JPH0753169A - エスカレータ - Google Patents

エスカレータ

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JPH0753169A
JPH0753169A JP20520693A JP20520693A JPH0753169A JP H0753169 A JPH0753169 A JP H0753169A JP 20520693 A JP20520693 A JP 20520693A JP 20520693 A JP20520693 A JP 20520693A JP H0753169 A JPH0753169 A JP H0753169A
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JP
Japan
Prior art keywords
escalator
external device
connector
control device
adjustment
Prior art date
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Pending
Application number
JP20520693A
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English (en)
Inventor
Yutaka Ogawa
豊 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】制御装置の点検や調整を乗降板を外すことなく
行う。 【構成】欄干5にコネクタ18を設け、このコネクタ18と
制御装置3に収納された制御部9の出力回路23と入力回
路13を信号線17で接続する。コネクタ18には、外部装置
20を接続して、この外部装置20に設けたキー入力部29の
キーを操作して、制御部9の内部のデータの検索やデー
タの書き替えを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エスカレータに係り、
特に、制御部のデータの検索と書き換え機能を備えたエ
スカレータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエスカレータの上階部分の斜視図
を図5に示す。図5において、トラス1の上階側の上面
には、乗降板2が上階の床面と同一高さに設けられ、こ
の乗降板2の下部には、トラス1の内部に一点鎖線で示
し図7で後述する制御装置3が収納されている。
【0003】この制御装置3の図5において右側には、
エスカレータを駆動する駆動用の三相誘導電動機4が収
納され、この三相誘導電動機4の図示しない出力軸は、
この三相誘導電動機4に隣接してトラス1の内部に収納
された図示しない減速機の入力軸に連結され、この減速
機の出力軸には、図示しない駆動チェーンの片側が図示
しないスプロケットを介して巻装され、この駆動チェー
ンの他側は、エスカレータの踏段と移動手すりを駆動す
る図示しない一対の駆動スプロケットに巻装されてい
る。
【0004】一方、乗降板2の図5において右端には、
踏段34の最上段が示され、この踏段34の上部には、一対
の欄干5の上端が示されている。この欄干5には、移動
手すり5aがそれぞれ巻装されている。欄干5の内部や
トラス1の内部には、図示しない安全装置、非常停止ボ
タンや異常検出装置などが取り付けられている。
【0005】図6は、このように構成されたエスカレー
タの電気系統を示す単線結線図である。図6において、
このエスカレータに近接して設置された分配盤の三相 2
20Vの電源6には、エスカレータのトラス1の内部に取
り付けられた配線用遮断器7の片側が接続されている。
この配線用遮断器7の他側には、主回路電磁接触器8と
制御部22の電源側端子が接続されている。
【0006】このうち、主回路電磁接触器8の負荷側端
子は、トラス1の内部に収納された順変換回路と逆変換
回路を備えたインバータ10の電源側に接続され、このイ
ンバータ10の出力側には、前述した三相誘導電磁機4が
接続されている。符号11は、三相誘導電磁機4の主力軸
に連結された前述の減速機を示す。
【0007】制御部22には、電磁接触器8を開閉する信
号線8aが接続され、さらに、前述した欄干5とトラス
1の内部に取り付けられた安全装置、非常停止ボタン及
び異常検出信号などのスイッチ回路12の出力信号線12a
が接続されている。また、インバータ10を制御する信号
線10aもインバータ10の間に接続されている。
【0008】図7は、制御部22の構成を示すブロック図
である。図7において、前述したスイッチ回路12の出力
信号線12aによる信号は、入力回路33に、まず、入力さ
れる。この入力信号は、入力回路33を経てCPU14と記
憶装置15に入力され、これらのCPU14、記憶装置15の
出力信号は出力回路16に入力され、この出力回路16で
