JP2544493B2 - エレベ―タ―の非常時運転装置 - Google Patents

エレベ―タ―の非常時運転装置

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JP2544493B2 JP1341611A JP34161189A JP2544493B2 JP 2544493 B2 JP2544493 B2 JP 2544493B2 JP 1341611 A JP1341611 A JP 1341611A JP 34161189 A JP34161189 A JP 34161189A JP 2544493 B2 JP2544493 B2 JP 2544493B2
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英世 氏原
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は停電等の非常時に、非常電源によりエレベ
ーターを救出運転する装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、停電等によりエレベーターのかごが階と階の中
間で停止すると、電池等の非常電源から電力を供給し
て、かごを最寄り階まで運転する非常救出装置が、例え
ば特開昭56−70285号公報で提案されている。
また、一般の乗用エレベーターでは、建築基準法施行
令によって、停電の場合でも、床面で1ルクス以上の照
度を確保することができる照明装置を設けることが義務
付けられている。
しかし、近年、個人住宅にも2〜3人乗りのホーム・
エレベーターが設置されるようになって来ているが、こ
のホーム・エレベーターは、個人が安価に入手できるよ
うにするために、停電時の非常照明装置は設けられてい
ない。また、同様の理由から、かご内にかご位置を表示
する位置表示器も設けられていない。
第6図は従来のホーム・エレベーターのかご室内を示
す透視図、第7図はかご内操作盤の正面図である。
図中、(1)はかご室、(2)はかご室の出入口を開
閉するかご戸、(3)は天井に設けられた照明器具、
(4)は側壁、(5)は側壁(4)に設けられ乗客が操
作するかご内操作盤、(6)はかご内操作盤(5)に配
置された戸開ボタン、(7)〜(10)は同じく1階〜4
階の行先ボタン、(7A)〜(10A)は同じく1階〜4階
のかご呼び登録灯、(11)は同じく非常ブザーボタンで
ある。
従来のホーム・エレベーターのかご室は上記のように
構成され、平常時かご室(1)内は照明装置(3)によ
り照明される。
また、乗客が例えば3階の行先ボタン(9)を押す
と、詳細は後述するが、制御装置の動作により3階のか
ご呼びが登録され、3階のかご呼び登録灯(9A)が点灯
してこれが表示され、かご室(1)は3階に向かって走
行する。
そして、停電時は、照明装置(3)及びかご呼び登録
灯(7A)〜(10A)はすべて消灯する。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような従来のホーム・エレベーターでは、平常
電源が停電すると、照明装置(3)及びかご呼び登録灯
(7A)〜(10A)はすべて消灯するため、かご室(1)
内は真暗になる。また、既述のように、位置表示器も設
けられていないため、かご位置も不明になる。したがっ
て、乗客は暗黒の中に閉じ込められることになり、非常
な不安感を与えることになるという問題点がある。
この発明は上記問題点を解決するためになされたもの
で、特別な装置を追加することなく、停電中かご室内に
明るさを与えると共に、乗客に対してかご位置等の状況
を知らせることにより安心感を与えることができるよう
にしたエレベーターの非常時運転装置を提供することを
目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係るエレベーターの非常時運転装置は、非
常電源により電力を供給している間は、かご呼び登録灯
を点灯するようにしたものである。
また、この発明の別の発明に係るエレベーターの非常
時運転装置は、かごがいる階のかご呼び登録灯と、その
他の階のかご呼び登録灯との表示態様を異ならせるよう
にしたものである。
[作 用] この発明においては、停電時かご呼び登録灯を点灯す
るようにしたため、かご内に明るさが与えられる。
また、この発明の別の発明においては、かごがいる階
とその他の階とで、乗客の操作で点灯するかご呼び登録
灯の表示態様を異ならせたため、かご位置等の判断が可
能になる。
