JP2005154063A - トランク付エレベータの管制運転システム - Google Patents

トランク付エレベータの管制運転システム Download PDF

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Abstract

【課題】 トランク扉の開閉に応じて最適な運転状態に設定し、緊急時に迅速な対応する。
【解決手段】 トランク11の扉12の開閉状態を検出する扉開閉検出スイッチ13と、この扉開閉検出スイッチによる扉開検出信号を伝送する伝送ライン14と、この伝送ラインを通して扉開検出信号を受信したとき、現在の運転状態を解除して専用運転に設定し、乗りかご3をかご呼び登録された目的階に直行させる手段、この専用運転によって目的階に到着した後、基準階へのかご呼び登録があるまで乗りかごを目的階に待機させる手段及び乗りかごから前記基準階へのかご呼び登録があったとき、このかご呼び登録に従って前記基準階に着床させ、前記扉開閉検出スイッチからの扉閉検出信号に基づいて元の運転状態に復帰させる手段を有するエレベータ制御盤15とをトランク付エレベータの管制運転システムである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、トランク使用時の管制運転を実現するトランク付エレベータの管制運転システムに関する。
共同住宅や集合住宅などでは、エレベータを用いて、病人を含む救急患者を運ぶ担架等を収納する必要などから、乗りかごの後部に扉付きトランクを取付けたトランク付エレベータの設置が認められている。
ところで、共同住宅・集合住宅のエレベータ設置仕様としては、トランク付エレベータの存在有無に拘らず、防犯対策等の観点から、夜間などのある時間の間、各階停止運転が行われている。
その結果、共同住宅等に居住する居住者から救急依頼を受け、救急隊員が共同住宅等の基準階から乗りかごに乗り込んだとしても、前述するある時間帯であるとき、各階停止運転となっているので、目的階に急行できない状況が発生する。
そこで、従来、以上のような不都合な状況を解消する為、各階エレベータホールのホールドア側方に設置されたかご呼びボタンの下側にトランク使用スイッチを設け、このスイッチを鍵付きカバーで覆い、緊急時にカバーを開けてトランク使用スイッチを使用可能した構成のものが提案されている(特許文献1)。すなわち、この文献技術は、トランク使用時、鍵を用いてカバーを開け、トランク使用スイッチを操作する。このトランク使用スイッチを操作すると、既に乗り込んでいるかご内利用者のサービス終了後に優先的にトランク使用スイッチ操作階に向かって着床すると同時にかごドア開後に電動開閉装置が動作し、かご内のトランク扉を自動開放し、トランク内に担架などを収容可能にするトランク付エレベータである。
特開平9−183574号公報
ところで、以上のようなトランク付エレベータにおいては、次のような問題点が指摘されている。
(1) トランクの使用時、鍵を用いてカバーを開け、トランク使用スイッチを操作した場合、既に乗込み中のかご内利用者のサービス終了後に優先的にトランク使用スイッチ操作階に向かって着床するので、救急隊員が速やかに乗りかごに乗り込むことが可能であるが、各階停止時間中であれば、各階ごとに停止しながら運転することから、依然として目的階に急行できない状態が発生する。
(2) また、特許文献の技術では、明確に記載されていないが、乗りかごがトランク使用スイッチの操作階に着床した後、救急隊員が乗り込んで目的階を操作した場合、当該目的階に直行する運転に切換える方式とすることが考えられる。
しかし、この場合には、乗りかごが救急隊員を乗せて目的階に到着するまでの優先利用であって、目的階に到着した後は他のレベータ利用者によって自由に利用されてしまうことになる。このことは、目的階に居住する居住者を持ち運んで乗りかごに乗り込もうとしても、乗りかごが目的階に存在しないので、改めてホールからかご呼びを行って乗りかごが到着するのを待つ必要があり、緊急に対応できない問題がある。
(3) さらに、救急隊員が基準階となる例えば1階から乗り込むとき、前述するようにトランク使用スイッチを操作した後、乗りかごを優先的に使用し目的階に向かわせることができるとしても、目的階から降りる時には各階停止運転となっている場合、目的階から各階停止となり、益々緊急性に欠ける問題がある。
