JPH0551174A

JPH0551174A - エレベーターの運転制御方式

Info

Publication number: JPH0551174A
Application number: JP3238960A
Authority: JP
Inventors: Toshio Fukuda; 敏夫福田; Masaaki Tamada; 正昭玉田; Yoshinori Fuji; 良典藤
Original assignee: Hitachi Ltd; Hitachi Elevator Engineering Co
Current assignee: Hitachi Ltd; Hitachi Elevator Engineering Co
Priority date: 1991-08-27
Filing date: 1991-08-27
Publication date: 1993-03-02

Abstract

(57)【要約】【目的】ＶＩＰと一般の乗客との乗りあわせを完全に
防止することのできるエレベーターの専用運転制御方式
を得る。【構成】エレベーター制御装置、呼び予約装置、荷重
検出による乗客検出装置、ＩＴＶカメラ、情報表示器、
カードリーダ等を備えて構成される。ＶＩＰ呼びが指令
されると、かご内乗客に降車案内をし、かご内乗客を検
出し乗客がいれば再度降車案内をする。更に降車しない
乗客がいる場合、管理人室等に発報しインターホン等で
降車案内を行う。また、ＶＩＰ呼び階に到着時、戸閉じ
状態で待機し、戸開操作が行われたとき戸を開ける。さ
らに、ＶＩＰ運転は、ホールからの解除操作により解除
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、エレベーターの運転制
御方式に係り、特に、ＶＩＰ運転、特殊専用運転等に使
用して好適なエレベーターの運転制御方式に関する。

【０００２】

【従来の技術】ＶＩＰ運転、特殊専用運転等のエレベー
ター運行制御方式に関する従来技術として、例えば、特
開昭５２−７１０４４号公報、特開昭５２−７７３４７
号公報等に記載された技術が知られている。

【０００３】これらの従来技術は、ＶＩＰ運転に関する
ものであり、ＶＩＰと一般乗客との乗りあわせを防止す
るために、前者は、ＶＩＰ呼びが発生するとＶＩＰ呼び
を割り当てた乗りかごを最寄階に停止させ、かご内の乗
客に乗りかごから降りるように報知を行うというもので
あり、また、後者は、ＶＩＰ階以外のかご呼びに応答
後、ＶＩＰ階のかご呼びに応答するようにするというも
のである。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術は、
いずれの場合も、ＶＩＰ呼びが割り当てられた乗りかご
が、ＶＩＰ呼び階に到着する前に一般の乗客を完全に排
除することが困難であるという問題点を有している。

【０００５】本発明の目的は、前記従来技術の問題点を
解決し、ＶＩＰと一般の乗客との乗りあわせを完全に防
止することのできるエレベーターの運転制御方式を提供
することにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、以下のような手段を用いてエレベーターの運転を制
御することにより達成される。

【０００７】（１）ＶＩＰ呼び等による待機を指令され
た階へ、ＶＩＰ呼びが割り当てられた乗り乗りかごが到
着する以前の任意の階において、その乗りかご内の乗客
を検出し、乗客がいれば出発を抑制し、乗客に対して乗
りかごから降りるように案内し、乗客が降りた時点で出
発を可能とする。

【０００８】（２）前記（１）の方法において、案内を
行った後に、乗りかご内に乗客がいることが検出された
とき、その旨を第三者に報知し、報知を受けたものが、
乗りかご内の乗客に対して降りるように案内する。

【０００９】（３）待機を指令された階へ、ＶＩＰ呼び
が割り当てられた乗りかごが到着する以前に、その乗り
かごの最終のかご呼びのある階において、その乗りかご
内の乗客に対して乗りかごから降りるように案内し、乗
りかご内の照明を消灯する。その後、乗りかご内に乗客
がいるか否かを検出し、乗客がいれば再度乗りかごから
降りるように案内する。所定時間後、乗客が残っていれ
ば、前記（２）の方法による運転を行う。

【００１０】（４）前記（１）〜（３）の方法により、
待機を指令された階へ乗りかごを運行制御し、乗りかご
が到着時、戸を開けずに乗りかごを待機させ、所定の戸
開操作により戸を開ける。

【００１１】

【作用】（１）乗りかご内に乗客がいるか否かを検出
し、乗客が完全に降りてから、待機を指令された階へ乗
りかごを運行することができるので、乗りかごが待機指
令階に到着したときは完全な空きかごとすることができ
る。