[実施例] 第1図及び第2図はこの発明を4階床停止のエレベー
ターに適用した一実施例を示す図で、第1図はブロック
回路図、第2図は動作を示すフローチャートであり、従
来装置と同様の部分は同一符号で示す。なお、第6図及
び第7図はこの実施例にも共用される。
第1図中、(15)は制御装置、(16)は制御装置(1
5)の電源装置、(17A)はCPU、(17B)はROM、(17C)
はRAM、(17D)は入出力装置で、CPU(17A)、ROM(17
B)、RAM(17C)及び入出力装置(17D)はバス(17E)
で相互に接続されている。(18)は入出力装置(17D)
に接続された巻上用電動機、(19)は電動機(18)で駆
動されかご室(1)及びつり合おもり(20)を走行させ
る巻上機であり、かご内操作盤(5)は入出力装置(17
D)に接続されている。(21)は非常救出装置、(22)
は非常救出装置(21)に設けられ電池が内蔵された非常
電源装置、(23)は平常電源(24)に接続された切換用
電磁接触器で、(23a)(23b)はその常閉接点、(23
c)は同じく常開接点であり、接点(23a)は入出力装置
(17D)に、接点(23b)(23c)は非常電源装置(22)
と電源装置(16)に接続されている。
次に、この実施例の動作を、第2図を参照して説明す
る。
このフローチャートに対応するプログラムは、制御装
置(15)のROM(17B)に記憶されている。なお、1階と
3階のかご呼びは登録されているものとする。
平常電源(24)が正常な場合は、切換用電磁接触器
(23)は付勢されているので、接点(23a)(23b)は開
放し、接点(23c)は閉成している。接点(23a)の開放
は、入出力装置(17D)を介してCPU(17A)で検出さ
れ、平常電源(24)による運転と認識する。また、接点
(23b)の開放及び接点(23c)の閉成により、電源装置
(16)の電力は平常電源(24)から供給される。
まず、ステップ(31)で変数Nを1に初期設定する。
ステップ(32)で非常電源装置(22)による運転かを判
断するが、この場合は平常電源(24)による運転である
ので、ステップ(33)へ進み、1階のかご呼びが登録さ
れているかを判断する。1階のかご呼びは登録されてい
るため、ステップ(34)で1階のかご呼び登録灯(7A)
を点灯する。ステップ(35)でN≧最上階かを判断す
る。ここでは、N=1<4(最上階)であるので、スキ
ャン未完了となり、ステップ(36)で変数Nを2にして
ステップ(32)に戻る。そして、ステップ(32)(33)
と進み、2階のかご呼びは登録されていないため、ステ
ップ(37)で2階のかご呼び登録灯(8A)を消灯する。
ステップ(35)でN=2<4のため、スキャン未完了と
なり、ステップ(36)で変数Nを3にしてステップ(3
2)に戻る。以下同様にして4階までのかご呼び登録灯
(7A)〜(10A)の点灯・消灯を行うと、ステップ(3
5)でN=4のため、スキャン完了となり、処理が終了
する。上記は平常運転時の動作である。
ここで、平常電源(24)が停電すると、電磁接触器
(23)は消勢され、接点(23a)(23b)は閉成し、接点
(23c)は開放する。これで、電源装置(16)の電力は
非常電源装置(22)からの供給に切り換えられる。ま
た、接点(23a)の閉成は、CPU(17A)で検出され、非
常電源による非常救出運転と認識する。
この場合は、ステップ(32)からステップ(34)へ進
み、1階のかご呼び登録灯(7A)を点灯する。そして、
ステップ(35)(36)からステップ(32)に戻ってステ
ップ(33)〜(36)を繰り返す。これで、1階〜4階の
かご呼び登録灯(7A)〜(10A)は点灯する。4階まで
のスキャン完了すれば、処理は終了する。
このようにして、かご呼びの登録とは関係なく、かご
呼び登録灯(7A)〜(10A)は点灯し、かご室(1)内
に明るさを与えるので、乗客に安心感を与えることが可
能である。
第3図及び第4図はこの発明の別の発明の一実施例を
示す図で、第3図は点灯回路図、第4図は動作を示すフ
ローチャートである。
第3図中、(23d)は電磁接触器(23)の常閉接点、
(23e)は同じく常開接点、(41)は整流器、(42)〜
(45)はそれぞれ1階〜4階のかご呼び登録灯(7A)〜
(10A)に接続され、点灯制御回路(図示しない)によ
りオン・オフされるトランジスタである。
この実施例の動作を第4図により説明するが、第2図
と異なる部分を中心にして説明する。
ステップ(32)で非常電源による運転と判断される
と、ステップ(38)でかご位置階がN階(例えば2階)