(4) さらに、救急隊員が目的階から降りる際、たまたま他のエレベータ利用者が基準階となる1階でかご呼びし、乗りかごが一階に向かっている場合、乗りかごが一階に着床して各階停止運転となり、エレベータ利用者を所要とする階に降ろした後、救急隊員の居る目的階に向かうので、ほとんど緊急時に対応できない状態となる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、トランク扉の開閉に応じて最適な運転状態に設定し、緊急時に迅速な対応を可能とするトランク付エレベータの管制運転システムを提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、緊急時であっても他のエレベータ利用者にも十分な配慮しつつ運転するトランク付エレベータの管制運転システムを提供することにある。
(1) 上記課題を解決するために、本発明に係るトランク付エレベータの管制運転システムは、トランクの扉の開閉状態を検出する扉開閉検出スイッチと、この扉開閉検出スイッチによる扉開検出信号を伝送する伝送ラインと、この伝送ラインを通して扉開検出信号を受信したとき、現在の運転状態を解除して専用運転に設定し、前記乗りかごをかご呼び登録された目的階に直行させるエレベータ制御盤とを設けた構成である。
この発明は以上のような構成とすることにより、エレベータ制御盤は、例えば救急隊員が基準階から乗りかごに乗り込んでトランクの扉を開けたとき、扉開閉検出スイッチから伝送ラインを通して扉開検出信号を受信するので、自動的に現在の運転状態を解除して専用運転に設定するので、救急隊員等による目的階のかご呼び登録に対し、乗りかごをかご呼び登録された目的階に直行させるので、救急患者の居る目的階に急行することが可能となる。
(2) また、本発明に係るトランク付エレベータの管制運転システムは、トランクの扉の開閉状態を検出する扉開閉検出スイッチと、この扉開閉検出スイッチによる扉開検出信号を伝送する伝送ラインと、この伝送ラインを通して扉開検出信号を受信したとき、現在の運転状態を解除して専用運転を行うか否かを判断する運転判断手段、この手段により専用運転を行うと判断された場合、専用運転に設定し、前記乗りかごをかご呼び登録された目的階に直行させる手段及び前記運転判断手段により専用運転を行わないと判断された場合、通常運転に切換えて運転する手段を有するエレベータ制御盤とを設けた構成である。
この発明は以上のような構成とすることにより、前記(1)と同様な作用効果を奏する他、エレベータ制御盤は、扉開検出信号を受信した際、現在の運転状態を解除して専用運転を行うか否かを判断し、救急隊員以外の他のエレベータ利用者に対してもサービスしようとする場合には各階停止運転できなく、通常運転に切換えて乗りかごを運転し、他のエレベータ利用者のサービス終了後に救急隊員の向かう目的階に着床させることが可能である。
(3) さらに、本発明は、前記(1)又は前記(2)の構成要素に新たに、エレベータ制御盤として、前記専用運転によって前記目的階に到着した後、前記基準階へのかご呼び登録があるまで前記乗りかごを前記目的階に待機させる手段と、前記乗りかごから前記基準階へのかご呼び登録があったとき、このかご呼び登録に従って前記基準階に着床させ、前記扉開閉検出スイッチからの扉閉検出信号に基づいて元の運転状態に復帰させる手段とを追加した構成である。
この発明の構成によれば、専用運転によって目的階に到着した後、救急隊員が病人を含む救急患者を担架で運んで乗りかごに乗り込むまで目的階に待機するので、救急患者を迅速に基準階に運んで救急病院等に運ぶことができる。また、トランク扉が閉じた時には自動的に元の運転状態に復帰させるので、運転状態の設定忘れをなくすことができ、救急利用後に速やかに一般のエレベータ利用者のサービスに対応できる。
(4) 本発明に係るトランク付エレベータの管制運転システムは、外部から救急情報を送信する救急情報送信手段と、この手段から送信された救急情報を受信した場合、現在階位置の乗りかごを基準階に強制引き戻し運転する手段及びこの基準階強制引き戻し運転時、少なくともホール呼びだけに応答せずに前記基準階に着床させて救急隊員が到着するまで待機させる手段を有するエレベータ制御盤とを設けた構成である。
この発明は以上のような構成とすることにより、エレベータ制御盤は、救急情報送信手段から救急情報を受信すると、現在階位置の乗りかごを基準階に強制引き戻し運転し、既にかご呼び登録されたエレベータ利用者だけ登録階に降ろしながら基準階に着床させて救急隊員が到着するまで待機させるので、救急隊員が基準階に到着すると同時に乗りかごに乗り込むことができ、迅速な救急に対応できる。