は、信号線8aによって主回路電磁接触器8を入・切
し、信号線10aによってインバータ10を制御する。
【0009】ところで、ユーザニーズの多様化や福祉施
設の拡充に伴い、例えば、車いすの利用者の乗降を考慮
したエスカレータも駅やビルなどに設置されている。こ
のエスカレータは、特定の一対の踏段が乗降板に近づく
に従い減速され、特定の一対の踏段が乗降板の位置と面
一となったときに、上下に隣接した一対の踏段が同一高
さになるようにして、車いすの利用による乗降が容易に
できるように考慮されている。
【0010】このエスカレータでは、このエスカレータ
が設置されたビルや駅などの係員がキースイッチを操作
して車いす運転モードに切り換えると、所定の減速曲線
でエスカレータが減速されるように、図7で示したCP
U14と記憶装置15でインバータ10が制御され、このイン
バータ10の出力で三相誘導電動機4の回転速度が制御さ
れる。
【0011】したがって、このエスカレータでは、通常
のエスカレータに設けられている上述した非常停止ボタ
ンなどの安全スイッチの他に、車いすを利用した身障者
が乗り込むときに、低速の車いす運転モードに切り換え
るためのキースイッチが設けられている。さらに、この
車いす運転モードのときだけ作動させる運転停止ボタン
と、この運転停止ボタンの操作によって運転停止状態の
エスカレータを再起動させる再起動ボタンが欄干に所定
の間隔で設けられ、これらのキースイッチ、運転停止ボ
タン及び再起動ボタンなどの入・切の信号は、スイッチ
回路12の出力信号線12aを介してCPU14や記憶装置15
に入力される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
多様な機能が付加されたエスカレータにおいては、従来
の定速度運転のエスカレータに比べて制御装置が複雑と
なり、調整や設定及び確認を必要とする部分も増えてく
る。
【0013】すると、この調整や設定及び確認作業を行
う度に、エスカレータの運転を停止し、乗降板を取り外
さなければならないので、上記調整、設定及び確認作業
に時間がかかり、それだけエスカレータの稼動率が低下
し、乗客へのサービスも低下する。
【0014】そこで、本発明の目的は、点検や調整に要
する時間を減らし、利用者へのサービス低下を防ぐこと
のできるエスカレータを得ることである。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、マイクロコンピュータと記憶装置を備えた制御装置
がトラスの内部に設けられたエスカレータにおいて、制
御装置の内部の情報を検索し制御装置に情報を入力する
外部装置を接続する接続部を設けたことを特徴とする。
【0016】また、請求項2に記載の発明は、マイクロ
コンピュータと記憶装置を備えた制御装置がトラスの内
部に設けられたエスカレータにおいて、制御装置の内部
の情報を検索し制御装置に情報を入力する外部装置を設
けたことを特徴とする。
【0017】
【作用】制御装置に対する調整及び設定と確認は、外部
装置によって、乗降板を外すことなく行われる。
【0018】
【実施例】以下、本発明のエスカレータの一実施例を図
面を参照して説明する。図1は、本発明のエスカレータ
の上階部分を示す斜視図で、従来の技術で示した図5に
対応する図、図2(a)は、図1の欄干5の正面図であ
る。
【0019】図1において、図5と異なるところは、左
側の欄干5の下部にコネクタ18が取り付られ、このコネ
クタ18と制御装置1の記憶装置とは、破線で示す伝送ケ
ーブル17で接続されている。さらに、図2(a)で示す
ように、コネクタ18には、伝送ケーブル19を介して図4
で詳述する可搬形の外部装置20が接続されている。
【0020】図3は、このように構成されたエスカレー
タの単線結線図を示し、従来の技術で示した図6に対応
する図である。図3に示すように、制御部9には、伝送
ケーブル17、コネクタ18及び伝送ケーブル19を介して外
部装置20が接続され、この外部装置20のキーを操作する
ことにより、図4で後述するように制御部9の内部のデ
ータの検索や書き替えができるようになっている。ま
た、外部装置20で読み出したデータは、図4で後述する
外部装置20の表示部に表示される。
【0021】図4は、制御部9と外部装置20の構成を示
すブロック図で、従来の技術で説明した図7に対応する
図である。図4において、制御部9は、入力回路13の入
力側と出力回路23の出力側が信号線13aで接続され、こ
の信号線13aが接続された出力回路23の出力側には、前
述したコネクタ18との間を接続する信号線17が接続され
ており、他は図7で示した制御部22と同一である。
【0022】一方、外部装置20には、信号線19を介して
コネクタ18に入力側が接続された入力回路24の出力側に
CPU25と複数のキースイッチで構成したキー入力部29
が接続されている。このうち、CPU25の出力側には記
憶装置26と出力回路27が接続され、この出力回路27の出
