JPS6245476Y2 - - Google Patents

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JPS6245476Y2
JPS6245476Y2 JP18885280U JP18885280U JPS6245476Y2 JP S6245476 Y2 JPS6245476 Y2 JP S6245476Y2 JP 18885280 U JP18885280 U JP 18885280U JP 18885280 U JP18885280 U JP 18885280U JP S6245476 Y2 JPS6245476 Y2 JP S6245476Y2
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JP18885280U
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JPS57113601U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は車両用の特に大型車両用の電源回路
に関するものである。
一般に大型車両の電気配線にはスタータの回路
を除いて過電流が流れたとき溶断するヒユジブル
リンクと称する線が用いられ、仮に短絡事故が起
きても配線が溶断し車両火災が発生しないように
考慮している。
一方スタータの主電流が流れる回路はその主電
流が極めて大きいためヒユジブルリンクを適用す
ることができない。従つてスタータ回路で短絡事
故が起きるとスタータ回路を構成する配線が過熱
し車両火災が発生するおそれがある。
このため従来は運転室にバツテリスイツチと称
するスイツチを設け、仮にスタータ回路で短絡事
故が起きてスタータ回路の配線が過熱すると云う
ような異常事態に陥いたときは直ちにバツテリス
イツチをオフに操作し、バツテリを短絡状態にあ
る回路から切離すことができるようにしている。
第1図はその従来の車両用電源回路をを示す。
図中1はバツテリ、2はスタータ、3はキイース
イツチ、4は上述したバツテリスイツチ、5で示
す太線はスタータ2に電流を供給するスタータ回
路である。
即ちバツテリスイツチ4をオンすることにより
電磁接触器6がオンとなり、バツテリ1の電圧が
スタータスイツチ3に印加される。キイースイツ
チ3をスタータ位置STに操作するとスタータ2
に内蔵したリレー7が附勢され接点8がオンとな
つて回転子9に電流が流れスタータ2が起動され
る。エンジンが起動された後はキイースイツチ3
は運転位置ONに戻されその状態に保持される。
尚キイースイツチ3においてPHはジイーゼルエン
ジンの場合のプリヒート位置を示す。従つて第1
図に太線5で示すスタータ回路を除く他の配線は
溶断可能なヒユジブルリンクが用いられ短絡事故
が発生したとき配線が溶断し火災の発生を防止す
るようにしているが、スタータ回路5は上述の理
由によりヒユジブルリンクを用いることができな
いためスタータ回路5で異常が発生したときバツ
テリスイツチ4をオフにし電磁接触器6をオフに
できるようにしている。
然し乍らスタータ回路5は一般に運転室から見
えない位置に配線されているのが普通であり、そ
の異常を見付けることはむずかしい。このためス
タータ回路5に過電流検出器を設けることが要望
されている。然し乍らスタータ2に流れる電流は
回路が短絡されたとき流れる過電流の値に近いた
めスタータ回路5に過電流検出器を挿入するとス
タータ2を起動させる毎日にこの過電流検出器が
動作してしまう不都合が生じる。
この考案の目的はスタータの起動時以外の状態
で過電流検出機能が働き、よつて運転中にスター
タ回路に短絡事故が発生した場合にはその過電流
を検出できるようにした車両用電源回路を提供す
るにある。
第2図はこの考案の一実施例を示す。第1図と
対応する部分には同一符号を附して説明するが、
この考案においてはスタータ回路5を流れる電流
を検出する電流検出器11と、この電流検出器1
1を流れる電流が設定値を越えたことを検出し、
電磁接触器6の励磁コイルを流れる電流を断に制
御する過電流遮断器12と、スタータ2を起動さ
せたとき過電流遮断器12の検出機能を解除する
補助リレー13とを設けるものである。
電流検出器11はスタータ回路5に直列にわず
かな抵抗値を持つ抵抗器を挿入して構成すること
ができる。わずかな抵抗値の抵抗器で構成される
電流検出器11に発生する電圧を過電流遮断器1
2に供給する。過電流遮断器12は電流検出器1
1に発生する電圧が所定の範囲内にあるか否かを
判定する判定回路14とこの判定回路14の判定
結果により附勢される手動復帰型遮断器15とに
よつて構成される。判定回路14において電流検
出器11に発生する電圧が所定値を越えたことが
検出されると手動復帰型遮断器15が附勢されそ
の接点16をオフに制御する。接点16は電磁接
触器6の励磁コイル6aと直列接続され、接点1
6がオフとなることにより電磁接触器6がオフと