また、予め基準階強制引き戻し運転時、かご呼び有無及びホール呼び有無の条件に対し、予め設定される呼び応答条件のもとに前記乗りかごを応答させつつ前記基準階に向って着床させて救急隊員が到着するまで待機させるようにすれば、呼び応答条件のもとに一般のエレベータ利用者にサービスを提供しつつ、救急隊員が到着するまでに乗りかごを基準階に待機させることが可能となる。
(5) さらに、本発明に係るトランク付エレベータの管制運転システムは、前記(1)又は前記(2)の構成要素に新たに、エレベータ制御盤としては、専用運転により前記目的階に到着した後、前記トランクの扉が開いた状態である場合、前記乗りかごに救急隊員以外の第3者が乗り込んだと判断したとき、音声により救急患者の救急状態にあることを案内し、当該目的階に待機させる手段を設けた構成である。
この発明は以上のような構成とすることにより、トランクの扉が開いている状態では、乗りかごに救急隊員以外の第3者が乗り込んだか否かを判断し、乗り込んだ場合には救急の状態にあることを知らせ、第3者の理解を求めつつ、救急隊員が救急患者を運んでくるまで目的階に待機するものである。
(6) さらに、本発明に係るトランク付エレベータの管制運転システムは、前記(1)又は前記(2)の構成要素に新たに、エレベータ制御盤として、専用運転により前記目的階に到着した後、前記トランクの扉が開いた状態である場合、前記乗りかごに救急隊員以外の第3者が乗り込んだか否かを判断し、当該第3者が乗り込んだと判断したとき、音声により救急患者の救急状態にあることを案内し、当該目的階に待機させる手段及び前記乗りかごに第3者が乗り込んでいないと判断された場合、前記救急隊員が乗り込んだか否かを判断し、当該前記救急隊員が乗り込んだと判断された場合、基準階のかご呼び登録に従って前記基準階に着床させ、前記扉開閉検出スイッチからの扉閉検出信号に基づいて元の運転状態に復帰させる手段とをさらに設けた構成である。
この発明は以上のような構成とすることにより、第3者が乗り込んでいないと判断された場合、救急隊員が乗り込んだか否かを判断し、当該前記救急隊員が乗り込んだと判断された場合、基準階のかご呼び登録に従って前記基準階に着床させ、前記扉開閉検出スイッチからの扉閉検出信号に基づいて元の運転状態に復帰させる。
本発明は、トランク扉の開閉に応じて最適な運転状態に設定し、緊急時に迅速な対応を可能とするトランク付エレベータの管制運転システムを提供できる。
また、本発明は、緊急時であっても他のエレベータ利用者にも十分な配慮しながら運転できるトランク付エレベータの管制運転システムを提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1はトランク付エレベータの管制運転システムの一実施の形態を示す構成図である。
このトランク付エレベータの管制運転システムは、電動機(図示せず)の回転軸に接続される巻上機1にメインロープ2が巻き掛けられ、そのメインロープ2の一端部側には乗りかご3が吊り下げられ、メインロープ2の他端部側には適宜な位置に配置されるそらせ車4を介して釣合いおもり5が吊り下げられている。
さらに、乗りかご3の例えば後部側には救急時等に担架等を収納するための使用するトランク11が設けられている。このトランク11には例えば扉12が取付けられ、自由に扉12を開ける構成とか、或いは鍵を用いて開錠することにより扉12を開ける構成となっている。このトランク11の前面側,例えば扉12の内面と対面する所要の箇所に、トランク扉12を開けたとき、或いは鍵を用いて開錠したとき(以下、トランク扉12を開けた場合だけについて説明し、開錠については説明の便宜上、省略する)、扉開放状態を検出するマイクロスイッチなどの扉開閉検出ステッチ13が取付けられている。この扉開閉検出ステッチ13による扉開閉検出信号は乗りかご3底部から吊下げられているテールコード14を介してエレベータ制御盤15に送られる。このエレベータ制御盤15は、エレベータ利用者による乗場呼び又はかご呼びに基づき、乗りかご3を乗場階又は目的階に向かわせる運転制御を行うとともに、乗りかご3底部から吊下げられているテールコード14を介して乗りかご3の運行状況を確認し、当該乗りかご3の運行制御に反映させる機能をもっている。
図2はトランク11に取付けられた扉12の開閉状態を伝達する信号経路を説明する図である。このシステムにおいては、鍵を用いて扉12の錠を開錠したとき、扉開閉検出ステッチ13による扉開検出信号送出S1−テールコード14による伝送S2−エレベータ制御盤15による扉開検出信号受信S3−巻上機1に対する運行制御S4という信号経路を形成することができる。