力側は、入力回路24の入力側と、液晶で製作された表示
部28に接続されている。
【0023】このように構成された制御部9と外部装置
20を備えたエスカレータにおいては、このエスカレータ
の保守員は、外部装置20をコネクタ18に接続することに
よって、キー入力部29のキーを操作して、制御部9の内
部に記憶されているデータの検索や書き替えを行うこと
ができるので、従来の技術で述べた調整、設定及び確認
を行うときには、図1で示した乗降板2を外すことな
く、すなわち、エスカレータの運転を停めることなく行
うことができる。
【0024】なお、上記実施例においては、外部装置20
は、その都度コネクタ18に接続した例で説明したが、図
2(b)に示すように、欄干5の前面に凹部を設け、こ
の凹部に信号線とともに収納するようにしてもよい。こ
の場合には、凹部の外側に欄干5の塗装色と同一のカバ
ーを設けて、乗客など保守員以外の操作を防ぐようにし
てもよい。
【0025】
【発明の効果】以上、請求項1に記載の発明によれば、
マイクロコンピュータと記憶装置を備えた制御装置がト
ラスの内部に設けられたエスカレータにおいて、制御装
置の内部の情報を検索し制御装置に情報を入力する外部
装置を接続する接続部を設けることで制御装置に対する
調整及び設定と確認を外部装置によって乗降板を外すこ
となく行うようにしたので、点検や調整に要する時間を
減らし、利用者へのサービス低下を防ぐことのできるエ
スカレータを得ることができる。
【0026】また、請求項2に記載の発明によれば、マ
イクロコンピュータと記憶装置を備えた制御装置がトラ
スの内部に設けられたエスカレータにおいて、制御装置
の内部の情報を検索し制御装置に情報を入力する外部装
置を設けることで制御装置に対する調整及び設定と確認
を外部装置によって乗降板を外すことなく行うようにし
たので、点検や調整に要する時間を減らし、利用者への
サービス低下を防ぐことのできるエスカレータを得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエスカレータの一実施例を示す部分斜
視図。
【図2】(a)は、図1の前面図、(b)は、本発明の
エスカレータの他の実施例を示す部分前面図。
【図3】本発明のエスカレータの一実施例を示すブロッ
ク図。
【図4】本発明のエスカレータの要部を示すブロック
図。
【図5】従来のエスカレータの一例を示す部分斜視図。
【図6】従来のエスカレータの一例を示すブロック図。
【図7】従来のエスカレータの要部を示すブロック図。
【符号の説明】
1…トラス、2…乗降板、3…制御装置、4…三相誘導
電動機、5…欄干、6…三相電源、7…配線用遮断器、
8…主回路電磁接触器、9…制御部、10…インバータ、
12…スイッチ回路、13…入力回路、14…マイクロコンピ
ュータ、15…記憶装置、17,19…信号線、18…コネク
タ、20…外部装置、29…キー入力部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロコンピュータと記憶装置を備え
    た制御装置がトラスの内部に設けられたエスカレータに
    おいて、前記制御装置の内部の情報を検索し前記制御装
    置に情報を入力する外部装置を接続する接続部を設けた
    ことを特徴とするエスカレータ。
  2. 【請求項2】 マイクロコンピュータと記憶装置を備え
    た制御装置がトラスの内部に設けられたエスカレータに
    おいて、前記制御装置の内部の情報を検索し前記制御装
    置に情報を入力する外部装置を設けたことを特徴とする
    エスカレータ。
JP20520693A 1993-08-19 1993-08-19 エスカレータ Pending JPH0753169A (ja)

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JP20520693A JPH0753169A (ja) 1993-08-19 1993-08-19 エスカレータ

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JP20520693A JPH0753169A (ja) 1993-08-19 1993-08-19 エスカレータ

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ID=16503161

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JP20520693A Pending JPH0753169A (ja) 1993-08-19 1993-08-19 エスカレータ

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Cited By (5)

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