JP2008290825A - エレベータのかご操作盤 - Google Patents

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Abstract

【課題】容易に目的とする行先階床の階床ボタンを探し出すことができるとともに、意図する方向とは反対方向のかごに誤って搭乗してしまった利用客が、その過ちに速やかに気付くことができるエレベータのかご操作盤を得る。
【解決手段】エレベータの昇降路内を昇降するかごに設置されるエレベータのかご操作盤7においては、行先階床を登録する階床ボタン8と、行先階床の選択候補となる前記階床ボタン8を他の前記階床ボタン8とは画然として提示する行先階床選択候補ボタン8a提示動作を行う行先階床選択候補ボタン8a提示手段と、を備えた構成とする。
【選択図】図9

Description

この発明は、エレベータのかご操作盤に関するものである。
図16及び図17は、従来におけるエレベータのかご操作盤に関するもので、図16はかご操作盤の正面図、図17は行先階床登録済みの状態を示すかご操作盤の正面図である。
図において、9はかご操作盤7の表面を覆う表面板、17は現在のかごの進行方向を示す方向表示灯、18は現在かごが着床中又は通過中の階床を示す階床表示灯、19は緊急時等にかご内の利用客が外部と連絡を取るためのインターホンボタン、8は行先階床を登録する階床ボタン、20及び21はドアを開閉する戸開ボタン及び戸閉ボタン、22は各種操作スイッチ等を格納したスイッチボックスを開閉する開戸であり、ここで利用客が前記階床ボタン8を押下すると、図17の8bに示すようにボタンが点灯状態となる。
また、従来におけるエレベータのかご操作盤においては、一方に開口部を有する外箱と、この外箱の開口部を覆う表面板と、エレベータを操作するための複数のボタンと、前記ボタンのうち特定のボタンに設けられた、他のボタンのガイドよりも突出したガイドと、この突出したガイドに取付されたキャップと、このキャップにより前記表面板に取付された板状体と、を備え、前記板状体は、前記ボタンのうち所定のボタンに対応する位置に穴をあけたカバープレート、又は、案内板であることを特徴とするものも知られている(例えば、特許文献1参照)。
実公平05−40050号公報
しかしながら、図16及び図17に示された従来におけるエレベータのかご操作盤においては、乗場からのかご呼びにより到着したかごに対し、その進行方向にかかわらず、全階床の階床ボタンを行先階床選択候補として利用客に提示するものであるため、全階床の階床ボタンから目的とする行先階床ボタンを探し出すのに時間がかかるという課題や、行先階床ボタンを探し出すに際して既に登録済みの階床ボタンがある場合、登録済みの階床ボタンは明るく点灯する一方、未登録の階床ボタンは暗く消灯したままであるため、特に弱視や高齢の利用客にとっては、明暗のコントラスト等により未登録の階床ボタンが視認し難くなるおそれがあるという課題がある(図18)。
また、特許文献1に示された従来におけるエレベータのかご操作盤においては、目立ち易くかつ操作し易いボタンは、カバープレートの交換等を行わない限り、ある特定のボタンで固定されているため、かごの進行方向や様々な利用客の要求に応じた対応ができず、汎用性に欠けるという課題がある。
この発明は、前述のような課題を解決するためになされたもので、容易に目的とする行先階床の階床ボタンを探し出すことができるエレベータのかご操作盤を得るものである。
この発明に係る、エレベータの昇降路内を昇降するかごに設置されるエレベータのかご操作盤においては、行先階床を登録する階床ボタンと、行先階床の選択候補となる前記階床ボタンを他の前記階床ボタンとは画然として提示する行先階床選択候補ボタン提示動作を行う行先階床選択候補ボタン提示手段と、を備えた構成とする。
この発明は、エレベータの昇降路内を昇降するかごに設置されるエレベータのかご操作盤に関し、行先階床を登録する階床ボタンと、行先階床の選択候補となる前記階床ボタンを他の前記階床ボタンとは画然として提示する行先階床選択候補ボタン提示動作を行う行先階床選択候補ボタン提示手段と、を備えた構成としたことで、利用客は容易に目的とする行先階床の階床ボタンを探し出すことができるという効果を奏する。
また、意図する方向とは反対方向のかごに誤って搭乗してしまった利用客が、その過ちに速やかに気付くことが可能であるという効果も併せ奏する。
この発明を添付の図面に従い説明する。各図中、同符号は同一部分又は相当部分を示しており、その重複説明は適宜に簡略化又は省略する。
実施の形態1.