次に、以上のようなシステムの動作に関し、特に開閉検出スイッチ13が扉12を開けたことを検出したときのエレベータ制御盤15の一連の動作処理例について図3を参照して説明する。
今、共同住宅や集合住宅などに居住する居住者から救急依頼を受け、救急隊員が該当住宅の基準階に到着後、基準階からかご呼びを行い、乗りかご3の基準階への到着を待つ。この時、基準階のホールにトランク使用スイッチがあるか否かに応じ、救急隊員によるトランク使用スイッチの操作の有無ににより行動が異なるが、ここではトランク使用スイッチなしの例について説明する。
乗りかご3が基準階に到着後、救急隊員が乗りかご3に乗り込むが、このとき救急隊員は、通常乗りかご内のトランク扉12に錠が付いている場合には開錠する鍵を所持しているか、或いは管理人から受け取ることにより鍵を所持しているので、乗りかご3に乗り込むと同時に担架等をトランク11に収容するべく、鍵を用いてトランク11の扉12を開けることができる。トランク扉12に錠が付いていない場合には鍵なしで開けることができる。
ここで、扉12が開くと、扉開閉検出スイッチ13は、扉開状態を検出し、扉開閉検出信号をテールコード14に介してエレベータ制御盤15に送られる。ここで、エレベータ制御盤15は、トランク扉12が開いたか否かを判断し(S11)、扉開閉検出ステッチ13から扉開閉検出信号を受信していれば、トランク扉12が開いたと判断し、引き続き、各階停止運転か否かを判断する(S12)。通常、例えば夜間のある時間帯だけ各階停止運転モードに設定されているので、現在時間或いは設定フラグ等に基づいて各階停止運転か否かを判断する。各階停止運転と判断された場合には各階停止運転を解除し(S13)、各階停止運転でない場合には通常運転となっているので、通常運転を解除し(S14)。
各階停止運転解除後または通常運転解除後、トランク扉12が開錠状態となっていることから専用運転モードに設定した後(S15)、目的階へのかご呼び登録が行われたか否かを判断し(S16)、かご呼び登録が行われている場合にはドア閉ボタンが操作されたか否かを判断する(S17)。なお、通常、かごドアは自動的に閉じるのが一般的であるが、専用運転モードに設定されている場合、全て乗りかご3に乗っている例えば救急隊員の操作に任されている場合が多いためであり、かごドアだけは救急隊員によらずに自動的に閉じる形式の場合にはステップS17は不要である。
以上のようにしてドア閉ボタンの操作によるドア閉じ後、かご呼び登録された目的階に専用運転し、目的階に着床する(S18,S19)。そして、目的階に到着した後、そのまま指示がない限り待機状態となり(S20)、救急隊員が担架に救急患者等を乗せて乗りかごに乗り、次目的階(基準階)へのかご呼び登録があった場合、基準階に向けて専用運転となり、基準階に着床する(S21)。そして、基準階着床後、鍵を用いてトランク扉12を閉じた時(S22)、時間帯等に基づく元の運転状態,例えば各階停止運転又は通常運転に戻る(S23)。
なお、ステップS11において、所定時間ごとのトランク扉12開の判断に対し、トランク扉12が閉じた状態にある場合、各階停止運転か否かを判断し(S24)、各階停止運転と判断された場合には各階停止運転を実施し(S25)、各階停止運転でないと判断された場合には通常運転と判断し、通常運転を実施する(S26)。これら各階停止運転の実施や通常運転の実施については従来の一般的な処理動作による。
なお、図3に示すエレベータ制御盤15の一連の動作処理例は、トランク扉12の錠の開錠有無だけで専用運転を実施する例を説明したが、例えば乗りかご3内のかご操作盤等に専用運転ボタンが取付けられている場合、図4に示すようにトランク扉12の錠の開錠有無と専用運転ボタンの操作とに基づいて異なる運転動作処理を行うようにしてもよい。なお、同図において、図3と同一の処理内容については同一のステップ番号を付し、特に異なる処理ステップだけについて説明し、同一のステップ番号の処理内容については図3の説明に譲る。
すなわち、このエレベータ制御盤15は、図3で説明する各階停止運転中か否かを判断し(S12)、各階停止運転中と判断された場合には各階停止運転を解除し(S13)、また各階停止運転中でない場合には通常運転となっているので、何れの場合には専用運転ボタンの操作が行われたか否かを判断し(S31)、当該専用運転ボタンの操作が行われた場合には専用運転モードに設定し(S15)、専用運転ボタンの操作が行われていない場合には既に各階停止運転中の場合には通常運転に変更し、また既に通常運転の場合にはそのまま通常運転を継続し(S32)、通常運転による目的階に停止しながら救急目的階に着床する。なお、専用運転モードに設定した場合(S15)、図3で説明した動作処理と同様であることは言うまでもない。
