー４２、４３を接続すること
によって、１個の地震感知器４１が地震を感知すると、
複数個の地震管制運転用リレー４２、４３が作動して、
複数台のエレベータの地震管制運転が同時に行なわれる
ようになっていた。
ては、図３に示すとおり、１個の地震感知器４１に、複
数個の地震管制運転用リレー４２、４３を接続すること
によって、１個の地震感知器４１が地震を感知すると、
複数個の地震管制運転用リレー４２、４３が作動して、
複数台のエレベータの地震管制運転が同時に行なわれる
ようになっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術では、
エレベータの地震管制運転の点検作業をすると、複数台
のエレベータがすべて地震管制運転を実行するものであ
った。そのため、複数台のエレベータを納入されている
建物において、地震管制運転の点検を行なうには、休日
及び夜間にしか行なうことができないという問題点があ
った。そこで、この問題点を解決するには、エレベータ
１台毎に、地震管制運転が行なえるようにするため、地
震管制運転を行なうエレベータの地震管制運転用リレー
のみが地震感知器に接続され、かつ、残りの地震管制運
転用リレーすべてが、地震感知器に接続されないよう
に、電気回路の配線を変えていた。しかしながら、その
配線は、地震管制運転の点検作業終了後、もとに戻す必
要があり、点検作業が面倒であるとともに、点検作業時
間が長くなるという問題点があった。
エレベータの地震管制運転の点検作業をすると、複数台
のエレベータがすべて地震管制運転を実行するものであ
った。そのため、複数台のエレベータを納入されている
建物において、地震管制運転の点検を行なうには、休日
及び夜間にしか行なうことができないという問題点があ
った。そこで、この問題点を解決するには、エレベータ
１台毎に、地震管制運転が行なえるようにするため、地
震管制運転を行なうエレベータの地震管制運転用リレー
のみが地震感知器に接続され、かつ、残りの地震管制運
転用リレーすべてが、地震感知器に接続されないよう
に、電気回路の配線を変えていた。しかしながら、その
配線は、地震管制運転の点検作業終了後、もとに戻す必
要があり、点検作業が面倒であるとともに、点検作業時
間が長くなるという問題点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的は、１個の地震
感知器からの信号により動作する地震管制運転用リレー
を、複数個設け、それら地震管制運転用リレーによって
複数台のエレベータの地震管制運転を行なうものにおい
て、前記複数台のエレベータが、それぞれ単独に地震管
制運転が実行できるように、前記地震管制運転リレーの
各々を、前記地震感知器から単独に開放させる点検スイ
ッチを設けたことにより達成される。
感知器からの信号により動作する地震管制運転用リレー
を、複数個設け、それら地震管制運転用リレーによって
複数台のエレベータの地震管制運転を行なうものにおい
て、前記複数台のエレベータが、それぞれ単独に地震管
制運転が実行できるように、前記地震管制運転リレーの
各々を、前記地震感知器から単独に開放させる点検スイ
ッチを設けたことにより達成される。
【０００５】
【作用】地震管制運転の点検作業を行なう場合、点検作
業を行なうエレベータ用の地震管制運転リレーのみを、
地震感知器に接続させた状態で、他の残りのエレベータ
用地震管制運転リレーを点検スイッチにより操作して、
地震感知器から開放させる。これにより、１台のエレベ
ータについての地震管制運転の点検をしているとき、他
の残りのエレベータを平常運転させることができる。こ
のような、地震管制運転の点検は、配線を変えることな
どの活線作業を行なうことなく、単に、点検スイッチを
入切させることにより、実行できるため、点検作業が簡
単となり、かつ、点検作業時間が短縮される。
業を行なうエレベータ用の地震管制運転リレーのみを、
地震感知器に接続させた状態で、他の残りのエレベータ
用地震管制運転リレーを点検スイッチにより操作して、
地震感知器から開放させる。これにより、１台のエレベ
ータについての地震管制運転の点検をしているとき、他
の残りのエレベータを平常運転させることができる。こ
のような、地震管制運転の点検は、配線を変えることな
どの活線作業を行なうことなく、単に、点検スイッチを
入切させることにより、実行できるため、点検作業が簡
単となり、かつ、点検作業時間が短縮される。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づき説明す
る。
る。
【０００７】図１は、本発明の一実施例を示し、図２
は、本発明の他の実施例を示す。