なりバツテリ1からスタータ回路5及びその他の
電源回路を切離すように動作する。手動復帰型遮
断器14は一旦オフに動作すると手動で復帰させ
ない限りオンに戻ることはなく電磁接触器6の状
態をオフの状態に保持する。
補助リレー13はキイースイツチ3がスタータ
位置STに切換えれたとき附勢され、その接点1
7によつて過電流遮断器12の過電流検出機能を
解除するように構成する。この例では補助リレー
13の接点17を電流検出器11と過電流遮断器
12を結ぶ線18に直列接続し、補助リレー13
が附勢されたとき接点17をオフとし、これによ
り過電流遮断器12に電流検出器11の検出電圧
が供給されないようにして検出機能を解除するよ
うにした場合を示す。
このように構成することによりキイースイツチ
3をスタータ位置STに切換えたときは補助リレ
ー13が動作し接点17がオフとなるからスター
タ2に起動電流が流れ電流検出器11に発生する
電圧が所定値を越えても遮断器15が動作するこ
とがない。よつてスタータ2に対する起動電流が
遮断されることはない。
エンジンの起動が達せられるとキイースイツチ
3は運転位置ONに接触する。このため補助リレ
ー13の附勢が解かれ接点17がオンとなる。よ
つてこれ以後は電流検出器11に発生する電圧が
過電流遮断器12に供給され電流検出器11に発
生する電圧の大きさを監視する状態に入る。この
状態で回路に短絡事故が発生すると電流検出器1
1に大きな電圧が発生し、この電圧が判定回路1
4の設定電圧を越えると遮断器15が動作し、接
点16をオフにするから電磁接触器6がオフとな
りバツテリ1から電源回路を全て切離すことがで
きる。
以上説明したようにこの考案によれば運転中に
短絡事故が発生してもこれを自動的に検出して電
磁接触器6をオフに制御するからスタータ回路5
が加熱されることがなく仮にスタータ回路5によ
つて短絡事故が起きても、電流を遮断できるから
車両火災に至ることなく事前に回路を遮断でき、
その効果は実用に供して頗る大である。
尚上述では補助リレー13の接点を線18上に
直列接続したが、その他の方法としては例えば接
点19を遮断器15の接点16と直列接続しても
よい。また他の例としては遮断器15の附勢回路
に直列接続してもよく、その構成は第2図の実施
例に限られるものでない。また、判定回路14及
び遮断器15、補助リレー13等を一体のケース
内に収納し、これを電流制限付電磁遮断器等と称
するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の車両用電源回路を説明するため
の接続図、第2図はこの考案の一実施例を示す接
続図である。 1:バツテリ、2:スタータ、3:キイースイ
ツチ、4:バツテリスイツチ、5:スタータ回
路、6:電磁遮断器、11:電流検出器、12:
過電流遮断器、13:補助リレー、14:判定回
路、15:手動復帰型遮断器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バツテリスイツチによつて励磁コイルが附勢さ
    れて接点がオンとなりその接点を通じてバツテリ
    の電圧をキイースイツチに与える電磁接触器と、
    上記キイースイツチを通じて負荷に流れる電流を
    検出する電流検出器と、この電流検出器によつて
    検出される電流値が設定値より大きいことを検出
    する判定回路と、この判定回路の判定結果により
    上記電磁接触器の励磁コイルを流れる電流を断に
    制御する手動復帰型遮断器と、上記キイースイツ
    チがスタータ位置に操作されたとき動作し上記手
    動復帰型遮断器の遮断動作を阻止する補助リレー
    とを具備して成る車両用電源回路。
JP18885280U 1980-12-29 1980-12-29 Expired JPS6245476Y2 (ja)

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JP18885280U JPS6245476Y2 (ja) 1980-12-29 1980-12-29

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JPS57113601U JPS57113601U (ja) 1982-07-14
JPS6245476Y2 true JPS6245476Y2 (ja) 1987-12-04

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH066418B2 (ja) * 1985-04-08 1994-01-26 住友電気工業株式会社 バツテリ−接続端子接触不良警報装置

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JPS57113601U (ja) 1982-07-14

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