従って、以上のような実施の形態によれば、救急隊員が乗りかご3に乗り込んでトランク扉12を開けると、扉錠の開錠によって扉開閉検出スイッチ13が扉開状態を検出し、扉開検出信号をエレベータ制御盤15に送出すると、このエレベータ制御盤15は、各階停止運転中であるとか、通常運転中であるとき、自動的に専用運転に切換え、エレベータ利用者に操作指示を依存することから、救急を必要とする目的階にそのまま直行することができ、迅速に救急場所に到着することができる。
また、専用運転に切換えることにより、目的階に到着後、トランク扉12の錠を掛けるまで待機中となっているので、担架で救急患者を運んできたときには目的階に乗りかご3が待機しているので、即座に乗せて基準階を向かわせることができ、緊急時に十分に対応することができる。
さらに、図4に示すように、かご操作盤等に専用運転ボタンが取付けられている場合、トランク扉12を開けた場合でも、目的階に直行する例えば救急隊員以外にも他のエレベータ利用者が乗っている場合には、専用運転ボタンを押された場合に限り専用運転とし、専用運転ボタンを押されていない場合には各階停止運転又は通常運転に拘らず、常に通常運転を実施するようにすれば、他のエレベータ利用者にも十分に配慮しながらエレベータを運転できる。
(第2の実施の形態)
図5は本発明に係るトランク付エレベータの管制運転システムの他の実施の形態を示す構成図である。なお、同図において図1と同一ないし等価な部分には同一符号を付して図1の説明に譲り、以下、特に異なる部分について説明する。
このトランク付エレベータの管制運転システムにおいては、救急隊員を呼ぶ必要のある救急患者又は付添い人から救急情報を無線送信する携帯端末21、或いは救急隊員を呼ぶ必要のある救急患者又は付添い人から救急隊員の出動を要請したことの通知に基づき、救急情報を有線にて送信する管理人室22に設置される遠隔操作スイッチ23、さらに救急隊員を呼ぶ必要のある救急患者又は付添い人から携帯電話機、固定電話機24を通して一般電話回線25から119番通報をされたとき、緊急状態であると判断し、救急情報を有線にて送信する建物の電話交換機26等が設けられている。
一方、エレベータ制御盤15側には、携帯端末21、遠隔操作スイッチ23等から送信されてくる救急情報を受信する受信部15aが設けられ、受信部15aが救急情報を受信した時、エレベータ制御盤15にて乗りかご3を基準階に強制的に引き戻す強制引き戻し運転を実施する構成となっている。
次に、以上のようなシステムの動作に関し、特に携帯端末21、遠隔操作スイッチ23、建物の電話交換機26等の何れか1つの構成体から救急情報が送信されたときのエレベータ制御盤15の一連の動作処理例について図5を参照して説明する。
エレベータ制御盤15は、所定時間ごとに受信部15aにて救急情報を受信したか否かを判断し(S41)、救急情報を受信している場合には基準階強制引き戻し運転モードに設定し、基準階強制引き戻し運転を開始する(S42)。この基準階強制引き戻し運転の開始に基づき、乗りかご3の現在階位置から基準階の方向に運転するが、このとき既に登録されているかご呼びの有無及びホール呼び有無を判断し(S43)、それぞれの呼び条件と予めエレベータ制御盤15に設定されている呼び応答条件とに基づいて応答しながら基準階の方向に戻る運転を実施する。
すなわち、かご呼び有り及びホール呼び有りの場合(S43a)、呼び応答条件がかご呼び及びホール呼びともに応答するよう設定されている場合(S44)、全てに応答しながら基準階に引き戻り(S45)、救急隊員が到着するまで基準階にて待機する(S46)。
一方、かご呼び有り及びホール呼び有りの場合(S43a)、呼び応答条件がかご呼びだけ応答するよう設定されている場合(S47)、全てのかご呼びに応答しながら基準階に引き戻り(S48)、救急隊員が到着するまで基準階にて待機する(S46)。
さらに、かご呼び有り及びホール呼びなしの場合(S43b)、ホール呼び登録不能に設定し(S49)、全てのかご呼びだけに応答しながら基準階に引き戻り(S50)、救急隊員が到着するまで基準階にて待機する(S46)。
