JPH11130354A - エレベータの防犯装置 - Google Patents

エレベータの防犯装置

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JPH11130354A
JPH11130354A JP29267897A JP29267897A JPH11130354A JP H11130354 A JPH11130354 A JP H11130354A JP 29267897 A JP29267897 A JP 29267897A JP 29267897 A JP29267897 A JP 29267897A JP H11130354 A JPH11130354 A JP H11130354A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
car
floor
elevator
destination
video camera
Prior art date
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Pending
Application number
JP29267897A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Akeyoshi
修一 明吉
Takeo Sonoi
健夫 園井
Yoshitaka Hirai
與志隆 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Co Ltd
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Publication of JPH11130354A publication Critical patent/JPH11130354A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗かご内の犯罪を未然に防ぐことのできるエ
レベータの防犯装置の提供。 【解決手段】 各階床3〜6のそれぞれの乗場にビデオ
カメラ7〜10を設け、乗かご2内にモニタテレビ20
を設けるとともに、乗かご2内に設けた行先開釦23〜
26により、上述のビデオカメラ7〜10のうちの該当
するものを指示し、指示されたビデオカメラによる映像
をモニタテレビ20に表示させるようにした。 【効果】 乗かご内で、行こうとしている階床に不審者
がいるかどうかを事前に確認することができるので、不
審者による犯罪を未然に防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラ及び
モニタテレビを備えたエレベータの防犯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術として、例えば特開昭
59−92881号公報に示されるものがある。この従
来技術は、乗かご内に、乗かごに乗り込んだ乗客の検出
により作動するビデオカメラを設けるとともに、管理人
室にビデオカメラの映像を録画するビデオテープ装置を
備えたものである。
【0003】この従来技術では、乗かごの全ての乗客を
ビデオカメラを介してビデオテープ装置で録画するの
で、乗かご内に不審者が存在したことを後日確認するこ
とができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術では、
乗かご内で不審者による犯罪が行なわれた時、その不審
者が誰であるかを特定できるものの、乗かごの乗客が所
望の階床で降りようとした際、待ち構えていた不審者が
乗かごに乗り込んで犯罪に及ぶことなどがあるなど、乗
かご内の犯罪を未然に防ぐことができず、乗かごの健全
な利用者の保護という観点からは十分なものとは言えな
かった。
【0005】本発明は、上記した従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、乗かご内の犯罪
を未然に防ぐことができるエレベータの防犯装置に関す
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係る発明は、ビデオカメラと、
このビデオカメラに接続されたモニタテレビを介して、
エレベータの乗かごに乗り込む不審者を感知するように
したエレベータの防犯装置において、各階床のそれぞれ
の乗場に上記ビデオカメラを設け、上記乗かご内に上記
モニタテレビを設けるとともに、乗かご内に上記ビデオ
カメラのうちの1つを指示する指示手段を設け、この指
示手段で指示されたビデオカメラによる映像を上記モニ
タテレビに表示させる構成にしてある。
【0007】このように構成した請求項1に係る発明で
は、指示装置を操作することにより、乗かごの乗客の降
りようとする階床の乗場の様子が該当するビデオカメラ
を介して乗かご内のモニタテレビに映し出され、これに