図1から図8は、この発明の実施の形態1に関するもので、図1は利用客が下方階呼びボタンを押下し、かご呼びが登録された状況を示す説明図、図2はかごが乗降階に到着、戸開し、利用客がかごに搭乗した状況を示す説明図、図3はかご操作盤の通常時を示す要部拡大斜視図、図4はかご操作盤の行先階床選択候補ボタン突出時を示す要部拡大斜視図、図5は階床ボタンの通常時を示す断面図、図6は階床ボタンの突出時を示す断面図、図7はこの実施の形態の動作を示すフローチャート、図8はこの実施の形態の効果を示す説明図である。
図において1は利用客が乗降する乗降階であり、この乗降階1の乗場には乗場出入口を開閉する乗場戸2が設けられている。そして、前記乗場出入口の両側方及び上方を囲むようにして三方枠3が配設されており、この三方枠3の側方に隣接して、上方の階床を行先階床とするかご呼びを登録する上方階呼びボタン4a及び下方の階床を行先階床とするかご呼びを登録する下方階呼びボタン4bを有する乗場操作盤5が並設されている。
また、6は利用客等を積載して昇降路内を昇降するかごで、このかご6内の袖壁には、かご操作盤7が設置されている。
そして、前記かご操作盤7には行先階床を登録する階床ボタン8が階床順に整列されて設置されるとともに、前記かご操作盤7の表面には表面板9が覆設されている。
前記階床ボタン8の裏面に接しては、ボタンガイド軸10に案内されて摺動するボタン体11が設けられており、前記ボタンガイド軸10は、前記ボタン体11を前記表面板9から離反する方向へと付勢するバネ12を貫通した上で、取付金13を用いて前記表面板9に取付されている。
前記ボタン体11の反階床ボタン側の面には、防磁シート14を介して永久磁石15が装着されており、この永久磁石15に対面して電磁石16が固定されている。なおこの際、前記永久磁石15と付勢時における前記電磁石16の、互いに対向するそれぞれの面の磁極は、同磁極(例えばN極)となるように構成されており、前記電磁石16に通電がなされ付勢されると、前記永久磁石15と前記電磁石16の対向する面同士が互いに反発し、前記階床ボタン8が前記表面板9より突出する。
図7のフローチャートは、この実施の形態の動作を示すものである。
まず、ステップS0で、利用客が前記乗降階1(ここでは、説明の便宜のため、例えば「8階」とする。)の乗場に備えられた前記上方階呼びボタン4a又は前記下方階呼びボタン4bを押下し(ここでは、説明の便宜のため、例えば「前記下方階呼びボタン4bを押下」したとする。)、かご呼び登録がなされると(図1)、ステップS1で前記かご6を呼び登録のなされた前記乗降階1(ここでは「8階」)へと配送し、戸開する(図2)。
そして、ステップS2へと移行し、行先階床選択候補ボタン8a、すなわち、前記かご6が現在停止中の階床(ここでは「8階」)を除く前記かご6の進行方向(ここでは「下方向」)にあたる前記階床ボタン8(ここでは、例えば「1〜7階の各前記階床ボタン8」となる。)を、前記電磁石16を付勢することにより他の前記階床ボタン8より突出させる(図4)。
次に、ステップS3で戸閉動作を行った後、ステップS4を経由してステップS5へと移り、行先階床の前記階床ボタン8が押下されたことを確認する。ここで、行先階床の前記階床ボタン8が押下されたことが確認された場合にはステップS6へと移行し、前記電磁石16を消勢することにより、前記行先階床選択候補ボタン8aを元の位置へと後退させ(図3)、一連のフローを終了する。