さらに、かご呼びなし及びホール呼び有りの場合(S43c)、呼び応答条件としてホール呼びに応答するか否かを判断し(S51)、ホール呼びに応答するように設定されている場合には全てのホール呼びに応答しながら基準階に引き戻り(S52)、救急隊員が到着するまで基準階にて待機し(S46)、一方、ホール呼びにも応答しないように設定されている場合、ホール呼びに応答せずに基準階に引き戻り(S52)、救急隊員が到着するまで基準階にて待機し(S46)。
さらに、かご呼びなし及びホール呼びなしの場合(S43d)、かご呼び及びホール呼びの登録不能に設定し(S53)、基準階に着床して救急隊員が到着するまで待機する(S46)。
従って、以上のような実施の形態によれば、救急隊員を呼ぶ必要のある救急患者又は付添い人、管理人室等から携帯端末21、遠隔操作スイッチ23、建物の電話交換機25等の何れか1つの構成体を介して救急情報を送信すると、エレベータ制御盤15がその救急情報を受信したとき、トランク付エレベータ乗りかご3を基準階に強制的に引き戻して待機状態とするので、救急隊員が基準階に到着した時には直ちに乗りかごに乗り込むことができ、救急患者の居住する場所に速やかに急行できる。
また、救急情報を受信したとき、乗りかご3を基準階に強制的に引き戻すに際し、既に登録されるかご呼び及びホール呼びの状態と過去の経験等を考慮しつつ緊急時のエレベータ利用者の利便性とを考慮しつつ、乗りかごを応答させつつ利用者にサービスを提供するので、エレベータ利用者の利便性を図りながら救急利用に十分に対応することができる。
さらに、救急隊員を呼ぶ必要のある救急患者又は付添い人から携帯電話機、固定電話機24を通して一般電話回線25から119番通報されたとき、救急情報を有線にて送信する救急患者がいる建物の電話交換機26が自動的に判断し、エレベータ制御盤15に救急情報を送信するので、救急患者又は付添い人が緊急時に基準階に強制的に引き戻す処理が忘れたとしても、確実に乗りかご3を基準階に強制的に引き戻して待機状態とすることができる。
(第3の実施の形態)
図7は本発明に係るトランク付エレベータの管制運転システムのさらに他の実施の形態を説明する図であって、特にエレベータ制御盤の動作処理例を示す図である。
この実施の形態は、例えば救急隊員が乗りかご3に乗り込んで目的階に到着した後に当該目的階に待機させるための例である。
救急隊員が基準階から乗りかご3に乗り込んで目的階に到着した後、トランク11から担架等を取り出してトランク扉12を開けた状態で乗りかご3から降り、救急患者の居る場所に駆けつける。
このとき、エレベータ制御盤15の処理動作としては、所定の周期ごとに扉開閉検出ステッチ13の出力からトランク扉12が開いた状態にあるか否かを判断し(S61)、トランク扉12が開いている状態にある場合、そのまま目的階に待機するが、他のエレベータ利用者が乗り込むことも考えられるので、第3者が乗り込んだか否かを判断する(S62)。なお、第3者が乗り込んだか否かを判断する手段としては、幾つか考えられる。
a.救急隊員が救急患者の居る場所に出向き、救急患者を担架に乗せた後に乗りかごまで戻ってくるには、建物の構造等や経験から得られる所定の時間を必要とする。従って、目的階到着後、所定の時間を設定し、この時間内に乗りかご内からかご呼び登録があったとき、第3者が乗り込んだと判断する。
b.通常、乗りかご3に荷重計が取付けられており、目的階到着後に救急患者を乗せて向かうことを考えると、少なくとも救急隊員2名と担架とをプラスした重量、さらに必要に応じて救急患者の重量がプラスされることになるが、例えば第3者が乗り込んでかご呼び登録があったとき、そのかごの荷重計から重量を計測し、少なくとも2名の平均体重以下であれば、救急隊員2名と担架との重量を満たさないので、第3者が乗り込んだと判断する。
c.乗りかご内からかご呼び登録があるが、基準階以外の階であれば、第3者が乗り込んだと判断する。
d.さらに、かご操作盤等に専用運転ロックボタンを設け、救急隊員が乗りかごから離れる時、ロックボタンをロック操作する。その結果、ロックの解除操作を行わずに乗りかご内からかご呼び登録があった場合、第3者が乗り込んだと判断する。
従って、a〜dの中から1つ以上の判断手段を用いて、第3者が乗り込んだか否かを判断する(S62)。
そして、ステップS62において、3者が乗り込んだと判断した場合、既に乗りかご3に設置されている音声発生装置から予め用意されているメッセージ、例えば「現在、トランク運転中」とか、「現在、救急患者の救出のために待機中」などの音声案内を出した後(S63)、乗りかご3を目的階に待機継続する(S64)。
なお、ステップS62において、第3者が乗り込んでいない判断された場合、引き続き、特定者である救急隊員が乗り込んだか否かを判断する(S65)。第3者及び救急隊員も乗り込んでいない判断された場合、同様に乗りかご3を目的階に待機継続する(S64)。