【００１２】（２）乗りかご内に乗客がいると、第３者
に報知することができるので、乗客がなかなか降りない
場合にも、人為的に乗客を降ろすことができる。また、
この第３者への報知は、乗客検出装置のバックアップと
して使用することができる。

【００１３】（３）乗りかごは、待機指令階に到着した
とき、戸を開けず待機するので、万一乗客が乗っていて
もホール側からの戸開操作時にかご内をチェックしてか
ら、ＶＩＰを迎え入れることができる。また、戸を開け
ず待機するので、一般乗客が間違って乗り込むことを防
止することができる。

【００１４】

【実施例】以下、本発明によるエレベーターの運転制御
方式の一実施例を図面により詳細に説明する。なお、以
下に説明する本発明の一実施例は、ＶＩＰが使用するた
めの特殊専用運転（文中では単に専用運転という）に本
発明を適用した例として説明する。

【００１５】図１は本発明の一実施例の全体の構成を示
すブロック図、図２は専用運転監視盤の構成を説明する
図、図３はカードリーダの正面図、図４〜図８は本発明
の一実施例の動作を説明する専用運転のフローチャート
である。図１〜図３において、１はエレベーター制御装
置、２は専用運転呼び予約装置、３は専用運転監視盤、
４は乗りかご、５はかご内操作盤、６は乗客検出装置、
７はＩＴＶカメラ、８は表示器、９はスピーカ、１０ａ
〜１０ｎはホールボタン、１１ａ〜１１ｎはカードリー
ダーである。

【００１６】図１において、エレベーター制御装置１
は、エレベーターを構成する各装置の制御を行い、専用
運転呼び予約装置（この装置の詳細は特願平１ー２８８
６８８号に提案されている）２は、秘書室、管理センタ
ー等に設置され、乗りかごの待機階とその時間帯を予約
し、エレベーターに指令を与えるものである。専用運転
監視盤３は、エレベーターの状態を監視するための装置
であり、乗客検出装置６は、本発明においては、精度の
極めて高いひずみゲージ式荷重検出器（以下、荷重検出
器という）が使用されるものとする。

【００１７】ＩＴＶカメラ７は、乗りかご内の乗客等の
監視を行うものであり、後述するように専用運転監視盤
のモニターテレビに接続される。また、このＩＴＶカメ
ラ７は、乗りかご内の乗客を検出するためにも使用する
ことができる。表示器８は、ＬＥＤ、ＥＬディスプレイ
等により構成され、スピーカー９は、音声合成装置に接
続されており、これらは、乗りかご内の乗客に各種の情
報案内を行うために使用される。カードリーダー１１ａ
〜１１ｎは、ホールに設置され、操作者がカードを挿入
することにより、戸開操作、専用運転の解除操作等を行
うために使用される。

【００１８】図２に示す専用運転監視盤３は、秘書室、
管理センター等に設置され、専用運転呼びを予約した後
のエレベーターの動きを監視し、乗りかご内に適切な指
示を与えるためのものである。なお、この監視盤は、防
災センター等に備えられる監視盤で代用することも可能
である。

【００１９】そして、この専用運転監視盤３は、専用運
転中であることを表示するための専用灯３１、待機を指
令された階に乗りかごが到着したことを表示するための
到着灯３２、運転方向灯３３、かご位置表示灯３４、乗
りかご内また機械室と連絡するためのインターホン３
５、その選局ボタン３６、３７、乗りかご内の映像を映
すモニターテレビ３８が設けられて構成されいる。前記
選局ボタン３６は乗りかご内との通話時に使用され、選
局ボタン３７は機械室との通話時に使用される。

【００２０】図３に示すカードリーダー１１ａ〜１１ｎ
は、ホールに設置され、表示灯を組み込んだものであ
り、カード差し入れ口１１１、エレベーターに対する戸
開、専用運転解除等の指令内容を登録するためのテンキ
ー１１２、専用運転中であることを表示するための専用
灯１１３、乗りかごがその階に到着したことを表示する
ための到着灯１１４、カードが正常に差し入れられたと
きキー入力を促すためのキー入力指示灯１１５、カード
の差し入れが成功しなかった場合、そのことを通知する
異常通知灯１１６を備えて構成されている。

【００２１】このカードリーダーは、本発明の実施例に
よるエレベーターの専用運転を行うために必ずしも必要
ではなく、ホールボタンを使用した暗号操作（例えば、
ホールボタンを特定のリズムで押下操作する等）による
登録、キースイッチによる方法等を使用することがで
き、これにより、より簡単で安価に装置を構成すること
ができる。