一方、前記ステップS5において行先階床の前記階床ボタン8が押下されたことが確認されなかった場合には、前記ステップS4へと戻り、引き続き、前記行先階床選択候補ボタン8aを他の前記階床ボタン8より突出させた上で、再度前記ステップS5で行先階床の前記階床ボタン8が押下されたことの確認を行い、行先階床の前記階床ボタン8が押下されるまでは、前記行先階床選択候補ボタン8aを他の前記階床ボタン8より突出させ続ける。
以上のように構成されたエレベータのかご操作盤においては、その時々におけるかごの停止階床や進行方向に応じた、選択可能な階床に対応する行先階床選択候補ボタンを、他のボタンから画然として利用客に提示するものであるため、利用客は容易に目的とする行先階床の階床ボタンを探し出すことができる。
また、画然と示される行先階床選択候補ボタンは、かごの進行方向にあたる階床ボタンであるため、意図する方向とは反対方向のかごに誤って搭乗してしまった利用客は、その過ちに速やかに気付くことが可能である。
さらに、この際、行先階床選択候補ボタンは他の階床ボタンより突出して示されるので、行先階床選択候補ボタンと前記階床ボタンとを触覚により峻別することができるため、視覚障害者の利用客においても容易に目的とする行先階床の階床ボタンを探し出すことが可能である(図8)。
なお、ここでは、行先階床選択候補ボタンを突出させる手段として、永久磁石及び電磁石を用いて構成したものを示したが、この永久磁石及び電磁石に代えて例えばモータと歯車等といったものを用いて構成してもよい。
実施の形態2.
図9から図12は、この発明の実施の形態2に関するもので、図9はかご操作盤の行先階床選択候補ボタン提示時を示す正面図、図10はかご操作盤の行先階床登録時を示す正面図、図11はこの実施の形態の動作を示すフローチャート、図12はこの実施の形態の効果を示す説明図である。
図において、7は、その表面に表面板9が覆設されたかご操作盤であり、このかご操作盤7の上部寄りには現在のかごの進行方向を示す方向表示灯17及び現在かごが着床中又は通過中の階床を示す階床表示灯18が配設され、これら方向表示灯17及び階床表示灯18の下方には緊急時等にかご内の利用客が外部と連絡を取るためのインターホンボタン19が設置されている。
そして、前記インターホンボタン19の下方には、行先階床を登録する階床ボタン8が階床順に整列されて設置されるとともに、ドアを開閉する戸開ボタン20及び戸閉ボタン21が配設され、これら戸開ボタン20及び戸閉ボタン21の更に下方には、各種操作スイッチ等を格納したスイッチボックスを開閉する開戸22が設けられている。
図11のフローチャートは、この実施の形態の動作を示すものである。
まず、ステップS0で、利用客が前記乗降階1(例えば「8階」とする。)の乗場に備えられた前記上方階呼びボタン4a又は前記下方階呼びボタン4bを押下し(例えば「前記下方階呼びボタン4bを押下」したとする。)、かご呼び登録がなされると、ステップS1で前記かご6を呼び登録のなされた前記乗降階1(ここでは「8階」)へと配送し、戸開する。
そして、ステップS2へと移行し、行先階床選択候補ボタン8a、すなわち、前記かご6が現在停止中の階床(ここでは「8階」)を除く前記かご6の進行方向(ここでは「下方向」)にあたる前記階床ボタン8(ここでは、例えば「1〜7階の各前記階床ボタン8」となる。)を、薄点灯させる(図9)。なお、図において8bは、既に搭乗中の利用客が行先階床として登録した、又は、乗場でかごの到着を待っている利用客がかご呼び登録を行った階床に対応する行先階床登録済ボタンであり、全点灯状態となっている。