目的階到着後所定時間経過後に基準階へのかご呼び登録があるとか、加重計で計測された重量が例えば2人以上の重量であるとか、専用運転ロックボタンのロックが解除されたとか、いずれか1つ以上の条件のもとに救急隊員が乗り込んだと判断された場合、基準階へのかご呼び登録操作に対し、かご呼び登録を実行し(S66)、かつ、ドア閉ボタンの操作によるドア閉じ又は自動的なドア閉じ後、かご呼び登録された基準階に専用運転し、当該基準階に着床する(S67)。そして、基準階着床後、鍵を用いてトランク扉12を閉じた時(S68)、時間帯等に基づく元の運転状態,例えば各階停止運転又は通常運転に戻る(S69)。
なお、ステップS61において、所定時間ごとにトランク扉12が開いた状態かを判断し、ここでトランク扉12が閉じた状態であると判断された場合、専用運転を解除した後(S70)、各階停止運転か否かを判断し(S71)、各階停止運転と判断された場合には各階停止運転を実施し(S72)、各階停止運転でないと判断された場合には通常運転と判断し、通常運転を実施する(S73)。これら各階停止運転の実施や通常運転の実施については従来の一般的な処理動作による。
従って、以上のような実施の形態によれば、専用運転によって救急患者の居る目的階に到着後、トランク扉が開状態にある限り、救急隊員が乗りかごに戻ってくるまで目的階に待機しているので、救急隊員が救急患者を担架に乗せて戻ってきた時、直ちに乗りかご3に乗せて基準階に急行でき、迅速に救急患者を救急病院等に運ぶことができる。
また、専用運転によって救急患者の居る目的階に到着後、救急患者以外の第3者が不意に乗り込んだ場合、その第3者の乗り込みを判断し、適切なメッセージを知らせるので、救急隊員が帰ってくるまで待つか、その他の別の手段で目的階に降りるなどすることにより、精神的ないらいらを解消し、サービスの低下を招く問題がなくなる。
その他、本発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
また、各実施の形態は可能な限り組み合わせて実施することが可能であり、その場合には組み合わせによる効果が得られる。さらに、上記各実施の形態には種々の上位,下位段階の発明が含まれており、開示された複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得るものである。例えば問題点を解決するための手段に記載される全構成要件から幾つかの構成要件が省略されうることで発明が抽出された場合には、その抽出された発明を実施する場合には省略部分が周知慣用技術で適宜補われるものである。
本発明に係るトランク付エレベータの管制運転システムの一実施の形態を示す構成図。 トランク扉開検出に伴う信号の伝達経路を説明する図。 図1に示すシステムにおけるエレベータ制御盤の処理動作を説明する図。 図1に示すシステムにおけるエレベータ制御盤のさらに別の処理動作を説明する図。 本発明に係るトランク付エレベータの管制運転システムの他の実施の形態を示す構成図。 図5に示すシステムにおけるエレベータ制御盤の処理動作を説明する図。 本発明に係るトランク付エレベータの管制運転システムのさらに他の実施の形態を説明するエレベータ制御盤の処理動作を説明する図。
符号の説明
1…巻上機、2…メインロープ、3…乗りかご、5…釣合いおもり、11…トランク、12…扉、13…扉開閉検出スイッチ、14…テールコード、15…エレベータ制御盤、15a…受信部、21…携帯端末、23…遠隔操作スイッチ、26…電話交換機。

Claims (10)

  1. 乗りかごに扉を有するトランクが取付けられたトランク付エレベータにおいて、
    前記トランクの扉の開閉状態を検出する扉開閉検出スイッチと、
    この扉開閉検出スイッチによる扉開検出信号を伝送する伝送ラインと、
    この伝送ラインを通して扉開検出信号を受信したとき、現在の運転状態を解除して専用運転に設定し、前記乗りかごをかご呼び登録された目的階に直行させるエレベータ制御盤と
    を備えたことを特徴とするトランク付エレベータの管制運転システム。
  2. 乗りかごに扉を有するトランクが取付けられたトランク付エレベータにおいて、
    前記トランクの扉の開閉状態を検出する扉開閉検出スイッチと、
    この扉開閉検出スイッチによる扉開検出信号を伝送する伝送ラインと、