【００２２】次に、前述したように構成される本発明の
一実施例におけるエレベーター制御装置１の動作を図４
〜図８に示す処理フローにより説明する。

【００２３】（１）まず、専用運転呼び予約装置２から
の専用運転指令を受け取ると、予め固定的に決められて
いる乗りかご、あるいは、運行中または停止中の最適な
乗りかごを専用運転用の乗りかごとして決定し、専用運
転監視盤３の専用灯３１を点灯し、乗りかご４内の表示
器８に専用運転である旨の表示を行うと共に、ホール側
の専用灯の点灯を行う（ステップＳ５、Ｓ１０）。

【００２４】（２）次に、指令により専用運転となるエ
レベーターの乗りかごを群管理運転から切離し、ホール
呼びに対して不感とする。すなわち、予約方式エレベー
ターにおいては、予約済みのホール呼びを他の号機に変
更し、登録済みのかご呼びについてはサービス可能とす
るが、新規のかご呼びについては登録不可とする（ステ
ップＳ１５）。

【００２５】（３）次に、指定された乗りかごに登録済
みのかご呼びが有るか否かを判定する（ステップＳ２
０）。

【００２６】（４）ステップＳ２０で、登録済みのかご
呼びがなければ、乗りかごが停止中か走行中かを判定
し、走行中であれば最寄階に乗りかごを停止させる（ス
テップＳ５５、Ｓ６５）。

【００２７】（５）ステップＳ６５の判定で、乗りかご
が停止中であれば、戸状態を判定し、戸閉中であれば後
述するステップＳ７０へ、戸開中であれば後述するステ
ップＳ４０へ進む（ステップＳ６０）。

【００２８】（６）ステップＳ２０で、登録済みのかご
呼びが有る場合、最終かご呼び階までサービスを行い、
最終かご呼び階に乗りかごが到着したとき、戸開動作を
開始させると同時に、乗客に乗りかごから降りるように
音声合成装置を介したスピーカ９、表示器８により案内
する。案内の一例としては、「専用運転になります。ド
アが開いたらエレベーターから降りて下さい。」等であ
る（ステップＳ３０、Ｓ３５）。

【００２９】（７）次に、戸開完了を待って、かご内の
照明を消灯し、所定時間後に戸閉動作させ、かご内の照
明を再度点灯する（ステップＳ４０、Ｓ４５、Ｓ５
０）。

【００３０】（８）前記したステップＳ５０、Ｓ６５の
終了後、または、ステップＳ６０において、戸閉中であ
った場合、乗客検出器６によりかご内荷重を検出し乗客
が乗りかご内に残っていないか否かをチェックする。こ
の結果、負荷が４０Ｋｇ以下のときは乗客がいないと判
断し待機指令階へ乗りかごを直行させる（ステップＳ７
０、Ｓ１１５）。

【００３１】（９）ステップＳ７０で、負荷が４０Ｋｇ
より大きい場合、乗りかご内に乗客がいるものと判断
し、音声合成装置に接続されたスピーカ９、表示器８に
より降車案内を行い、所定時間経過後、秘書室へ警報
（ブザー鳴動）を発報し、秘書室の警報ブザーを鳴動さ
せる（ステップＳ７５、Ｓ８０）。

【００３２】（１０）発報を受けた秘書室では、専用運
転監視盤３のモニター３８により乗りかご４内を監視
し、インターホン３５を使用して乗りかご内の乗客に降
車案内を行う（ステップＳ８５、Ｓ９０）。

【００３３】（１１）一方、かご内においては、ステッ
プＳ７５の処理で発報を行った後、かご内の乗客の戸開
ボタンの操作を監視し、戸開ボタンが押されたら戸を開
き、戸開後、乗客が降りるに充分な所定時間経過後、再
度戸閉じを行う（ステップＳ９５、Ｓ１００、Ｓ１０
５）。

【００３４】（１２）その後、再度かご内荷重を検出
し、負荷が４０Ｋｇより大きいときは秘書室へ警報（ブ
ザー鳴動）を発報し、ステップＳ８０からの処理に戻
り、負荷が４０Ｋｇ以下の場合、乗りかごを待機指令階
へ直行させる（ステップＳ１１０、Ｓ１１５）。