次に、ステップS3で戸閉動作を行った後、ステップS4を経由してステップS5へと移り、行先階床の前記階床ボタン8が押下されたことを確認する。ここで、行先階床の前記階床ボタン8が押下されたことが確認された場合にはステップS6へと移行し、前記行先階床選択候補ボタン8aの薄点灯を停止して消灯した上で、押下された行先階床の前記階床ボタン8を全点灯させ(図10)、一連のフローを終了する。
一方、前記ステップS5において行先階床の前記階床ボタン8が押下されたことが確認されなかった場合には、前記ステップS4へと戻り、引き続き、前記行先階床選択候補ボタン8aを薄点灯させた上で、再度前記ステップS5で行先階床の前記階床ボタン8が押下されたことの確認を行い、行先階床の前記階床ボタン8が押下されるまでは、前記行先階床選択候補ボタン8aを薄点灯させ続ける。
以上のように構成されたエレベータのかご操作盤においても、実施の形態1同様、その時々におけるかごの停止階床や進行方向に応じた、選択可能な階床に対応する行先階床選択候補ボタン(薄点灯)を、他のボタン(全点灯又は消灯)から画然として利用客に提示するものであるため、利用客は容易に目的とする行先階床の階床ボタンを探し出すことができる。
また、画然と示される行先階床選択候補ボタンは、かごの進行方向にあたる階床ボタンであるため、意図する方向とは反対方向のかごに誤って搭乗してしまった利用客は、その過ちに速やかに気付くことが可能である点も、実施の形態1と同様である。
さらに、この際、行先階床選択候補ボタンは薄点灯して示されるので、薄暗いかご室においても利用客は容易に目的とする行先階床の階床ボタンを探し出すことができるとともに、特に弱視や高齢の利用客にとっては、明暗のコントラストが弱まることにより、未登録の階床ボタンが視認し難くなるおそれを軽減することができる。
なお、ここでは、行先階床選択候補ボタンを提示する手段として行先階床選択候補ボタンを薄点灯させたが、行先階床選択候補ボタンを点滅させるよう構成しても、行先階床登録済ボタン(全点灯)及び選択不能な階床に対応する行先階床選択候補ボタン(消灯)とから、行先階床選択候補ボタン(点滅)を画然と示すことが可能で、前述同様の効果を期待することができる。
実施の形態3.
図13及び図14は、この発明の実施の形態3に関するもので、図13はかご操作盤の正面図、図14はかご操作盤の行先階床選択候補ボタン提示時を示す正面図である。
実施の形態2においては、前記階床ボタン8を薄点灯又は点滅させることにより行先階床選択候補として提示を行ったが、ここで説明する実施の形態3は、前記階床ボタン8に周設されたボタン枠を点灯させることにより行先階床選択候補として提示を行うものであり、前記かご操作盤7に階床順に整列されて設置された、行先階床を登録する前記階床ボタン8の各々には、ボタン枠23が周設されている。
この実施の形態の動作は、前記階床ボタン8を薄点灯させることにより行先階床選択候補として提示を行う代わりに、前記階床ボタン8に周設されたボタン枠を点灯させることにより行先階床選択候補として提示を行う点を除き、前述の実施の形態2の動作と同様である。
すなわち、まず、利用客が前記乗降階1(例えば「8階」とする。)の乗場に備えられた前記上方階呼びボタン4a又は前記下方階呼びボタン4bを押下し(例えば「前記下方階呼びボタン4bを押下」したとする。)、かご呼び登録がなされると前記かご6を呼び登録のなされた前記乗降階1(ここでは「8階」)へと配送し、戸開する。