は、本発明の他の実施例を示す。
【０００８】図１において、１は地震感知器、２は地震
管制運転用リレー、３は地震管制運転用リレー、４は点
検スイッチ、５は点検スイッチ、Ｐ、Ｎは直流電源端子
である。
管制運転用リレー、３は地震管制運転用リレー、４は点
検スイッチ、５は点検スイッチ、Ｐ、Ｎは直流電源端子
である。
【０００９】まず、点検スイッチ５を動作させ、地震感
知器１を動作させると、電気は、Ｐから、地震感知器
１、点検スイッチ４、地震管制運転用リレー２、Ｎを通
り、地震管制運転用リレー２は駆動させられる。この
時、地震管制運転用リレー３は、点検スイッチ５により
遮断されているので駆動されない。つまり、地震管制運
転用リレー３は、地震感知器１より開放される。これに
より残りの地震管制運転用リレー２を有するエレベータ
のみ、地震管制運転の点検を実施できる。
知器１を動作させると、電気は、Ｐから、地震感知器
１、点検スイッチ４、地震管制運転用リレー２、Ｎを通
り、地震管制運転用リレー２は駆動させられる。この
時、地震管制運転用リレー３は、点検スイッチ５により
遮断されているので駆動されない。つまり、地震管制運
転用リレー３は、地震感知器１より開放される。これに
より残りの地震管制運転用リレー２を有するエレベータ
のみ、地震管制運転の点検を実施できる。
【００１０】図２において、２１は地震感知器、２２は
地震管制運転用リレー、２３は地震管制運転用リレー、
２４は点検スイッチ、２５は点検スイッチ、２６は点検
用リレー、２７は点検用リレー、２８は警告ランプ、２
９は警告ブザー、３０は警告ランプ、３１は警告ブザ
ー、２６ｂ1は点検用リレー２６のｂ接点、２６ａ1は点
検用リレー２６のａ接点、２７ｂ1は点検用リレー２７
のｂ接点、２７ａ1は点検用リレー２７のａ接点、Ｐ、
Ｎは直流電源端子である。
地震管制運転用リレー、２３は地震管制運転用リレー、
２４は点検スイッチ、２５は点検スイッチ、２６は点検
用リレー、２７は点検用リレー、２８は警告ランプ、２
９は警告ブザー、３０は警告ランプ、３１は警告ブザ
ー、２６ｂ1は点検用リレー２６のｂ接点、２６ａ1は点
検用リレー２６のａ接点、２７ｂ1は点検用リレー２７
のｂ接点、２７ａ1は点検用リレー２７のａ接点、Ｐ、
Ｎは直流電源端子である。
【００１１】まず点検スイッチ２４を動作させると、電
気は、Ｐから点検スイッチ２４、点検用リレー２６、Ｎ
を通り、点検用リレー２６は駆動される。この時点検用
リレー２６のａ接点２６ａ1も動作し、警告ランプ２
８、警告ブザー２９が作動する。同時に点検用リレー２
６のｂ接点２６ｂ1も動作し、切の状態となる。前記状
態のまま、地震感知器２１を動作させると、電気は、Ｐ
から、地震感知器２１、点検用リレー２７のｂ接点２７
ｂ1、地震管制運転用リレー２２、Ｎを通り、地震管制
運転用リレー２２は駆動される。この時、地震管制運転
用リレー２３は、前記、点検用リレー２６のｂ接点２６
ｂ1により遮断されているので、駆動されない。つま
り、地震管制運転用リレー２３は、地震感知器２１より
開放される。これにより、残りの地震管制運転用リレー
２２を有するエレベータのみ、地震管制運転の点検を実
施でき、かつ、動作中の警告も発することができる。
気は、Ｐから点検スイッチ２４、点検用リレー２６、Ｎ
を通り、点検用リレー２６は駆動される。この時点検用
リレー２６のａ接点２６ａ1も動作し、警告ランプ２
８、警告ブザー２９が作動する。同時に点検用リレー２
６のｂ接点２６ｂ1も動作し、切の状態となる。前記状
態のまま、地震感知器２１を動作させると、電気は、Ｐ
から、地震感知器２１、点検用リレー２７のｂ接点２７
ｂ1、地震管制運転用リレー２２、Ｎを通り、地震管制
運転用リレー２２は駆動される。この時、地震管制運転
用リレー２３は、前記、点検用リレー２６のｂ接点２６
ｂ1により遮断されているので、駆動されない。つま
り、地震管制運転用リレー２３は、地震感知器２１より
開放される。これにより、残りの地震管制運転用リレー
２２を有するエレベータのみ、地震管制運転の点検を実
施でき、かつ、動作中の警告も発することができる。
【００１２】
【発明の効果】本発明によれば、１つの感知器で複数台
のエレベータ地震管制運転が同時に行なわれるように、
各エレベータに地震管制運転用リレーを、それぞれ設け
たものであっても、エレベータ１台づつ単独で、地震管
制運転の点検作業を、簡単に、かつ、短時間で行なうこ
とができるという効果が得られる。
のエレベータ地震管制運転が同時に行なわれるように、
各エレベータに地震管制運転用リレーを、それぞれ設け
たものであっても、エレベータ１台づつ単独で、地震管
制運転の点検作業を、簡単に、かつ、短時間で行なうこ