かを判断し、2階でなければ、ステップ(34)でトラン
ジスタ(43)をオンして2階のかご呼び登録灯(8A)を
点灯する。もし、2階であれば、ステップ(39)でトラ
ンジスタ(43)をオン・オフして2階のかご呼び登録灯
(8A)を点滅させる。
このようにして、かご室(1)がいる階のかご呼び登
録灯が点滅し、その他の階のかご呼び登録灯は点灯する
ため、乗客はかご室(1)のいる階を容易に確認でき
る。
第5図はこの発明の別の発明に係る他の実施例を示す
フローチャートである。
ステップ(32)で非常電源による運転と判断される
と、ステップ(40)でかご室(1)が最寄り階で戸開完
了したかを判断し、戸開完了していなければ、ステップ
(34)でかご呼び登録灯を点灯し、戸開完了していれ
ば、ステップ(39)でかご呼び登録灯を点滅させる。
このようにして、かご室(1)が走行中に平常電源
(24)が停電になると、全階のかご呼び登録灯(7A)〜
(10A)は点灯し、最寄り階まで救出運転して戸開完了
するとかご呼び登録灯が点滅して、状況を表示(降車指
示)する。
なお、上記各実施例では、停電時のかご呼び登録灯の
点灯を、全階点灯、かご位置階は点滅、その他の階
は点灯、救出完了前は点灯、完了後は点滅するものと
して説明したが、救出完了するとかご位置階だけ点灯に
したり、かご位置階を点灯し、その他の階を点滅するよ
うにしてもよい。
[発明の効果] 以上説明したとおりこの発明では、平常電源が停電し
て非常電源により電力を供給している間は、かご呼び登
録灯を点灯するようにしたので、特別な装置を追加する
ことなく、かご室内に明るさを与え、乗客に安心感を与
えることができる効果がある。
また、この発明の別の発明では、かごがいる階とその
他の階とで、乗客の操作で点灯するかご呼び登録灯の表
示態様を異ならせるようにしたので、位置表示器がなく
ても、かご位置等の状況が認識でき、乗客の安心感を増
加させることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの発明によるエレベーターの非常
時運転装置の一実施例を示す図で、第1図はブロック回
路図、第2図は動作を示すフローチャート、第3図及び
第4図はこの発明の別の発明によるエレベーターの非常
時運転装置の一実施例を示す図で、第3図は点灯回路
図、第4図は動作を示すフローチャート、第5図はこの
発明の別の発明に係る他の実施例を示すフローチャー
ト、第6図及び第7図は従来のホーム・エレベーターの
かご室を示す透視図、第7図は第6図のかご内操作盤の
正面図である。 図中、(1)はかご室、(7)〜(10)は1階〜4階の
行先ボタン、(7A)〜(10A)は1階〜4階のかご呼び
登録灯、(18)は巻上用電動機、(21)は非常救出装
置、(22)は非常電源装置、(23a)〜(23c)は切換用
電磁接触器接点、(24)は平常電源、(34)は非常点灯
手段、(39)はかご位置表示手段、(42)〜(45)はト
ランジスタである。 なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B66B 11/02 B66B 11/02 E

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平常時かご内で行先ボタンが操作される
    と、エレベーターの制御電源により上記行先ボタンに対
    応するかご呼びの登録が表示されるかご呼び登録灯を有
    し、停電等の非常時には非常電源により電力を供給して
    上記かごを運転するものにおいて、上記非常電源による
    電力の供給中は上記かご呼び登録灯の所定数を点灯する
    非常点灯手段を備えたことを特徴とするエレベーターの
    非常時運転装置。
  2. 【請求項2】平常時かご内で行先ボタンが操作される
    と、エレベーターの制御電源により上記行先ボタンに対
    応するかご呼びの登録が表示されるかご呼び登録灯を有
    し、停電等の非常時には非常電源により電力を供給して
    上記かごを運転するものにおいて、上記非常電源による
    電力の供給中は上記かご呼び登録灯の所定数を点灯する
    非常点灯手段と、上記所定数のかご呼び登録灯の内かご
    がいる階のかご呼び登録灯を、その他の階のかご呼び登
    録灯と異なる態様で点灯させるかご位置表示手段とを備
    えたことを特徴とするエレベーターの非常時運転装置。
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