そして、行先階床選択候補ボタン8a、すなわち、前記かご6が現在停止中の階床(ここでは「8階」)を除く前記かご6の進行方向(ここでは「下方向」)にあたる前記階床ボタン8(ここでは、例えば「1〜7階の各前記階床ボタン8」となる。)に周設された前記ボタン枠23を、点灯させる(図14)。
次に、戸閉動作を行った後、行先階床の前記階床ボタン8が押下されたか否かを確認する。ここで、行先階床の前記階床ボタン8が押下されたことが確認された場合には、前記行先階床選択候補ボタン8aに周設された前記ボタン枠23の点灯を停止して消灯した上で、押下された行先階床の前記階床ボタン8を全点灯させ、一連のフローを終了する。
一方、行先階床の前記階床ボタン8が押下されたことが確認されなかった場合には、引き続き、前記行先階床選択候補ボタン8aに周設された前記ボタン枠23を点灯させた上で、再度、行先階床の前記階床ボタン8が押下されたことの確認を行い、行先階床の前記階床ボタン8が押下されるまでは、前記行先階床選択候補ボタン8aに周設された前記ボタン枠23を点灯させ続ける。
以上のように構成されたエレベータのかご操作盤においても、実施の形態1及び実施の形態2同様、その時々におけるかごの停止階床や進行方向に応じた、選択可能な階床に対応する行先階床選択候補ボタンを、他のボタンから画然として利用客に提示するものであるため、利用客は容易に目的とする行先階床の階床ボタンを探し出すことができる。
また、画然と示される行先階床選択候補ボタンは、かごの進行方向にあたる階床ボタンであるため、意図する方向とは反対方向のかごに誤って搭乗してしまった利用客は、その過ちに速やかに気付くことが可能である点も、実施の形態1及び実施の形態2と同様である。
さらに、この際、行先階床選択候補ボタンは、これとは別体に周設されたボタン枠が点灯することにより示されるので、点灯状態である行先階床登録済ボタンとの峻別が付き易くなるとともに、行先階床選択候補ボタンの表面を明るく照らすことにより階床ボタンの表示判別をより容易にすることが可能である。
なお、ここでは、行先階床選択候補ボタンを提示する手段として行先階床選択候補ボタンに周設されたボタン枠を点灯させたが、このボタン枠を点滅させるよう構成しても、行先階床登録済ボタン及び選択不能な階床に対応する行先階床選択候補ボタンとから、行先階床選択候補ボタンを画然と示すことが可能で、前述同様の効果を期待することができる。
実施の形態4.
前述の実施の形態においては、前記階床ボタン8を薄点灯若しくは点滅させることにより(実施の形態2)、又は、前記階床ボタン8に周設された前記ボタン枠23を点灯若しくは点滅させることにより(実施の形態3)、行先階床選択候補として提示を行ったが、ここで説明する実施の形態4は、前記階床ボタン8又は前記階床ボタン8に周設された前記ボタン枠23を、前記行先階床登録済ボタン8bの点灯色とは異なる点灯色で点灯させることにより行先階床選択候補として提示を行うものであり、この実施の形態の動作に関しては、行先階床選択候補として提示を行う際の点灯色が異なる点を除き、前述の実施の形態2又は実施の形態3の動作と同様である。
以上のように構成されたエレベータのかご操作盤においても、実施の形態2又は実施の形態3同様の効果を奏することが可能であることに加えて、行先階床選択候補として提示を行う際の点灯色が、行先階床登録済ボタンの点灯色とは異なる点灯色であるため、行先階床登録済ボタン及び選択不能な階床に対応する行先階床選択候補ボタンとから、行先階床選択候補ボタンをより画然と示すことが可能である。
実施の形態5.