より降りようとする階床に不審者がいるかどうか事前に
判断し、対処することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明のエレベータの防犯
装置の実施の形態について図に基づいて説明する。
【0009】図1は本発明の一実施形態が適用されるエ
レベータの全体構成を示す図、図2は本実施形態の要部
構成を示す図である。
【0010】図1において、1は昇降路、2は昇降路1
内を昇降する乗かご、3、4、5、6はそれぞれ1階
床、2階床、3階床、4階床を示している。これらの階
床3〜6の乗場の天井部には、ビデオカメラ7、8、
9、10、常時点灯可能な第1の照明11、12、1
3、14、及び選択的に点灯可能な第2の照明15、1
6、17、18を設けてある。また乗かご2内には、運
転操作盤19と、モニタテレビ20とを設けてある。運
転操作盤19には、乗かご扉を開状態に保持する開釦2
1と、乗かご扉を閉状態に保持する閉釦22の他、乗か
ご2の停止階を指定する行先開釦、例えば1階床3に対
応する行先開釦23、2階床4に対応する行先開釦2
4、3階床5に対応する行先開釦25、4階床6に対応
する行先開釦26を設けてある。
【0011】また、図2において、30は第1の照明1
1、12、13、14、及び第2の照明15、16、1
7、18の電源、31は例えばエレベータの管理室内に
配置され、エレベータの運行を制御する制御装置、3
2、33、34、35は、この制御装置31に含まれる
リレー、36、37、38、39、及び40、41、4
2、43は、リレー32、33、34、35のそれぞれ
の常開接点である。なお、説明を簡単にするために、制
御装置31に含まれるエレベータの運行に係る制御回路
は図示を省略してある。また、前述したリレー32、3
3、34、35のそれぞれは運転操作盤19に設けた行
先開釦23、24、25、26に接続され、これらの行
先開釦23〜26が押されると励磁されるようになって
いる。
【0012】上述した行先開釦23〜26のそれぞれ
は、前述したビデオカメラ7、8、9、10のうちの1
つを指示する指示手段を構成している。
【0013】また、上述した第2の照明15、16、1
7、18は、乗場の照明の照度を増加させる手段を構成
している。
【0014】このように構成した実施形態によれば、例
えば1階床3から乗かご2に乗り込んだ乗客が開釦21
を押した状態で2階床4に対応する行先開釦24を押す
と、図2に示すリレー33が励磁され、常開接点37、
41が閉じられる。これにより2階床4に配置されてい
るビデオカメラ8の映像が乗かご2内のモニタテレビ2
0に映し出されるとともに、2階床4に配置されている
第2の照明16が点灯し、2階床4の乗場が、それまで
点灯していた第1の照明12と第2の照明16とにより
照らされ、その照度が増加する。モニタテレビ20を見
た乗客が2階床4に不審者がいないことを確認したとき
には、開釦21をはなせば良い。これにより乗かご扉は
閉じられ、乗かご2は2階床4まで運行し、2階床4で
停止する。この間、リレー33は励磁され続け、モニタ
テレビ20に2階床4の乗場が継続して映し出される。
そして乗かご2が2階床4に停止したことが図示しない
検出手段で検出されると、リレー33が消磁し、常開接
点37、41は開き、モニタテレビ20の画像が消え、
第2の照明16が消灯するようになっている。
【0015】また、例えば1階床3から乗かご2に乗り
込んだ乗客が開釦21を押した状態で3階床5に対応す
る行先開釦25を押すと、図2に示すリレー34が励磁
され、常開接点38、42が閉じられる。これにより3
階床5に配置されているビデオカメラ9の映像が乗かご
2内のモニタテレビ20に映し出されるとともに、3階
床5に配置されている第2の照明17が点灯し、3階床
5の乗場が、それまで点灯していた第1の照明13と第
2の照明17とにより照らされ、その照度が増加する。
このとき、モニタテレビ20に3階床5に不審者がいる
ことが映し出されたときは、乗かご2内の乗客は直ちに
乗かご2から出て、管理室内にいる管理人に連絡するな
どの手段をとれば良い。
【0016】なお、例えば乗かご2内に同時に2人の乗
客が乗り込み、1人の乗客が開釦21を押すとともに2
階床4に対応する行先開釦24を押し、他の1人の乗客
が開釦21を押すとともに3階床5に対応する行先開釦
25を押した場合、例えば最初に押された行先開釦に応
じて該当するリレーが励磁し、次に押された行先開釦に
応じて前述のリレーが消磁された後、今押された行先開
釦に係るリレーが励磁するようになっている。そのリレ
ーは該当する行先開釦に相応する階床に乗かご2が停止
した際、上述したように消磁される。
【0017】ここで仮に今、最初に2階床4に対応する
行先開釦24が押され、その後、3階床5に対応する行
先開釦25が押されたものとすると、最初に行先開釦2
4に係るリレー33が励磁し、ビデオカメラ8を介して