とができるという効果が得られる。
【図１】本発明の一実施例を示す要部電気回路図であ
る。
る。
【図２】本発明の他実施例を示す要部電気回路図であ
る。
る。
【図３】従来例を示す要部電気回路図である。
１ 地震感知器 ２、３ 地震管制運転用リレー ４、５ 点検スイッチ ２８、３０ 警告ランプ ２９、３１ 警告ブザー
Claims (2)
- 【請求項１】 １個の地震感知器からの信号により動作
する地震管制運転用リレーを、複数個設け、それら地震
管制運転用リレーによって複数台のエレベータの地震管
制運転を行なうものにおいて、前記複数台のエレベータ
が、それぞれ単独に地震管制運転が実行できるように、
前記地震管制運転リレーの各々を、前記地震感知器から
単独に開放させる点検スイッチを設けたことを特徴とす
るエレベータの地震管制装置。 - 【請求項２】 前記複数のエレベータのうち、１つが単
独で地震管制運転が実行されているとき、その実行を警
報する警報装置を作動させるようにしたことを特徴とす
る請求項１記載のエレベータの地震管制装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6024393A JPH07232873A (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | エレベータの地震管制装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6024393A JPH07232873A (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | エレベータの地震管制装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07232873A true JPH07232873A (ja) | 1995-09-05 |
Family
ID=12136929
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6024393A Pending JPH07232873A (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | エレベータの地震管制装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07232873A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006100869A1 (ja) * | 2005-03-23 | 2006-09-28 | Toshiba Elevator Kabushiki Kaisha | 管制運転装置及びこの管制運転装置を備えたエレベータ |
| JP2012206800A (ja) * | 2011-03-29 | 2012-10-25 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | 監視システムおよび警告方法 |
| JP2017001830A (ja) * | 2015-06-10 | 2017-01-05 | 株式会社日立ビルシステム | エレベータの地震管制運転制御システムおよびその方法 |
-
1994
- 1994-02-22 JP JP6024393A patent/JPH07232873A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006100869A1 (ja) * | 2005-03-23 | 2006-09-28 | Toshiba Elevator Kabushiki Kaisha | 管制運転装置及びこの管制運転装置を備えたエレベータ |
| JP2006264882A (ja) * | 2005-03-23 | 2006-10-05 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータの管制運転装置及びエレベータ |
| JP2012206800A (ja) * | 2011-03-29 | 2012-10-25 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | 監視システムおよび警告方法 |
| JP2017001830A (ja) * | 2015-06-10 | 2017-01-05 | 株式会社日立ビルシステム | エレベータの地震管制運転制御システムおよびその方法 |
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