図15はこの発明の実施の形態5に関するもので、かご操作盤の階床ボタン押下時における行先階床選択候補ボタン提示状態を示す正面図である。
これまで説明してきた実施の形態においては、目的とする行先階床の階床ボタン押下後、速やかに行先階床選択候補ボタンの提示状態が解除されるように動作するものであったが、ここで説明する実施の形態5は、目的とする行先階床の階床ボタン押下後も、所定時間の間、行先階床選択候補ボタンの提示状態が継続されるように動作するものである。
例えば、前述した実施の形態2に対応する、この実施の形態の動作は以下のようである。
まず、利用客が前記乗降階1(例えば「8階」とする。)の乗場に備えられた前記上方階呼びボタン4a又は前記下方階呼びボタン4bを押下し(例えば「前記下方階呼びボタン4bを押下」したとする。)、かご呼び登録がなされると前記かご6を呼び登録のなされた前記乗降階1(ここでは「8階」)へと配送し、戸開する。
そして、行先階床選択候補ボタン8a、すなわち、前記かご6が現在停止中の階床(ここでは「8階」)を除く前記かご6の進行方向(ここでは「下方向」)にあたる前記階床ボタン8(ここでは、例えば「1〜7階の各前記階床ボタン8」となる。)を、薄点灯させる。
次に、戸閉動作を行った後、行先階床の前記階床ボタン8が押下されたか否かを確認する。ここで、行先階床の前記階床ボタン8が押下されたことが確認されなかった場合には、前記行先階床選択候補ボタン8aの薄点灯を継続させた上で、再度行先階床の前記階床ボタン8が押下されたことの確認を行い、行先階床の前記階床ボタン8が押下されるまでは、前記行先階床選択候補ボタン8aを薄点灯させ続ける。そして、行先階床の前記階床ボタン8が押下されたことが確認された場合には、押下された行先階床の前記階床ボタン8を全点灯させた上で、前記行先階床選択候補ボタン8aの薄点灯を所定時間の間継続させ、別の前記階床ボタン8の押下を待つ(図15)。
この所定時間の待機状態の間に、別の前記階床ボタン8が押下された場合は、押下された行先階床の前記階床ボタン8を全点灯させた上で、前記行先階床選択候補ボタン8aの薄点灯を所定時間の間継続させ、再び、別の前記階床ボタン8の押下待機状態を繰り返す。待機状態のまま、所定時間の間、別の前記階床ボタン8の押下が確認されなかった場合は、前記行先階床選択候補ボタン8aの薄点灯を停止して消灯した上で、一連のフローを終了する。
以上のように構成されたエレベータのかご操作盤においては、実施の形態2から実施の形態4同様の効果を奏することが可能であることに加えて、ある一つの乗降階で二人以上の利用客が搭乗してきた際に、ある利用客が行先階床の階床ボタンを押下した後も、他の利用客に対して選択可能な階床に対応する行先階床選択候補ボタンを、他のボタンから画然と示すことができ、複数の利用客が容易に目的とする行先階床の階床ボタンを探し出すことができる。
この発明の実施の形態1における、利用客が下方階呼びボタンを押下し、かご呼びが登録された状況を示す説明図である。 この発明の実施の形態1における、かごが乗降階に到着、戸開し、利用客がかごに搭乗した状況を示す説明図である。 この発明の実施の形態1におけるかご操作盤の通常時を示す要部拡大斜視図である。 この発明の実施の形態1におけるかご操作盤の行先階床選択候補ボタン突出時を示す要部拡大斜視図である。 この発明の実施の形態1における階床ボタンの通常時を示す断面図である。 この発明の実施の形態1における階床ボタンの突出時を示す断面図である。 この発明の実施の形態1における動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1における効果を示す説明図である。 この発明の実施の形態2におけるかご操作盤の行先階床選択候補ボタン提示時を示す正面図である。 この発明の実施の形態2におけるかご操作盤の行先階床登録時を示す正面図である。 この発明の実施の形態2における動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2における効果を示す説明図である。 この発明の実施の形態3におけるかご操作盤の正面図である。 この発明の実施の形態3におけるかご操作盤の行先階床選択候補ボタン提示時を示す正面図である。 この発明の実施の形態5におけるかご操作盤の階床ボタン押下時の行先階床選択候補ボタン提示状態を示す正面図である。 従来におけるかご操作盤の正面図である。 従来における行先階床登録済みの状態を示すかご操作盤の正面図である。 従来におけるかご操作盤の課題を示す説明図である。
符号の説明
1 乗降階
2 乗場戸
3 三方枠
4a 上方階呼びボタン
4b 下方階呼びボタン
5 乗場操作盤
6 かご
7 かご操作盤
8 階床ボタン
8a 行先階床選択候補ボタン
8b 行先階床登録済ボタン
9 表面板
10 ボタンガイド軸
11 ボタン体
12 バネ
13 取付金
14 防磁シート
15 永久磁石
16 電磁石
17 方向表示灯
18 階床表示灯
19 インターホンボタン
20 戸開ボタン
21 戸閉ボタン
22 開戸
23 ボタン枠

Claims (12)