【００３５】（１３）乗りかごが待機指令階へ到着する
と、戸開操作が行われることを監視しながら、乗りかご
を戸閉じ状態のまま待機させる。カードリーダを使用し
て戸開操作が行われたことを検出すると、乗りかごの戸
を開け、乗りかごの専用運転を可能にする（ステップＳ
１２０、Ｓ１２５、Ｓ１３０、Ｓ１３５）。

【００３６】（１４）かご呼びが登録されると、所定時
間後または戸閉じボタンが押されたことにより、戸を閉
めかご呼びにサービスする（ステップＳ１４０、Ｓ１４
５、Ｓ１５０、Ｓ１５５、Ｓ１６０）。

【００３７】（１５）乗りかごが目的階に到着後、戸を
開き所定時間後戸を閉じる（ステップＳ１６５、Ｓ１７
０、Ｓ１７５）。

【００３８】（１６）次に、専用運転の予約時間が完了
したか否かを判定し、完了していれば、その乗りかごを
平常運転に復帰させ、また、ホール側からカードリーダ
を使用して解除操作が行われたか否かを監視し、解除操
作が行われると専用運転の予約時間が完了していなくて
も、その乗りかごを平常運転に復帰させる（ステップＳ
１８０、Ｓ１８５、Ｓ２００）。

【００３９】（１７）予約時間が未完了で、解除操作も
無ければ、その階で次の戸開操作を待ち、戸開操作があ
れば、ステップＳ１３０からの処理を繰り返し実行して
専用運転を続ける（ステップＳ１９０）。

【００４０】前述した本発明の実施例によれば、専用運
転に割当てられた乗りかごが待機指令階に到着したとき
に、その乗りかごを完全な空きかごとすることができる
ので、ＶＩＰ運転の場合、ＶＩＰと一般乗客との乗りあ
わせを完全に防止することができる。また、専用運転に
切り替わってからは戸閉じ状態で待機させるようにして
いるので、一般乗客が間違ってその乗りかごに乗り込む
ことも防止することができる。さらに、専用運転の解除
手段が設けてられているので、エレベーターの効率的な
運用を行うことができる。

【００４１】前述した本発明の実施例は、専用運転用に
割当てられる乗りかごが待機階へ行く前に、その乗りか
ご内の乗客を全て降ろすとしたが、本発明は、乗りかご
が待機階に到着後、前述したと同様な処理により全ての
乗客を降ろして、戸閉じ状態で乗りかごを待機させるよ
うにしてもよい。また、前述した本発明の実施例は、本
発明をＶＩＰ運転に適用したとして接続したが、本発明
は、ＶＩＰ運転以外の特殊専用運転の場合にも適用する
ことができる。

【００４２】

【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、Ｖ
ＩＰ運転などの特殊な運転において、待機指令階に乗り
かごが到着したとき、その乗りかごを完全な空きかごと
することができるので、ＶＩＰと一般乗客との乗りあわ
せを完全に防止することができる。また、ＶＩＰ運転に
切り替わってからは乗りかごを戸閉じ待機とするので、
一般乗客が間違って乗り込むことも防止する。さらに、
本発明によれば専用運転解除手段を設けられているの
で、エレベーターの効率的な運用を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例の全体の構成を示すブロック
図である。

【図２】専用運転監視盤の構成を説明する図である。

【図３】カードリーダの正面図である。

【図４】動作を説明する専用運転のフローチャートであ
る。

【図５】動作を説明する専用運転のフローチャートであ
る。

【図６】動作を説明する専用運転のフローチャートであ
る。

【図７】動作を説明する専用運転のフローチャートであ
る。

【図８】動作を説明する専用運転のフローチャートであ
る。

【符号の説明】

１エレベーター制御装置２専用運転呼び予約装置３専用運転監視盤４乗りかご５かご内操作盤６乗客検出装置７ＩＴＶカメラ８表示器９スピーカ１０ａ〜１０ｎホールボタン１１ａ〜１１ｎカードリーダー

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者藤良典茨城県勝田市堀口832番地の２日立エレベータエンジニアリング株式会社内