モニタテレビ20に2階床4の乗場が映し出され、2階
床4の第2の照明16が点灯する。したがって、2階床
4まで行こうとしている乗客は、2階床4の乗場に不審
者がいるかどうかモニタテレビ20を見て確認すること
ができる。次に、3階床5に対応する行先開釦25が押
されたことにより、前述のリレー33が消磁するととも
に、行先開釦25に係るリレー34が励磁し、ビデオカ
メラ9を介してモニタテレビ20に3階床5の乗場が映
し出され、3階床5の第2の照明17が点灯する。した
がって、3階床5まで行こうとしている乗客は、3階床
5の乗場に不審者がいるかどうかをモニタテレビ20を
見て確認することができる。
【0018】上述の場合、2階床4、3階床5の乗場の
どちらにも不審者が認められなかったときには、開釦2
1をはなし、乗かご2を運行させれば良い。この運行の
間、リレー34が励磁され続け、モニタテレビ20には
3階床5の乗場が映し出される。乗かご2は2階床4に
停止し、1人の乗客を降ろした後、3階床5に停止す
る。このときリレー34は消磁され、モニタテレビ20
の画像は消え、3階床5の第2の照明17は消灯する。
【0019】また、上述の場合、2階床4、3階床5の
乗場のどちらかに不審者が認められたときには、例えば
2人の乗客は直ちに乗かご2から降り、管理室の管理人
に連絡するなどの手段をとれば良い。
【0020】乗かご2内に同時に3人以上の乗客が乗り
込み、3つの行先開釦が押される場合も、上記と同様で
あり、例えば最後に押された行先開釦に係るリレーのみ
が励磁するようになっている。
【0021】このように構成した実施形態にあっては、
乗かご2に乗り込んだ際に、乗客が乗かご2から乗場に
すぐに出られる状態において、行こうとする階床の乗場
に不審者がいるかどうがモニタテレビ20によって確認
でき、不審者による犯罪を未然に防ぐことができる。
【0022】なお、上記実施形態にあっては、乗かご2
内にモニタテレビ20及び行先開釦23〜26を設けた
が、乗場に同様のモニタテレビ及び行先開釦を設け、該
当するリレーを励磁するようにしても良い。
【0023】
【発明の効果】本発明の各請求項記載の発明によれば、
乗かごの乗客は、乗かご内のモニタテレビを見ることに
より、行こうとしている階床に不審者がいるかどうかを
確認することができ、したがって、不審者による犯罪を
未然に防止することができ、乗かごの乗客の保護を確実
に実現させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態が適用されるエレベータの
全体構成を示す説明図である。
【図2】図1に示す実施形態の要部構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 昇降路 2 乗かご 3 1階床 4 2階床 5 3階床 6 4階床 7〜10 ビデオカメラ 11〜14 第1の照明 15〜18 第2の照明 19 運転操作盤 20 モニタテレビ 21 開釦 22 閉釦 23〜26 行先開釦 30 電源 31 制御装置 32〜35 リレー 36〜39、40〜43 常開接点

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオカメラと、このビデオカメラに接
    続されたモニタテレビを介して、エレベータの乗かごに
    乗り込む不審者を感知するようにしたエレベータの防犯
    装置において、各階床のそれぞれの乗場に上記ビデオカ
    メラを設け、上記乗かご内に上記モニタテレビを設ける
    とともに、乗かご内に上記ビデオカメラのうちの1つを
    指示する指示手段を設け、この指示手段で指示されたビ
    デオカメラによる映像を上記モニタテレビに表示させる
    ことを特徴とするエレベータの防犯装置。
  2. 【請求項2】 上記指示手段が、上記乗かご内に配置さ
    れる行先開釦、及び乗場に配置される行先開釦の少なく
    とも一方であることを特徴とする請求項1記載のエレベ
    ータの防犯装置。
  3. 【請求項3】 上記指示手段で指示されたビデオカメラ
    が設けられている階床の乗場の照明の照度を増加させる
    手段を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2
    記載のエレベータの防犯装置。
JP29267897A 1997-10-24 1997-10-24 エレベータの防犯装置 Pending JPH11130354A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006008332A (ja) * 2004-06-25 2006-01-12 Mitsubishi Electric Corp エレベータの防犯装置
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