  1. エレベータの昇降路内を昇降するかごに設置される操作盤であって、
    行先階床を登録する階床ボタンと、
    行先階床の選択候補となる前記階床ボタンを他の前記階床ボタンとは画然として提示する行先階床選択候補ボタン提示動作を行う行先階床選択候補ボタン提示手段と、を備えたことを特徴とするエレベータのかご操作盤。
  2. 前記行先階床の選択候補となる前記階床ボタンは、前記かごの進行方向に存在する全ての階床から前記かごが現在停止している階床を除いた階床に対応する前記階床ボタンであることを特徴とする請求項1に記載のエレベータのかご操作盤。
  3. 前記行先階床選択候補ボタン提示動作は、前記階床ボタンが押下された後、速やかに停止されることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載のエレベータのかご操作盤。
  4. 前記行先階床選択候補ボタン提示動作は、前記階床ボタンが押下された後、所定時間の間継続されることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載のエレベータのかご操作盤。
  5. 前記行先階床選択候補ボタン提示手段は、前記行先階床の選択候補となる前記階床ボタンを他の前記階床ボタンより突出させて提示するボタン突出手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のエレベータのかご操作盤。
  6. 前記ボタン突出手段は、
    前記操作盤の表面に覆設された表面板と、
    取付金を用いて前記表面板に取付されたボタンガイド軸と、
    前記階床ボタンの裏面に接して設けられた、前記ボタンガイド軸に案内されて摺動するボタン体と、
    前記ボタンガイド軸の外周を取囲むようにして通された、前記ボタン体を前記表面板から離反する方向へと付勢するバネと、
    前記ボタン体の反階床ボタン側の面に防磁シートを介して装着された永久磁石と、
    前記永久磁石に対面して固定された電磁石と、を備え、
    前記永久磁石と付勢時における前記電磁石の互いに対向するそれぞれの面の磁極が、同磁極となるように構成されたことを特徴とする請求項5に記載のエレベータのかご操作盤。
  7. 前記行先階床選択候補ボタン提示手段は、前記行先階床の選択候補となる前記階床ボタンを薄点灯させて提示することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のエレベータのかご操作盤。
  8. 既に行先階床として登録された階床に対応する前記階床ボタンを点灯させる行先階床登録済ボタン表示手段を備えるとともに、前記行先階床選択候補ボタン提示手段は、前記行先階床の選択候補となる前記階床ボタンを、前記行先階床登録済ボタン表示手段の点灯色とは異なる点灯色で点灯させて提示することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のエレベータのかご操作盤。
  9. 前記行先階床選択候補ボタン提示手段は、前記行先階床の選択候補となる前記階床ボタンを点滅させて提示することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のエレベータのかご操作盤。
  10. それぞれの前記階床ボタンの近傍に、それぞれの前記階床ボタンと対応して設けられた点灯部を備えるとともに、前記行先階床選択候補ボタン提示手段は、前記行先階床の選択候補となる前記階床ボタンに対応する前記点灯部を点灯させて提示することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のエレベータのかご操作盤。
  11. 既に行先階床として登録された階床に対応する前記階床ボタンを点灯させる行先階床登録済ボタン表示手段を備えるとともに、前記行先階床の選択候補となる前記階床ボタンに対応する前記点灯部を、前記行先階床登録済ボタン表示手段の点灯色とは異なる点灯色で点灯させて提示することを特徴とする請求項10に記載のエレベータのかご操作盤。
  12. それぞれの前記階床ボタンの近傍に、それぞれの前記階床ボタンと対応して設けられた点灯部を備えるとともに、前記行先階床選択候補ボタン提示手段は、前記行先階床の選択候補となる前記階床ボタンに対応する前記点灯部を点滅させて提示することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のエレベータのかご操作盤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015232740A (ja) * 2014-06-09 2015-12-24 アルパイン株式会社 入力表示装置、電子機器、アイコンの表示方法および表示プログラム
KR102618115B1 (ko) * 2023-03-30 2023-12-27 하우석 엘리베이터 진행방향 표시 서비스 제공 시스템

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