    この伝送ラインを通して扉開検出信号を受信したとき、現在の運転状態を解除して専用運転を行うか否かを判断する運転判断手段と、この手段により専用運転を行うと判断された場合、専用運転に設定し、前記乗りかごをかご呼び登録された目的階に直行させる手段と、前記運転判断手段により専用運転を行わないと判断された場合、通常運転に切換えて運転する手段とを有するエレベータ制御盤と
    を備えたことを特徴とするトランク付エレベータの管制運転システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のトランク付エレベータにおいて、
    前記エレベータ制御盤としては、前記専用運転によって前記目的階に到着した後、前記基準階へのかご呼び登録があるまで前記乗りかごを前記目的階に待機させる手段と、前記乗りかごから前記基準階へのかご呼び登録があったとき、このかご呼び登録に従って前記基準階に着床させ、前記扉開閉検出スイッチからの扉閉検出信号に基づいて元の運転状態に復帰させる手段とをさらに設けたことを特徴とするトランク付エレベータの管制運転システム。
  4. 乗りかごに扉を有するトランクが取付けられたトランク付エレベータにおいて、
    外部から救急情報を送信する救急情報送信手段と、
    この手段から送信された救急情報を受信した場合、現在階位置の乗りかごを基準階に強制引き戻し運転する手段と、この基準階強制引き戻し運転時、少なくともホール呼びだけに応答せずに前記基準階に着床させて救急隊員が到着するまで待機させる手段とを有するエレベータ制御盤と
    を備えたことを特徴とするトランク付エレベータの管制運転システム。
  5. 乗りかごに扉を有するトランクが取付けられたトランク付エレベータにおいて、
    外部から救急情報を送信する救急情報送信手段と、
    この手段から送信された救急情報を受信した場合、現在階位置の乗りかごを基準階に強制引き戻し運転する手段と、この基準階強制引き戻し運転時、かご呼び有無及びホール呼び有無の条件に対し、予め設定される呼び応答条件のもとに前記乗りかごを応答させつつ前記基準階に向って着床させて救急隊員が到着するまで待機させる手段とを有するエレベータ制御盤と
    を備えたことを特徴とするトランク付エレベータの管制運転システム。
  6. 請求項1ないし請求項3の何れか一項に記載の構成と前記請求項4又は請求項5に記載の構成とを組み合わせたことを特徴とするトランク付エレベータの管制運転システム。
  7. 請求項4ないし請求項6の何れか一項に記載のトランク付エレベータの管制運転システムにおいて、
    前記救急情報送信手段は、救急患者又は付添い人が所持し、緊急時に救急情報を送信する携帯端末又は管理人室に設置され、緊急時に救急情報を送信する遠隔操作スイッチであることを特徴とするトランク付エレベータの管制運転システム。
  8. 請求項4ないし請求項6の何れか一項に記載のトランク付エレベータの管制運転システムにおいて、
    救急患者又は付添い人から119番の通報がされたとき、緊急と判断して救急情報を送信する建物内の交換機であることを特徴とするトランク付エレベータの管制運転システム。
  9. 請求項1又は請求項2に記載のトランク付エレベータの管制運転システムにおいて、
    前記エレベータ制御盤としては、専用運転により前記目的階に到着した後、前記トランクの扉が開いた状態である場合、前記乗りかごに救急隊員以外の第3者が乗り込んだと判断したとき、音声により救急患者の救急状態にあることを案内し、当該目的階に待機させる手段を設けたことを特徴とするトランク付エレベータの管制運転システム。
  10. 請求項1又は請求項2に記載のトランク付エレベータの管制運転システムにおいて、
    前記エレベータ制御盤としては、専用運転により前記目的階に到着した後、前記トランクの扉が開いた状態である場合、前記乗りかごに救急隊員以外の第3者が乗り込んだか否かを判断し、当該第3者が乗り込んだと判断したとき、音声により救急患者の救急状態にあることを案内し、当該目的階に待機させる手段及び前記乗りかごに第3者が乗り込んでいないと判断された場合、前記救急隊員が乗り込んだか否かを判断し、当該前記救急隊員が乗り込んだと判断された場合、基準階のかご呼び登録に従って前記基準階に着床させ、前記扉開閉検出スイッチからの扉閉検出信号に基づいて元の運転状態に復帰させる手段とをさらに設けたことを特徴とするトランク付エレベータの管制運転システム。
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