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】専用運転が行われるエレベーターにおい
て、専用運転指令によりエレベーターの乗りかごを任意
の階に待機させる待機手段と、乗りかご内の乗客を検出
する手段と、乗りかご内の乗客に情報の案内を行う手段
とを備え、前記待機手段により待機を指令された階へ乗
りかごが到着する以前の任意の階床で、乗りかご内の乗
客を検出し、乗客がいれば乗客に対して乗りかごから降
りるように案内を行い、乗客が降りた時点で乗りかごを
出発させることを特徴とするエレベーターの運転制御方
式。
【請求項２】専用運転が行われるエレベーターにおい
て、専用運転指令によりエレベーターの乗りかごを任意
の階に待機させる待機手段と、乗りかご内の乗客を検出
する手段と、乗りかご内の乗客に情報の案内を行う手段
とを備え、前記待機手段により待機を指令された階へ乗
りかごが到着する以前の最終のかご呼びのある階床で、
乗りかご内の乗客に乗りかごから降りるように案内を行
い、かご内の照明を消灯することを特徴とするエレベー
ターの運転制御方式。
【請求項３】専用運転が行われるエレベーターにおい
て、専用運転指令によりエレベーターの乗りかごを任意
の階に待機させる待機手段と、乗りかご内の乗客を検出
する手段と、乗りかご内の乗客に情報の案内を行う手段
とを備え、前記待機手段により待機を指令された階へ乗
りかごが到着したとき、乗りかご内の乗客を検出し、乗
客がいれば乗客に対して乗りかごから降りるように案内
を行うことを特徴とするエレベーターの運転制御方式。
【請求項４】前記乗客に対する案内の後、乗りかご内に
乗客が残っていることが検出されたとき、その旨を第三
者に報知し、報知を受けたものが、乗りかご内の乗客に
降りるように案内を行うことを特徴とする請求項１、２
または３記載のエレベーター運転制御方式。
【請求項５】前記乗客に対する案内の後、乗りかご内
に乗客が残っていることが検出されたとき、再度乗客に
乗りかごから降りるように案内し、所定時間後、まだ乗
客が残っていれば、その旨を第三者に報知し、報知を受
けたものが、乗りかご内の乗客に降りるよう案内するこ
とを特徴とする請求項１、２または３記載のエレベータ
ー運転制御方式。
【請求項６】待機が指令された階床に乗りかごが到着
したとき、戸を開けずに待機し、所定の戸開操作により
戸を開けることを特徴とする請求項１ないし５のうち１
記載のエレベーターの運転制御方式。
【請求項７】運転解除手段をさらに備え、所定の解除
操作により専用運転を解除することを特徴とする請求項
１ないし６のうち１記載のエレベーターの運転制御方
式。
【請求項８】前記戸開操作または前記解除操作が、カ
ードリーダーを使用して行われることを特徴とする請求
項６または７記載のエレベーターの運転制御方式。
【請求項９】前記戸開操作または前記解除操作が、ホ
ールボタンの暗号操作ににより行われることを特徴とす
る請求項６または７記載のエレベーターの運転制御方
式。
【請求項１０】待機が指令された乗りかごは、その後
のホール呼びに応答しないことを特徴とする請求項１な
いし９のうち１記載のエレベーターの運転制御方式。
【請求項１１】前記待機手段は、待機する階床と、専
用運転を行う時間帯とが予約可能であることを特徴とす
る請求項１ないし１０のうち１記載のエレベーターの運
転制御方式。
【請求項１２】専用運転中である旨を所定の場所に報
知する手段をさらに備えることを特徴とする請求項１な
いし１１のうち１記載のエレベーターの運転制御方式。
【請求項１３】指令された待機階床に乗りかごが到着
した旨を所定の場所に報知する手段をさらに備えたこと
を特徴とする請求項１ないし１２のうち１記載のエレベ
ーターの運転制御方式。
【請求項１４】前記乗りかご内の乗客を検出する手段
として、ひずみゲージ式荷重検出器を用いることを特徴
とする請求項１ないし１３のうち１記載のエレベーター
の運転制御方式。
【請求項１５】前記乗りかご内の乗客を検出する手段
として、ＩＴＶカメラを用いることを特徴とする請求項
１ないし１３のうち１記載のエレベーターの運転制御方
式。
【請求項１６】前記乗りかご内の乗客に情報の案内を
行う手段として、音声合成装置、可視表示器の少なくと
も１つを使用することを特徴とする請求項１ないし１５
のうち１記載のエレベーターの運転制御方式。
【請求項１７】専用運転が行われるエレベーターにお
いて、専用運転指令によりエレベーターの乗りかごを任
意の階に待機させる待機手段を備え、乗りかごが待機を
指令された階床に到着したとき、戸を開けずに待機し、
所定の戸開操作により戸を開けることを特徴とするエレ
ベーターの運転制御方式。